目次
- 「自分を一言で表すと?」の回答例文を確認! 事前に備えて好印象を獲得しよう
- 面接で「自分を一言で表すと?」と聞かれる理由
- 自己分析ができているかを知るため
- 人柄を知るため
- 対応力や表現力を知るため
- 「自分を一言で表すと?」への効果的な答え方を解説!
- キャッチフレーズを使う
- 比喩表現を用いる
- 四字熟語で表現する
- 簡潔かつ具体的な説明を添える
- 「自分を一言で表すと?」でアピールすべき内容の見つけ方
- 企業のもとめる人物像にマッチした内容を選ぶ
- 自己分析で最も特徴的なポイントを探す
- 周りの人に自分の一番の魅力を聞いてみる
- アピール内容別! 「自分を一言で表すと?」への回答例文
- 努力家
- 真面目
- コミュニケーション力
- 協調性
- 几帳面
- チャレンジ精神
- 粘り強い
- 行動力
- 前向き
- 創造力
- 負けず嫌い
- 明るい
- NG例文つき! 「自分を一言で表すと?」の質問に回答する際の注意点
- 思いつきで嘘をつかない
- まとまりのない回答にしない
- 企業や職種に活かせない内容を選ばない
- 「自分を一言で表すと?」の例文を参考に魅力的にアピールしよう
「自分を一言で表すと?」の回答例文を確認! 事前に備えて好印象を獲得しよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「面接で自分を一言で表すと? と聞かれ、固まってしまいました」
「自分を一言で表すと? の正しい回答例を教えてください!」
咄嗟にこのような質問をされてしまうと言葉に詰まってしまいますよね。しかし、「自分を一言で表すと?」といった質問は面接で比較的多く質問される内容であり、しっかりと準備しておくことが必要です。
そこでこの記事では、面接で「自分を一言で表すと?」と聞かれる理由や、効果的な答え方、アピールする内容の見つけ方などを解説します。例文も紹介するので、「自分を一言で表すと?」という質問への回答をアピールにつなげられるようにしましょう。
面接で「自分を一言で表すと?」と聞かれる理由
就活生
キャリアアドバイザー
準備ができていないとなかなか難しいですよね。でも自分自身のことが理解できていれば、まったく何も答えられないということはないはずです。まずは企業が「自分を一言で表すと?」と聞く理由について押さえておきましょう。
「自分を一言で表すと?」の回答を考えるうえでまず重要なのは、企業の質問意図を知ることです。質問意図を知ることで、適切な回答を考えられるようになりますよ。一緒に確認していきましょう。
自己分析ができているかを知るため
「自分を一言で表すと?」という質問には、客観的に自分自身のことがわかっていなければ答えることができません。
さらに「一言」で自分自身をまとめるには、より自分自身を掘り下げて知っていく必要があります。長所や短所、得意分野や価値観など自分自身について客観的に知るためには、自己分析が不可欠です。つまり、「自分を一言で表すと?」という質問を通じ、面接官は「自己分析ができているか」を知りたいと考えています。
自分自身の企業選びの軸を明確にするために自己分析は欠かせませんが、社会人になってからも自己分析力は大切です。社会人として課題と向き合うため、問題解決をしていくためにも自己分析力が必要となるのです。
キャリアアドバイザー
企業はこの質問を通じて、就活や社会人として必要な自己分析ができる人材であるかを確認しています。
自己分析ノートを使った方法についてこちらの記事で解説しています。
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人柄を知るため
「自分を一言で表すと?」という質問には、その言葉通り人柄を知る意図もあります。また、「あなたの長所と短所を教えてください」と質問するより、「自分を一言で表すと?」と質問した方が、個性を引き出しやすく、人柄をより知ることができるという理由も隠されています。
「自分を一言で表すと?」という回答には正解がなく、自由な表現をすることが可能です。面接官は、その回答を通じ人柄を知ることで、自社の社風とマッチしているかどうかを見極めているともいえるでしょう。
対応力や表現力を知るため
「自分を一言で表すと?」という質問は答え方に決まりがない分、回答に困ってしまったり、面接官にわかりずらい表現をしたりということも起きやすくなります。
- ES(エントリーシート)や履歴書の印象からかけ離れている
- ありきたり過ぎて個性が感じられない
- 伝わりづらく何を言いたいのかわからない
内容だけでなく、「自分を一言で表すと?」という質問に対する答えに詰まってしまったとき、学生がどのような対応をするのかも面接官はしっかり見ています。面接官はこの質問を通じて、社会人として必要な対応力と表現力があるかを知りたいと考えているのです。
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「自分を一言で表すと? 」の質問に対する答えの中には、主にあなたの価値観や人柄、仕事への取り組み姿勢が反映されます。採用担当者はそれらを確認するために質問をしているのです。
この質問に似たような質問に、「あなたを色にたとえると何色ですか」「あなたを漢字一文字で表してみてください」「あなたを動物(もの)にたとえると何ですか」というものもあります。ある自動車メーカーでは「あなたを弊社の自動車にたとえると何だと思いますか」というものもありました。いずれも、目的は同じです。
価値観や仕事への取り組み方のほかにも、「発想力」や「柔軟性」を問う質問も増えてきているようです。自己分析を徹底しておこない、自分自身がどんな人間なのかしっかり把握できていれば、どんな質問でも慌てることなく答えられるはずですよ。
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「自分を一言で表すと?」への効果的な答え方を解説!
「自分を一言で表すと?」という質問は答えるのが難しいと感じるかもしれませんが、正解もなく自由に回答できるので、逆に面接官に強い印象を与え良いアピールにすることも可能です。ここでは「自分を一言で表すと?」という質問に対し、効果的な答え方について解説していきます。
キャッチフレーズを使う
自分自身のキャッチフレーズを使うのも効果的な答え方の1つです。商品広告などでもキャッチフレーズが使われているように、特徴を一言でわかりやすく表現することで、端的に自分自身を伝えられるだけでなく、他の学生と差別化をし、面接官により強いインパクトを与えることができます。
キャッチフレーズは、自分が一番伝えたいことを絞り、それにフレーズをつけていくと作成しやすくなります。ありきたりな表現を避け、ネタに走らないようにすることが大切です。
キャリアアドバイザー
必要に応じて数字などを使い、イメージを具体化できるようなキャッチフレーズを作るようにしましょう。
キャッチフレーズの作成手順はこちらの記事を参考にしてください。
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比喩表現を用いる
自分自身を一言で表す方法として、比喩表現も有効です。比喩表現は相手にイメージを抱きやすくさせることができ、インパクトを与えられます。比喩表現には大きく分けて「まるで〜だ」「〜のようだ」などの言葉を使う「直喩」と、使わない「隠喩」がありますが、よりインパクトを与えたいなら「隠喩」を活用すると効果的です。
直喩:私は働き蜂のように働きます。
隠喩:私は働き蜂です。
また、人ではないものや動物、事柄などを人にたとえる「擬人法」、人を物にたとえる「擬物法」を使うのもインパクトを与える方法として有効です。
擬人法:ペンが走る
擬物法:生き字引き
これらの比喩表現を活用すれば、インパクトだけでなく表現力が高いこともアピールできます。比喩表現を活用して、オリジナリティある回答を準備しましょう。
四字熟語で表現する
自分自身を表現する方法として、四字熟語を使うのも効果的です。四字熟語は比喩表現と同じく、面接官によりイメージを抱かせやすくする効果もありますが、それと同時に知的であり一般常識があること、価値観をアピールすることができます。
四字熟語はテレビや新聞のニュースなど日常的に使われており、四字熟語を活用することで社会人としての常識が備わっていることをアピールすることもできます。また、自分を表現するために用いた四字熟語をなぜ選択したかまで伝えることで、価値観を伝えることにも役立てられます。
キャリアアドバイザー
四字熟語は知的さや真面目さのアピールにもつながりますが、あまり知られていない難し過ぎる四字熟語は採用担当者がピンとこない可能性もあるので注意しましょう。
性格を表す四字熟語はこちらの記事で紹介しています。
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簡潔かつ具体的な説明を添える
自分のことを一言で表したら、その根拠となるエピソードも添えるようにしましょう。面接官としても「なぜそのように自分を表したのか」という点を知りたいと考えますし、その具体的な説明によって説得力を与えることができます。
この時、根拠となるエピソードは簡潔かつ具体的になるように心掛けましょう。せっかく、自分を一言でまとめても、その後のエピソードがダラダラと長くなってしまうと、印象にも残りづらくなります。
キャリアアドバイザー
キャッチフレーズから面接官が何が知りたいかを考え、的確な説明を添えることで、高いコミュニケーション能力が備わっていることのアピールにもつながります。
キャリアアドバイザーコメント辻 華菜子プロフィールをみる
自分を表す一言で他の志望者に差をつけるためには、多少のインパクトの強さは必要でしょう。ただし、ウケ狙いの誇張しすぎた表現は避けてくださいね。その一言の根拠となる具体的なエピソードを聞かれたときに、そのエピソードに説得力がないと、結局はマイナス評価につながってしまいます。
人を見る目に長けた面接官からは、本来のあなたの姿ではないことは容易に見抜かれてしまうので、他の予想外の質問に対しても一貫して同じような返答をできる自信がない人は、インパクトだけで差別化を狙うのは避けたほうが無難です。
そのため、インパクトもありつつ、等身大のあなたが伝わる一言とエピソードで挑みましょう。業界によってはインパクトよりも普段のあなたを表す言葉が好まれる場合もあるので、社風なども考慮して考えてみてくださいね。
「自分を一言で表すと?」でアピールすべき内容の見つけ方
- 企業のもとめる人物像にマッチした内容を選ぶ
- 自己分析で最も特徴的なポイントを探す
- 周りの人に自分の一番の魅力を聞いてみる
「自分を一言で表すと?」でアピールする内容が見つからない場合は、上記3つの視点から探すようにしてみましょう。自分ならではのアピールをするためには、徹底的な自己分析や企業研究が必要になるため、これらの見つけ方に加えておこなうようにしましょう。
企業のもとめる人物像にマッチした内容を選ぶ
自分の強みであればなんでも良いかといえばそうではありません。もし、自分がアピールしたい強みが、企業のもとめる人物像や業務内容とかけ離れていると、マッチ度が低いと捉えられ、評価してもらえなくなってしまいます。
たとえば、マルチタスクができる人材をもとめている企業で、「一意専心(1つのことだけに気持ちを集中させること)」といってしまうと、ミスマッチが起こってしまいます。つまり、企業がどのような人材をもとめているかをしっかりキャッチアップし、それにマッチした内容でアピールすることが大切です。
キャリアアドバイザー
まずは、自分の強みとなる部分をありったけ書き出し、企業のもとめる人物像と見比べて、共通する特徴をアピールするようにしましょう。
自己分析で最も特徴的なポイントを探す
「自分を一言で表すと?」でアピールする内容として、自己分析で最も特徴的なポイントを探すもの1つの方法です。はじめに自分の強みやスキルをできるだけ多く書き出し、その中から最も自分に特徴的なポイントを探し、一言で言い換えてみるとスムーズです。
たとえば、「柔軟な性格」をアピールしたいときは、ただ「柔軟な性格です」だけではありきたりな表現になり、印象も残りづらくなります。この時、四字熟語で「当意即妙(とういそくみょう)であると言われます」と表現したり、比喩表現を用いて「カメレオンのような人間です」とまとめてみると、グッと印象に残りやすくなります。
キャリアアドバイザー
まずは、自分の最も特徴的なポイントを探し、それを言い換えてみるようにしましょう。
周りの人に自分の一番の魅力を聞いてみる
自己分析をしたり、自分の強みを整理してみてもなかなか自分にしっくりしたものがなければ、周りの人に自分の一番の魅力をたずねてみましょう。
どうしても自己分析になると主観的な観点で自分を見てしまいますが、周りの人の意見には客観性があります。自分が周りからどのように映っているのかを知るきっかけにもなりますし、何より今まで気づかなかった自分の潜在的な強みを知るきっかけにもなります。
キャリアアドバイザー
周りの人に自分の一番の魅力を聞く時には、なぜそう思ったのかというエピソードも一緒に聞いておくと面接でも説得力のある説明ができるようになりますよ。
こちらの記事では他己分析の方法について解説しています。あわせて参考にしてみてください。
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他己分析をすると、周囲の人からの評価も取り入れられて自己理解が深まりますよ! この記事では他己分析をするメリット、やり方、質問項目、活用方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に実践して自分の長所・短所を把握しましょう。
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キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる
学生のなかには、採用担当者に自分自身をできるだけ多くアピールしようと、志望動機や自己PRごとにアピールポイントを変える人もいますよね。
一人の人間には多くの特徴があります。たとえば、ある場面では協調性を強く発揮したかと思えば、別の場面では周囲に流されず自分の信念を貫き通す意志の強さを発揮したりなどです。しかし就活の際は、あれこれと自分の強みを盛り込み過ぎると、結局あなたがどんな人物なのか伝わりにくくなってしまいます。
そのため、あなたの中の多くの特徴から、企業がもとめる人物像と共通する面を中心に、自己PR、志望動機、あなたを表す一言などに一貫性を持たせることが重要です。
ただし、全部をまったく同じ文章にするということではありません。たとえば「行動力」であれば、どういう時にどのような行動力を発揮したのか、一貫性を持たせることがポイントです。そこからはあなたの長所や人柄だけでなく、信念、価値観、仕事に対する姿勢も垣間見えてくるはずですよ。
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アピール内容別! 「自分を一言で表すと?」への回答例文
「自分を一言で表すと?」の面接官の意図や、効果的に答えるコツなどが理解できたところで、アピール内容別の回答例文を紹介します。以下の例文を参考に自分ならではの「自分を一言で表すと?」の回答を作成してみましょう。
努力家
私を一言で表すと「粉骨砕身」です。
私はゼミやアルバイトなど何事も全力で取り組むように心掛けています。全力で取り組むことで、今の自分を成長させることができると考えているため手を抜くことはしません。
「粉骨砕身」は、骨を粉にし身を砕くように力の限りを尽くすことを表す四文字熟語です。日常生活で何事にも全力で取り組んでいることから、努力家であることをアピールしています。
また、なぜ努力するのかについて自分の考えも言及することで、成長意欲があることも伝えています。
努力家をアピールする際の言い換え表現についてはこちらの記事を読んでください。
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真面目
私を一言で表すなら「努力は裏切らない」です。
私は運動と英語が苦手でしたが、日々努力をすることでそれを克服してきました。日々英会話ラジオを聴くことで、TOEICで860点を取るまでに英語力をつけ、球技などは苦手ですが毎日ランニングを続けて体力をつけることができています。
自分にキャッチフレーズをつけた表現です。
自分に苦手なことがあるということは「伝えない方がいいのでは?」と考える人も多いですが、それを克服したことを伝えられれば、真面目に苦手と向き合い、努力ができる人材であることをアピールできます。
真面目さをアピールするコツはこちらの記事で解説しています。
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コミュニケーション力
私を一言で表すなら「人類皆友達」です。
私は誰とでも物おじせずに話をすることができ、販売のアルバイトでも売上で常に上位を維持していました。今では外国人の顧客にも接客ができる英会話もマスターしてコミュニケーションの幅を広げています。
コミュニケーション力という一般的な長所をアピールしていますが、キャッチフレーズを用いることで個性を表現しています。
また、英会話もマスターしていることで、国境を超えた「人類皆友達」というキャッチフレーズが生まれ、ライバルと差をつけることができています。
コミュニケーション力の言い換え表現はこちらの記事で紹介しています。
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協調性
私を一言で表すと「ライオンの雌」です。
サバンナで生きるライオンの雌は、それぞれに役割をこなしながら狩りをします。私も高校時代にバスケットボール部でチームプレーの大切さを学びました。大学のゼミの研究でもチームワークで成功を勝ち取ることを大切にし、「優」の評価を得ることができました。
自分を動物にたとえた比喩表現です。
サバンナという厳しい環境でも、チームワークを生かしながら獲物を捉え生きていくライオンを自分の協調性と重ねてアピールした例文です。自分が大切にしている心得であることで終わらず、その心得から何を得られたのかのエピソードも一緒に伝えることで、より説得力のある内容にすることができます。
また「ライオン」という強い動物にたとえたことで、勇猛果敢で強いイメージもつけられます。
協調性を魅力的にアピールするポイントはこちらの記事で確認しましょう。
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几帳面
私を一言で表すなら「脳内棚を持つ人」です。
私は頭の整理整頓ができる棚があるようにイメージし、物事をしっかり整理しながら考えるように心掛けています。今までも、脳内棚のお陰でピンチの状態に陥っても冷静に対応することができました。
自分の頭の中を棚にたとえた「擬物法」を用いた表現です。
考えなしで行動するのではなく、物事を正確に処理して適切な対応ができる几帳面さをアピールすることができます。棚は整理整頓には欠かせないものであり、棚を用いて自分を表現することで、几帳面なイメージをより印象付けています。
チャレンジ精神
私を一言で表すなら「イルカのような遊び心とチャレンジ精神」です。
水族館でさまざまな芸を披露するイルカのように、楽しみながら新しいスキルの習得に挑戦しています。現在は、テクニカルセールス職で活かせるようプログラミングを学んでいます。
自分を動物にたとえた比喩表現です。
水族館のイルカを自分自身にたとえ、イルカの芸をスキルにたとえています。さまざまなスキルを身につけることに対し前向きな姿勢を示し、チャレンジ意欲があることをアピールしています。
チャレンジ精神の自己アピール例文はこちらの記事で読んでください。
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粘り強い
私を一言で表すと「七転八倒」です。
ゼミの研究でも最初はうまくいかず失敗ばかりでしたが、試行錯誤を重ね成功につなげられたとき、大きな達成感を得ることができました。その経験から、何事に対しても不屈の精神で望むようにしています。
自分を四字熟語にたとえた表現です。
七転八倒とは七回転んでも、八回起き上がることを表す四字熟語で、何度失敗しても屈せずに立ち上がるという意味があります。粘り強いことをダイレクトに伝えられる四字熟語であり、自分のエピソードを交えて簡潔に説明することでより説得力のあるアピール内容になります。
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行動力
私を一言で表すと「知行合一」です。
独学で長年フランス語を学んでいましたが、フランス留学をすることで語学や文化を効率的に学ぶことができました。この経験から、積極的に挑戦をおこない、自ら実践できる環境に飛び込むようにしています。
自分を一言で四字熟語で表した表現です。
「知行合一」は儒学者の王陽明(おうようめい)が唱えた思想が由来で、知識と行為は一体で、本物の知は実践をともなうという意味があります。
例文ではフランス留学の経験を踏まえ、行動力があることを伝えています。
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前向き
私を一言で表すなら「昨日より今日の自分の方が大人」です。
大学生で初めてアルバイトをしたこともあり、失敗を多くしてしまいますが、失敗は二度と繰り返さないよう、日々自分を成長させています。
自分を日々前向きに成長させる姿勢を「昨日より今日の自分の方が大人」というキャッチフレーズで表現しています。
社会人になっていない学生はまだまだ未熟です。しかし、その未熟さを克服し、日を追うごとに社会人(大人)として成長していける前向きさをアピールしています。諦めずに自分と向き合う粘り強さやチャレンジ意欲も一緒に伝えられる文章です。
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創造力
私を一言で表すと「創意工夫」です。
アルバイト先は少ない人数での運営をしており、効率を重視した店舗運営を提案し売上を伸ばすことに貢献した経験があります。何事にも当事者意識をもち、問題解決に向けた工夫をしたいと考えています。
「創意工夫」には新しい斬新な考えでさまざまな方法を試みるという意味があり、ダイレクトに創造力を伝えることができます。「創意工夫」で実現できたエピソードのほかにも、問題解決能力や当事者意識を持てる姿勢もアピールすることにつなげています。コンサルタントや企画職など、創造を必要としている職種で高評価が得られる表現です。
負けず嫌い
私を一言で表すなら「自分が永遠のライバル」です。
私は歴史研究会で持論が正しいことを証明できるよう、周りの意見や教授にも教えを乞いながら証拠集めをおこなってきました。その結果、残念ながら自分の持論は間違っていたことが証明されましたが、投げ出したい自分に負けずに努力することを心掛けています。
負けず嫌いにはさまざまなタイプがあります。競争相手に対する負けず嫌いもありますが、この例文では、自分に対する負けず嫌いをキャッチフレーズで伝えています。負けず嫌いは、チームワークを損なうという見方をされるケースもあるため、「人の意見を受け入れることができる」こともエピソードに交えてアピールしています。
負けず嫌いをアピールする際のNG例文はこちらの記事で紹介しています。
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負けず嫌いを自己PRでアピールする場合は、ただ自分の性格を伝えるだけではNGです。 この記事では、面接官が見るポイント、企業が求める負けず嫌いの特徴、表現のコツなどをキャリアアドバイザーが解説します。 自己PR例文や解説動画も参考に魅力的なアピールをしましょう!
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明るい
私はよく人から「LEDライト」のような人だと言われます。
困難な場面においても前向きさを忘れず、雰囲気が悪くならないように明るさを保ってきました。そのため、周りからは明るさが長持ちする「LEDライト」のようだと言われました。
明るい性格であることを自分から発言することに躊躇があるようなら、人から評価されたことを伝えましょう。「明るさ」はどうしても抽象的になりやすいため、エピソードを踏まえて伝えると、例文のように明るさだけでなく「前向きさ」「協調性」も同時にアピールすることができます。
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長所で明るいところをアピールする際には、具体的な表現を補足することでより効果的にアピールすることができます!今回は長所で明るいところをアピールする際に企業にわかりやすく伝える構成や、説得力を与えるコツを、キャリアアドバイザーが例文付きで解説していきます。
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NG例文つき! 「自分を一言で表すと?」の質問に回答する際の注意点
- 思いつきで嘘をつかない
- まとまりのない回答にしない
- 企業や職種に活かせない内容を選ばない
「自分を一言で表すと?」という質問は、自分を自由に表現してアピールできる絶好の機会でもありますが、回答を間違えてしまうとマイナスイメージを持たれてしまいます。回答する際の注意点とともに、NG例文も確認しておきましょう。
思いつきで嘘をつかない
質問に対して考えが浮かばず、咄嗟に思いつきで嘘をついてしまうという事態は避けるようにしましょう。また、自分を良く見せたい一心で嘘を言いたくなってしまうこともあるかもしれませんが、それはおすすめできません。
その場の嘘であっても必ず嘘はバレてしまいます。たとえば、おとなしい性格の人が「私は太陽のように明るい性格です」と伝えても、説得力がなく嘘だとバレてしまいます。仮にその質問ではバレなかったとしても、その後の質問に対する回答に一貫性がないと、すべての回答に信憑性がなくなり結局は悪い評価となってしまうのです。
嘘はつかずありのままの自分の強みをアピールするようにしましょう。
就活で嘘をつくことのリスクはこちらの記事でまとめています。
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就活で嘘をつくことには、たくさんのリスクがあります。この記事では、嘘と嘘ではないの境界線や、嘘のエピソードを話さなくていい対策もキャリアアドバイザーが紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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NG例文
私を一言で表すと「勇猛果敢」です。
困難な状況でもめげずに果敢に挑んでいく挑戦意欲を大切にしており、それはアルバイトやクラブ活動にも活かされています。
「勇猛果敢」という表現は、挑戦意欲があるだけでなく、困難にもめげないイメージを持たれる四字熟語です。
この例文を面接の場で堂々といえるのであれば説得力もありますが、声が小さく、自信なさげな姿勢で伝えてしまうと、言葉と態度に矛盾を生じ大きな違和感を生んでしまいます。自分が面接で話すことを想定して、回答を準備しておくようにしましょう。
まとまりのない回答にしない
質問の回答が浮かばずに、その場しのぎでダラダラ回答してしまうこともマイナス印象につながります。
面接官は「一言で」と指定しているにもかかわらず、ダラダラと回答してしまうと、「質問の意図が理解できていない」と思われるだけでなく、最悪の場合「質問を聞いていない」と思われかねません。そうなると、コミュニケーション能力がないと判断され、この後の質問の回答にも大きな影響を与えてしまいます。
まとまりのない回答をしないようにするためにも、事前に「自分を一言で表すと?」という回答は準備しておくようにしましょう。
NG例文
自分を一言で表すとハシビロコウのような粘り強さとここぞというときの行動力があります。
ハシビロコウは「じっとして動かない鳥」として有名ですが、ただ、じっと動かないのではなく餌を逃さないため動かずに、絶好のチャンスを待っているそうです。私は何時間も動かないハシビロコウのように、絶好のチャンスを逃さないよう粘り強くチャンスを待つことができます。囲碁サークルでも相手の集中力が切れるタイミングですぐに攻めに転じ、勝利を手にしていました。自分の強みはそんな粘り強さと、チャンスがきたらすぐに行動に移せる行動力だと考えています。
「一言」が長く、文章をすべて読まないと理解しづらい内容です。ハシビロコウを比喩表現に使うなら「隠喩」を使い、「私を一言で表すならハシビロコウです」と言い切ってしまうようにしましょう。
企業や職種に活かせない内容を選ばない
自分を一言で表す内容は企業や職種に活かせないものを選びましょう。いくら自分の強みをインパクトのある表現でまとめられたとしても、企業や職種に活かせない内容であれば、評価につなげることができません。
面接官は学生の人柄などを知りたいという意図もありますが、それと同時に自社とのマッチ度もみています。企業の職種やもとめる人物像などをしっかり把握してアピールする内容を決めるようにしましょう。
NG例文
私を一言で表すなら翻訳機です。留学経験から英語でのコミュニケーションに長けており、帰国してからも英語力を活かし、アルバイト先でも通訳として頼りにされていました。
英語力がある点は良いアピールになりますが、翻訳業務を主体とする企業以外では評価されにくくなります。英語を使用する機会のある企業であっても、機会ではなく人柄が見える内容をアピールしたほうが、評価につなげることができます。
「自分を一言で表すと?」の例文を参考に魅力的にアピールしよう
面接で「自分を一言で表すと?」と突如聞かれたとき、準備もなく良い回答をするのは至難の業です。その場の思いつきで話してしまうと一貫性もなくなり、その後の回答にまで影響を及ぼしかねません。
また、「自分を一言で表すと?」という回答には正解がなく、自由な表現ができるので、回答によってはインパクトの強いアピールが可能です。魅力的な回答をするためにも、準備を入念にしておきましょう。
「自分を一言で表すと?」なんて、急に質問されると回答に迷ってしまいますよね……。