目次
- 26卒の就活スケジュールを把握して計画的に準備を始めよう!
- まずは確認! 政府の推奨時期を踏まえた26卒の就活スケジュール
- 26卒の就活はどうなる? 最新の就活動向をチェックしよう
- ①内定率は増加傾向にある
- ②早期選考をおこなう企業が増加
- ③インターン参加の重要性が増している
- 26卒の就活はインターン参加がカギ! トレンドを押さえて計画を立てよう
- 25卒の就活からインターンは新しい4つの定義に刷新
- 昨今はますます多くの学生がインターンに参加している
- 26卒の就活に向けてインターンに参加するメリット
- ピークの時期を知って26卒の就活のイメージを明確化しよう
- 企業説明会やセミナーへの参加:大学3年生の3月~
- エントリーシートの提出:大学3年生の3月~
- 面接への参加:大学4年生の4月~
- 内々定:大学4年生の4~6月
- できることから始めよう! 26卒生が今からやるべき6つの就活準備
- ①業界・企業研究:興味のある仕事や企業を見つける
- ②自己分析:過去の経験から自己理解を深める
- ③筆記試験・適性試験対策:出題傾向を知る
- ④面接対策:模擬面接を重ねて面接の形式に慣れる
- ⑤OB・OG訪問:企業説明会ではわからないリアルな情報を得る
- ⑥逆求人サイトへの登録:時間を有効活用しながら企業との接点を作る
- 26卒の就活は長期戦! モチベーションを保つために大切な4つのこと
- ①早く就活を終わらせることをゴールにしない
- ②ほかの学生と自分を比較しない
- ③しっかりと情報収集をして自分のペースで進める
- ④疲れたときはリフレッシュする
- 26卒の就活に関するよくある質問に回答!
- 26卒の就活は早期選考を視野に入れつつ自分のペースで準備を進めよう
26卒の就活スケジュールを把握して計画的に準備を始めよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活を控えた学生から、
「26卒の就活はいつから始まりますか?」
「26卒の就活でスムーズに内定を得るためにはどうすれば良いでしょうか?」
といった質問が多く寄せられています。26卒とは、2026年4月から社会人になる学生やその就活を意味する言葉です。就活は年度によってスケジュールや状況が変わるため、いつからどのように動き始めれば良いか不安に感じている人も多いですよね。
この記事では、26卒の就活スケジュールや動向、インターンシップについて解説します。企業説明会や面接などの具体的な時期についても紹介するので、就活の進め方がイメージできない人はぜひ参考にしてください。
まずは確認! 政府の推奨時期を踏まえた26卒の就活スケジュール
現在就活は、政府(内閣官房、文部科学省、厚生労働省、経済産業省)が推奨する下記のスケジュールを基準として進められています。
- 広報活動開始 :卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日 :卒業・修了年度の10月1日以降
大学3年生・大学院1年生の3月から企業説明会などの広報活動が始まり、大学4年生・大学院1年生の6月から選考、10月以降に内々定が出るという流れです。これを踏まえると、就活全体の大まかなスケジュールは下図のようになります。
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26卒の就活はどうなる? 最新の就活動向をチェックしよう
就活生
就活はとにかく大変なイメージがあるのですが、26卒はどうなるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
近年の傾向を見る限り、26卒は学生にとって特段厳しい状況ではないと予想されます。
就活生
本当ですか! それなら安心ですね。
キャリアアドバイザー
ただし、早期化が進んだりインターン参加の重要性が増したりと、注意しなければならない点もあるので油断は禁物ですよ。
26卒の就活準備を始めるにあたって、「内定は取りやすいの?」「これまでの就活と何が違うの?」と疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。
就活は年度によって傾向も変わってくるため、その年の特徴に合った戦略で進めることが大切です。ここでは、最新の就活動向から、26卒の就活状況を考察します。
①内定率は増加傾向にある
厚生労働省が24卒者の内定状況をまとめた「令和6年3月大学等卒業予定者の就職内定状況」によると、08年卒以降の就職内定率の推移は以下のようになっています。
24年卒大卒者の2023年10月1日時点での内定率は74.8%(前年同期比+0.7%)でした。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた21卒者は、10月1日時点の内定率が69.8%まで下がりましたが、その後は回復傾向にあることがわかりますね。
キャリアアドバイザー
ただし、急激な円安や物価上昇など日本の経済は見通しがつかない状況が続いており、今後の新卒採用に影響が出る可能性もゼロではありません。
②早期選考をおこなう企業が増加
政府が推奨する就活スケジュールはあくまで要請であり、法的拘束力や罰則はありません。また25卒より、大学3年生・大学院1年生の春休み以降に実施される専門活用型インターンシップ(2週間以上)の参加者に対しては、推奨時期の6月より早く選考を開始できるというルールが追加されました。
これらの理由から、優秀な人材を早く確保することを目的に、前倒しで早期選考をおこなう企業が増えているのが現状です。
就活が早期化すると、早い段階で内定を獲得できるチャンスが増える一方で、就活期間が長期化して学業に支障を来たす可能性が考えられます。
気付いたら志望企業の採用が終わっていた、という事態にもなりかねません。そのため26卒の就活では、政府推奨のスケジュールにとらわれず、早期選考も視野に入れて早めに行動することがおすすめです。
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キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
就活の選考スケジュールが早期化していることで、学業との両立が大変だと感じている人もいるかもしれません。大学3年生になってゼミに所属し、専門的な勉強を始める人も多いですよね。これらのことを配慮して、政府も就活の早期化に対して、いくつかの対策をとっています。
前提として、政府は人材育成のために学生が学業に専念して、安心して就活できる環境を作ることが重要だと考えています。そのため、政府は就活が早期化しすぎるのを防ぐために採用活動の日程を定め、状況を注視しながら企業側にその日程を厳守するように伝えることもあるのです。
政府も企業側も現在の状況を把握して問題点があればその改善に努めています。就活スケジュールの早期化により焦る気持ちもあるかと思いますが、今の状況を理解したうえで適切な行動は何かを考えながら、自分が納得いく形で就活を終えられるように落ち着いて行動しましょう。
③インターン参加の重要性が増している
昨今の就活の特徴として、インターン参加の重要性が増していることが挙げられます。
先ほど説明したように、25卒よりインターンを採用活動の一部としておこなうことが正式に解禁されました。そして、政府が就活日程への考え方をまとめた「2025 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方」によると、インターンのうち内定に影響するものは52.0%となってます。
インターン参加が選考を受ける要件になっていたり、インターン後に選考がおこなわれたりと、以前よりもインターンと本選考の関係性が高まっているのです。かつては就業体験として位置づけられていたインターンが、採用活動の一部になりつつあることから、インターン参加がスムーズな内定獲得につながると言えます。
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26卒の就活はインターン参加がカギ! トレンドを押さえて計画を立てよう
先ほど説明したように、近年インターンと本選考の関係は強くなりつつあり、26卒においてもインターン参加が就活成功のカギとなることが予想されます。しかし、インターンはただ参加すれば良いものではありません。大切なのは目的を明確化し、それに合ったインターンに参加することです。
ここからは、インターンの種類や参加率といったトレンドに加え、参加メリットを解説します。26卒の就活に向けて、インターンに参加しようか迷っている人はぜひ参考にしてください。
25卒の就活からインターンは新しい4つの定義に刷新
三省合意(文部科学省、厚生労働省、経済産業省)により「学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度」(2015年最終改正)と位置付けられていたインターンは、25卒より定義が変わりました。
具体的には、これまでインターンシップという名称でまとめられていたプログラムが4種類に分類され、そのうち2種類がインターンとして定められました。以下の表を見てみましょう。
特徴と目的 | 種類 | |
インターンシップとは称さない | 就業体験を必須としない・個社・業界の情報提供等や教育が目的 | オープン・カンパニー |
キャリア教育 | ||
インターンシップと称して実施 | 就業体験が必須・自身の能力の見極めや評価材料の取得が目的 | 汎用型能力・専門活用型インターンシップ(5日間以上) |
高度専門型インターンシップ(2週間以上) |
つまり、企業紹介や職場見学をメインとした短期間のプログラムは正式にはインターンではないということです。ただしこれには法的拘束力がないため、要件を満たしていなくてもインターンと称して実施されているケースがあります。企業によっては選考でインターンとみなされないこともあるため、応募する際は期間や内容をしっかりと確認しましょう。
昨今はますます多くの学生がインターンに参加している
かつてインターンは、三省合意により「取得した学生情報を広報活動や採用選考活動に使用してはならない」とされていました。しかし25卒からは、大学4年生の6月以降に実施される、一定の基準の基準を満たしたインターンであれば、その情報を採用活動に活用できるようになりました。つまり、インターンを本選考の判断材料とすることが正式に認められたのです。
インターン参加を前提とする採用活動にシフトしていることから、昨今ではますます多くの学生がインターンに参加しています。「みんな参加しているから自分も行かなくては」と焦る必要はありませんが、参考までにどれくらいの学生が参加しているのかを見ていきましょう。
インターンの実施時期:大学3年生の夏がピーク
内閣府の委託でマーケティング・コミュニケーションズが23卒の就活状況を調査した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和5年度)」によると、昨今のインターン参加時期の傾向は以下のとおりです。
大学3年生の7~9月にピークを迎え、就活が本格始動する1~3月までの参加率が高いことがわかりますね。大学4年生の4月になると、参加率はぐっと減って1割以下になってます。
参加率が高い時期は、多くの企業がインターンを実施している時期でもあります。インターンに参加するのであれば、選択肢が多い大学3年生の夏頃に向けて準備を進めておきましょう。
キャリアアドバイザー
なかにはインターンに参加するための選考をおこなう企業もあるため、少し早めの大学3年生の春頃から情報収集を開始するのがおすすめですよ。
こちらの記事では、サマーインターンの特徴や本選考への活かし方を解説しています。
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インターンの参加率:約77%
「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和5年度)」によると、23卒のインターン参加率は77.1%でした。そのうち、67.1%の学生が複数回参加しています。昨今の参加率の推移をみても、今やインターンは就活において一般的なプロセスになりつつあることがわかりますね。
なお、インターンの実施期間は半日~1日のものが約75%を占めており、5日以上の経験者は25%程度にとどまっています。正式にインターンと呼べるものへの参加率でみると、一部の学生に限られているのが現状です。
キャリアアドバイザー
ただし、5日以上のインターンが早期選考の要件となったことから、26卒の就活ではインターン実施期間が長期化する可能性も考えられます。
26卒の就活に向けてインターンに参加するメリット
昨今インターンの参加率が高まっていることを知って、「出遅れないように参加しなくては」と焦りを感じている人もいるかもしれません。しかし本来インターンは自分に合った仕事を見つけるための機会であり、目的もなく参加しても時間を浪費するだけで終わってしまいます。
大切なのは、参加メリットを知ったうえで何のために参加するのかを明確化することです。
ここでは、インターンに参加することによる得られる3つのメリットについて詳しく解説します。インターン参加が当たり前となりつつある状況だからこそ、周りに流されるのではなく、目的を持って参加して多くの学びを得てくださいね。
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業界・企業研究が深まる
HPや企業説明会などでも企業に関する情報は得られますが、文章を読んだり話を聞いたりするだけでは理解できないことがたくさんあります。
インターンは、自分の目で職場の雰囲気や業務内容を見れる貴重な機会です。自分の強みを発揮できる場所を見つけたり、逆に足りないスキルに気付いたりすることで、入社後に「こんなはずではなかった」とミスマッチを感じるリスクを防げます。
また、まだ就活の軸が決まっていない人にとってもインターンはおすすめです。さまざまなインターンに参加することで、「A社よりもB社の方が自分に合いそうだ」など、やりたい仕事や志望企業を絞り込んでいくきっかけを得られますよ。
早期内定獲得のチャンスが増える
インターンのなかには、参加中の評価次第で内定を獲得できる内定直結型インターンがあります。特に1カ月以上の長期インターンは、採用活動の一環として実施されていることが多く、早期内定獲得につながることも少なくありません。
インターンを通して早期に内定を獲得できると、心に余裕が生まれその後の就活を有利に進められるようになります。志望度の低い企業を受ける必要がなくなるため、時間的な余裕を持てることも大きなメリットです。
キャリアアドバイザー
「参加すれば簡単に内定がもらえる」というほど甘いものではありませんが、就活が本格化する前に有利な体制を整えておきたい人はぜひ参加しましょう。
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本選考でのアピール材料になる
インターンを自社のことを知ってもらう機会と捉え、採用とは切り離して実施している企業も多いです。そのような企業ではインターンが内定に直結することはないものの、参加したという事実が本選考でのアピール材料になります。
たとえば、インターンに参加した学生と参加していない学生がいた場合、参加した学生の方が「入社意欲が高い」「仕事内容を理解したうえで応募してくれている」と印象が良くなりますよね。それだけで合否が決まるものではありませんが、参加した方が有利になる可能性は高くなります。
インターンに参加した経験そのものが、志望度の高さを裏付ける根拠となるのです。
キャリアアドバイザー
また、インターンと本選考は同じ社員が採用を担当することも多いです。インターンで良い印象を残しておけば、本選考のときに思い出してくれることもありますよ。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
インターンは実施期間によって得られる経験や知見が異なるため、自分の目的に合ったインターンを見極めることが大切です。
たとえば、短期間のインターンは気軽に参加できることが魅力です。ただし、企業理解や職業理解が深まりにくいこともあるので、忙しい人や多くの企業を見比べたい人におすすめだと言えます。
また、1週間前後の短期間でも実務を体験できるプログラムもあるのでそれを活用するのも良いですね。ただし、自ら学ぼうとしないと体験だけに留まってしまう場合もあるため、体験する理由が何なのか明確にある人におすすめです。
長期インターンは拘束時間は長いですが、一つの仕事に集中的に取り組めるため、職種への理解やスキルの向上につなげやすいです。実務に取り組むなかで、企業や職種との相性も測りやすいでしょう。就きたい職種がほぼ決まっていて、自分に合っているのか確認したい学生におすすめだと言えますね。
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ピークの時期を知って26卒の就活のイメージを明確化しよう
冒頭で解説した大まかな就活スケジュールを踏まえて、ここからは具体的にどの時期に何をすればいいのか、項目別の行動タイミングを解説します。
もちろんこの通りに進行するとは限りませんが、一つの指標として選考や内定時期のピークを知って、26卒の就活イメージを明確化しましょう。
- 企業説明会やセミナーへの参加:大学3年生の3月~
- エントリーシートの提出:大学3年生の3月~
- 面接への参加:大学4年生の4月~
- 内々定:大学4年生の4~6月
企業説明会やセミナーへの参加:大学3年生の3月~
企業説明会やセミナーへの参加時期のピークは、大学3年の3月です。
一方で大学3年生(大学院1年生)の9月以前に参加する学生も少なくありません。政府が推奨する解禁時期に合わせて企業説明会やセミナーをおこなう企業が多いものの、前倒しで開催されるケースも少なくないということはチェックしておきましょう。
キャリアアドバイザー
早めの行動がやはり大切というわけですね。
エントリーシートの提出:大学3年生の3月~
エントリーシート(ES)の提出時期は、大学3年生の3~4月がピークとなります。政府が推奨する採用活動開始時期は6月ですが、ESについては先駆けて取り組む学生が多いのが実態です。
6月には9割以上の学生がES提出を経験しているため、「選考が正式に解禁される6月に向けてESの準備をしよう」と考えていると、出遅れてしまう可能性が高いです。
早期にESを提出するとそれだけ面接を受けるチャンスも増えるので、一般的なスケジュールにとらわれず早めに採用情報をチェックしておきましょう。
キャリアアドバイザー
特に志望業界の企業については、こまめに企業ホームページや求人サイトをチェックし、いつから選考が始まるのかを把握しておいてくださいね。
面接への参加:大学4年生の4月~
面接の参加時期のピークは、一般的には大学4年生の4月とされています。ただ、面接は緊張してうまく話せないことも多いため、質問への回答やマナーなどの事前対策はもちろん、「場慣れ」も重要です。
実際に面接を経験することで学べることもあるため、面接の雰囲気に慣れるためにも、早めに経験しておくことをおすすめします。
キャリアアドバイザー
できれば、本命企業よりも前にほかの企業の面接を経験しておけると良いですね。
内々定:大学4年生の4~6月
最初に内々定を受けた時期のピークは、大学4年生の4~6月です。年々早期化している傾向があることも押さえておきましょう。
ただ、そう聞くと「6月までに内定をもらえないとまずいのでは……?」と思う人もいるかもしれませんが、焦る必要はありませんよ。
というのも、内定獲得者が9割=残り1割しか採用枠がないとは限らないからです。企業によってはあえて時期をずらして遅めに選考をおこなったり、二次採用で内定辞退者を補充したりすることもあります。
キャリアアドバイザー
ピーク時期である4~6月頃までに内定を獲得できれば安心ではありますが、周囲の内定状況ばかりを気にしすぎないようにしましょう。
できることから始めよう! 26卒生が今からやるべき6つの就活準備
就活生
26卒の就活スケジュールは理解できたのですが、企業説明会などが始まる前は何もしなくて良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
そんなことはありません。就活は、選考そのものだけでなく事前の準備もかなり重要です。
就活生
そうなのですか⁉ 具体的に何をすべきなのでしょうか?
キャリアアドバイザー
では、26卒生が今からやるべき準備を確認していきましょう。
就活を成功させるには、ESや面接といった選考対策はもちろん、本格始動する前の事前準備も欠かせません。早めに取りかかればそれだけ入念な準備ができるため、今からできることをやっておきましょう。
とはいえ、具体的に何をすれば良いのかわからない人も多いですよね。ここからは、26卒生が今からやるべき6つの就活準備を解説します。
就活で何から始めれば良いかわからない人は、こちらの記事もチェックしてみてください。
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こちらの記事では、就活準備不足で起こりがちな失敗について解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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①業界・企業研究:興味のある仕事や企業を見つける
まずは、業界や企業のことを知るところから始めましょう。業界や企業への理解を深めることで、興味のある仕事や自分に合った仕事を見つけるきっかけを得られます。入社後のミスマッチを防ぐためにも、就活が本格化する前に業界・企業研究をおこなっておきましょう。具体的には、以下の方法が挙げられます。
- 業界地図や就職四季報を見る
- 企業のホームページを見る
- 業界誌を読む
- 新聞やニュースを見る
- 合同企業説明会やセミナーに参加する
上記の方法で情報を収集したら、業界研究ノートや企業研究ノートを作成するのがおすすめです。頭のなかにある情報を書き出して整理しておくと、志望動機などの選考対策に役立ちますよ。
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②自己分析:過去の経験から自己理解を深める
自己分析とは、過去の経験や思考をもとに強みや弱みを探り、自己理解を深めることです。自分がどのような人間かを理解していないと、選考をなかなか突破できなかったり入社後にミスマッチを起こしたりすることがあります。そうならないためには、自己分析をおこなうことが重要なのです。
- 自分史:過去の印象深い経験を書き出す
- モチベーショングラフ:感情の変化をグラフ化する
- マインドマップ:テーマに沿って関係する言葉を書き出す
- 自己分析ツール:質問に答えるだけで強みや弱みがわかる
また、家族や友人といった身近な人に他己分析をしてもらうのもおすすめです。就活は他者(企業)が自分を評価する機会でもあるので、他己分析により自分がどう見られているかを知っておくと、選考に向けた改善点が見つかりますよ。
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③筆記試験・適性試験対策:出題傾向を知る
「就活の筆記試験や適性検査は簡単なテストのようなもの」と考えているなら、認識を改める必要があります。何も対策せずに簡単に突破できるほど甘いものではありませんよ。多くの企業が取り入れている重要な選考プロセスであるため、きちんと対策しておくことが大切です。
出題内容は、SPIや玉手箱といった適性試験だったり独自の筆記試験だったりと企業によって異なります。試験の種類は企業からのアナウンスがない限りわかりませんが、事前準備としては就活でよく使われる以下の適性検査の問題集を解いておくことがおすすめです。
制限時間が設けられていることが多いため、ひととおり解いて出題傾向をつかみ、スムーズに解く練習をしておきましょう。
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④面接対策:模擬面接を重ねて面接の形式に慣れる
面接対策として質問への回答を考えたりマナーを確認したりすることはもちろん大切ですが、より効果的に対策をおこなうには模擬面接を受けることがおすすめです。
多くの学生は面接に慣れていないため、本番になると「自分を良く見せなくては」と意識して緊張してしまいます。頭のなかが真っ白になってうまく答えられなかった、というケースも少なくありません。
模擬面接で実践的な練習を重ねておけば、その緊張感に慣れることができます。また、声の大きさや話し方の癖など、自分では気付かない改善点が見つかることも模擬面接のメリットです。本番で緊張してしまい「伝えたいことが伝えられなかった」ということがないよう、ぜひ模擬面接に挑戦してくださいね。
- キャリアセンターを利用する
- 友人や先輩に面接官役を依頼する
- 就活エージェントを活用する
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⑤OB・OG訪問:企業説明会ではわからないリアルな情報を得る
OB・OG訪問とは、興味のある企業で働く大学の先輩や知り合いをたずね、就活に役立つ情報を集めることです。仕事に関する情報は求人や企業説明会でも収集できますが、学生一人ひとりの疑問を網羅するのは難しいですよね。都合良くポジティブな情報ばかりが伝えられてしまうことも少なくありません。
その点OB・OG訪問は、具体的な業務内容や労働環境、入社後に感じたギャップなど現場目線のリアルな情報を得られます。
また、就活に関する情報を得られるのもOB・OG訪問のメリットです。若手社員であれば就活の記憶が新しく、選考での体験や工夫したことなど内定獲得に役立つ情報を得やすいため、積極的に質問してみましょう。
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OB・OG訪問をして周囲と差をつけよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「OB・OG訪問って必要なんですか?」「OB・OGってどうやって見つければいいんですか?」 就活生から、こんな声を聞くことがあります。 […]
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⑥逆求人サイトへの登録:時間を有効活用しながら企業との接点を作る
就活に先駆けて求人サイトに登録する人も多いかと思いますが、+αとしておすすめしたいのが逆求人サイトです。逆求人サイトとは、企業から学生に「うちの選考を受けませんか?」とスカウトが届くマッチングサービスで、昨今利用者数が増えています。
- キミスカ:利用企業数の多さが魅力
- オファーボックス:大手からベンチャーまで幅広い規模の企業が利用
- キャリアチケットスカウト:自己PRやガクチカ作成のサポートサービスもある
逆求人サイトのメリットは、自己PRや将来の夢などのプロフィールを入力すれば、待つだけで自分に興味を持ってくれる企業との接点を作れることです。時間を有効活用するとともに、知らなかった企業や仕事に出会うチャンスにもなります。
キャリアアドバイザー
逆求人サイトは、就活スケジュールに関係なくいつでも登録できますが、早めに登録すると早期選考やインターンなどの情報を得られるのでおすすめですよ。
自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!
26卒の就活は長期戦! モチベーションを保つために大切な4つのこと
昨今の就活は早期化が進む一方で、始まりから終わりまでの期間が長くなる傾向があります。「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査(令和5年度)」によると、就活期間が「9カ月程度以上」と回答した学生の割合は、19卒で21.7%だったのに対し、23卒では43.1%と倍近くの差が見られました。
前倒しで選考をおこなう企業とそうでない企業、通年採用をおこなう企業など、企業間で採用方法が多様化しているため、内定率は回復傾向にあるものの、就活が長引く人も増えているということです。
26卒の就活も長期化する可能性が考えられるため、ただがむしゃらに行動するのはおすすめできません。途中で集中力が切れてしまうことがないよう、以下の4つを意識してモチベーションを保ちましょう。
①早く就活を終わらせることをゴールにしない
早く緊張感から解放されたい気持ちはよくわかりますが、就活を早く終わらせることばかりに意識を向けすぎないようにしましょう。というのも、内定獲得はゴールではなく、社会人としてのスタートだからです。
目先の内定にとらわれて自分に合わない仕事に就いてしまった場合、たとえ内定時期が早かったとしても就活の成功とは言えませんよね。逆に、就活終了まで時間がかかったとしても、自己実現につながる仕事に就ければ問題ありません。
キャリアアドバイザー
早期選考に備えて早めに行動することは大切ですが、内定時期にこだわりすぎるのはやめましょう。
就活が終わらなくて辛いときは、こちらの記事を読んでみてください。
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②ほかの学生と自分を比較しない
これは就活において非常に大切なことなのですが、ほかの学生と自分を比較するのはやめましょう。
採用時期が多様化しているとはいえ、それでも多くの学生がほぼ同時期にスタートし、徐々に人によって進み具合に差が出てきます。なかなか内定を獲得できない人もいれば、早めに複数の内定を獲得する人もいます。
そんななかで、周りに自分よりも就活が進んでいる学生がいると、つい比較して自信をうしないがちです。内定先の企業規模や知名度を比較してしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、人によって目指すものは異なるため、他人と比較してもあまり意味はありません。「自分はダメな人間だ……」とネガティブな精神状態にならないためにも、他人と比較せず自分の就活に集中しましょう。
キャリアアドバイザー
比べるのであれば、他人ではなく過去の自分と今の自分にしてくださいね。
③しっかりと情報収集をして自分のペースで進める
昨今では早期選考をおこなう企業が増えていますが、だからといって焦って就活を進めないようにしましょう。
早期選考を受けることで早期内定獲得のチャンスが増えるのは確かですが、そればかりに力を入れてしまうと、途中で疲れたり集中力が切れたりしてしまうことがあります。志望度が高い企業の選考が始まる前にモチベーションが下がってしまったら辛いですよね。
先ほども説明したように、内定時期にこだわる必要はありません。数ある企業のなかでどこを目指すのかを明確化し、それに合わせて情報収集や対策を進めましょう。志望業界や企業が定まっているのであれば、選考スケジュールをしっかり確認しておいてくださいね。
④疲れたときはリフレッシュする
就活が思うように進まず体力的・精神的に疲れてしまったときは、無理をせず休みましょう。気分が落ち込んでいるときは、何をしてもうまくいかず悪循環に陥りがちです。その状態で就活を続けてもうまくいかない可能性が高いため、いったん休んで心と体を落ち着けることを優先しましょう。
- 映画やドラマを見る
- 音楽を聴く
- サウナや温泉に入る
- 適度な運動をする
- 家族や友人と話す
- 美味しいものを食べる
キャリアアドバイザー
心身の健康は、何よりも大切なことです。リフレッシュして心身ともに万全な状態を整えると、就活のモチベーションも上がりますよ。
就活がしんどいときは、こちらの記事も読んでみてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
就活は長期戦になることも視野に入れて行動するべきですが、長くなりすぎると精神的にも体力的にもきつくなります。そのため、特に選考の進め方を工夫して長引かせないようにしましょう。
大手企業にしか応募していなかったりエントリー企業数が少ない場合は、就活が長引く可能性が高いです。また、早めに選考対策ができず面接で自分の魅力を伝えきれない場合も、相性の良い企業と出会うまでに時間がかかってしまうでしょう。
このように、就活が長引く原因はいくつかあります。就活が長引いている人は上記を参考にしつつ、自分はどこが改善できそうか考えてみてください。
また、自分にあう企業からスムーズに内定を獲得するには、企業規模にこだわりすぎず、さまざまな企業に応募するのも一つの手です。そのためにも、早めに自己分析や企業研究などの選考対策に取り掛かって自信をつけ、落ちついて面接に挑めるよう準備しておくことも大切ですよ。
26卒の就活に関するよくある質問に回答!
就活のスケジュールや今やるべきことがわからず、不安を感じている26卒の学生も多いのではないでしょうか。ここでは、そのような学生からのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
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26卒の就活はいつから始まりますか?
政府が推奨する解禁時期では、26卒の就活は2025年3月から広報活動、6月から選考、10月以降に内々定というスケジュールになっています。一般的に就活解禁は広報活動開始時期を指すため、26卒の就活は2025年3月から始まるということです。ただしこの要請に法的拘束力はなく、実際には多くの企業が前倒しで採用活動を進めています。例年の傾向によれば、2025年3月頃がESの提出、4月頃が面接、4~6月頃が内々定のピークとなっています。
昨今就活は早期化傾向が見られるため、気になる企業があれば早い時期から採用情報をチェックしておきましょう。
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26卒の就活は学生にとって厳しい状況なのでしょうか?
昨今の就職内定率の推移を見る限り、26卒の就活は比較的学生にとって有利な状況になると予想されます。円安や物価上昇といった経済面の不安材料はありますが、特段厳しい状況になることは考えにくいです。ただし、だからといってのんびり構えるのは危険です。年々採用活動が早期化していることに加え、インターン参加を前提とした選考も増えているため、出遅れるとそれだけ選択肢が減ってしまいます。
焦る必要はないものの、早期選考も視野に入れて早めに行動することが大切ですよ。
26卒の就活は早期選考を視野に入れつつ自分のペースで準備を進めよう
2025年3月から広報活動が開始される26卒の就活は、早期選考をおこなう企業が増え、採用時期がさらに多様化すると考えられます。一般的な就活スケジュールに沿って進むとは限らないため、早期選考を視野に入れて早めに準備を進めましょう。
また、昨今では就活期間が長期化する傾向にあります。長期戦になる可能性も考慮し、モチベーションが下がらないよう自分なりのペースで進めてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
就活の一般的なスケジュールは前述したとおりですが、企業によってはもっと早くから選考を始めることがあります。
たとえば、外資系企業はその傾向が顕著です。大学3年生の秋ごろには選考が始まり、4年生の3月頃には内定を出す外資系企業もあります。
一部の外資系企業では、サマーインターンで採用する学生を決めるケースもあります。サマーインターンとは、大学生の夏休み期間中である7~9月頃におこなわれるインターンのことです。
このサマーインターンで学生の人柄やポテンシャルを確認して、そのまま採用へつなげるところもありますよ。大学3年生の夏から内定を左右するイベントが始まることを考えると、就活は早めに取り掛かるほうが良いと言えるでしょう。特に外資系企業を志望している大学3年生の学生は、早めに動き始めることをおすすめします。