エンジニアの仕事内容をわかりやすく解説! 15職種と適性も紹介

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目次

  1. エンジニアを目指すなら種類や仕事内容を知ることが必須!
  2. まずは基本を押さえよう! そもそもエンジニアとは
  3. 工学(エンジニアリング)の専門知識・技術を持つ人
  4. 近年ではITエンジニアを指すことが多い
  5. 【全11職種】ITエンジニアの種類と仕事内容
  6. 開発系エンジニア
  7. インフラ系エンジニア
  8. IT関連職
  9. IT分野以外でもエンジニアは活躍している
  10. プラントエンジニア
  11. 船舶・航空エンジニア
  12. ケミカルエンジニア
  13. 環境エンジニア
  14. エンジニアが活躍できる企業とは? 主な企業3種類を紹介
  15. サービスやアプリケーションを扱う事業会社
  16. 他企業の支援をおこなう会社
  17. メーカー
  18. どんな魅力がある? エンジニアとして働く3つのメリット
  19. 成果が目に見えやすい
  20. キャリアの選択肢が広がる
  21. スキルを身につけて独立することも可能
  22. エンジニアに向いている人の特徴
  23. 好奇心旺盛で学習意欲がある
  24. コミュニケーション能力や協調性がある
  25. 論理的思考力がある
  26. 物事に粘り強く取り組める
  27. 知っておこう! 新卒でエンジニアを目指すときの2つの注意点
  28. ①エンジニアの種類を理解しキャリアの方向性を固めておく
  29. ②長期的なキャリアを考えておく
  30. エンジニアを目指す学生におすすめの資格4選
  31. ①ITパスポート
  32. ②基本情報技術者試験
  33. ③応用情報技術者試験
  34. ④ネットワークスペシャリスト
  35. エンジニアの仕事内容に関するよくある質問
  36. エンジニアの種類を知って自分に合った仕事を見つけよう! 

エンジニアを目指すなら種類や仕事内容を知ることが必須!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

エンジニアは人気職種のひとつですが、専門性の高い職種であるというイメージから、「新卒の未経験でもなれるの?」「自分にできるのかな?」と不安を感じている人も多いしょう。

実は、エンジニアには多くの種類がありそれぞれ役割や仕事内容が異なります。エンジニアを目指すのであれば、まずはその違いを知ることが就活成功の第一歩となるでしょう。

この記事では、エンジニアの種類や仕事内容、魅力を紹介します。エンジニアに向いている人の特徴も紹介していくので、自分に当てはまるかどうか考えてみましょう。

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まずは基本を押さえよう! そもそもエンジニアとは

漠然とエンジニアに興味を持っているものの、「そもそもエンジニアとは?」と疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。就活において、職種の大枠を理解することは非常に大切なことです。

まずは、エンジニアの基本的な役割を確認していきましょう。

工学(エンジニアリング)の専門知識・技術を持つ人

エンジニアとは、工学(エンジニアリング)の分野で活躍する専門職の総称です。システム構築や設計、運用などの専門・技術を駆使して、便利で快適な環境を作ることを目指します

たとえば、自動車の開発では設計や生産ラインの構築、テストといった過程が必要ですよね。その際、専門知識を駆使して新しい機能やデザインを作ったり、より効率的な生産方法を確立したりするのがエンジニアの大きな役割です。

エンジニアにはさまざまな種類があり、「船舶エンジニア」「環境エンジニア」といったように、携わる分野によって名称が細分化されているのが特徴です。

近年ではITエンジニアを指すことが多い

ひと昔前までは、エンジニアというと機械や車、電子デバイスなどの開発にかかわる専門職というイメージでした。しかし、インターネットやAIなどの技術が発展した昨今では、IT関連のエンジニアが注目を集めており、ITエンジニアを指すことが多いです。

ITエンジニアは、AIエンジニアやセキュリティエンジニアなど、活躍する分野や役割によりさらに細分化されます。企業によってニュアンスが異なる場合があるため、エンジニアと一括りにするのではなく各求人の募集要項をしっかり確認しておきましょう。

IT企業の職種や働くメリットを知りたい人はこちらの記事も参考にしてくださいね。

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【全11職種】ITエンジニアの種類と仕事内容

ITエンジニアの種類と仕事内容

エンジニアの中でも近年需要が伸びているIT系エンジニアは、仕事内容が細分化されており求められるスキルも異なります。エンジニアを目指すのであれば、最低限その違いは把握しておきましょう。

ITエンジニアは、開発系エンジニアとインフラ系エンジニア、IT関連職の3つに分類できます。ここではそれぞれの役割や代表的な職種について紹介します。

開発系エンジニア

開発系エンジニアは、アプリケーションやシステム、AIの設計・開発をおこなうエンジニアです。みなさんが普段使っているWebサイトやスマートフォンのアプリ、家電に搭載されているシステムなどは、開発系エンジニアが作っています。

開発系エンジニアは、メーカーなどに所属し自社製品を作るケースのほか、サービス支援会社に所属し外部から委託を受けて作るケースも多くあります。

いずれの場合も目的に合ったものを作る必要があるため、専門知識はもちろん、ヒアリング能力やプレゼン能力、マネジメント能力など幅広いスキルが求められます。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、IT技術を駆使して顧客の課題を解決する職種で、ソフトウェアエンジニアと呼ばれることもあります。顧客が抱えている課題をヒアリングし、それを解決するために必要なシステムの開発をおこないます。

主な仕事内容は以下の3つです。

  • 要求分析・要件定義:顧客のニーズを聞き出しどのようなシステムを求めているのかを確認する。
  • 基本設計・詳細設計:求める機能を持つシステムを作るために、具体的な設計をおこなう。
  • テスト:作ったシステムが設計通りに動作するか確認する

このほか、予算や人員、進捗の管理など、マネジメント業務まで幅広く担当することが多いです。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが作った設計に基づいて、実際にプログラミングをおこなう職種です。C言語やJavaといったプログラミング言語についての知識や、正確なプログラミング技術が求められます。

また、設計通りにプログラミングをしてもシステムがきちんと動作しない場合に、設計書の不備を発見し、システムエンジニアに伝えることもプログラマーの役割です。プログラマーは、エンジニアの中で最も現場に近い職種であるため、未経験からエンジニアを目指す場合におすすめです。

プログラマーとして経験を積んで、システムエンジニアへのキャリアアップを目指す人も少なくありません。ただし組織によってシステムエンジニアとプログラミングの線引きは異なり、兼務する場合もあります。

AIエンジニア

AIエンジニアは、機械学習やディープラーニング(深層学習)を活用した研究・開発を担うエンジニアです。「プログラミング」と「アナリティクス」の2分野に大別され、プログラミング分野ではAIの開発や実装を、アナリティクス分野ではAIが学習したデータ解析をおこないます。

AIは自動運転技術や生体認証、スマートスピーカーなど、さまざまな分野で活用が進められている技術で、世界的に需要が高まっています。プログラミング技術やAIの専門知識はもちろん、統計学や線形代数といった数学的知見、データベースの運用知識など幅広いスキルが求められるため、高収入が期待できるでしょう。

AIエンジニアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。仕事内容やAIエンジニアになるための方法についても紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

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組み込み・制御系エンジニア

組み込み・制御系エンジニアは、家電やスマートフォン、産業用機器などを制御するソフトウェアの開発をおこなうエンジニアです。「このボタンを押したら特定の動作をする」という機能を、機械に付与する方法を実現化します。

主に、機械に組み込まれるシステムを設計・開発する「組み込み系」と、機械の動作を制御するためのプログラムを作る「制御系」に分けられます。組み込み・制御系エンジニアは、小さな機械にソフトウェアを搭載する技術やコストを抑える技術など、幅広いスキルが必要です。

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キャリアアドバイザー

昨今では、あらゆるものがインターネットにつながる「IoT化」が進んでおり、家電や自動車など身近なものにも組み込み・制御系のシステムが内蔵されています。そのため、組み込み・制御系エンジニアは今後活躍の場が広がると予想されています。

Webエンジニア

Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発や実装、運用をおこなうエンジニアです。大きく分けて「フロントエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2種類があります。

2種類のWebエンジニア
  • フロントエンジニア:Webサイトのユーザーの目に触れる部分の開発・設計をおこなう
  • バックエンドエンジニア:データベースの設計などユーザーの目に見えない部分を担当する

近年では、企業側で稼働しているソフトウェアを、インターネット経由でユーザーに提供する業態(SaaS)が増えてきているため、WEBエンジニアの業務領域は今後も拡大していくでしょう。

インフラ系エンジニア

アプリケーションやシステムの設計を担う開発系エンジニアに対し、ITを利用するうえで基盤となる設備の構築や管理をおこなうエンジニアをインフラ系エンジニアと言います

水道や電気、鉄道などを社会インフラと呼びますが、ITにおいてもサーバーやネットワーク、ストレージなどの「ITインフラ」は非常に重要な役割をはたしています。高い専門性が求められ、昨今では職種も細分化してきています。ここでは、そんなインフラ系エンジニアの代表的な職種を紹介します。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、システムの保全や個人情報の保護などセキュリティ全般を担うエンジニアです。サイバー攻撃への対策を強化することにより、企業が持つ重要な情報を守ったりコンピュータウイルスの感染を防いだりします。被害を受けたときの対処をおこなうこともあります。

IT化が進む昨今では、多くの企業が大量の個人情報を保有・運用しており、1つの脅威から大きな損失につながることもあります。企業の存続を担う重要なポジションであることからも、高い専門性と責任感が求められます。

未経験からいきなりセキュリティエンジニアになることは難しく、システムエンジニアをはじめとするほかの職種を経験してから目指すことが一般的です。

クラウドエンジニア

クラウドとは?
  • インターネットを通じてユーザーにサービスを提供する形態

ネットワークやサーバーなどのITインフラ機能は少し前まで実際に機器を触って設定するのが主流でしたが、ITインフラ機能もクラウド上で設計・構築ができるようになりました。クラウドエンジニアはクラウド上でのITインフラの設計や運用、保守監視をおこないます。

昨今では、導入のしやすさやメンテナンスの利便性から、社内システムをクラウド化する企業が増えてきました。比較的新しい職種であり将来性が見込まれるため、最新技術を学び続ける意欲のある人に向いているでしょう。未経験からの募集は少ないため、ほかのエンジニアを経験してから目指すことがおすすめです。

サーバーエンジニア

サーバー(Server)とは、ユーザーの要求に対して、それに合うデータや処理結果を提供するコンピューターのことです。Webサイトを表示するためのWebサーバーや、メールを処理するメールサーバー、データを格納するデータベースサーバーなどがあります。そんなサーバーのシステムを構築したり運用したりするのがサーバーエンジニアです。

Webサイトが見られなくなったとき、「サーバーダウンした」と言われることがありますよね。その際、サーバーで起きた障害への対処をして、復旧することもサーバーエンジニアの大切な役割です。

日常生活や仕事のあらゆる場面でITサービスが絡んでいる昨今においては、社会を支える重要な役割を担うエンジニアといえるでしょう。

サーバーエンジニアに興味のある人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。サーバーエンジニアを目指す人におすすめの資格についても詳しく解説しています。

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IT関連職

開発系エンジニアやインフラ系エンジニアのほかに、IT技術を活かして社内外のサポートをする仕事もエンジニアの一種といえます。具体的な業務内容は所属する企業によって異なりますが、システム導入時の技術的なサポートをしたり、営業活動をしたりすることが多いです。

顧客と直接接する機会が多いため、高いコミュニケーション能力やマルチタスク能力が求められます。

社内SE

社内SEとは、自社で使用するシステムの構築や運用をおこなうエンジニアです。自社の経営課題を解決するために、有効なシステムを提案したり設計したりします。社員へのPC貸与や新しいシステムの使い方の指導、トラブル時の対応など、ヘルプデスクとしての役割を担うこともあります。

社内SEは、自社の業態に沿ったシステムや、人事・経理といった管理系のシステムなどを扱うことが多いです。ほかのエンジニアに比べ携わる分野は偏りがちですが、顧客の要望に左右されることが少ないため、安定して働ける傾向があります。

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キャリアアドバイザー

経営的な視点を持ってシステム開発に取り組めることもメリットのひとつです。ただし社内SEはエンジニアの中でも人気が高く、高倍率になりがちであることも理解しておきましょう。

社内SEの仕事内容や志望動機を詳しく知りたい人はこちらの記事も読んでださいね。

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データサイエンティスト

データサイエンティストは、企業が持つ大量のデータを分析して、経営課題を解決するための情報を集める仕事です。プログラミングや統計学、機械学習などの専門知識を駆使して、膨大なデータから必要な情報を取り出したり、ビジネス上の問題点を発見したりします。

昨今、IT業界に限らずあらゆる分野でビッグデータの導入が進んでおり、データに基づく経営戦略をおこなう企業が増えてきました。また、IoTの普及により蓄積するデータが多様化しています。

一方で、データサイエンティストは専門性が高く比較的新しい職種であるため、人材不足に悩む企業は少なくありません。需要に対して人材育成が追い付いていないため、幅広い業種で重宝されています。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、専門的な技術や知識を活かし、営業活動をするエンジニアです。エンジニアと営業職の両面を持つ職種で、フィールドアプリケーションエンジニアとも呼ばれます。

仕事内容は、顧客への自社システムの提案や導入時の技術的サポート、アフターフォローなど企業によってさまざまです。契約に結びつけることも多いため、エンジニアとしての専門知識はもちろん、営業職としてのスキルも求められます。

なお、セールスエンジニアは経験やスキルが必要とされる職種であるため、新卒採用での募集はあまり多くありません。ほかのエンジニアや営業職として経験を積んだ人が、キャリアアップとして目指すのが一般的です。

IT系の職種についてはこちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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IT分野以外でもエンジニアは活躍している

IT分野以外のエンジニアの例

エンジニアというとIT業界をイメージする人も多いかもしれませんが、本来エンジニアは工学分野での技術者を指す言葉であり、さまざま業界で活躍しています。細かく見れば数えきれないほどの種類がありますが、ここではIT分野以外で活躍する代表的なエンジニアを紹介します。より自分に合った仕事を見つけるために、エンジニアの領域を幅広く知っておきましょう。

プラントエンジニア

プラントとは、工場や発電所などの生産設備のことです。プラントエンジニアは、プラントの企画や設計、施工管理、メンテナンスをおこないます。簡単に言えば、製品を作り出すための工場設備を整える人です

扱う領域によって機械系プラントエンジニアや電気系プラントエンジニア、土木系プラントエンジニアなどに分けられます。

プラントエンジニアは、各分野の専門スキルが必要となる高度な職種であるため、理工系の学士以上の知識が求められることが多く、実際に働いている人の中には大学院修了者も少なくありません。海外勤務となることも多いため、英語や中国語などの語学力があると重宝されます。

船舶・航空エンジニア

船舶や航空機の設計・開発をおこなう人を、船舶エンジニア、航空エンジニアと呼びます。設計や操縦装置、機械工学、電気のほか、セキュリティ管理などの知識が求められます。世界的に見ても日本はトップクラスの技術を持っていると言われているため、スキルを身につければ幅広く活躍できるでしょう。

船舶エンジニアや航空エンジニアとして活躍するためには、造船会社や航空機メーカー、航空部品開発メーカーなどに就職することが一般的です。

特に資格は必要ありませんが、高い専門性が求められる職種であるため、応募条件を理系学部としている場合が多いです。大学や大学院で船舶工学や建築、電気系などを学んでいると有利になるでしょう。

造船業界については、こちらの記事で詳しく解説をしています。興味のある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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ケミカルエンジニア

ケミカルエンジニアは、繊維や塗料、素材といった化学製品を扱うエンジニアです。食品や建設、電力などさまざまな業界で活躍しています。メーカーで働く研究者をイメージするとわかりやすいでしょう。

ものづくりの世界では、研究室で開発したものを工場で生産できるようにスケールアップし、生産・品質管理をおこなうという流れが基本です。ケミカルエンジニアは、その一連の流れに携わり、新しい技術や製品を実現する職種で、それぞれの部署が担当する業務をおこないます。

近年はSDGsをはじめとする環境問題や人権に注目が集まっています。今後は、化学の専門知識だけでなく、環境問題への関心もエンジニアとして求められるようになるでしょう。

環境エンジニア

環境エンジニアは、メーカーや研究機関、環境保全会社などで、環境保全や公害防止に役立つ技術や機械を開発するエンジニアです。産業の発展によって、自然や人体への影響が問題視されるようになり、環境保全は世界的に注目を集めています。企業においても、環境に優しい素材・製造方法を検討することが求められるようになりました。そこで需要が生まれたのが、環境を守りながら人々の生活を快適にすることに取り組む環境エンジニアです。

具体的には、省エネ装置や廃棄物処理装置、汚染調査機器などを開発します。消費電力を押さえながら生産方法を考えたり機械を設計したりすることもあります。環境関連の問題は分野の垣根を超えて取り組む必要があるため、多角的に物事を見る視野の広さが求められるでしょう。

塩田 健斗

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エンジニアとコーダーの違いについても覚えておこう

コーダーとエンジニアは何が違うのかと疑問を持つ学生もいるでしょう。それぞれの役割と業務範囲を確認すると違いがわかりやすくなりますよ。

まずエンジニアは、ここまで見てきたとおりソフトウェアやハードウェアの設計、開発、保守など、技術的な問題解決の全般を担当します。システムの全体を理解し、動作方法や何が必要かを意思決定していきます。そのため、単に技術的な知識を持っているだけではなくプロジェクトを管理したり周囲とコミュニケーションを取ったりすることもあるでしょう。

一方、コーダーは主にプログラムのコードを書くことを目的とした職業です。仕様や設計に従って実装をおこなうため、プログラミング言語やツールを深く知っていることがもとめられます。もちろん現場によっては、それぞれの職業の兼務や関与はありますが、まずは大まかな違いを捉えておきましょう

エンジニアが活躍できる企業とは? 主な企業3種類を紹介

上記ではエンジニアの種類や仕事内容を紹介してきましたが、就活の際に気になるのは「どんな企業に就職できるのか」という点ですよね。

実は、一口にエンジニアといっても所属する企業によって役割や働き方は異なります。エンジニアとして働きたいなら、その違いを踏まえて就職先を選ぶことが大切です。では次に、エンジニアが活躍できる企業を3パターンに分けて見ていきましょう。

サービスやアプリケーションを扱う事業会社

1つ目に挙げられるのは、サービスやアプリケーションを提供する事業会社です。多くの場合、自社で製品を企画・開発し、運用や保守に至るまでを担います。ひとつの製品開発に一貫してかかわることができるため、ものづくりが好きな人にとってはやりがいを感じやすい環境です。

自分たちのペースで業務を進めやすいため、働きやすさを重視したい人にも向いているでしょう。ただし、自社開発は顧客から依頼されて作るわけではないため、必ずしも利益が入るとは限りません。

そのため、ネームバリューがあって規模の大きい企業が多く、その分人気も高くなり、採用における難易度は高いといえるでしょう。

他企業の支援をおこなう会社

2つ目は、他企業の支援をおこなう会社です。他社から「こんなシステムを作ってほしい」という依頼を受けて、それに合う製品をエンジニアが作ります。顧客から直接発注を受ける企業もあれば、そこからさらに発注を受ける二次請け企業もあります。

企業規模は大小さまざまで、IT系エンジニアの多くは他社の支援をおこなう会社に所属しています。採用間口が広いため、新卒未経験者でも比較的内定を獲得しやすいでしょう。

また、多くの場合複数の企業から開発を受注するため、案件を通して幅広い知識や技術を身に付けられるというメリットがあります。顧客の意見や要望に左右されやすい側面もありますが、やりとりを重ねることで、コミュニケーション能力や交渉スキルを磨くこともできますよ。

メーカー

自動車や家電、精密機器などを生産するメーカーで働くエンジニアは、「ものづくり系エンジニア」と呼ばれます。大きな役割は、より良い製品をより効率的に生産し、自社の利益に貢献することです。

生産工程の立ち上げや効率化をする生産技術職はもちろん、基礎研究や製品開発、品質管理なども広義ではエンジニアの一種といえます

デジタル化が進む昨今では、生産現場においてもロボットやAIなどを用いた効率化が注目されており、ITインフラへの投資が増えています。そのため、ものづくり系エンジニアには対象となる製品の専門知識だけでなく、プログラミングをはじめとするIT知識も求められることが多いです。

北浦 ひより

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同じ職種名でも業務内容が大きく異なる場合がある

エンジニアという言葉は世の中で広く使用されています。そのため仕事を選ぶ際には企業や業界によってその意味するところや担当業務範囲が異なることが多い点に注意をしてください。

たとえば、ある企業ではソフトウェアの開発を指すかもしれませんが、別の企業ではネットワークの設計管理を指すなど、大枠の業務範囲が異なるケースが想定されます。さらに、「ソフトウェア開発エンジニア」というように一見すると細分化された表現でも、アプリケーションの開発なのかデータベースの管理なのかなど具体的な業務内容にはばらつきがあります。

就職活動をおこなう際は、企業がもとめる具体的な業務内容に対して十分リサーチすることを心掛けましょう。

どんな魅力がある? エンジニアとして働く3つのメリット

エンジニアとして働く3つのメリット

エンジニアというと、「なんだか難しそう」「仕事が大変そう」と尻込みをしてしまう人もいるかもしれません。しかしエンジニアとして働くことには、さまざまなメリットがあり、学生はもちろん転職希望者からも注目を集めています。

では実際に、エンジニアにはどんな魅力があるのでしょうか。主なメリットを4つ紹介します。

成果が目に見えやすい

エンジニアは、Webサイトや機械など自分が作り上げたものやサービスが目に見えるため、モチベーションを維持しやすい仕事です。ひとつのものやサービスを作り上げるには膨大な時間を必要としますが、その分完成したときには大きな喜びを感じられるでしょう。

製品が世に出た後、人や社会の役に立つ様子が目に見えやすいことも魅力のひとつです。また、エンジニアは基本的に1人ではなくチームで協力して業務に取り組みます。

社内はもちろん、社外の人と連携する機会も多いため、チームプレーが好きな人は特にやりがいを感じやすいでしょう。

キャリアの選択肢が広がる

エンジニアは、対象となる製品に関する高い知識と技術が求められる専門性の高い仕事です。そして昨今エンジニアは常に人手不足の状態と言われており、年々需要は高まっています。そのためエンジニアとしてのスキルを身に付けておけば、キャリアの選択肢がぐっと広がります。

たとえば、さらなるキャリアアップを目指す場合も、好条件の求人が見つかりやすく比較的スムーズに転職することが可能です。エンジニアが高い成果を出せるように環境づくりに力を入れている企業も多いため、フレックスタイムやテレワークなど自分に合った働き方を選択しやすくなるでしょう。

スキルを身につけて独立することも可能

エンジニアの中には、経験や実績を積んだ後に独立してフリーランスとして働く人もいます。特にITエンジニアは需要が高いため、スキルや実績があれば企業に所属していなくても即戦力として重宝されるでしょう。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書 2023」によると、フリーランスの中でもエンジニアはWebデザイナーと並んで報酬が高騰傾向にあることがわかっています

また、初期費用があまりかからず仕入れや在庫管理も不要であるため、独立のリスクがそれほど高くないことも魅力。「100%成功する」といえるほど甘くはありませんが、努力次第で自由な働き方ができるのは大きなメリットといえるでしょう。

エンジニアに向いている人の特徴

エンジニアに向いている人の特徴

昨今人気が高まっているエンジニアは、高いスキルが求められるため向き不向きがはっきりしている職種でもあります。

そのため、「なんとなくかっこいいから」「手に職をつけたいから」といった漠然としたイメージで選んでしまうと、入社後に苦しい思いをする可能性も考えられます。後悔しない選択をするために、エンジニアに向いている人の特徴を知っておきましょう。

好奇心旺盛で学習意欲がある

エンジニアは幅広い知識が必要であり、IT分野の技術は目覚ましい進歩を遂げています。昨日まで最新であった技術が、明日には古くなってしまうこともあるため、日々アップデートしていかなければなりません。

そのため、好奇心旺盛で学習意欲の高い人はエンジニアに向いています。新しいものを生み出し、付加価値をつける職種であることから、最新技術を「先取りする」意識も持っておく必要があるでしょう。反対に、勉強することが億劫な人や情報収集が苦手な人は苦痛を感じる可能性が高いので注意しましょう。

コミュニケーション能力や協調性がある

エンジニアというと、1人で黙々と作業をする職人のようなイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし実際は1人で仕事が完結することは少なく、基本的には社内外の人と協力して業務に取り組みます

そのため、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション能力や協調性もエンジニアにとって重要な素養です。また、顧客が製品の知識を持っているとは限らないため、専門的な内容をわかりやすくかみ砕いて説明する力も必要です。

相手の立場に立って物事を考えられる視野の広さを持つ人は、エンジニアの適性があるといえるでしょう。

論理的思考力がある

論理的思考力とは、物事を筋道立てて考える力、すなわち「複雑なものを整理しシンプルに考え伝える力」です。たとえば、エンジニアがシステムの設計をする際は、ただ顧客の要望をすべて詰め込めば良いわけではありません。

さまざまな仕様を検討しながら、コストや性能、運用効率などあらゆる面で最適な答えを導き出す必要があります。このときに必要なのが論理的思考力です。また、不具合が起こったときも、原因の究明と改善をするためには論理的に考えなければなりません。

そのため、普段から物事を論理的に考える癖がある人はエンジニアに向いているでしょう。逆に、感情を優先する人や勢いで行動してしまう人は向いていないかもしれません。

物事に粘り強く取り組める

エンジニアの仕事はすぐに成果が出るとは限らず、数カ月単位で試行錯誤を重ねながら完成を目指すことも珍しくありません。そんな状況でもモチベーションを下げることなく、粘り強く取り組む姿勢を保てる人は、エンジニアに向いているでしょう。物事を正確に進めることが得意な人もエンジニア向きの性格といえます。

また、受託開発の場合は、顧客の要望により途中で方向性やスケジュールが変更になることも少なくありません。ときには自分がおこなった業務が無駄になってしまうこともあるでしょう。理不尽な事態に直面しても、前向きに取り組む姿勢も求められます

上村 京久

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すべてに当てはまらなくても強みを活かせる領域を探そう

上述した「エンジニアに向いている人の特徴」は、持っているとアドバンテージになるので引き続き強みをのばしていきましょう。一方で、あまり当てはまらないと思っている学生でも、エンジニアに興味があればすぐに諦める必要はありません。

特に「どれか1つはアピールできそうだけれど、そのほかは苦手とするだ」と感じる場合には得意なスキルをどのように活かせるのか考えていきましょう。たとえば協調性はあっても論理的思考が苦手だという人は、プロジェクト管理を進めていく仕事が向いているといえますよ。プロジェクトの管理はエンジニアの中でも各部署に働きかけながら業務を進め、コミュニケーション能力がもとめられるので、協調性を存分に活かすことができるでしょう。

技術的な知識やスキルは経験を通じて磨けるので不安になる必要はありません。成長することを忘れずに自分らしいエンジニア像を明確にしていきましょう

知っておこう! 新卒でエンジニアを目指すときの2つの注意点

新卒でエンジニアを目指すときの注意点
  1. エンジニアの種類を理解しキャリアの方向性を固めておく
  2. 長期的なキャリアを考えておく

昨今IT業界は人手不足が叫ばれており、独立行政法人情報処理推進機構の「IT人材白書2020」によると、3割近くの企業が大幅な不足感を感じていると回答しています。このような背景から、IT系をはじめとするエンジニアは採用間口を広く設けており、新卒でエンジニアに就くのはそれほど難しいことではありません。

しかし、だからといって安易にエンジニアを目指すと、思わぬところで就活に苦戦したり、入社後にミスマッチを感じたりしてしまう可能性があります。新卒でエンジニアを目指す場合は、以下の2点に注意しましょう。

①エンジニアの種類を理解しキャリアの方向性を固めておく

1つ目は、エンジニアの種類を知って、その中で自分はどんなエンジニアになりたいのかを固めておくことです。ここまでの説明を読んでわかるように、一口でエンジニアといっても、扱う分野はIT 関連からものづくりまで非常に多岐に渡ります。また昨今では、技術の進歩やニーズの変化によりエンジニアの種類は細分化してきています。

そのため、エンジニアの中でも具体的にどの分野で活躍したいのかを明確化させておくことが大切です。たとえばIT分野に興味があるのであれば、開発系なのかインフラ系なのか、自社開発なのか他社支援なのかをなるべく具体的にイメージしましょう。

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キャリアアドバイザー

自分で調べることが難しい場合は、企業説明会やOB・OG訪問で具体的な仕事内容を聞くことがおすすめです。

②長期的なキャリアを考えておく

エンジニアは新卒でも目指せますが、中には新卒や未経験で就くことが難しい職種もあります。たとえば、セキュリティエンジニアやセールスエンジニア、クラウドエンジニアは、高い専門性が求められるため他の職種で現場経験を積んでから目指すことが一般的です。

データサイエンティストなども、他職種と比べて新卒の採用間口は少ない傾向があります。つまり、新卒での就職=すぐに目標とするエンジニアになれるとは限らないということです

そのため、新卒での就職だけでなくその後も見すえたキャリアを考えておきましょう。場合によっては将来的な転職や独立を視野に入れてみると良いでしょう。

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エンジニアを目指す学生におすすめの資格4選

エンジニアを目指す就活生におすすめの資格

エンジニアは医師や弁護士のように資格が必須の職業ではありません。加えて、新卒ではポテンシャル採用も多いことから、スキルがなくても目指すことは十分可能です。しかし、専門知識を学び続ける姿勢をアピールするためには、資格を取っておくと選考時に役立つでしょう。

ここでは、エンジニアを目指す学生におすすめの資格を4つ紹介します。どれも受験資格がなく、学生でも受けられる試験なので、興味のある人はぜひチャレンジしてみましょう。

①ITパスポート

ITパスポートは、ITを活用するすべての社会人を対象とした入門的な資格です。情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験のひとつであり、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験にあたります。受験資格は特になく、学生でも文系の人でも受けられます。

ITパスポートは、経営戦略からシステム開発技術やデータベース、セキュリティまで幅広い内容を学べるため、新入社員の教育として採用している企業も多いです。そのため、就活時に持っておくと、IT分野への関心や努力できる姿勢を示すことができるでしょう。パソコン操作が苦手な人や基本的な知識がない人は、まずITパスポートに挑戦するのがおすすめです。

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②基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITパスポートの上位資格にあたる国家資格で、「ITエンジニアの登竜門」とも言われます。プログラミングやデータ処理、システム戦略などの基礎知識を幅広く学び、その後の応用力を広げることを目的としています。

こちらも受験資格はなく、誰でも受けられます。実際に、受験者のうち約3割は学生が占めています。ただしITパスポートと比べるとハイレベルな知識が求められ、合格率も20~30%程度と難易度はやや高めです。独学でも合格は可能ですが、自信がない人はスクールや通信教育の利用も検討してみましょう。

③応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験よりもさらに上位の資格です。ITやプログラミングに関するより専門性の高い知識を学ぶといったイメージで、合格率は20%程度です。

基礎的な勉強を終えたエンジニアが、さらにスキルアップするための資格として人気を集めています。学生の時点で持っておくと、高度なIT知識を持った人材として評価される資格だといえます

応用情報技術者試験は受験資格がなく誰でも受験できるので、いきなり挑戦することも可能です。しかしやや難易度の高い試験であるため、ITについて1から学ぶ人にとってはハードルが高いでしょう。大学で情報学を学んでいる人や、基本情報技術者に合格した人におすすめの資格です。

④ネットワークスペシャリスト

情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験の中でも、最もハイレベルとされているのがネットワークスペシャリストです。公式サイトでは、以下のように記載されています。

ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広く精通し、目的に適合した大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。

知識や技術を持つだけでなく、ビジネスでの運用・開発において中心的な役割を果たすことを目的としています。合格率は10~15%程度と簡単な資格ではありませんが、だからこそ持っておくとほかの学生との差別化につながるでしょう。

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吉川 智也

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IT以外の資格を取得すると活躍の幅が広がる

IT系のエンジニアを目指す場合、IT関連以外の資格取得を目指して損はないでしょう。たとえばプロジェクトマネジメントを学ぶことで大規模なITプロジェクトを遂行する際に役立ちます。また、ビジネスの側面から見ると、就職後にMBAなどを取得すれば戦略的な視点を得られますよ。

あわせて、特定の業界でITソリューションに携わる場合には医療業界であれば医療に関する資格、インフラ業界であれば電気や土木に関する資格、といった具合にその業界に関する基本的な資格や知識を持っていると役立ちますよ。

このようにエンジニアとしての専門的なスキルだけでなく、ほかの分野の資格や知識も組み合わせることでより幅広い分野での活躍ができるようなります。

エンジニアの仕事内容に関するよくある質問

最後に、エンジニアに関するよくある質問にお答えします。エンジニアへの理解を深め、さらに仕事のイメージを膨らませましょう。

  • エンジニアってどのような仕事をしているのですか? 

    エンジニアとは、シンプルに言うと「システムやものを開発したり運用したりする仕事」です。専門知識や技術を駆使して、新しいサービスを生み出したり製品の作り方を考えたりします。

    扱う領域によってさまざまな種類があり、たとえば、Webサイトを作るWebエンジニア、AIを活用するAIエンジニアなどがあります。IT以外の分野では、生産技術を専門とするプラントエンジニアや、化学製品を扱うケミカルエンジニアなどが活躍しています。

  • 文系でもエンジニアになることはできますか? 

    文系でもエンジニアになることは可能です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、エンジニアを含むIT従事者のうち文系出身者は約30%となっています。新卒採用では、ポテンシャルを重視して内定者を選び、入社後の研修で専門知識を学ぶケースも多いからです。そのため、もちろん大学で情報学や工学を学んでいる人は高く評価されやすいですが、文系の学生でもチャンスは十分あるでしょう。

    ただし、メーカーの研究職や生産技術職、つまり「ものづくり系エンジニア」の場合は、募集対象を理系学生または理系大学院生のみとしている企業も多いです。

エンジニアの種類を知って自分に合った仕事を見つけよう! 

エンジニアとは、工学(エンジニアリング)の分野において専門的な知識と技術を持つ人を指します。近年ではITエンジニアを意味することが多いですが、自動車や家電などIT以外の分野で活躍するエンジニアも多くいます。

常に勉強する姿勢が求められる高度な職種ですが、キャリアの積みやすさや収入などエンジニアならではの魅力もたくさんあります。ここで紹介した内容を参考に自分に合ったエンジニアの仕事を見つけ、就活の準備を進めましょう。

志望動機が思いつかない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ

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何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

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