例文10選|自己PRが簡単にまとまる6ステップの書き方を伝授!

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目次

  1. 自己PRを簡単にまとめるには手順とポイントを意識しよう
  2. 自己PRがESと面接で聞かれる理由
  3. ①自己理解ができているか把握するため
  4. ②応募者の人柄を知るため
  5. ③入社後に活躍できるかを知るため
  6. ④限られた文字数・時間でアピールできるかを図るため
  7. 簡単に内容整理! 自己PRを考えるための5ステップ
  8. ①企業が求める人物像を調べる
  9. ②具体的なエピソードを当てはめる
  10. ③取り組んだ結果を言語化する
  11. ④エピソードからの学びを考える
  12. ⑤今後どのように活かしたいか考える
  13. 他の学生と差をつけるための自己PRの5つのポイント
  14. ①自己PRは1つの長所に絞る
  15. ②キャッチフレーズをつける
  16. ③エピソードはプロセスもアピールする
  17. ④難しい言葉を使わずにまとめる
  18. ⑤数字や実例を交えて説明する
  19. 自己PR作成するときに注意するべき点
  20. ①求める人物像とズレないようにする
  21. ②誇張や虚偽の自己PRをしない
  22. ③ガクチカ・志望動機と矛盾しない
  23. ④「思います」を避けて言い切る
  24. ⑤誰でもわかる表現をする
  25. ⑥ネガティブな自己PRは避ける
  26. 繰り返し練習しよう! 面接の自己PRで重視するポイント
  27. PREP法でわかりやすくアピールする
  28. 適切な声の大きさやスピードで話す
  29. 口癖に気を付ける
  30. 簡単に書ける! 受かる自己PRの例文
  31. ①責任感・真面目
  32. ②向上心・努力家
  33. ③協調性・チームワーク
  34. ④忍耐力・継続力
  35. ⑤行動力・チャレンジ精神
  36. ⑥計画力・スケジュール管理
  37. ⑦コミュニケーション力
  38. ⑧負けず嫌い
  39. ⑨傾聴力
  40. ⑩分析力・企画力
  41. 自己PRを簡単にまとめるポイントを押さえ選考突破しよう

自己PRを簡単にまとめるには手順とポイントを意識しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「自己PRを簡単にまとめる方法はありませんか」
「選考通過する自己PRを作成するポイントを知りたいです」

面接を控えている学生からこのような質問をよく受けます。たしかに自己PRはどの企業の面接でも聞かれることで、うまくまとまらず頭を抱えている学生が多いです。

そんな学生でも簡単にアピールポイントを整理できるように、この記事では自己PRが聞かれる理由から、面接官からの高い評価を勝ち取るためのポイントを解説します。さらに10個の具体例も用意しているので、自己PRを作成する参考にしてください。

自己PRがESと面接で聞かれる理由

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就活生

そういえば自己PRはなぜ聞かれるのでしょうか。

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キャリアアドバイザー

就職後にミスマッチなく働けるかを判断するために聞いていますよ。

そもそも自己PRが面接で聞かれる理由を知っていますか。この理由を知らずに自己PRを考えてしまうと、企業が求めている回答が外れてしまい、内定獲得から遠ざかってしまいます。採用担当者が自己PRを聞く理由を知るだけで、自己分析や自己PRの内容を整理するポイントが掴めるようになりますよ。ここでは、4つの理由について解説します。

①自己理解ができているか把握するため

1つ目のポイントは、自分のことを知ることができているかです。社会人になると、今までに経験したことと異なる社会的な責任があります。この責任を果たすためには、自分の強みを活かして対処する必要が出てくるのです。つまり、自分の強みをきちんと把握している人でないと、入社後に仕事でつまづいてしまう可能性が高いのです

強みの言語化ができていると、仕事と向き合う上でのスキル・スタンスを理解できているということになりますね。この言語化ができているかどうか自己PRを通じて判断しているということですね。

②応募者の人柄を知るため

就職するということは組織で働くため、人との関わりが必ず発生します。この企業風土とミスマッチがおこらないように、企業で働いている人と応募者があっているかどうか人柄を強みから判断もしています

たとえばコミュニケーションが盛んな組織であれば、傾聴力やリーダーシップなど人と関わる上で活かせる強みを持っている人はマッチングしていると判断できますね。このように強みそのものだけでなく、自己PRを通じて人柄も見られているのです。

③入社後に活躍できるかを知るため

先ほどは「社会人としての責任が果たせるかどうか」を紹介しましたが、責任を果たした上でさらに活躍できるか知るためが3つ目の目的です。企業は新卒採用をしているということは、将来的にはリーダーや幹部候補として人材の確保をおこなっていることも多いです。

ミスマッチにならないかだけでなく会社の成長に貢献してくれる人材かどうかも見られていることを認識しておきましょう

④限られた文字数・時間でアピールできるかを図るため

社会人は限られた時間で成果を出さなければなりません。この社会人としての素養があるかどうかをエントリーシート(ES)と面接を通じて判断しています。ESについては、入社後にビジネスメールでも冗長になりすぎず、伝えたいことをまとめなければなりません。面接での自己PRに関しても同様で、限られた時間で自分の強みを理解してもらえるように伝えることが必要になります

そのため、ESと面接どちらも簡潔に自己PRをまとめることが大切ですね。

面接で聞かれる理由がわかっても、何を書けば良いかわからない人もいますよね。そのような人は、こちらで自己PRテーマの見つけ方を解説しています。ぜひ参考にしてください。

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吉川 智也

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自己PRを疎かにすると内定獲得のハードルが上がるだけでなく、入社後の活躍にも支障が出てしまう

簡単に自己PRを見つける方法が知りたいと思っているかもしれませんが、手を抜いてしまうと内定獲得が難しくなってしまうので要注意です。自己PRを通じて採用担当者は、入社後に活躍できるかどうかをチェックしています。そのため、きちんと強みの言語化ができていないと内定のメリットが感じられなくなってしまいますよね。簡単に整理する手順はあるものの、手を抜くこととは異なるので時間をかけて考えてみましょう。

また、強みが言語化できていないと、入社後に仕事をするときにも目標の達成が難しくなってしまうことがあります。初めての社会人生活で、仕事がうまくこなせるか不安に感じている人もいるのではないでしょうか。強みを言語化できていると、入社後に困難へ直面したとき、どのように乗り越えればいいか考えるヒントになるのです。たとえば、継続力が強みの人であれば、「コツコツと仕事を続けることで着実に成果を上げる」などが考えられますよね。

このように自己PRを疎かにしてしまうと就活だけでなく入社後にもリスクが生じてしまうため、きちんと向き合って強みを見つけるようにしましょう。

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①企業が求める人物像を調べる

まずは企業がどのような人物を求めているのかを調べましょう。調べる方法は主に4つありますよ。どれも簡単なので、まだ活用していないものは今すぐに利用することがおすすめです。

  • 募集要項
  • ホームページ・採用ページ
  • SNS
  • 人材支援サービス

募集要項には求める人物像が明記されていることが多いため、必ず企業の採用ホームページをチェックしましょう。新卒採用だけでなく中途採用のホームページもチェックしておくと、より深く理解できますよ。

他にも企業が運営しているSNSでは、活躍している社員について紹介されていることがあります。また就活エージェントでは過去に採用実績があり、求められている人物像を把握していることもあるので併せて活用しましょう。

求める人物像についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。

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②具体的なエピソードを当てはめる

企業が求める人物像をチェックした次は、強みを証明するために、強みを発揮したエピソードを考えましょう。強みをどのように活かしたのかを伝えることで、「自己PRが聞かれる理由」で説明したとおり入社後に活躍できるかどうか判断されますよ

振り返るときには「5W1H」を意識して振り返ることがおすすめです。5W1Hとは、「いつ・どこで・誰と・何を・なぜ・どのように」ですね。これを自分に問いかけながら自己分析すると、エピソードを知らない採用担当者に伝えるべきことが見つかりますよ。

はじめて話を聞く面接官でも強みを発揮したことがイメージできるように、エピソードは具体的に振り返りましょう。

③取り組んだ結果を言語化する

当てはめた過去の経験に取り組んだ結果、どのようになったのかを言語化することが次のステップです。過去のエピソードを具体的に書いても結果を言語化しなければ、本当に取り組んだかどうか分かりません

たとえば、TOEIC学習を通じて強みをアピールするとします。ですが受験した結果について説明がないと、本当に強みを活かしたのかどうかが分かりませんよね。そのため、過去の経験を伝えるときには、取り組んだ内容と結果をセットで考えるようにしましょう。

④エピソードからの学びを考える

過去の経験を通じて自分が何を学んだのかを考えることが5つ目のステップです。もし全く同じ経験をしている学生が複数いたとしても、その経験から学ぶことは異なりますよね。

たとえば「部活で優勝するまで」の経験では、チームワークの大切さを学ぶ人もいれば、リーダーシップの大切さを学ぶ人もいるはずです。つまり、このように学びを伝えることで自分の価値観をアピールできるのです。過去の経験を振り返ってどのような学びがあったのかを考えてみましょう。

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⑤今後どのように活かしたいか考える

最後のステップでは、その強みを入社後どのように活かしたいかを考えます。ここまでの5つのステップを実践すると、採用担当者に強みがあることを伝えることができました。さらにその強みを今後どのように活かしたいかをアピールすると、採用担当者に入社イメージを与えることができますね

これも学びと一緒で、同じ強みがあっても入社後どのように活かしたいか人によって異なります。企業研究をして活躍したいイメージを1文で伝えられるように考えましょう。

柴崎 拓也

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強みが複数ある場合は1つに絞ってアピールしよう

みなさんの中には、強みが複数あり「どの強みをアピールするべきか」を悩む人もいるのではないでしょうか。ですが複数の強みをアピールしようとすると、ESでは文字数が足りなくなったり、面接では時間が足りなくなったりしてしまいます。そのため、一つに絞ってアピールするようにしましょう。

企業が求める人物像に一致する強みがあれば、その強みを優先的に設定しましょう。もし企業が求める強みと一致するものがなくても、自分を偽る必要はありません。採用担当者は多くの学生と面談しているプロなので、嘘をつくとバレてしまう可能性が非常に高いです。企業が求める強みと一致するアピールポイントがない場合は、自分が最もアピールしやすい強みを伝えるようにしましょう。

求める人物像と一致していない人でも、内定獲得できる可能性は十分あるため安心してください。自分の強みに自信を持ってESや面接で自己PRすることが大切です。

他の学生と差をつけるための自己PRの5つのポイント

他の学生と差をつける自己PRの5つのポイント

紹介した5ステップに沿った自己PRは多くの学生が実践している基本的な方法です。さらに差をつけるためには、これから紹介する5つのポイントを意識しましょう。ここから説明するポイントを実践している人は少ないため、ぜひ参考にしてみてください。

①自己PRは1つの長所に絞る

どうしてもアピールしたい強みを1つに絞りきれないと感じる人がいるかもしれません。ですが、ESの限られた文字数や面接の限られた時間でアピールするためには、2つ以上の強みではPRしきれないことがほとんどです。

より効果的にアピールするためにも強みは一つに絞りましょう。1つの強みを深く説明した方が、仕事のどのようなシーンで活かせるのかを採用担当者はイメージできるようになりますよ

②キャッチフレーズをつける

自分の強みにキャッチフレーズをつけると採用担当者の印象に残るため、選考通過のきっかけになることもあります。同じ強みを持っている学生が複数人いるときに、やはり印象の残りやすさが変わりますよね。

キャッチフレーズと聞くと難しく感じるかもしれません。そのような人でも、エピソードを一般化するとキャッチフレーズは考えやすくなりますよ。たとえば、積極性が強みでエピソードがゼミでの発言だとします。すると、「チームの中でも先陣を切って発言できる積極性」のようなキャッチフレーズをつけることができますね。

こちらの記事でキャッチコピーの作成手順と具体例が詳しく解説されています。記事を参考にして、採用担当者から好印象を得られるキャッチコピーを見つけましょう。

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③エピソードはプロセスもアピールする

具体的に「どのようなことに取り組んだか」や「何をしたか」過程も伝えましょう。結果や成果にフォーカスして説明する人が多いですが、学生時代の成果を社会人になってからも再現できるかどうかは分からないですよね。

しかし、物事へどのように取り組んだのかプロセスを知ることができれば、面接官は入社後に活躍できるかどうか判断できるようになります。そのため、取り組んだことや行動を具体的に盛り込むようにしてください。

まずNGの具体例は「大学1年生の意見を取り入れたら、サークルの離脱率が10%改善しました」や「大学1年生の意見を聞くために、自ら行動をしました」が挙げられます。どちらも「意見を取り入れる」や「自ら行動しました」と書かれていますが、具体的に何をしたのか分からないですよね。より具体化をして「1年生と私だけのミーティングを企画し、週1回開催しました」などプロセスをアピールするとイメージが湧きやすくなりますね。

④難しい言葉を使わずにまとめる

社会人に向けて説明しようとすると、つい難しい言葉を使いたくなりますよね。ですが、難しい言葉を使うと認識の齟齬が生まれてしまい、選考では不利になってしまいます。特にESでは補足をすることができないため、誰が読んでも同じ理解ができるようにできるだけ簡単にまとめることが大切ですよ

⑤数字や実例を交えて説明する

難しい言葉を使わないことに加えて、数字や具体的なセリフなどを交えて説明すると採用担当者は理解しやすくなります。イメージが具体化されると入社後に活躍している姿が想像しやすくなるため、結果的に内定に繋がりやすくなるのです

たとえば、「多い・少ない」ではなく「8割・2割」や、「ゼミで積極的に発言する」ではなく「ゼミで必ず最初に発言する」と言い換えると誰でも同じ想像ができるようになりますよね。

自己PR作成するときに注意するべき点

自己PR作成するときに注意するべき点

ここまでに自己PR作成のポイントを紹介しましたが、多くの学生がやりがちな注意点を把握すると失敗せずに自己PRが考えられるようになりますよ。作成した自己PRがこれらの注意点に当てはまっていないかをチェックしましょう。

①求める人物像とズレないようにする

はじめに紹介したように企業が求めている人物像に当てはめて考えることはとても大切です。自己PRを考える上で基本的なことですが、作成した自己PRを見直してずれがないか確認しましょう

根岸 佑莉子

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求める人物像とズレていないか自分以外の人にチェックしてもらおう

企業が求めている人物像は紹介した通り採用HPやSNSなどを使って確認できますが、いざESを書いてみると無意識のうちにズレてしまうことがあります。時間をかければかけるほど分からなくなってしまうため、自分以外の人に一度添削してもらうようにしましょう。

すると、自分では気がつかなかった人物像のズレに気がつけるため、おすすめのチェック方法です。ただし家族や知人は就活のプロではないことがほとんどだと思うので、プロからのアドバイスが受けられる就活エージェントを利用すると安心です。

自分の性格と求める人物像が異なるときは言い換え表現を活用する

求める人物像が「行動力がある人」で、自分の強みが「綿密に計画を立てること」だとします。そのまま自己PRしてしまうと、企業が求める人物像と逆になってしまいます。ですが「スムーズに行動するための計画力」と言い換えると、偽らずに企業の強みに合わせられますよね。企業が求めるスキル「行動力」を目的にし、強み「計画力」を手段として捉えると言い換えが簡単にできますよ。

このように言い換え表現を使いこなして、企業から内定につながる高い評価を勝ち取りましょう。

②誇張や虚偽の自己PRをしない

志望度が高ければ高いほど、企業が求める人物像に合わせて誇張したくなる人がいるかもしれませんが、等身大としての自分をアピールするようにしましょう。

企業が求める人物像とズレないようにすることは大切ですが、完全に企業の採用要件を理解することは残念ながらできません。そのため、良かれと思って誇張したり偽ったことがマイナス評価に繋がってしまい不採用になる可能性も出てきてしまいます

仮に誇張したことが評価されて内定獲得ができたとしても、入社後のミスマッチになってしまう可能性もありますよね。このようなミスマッチを避けるためにも誇張や虚偽はせずに自己PRを考えるようにしましょう。

嘘をつこうと思っていなくても、意図せず嘘のように捉えられてしまう可能性も少なからずあります。「嘘と嘘ではない」の境界線などをこちらの記事で解説しているので、チェックしておきましょう。

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③ガクチカ・志望動機と矛盾しない

自己PRを書くときに、ガクチカや志望動機と別に考えている学生も多いです。実は、すべてつながりがあるものなので、内容が矛盾していると選考落ちになってしまう可能性が高いです。

たとえば強みが「リーダーシップ」であるにもかかわらず、ガクチカでは「留学のための英語学習にコツコツ取り組んだこと」で、志望動機が「サポートができる仕事をしたい」だとします。すると、自己PRとガクチカが異なるもので、志望動機についても牽引するイメージのリーダーシップとサポートは真逆にも感じられてしまいます

このようにそれぞれが一貫していないと、強みを偽っていると感じられてしまうため注意が必要ですね。

④「思います」を避けて言い切る

ESを書いていると断定することに抵抗感を覚えて、「思います」や「考えます」という言葉を使っている学生が多いです。ですが、就職活動では自信があることをアピールしなければ、仕事を任せられないと判断されてしまう可能性もあります

自信を持って「です」「ます」を使い言い切るようにしましょう。

⑤誰でもわかる表現をする

他の学生との差別化を意識しすぎて、分かりづらい言葉を使おうとする人がいますが避けた方が良いです。たしかに印象には残りますが、強みがアピールできなくなってしまうと元も子もないですよね

たとえば、自己PRのフレーズをキャッチーにしすぎて「潤滑油のようにチームのサポートができること」のように表現すると、採用担当者はイメージが湧きづらくなりますよね。このような想像がしづらい比喩表現は避けるようにしましょう。

⑥ネガティブな自己PRは避ける

自信がないと自己PRでネガティブな表現をしたくなることがあると思います。たとえば、「細かいところまで気にする」や「慎重に行動すること」などは、企業によってマイナス評価をされてしまう可能性もあります。

行動力がある人を求めている企業では、この2つの強みは真逆に感じてしまいますよね。ポジティブに捉えられるように「細部までこだわって取り組む」や「リスクマネジメントを徹底して行動できる」などポジティブに感じられる表現へ言い換えて伝えるようにしましょう

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繰り返し練習しよう! 面接の自己PRで重視するポイント

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就活生

自己PRを考えるポイントは詳しくなりましたが、面接で伝えられるか不安です。

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キャリアアドバイザー

面接で伝えられるようになるためには、練習がおすすめですが気を付けるポイントもありますよ。

ここまで自己PRを考えるポイントと注意点を紹介しましたが、面接でうまく伝えられないともったいないですよね。ここまでに準備した自己PRを後悔せず伝えられるように、これから紹介するポイントを必ず意識しましょう。

PREP法でわかりやすくアピールする

面接で受け答えをするときに、回答のフォーマットがあったら便利ですよね。このフォーマットの代表的なものにPREP(プレップ)法がありますよ。PREP法は4つのキーワードの頭文字をとった構成モデルの1つです

  • Point:結論
  • Reason:理由や根拠
  • Example:具体例
  • Point:結論

この構成方法で回答をすると、論理的にわかりやすくまとまっているため面接官も理解しやすくなります。

適切な声の大きさやスピードで話す

緊張すると声が小さくなったり早口になったりしてしまうことが多いですよね。このように話してしまうと、内容が素晴らしくても仕事を任せることが不安な印象を与えてしまいかねません。

そのため、いつもよりゆっくりハッキリ伝えるように意識しましょう。そうすることで聞き手である面接官は安心感を持ち、採用へ前向きになりますよ。

自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけ裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します

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口癖に気を付ける

自分の口癖を知るためには、面接練習をするときに録音をして聞き直すことがおすすめです。面接練習をしても意外と忘れてしまうことが多いため、録音をしてきちんと振り返ることが大切になりますよ。

口癖が出てしまうタイミングとして、沈黙が気まずく「えーっと」などの口癖が出てしまうことも多いです。ですが、沈黙が生まれてしまうことは悪いことではないと意識するだけでも解消できることがあります。考える時間が必要なときには「少々考える時間をいただいてもよろしいでしょうか」などと言えば、沈黙ができてしまっても問題ないですよ。

簡単に書ける! 受かる自己PRの例文

自己PRのポイントや注意点を理解できたところで、ここからは自己PRの例文を10個紹介します。今までに説明したポイントがどのように活かされているのかや、自己PRの内容もぜひ参考にしてください。

①責任感・真面目

例文

私の強みは、責任感があり何事にも真面目に取り組むことです。

私の大学は留学生を100名以上受け入れていますが、日本人とのコミュニティが少ないことに課題を感じていました。この課題に対して、外国の文化に興味がある日本人学生を集めてサークルを立ち上げました。まだ20名規模の活動ですが、参加している留学生の100%が「活動に満足している」というアンケート結果が得られました。

このように課題や問題の当事者でなくても、責任感を感じ真面目に取り組む姿勢は、入社後にも所属部署を越えた企業の発展に役立てたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

紹介した自己PRの構成が意識できていることはもちろん、数字を使って説明されているため具体的なイメージがしやすい自己PRですね。

他にも責任感をアピールする例文をチェックしたい人はこちらを参考にしましょう。

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②向上心・努力家

例文

私は興味あることに対して時間を忘れるほど努力する向上心が強みです。

大学から未経験でオーケストラ部へ入部しフルートをはじめましたが、3ヶ月経っても簡単な曲ですら吹くことができませんでした。ですが、経験者に負けたくないという思いから、授業の空き時間や授業前・授業後の時間を使って練習を続けました。その結果、大学3年生のときに、部内のオーディションで合格をし、コンクールへ出場することができました。

入社後も「周りに負けたくない」という向上心を大切にして、社会人としてスキルアップし即戦力として活躍できるように努力していきます。

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キャリアアドバイザー

取り組んだことが具体的に書かれているだけでなく、その結果どのような変化があったのか分かりやすくまとめてあります。そのため向上心が強みであることが理解しやすく、さらに社会人になっても活躍することが想像できますね。

③協調性・チームワーク

例文

私は協調性を重視することを強みにリーダーシップを発揮しています。

現在、所属人数が100名を越えるテニスサークルで広報のリーダーをおこなっています。例年は広報チームのみで新入生の勧誘企画の検討・実施をおこなっていました。ですが、全員でサークルの広報に取り組むことによって、よりサークルの魅力を新入生へ届けられると考えました。その結果、サークルのSNSを日替わりで全員が投稿を担当するようにしました。するとメンバーによるSNS拡散が進み、歓迎会への参加人数で歴代トップを記録することができました。

このように周りを巻き込んで物事に取り組む姿勢を大切にして、入社後も自分だけでなく全員で成長できるように貢献していきます。

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キャリアアドバイザー

エピソードが具体的で分かりやすいだけでなく、入社後に強みをどのように活かすかがとてもイメージしやすいですね。

④忍耐力・継続力

例文

私の強みは、一度やめてもまた再会できる継続力と忍耐力があることです。

高校1年生のときに担任の先生の留学エピソードに惹かれて英語学習に力を入れ始めました。大学受験で挫折してしまい約3ヶ月勉強から離れていた期間もありましたが、大学入学後に再会しました。約6年間英語学習を続けた結果、留学試験に奨学生として合格し6ヶ月間アメリカ留学をすることができました。

一度挫折したこともありましたが、当初の目的に立ち戻り年単位で1つのことを継続してきました。この継続力と忍耐力を活かして、社会人になっても着実に成果をあげて御社へ貢献します。

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このエピソードでは一度挫折したことが書かれていますが、最終的にプラスの結果を出しており強みがきちんとアピールできていますよね。必ずしもプラスのことだけを書くのではなく、嘘偽りなくエピソードを伝えることが大切ですね。

実は継続力をアピールするときには注意点が必要になります。継続力をアピールしたい人は、こちらを確認しておくようにしてくださいね。

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⑤行動力・チャレンジ精神

例文

私は失敗を恐れずにチャレンジする行動力が強みです。

大学2 年生のときに、就職活動イベントのボランティアへ参加しました。当時は就職活動について知識がなく、イベントの運営をしたこともありませんでした。ですが募集人数が限られていたため、チャンスを逃したくなく参加をしました。イベント当日はスケジュール通りに進行できなかったこともありましたが、イベント運営の楽しさを知ることができました。その結果、就職活動ではイベントの運営や企画に携われる企業を志望しています。

このように、失敗を恐れずに行動をして得られた知識や経験を入社後も還元して、組織に新しいアイディアをもたらすきっかけを作っていきたいと思います。

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この経験でも結果はプラスではないですが、志望動機につながるまとめ方ができていますね。必ずしも成果を書かなくても、強みをアピールできることがこの自己PRから分かりますね。

行動力を重視してうる面接官は多いため、行動力が強みの人は何度も見直して作り込みましょう。こちらの記事で、他にも例文を紹介しているので参考にしてください。

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⑥計画力・スケジュール管理

例文

私は計画力を強みにスケジュール管理を徹底して成長することができます。

大学でプログラミング研究をしており、研究の中間発表会に向けてスケジュールを立てて計画的に進める必要がありました。そこで私は1週間毎に進捗の管理をおこない、遅れているときには早期発見・対応できるようにしました。具体的には日々の作業時間を2時間増やしたり、研究室のメンバーに協力してもらうようにしました。その結果、進捗に遅れが出てしまったときには再計画をし、2週間以内で遅れを取り戻すことができました。

このように細かくスケジュール管理して臨機応変に行動を変えられることを活かし、入社後は求められている成果以上を残せるように貢献します。

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キャリアアドバイザー

構成が分かりやすいことはもちろんですが、どのようにスケジュールの管理をしたのかが分かりやすく書かれています。計画力やスケジュール管理する力が必要になる企業はとても多いため、内容についても参考にすると良いですよ。

計画性のアピールは簡単に見えて、実はアピールの仕方を気をつけなければ採用担当者からの評価が得られなくなってしまうこともあります。きちんとアピールできるように、この記事で解説されている計画性の伝え方や例文を参考にしましょう。

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⑦コミュニケーション力

例文

私の強みは、初対面の人とでも信頼関係を築くコミュニケーションがとれることです。

昨年、社会人材問題の解決を考えるインターンシップへ参加しました。このインターンシップでは、初対面の人と2日間で情報収集やディスカッション、プレゼンテーションまでしなければなりませんでした。限られた時間の中でも、チームに質問を投げかけたり、発言が少ない人に声をかけたりしました。その結果、早期に信頼関係構築ができ、インターン先の社員から「最もチームワークがよかった」という好評をもらうことができました。さらにプレゼンテーションでチームMVPを取ることができました。

このようなコミュニケーション力を活かして、入社後はチームや部署の良い雰囲気作りにも貢献していきます。

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社員からの具体的なセリフが書かれているため、結果のイメージがしやすくなっていますね。必ずしも数字や立派な成果ではなく、このようにセリフを使うことも1つの選択肢になりますね。

コミュニケーション能力も計画性と同様に伝え方が難しい強みの1つです。こちらの記事で言い換え表現を10個紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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⑧負けず嫌い

例文

私は、興味あることに対して努力を惜しまない負けず嫌いの精神が強みです。

大学で「異文化理解」の授業があり、合計3回のプレゼンテーションと、投票でベストプレゼンターを決めるカリキュラムが組まれていました。初回の発表で私は10時間以上を費やし準備万端で臨んだものの、僅差で2位となってしまいました。その悔しさをきっかけに、教授からのフィードバックやクラスメイトからのアドバイスを積極的に求め準備を行いました。その結果、第3回ではベストプレゼンターに選出され、上位10%の成績を収めることができました。

このように2位という結果に満足せず行動し続ける姿勢を活かして、貴社の事業発展に貢献したいと思います。

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この自己PRではアピールしたいことが簡潔に分かりやすくまとめられています。たとえば授業について書かれていますが、授業の内容は強みをアピールするのに不要なため説明がされていませんよね。このように内容を過不足なく説明することが大切です。

負けず嫌いの他の例文をみたい人はこちらの記事を参考にしてください。OK例文だけでなくNG例文も紹介しているので、自分がNG例文のような自己PRを書いていないかチェックしておきましょう。

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⑨傾聴力

例文

私は傾聴力を強みに、チームで行動するときに一人ひとりの魅力を引き出しています。

大学に入学しバドミントンサークルへ所属しています。参画当初はサークルの練習メニューや方針がトップダウンだったため、方針に合わないと感じた人が辞めてしまいました。4月には10人がサークルへ参加していたのですが、3人にまで減ってしまいました。この状況を課題に感じて、2年生になりサークル運営に関わるようになってからは皆の意見を引き出すように毎日30分以上は会話をするようにしました。さまざまな意見を聞くことができサークル運営に反映した結果、離脱率を5%まで抑えることができました。

このように自分だけでなく周囲の意見に耳を傾けて取り組む姿勢を活かして、楽しくはたらける職場づくりに役立てたいと思っています。

傾聴力についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せて読んで理解を深めてくださいね。

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「意見を引き出す」ということは第三者へ説明するときに難しいですが、「30分以上会話をするように」と説明することでイメージが湧きやすくなりますね。この具体例ように数字に落とし込むことを実践して自己PRをかけると良いですね。

⑩分析力・企画力

例文

私の強みは、チームの意見をまとめて納得する解決策を打ち出す企画力です。

飲食店のアルバイトでお客さんのリピート率が低く、解決策を考えるためにスタッフ全員20名でミーティングを行いました。解決策は全部で8案出たもののミーティングの場では採用する案が決められませんでした。そこで私は、それぞれの案のメリット・デメリットや期待される効果を分析し、メリットを組み合わせた2つの解決策を考えました。その案はいずれも店舗で採用されて、実施したことでリピート率が2%アップしました。

このように意見や考えに対して向き合い企画を考えられることを活かして、入社後は日常的にも課題解決をして貢献したいと思います。

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第1文のキャッチフレーズと内容が一致しているため、はじめて読む人でも簡単に自己PRを理解することができますね。このように内容を要約して強みを補足すると分かりやすい自己PRが考えられますね。

分析力は企業が求めているレベルをアピールすることが難しい自己PRの1つです。企業が求めている分析力について、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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