目次
- 左脳派・右脳派は性格判断の1種! 自己分析を深めて企業選びに役立てよう
- そもそも左脳・右脳とは? 人間の脳における役割を理解しよう
- 左脳派・右脳派に科学的根拠はない! 自分の意志で行動指針を立てよう
- 当てはまるかチェックしてみよう! 左脳派・右脳派の特徴
- 左脳派①データや数字を用いた分析が得意で論理的思考力に優れている
- 左脳派②感情に流されず冷静に考えられる
- 右脳派①人の気持ちにより寄り添うことが得意
- 右脳派②発想力がありセンスが良い
- 論理的思考力を活かす! 左脳派の人に向いている仕事の特徴
- 数字を扱うことが多い仕事
- データにもとづいて真理を追究する仕事
- 感性や共感力が強み! 右脳派の人に向いている仕事の特徴
- 理屈よりも感情が重視される仕事
- 子どもを相手にする仕事
- 自分はどっち? 右脳派か左脳派かをチェックする方法
- 腕や指の組み方をチェックする
- 普段の行動パターンから考えてみる
- 右脳派・左脳派にとらわれすぎないことが大切! 自分に合った仕事を見つけるための自己分析法
- ①これまでの人生を振り返り自分史をまとめる
- ②モチベーショングラフを書いてみる
- 自己分析ツールを活用する
- 就活エージェントに相談する
- 左脳派とは何か気になっている学生からのよくある質問に回答!
- 左脳派・右脳派はあくまで参考程度に! 自己分析を深めて強みを活かせる仕事を見つけよう
左脳派・右脳派は性格判断の1種! 自己分析を深めて企業選びに役立てよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活を控えた学生から、
「左脳派にはどのような仕事が向いていますか?」
「そもそも左脳派・右脳派とは何ですか?」
といった質問を受けることがよくあります。自分は左脳派だと思いつつも、本当にそうなのかわからずもやもやしている人もいるのではないでしょうか。
実は、左脳派・右脳派は性格判断の1種であり科学的根拠はありません。あくまで参考材料としてどんな傾向があるのかを知ったうえで、これらの言葉にとらわれすぎず自分に合った仕事を探すことが大切です。
この記事では、左脳派・右脳派とは何かを説明したうえで、それぞれの強み、向いている仕事などを紹介します。自分に合った仕事がわからず悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
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そもそも左脳・右脳とは? 人間の脳における役割を理解しよう
就活生
キャリアアドバイザー
人間の脳には左脳と右脳があり、それぞれ異なる働きを持っています。
自然科学研究機構生理学研究所、科学技術振興機および理化学研究による平成20年の発表では、人間の左脳と右脳は、神経のつなぎ目の大きさが異なっており、非対称であることがわかっています。そして、構造の差により機能に違いがあることが示唆されました。
- 左脳:言語や分析処置など
- 右脳:空間認知・非言語処理など
たとえば、左脳は言語や分析的処置、右脳は空間認知や非言語処理を担っていると考えられています。左脳は論理的、分析的、デジタル的な考え方、右脳は情熱的、感性的、アナログ的な働きに関係しているというイメージです。
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左脳派・右脳派に科学的根拠はない! 自分の意志で行動指針を立てよう
左脳派・右脳派という言葉は、脳の働きの違いに着目して考えられた性格診断の1種であり、科学的根拠はありません。脳の左右で機能に差があるのは事実ですが、だからといって日頃の行動パターンに結び付いているとは限らないということです。
そのため、「自分は左脳派だから〇〇の仕事が向いているはずだ」と、偏った考え方をしないよう注意しましょう。
就職先を選ぶうえで自分の性格や強みを知ることは非常に大切なことです。適性の高い仕事に出会うための方法の一つとして左脳派・右脳派を考えるのは良いですが、そればかりにとらわれず自分の意志を大切にしてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
左脳派・右脳派という言葉は雑誌やテレビなどでよく使われます。特に「男性は論理的な人が多いので左脳派」「女性は他人の感情を読み取るのが上手なので右脳派」というような使われ方をしている記事や番組を見たことがある人もいるかもしれません。しかし、実際には科学的根拠は乏しいのが実情です。
ここで学生の皆さんに意識してほしいのは、「自分は右脳(左脳)派なので、〇〇は苦手だ」というように、自分で自分のタイプを決めつけないことです。このような決めつけは、自分の本当にやりたい仕事や向いている仕事を、選択肢から排除してしまうことになりかねません。
「右脳派」「左脳派」などのタイプの区分を意識しすぎて、自分の本当の気持ちや特性をないがしろにしないように気を付けてくださいね。
当てはまるかチェックしてみよう! 左脳派・右脳派の特徴
就活生
なんとなく自分は左脳派だと思っているのですが、本当にそうなのか自信が持てません。
キャリアアドバイザー
性格判断の1種とはいえ、つい気になってしまいますよね。
就活生
就活に向けて自己理解を深めるためにも、左脳派・右脳派の特徴を知っておきたいです!
キャリアアドバイザー
素晴らしい心意気ですね! では両者の強みを確認していきましょう。
「自分は左脳派なのかも……」と思いつつも、本当にそうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。自分がどのような気質なのかはっきりしないまま就活に臨むのは不安ですよね。
ここでは、左脳派・右脳派とは何かについて理解を深めるため、それぞれの強みを解説します。必ずしも当てはまるとは言い切れませんが、参考として読んでくださいね。
左脳派①データや数字を用いた分析が得意で論理的思考力に優れている
左脳は言語や計算力を司る脳です。そのため左脳派の人は数的処理に強く、データや数字を用いた分析が得意な傾向にあります。物事の原因や根拠を探ることで、次に取るべき行動を見出すことができるのです。
普段の生活や勉強のなかで、データから何が言えるのかを読み取ったり計算したりすることが得意な人は左脳派である可能性が考えられます。逆に、数字よりも直感や感情を大切にする人はどちらかというと右脳派かもしれません。
左脳派②感情に流されず冷静に考えられる
左脳派の人は、与えられた情報をもとに論理的かつ客観的に物事を考えることが得意な傾向にあります。現実主義で冷静さを持ち合わせているため、周りの状況に左右されにくく、一度決めたことは最後までやりぬくことができます。
「何となく〇〇なのではないか」という直感に頼るよりも、きちんとデータを調べて本当にそういえるのかどうかを明らかにしたいタイプの人は、左脳派である可能性が高いですよ。
キャリアアドバイザー
また、論理的思考に長けていることから、複雑なことをシンプルにしたり、なぜその結果になるのかという説明を組み立ててわかりやすく言語化したりすることも得意な傾向にありますよ。
右脳派①人の気持ちにより寄り添うことが得意
論理的思考を強みとする左脳派に対し、右脳派の人は直観力に優れ、相手の気持ちを汲み取ることが得意です。困っている人がいれば手を差し伸べたり周囲の空気を読むなど、他者に寄り添うことができます。
また、優れた感覚を活かし相手の表情や声色といった非言語的サインを読み取ることが得意なのも右脳派の特徴です。感情の豊かさも相まって、人とのコミュニケーションにおいてはその能力を発揮しやすいですよ。
キャリアアドバイザー
人間は理屈だけで動くものではありません。そんなときでも、右脳派の人はスムーズに状況を飲み込み柔軟に対処できる傾向にあります。
右脳派②発想力がありセンスが良い
右脳は、視覚や聴覚といった五感、物事への感動に関係しています。そのため右脳派の人は、共感力に加えひらめきやセンスに優れていることが多いです。
たとえば、上記のような絵を記憶するとき、左脳派の人は「レモン」と言語で記憶するのに対し、右脳派の人は酸っぱくて香り高い果実を思い浮かべつつ絵のイメージをそのまま記憶するケースがあります。
非言語情報をイメージとして捉えるため、感覚的判断に優れており、ゼロから1を生み出すのが得意です。
キャリアアドバイザー
また、空間把握能力に優れているのも右脳派の特徴です。頭の中に思い描いたものをそのまま形にしていくことができますよ。
発想力のアピール方法を知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
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発想力は企業から見ても魅力的な強みなので、自己PRとしてはうってつけのテーマです。ただ、だからこそ多くの学生が自己PRに選んでいるため、印象づけるためには差別化の工夫が必須です。この記事ではキャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、発想力をアピールするためのテクニックから、職種別の自己PR例文を11個用意。発想力を就活で押し出すなら必見の内容なので、ぜひチェックしてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
個人差もあるため一概には言えませんが、左脳派にも右脳派にも強みと弱みの両方があります。右脳派は、置かれた状況によって感情が揺さぶられやすいという特徴もありますが、感情の豊かさを活かして斬新なアイデアを思いついたり、人に共感して思いを汲み取ることが得意です。
左脳派は、理論や理屈、ルールを重視しすぎてしまい、臨機応変な対応が苦手と思われる一方で、データや数字に強く物事を分析する力に長けています。
ただ、大前提として左脳派と右脳派に優劣はありません。ただ、両方の強みと弱みを知っておくことで、面接で自分は何をアピールすれば良いのかや、たとえばグループディスカッションでどの人に何を任せるべきなのかなどを見極めやすくなります。自分の力を活かすためにも、周りの人の力を引き出すためにも、左脳派と右脳派の強みと弱みを知っておくことは大切ですよ。
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論理的思考力を活かす! 左脳派の人に向いている仕事の特徴
就活生
左脳派と右脳派の特徴はわかりましたが、それは仕事にどのように活かせるのでしょうか。できれば自分の強みを発揮できる仕事に就きたいです!
キャリアアドバイザー
そうですよね。では次に、先程解説した強みを踏まえて、能力を発揮しやすい仕事を見ていきましょう。
自分は左脳派または右脳派だと感じつつも、それがどのような仕事に向いているのかわからない人も多いのではないでしょうか。せっかくなら、自分が本来持っている気質に合った仕事を選びたいですよね。
ここでは、左脳派の人が成果を上げやすい仕事の特徴や、具体的な職業について解説します。「左脳派だから〇〇に向いている」とは一概に言い切れませんが、自己分析の一環として参考にしてくださいね。
数字を扱うことが多い仕事
数的処理を得意とする左脳派の人は、数字を扱う仕事に向いていることが多いです。お金の管理や計算のほか、科学や法律といった根拠を重視する仕事などが挙げられます。
数学や理科の勉強が好きだった人、家計簿を細かく記録している人、複雑な計算に抵抗がない人などは、これらの業務に適応できる可能性が高いです。
特に、銀行や証券会社、経理などお金に直接かかわる仕事は、少しのミスが大きなトラブルにつながることがあるため、数字を正確に扱う能力が求められます。そのため、左脳派の計算力や慎重さを活かして働きたい人におすすめです。
データにもとづいて真理を追究する仕事
左脳派の人は論理的思考力に優れているため、直感や感覚ではなくデータにもとづいて真理を追究する仕事に向いています。
たとえば、売り上げが前月比120%だったとしましょう。売り上げが伸びたのは喜ばしいことですが、なぜそうなったのかを究明しなければ、「運が良かっただけ」という結果に終わり、次にはつながりづらいです。
来客時間帯や年齢層、客単価などの中で何が変わったのか、そしてその原因は何なのかを深掘りしていくことで根本的な要因を探り、再現性を生むことができます。
左脳派の人はデータから物事のつながりを捉えることが得意であるため、仕事でもその能力を発揮しやすいですよ。
左脳派に向いている仕事の例
ここまでの内容を踏まえると、左脳派の人には下記のような仕事が向いているといえます。
- 経理
- システムエンジニア
- プログラマー
- 技術営業
- 研究員
- 弁護士
- 会計士
- 銀行員
- データアナリスト
- Webマーケター
- Webライター
専門的知識を駆使してデータを分析したり、論理を組み立てたりする仕事が多いですね。
ただし、仕事の適性は左脳派・右脳派という二択ではなくさまざまな要素が組み合わさっているうえ、企業によっても求められるものが異なります。あくまで脳の機能の差による傾向であることは覚えておいてくださいね。
キャリアアドバイザー
「左脳派だから向いているはずだ」「右脳だからやめた方が良い」と極端な思い込みをしないようにしましょう。
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感性や共感力が強み! 右脳派の人に向いている仕事の特徴
次に、右脳派の人が能力を発揮しやすい仕事について見ていきましょう。直観力や共感力に優れる右脳派は、理屈が通らないことにも柔軟に対応できるため、人の感情にアプローチする仕事が向いていますよ。
右脳派だから必ず当てはまるとは言い切れませんが、参考として頭に入れておきましょう。
理屈よりも感情が重視される仕事
右脳派の人は、理屈よりも感情が重視される仕事に向いています。
就活の面接などで、「ロジカルシンキングが大切」といった言葉をよく聞きますよね。ビジネスも同じで、物事を筋道立てて論理的かつ効率的に考えることが重要とされています。しかし、多くのビジネスは人の心を動かすことを目的としており、理屈だけですべてを解決できるわけではありません。
そのため、豊かな感性や共感力を持つ右脳派の人は、人と直接かかわる仕事や芸術的なセンスが求められる仕事でその能力を発揮しやすいです。人の気持ちに寄り添うことが得意であるため、ビジネスにおいても良好な人間関係を築けますよ。
子どもを相手にする仕事
人間は右脳優位の状態で生まれ、成長するにつれて左脳が発達していくと言われています。小さな子どもが感情をコントロールしたり言葉にして伝えたりすることが難しく、徐々に物事を論理的に考えられるようになっていくのはこのためです。
したがって、人の気持ちを察したり理屈が通らないことを受け入れたりすることが得意な右脳派の人は、子どもを相手にする仕事に向いている傾向があります。持ち前のコミュニケーション能力を活かして、個性豊かな子どもの心をつかむことができますよ。
キャリアアドバイザー
逆に言うと、小さな子どもと接することが好きな人は右脳派かもしれませんね。
右脳派に向いている仕事の例
上記2点の特徴を踏まえると、右脳派の人には以下の仕事が向いていると考えられます。
- 保育士・幼稚園教諭
- 接客業
- 美容師
- カウンセラー
- 新規開拓営業
- 芸術家
- 人事部門
右脳派の人は、豊かな感性や共感力に加え記憶力に優れており、たくさんの人の顔を覚えることが得意です。そのため、不特定多数の人と直接かかわる仕事や直感力が求められる仕事に向いています。
キャリアアドバイザー
ただし、あくまで傾向なので右脳派だからこれらの仕事でなければ能力を発揮できないということはありませんよ。
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キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
「右脳派に向いている仕事」のなかにも、左脳派の特徴が重要になる職種は多く存在します。特に、それぞれの仕事の場面においては左脳派の論理性が重要な役割を担うこともありますよ。
たとえば、ファイナンシャル・プランナーという人生におけるさまざまなお金の悩みについてアドバイスをする職業があります。これは相談に来た人それぞれの悩みに寄り添う必要があるため右脳派に向いている仕事でもありますが、お金の計算や税金に関する法律を深く理解するためには、左脳のはたらきが必要不可欠です。
ほかにも新規開拓営業であれば、顧客の気持ちを把握して寄り添うには右脳が必要であり、自社商品の利点を論理的に売り込むには左脳が重要になります。
右脳と左脳の働き、どちらか一つだけでは良い仕事はできません。個人によって「右脳派」「左脳派」のタイプは異なりますが、どちらのタイプであっても両方の働きが必要になることは認識しておきましょう。
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自分はどっち? 右脳派か左脳派かをチェックする方法
就活生
右脳派と左脳派の違いは理解できたのですが、考えれば考えるほど自分がどちらなのかわからなくなってしまいました。
キャリアアドバイザー
自分の性格や強みを把握するのは難しいですよね。では、右脳派か左脳派かをチェックする簡単な方法を見ていきましょう。
ここまでの内容を読んで、自分が右脳派なのか左脳派なのかを知りたくなった人も多いのではないでしょうか。そのような人に向けて、ここでは右脳派か左脳派かをチェックする代表的な方法を2つ紹介します。
ただ、人の性格は右脳派・左脳派の二択で決められるものではなく、またここで紹介する内容で「自分は絶対に左脳・右脳派」と確定できるわけではありませんが、自分を理解するための一つの方法として参考にしてくださいね。
腕や指の組み方をチェックする
一つ目は、腕や指の組み方で左脳派・右脳派を判断する方法です。指や腕を組んだとき、左の親指や左腕が上になる人は左脳派、右の親指や右腕が上になる人は右脳派であると考えられています。
ただし、この方法に科学的根拠はありません。実際には感覚を重視する性格なのに左の親指や左腕が上になるケースや、その逆もあります。あくまで性格診断の一つなので、この結果をもとに仕事を選ぶことは避けましょう。
普段の行動パターンから考えてみる
次に、普段の行動パターンを振り返ってみて、 先程説明した左脳派・右脳派の特徴のどちらに近いかを考えてみましょう。
- 物事を冷静にとらえることができる
- 行動する前にリスクを考える
- データにもとづく分析や計算が得意
- 映画などで感情移入しやすい
- 新しいアイデアを考えることが好き
- 自分の直感を信じて行動する
物事を冷静に捉え結果と根拠の関係性を深く考える人は左脳派である可能性が高いです。逆に、感情がストレートに出やすい人や思い立ったらすぐに行動できる人は右脳派であると考えられます。
右脳派・左脳派にとらわれすぎないことが大切! 自分に合った仕事を見つけるための自己分析法
就活生
脳の働きによって向いている仕事が違うということですね。
キャリアアドバイザー
その可能性はあります。ただ、左脳派・右脳派という観点だけで決めるのはおすすめできません。
就活生
そうなのですか? ではどうすれば自分に合う仕事がわかるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
自分に合う仕事を知りたいときは、左脳派・右脳派という見方だけでなく、さまざまな方法で自己分析をおこないましょう。
冒頭で説明したとおり、左脳派・右脳派という言葉に科学的根拠はなく、また人の気質は十人十色であるため、それだけで仕事を選ぶのはおすすめできません。自分に合う仕事や企業を知りたいときは、自己分析して強みや弱みを探ることが大切です。
ここでは、就活における自己分析の代表的な方法を紹介します。自分の強みを活かせる仕事を知りたい人はぜひ実践してみましょう。
①これまでの人生を振り返り自分史をまとめる
自分史とは、過去の行動や思考を振り返り、自分の価値観を深掘りする自己分析方法です。趣味や人間関係、進学など印象に残っているできごとを時系列で書き出してみましょう。思い出せない場合は、家族や友人など身近な人に聞いてみるのもおすすめです。
- 幼少期は何が好きで何が苦手だったか
- 小学生のときの悩みごとは?
- 放課後は何をして過ごしていたか
- 中学生のときの将来の夢は?
- 部活動を選んだきっかけ
- どんなタイプの友人が多かった?
- 大学を選んだ理由
自分史を作成したら、「どのようなことに喜びを感じるのか」「失敗をどのように乗り越えてきたか」などの共通点を洗い出してみましょう。これまでの人生で大切にしてきたことを探ることで、自分の強みや弱みが見えきますよ。
自分史の作成方法を詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
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簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう
就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。
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②モチベーショングラフを書いてみる
モチベーショングラフは、過去のモチベーションの変化をグラフ化する自己分析方法です。「どのような場面でモチベーションが上がるのか」を分析することで、物事の考え方や趣味の方向性を明らかにしていきます。
具体的なやり方としては、横軸を年齢、縦軸をモチベーションに設定し、グラフを描きます。そして、モチベーションが変化する原因となったできごとやそのときの心情を書き加えていきましょう。
モチベーションが高いときや低いときの共通点を探ると、就活で重視したいポイントや強みが見えてきますよ。
モチベーショングラフの作り方や活用方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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テンプレ付き! モチベーショングラフの作り方と就活活用法を大公開
就活で重要な自己分析。そんな、自己分析をおこなう際におすすめの方法の1つが「モチベーショングラフ」です。この記事では、キャリアアドバイザーがモチベーショングラフの書き方など、テンプレを参考に徹底解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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自己分析ツールを活用する
より効率的かつ客観的に自己分析をおこないたい場合は、自己分析ツールを活用しましょう。簡単な質問に答えていくだけで、自分の強みや弱み、それを活かせる仕事を知ることができます。短時間でできるものが多いため、すき間時間を活用したい人におすすめですよ。
- My Analytics:16タイプの性格診断から強みや適職がわかる
- キャリタスQUEST:インターンシップサイトキャリタス就活の分析ツール
- リクナビ自己分析ツール:性格検査と適職診断、企業選びの傾向分析ができる
- AnalyzeU+:逆求人サイトオファーボックスの適性診断
- エニアグラム:会員登録なしで受けられる全90問の性格診断
キャリアアドバイザー
自己分析ツールにより、今まで気付かなかった自分の素質に気付けることがあります。視野を広げるためにも、自分史やモチベーションと合わせて活用しましょう。
就活エージェントに相談する
自分で自己分析をおこなってみたものの、それをどのように就活に活かせば良いかわからない場合は、就活エージェントに相談しましょう。
就活エージェントとは、就活の専門知識を持つアドバイザーによるサポートを受けられる求職者向けのサービスです。会員登録をすると学生一人ひとりに専任アドバイザーがつき、内定獲得までしっかりと伴走してくれます。
求人紹介や選考対策はもちろん、「自分の強みがわからない」「やりたい仕事が見つからない」といった悩みにも寄り添ってくれるので、自己分析で困ったときはぜひ活用しましょう。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
自己分析を深めていくと「右脳派」「左脳派」といったタイプ分けを超えて、「自分はどのようなときに満足を覚えるのか」や「自分はどのようなときにつらさを感じるのか」といった、より本質的な自分の特徴を知ることができます。
自己分析を通して自分を深く知ることは、本当の自分にマッチした企業や業種、職種や働き方などを探す際にとても大切です。また、面接などで「自分はこのような人間である」と明確に面接官に伝えることができれば、企業側も「自分のことをしっかりと把握できているんだな」と感じて質問もしやすくなり、好印象を残すことができるでしょう。
自己分析は就活では基本の作業です。自己分析をすることで、自分の得意なことや苦手なこと、好きなことや嫌いなことを認識できれば、自分にマッチした企業を見つけやすくなります。決しておろそかにせず、時間を作って自分への問いかけをしてみてくださいね。
ほかの自己分析方法も知りたい人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
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自分の長所や短所がわからなくて悩んでいる人は、こちらの記事もチェックしてみましょう。
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自分の長所と短所がわからなくて悩んでいる人には自己分析がおすすめです。今回は、長所と短所が必ず見つかる自己分析方法をキャリアアドバイザーが紹介していきます。長所と短所を伝えるコツも紹介しているので、効率よくまとめて面接官にしっかりと伝えましょう。
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左脳派とは何か気になっている学生からのよくある質問に回答!
就活をしていると、どのような仕事が自分に合ってるのかわからなくなる人も多いかと思います。そんな中で、左脳派という言葉を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、左脳派とは何なのか知りたい学生からのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。左脳派・右脳派の意味を理解し、自己理解に役立てましょう。
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就活でよく聞く左脳派とは何ですか?
左脳派・右脳派とは、脳の働きの違いに着目して考えられた性格診断の1種です。左脳派の人は論理的思考や言語化能力、右脳派の人は空間認知や発想力に長けていると考えられています。得意とする領域に差があることから、仕事を選ぶ際の判断材料に使われることがありますよ。
ただし、左脳と右脳の機能に差があるのは事実ですが、左脳派・右脳派という言葉に科学的な根拠はなく、性格や強みに結び付くとは限りません。自己分析の一つとして取り入れるのは良いですが、それだけで判断しないよう注意しましょう。
-
左脳派の人はどのような仕事に向いていますか?
左脳派の人は論理的思考が得意であることから、感情や直感よりも根拠をもとに真理を導き出すことが求められる仕事に向いている傾向にあります。数字やデータを扱う場面が多い仕事の場合、その能力を発揮しやすいです。また、複雑なことをシンプルにかみ砕き、わかりやすく言語化できるのも左脳派の人の強みといえます。左脳派だからという理由だけで選択するのはおすすめできませんが、プレゼン能力や分析力が求められる仕事も視野に入れてみましょう。
左脳派・右脳派はあくまで参考程度に! 自己分析を深めて強みを活かせる仕事を見つけよう
就職先を決める際、自分が本来持っている強みを活かせる仕事に就きたいと思うのは自然なことです。しかし左脳派・右脳派は簡単な性格診断に過ぎないため、参考程度にとどめておきましょう。
そもそも人間の性格は十人十色であり、左脳派・右脳派の2種類で分類できるほど単純なものではありません。自分に合った仕事を見つけたい場合は、左脳派か右脳派かを考えるよりも、自己分析を深めることが重要です。
納得できる形で就活を終えるために、この記事で紹介した自己分析法を実践し、自分の強みを見つけましょう。
本コンテンツにおける編集方針
近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
本コンテンツでご紹介する就職活動、転職活動に関連するノウハウ、マナー、対策等の情報は、特定の価値観を押し付けたり個性を損なわせる目的でなく、情報提供及び選択肢の提示であることをご理解いただき、情報の取捨選択については、あくまでそれぞれの価値観ないし個性に基づいて判断いただければ幸いです。
※キャリアパーク就職エージェントのダイバーシティ&インクルージョンな 就活を推進する取り組みについてはこちらにて詳しく説明しています
「左脳派」「右脳派」という言葉を聞くことがありますが、具体的にどういう意味なのでしょうか?