効率的なインターンシップの探し方6選|便利なサイトと注意点も解説

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    津田 祥矢

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    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. インターンの探し方がわからない人はまずは探し方のコツを知ろう
  2. まずはインターンの種類を理解しよう
  3. ①短期インターン
  4. ➁長期インターン
  5. 知っておこう! インターン参加までの4ステップ
  6. ステップ①短期か長期を決める
  7. ステップ②インターンを探す
  8. ステップ③応募する
  9. ステップ④インターンに参加
  10. 企業によってはインターン選考がある
  11. インターン選考の時期
  12. インターンの選考方法
  13. これで見つかる! インターンの代表的な探し方6選
  14. ①就活ナビサイトで探す
  15. ②スカウトサイトで探す
  16. ③大学のキャリアセンターで探す
  17. ④企業ホームページから直接申し込む
  18. ⑤インターンの合同説明会に参加して探す
  19. ⑥知人から紹介してもらう
  20. 自分に合ったインターンに参加する6つの方法
  21. ①業界を絞って探す
  22. ②興味のある職種で絞って探す
  23. ③インターン内容から探す
  24. ④実施期間から探す
  25. ⑤スキルを活かせるインターンを探す
  26. ⑥アルバイトの代わりに有給インターンを探す
  27. 要チェック! インターンを探す際の5つの注意点
  28. ①何を学べるかを確認する
  29. ②極端に候補を絞りすぎない
  30. ③実施期間と場所は要チェック
  31. ④選考があるかどうか確認する
  32. ⑤知名度だけで選ばない
  33. 効率的なインターンの探し方を把握して自分に合った企業を選ぼう

インターンの探し方がわからない人はまずは探し方のコツを知ろう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「自分に合ったインターンの探し方がわかりません。」
「インターンに参加するために何からすればいいか教えて下さい。」

学生からインターンシップ(インターン)についてこのような質問をよくもらいます。実際にインターンに参加しようと考えていても、探し方がわからず、自分の希望するインターンを見つけることができなかったり、参加するために何をすればよいのか理解していない学生も多く見られます。

インターンの探し方がわからない人はやみくもに探すのではなく、まずが探し方のコツを知ることが大切です。今回は自分に合ったインターンの見つけ方のコツを紹介しますね。

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まずはインターンの種類を理解しよう

まずはインターンの種類について理解しましょう。インターンは参加する目的などによって選び方や参加する種類も異なってきます。そもそもインターンとは、主に企業が就活中の学生を対象に、就業体験の場を提供したり、企業をPRしたりすることを目的に実施しています。

それは学生側にもメリットがあり、参加することでより具体的に業界・職種・企業のことを理解することができるので、今後の就活にも役立ちます。

インターンの種類と特徴についてはこちらでも解説しています。

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①短期インターン

2日〜1週間程度の期間でおこなわれているインターンは短期インターンと呼ばれます。

内容は会社見学やグループワーク、ワークショップなどがあり、比較的気軽に参加できる点が短期インターンのメリットです。また短期間なので、複数のインターンに参加することもでき幅広く企業・業界の研究をしたい学生におすすめです

しかし、短期インターンでは、基本的に企業の事業には直接密にかかわることができないため、実務経験を積みたい学生にはあまりおすすめできません。

ただ、内容によっては先輩社員の座談会などもおこなわれていることもあり、ホームページや企業説明会などではわからない企業の雰囲気や社員の声が聞けるので、企業研究にも役立つでしょう。

短期インターンについてはこちらで詳しく解説しています。

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➁長期インターン

数週間~1年にわたるインターンを長期インターンと呼びます。企業側は、将来の社員候補を育成することが目的なため、採用試験に影響する可能性が高い傾向にあります。場合によっては、一般の学生とは別のルートで選考に進めることもあるので、他のインターンよりも参加する重要性は高いと言えます。

長期インターンでは、就活対象の3~4年生だけでなく、1年生から参加できるケースも多くあります。長期の時間が必要となり、また、学生側も学業との両立が困難となりますが、参加することで、社会人マナーや仕事に必要な基礎知識を習得できるというメリットがあります。

長期インターンについてはこちらで解説していますよ。

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まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙

高橋 宙プロフィール

志望企業・希望職種を絞れていない人はインターンへの参加がおすすめ

就活にあたり、特に業界や企業、職種が絞り切れていない人はインターンに参加することが有効ですが、中でも腰を据えて長期インターンに参加して、事業内容と仕事の理解を深めようという学生は就活がピークに差し掛かる心身共に余裕のある時期に参加しましょう。早ければ早いほど、複数の企業のインターンに参加でき、就きたい仕事も徐々に明らかになってくることにもなるからです。

学生の春休みや夏休み期間である2月や8月が多いようですが、インターンの時期や内容、受け入れ人数は企業によってまちまちで、1年を通してどこかの企業で開催されています。情報収集力もスムーズな就活に影響がありますので、こまめに少しでも興味のある企業のインターンをチェックしてみてくださいね。

知っておこう! インターン参加までの4ステップ

インターン参加までの4ステップ

次は「インターンに参加するまでの流れ」について解説します。インターンに参加するまでの流れは大きく4つのステップに分けられます。

インターンの参加までのステップを理解しておくことで、いざ参加しようと思っても迷うことなく参加できるようになりますよ。

ステップ①短期か長期を決める

まず始めは短期か長期、どちらのインターンに参加するかを決めましょう。

1日だけのものから数ヶ月、1年のものまであり、期間によってインターンでおこなわれる内容が変わります。それぞれにメリットがあるので自分の目的に合ったインターンに参加すると良いです。

短期インターンのメリット
  • 多くのインターンに参加可能
  • 業界・企業研究ができる
長期インターンのメリット
  • 企業の業務や企業文化への理解を深めることが可能
  • 業務を通してビジネスマナーや社会人基礎力が身につく

目的に応じて決める

短期か長期かを考えるにあたっては、目的に応じて決めることが大切です。短期と長期のどちらが良い悪いというわけではなく、それぞれにメリットがあるので、そのメリットを踏まえたうえで自分が得たい内容を経験できるインターンに参加するようにしましょう。

「周りが参加しているから参加する」というのではなく、インターンに参加するのであれば目的を持っておくことが大切ですね

インターンで学生が持つべき目的意識はこちらで解説しています。

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ステップ②インターンを探す

次に参加できる期間と目的が決まれば、その条件に合うインターンを探しましょう。一般的に企業がインターンを開催する期間は学生が参加しやすいように夏休みなどの長期休暇が多いため、数日から数週間のインターンに参加したい場合は、夏休み期間を中心に検索するとよいでしょう。

また、短期であれば夏休みはもちろんのこと、それ以外でも比較的多く開催しているので探しやすいでしょう。そのため、夏休みなどの長期休暇中は比較的長めのインターンに参加して、秋以降に短期インターンに参加するスケジュール調整がおすすめです

ステップ③応募する

実際に自分の希望にあったインターンが見つかったらインターンに応募しましょう。実際にインターンに参加したいと思っても企業によっては多数の応募者の中から参加者を絞るために選考を実施する場合もあります。

そのため、インターンの応募時期は開催日よりも1ヵ月から2ヵ月程前の期間から開始しています。インターンに参加したい場合は応募の開始時期をこまめにチェックし、締切日も確認したうえで早めに応募するようにしましょう

こちらの記事ではインターンの申し込みについて詳しく解説しています。申し込む際の注意点なども紹介していますのであわせてチェックしてみてくださいね。

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ステップ④インターンに参加

最後のステップは実際にインターンへ参加することです。インターンの本番では、ただ参加するのではなく、インターンでの学びをどのように就活に活かすかが大事になります。

したがって短期・長期どちらでも、受け身になるのではなく学びの姿勢を持って参加することを心掛けましょう。このように取り組む姿勢だけで、そこで得られるものは変わってきます。

インターン経験をその後に活かすためにも、インターンの場では積極的にメモを取るなどして学んだことや疑問に思ったことなど、できるだけ情報収集しておきましょう。また、参加後も就活ノートに学んだことをまとめておくと今後の就活にも役立つでしょう。

就活ノートの作り方はこちらで解説しています。

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企業によってはインターン選考がある

インターンに参加する場合、企業によっては選考があるため、応募した人全員が参加できるわけではありません。一般的に知名度の高い大企業になればなるほど、応募者が多く集まるため選考によって参加者を決めることがあります。

そのため、希望のインターンに参加するためにはしっかり対策をおこなうことが重要です。希望企業のインターンに参加できるように、選考方法や選考でチェックされるポイントを理解しておきましょう。

インターン選考の時期

インターンの選考時期は、企業によってさまざまです。当然業種や業界によっても開催時期が変わりますので事前に希望する企業のインターン日時を把握する必要があります。

また、大学生が参加しやすい夏休みや冬休みなどの長期休暇に合わせてインターンを開催する企業も多いですが、その際の選考時期は少し前の時期から始まるので、インターンが始まる前に対策をしておくことが必要です。

自分が興味のある業界や企業がいつ頃にインターンを実施しているかを早めに調べ、余裕を持ってエントリーできるようにしておくとよいでしょう

インターンの選考方法

応募者が多数の人気企業では選考が設けられているケースが多く、インターンに参加するためには採用選考と同じようなプロセスを突破しなければなりません

選考方法も企業によって異なりますが、一般的には以下の3つの選考方法に分類されます。

  1. 書類選考
  2. 動画選考
  3. 面接

それぞれについて解説しますので、どのような選考方法か事前に確認をしましょう。

書類選考で応募者の絞り込む(ES・適性検査)

応募者を絞り込む選考方法として多く採用されているのが書類選考(ES・適性検査)です。人気あるインターンは倍率が高くすべての学生を面接でチェックすることはできないため、人数を絞る目的で書類選考を実施します。

書類選考で大事なことは、志望動機と自己PRで意欲の高さや企業理解、など企業側とどれだけマッチングしているのかです。また、その後の面接選考でも応募書類をもとに深掘りされるのでそこまで視野に入れて作成するようにしましょう。

インターンのESの書き方はこちらで解説しています。

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自己PR動画を送る場合もある

書類選考以外でも「自己PR動画」の提出を求める場合もあります。こちらも書類選考同様に企業側にとっては応募者全員に会うのが難しく、人数を絞るために実施されます。

自己PRを動画にすることで文字だけでは伝わらない学生の「人柄」や「雰囲気」などを判断することができるので、いわば一次面接を疑似的におこなっているのです。

基本的には数分という短い時間で提出するので、良い第一印象を持ってもらえるように意識することが大切です。PR動画の撮影に重要なポイントを押さえれば、面接官に好印象を持ってもらうことができるでしょう。

自己PR動画のコツはこちらで解説しています。

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面接をおこなうこともある

インターン選考では書類選考の他にも面接をおこなうケースもあります。企業によりますがインターン選考で面接を導入しているのは主に長期インターンの選考の場面が多いです。

面接というだけあって、自己PRや志望動機は聞かれることになるので、きちんと準備をしなければ面接を突破するのは難しいといえます。ただ、インターン選考の面接では本選考の面接と異なる点があります。それは、本選考の面接が「なぜこの企業で働きたいのか」や「入社して何をやりたいのか」など中長期的な視点で伝える必要がある一方で、インターンの面接では「このインターンで何を学びたいのか」という短期的な目的を答えるものになります

そのため、インターンの面接も本選考と同様に、自己分析や企業研究をしっかりとおこなって準備しておくことが大切です。

インターンの面接対策はこちらで解説しています。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

塩田 健斗プロフィール

インターンへの参加は就活につながる第一歩ということを認識しよう

企業側からすると、インターンに参加を希望する学生は「少なくとも自社に興味をもってくれており、入社にも前向きな意欲がある」のではないかと好意的に受けとめています。毎年決められた採用時期のルールはあるものの、企業側の本音としては、そういう学生の中から、「自社への貢献度が高く優秀な学生で、長く勤めてくれる学生」を他社に採られる前にできる限り早くに確保しておきたいという思いがあります。

かつてはインターンというと入社後のギャップを減らすための学生への職業体験の提供が目的でしたが、最近は希望者が多く集まる大企業や人気企業ほど、採用試験的な傾向が強まっています。今後さらに進む少子高齢化に備え、自社の将来を担う有望な若手人材の早期確保という目的もあることでしょう。今やインターン選考は企業にとっては採用活動の第一歩なのです。そのためにインターンでも選考をおこなう企業が増えてきていると考えられます。

インターンだからと軽い気持ちでエントリーするのではなく、採用試験と同様の心づもりでしっかりと準備を整えて臨むようにしましょう。

これで見つかる! インターンの代表的な探し方6選

インターンの代表的な探し方6選
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就活生

インターンの選考方法や参加までのステップはよく理解できたのですが、実際どのように探せばいいのでしょうか?

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キャリア
アドバイザー

インターンの探し方ですね。探し方は複数ありますが、それぞれの特徴を理解して自分に合った探し方を見つけましょうね。

ここからはインターンの代表的な探し方を6つ紹介します。それぞれの探し方の特徴をよく理解してインターンを見つけましょう。

①就活ナビサイトで探す

まずインターンを探す方法で一般的なのが就活ナビサイトを使うことです。就活ナビサイトでは大企業から中小企業に至るまで、数多くのインターン情報が掲載されているので網羅的に探したいという人にはおすすめの探し方です。

就活ナビサイトで探す際の注意点としては情報量が多いため、インターンの情報を一つ一つ見ていくのは非効率となってしまうことです。そのため、自分が求めている希望条件をある程度決めてから検索していくようにしましょう

代表的な就活ナビサイト
  • JEEK
  • Wantedly インターン
  • キャリアインターン
  • インターンシップガイド
  • リクナビ
  • マイナビ

②スカウトサイトで探す

スカウトサイトを利用すると、自己PRの内容や適性検査の内容を見て企業からインターンのスカウトが届くので、自分に合う企業や職種を早期から知ることができます。

就活ナビサイトでは自分の希望で検索をして見つけることが主流ですが、スカウトサイトでは自分とマッチしている可能性が高いインターンのスカウトが届く可能性があります。そのため、就活ナビサイトでは見落としていたインターンの情報が見れるなど、より視野を広げることにつながるでしょう

③大学のキャリアセンターで探す

キャリアセンターではコネクションがある企業のインターンを紹介してもらえるため、比較的参加するまでのハードルは下がる傾向があります。

また、キャリアセンターでは大学のOB・OGが在籍している企業を多く紹介してくれる点も特徴といえますね。ただ、サイト経由と比べると紹介数はそこまで多くないので、ほかの探し方と併用することでより自分に合ったインターン先を見つけやすくなります。

④企業ホームページから直接申し込む

就活ナビサイトではインターンの情報を掲載していない企業があり、その場合は直接企業のホームページをチェックしてみましょう。ホームページ内にインターン専用のページや応募フォームが用意されているかもしれません。

もし明確な志望企業がある場合、サイト経由ではなく個別でアプローチするのが一番早い方法ですのでおすすめですよ

⑤インターンの合同説明会に参加して探す

インターンの合同説明会に参加してインターンを探すこともできます。合同説明会のメリットは何と言っても一度に複数の企業情報を得られるので効率的にインターンを探すことができます。

直接社員の話を聞いてインターンの内容を確認できるのも合同説明会ならではの特徴です。インターネット上の情報以外を確認してから参加する企業を決めたい人にはおすすめの方法といえるでしょう

⑥知人から紹介してもらう

メジャーではありませんが、大学の先輩や友人・知人からインターン先を紹介してもらうこともひとつの手です。知人からの紹介のメリットは、知り合いからの紹介ということもあって安心感があるという点です。インターンの内容はもちろんですが、参加する価値のあるインターンかどうかを本音で教えてもらえるのは非常に有益な情報といえますね

インターン先とのミスマッチを防ぎたい人は知人から詳細な情報を教えてもらったうえで、紹介してもらうのも検討してみましょう。

キャリアアドバイザーコメント

津田 祥矢

津田 祥矢プロフィール

インターン情報も生の情報を得ることを心掛けよう

インターンの情報収集も前述の6つの手段をいくつか併用して探すといいでしょう。今はネットを通じて、知りたい情報は短時間で簡単に手に入る時代になりました。しかし、就活を始めたばかりの学生は、「さまざまな情報収集法はあるけれど、情報がたくさんあり過ぎてどこの会社がいいのか絞り切れない」と困り果てて相談に来るケースが少なくありません。

明確な志望業界や職種が定まっていない人は、まず手始めに⑤の「インターンの合同説明会」に出向いてみるといいでしょう。ここでは大企業のみならず、多種多様な企業が参加しますので、各企業のホームページでは知ることができない、社員の生の情報を直接得ることができます。

初めて耳にする企業もあることでしょうが、単に知らなかっただけで、魅力的な企業と出会うことにも繋がる可能性もあります。加えて、少しでも興味のある業界であれば、たとえその企業にエントリーしなかったとしても、同じ業界の仕事内容や特徴を知るきっかけになりますよ。また、説明会会場には相談コーナーも設けられていますので、何らかのヒントを得るためにも積極的に利用してみるのもいいでしょう。

自分に合ったインターンに参加する6つの方法

インターンに参加するにあたり大切なのは、参加数でもなければ知名度の高い企業のインターンに参加することではありません。一番大切なのは自分に合ったインターンに参加することです。

インターンの目的は人それぞれですが、インターンで得たいことや知りたいことをきちんと明確にしたうえで、あなた自身に合ったインターンに参加しましょう。自分に合ったインターンに参加する方法を5つ紹介しますね。

①業界を絞って探す

行きたい業界がある場合は、その業界に絞って参加することをおすすめします。たとえば短期インターンの場合はセミナーや企業によるプレゼンが中心になるので、業界のことや仕事のことを深く知ることができ業界研究がはかどるでしょう。また、長期インターンでは実際に志望業界の仕事を体験することによって自分がこの企業に向いているのかを確かめることができるでしょう。

行きたい業界が明確なのであれば業界を絞ってインターン先を探すのが良いですし、たとえインターンに参加して合わないと感じたとしても、合わないと把握できたことは就活にとって大きな収穫になりますよ

業界を絞るメリットはこちらで解説しています。

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就活で業界を絞る際には、焦らず自分でしっかりと判断することが大事です。今回は就活で業界を絞る際に気をつけたいことや、業界の絞り方を4ステップでキャリアアドバイザーが解説します!正しい絞り方を身に付けて、自分に合った業界を選びましょう!

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②興味のある職種で絞って探す

次に興味のある職種が決まっている場合は職種軸でインターンを探すのがおすすめです。たとえば「営業」でも業界や企業によって商材や営業スタイルなど違いがあります。まず「営業」を基準にして複数の企業のインターンに参加することで、同じ職種の中でも自分のやりたい仕事が明確になるでしょう

また、業界で探した場合も同じですが、職種で選んだインターンでも参加した前と後で、業界や職種に関してのイメージが明確になります。これは、社会人になってからのミスマッチ軽減にもつながるでしょう。

③インターン内容から探す

たとえばワークショップ型や社内見学、実際の業務体験など、企業によってインターンの内容はまったく異なります。「社内の雰囲気を見てみたい」「就活の前にいろいろな職業を知りたい」など、目的に合わせてインターンの内容を選ぶと、有意義なインターン体験にできるでしょう

④実施期間から探す

インターン参加を検討している人の中には、インターンに時間を割ける人もいればそうでない人もいるでしょう。そんなときは実施期間から探す方法がおすすめです。インターンの期間は企業によってさまざまで、1日のものから数ヶ月のものまでさまざまです。

あなたがインターンに割ける時間と、インターンに参加する目的に応じて選ぶことが重要です。たとえば自己分析や企業研究が目的で、とにかく沢山のインターンに参加したい場合は短期間のものを複数選ぶことをおすすめしますし、じっくり興味のある企業のインターンに参加したい場合は、自分が興味のある長期間のインターンが良いなど、自分に目的とスケジュールにあったものを選びましょう。

⑤スキルを活かせるインターンを探す

自分のスキルを活かせるインターンを探すのもおすすめの方法です。たとえば、学生時代にプログラミングのスキルを習得している場合、実際に仕事としてプログラミング技術を活かせる企業のインターンに参加することで、自分のスキルがどれだけ通用するのか、足りないところはどこかが明確になります。

このようにインターンを通じて現在の自分の現在地を確かめることで、そのスキルを活かせる企業に就職するかどうかの判断にも、自分の課題を見つけることにもつながるでしょう

⑥アルバイトの代わりに有給インターンを探す

アルバイトをする代わりに給料が出るインターンに参加してみるのも良い方法です。有給インターンは長期インターンとしておこなわれるので、報酬を得る以外にも、社会人とのつながりも持てます。社会人として必要な知識・スキル・マナーを身につけることができるでしょう。

そのため、有給インターンに参加することで、アルバイトとインターンを同時にできるだけでなく、仕事の実務経験も積めるため学生のうちから社会人としての経験を得られるでしょう

キャリアアドバイザーコメント

津田 祥矢

津田 祥矢プロフィール

入社後も見据えた情報収集を心掛けるとよい!

入社するなら、できるだけ長く勤めてキャリアアップを図っていきたいものですね。そのためにも、インターン先を探す際には上記以外にもいくつかのチェックポイントがあります。

まずは今後の事業展開をホームページで確認しましょう。他社に知られたくない場合もあり、あえて明らかにしていない企業もありますが、もし今後の事業展開や目指す方向性が示されていた場合は、そこに自分の力を発揮して貢献できる場があるかどうかを検討してみましょう。

企業理念や社長のメッセージからは、自分が仕事をするうえで大事にしている価値観や信念が合致しているかどうか。また、「人事からのメッセージ」に書かれている求める人物像はあなたの強みに重なる部分があるかどうか。女子学生の場合は、産休や育休も整えられており、結婚・出産後も働きやすく、実際にそうやって働いている女子社員の割合などもインターン先選びには大事なポイントの一つでもありますよ。企業側があなたに求めているものと、あなたが企業に求めているものとの重なり部分が多いほど、ミスマッチを防ぐことができますし、働きがいにもつながりますよ。

要チェック! インターンを探す際の5つの注意点

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就活生

インターンを探す際はどういう点に注意した方がよいでしょうか?

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キャリア
アドバイザー

インターンを探す際はいくつか注意点があります。ここでは5つ注意点を解説しますね。

インターンを探す際、むやみに探してもなかなか自分の目的や希望に沿ったものを見つけられる可能性は低いです。やはり目的意識を持って、それに合うインターンをさがしましょう。

ここからはインターン先を探す際に失敗しないように注意点を5つ紹介しますので参考にしてください。

①何を学べるかを確認する

インターンを探す際に注意したいのが、そのインターンでは何を学べるのかをきちんと確認することです。

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就活生

周りが参加しているから何となく……。

とただ何となくではインターンに参加する意味はほとんどありません。

たとえば、その企業の仕事の中身を知りたいと思っているにもかかわらず、企業の説明が中心のインターンに参加しても目的はほとんど達成できません。

自分の目的に合うインターンではなければ参加するだけ時間がもったいないので、参加するにあたっては必ず何を学べるインターンなのかを事前に確認しましょう

②極端に候補を絞りすぎない

インターンを探すときは極端に候補を絞りすぎないことも大切です。なぜなら、インターンは就職先を決めるわけではなく、業界のこと、企業のこと、仕事のこと、それぞれの理解を深めることが目的だからです。そのためインターン先を選ぶ段階では、無理に候補を狭めない方がいいでしょう。

インターンの段階から候補先を絞ってしまうと、視野を広げるチャンスを逃しますし、自分に合った仕事や企業に出会えるチャンスを自ら閉ざすことにもつながりかねません。

インターンは就活前に視野を広げるいい機会だと思ってできるだけ多くの候補先から選ぶようにしましょうね

短期に多く参加すると視野が広がるきっかけに

もし志望企業や志望業界・職種が定まっていない場合は、短期インターンをできるだけ多く参加することをおすすめします。なぜなら短期インターンは長期インターンとは異なり、学業やアルバイトで忙しい人でも気軽に参加できるからです。

拘束時間の短いインターンであれば負担が少ないですし、参加した数が多ければ業界や企業についての知識がより深まります。したがって自分のやりたいことや適性を見つけるためにも、興味のあるインターンには積極的に参加してみましょう。

③実施期間と場所は要チェック

インターンを探す際は実施期間と実施場所は必ずチェックしておきましょう。最近ではインターンもオンライン上で開催する企業が増えたため、以前よりも住んでいる場所にかかわらず気軽に参加できるようになりました。

一方で、実際に企業を訪問してインターンを実施する場合もあります。訪問型の場合は実際に企業を訪れる時間を考慮しなければならないので、もし訪問型を選ぶのであれば実施場所までの所要時間を確認しておきましょう

また、実施期間も複数日あるインターンであれば自分の予定と被っていないか確認のうえ、参加するようにしましょう。

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キャリア
アドバイザー

よくある事例はインターン中に学校のテストが重なってしまい、インターンを中抜けすることです。企業として認めるケースもありますが貴重なインターンの時間を削ることになるので注意しましょう。

オンラインインターンについて詳しく調べたい場合は、こちらの記事が参考になりますよ。

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④選考があるかどうか確認する

インターンを探す際は選考有無は事前に確認しておきましょう。選考がある場合には、応募書類の作成や選考対策に時間を要するため早めに動くことが重要になります。選考を設けている企業は応募者が多く競争倍率も高いことが一般的です。希望のインターンに参加できるかは選考対策にかかってくるのでしっかりと準備しましょう

また、選考がない場合でも定員が決まっていることが多いので、申込みは後回しにせず早めにおこないましょう。

⑤知名度だけで選ばない

ついつい自分の知っている企業や大手企業のインターンに参加したくなりがちですが、知名度だけで選ばないことが大切です。知名度だけの興味本位でインターンに参加しても、得られるものは少ないでしょう。

反対に知名度だけで選ぶよりも、自分のインターンの目的が達成できるインターンに参加した方が、充実した体験ができます。結果的に自分の目的が知名度の高い企業のインターンで達成できるのであれば問題ないですが、そうでない場合は知名度だけで選ぶのは控えましょう。

効率的なインターンの探し方を把握して自分に合った企業を選ぼう

今回は効率的なインターンの探し方や自分に合ったインターンの見つけ方を解説しました。多くの企業がインターンを実施しているので選択肢が広い反面、どのように見つければいいのか迷う場合も多いでしょう。

インターンの探し方に困っている人は今回紹介したように、自分の目的に合ったインターンを探してみるとよいでしょう。効率的な探し方を把握しておくことで、手間なく自分に合った企業を選ぶことが可能です。ぜひ自分に合ったインターンを探して、参加してみましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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