目次
- ISTP(巨匠)の特徴
- ①論理的思考力に長けている
- ②マイペースに進められる環境が得意
- ③好奇心旺盛で興味関心が移り変わりやすい
- ④常に冷静で臨機応変な対応力が武器
- ISTP(巨匠)に向いている仕事12選
- ①ソフトウェアエンジニア
- ②財務アナリスト
- ③物流・サプライチェーン管理者
- ④システム管理者(社内SE)
- ⑤建築士
- ⑥測量士
- ⑦自動車整備士
- ⑧電気工事士
- ⑨サイバーセキュリティアナリスト
- ⑩パイロット
- ⑪警察官
- ⑫救急救命士
- ISTP(巨匠)の強みを理解したうえで職業を選ぼう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

就活生
一般的に職人気質が強いと言われているISTP。しかし、職人気質と言われても実際どのような仕事に向いているのか判断するのは難しいですよね。
そこでこの記事では、ISTPの人に向いている職業を、就活のプロであるキャリアアドバイザーの目線から厳選して12個紹介。理由もあわせて丁寧に解説していきます。
※本記事で紹介する「向いている職業」は、MBTI診断における一般的な性格特徴をもとに作成しております。MBTIはあくまで自己分析の一助となる性格診断ツールの一つであり、個人の適性や可能性を完全に決定づけるものではありません。就職活動における職業選択の一つの参考としてお役立てください。
就活におけるMBTIの活かし方は以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて確認してみてください。
MBTIは就活の3つの場面で活かせる! 16タイプ別の適職も紹介
ISTP(巨匠)の特徴
| 分析の観点 | 性格の傾向 | |
|---|---|---|
| 意識の向かう方向 | 外向型(E) | 内向型(I) |
| 情報の受け取り方 | 感覚型(S) | 直観型(N) |
| 意思決定の基準 | 思考型(T) | 感情型(F) |
| 行動のスタイル | 判断型(J) | 知覚型(P) |
ISTP(巨匠)とは、MBTI(16性格診断)における性格タイプの一つです。ここからは仕事選びの軸となる、ISTPの特徴について紹介していきます。
①論理的思考力に長けている
ISTPは、物事を感情ではなく事実に基づいた論理でとらえる傾向にあります。
接客業などの人の気持ちに寄り添うことが重視される職業よりも、データやロジックで課題解決を図る職業が向いています。
一方、就活においては正論を貫くあまり、「協調性がない」と誤解されてしまうケースも。
他者の感情にも配慮できることを、あわせてアピールしましょう。
②マイペースに進められる環境が得意
ISTPは、自身のペースで黙々と作業に没頭できる環境で高い成果を出すことが多いです。
細かい時間による制限がある仕事や、マニュアルなどに厳格に従って働く仕事よりも、ある程度自身の裁量で進められる仕事のほうがストレスをためずに働けるでしょう。
選考において「マイペースに働きたいです!」とだけ伝えてしまうと身勝手な印象につながる可能性が高いです。
「生産性を上げるためには自由な環境が最適である」というポジティブな伝え方を意識してください。
③好奇心旺盛で興味関心が移り変わりやすい
ISTPは新しい技術やツールに対して、人一倍関心や興味を抱きやすいです。
決められた仕事を淡々とこなすルーチンワークよりも、常に新しい知識を吸収できる環境が合っています。
選考においては、実際にその好奇心を資格や専門技術の取得に結び付けた経験を語れると、業務に活かせるスキルとして評価されますよ。
好奇心旺盛という自身の特性を自己PRでアピールする方法については、以下の記事を参考にしてください。
好奇心旺盛を「受かる」自己PRにするコツ|OK・NG例文付き
④常に冷静で臨機応変な対応力が武器
ISTPは想定外のトラブルにおいても、慌てることなく冷静に対処することができます。
イレギュラーが頻繁に起こる職業では、その冷静さが大きな武器になるでしょう。
注意点として、いくらトラブルに強いとはいえ、計画性に欠ける印象になってしまっては評価されません。
「最低限の準備や計画をしたうえで、イレギュラーにも対応できる」という両面からのアピールを意識しましょう。
ISTP特有の臨機応変な対応力に自信のある人は以下の記事も読んでみましょう。
臨機応変に対応する力を上手に自己PRする方法|例文あり
キャリアアドバイザーが読み解く!ISTPが就活で気をつけたいポイントとは?
協調性をしっかりとアピールすることが大切
私が支援してきた学生の例で言うと、感情を表に出すのが不得意であるがゆえに「頑固」「気難しい」という印象になってしまっている人が多かった印象です。
一人で黙々と物事に取り組めるのはISTPの強みである一方で、どんな職業であっても、同僚や顧客とコミュニケーションを取る機会は一定存在します。
そのため、選考では論理的思考力や冷静さとあわせて、チームで協働する協調性も持ち合わせていることをアピールすることを意識してください。
アルバイトでも、サークルでも良いので、誰かと協力して成果を挙げた経験を語ることが、ISTPの就活において意識すべきポイントと言えるでしょう。
ISTP(巨匠)に向いている仕事12選
①ソフトウェアエンジニア
- 強みを活かせる業務:論理的なコード設計・バグの迅速な特定
- 活かしづらい業務:顧客とのコミュニケーション・仕様調整
プログラミング言語を用いて、システムやアプリを構築する仕事です。
論理的な思考力を活かせることはもちろん、常に技術が目まぐるしく進化していくため、ISTP特有の知的好奇心も満たしやすい環境と言えます。
システムやアプリを構築するうえでは顧客の要望を丁寧にヒアリングする必要があります。
選考では論理的思考力や技術だけでなく、あわせてコミュニケーション能力もアピールできると良いでしょう。
②財務アナリスト
- 強みを活かせる業務:数字に基づく分析・冷静な判断
- 活かしづらい業務:経営層への分析結果の報告
企業の財務データや市場動向を分析し、経営の意思決定をサポートする仕事です。
数字という客観的な事実のみに基づき判断を下す業務が、論理的思考を好むISTPにとって最大の魅力です。
分析して終わりではなく、分析結果から次にとるべき具体的なアクションまで提案できる人材が評価されます。
自己PRやガクチカでは、現状を分析したうえで、実際に行動を起こして課題解決した経験を強調してくださいね。
③物流・サプライチェーン管理者
- 強みを活かせる業務:システム全体の俯瞰・無駄を省く最適化
- 活かしづらい業務:ドライバーや作業員とのコミュニケーション
原材料の調達から顧客へ商品が届くまでの、モノの流れの効率化を図る仕事です。
無駄を省き、システム全体を効率化する業務は、論理的思考力を武器とするISTPの得意分野です。
実際に働くうえでは、荷物を運ぶドライバーや工場で働く作業員とのコミュニケーションも重要になります。
そのため、アルバイトやサークルを通してチームで協働した経験を伝えられると、採用担当者に好印象を残すことができます。
物流業界を目指す人は、以下の記事で志望動機の書き方を学びましょう。
物流業界の志望動機の作り方|業態・職種別の7例文付き
④システム管理者(社内SE)
- 強みを活かせる業務:突発的な障害に対する原因究明、冷静な対応
- 活かしづらい業務:初歩的な質問、理不尽な要求への対応
システム障害などのトラブル対応をはじめとして、社内のITインフラを保守する仕事です。
想定外のエラーに臨機応変かつ適切に対処する能力が求められるため、ISTP特有の冷静さが高く評価されます。
「パソコンの電源が入れられない」といった初歩的な質問も多く殺到するため、忍耐力が求められる仕事です。
アルバイトなどでクレーム対応などに努めた経験を話せると、採用担当者の心がグッと動くでしょう。
⑤建築士
- 強みを活かせる業務:空間認識能力と論理を用いた設計
- 活かしづらい業務:顧客の要望や予算をふまえた調整
CADといった専門ツールを活用して、建物の設計をおこなう仕事です。
イメージする建築物を自らの手を動かして設計していくプロセスは、職人気質のISTPにとってやりがいを感じやすい傾向にあります。
自分の理想の建築ではなく、顧客の要望と予算をふまえたうえで設計をする必要があります。
限られた予算やリソースのなかでうまくやりくりした経験を伝えられると、適性が高いという印象につながります。
⑥測量士
- 強みを活かせる業務:精密な機器操作・淡々とした測量作業
- 活かしづらい業務:屋外での肉体労働・単調な反復作業
専用の機器を用いて、土地の正確なデータを収集し、建設や地図作成の基礎を作る仕事です。
自分のペースで淡々と作業を進められることが多く、マイペースを重んじるISTPにぴったりと言えます。
単調な作業が続く側面もあるため、企業側は好奇心旺盛なISTPに対して「すぐ飽きてしまわないか」と懸念を持つことも。
ガクチカなどで地道な反復作業をこなした経験を語れると、そういった懸念を払しょくできますよ。
⑦自動車整備士
- 強みを活かせる業務:機械構造への深い理解・工具を用いた実作業
- 活かしづらい業務:顧客への修理内容などの説明
専門の工具を使って自動車の不具合の修理やメンテナンスをおこなう仕事です。
自動車の不具合の原因を特定し、自らの手で解決するこの仕事は、職人気質のISTPにとってまさに適職です。
ただ自動車に向き合うだけではなく、修理の必要性や内容をわかりやすく顧客に説明する力も重要な仕事です。
接客アルバイトなどで、相手の目線に合わせて説明したエピソードがあれば積極的に伝えてください。
自動車にかかわる仕事に就きたい人には以下の記事も参考になります。ぜひ読んでみてくださいね。
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⑧電気工事士
- 強みを活かせる業務:図面の正確な読み取り・実作業への集中
- 活かしづらい業務:命の危険がともなうプレッシャー下での作業
建物や施設に電気を安全に通すための配線作業をおこなう仕事です。
「電気が通った」という具体的な成果が目に見えることに加え、作業に没頭できるため、ISTPがやりがいを感じやすい仕事と考えられます。
電気工事士の仕事は些細なミスが命にかかわるため、マニュアルを遵守する几帳面さも求められます。
臨機応変な対応力だけでなく、そういった几帳面さも持ち合わせていることを選考では伝えましょう。
⑨サイバーセキュリティアナリスト
- 強みを活かせる業務:サイバー攻撃の客観的分析・最新技術の探求
- 活かしづらい業務:日々の施策の言語化
サイバー攻撃から企業の機密データを守るために、さまざまな対策を講じる仕事です。
ISTPの冷静な分析力が直結する職種であるのと同時に、日々進化するサイバー攻撃の手法に対応する必要があるため、知的好奇心も満たしやすい職種と言えるでしょう。
何事もないときはそれが当たり前と思われ、トラブルが起きれば非難される、精神力が問われる業務です。
選考では逆境でもくじけない「ストレス耐性」をアピールできると評価されるでしょう。
⑩パイロット
- 強みを活かせる業務:複雑な計器の操作・異常時の冷静な対応
- 活かしづらい業務:副操縦士らとのコミュニケーション・マニュアルの順守
航空機を操縦し、乗客や貨物を目的地に安全に運ぶ仕事です。
高度な機械操作が求められるため機械操作に長けたISTPにぴったりの仕事です。また、トラブル発生時には冷静な対応力が活きます。
航空機を操作するうえでは、膨大なマニュアルの内容を記憶しミスなく遂行することが求められます。
ISTP特有のセンスや感覚ばかりを押し出すのではなく、厳格なルールをきっちり守る姿勢をあわせて伝えられると選考を突破しやすくなります。
パイロットになるための具体的な手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
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⑪警察官
- 強みを活かせる業務:突発的な事態への冷静な対応
- 活かしづらい業務:膨大な書類作成業務
社会の安全や秩序を維持し、事件や事故に対して最前線で対応する仕事です。
どんなアクシデントがあってもパニックに陥ることなく、的確な判断を下す冷静さが求められます。
警察官の実際の業務はドラマなどでイメージするようなものばかりではなく、地道な書類作成などの事務作業も多いです。
選考を受ける前には必ずOB・OG訪問をおこない、理想とのギャップなどを把握しておくことが重要です。
警察官を目指す際の志望動機や自己PRの作り方は、以下の記事を参考にしてください。
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⑫救急救命士
- 強みを活かせる業務:救急現場での冷静な対応
- 活かしづらい業務:スピード感を持った処置
事故などの一刻を争う救急現場へ急行し、的確な初期治療を施す医療専門職です。
患者の命を救うために的確かつ最適な策を瞬時に判断する必要があるため、冷静さが武器のISTPの特性が結果に直結すると言えるでしょう。
救命士の役割は自分一人ですべてをおこなうのではなく、その場で処置できることと、病院の医師に任せることを適切に判断し伝えることです。
そのため、異なる立場の人と協力して目標を達成した経験を自己PRやガクチカを通して伝えられると評価されやすいでしょう。
キャリアアドバイザーの体験談実際ISTPの学生はどんな仕事に就くことが多いですか?
具体的な成果に向けてアプローチする仕事が◎
面談のなかで必ずしも学生のMBTIを聞くわけではないので難しいですが、ISTPに近い特性を持つ学生は「エンジニア職」「マーケティング職」「施工管理職」に進むことが多いと思います。
これらの仕事に共通するのは、目標が具体的で明確なこと。ISTPは感情よりも論理を重視するため、「感謝の言葉」といった定性的な目標ではなく「○○を作り上げる」「売上○○を達成する」という、具体的な成果に対してやりがいを感じやすい傾向にあります。
また、モチベーションの維持という観点では、「携われる事業やキャリアの選択肢が広い企業」を勧めることが多いですね。多様な選択肢がある環境であれば、ISTP特有の知的好奇心の旺盛さを活かして、さまざまなチャレンジができると思いますよ。
ISTP(巨匠)の強みを理解したうえで職業を選ぼう!
ここまでISTP(巨匠)に向いている職業について詳しく解説してきました。ISTPは論理的な思考力や、持ち前の知的好奇心を活かした専門技術の習得が強みのため、それらを活かせる職業が向いていると言えるでしょう。
ただISTPというのは、あくまで簡易的な性格診断にすぎません。今回紹介した職業に求められるポイントと、自身の特性が本当にマッチしているかを確認したうえで、仕事選びの参考にするようにしてくださいね。
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ISTP(巨匠)の自分に向いている職業ってどんなものがあるんだろう?