MBTIは就活の3つの場面で活かせる! 16タイプ別の適職も紹介

この記事のアドバイザー

タイプ別おすすめ職種も紹介! MBTIを就活に活かすなら○○が欠かせない!

目次

  1. MBTIは就活の精度を上げる一つの手段! 正しい情報を理解したうえで有効活用しよう
  2. そもそもMBTIとは?
  3. 性格検査の一つ
  4. MBTIで検査することで自分の性格タイプがわかる
  5. MBTIは本来対話形式で自分の特性を分析するもの
  6. さまざまな場面で役立っている? MBTIが就活で活用されている事例
  7. 企業:インターンや面接でのアイスブレイクで活用
  8. 大学:就活に関する講義などで活用
  9. 個人:自己理解や企業・仕事選びの際に活用
  10. 就活で大切なのは自分の気持ち! ネットで診断したMBTIは補助として活用しよう
  11. 自分の性格傾向がわかる! MBTIで測る基本の4要素を解説
  12. ①興味関心の方向性(E:外向型 I:内向型)
  13. ②物事のとらえ方(S:感覚型 N:直観型)
  14. ③意思決定の仕方(T:思考型 F:感情型)
  15. ④物事の進め方(J:判断型 P:知覚型)
  16. マッチしそうな仕事も紹介! MBTI診断で導かれる16の性格タイプ
  17. 分析家タイプ
  18. 外交官タイプ
  19. 番人タイプ
  20. 探検家タイプ
  21. 正しく使えば自分の支えに! 就活で有効なMBTIの3つの活用方法
  22. ①診断結果と過去の経験をリンクさせて自分の特徴をつかむ
  23. ②自分の強みを具体化して自己PRの精度を上げる
  24. ③企業や仕事への向き不向きの判断材料にする
  25. 就活でMBTIを活用する際に意識すべき3つの注意点
  26. ①MBTIだけを頼りに就活をしない
  27. ②診断結果よりも自分の気持ちを優先して判断する
  28. ③状況によって気持ちや行動が異なる場合もあると認識しておく
  29. MBTIの就活への活用に関してよくある質問に回答!
  30. 就活でMBTIを使うなら目安としての活用がベスト! 最後は自分の進みたい道を選ぼう

MBTIは就活の精度を上げる一つの手段! 正しい情報を理解したうえで有効活用しよう

みなさん、こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「MBTIは就活するうえで診断しておいたほうが良いでしょうか?」
「MBTIは就活でどのように活用できますか?」

という質問や相談を受けます。MBTIは性格診断ツールの一つであり、使い方次第では効果的な自己分析として、就活対策にも役立てられるものです。活用するためには診断結果をもとにどう就活に活かしていくか、その方法の理解が欠かせません。

この記事では、そもそもMBTIとは何かや実際の就活で使われている事例を解説したうえで、性格タイプごとにおすすめの仕事を紹介していきます。

また、就活での活用の仕方や使う際に意識すべきことも解説するので、正しい使い方をマスターして、ぜひ就活に役立ててくださいね。

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そもそもMBTIとは?

そもそもMBTIとは
  • 性格診断の一つ
  • MBTIで診断することで自分の性格タイプがわかる
  • MBTIは本来対話形式で診断するもの
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就活生

最近MBTIを就活対策で使っている人がいると耳にしたのですが、そもそもMBTIってどんなものなのか教えていただきたいです。

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キャリアアドバイザー

たしかに就活で活用する人も増えているようですね。まずはMBTIについて基礎的な部分から一緒に確認していきましょう。

そもそもMBTIとはどのようなものかを正しく理解していないと、間違った使い方をしてしまう可能性があります。ここでは、MBTIの前提を解説していくので、しっかり頭に入れて最大限活用できる状態にしてくださいね。

性格検査の一つ

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)とは、世界的に活用されている性格検査の一つです。日本語訳としては「マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標」と表され、これは作成者であるキャサリン・ブリッグスとイザベル・マイヤーズの名前からとられています。

特徴としては、世界各国で活用されている規格がべースとなる、信頼性のある検査だということです。MBTIでは、個人を既存の枠に当てはめるというよりも、検査結果を参考にして自分を理解するきっかけを提供しているるものと理解しておきましょう。

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キャリアアドバイザー

最近では日本でも大きく認知度が高まった診断テストですよね。日本だけでなく、世界的にも使用されてきた経緯があることを押さえておきましょう。

MBTIで検査することで自分の性格タイプがわかる

MBTIで診断することにより、自分の性格の特徴や傾向を知ることができます。詳細は後ほど解説しますが、診断により最終的に分類されるのは全部で16の性格タイプです

具体的には、以下の4つの指標に関して、2つ型のどちらに当てはまるかが判断されます。

4つの指標
興味関心の方向性E:外向型I:内向型
物事のとらえ方S:感覚型N:直観型
意思決定の仕方T:思考型F:感情型
物事の進め方J:判断型P:知覚型

これらのタイプはすべてアルファベットで表され、この4つの指標のアルファベットの組み合わせで自分のタイプがわかるのです。

たとえば、「ESTJ」「INFP」などですね。このすべての組み合わせが16タイプあることから、16タイプ性格診断ともいわれています。

MBTIは本来対話形式で自分の特性を分析するもの

MBTIはネットで手軽に診断できることもあり多くの人に広まりましたが、本来はお金を払い、MBTIの有資格者のサポートを受けながら対話形式で自分の特性を分析していくものです。

また、本来のMBTIの目的としても、ただ性格を診断するのではなく、検査をする過程に重きをおいたうえで、自分の心の動きを分析していくことが重要だとされています

この前提をふまえたうえで、ネットで手軽にできて自分の性格特性を比較的的確にとらえていると評判になっているのが「16pesonalities無料性格診断テスト」です。MBTIとしてネットに取り上げられている診断ツールとしては最もメジャーなものだといえるでしょう。

この16pesonalities無料性格診断テストでは、以下のような診断をおこない16の性格タイプを導き出します。今回はこちらの診断を活用して、MBTIの就活への活用の仕方を解説していくので、頭に入れておいてくださいね。

16pesonalities無料性格診断テストの概要
  • 【無料性格診断テスト】の項目に順番に回答
  • 全93問
  • 1問約7秒での回答が目安(すべての質問に対し12分以内での回答が理想)
  • 回答の基準として、正直に直感で回答し中立的な回答はできるだけ避ける
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キャリアアドバイザー

MBTIの公式サイトでは「無料の16personalities性格診断テストはMBTIとは異なる」という旨が記載されており、注意喚起がなされています。そのため、正確な結果を出したい人は、公式で実施している有料のMBTIの性格検査を受けるようにしましょう。

吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

まずはMBTI診断をおこない自分の性格傾向を知るのがおすすめ

MBTI診断は、就活するうえで必須なわけではありません。ただ、自分自身の性格や価値観の傾向を調べる目的で、一度ネットで診断しておくのも一つの手です。自分に合った就職先を見つけるには、自分の志向性や得意分野を知っておくことが重要であるため、MBTI診断は自分自身を理解するためのツールとして効果的でしょう。

しかし、MBTIは本来ネット上の無料でできる診断ではなく、有料の対話方式の診断で正確な結果を出すものです。そのため、ネット上の診断結果に左右されすぎず、参考程度に留めるようにしましょう。

診断結果をそのまま鵜呑みにするのではなく、どの点が自分に当てはまっているか見極めたうえで「確かにそういう傾向もあるかもしれない」と、客観的に考えて活用できると良いですね。

自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう

就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。

そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけあなたの強み・弱みが簡単にわかります

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

さまざまな場面で役立っている? MBTIが就活で活用されている事例

MBTIが就活で活用されている事例
  • 企業:インターンや面接でのアイスブレイクで活用
  • 大学:就活に関する講義などで活用
  • 個人:自己理解や企業・仕事選びの際に活用
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就活生

MBTIがどのようなものかがわかりました! ちなみに、実際に就活で活用されている事例はあるのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

気になりますよね。就活生個人に加えて、大学や企業でも実際に使われている事例がありますよ。

MBTIは就活のさまざまな場面で実際に役に立っています。ここでは、おもにどのように活用されているのか、実際の事例を取り上げながら解説していくので、理解を深めてくださいね。

企業:インターンや面接でのアイスブレイクで活用

企業ではインターンシップのプログラムとして実施されていたり、面接でのアイスブレイクとして活用されている事例があります。

たとえばエン・ジャパンの事例では、2023年12月〜2024年3月にMBTIを使った1dayインターンを開催しています。事前にMBTI診断をおこない、グループワークをしながら自己分析を深めるというものです。

ここから本選考につながる案内も出しており、選考参加へのきっかけづくりとしても活用されていることがわかります。

また、いくつかの企業では面接の序盤での雑談やグループディスカッションで活用されている事例もあり、面接の場の緊張感をほぐしたり、就活生の性格傾向をMBTIで知りたいと思っている企業があることがわかりますね

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キャリアアドバイザー

就活ではないですが企業の研修にも活用されている事例がMBTIの公式サイトでも紹介されています。気になる人はぜひチェックしてみてください。

インターンがそもそもどういうものなのか知りたい人は、こちらの記事を読んでみるのがおすすめです。

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大学:就活に関する講義などで活用

大学では、自己理解を深めるための講義や就活に関するセミナーなどで活用されている事例があります

早稲田大学では、「国際的性格検査MBTI®を活用した自己分析」という科目名で、MBTIの性格検査を実施し、その結果をふまえて性格タイプを検証するグループワークをおこなう講義があります。他者との比較をするなかで、自己への認識をさらに深めることが目的になっていますね。

また、専修大学では、2021年のキャリア支援のプログラムの一つとして「【心理検査】MBTI®基礎編」を開催しており、自己分析の最初の一歩として大学2~3年生への受講がおすすめされていました。

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キャリアアドバイザー

これらの事例から、大学の講義で活用されるほどMBTIはメジャーな性格検査になりつつあり、就活にも役立てられるツールであることがわかりますね。

グループワークについてはこちらの記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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個人:自己理解や企業・仕事選びの際に活用

就活生個人が活用する場面が最も想像しやすいかもしれません。特に自己理解をさらに深めるためや、入社する企業や就くべき仕事を見極めるときに参考にしている人も多いです。

実際にMBTIの診断結果をもとに応募する企業を選んだり、自己PRや志望動機、ガクチカを作成する際に役立てているというケースも多いですよ

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キャリアアドバイザー

各性格タイプに合わせたおすすめの仕事などについては、記事後半で詳しく解説しています。

自己分析の概要ややり方を基礎から知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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また、企業選びをする際には企業選びの軸をもっておくと選択がスムーズになります。こちらの記事を参考に定めてみてください。

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企業とのミスマッチを防ぐためにも、企業選びの軸を面接前にしっかりと決めておきましょう。今回は、回答例40選とともに、自己分析によって企業選びの軸を決めるときの手法をキャリアアドバイザーが紹介していきます。企業選びの軸をしっかりと決めることで、ミスマッチを防ぐことができますよ。

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成瀬 遼

キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる

既存の枠にとらわれず自分に合ったやり方で就活を進めることが重要

就活自体への向き不向きにも、MBTIが活用されていることがあります。しかし就活においては、就活そのものに向いているかどうかではなく、自分に合った就活の取り組み方ができているかどうかが重要です。

そもそも、就活は自分に合う仕事を見つけるための手段です。そして、就活への取り組み方もさまざまです。たとえば、とにかく説明会やセミナーに足を運んでたくさんの企業を自分の目で見たい学生もいれば、自己分析や企業分析をじっくりおこない、ある程度社数を絞ってから実際に企業を見て回る学生もいます。

就職の進め方も企業も世の中には多くの数が存在します。すべてが自分に合わないということはありません。そのため、自分のMBTIが「就活に向いていないタイプ」といわれていたとしても、気にしすぎないようにしましょう。それよりも、既存の枠にとらわれず、自分にとってやりやすい方法で就活を進めて、自分の志向性にマッチした仕事を見つけることが大切ですよ。

自己分析がまだの人は、ツールを活用して今月中に終わらせよう

自己分析ツール 自己分析ツール

就活を成功させるためには、自己分析がとても重要になります。しかし、自己分析を後回しにしている人も多いでしょう。

そんな人は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけあなたの強みや適職を特定できます

自己分析がまだの人は、ぜひツールを活用してみてください。

就活で大切なのは自分の気持ち! ネットで診断したMBTIは補助として活用しよう

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就活生

MBTIは実際に就活でたくさん活用され始めているのですね。早く診断をしてその結果に沿って就活をしてみたいと思ってきました!

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キャリアアドバイザー

診断をしてみるのは良いことですね。しかし、ネットで診断したMBTIの性格タイプだけを軸として就活を進めるのはあまりおすすめしません。扱い方には注意して活用しましょう。

実際にMBTIが活用されている事例があると知り、自分も活用してみたいと思った人も多いですよね。ただ、ネットで診断したMBTIについては、あくまで自分の就活を支えるサポート役として活用するのがおすすめです。

そもそも、人の性格は特定の型だけで括られるような簡単なものではありません。一人ひとり異なる性質を持っています。そして、就活で最も大切なのは自分の気持ちです。何かによって決められたデータや結果ではありません。

そのため、ネットで診断したMBTI結果を参考にしつつも、その結果を軸に行動したり、左右されすぎないように気を付けながら就活に活用することが大切です

自分の性格傾向がわかる! MBTIで測る基本の4要素を解説

 MBTIで測る基本の4要素
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就活生

ネットで診断した結果は参考程度にし、自分の気持ちを第一優先で就活をしようと思います! そのうえで、MBTIで自分の性格傾向はどうやって測られるのか教えてほしいです。

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キャリアアドバイザー

わかりました! これから説明することはあくまで「16pesonalities」に沿ったものになるので、その点をふまえたうえで確認してみてくださいね。

ネットでのMBTIの診断結果を信じすぎるのは良くありませんが、自分の性格傾向を知るきっかけとしては大いに役に立ちます。

MBTIでは個人の性格タイプを16タイプに分類するものです。ここでは、それを判断する軸となる4つの指標と2つの型について、その特徴を解説していきます。自分がどれ近いのかを判断しアルファベットを組み合わせることで、自分の性格傾向が見えてきますよ。

どちらの型が良い悪いということはなく、あくまで大まかな傾向だということを認識したうえで、それぞれどのような特徴があるか確認してみてください。

①興味関心の方向性(E:外向型 I:内向型)

指標の一つ目は「興味関心の方向性」です。これは、自分の興味や関心などが外側に向いているのか、内側に向いているのかを診断する指標になります

それぞれの型のおもな特徴は以下です。

外向型(E)の特徴
  • Extraversionの略
  • 自分以外の人や外部からエネルギーをもらう・分け与えることを好む
  • 社交的でにぎやかな場所や環境が合う
  • 物事に積極的にかかわる
  • 周りの状況に敏感であるため、影響や刺激も受けやすい
内向型(I)の特徴
  • Introversionの略
  • 一人でいることを好み、自分の考えや価値観を重んじる
  • 自分の内面に着目しながら独創的な考えを生み出す
  • 論理的な思考が得意
  • 自分に厳しいこともあり、他人にも厳しくしてしまう面がある

外向型は自分のエネルギーを自分の外側に向けて使うため、外からの刺激にも敏感です。一方で内向型は自分の内側に向けて使うため、自分と対話し自分自身の考えを明確に持っていることが多いといえます。

内向型に合う仕事について知りたい人は、こちらの記事が参考になりますよ。仕事選びの参考にしてみてくださいね。

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②物事のとらえ方(S:感覚型 N:直観型)

指標の2つ目は「物事のとらえ方」です。これは、物事を認識するときに事実や経験に重きをおいて解釈するのか、それとも想像や未来を重視して解釈するのかを診断する指標になります

それぞれの型のおもな特徴は以下です。

感覚型(S)の特徴
  • Sensingの略
  • 現実を重視する傾向がある
  • 具体的な数値やデータに基づいて事象をとらえる
  • 冷静に物事を判断する
  • 実際に物事が起きている「今」に目を向ける
直観型(N)の特徴
  • Intuitionの略
  • 理想を追い求める傾向がある
  • 目に見えない要素や可能性を考慮して物事を考える
  • 出来事から関連させて空想的な発想をする
  • 今よりも未来への可能性に目を向ける

感覚型は今起こっている事象に焦点を当てて、事実に基づいた分析をする傾向にあります。一方で直観型は、今起きている事象からその背景や関連性に意識を向け、目に見えない状況や未来を考える傾向があるといえますね。

③意思決定の仕方(T:思考型 F:感情型)

指標の3つ目は「意思決定の仕方」です。これは、何か物事を判断したり意思決定をする場面において、客観的な視点や論理を重視するのか、人間関係や人の主観的な感情を重視するのかを診断する指標です

それぞれの型のおもな特徴は以下です。

思考型(T)の特徴
  • Thinkingの略
  • 客観性や論理を重視する
  • 物事を分析し合理的な判断を出す
  • 他人の意見に左右されることが少なく、意思が強い
感情型(F)の特徴
  • Feelingの略
  • 主観的な感情や人間関係を重視する
  • 正しさよりも調和や共感を大切にした判断をする
  • 感情を重視するため、その場の状況に流されやすい

思考型はほかの人の感情にあまり左右されず、物事を冷静に分析し合理的な判断を下す傾向にあります。一方で感情型はそのときどきの人間関係、人の気持ちを大切にすることが多く、正しさよりも調和に重きをおいた判断になることが多いといえるでしょう。

④物事の進め方(J:判断型 P:知覚型)

指標の4つ目は「物事の進め方」です。これは、物事の進め方において計画通りに進めるタイプか、臨機応変に対応しながら進めるタイプかを診断する指標になります

それぞれの型のおもな特徴は以下です。

判断型(J)の特徴
  • Judgingの略
  • 事前に計画を立ててその通りに実行することを好む
  • 効率的に決断する
  • 臨機応変な対応が難しい傾向にある
知覚型(P)の特徴
  • Perceivingの略
  • 決まった進め方よりも臨機応変に進めることを好む
  • 流れに任せて決断する
  • 規則やルールに沿った対応が難しい傾向にある

判断型は物事を効率的に進めたい意識が強く、計画を立ててその通りに慎重に行動する傾向にあります。

一方で知覚型はある程度柔軟に対応したい気持ちが強く、臨機応変にその都度流れに任せて物事を進める傾向にあるといえますね。

マッチしそうな仕事も紹介! MBTI診断で導かれる16の性格タイプ

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就活生

4つの指標でなんとなくどのような性格傾向があるのかわかるのですね。実際にそれらの要素を組み合わせると、もっと細かな特徴がわかりそう!

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キャリアアドバイザー

はい、その通りです。MBTI診断では合計で16の性格タイプがあるので、それぞれどのような特徴があるのか一緒に確認していきましょう。

4つの指標それぞれから導き出された型の傾向を組み合わせると、より具体的な16の性格タイプが見えてきます。

タイプは大きく4分類に区分されており、大まかな傾向があるので、こちらもチェックしたうえで16の性格タイプの特徴を見てみてくださいね。

分析家タイプ

分析家に分類される4つの性格タイプ

分析家タイプは、直観型(N)と思考型(T)の特徴を強く持っており、物事の背景や可能性をとらえたうえで、理想を実現するために合理的に判断していく傾向がある性格特性です

理論的で分析的な思考を持ちながらも、理想をかなえられることを信じており、実際に実現するために思考して行動する人が多いといえるでしょう。

①建築家(INTJ)

建築家(INTJ)の特徴まとめ
  • 「内向型」「直観型」「思考型」「判断型」の特性が強い
  • 独自の視点やこだわりをもち、目的達成への意欲が強い
  • 論理的で戦略的な思考が得意
  • 知識欲が強い

建築家(INTJ)は、独自の視点やこだわりをもち、自分ならではの戦略を描いたうえで目的達成を目指します。論理的でありながら想像力豊かであるため、革新的な考え方をもって行動に移すことができるでしょう。

また、知識欲が強く、常に高いクオリティで仕事をすることにこだわりを持っている傾向があります。

一方で、プライドが高いがゆえに一人で突き進んでしまい、人間関係で対立してしまうこともあります。緻密に戦略を練ったり、一つの専門性を高める仕事が向いているといえますね。

建築家(INTJ)に向いている仕事
  • 建築士
  • コンサルタント
  • 研究・開発関係の職業
  • プログラマー
  • 医師
  • 投資家

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②論理学者(INTP)

論理学者(INTP)の特徴まとめ
  • 「外向型」「直観型」「思考型」「知覚型」の特性をもつ
  • 深い洞察力と分析力を持っている
  • 知的好奇心が旺盛で自分のなかで深く思考する
  • 一人で考えることに楽しさを感じる

論理学者(INTP)は深い洞察力と分析力をもち、常に自分のなかで思いついた考えをより深く追求することに力を注ぎます。

知性が高く分析的な思考を得意としていますが、自分が納得できるまで何度も思考を繰り返すため、考えを主張する機会を逃してしまう場合もあることも特徴の一つです。

ただ、自分にマッチした職場環境や職種であれば、力を存分に発揮できるでしょう。一人で黙々と深く思考したり、一つのことを徹底的に深掘りする仕事は向いているといえますよ。

論理学者(INTP)に向いている仕事
  • マーケター
  • 学者
  • 大学教授
  • システムエンジニア
  • アナリスト関連の職種
  • 経理職

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③指揮官(ENTJ)

指揮官(ENTJ)の特徴まとめ
  • 「外向型」「直観型」「思考型」「判断型」の特性をもつ
  • 卓越したリーダーシップ力をもってチームを引っ張る
  • 強い意志と情熱を持つ
  • 率先して立ち向かう勇気がある

指揮官(ENTJ)は情熱と戦略力を兼ね備えており、仲間を鼓舞したり未来への展望を見せながらチームを引っ張れる存在です。

また、決断も早い傾向があるためチームメンバーからの信頼も厚いでしょう。自分の意志も強く率先してチャレンジする特徴もあるため、頼りになる存在といえます。

ただ、自分の判断や力に自信を持っているがゆえに、周囲の人の状況に合わせるのが苦手な傾向にあるため、中立な立場で人間関係を構築するのが少し大変かもしれません。

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キャリアアドバイザー

こういった性質があることから、自分が主体となり引っ張っていく職業が向いているといえます。

指揮官(ENTJ)に向いている仕事
  • 営業職
  • プロジェクトマネージャー
  • チームリーダー
  • 証券アナリスト

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④討論者(ENTP)

討論者(ENTP)の特徴まとめ
  • 「外向型」「直観型」「思考型」「知覚型」の特性をもつ
  • 枠にはまらない柔軟で独創的な考え方をもつ
  • 困難な課題を突破することに喜びを感じる
  • 刺激的なことが好き

討論者(ENTP)は枠にはまらない柔軟な思考や独創的な考え方を持っており、自分で問題解決したり新しいアイデアを生み出すことが得意です。

また、新しいことに挑戦し困難な課題を解決していくことに刺激を感じる傾向があるため、仲間と話し合いながら解決策を練り実行に移すことに喜びを感じるといえるでしょう。

一方で、単純な作業や細かな作業、また一つのことにじっくり取り組むのが苦手な傾向があります。そのため、ある程度臨機応変な対応が可能で、自分の裁量が大きなポジションで働けるような仕事がおすすめです。

討論者(ENTP)に向いている仕事
  • プロデューサー
  • クリエイティブディレクター
  • 弁護士

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外交官タイプ

外交官に分類される4つの性格タイプ

外交官タイプは、直観型(N)と感情型(F)の特徴が強く、理想主義者であるとともに、社会や人々が平和に過ごすことを望む傾向がある性格特性です

調和の取れた理想的な未来を実現することに強いこだわりを持っており、人の感情に敏感で人をサポートすることを重視しているといえるでしょう。

⑤提唱者(INFJ)

提唱者(INFJ)の特徴まとめ
  • 「内向型」「直観型」「感情型」「判断型」の特性をもつ
  • 理想主義的で献身的な性格
  • 感受性や共感力が高く、人間関係や人の感情を大切にする
  • 人の話を聞くのが上手

提唱者(INFJ)は、理想主義者で感受性や共感力が高く、合理性や利益よりも人間関係や感情を大切にする傾向にあります。人の感情や変化を敏感なことや、献身的な性格から、人から慕われることも多い性格タイプですね。

ただ、自分のなかに強い信念や価値観をもっていることや繊細であるがゆえに、外部からの非難や批判には敏感に反応してしまう傾向にあります。

自分と価値観が違うと思うと過剰にストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。そのため、職場は小規模で深い関係性を築けるような環境が向いているでしょう。

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キャリアアドバイザー

仕事としては、相手に寄り添いながら話を聞いたり、人の細かな感情の機微に気づくことが大事になる職業が合っているといえます。

提唱者(INFJ)に向いている仕事
  • 心理学者
  • カウンセラー
  • 看護師
  • ケアマネージャー
  • 介護士
  • 図書館司書

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⑥仲介者(INFP)

仲介者(INFP)の特徴まとめ
  • 「内向型」「直観型」「感情型」「知覚型」の特性をもつ
  • 控えめな印象を持たれやすくも、胸のうちに情熱と好奇心を秘めている
  • 自分独自の価値観や信念をもつ
  • 感受性が高く、自分や他人の感情に敏感
  • チームの関係性を良くするサポート役

仲介者(INFP)は、控えめな印象を持たれやすい特徴がありますが、心のなかに自分独自のこだわりや情熱を秘めているような性格タイプです。また、好奇心が旺盛で感受性も強いため、創造的な活動が得意な傾向にありますよ。

その想像力の豊かさや人の感情に敏感であることから、人との間を取り持つ仕事ややクリエイティブな仕事に向いているといえますが、自分の感情を乱されることがストレスにもなりやすいです。

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キャリアアドバイザー

こうした傾向があるので、比較的自分のペースで進められる仕事であればよりストレスを感じずに働けるかもしれません。

提唱者(INFJ)に向いている仕事
  • 作家
  • 脚本家
  • コピーライター
  • デザイナー
  • アーティスト
  • 看護師
  • ソーシャルワーカー
  • 理学療法士

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⑦主人公(ENFJ)

主人公(ENFJ)の特徴まとめ
  • 「外向型」「直観型」「感情型」「判断型」の特性をもつ
  • 天性のカリスマ性をもつリーダー
  • 責任感や忠誠心が強く、人々を導くことに喜びを感じる
  • 人の感情やニーズを察知し手を差し伸べる
  • 自分の考えや意見を主張できる

主人公(ENFJ)は、社交的かつ感受性が豊かで、高い理想を掲げて皆を鼓舞しながら目的達成を目指す天性のリーダー的存在です。

強い責任感をもっており、人のニーズを察知する力も相まって、困っている人のサポートも率先してできる性格タイプです。

ただ、ほかの人の問題に深入りしすぎてしまうことや、理想がかなわないとダメージが大きくなる場合もあります。また、やることへの意味を重要視する傾向があるため、反復作業や一人で黙々と作業する仕事よりも、人を導くような仕事が向いているでしょう。

主人公(ENFJ)に向いている仕事
  • 教師
  • 政治家
  • 人事関係の職種
  • タレント
  • 外交官

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⑧運動家(ENFP)

運動家(ENFP)の特徴まとめ
  • 「外向型」「直観型」「感情型」「知覚型」の特性をもつ
  • 自由奔放で社交的であり、人とのつながりを大事にする
  • 自分の気持ちや考えを大事にし、周りの人にも積極的に共有する
  • 好奇心旺盛で多くのことに興味を持ち、いつもエネルギー豊富

運動家(ENFP)は自由奔放で社交的な性格であり、人とのつながりを大事にします。また、好奇心や物事への興味関心が強く、いつも自分の外側にエネルギーを向けて新たな発見を求めているのも特徴です。

計画を立てることを苦手に感じる人も多いタイプですが、持ち前の柔軟性と活動力の高さで乗り切ることが多いので、情報や考えを広める仕事に加えて、臨機応変な対応が必要な仕事にも向いているといえるでしょう。

運動家(ENFP)に向いている仕事
  • 経営コンサルタント
  • 営業職
  • 教師
  • 接客業
  • 新聞記者
  • 雑誌編集者
  • 広報関係の仕事
  • インストラクター

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番人タイプ

番人に分類される4つの性格タイプ

番人タイプは、感覚型(S)と判断型(J)の特徴を強く持っており、現実主義で物事を冷静に分析し、調和や安定性が乱されないように働きかける、バランサーのような性格特性です

個人の行動においても合理性を重視しており、物事が効率よく円滑に進むように計画を立て、ルールを守りながら進めていく傾向にあるといえるでしょう。

⑨管理者(ISTJ)

管理者(ISTJ)の特徴まとめ
  • 「内向型」「感覚型」「思考型」「判断型」の特性をもつ
  • ルールを約束を重んじ計画を遂行する現実主義者
  • 責任感や勤労意欲が強く、一度決めたら最後まで粘り強くやりきる
  • 冷静に分析して意思決定をする

管理者(ISTJ)は、ルールや約束事を守ることを重視し、現実を見て立てた計画がスムーズに進行することにやりがいを感じるような性格タイプです。責任感が強く、一度やると決めたら最後までやり抜く粘り強さがあるのも特徴の一つですね。

冷静に分析して意思決定する傾向にありますが、誠実で几帳面な性格であるがゆえに、他人にも厳しくしてしまい、人間関係で悩むこともあるかもしれません。

その几帳面さを活かせる地道な作業や、やるべきタスクが明確な仕事が向いているといえるでしょう。

管理者(ISTJ)に向いている仕事
  • 公務員
  • 銀行員
  • 会計士
  • 経理職
  • 秘書

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⑩擁護者(ISFJ)

擁護者(ISFJ)の特徴まとめ
  • 「内向型」「感覚型」「感情型」「判断型」の特性をもつ
  • 人を思いやる気持ちをもった献身的なサポーター
  • 周りの変化や人の感情の機微を察知できる
  • 相手の感情や意見を尊重する倫理観が強い
  • 堅実な性格で、最後までやり遂げる

擁護者(ISFJ)は、人を思いやる気持ちが人一倍強く、周りの変化や人の感情に敏感であることから、献身的なサポーターとして活躍できます。

持ち前の協調性もあって、相手の意見や感情を尊重できるため、多くの人から慕われるような性格タイプです。

一方で、周りの人への影響を気にすることから、自分の仕事への責任感が強く一人で背負いすぎてしまうこともある点は押さえておきましょう。

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キャリアアドバイザー

自分の意見を主張したり目立つことは苦手な傾向にあるため、誰かをケアする仕事やサポートする仕事が向いているといえますね。

擁護者(ISFJ)に向いている仕事
  • 学芸員
  • 事務職
  • 総務職
  • アシスタント職
  • 医療関係の仕事
  • 作業療法士

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⑪幹部(ESTJ)

幹部(ESTJ)の特徴まとめ
  • 「外向型」「感覚型」「思考型」「判断型」の特性をもつ
  • 堅実かつ最善の決断で組織を導くリーダー
  • ルールや計画を重視し、論理的で現実的な意思決定をする
  • 公平性を大事にし正義感が強い

幹部(ESTJ)は、ルールや計画を重視する堅実な性格の持ち主で、現実を冷静に見て論理的な決断で組織を導く存在です。正義感があり、皆が公平な立場になるよう働きかけるような性格タイプです。

ただ、新しいことを取り入れることは苦手なこともあり、自分の経験をもとに行動する傾向があります。

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キャリアアドバイザー

安定的に仕事をこなせる点や、決まったことをやり抜く力があるため、細かなチェックや管理が重視される仕事が向いているといえるでしょう。

幹部(ESTJ)に向いている仕事
  • ホテルスタッフ
  • 財務関係の仕事
  • 警察官
  • 裁判官

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⑫領事(ESFJ)

領事(ESFJ)の特徴まとめ
  • 「外向型」「感覚型」「感情型」「判断型」の特性をもつ
  • 思いやりと社交性をもった義理堅いサポーター
  • 道徳心があり真面目で責任感が強い
  • 人とのつながりや調和のとれた環境を大切にする
  • 周りの状況や人々の感情を察知しサポートする
  • 予測不能な仕事は不向き、臨機応変かつ緊急な対処が必要な仕事は向いていない

領事(ESFJ)は、思いやりと社交性を兼ね備えており、人々を支えるサポーターとして活躍できる存在です。周りの状況や人々の感情を察知する力があるため、人とのつながりや調和の取れた環境を作るために責任感を持って取り組む傾向があります。

ただ、予測不能なことに対して臨機応変に対応することが苦手なため、ある程度業務内容が決まっており、人々をサポートできる仕事が向いているといえるでしょう。

領事(ESFJ)に向いている仕事
  • 経理職
  • 編集者
  • マネジメント職
  • 大学教授

探検家タイプ

探検家に分類される4つの性格タイプ

探検家タイプは、感覚型(S)と知覚型(P)の特徴が強くあり、「今」を生きることを大切にしながら、新しい体験にも柔軟に対応しながら冒険的に生きていける傾向のある性格特性です

現実主義でありつつも、物事の計画を立てるというよりかは、その場の状況を楽しみながら臨機応変にこなしていくことができるため、いろいろなことにチャレンジしやすいタイプといえますね。

⑬巨匠(ISTP)

巨匠(ISTP)の特徴まとめ
  • 「内向型」「感覚型」「思考型」「知覚型」の特性をもつ
  • 大胆で実践的な考え方で問題解決に取り組む
  • 地に足のついた実現可能なアイデアを導き出す
  • 強い好奇心と観察力を活かしてチャレンジする
  • 一人でじっくり取り組むことを好む

巨匠(ISTP)は、大胆でありつつも地に足のついた現実的なアイデアで、問題解決に取り組める力の持ち主です。持ち前の強い好奇心と深い洞察力で何事にも果敢にチャレンジします。

ただ、一人で黙々と取り組むのが好きであり、団体行動があまり得意ではありません。感情表現も苦手なため人とのかかわりには少しストレスを感じやすいでしょう。

仕事としては、自ら極めた技術を徹底的に発揮できる職業が向いている傾向にあります。

巨匠(ISTP)に向いている仕事
  • 技術職
  • 大工
  • パイロット
  • 整備士
  • エンジニア
  • 料理人

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⑭冒険家(ISFP)

冒険家(ISFP)の特徴まとめ
  • 「内向型」「感覚型」「感情型」「知覚型」の特性をもつ
  • エネルギーにあふれており、新しいことに積極的に飛び込む挑戦家
  • 計画を立てるよりマイペースに物事に取り組む
  • 人と自分は異なるという考えをもち、全体の調和を大切にする

冒険家(ISFP)は、枠にはまらない自由な考えを持ち、持ち前の行動力で新しいことに積極的にチャレンジしていくタイプです。独特の感性があり、直感に従ってマイペースに物事を進める傾向にあるのも大きな特徴の一つです。

そのため、単調な仕事は飽きてしまう可能性が高く、長期的な計画を立てて仕事をすることにもストレスを感じやすいかもしれません。

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キャリアアドバイザー

この点から、自由度が高く裁量権があるようなクリエイティブな職種が向いているといえるでしょう。

冒険家(ISFP)に向いている仕事
  • アーティスト
  • 料理人・シェフ
  • 研究者
  • 考古学者
  • ファッションデザイナー
  • インテリアコーディネーター
  • 芸術家
  • イベントプロデューサー

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⑮起業家(ESTP)

起業家(ESTP)の特徴まとめ
  • 「外向型」「感覚型」「思考型」「知覚型」の特性をもつ
  • リスクを恐れずに積極的にチャレンジし、その過程を楽しめる
  • 空想の世界よりも現実に起こっていることに興味関心がある
  • 周りから注目されることに喜びを感じる
  • 困難な状況でもポジティブにとらえて乗り越えられる

起業家(ESTP)は、リスクを恐れずに果敢にさまざまなことに挑戦し、危機的状況にも楽しさを見出せる気概の持ち主です。

周りから注目されることに喜びを感じる傾向があり、先頭に立って引っ張る姿に信頼を寄せる人も多いでしょう。

ただ、事実を根拠にストレートに発言することでほかの人に抵抗感をもたれてしまう場合もあります。また、熱しやすく冷めやすい傾向があり、誰かに従うことや細かな作業は得意ではないことから、誰かの下で働くよりも自分で新しいことを切り開く仕事が向いているといえますね。

起業家(ESTP)に向いている仕事
  • 政治家
  • コンサルタント
  • 企業の経営者
  • 俳優

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⑯エンターテイナー(ESFP)

エンターテイナー(ESFP)の特徴まとめ
  • 「外向型」「感覚型」「思考型」「知覚型」の特性をもつ
  • 社交性が高く、人を楽しませることに長けている
  • 好奇心が強く何事も楽しもうとする性格
  • 感受性が豊かで、人々の感情や様子を察知し臨機応変に対応できる
  • 自分の感性や感情を表に出すことが上手

エンターテイナー(ESFP)は社交性が高く感受性が豊かなので、人を楽しませることに秀でています。また好奇心が強く、自分自身が何事も楽しもうという考えをもっており、自分の感性や感情を上手に表に出して、楽しい空気を作り上げることも得意です。

そして、人とのつながりに価値を感じるため、人とかかわる仕事で力を発揮しやすいでしょう。一方で、一人で黙々と作業することや細かな管理はあまり得意ではない傾向にあります。

また、行動を制限される職場や仕事だと魅力が活かしきれない部分があるため、ある程度行動の自由度が高い仕事が向いているといえますね。

エンターテイナー(ESFP)に向いている仕事
  • イベントプランナー
  • Youtuber
  • ツアーガイド
  • パフォーマー
  • 接客業

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吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

MBTIにとらわれすぎず自分の強みから適職を見つけよう

MBTIによっておすすめの仕事内容を紹介していますが、あくまで一例であり、MBTI別に合っている仕事はほかにもたくさんあります。自分の興味がある仕事がピックアップされていなかったとしても、あきらめる必要はまったくありません。

おすすめとして紹介されている仕事は、そのMBTIの人にとって仕事内容が合いやすい傾向にある、という目安です。同じMBTIでも、得意なことや苦手なことは人によって変わるため、一人の個人として考えたとき、マッチする仕事内容は異なります。

MBTI別ではなく、自分にとっての適職を見つけるためには、自分の強みと弱みを知り、それらを活かせる仕事が何か考えることが重要です。たとえば、フットワークが軽く営業職が向いているといわれているMBTIでも、細かい作業も同様に得意で、事務職や手を動かす専門職のほうが向いている人もいるでしょう。もちろん、強みや弱みはある程度MBTIごとの傾向があります。しかし重要なのは「自分のタイプには合っていないから」などとあきらめるのではなく、自分の得意分野を洗い出し、MBTIではなく自分個人にとって適職かどうか考えることだといえますね。

正しく使えば自分の支えに! 就活で有効なMBTIの3つの活用方法

就活で有効なMBTIの3つの活用方法
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就活生

16の性格タイプの特徴とおすすめの仕事を知ることができて、タイプごとに大きく違いがあるのだなと実感しました! ちなみに、MBTIを就活で有効に活用するにはどんな方法がありますか?

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キャリアアドバイザー

MBTIは自分を客観的な視点から分析できるので、自己分析や企業・仕事選びに特に役立ちますよ。

MBTIは正しく活用すれば、自分のことを理解するサポート役として大きな味方になってくれます。

「自分はこういう特性だ」と断定することはおすすめしませんが、自分のことがよくわからなかったり、どんな仕事が向いているのかわからず困っている人は、これから解説することを参考に活用すると、視界が開けるかもしれませんよ。

①診断結果と過去の経験をリンクさせて自分の特徴をつかむ

MBTIの診断結果は、自分の特性理解や性格傾向を知ることに役立ちますが、ネットでの診断結果をそのまま鵜吞みにして、「自分はこういう人間だ」と決めつけるのはおすすめしません

まずは自分の過去の実際の経験とリンクさせたり、照らし合わせることで自分の特徴をつかんでいきましょう。

実際、自分の頭のなかだけで自分の性格や特徴を考えていても、普段当たり前に考えていることや、身体に染みついている行動はなかなか意識しづらいです。

そこで、以下の方法を参考に自分の特徴をより細かく把握していくと良いですよ。

自分の特徴をより細かく把握する3ステップ
  1. 診断結果に書かれている特徴のなかで、自分が当てはまりそうな要素をピックアップする
  2. ピックアップした要素を、自分の過去の経験や普段の考え方に当てはめてみる
  3. それらの特性をかき集めて、自分オリジナルの特性傾向を導き出す
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キャリアアドバイザー

16タイプのうちどのタイプかで終わらせるのではなく、そのタイプを指標にして自分はどの特性が強いのかを見極めることで、より自己理解が進むといえますね。

②自分の強みを具体化して自己PRの精度を上げる

MBTIの診断結果には各性格タイプの強みや弱み、得手不得手が書かれていますが、そこにとどまるのではなく、自分オリジナルの強みにカスタマイズして自己PRに活用しましょう

MBTIの診断結果はあくまで人間の特性を16タイプに分けたものです。おおまかな傾向は同じかもしれませんが、同じタイプだとしても一人ひとり個性は異なります。そのため、MBTIの診断結果の強みや得意なことをそのままアピールしても、自分の魅力は伝え切れません。

以下のように自己PRへの活かし方を工夫して、最大限自分の魅力をアピールしてみてください。

MBTI診断結果を自己PRで活かすコツ
  • 診断結果で得た要素の類語や似た用語を調べて、自分のことを一番表せる言葉を見つける
  • 複数の要素を組み合わせ、自分だけのアピールポイントを導き出して示す
  • 診断結果から導き出した自分だけの要素をまとめ、オリジナルの性格タイプをキャッチコピーとして活用する
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キャリアアドバイザー

診断結果は、あなただけのアピールポイントをイメージするための足掛かりとして活用するのがおすすめですよ。

③企業や仕事への向き不向きの判断材料にする

世の中には企業も仕事も多くあり、どんな企業に応募すべきか、どの仕事を目指すべきかがよくわからず迷ってしまう人もいるかと思います。

その際に、自分の性格傾向を知っておけば、ある程度応募先を狭めることができ、自分にマッチした企業や仕事に絞って就活を進められるでしょう。

もちろん、本当にマッチしているかは入社してからでないとわからない部分もありますが、少なくともあまり自分に向いていない仕事に就くことは避けられます。最終的な判断は自分自身でおこなうことは前提として、判断する際の一つの指針として活用してみましょう

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キャリアアドバイザー

ただし、仕事の特徴として「大まかな傾向」があるだけで、どの仕事もいろいろな要素から成り立っています。一概に「この性格タイプだからこの仕事は向いていない」とは言い切れません。このことはしっかり頭に入れておいてくださいね。

就活でMBTIを活用する際に意識すべき3つの注意点

就活でMBTIを活用する際に意識すべき3つのポイント
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就活生

MBTIの診断結果は、正しく使えば就活において強力なサポート役になるのですね!

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キャリアアドバイザー

その通りです。ただ、使い方次第によってはかえって逆効果になることもあるので、注意しておきたいポイントも押さえておきましょう。

MBTIの診断結果をうまく活用すれば、就活をスムーズに進められるようになります。ただ、使い方を間違えると、かえって選択肢を狭めてしまうなど逆効果になってしまうケースもありますよ。

ここから解説する3つのポイントを念頭において有効活用するようにしましょう。

①MBTIだけを頼りに就活をしない

MBTIの診断結果が予想以上に当たっていたり、友人から強く勧められると「MBTIを軸に就活をすれば良いのではないか」と考えてしまうこともあるかもしれません。

一部が当たっていると思うと、本来は異なる特性を持っている部分でも「本当はこういう性格かもしれない」と錯覚し、全面的に信じすぎてしまうことがあります。

ただし、いくら精度が高くとも、MBTIがあなたの性格特性をすべて網羅できているわけではありません

そのため、MBTIだけを頼りにしてしまうと、入社後に「合っていると思ってたのに」と後悔してしまう可能性がある点は理解しておきましょう。

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MBTIを参考にしつつ、自分なりの軸をもって就活に臨むようにしてくださいね。

②診断結果よりも自分の気持ちを優先して判断する

なかには、自分が就きたい仕事に向いているのかを確かめるために、MBTIを活用する人もいるかもしれません。その際は、どのような結果が出たとしても、自分の気持ちを最優先にして判断するようにしましょう。

「どうしてもこの仕事に就きたい気持ちがあるけれど、MBTIの診断では向いてなさそうだから」と考えて目指すのを止めてしまうと、ほかの仕事でやりがいや楽しさを見い出せなくなるかもしれません。

何よりも、「あのときやっぱり目指しておけば良かった」と後悔の気持ちが長く残ってしまう可能性もあります。本当に向いていないかどうかは、実際に働いてみないとわからないものでもあるので、挑戦する前から諦めるのではなく、目指してみてから考え直すのも一つの手ですよ

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向いていないと思っていた仕事でも、働くうちに楽しくなることやなりたい姿を目指す過程にやりがいを感じることもあります。自分に向いているかももちろん大事ですが、「やりたい」「目指したい」という自分の気持ちも大切にしてくださいね。

自分の気持ちは、就活の軸を定める過程でわかる場合も多いです。こちらの記事では就活の軸の見つけ方を解説しているので、チェックしてみてください。

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③状況によって気持ちや行動が異なる場合もあると認識しておく

ネットでのMBTIの診断結果は、常に同じ結果にならないこともあります。自分の気持ちや行動が常に同じではなく、診断したときの状況によって異なる場合があるということは認識しておきましょう。

たとえば、就活前に一度診断したときとしばらく経ってから診断したときでは、結果が異なる場合もあります。

そのため、MBTIの診断結果を過度に信じて就活を進めてしまうと、「本当はこっちの仕事のほうが向いていたのかもしれない」と思うことになってしまうかもしれません。

人の気持ちや行動はその都度起こる出来事によって違いますし、変化していくものです。一つの答え(診断結果)に縛られすぎず、「今はこういう傾向があるのだな」というように考えて、その瞬間の気持ちや将来なりたい姿を大事にしましょう

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そうすることで、今の自分に合った選択がしやすくなりますよ。

堀内 康太郎

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MBTIの診断結果だけでなく「自分らしさ」も大切にしよう

MBTIはあくまで自分の性格傾向を知るもので、診断結果と実際の自分の性格が異なる場合ももちろんあります。MBTIを信じすぎると、診断結果と自分の性格が異なるときに自分の気持ちを無視して「自分はこういう人間なんだ」と決めつけてしまうこともあるかもしれません。そうすると、結果的に視野を狭めてしまうことになるため、注意が必要です。

MBTIが同じタイプでも、細部の性格は個人によって変わります。診断結果と本来の自分の性格が異なると感じた場合は、診断結果ではなく、自分自身の価値観を優先して考えるようにしましょう。

一人として同じ人間はいません。わかっているつもりでも、このことを常に意識していないと、MBTIの結果に引っ張られてしまう人も多いです。MBTIは参考程度に留め、何よりも「自分らしさ」を優先することを意識して就活を進めましょう。

MBTIの就活への活用に関してよくある質問に回答!

MBTIの就活への活用について調べるなかで迷うことや疑問に思うこともありますよね。ここでは、MBTIを就活に活用することに関心がある学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 就活でMBTIを活用することは必須なのでしょうか?

    就活においてMBTIを活用することは必須ではありません。ただ、正しく活用することで就活に大いに役立つものでもあります。

    たとえば、MBTI診断で得られた自分の性格傾向から、自分の特徴をつかむことでより自己理解を深めたり、自分の強みを知るきっかけにするなど、就活で自己表現する際のサポート役になってくれるでしょう。

    また、どの業界や企業、どんな仕事が向いているのかを判断する一つの材料としても活用できます。世の中には多くの企業と仕事があるので、何も指標がない状態から絞るのはかなり大変です。

    そこで、MBTIの診断で得られた結果をもとに自分の向き不向きの傾向を把握することで、ある程度応募する企業や目指す仕事を絞ることができるので、おすすめですよ。

  • MBTIは就活に影響しますか?

    MBTIは直接的に就活に影響するものではありません。近年日常生活においては活用されることが多くなっていますが、就活の場面で活用されている事例はそれほど多くないのが現状です。ただし、実際に企業の面接や大学のプログラムで取り入れられている事例もあり、知識を持っておくと安心できるでしょう。

    だからといって、MBTI診断をおこなうことは必須ではないので、診断しておくと就活に役立つこともあるくらいに考えて、興味がある場合は実施してみると良いですよ。

就活でMBTIを使うなら目安としての活用がベスト! 最後は自分の進みたい道を選ぼう

就活の場面でMBTIを活用する場面が増えてきていますが、まだ多くの事例があるわけではないのが現状です。また、ネットで診断できるMBTIは公式的なものではないため、就活で活用する際はあまり左右されすぎずに、あくまで自分が何かを判断する際の目安として活用しましょう。

一方で、MBTIの診断結果を活用することで就活の精度が上がったり、就活をスムーズに進められるようになることは確かです。正しく活用したうえで結果を参考にすることは自分にマッチした仕事を選ぶ際に大いに役立つでしょう。

何よりも大切なのは「自分の気持ち」です。MBTI含め、そのほかの情報はあくまで自分の意思決定のサポート役として考え、最後は自分の気持ちに正直に自分の進みたい道を選んでくださいね。

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

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