内定がとれない原因は就活準備と5つの対処法で解決できる!

この記事のアドバイザー

目次

  1. 内定がとれない人は就活準備からまずは見直してみよう
  2. 就職活動の内定の実態
  3. 内定率の実態
  4. 6月以降に内定出しが増える
  5. 内定がとれない人に共通する特徴8選
  6. ①エントリーしている企業数が少ない
  7. ②エントリー企業が人気で採用倍率が高い
  8. ③対策が不十分で面接に臨んでいる
  9. ④自己分析の不足で具体的なエピソードがない
  10. ⑤業界や企業の研究ができていない
  11. ⑥選考に落ちた原因を分析していない
  12. ⑦ESに不足がある
  13. ⑧ひとりで就職活動をしている
  14. 内定がとれない人がすべき5つの対処法
  15. ①企業選びの軸を整理しエントリー企業を増やす
  16. ②自己分析を見直す
  17. ③企業の情報を収集する
  18. ④選考対策・事前準備をする
  19. ⑤自分ひとりで就職活動をしない
  20. 内定とれない人がやってはいけないNG行動
  21. 長期間就職活動をやめてしまう
  22. むやみに多数の企業へエントリーをする
  23. 1人で就職活動を続けてしまう
  24. 内定が出たら承諾してしまう
  25. 内定がとれなくても就活対策を徹底すれば内定獲得に近づく

内定がとれない人は就活準備からまずは見直してみよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「なかなか内定が取れずどうすればいいか分かりません」
「内定が取れず悩んでいるのですが、何をすればいいか教えてほしいです」

内定が取れないと悩む学生から、このように相談をされることがあります。周りの友人が内定獲得し出すと焦りますよね。ですが、焦ってがむしゃらに就活を進めても、なかなか内定をもらうことはできません。そのため自分がなぜ内定獲得をできないのか理解して行動することが大切ですよ。

この記事では、内定獲得にまつわる実態から、内定が取れない学生の特徴、内定獲得のためにすべきことを解説します。今すぐにできることを紹介するので、自分ができることから実践して就活を進めてくださいね。

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就職活動の内定の実態

まずは一般的にどの時期にどれくらいの学生が内定獲得をしているか把握することが大切ですよ。自分の周りに内定獲得している人が多いだけで、世間的にはまだ内定獲得している学生が少ないこともあります。

内定がとれないと感じている人は、一般的にどのような就活状況かチェックしましょう。

内定率の実態

就職内定率

まずは22卒の人がどれくらいの時期に内定獲得をしているのかグラフをみてみましょう。就職みらい研究所が発表している「就職プロセス調査」によると、6月時点で約7割の人が内定獲得をしており、9割が内定を獲得するのは10月頃ということがわかりますね。

そのため、内定が最も増えている4月から5月より後にも内定獲得のために就職活動を続けている人がいることを覚えておきましょう

内定後も就職活動を継続している

データは、内定を獲得しているかどうかがわかる内容になっています。そのため、就職活動を終えたかどうかのデータではないことを覚えておきましょう。

内定を獲得しても希望する企業でなかったり、他の企業の選考を受け続けている人も多数いることは覚えておきましょう。内定を獲得したかどうかよりも、自分が納得できる企業から内定獲得ができたかどうかが大切になるのです。周りの学生の就職状況に一喜一憂しないように、納得感を持って就職活動を終えることが重要ですね。

辻 華菜子

キャリアアドバイザーコメント辻 華菜子プロフィールをみる

内定式を区切りとして焦り就職先を妥協することは避けよう

一般的に10月に実施される内定式までに内定が取れないと、就活に焦ってしまい妥協して内定承諾をしたくなる人がいるかもしれません。妥協して就職先を選ぶと、入社後に後悔してしまう可能性があります。

入社後と入社前でギャップがあったときに、「内定企業を選ぶときに、慎重になればよかった」と後悔してしまう可能性もありますよね。すると、仕事に取り組むモチベーションが上がらずに、スキルアップがなかなかできなくなってしまいます。また、短期の離職になってしまうと、転職活動に悪い影響が出てしまうこともあります。

内定獲得をすることがゴールなのではなく、自分に合う企業をを見つけることがゴールですよね。妥協をすると就活のときは周りと同じ時期に内定が決まり安心できるかもしれませんが、やはり入社後に納得感を持ってはたらくことが大切です。

これから紹介するポイントを読み込んで自分と向き合い、納得感あるキャリア選択をしましょう。

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自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう

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6月以降に内定出しが増える

先ほどの「就活みらい研究所」の内定率のグラフからも分かるとおり、内定出しが増えるタイミングは6月以降になります。そのため、6月より前に「内定がとれない」と感じている人は焦る必要がありません。

また、企業によっては秋採用のみをおこなっていることもあります。このような企業を希望していると、どうしても周囲の学生と比べて内定獲得が遅くなってしまいますよね。この調査には、どのような企業へエントリーしたかは現れていないので、やはりデータだけをみて焦らないように注意が必要ですよ

6月から就職活動をどのようにするべきかは、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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内定がとれない人に共通する特徴8選

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内定の実態を理解したうえで、次に自分が内定がとれない理由を把握することが大切です。むやみにエントリーをしたり、面接を受けたりしても改善をしなければ、内定獲得のハードルが高いままになってしまいますよね。

内定がとれない理由に向き合うことは、精神的につらいと感じるかもしれません。ですが、内定獲得に向けて一歩踏み出せるように、自分に当てはまる「内定が取れない特徴」がないか確認しましょう。

①エントリーしている企業数が少ない

内定がとれないと悩む学生の最も多い原因は、そもそもエントリーしている企業数が少ないことです。マイナビの「学生就職モニター調査」によると、2021年卒はプレエントリー数が約24社という結果があります。また、本エントリーも15社以上というデータがありますよ。

あくまでも平均なので、より多くの企業へエントリーしている学生も多数います。そのため、エントリーしている企業数が15社よりも少ない場合には、他の企業にも応募することがおすすめですね

エントリー数が少ない場合のリスクについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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②エントリー企業が人気で採用倍率が高い

エントリーしている企業数が15社より多くエントリー数は問題なくても、エントリーしている企業の採用倍率が高いと内定が取れない原因になることがあります。特に大手企業や有名企業を中心にエントリーしている人は、この原因が当てはまりますよ。

大手や有名企業は研修が充実していたり、安定していると考えたりして、中小企業よりも魅力的に感じる人がいるかもしれません。ですが、大手よりも中小企業やベンチャー企業の方が制度が整っていることもありますし、長年経営されていることもありますよ

③対策が不十分で面接に臨んでいる

面接で落ちてしまい内定がとれない人は、対策が不十分であることが考えられます。きちんと対策ができていないと、質問への回答に時間がかかってしまったり、回答が長くなってしまったりして、面接官へ伝えたいことが伝わらなくなってしまうのです。

さらに、対策が不十分だとうまく答えられないだけでなく、面接官には自信がなさそうに映ってしまうこともあります。受け答えに自信が感じられないと、仕事を任せられると思ってもらえません。

④自己分析の不足で具体的なエピソードがない

自己分析が不足していることも、内定がとれない原因の一つです。面接官は入社後に活躍できるか判断をするために、具体的なエピソードを求めています。自己分析が不足していると抽象度が高い回答になってしまうため、活躍できるかどうか判断ができなくなってしまうのです

また、自己分析は自分にどのような仕事があっているか考えるきっかけにもなります。自己分析に時間をかけられていないと、自分の強みが活かせる企業や仕事を理解せずに就活を進めていることもあります。自分が活躍できない企業にエントリーしてしまう可能性もあるので、自己分析はとても大切な就活対策です。

自己分析をするときは「自己分析ノート」を作ることで整理できますよ。自己分析に自信がない人は作り方を必ずチェックしましょう。

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⑤業界や企業の研究ができていない

エントリーした企業の特徴を分析できていない人も、内定がとれない学生に多い特徴です。企業について詳しく研究ができていないと、知らないうちに他社に当てはまる志望動機をエントリーシート(ES)に書いたり、面接で回答したりしている可能性もあります。すると、志望度の高さが伝わらずに選考落ちになってしまうのです。

また、企業だけでなく業界について分析することが大切ですよ。業界のトレンドや今後の将来性をリサーチしていると、入社後どのように貢献をしたいかを具体的に述べることができます

業界研究をするときもオリジナルの「業界研究ノート」を作ることがおすすめです。こちらの記事で詳しい作り方を紹介しているので参考にしてください。

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⑥選考に落ちた原因を分析していない

内定がとれずに焦って多数の企業へエントリーしている人もいるのではないでしょうか。焦る気持ちは分かるのですが、選考に落ちてしまったときに原因を分析しなければ、知らないうちに同じ失敗を繰り返してしまいます。

うまくいかなかった面接を振り返ることは辛いと感じるかもしれませんが、きちんと受け止めて同じ失敗をしないよう、面接ごとに成長していきましょう

面接に落ちてしまう理由はこちらの記事で、一次・二次・最終別に詳しく解説しています。詳しく知りたい人は必ずチェックしましょう。

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⑦ESに不足がある

内定がとれない人の中には、ES作成の時点で課題がある人も多いです。もちろん書類選考通過のために大切ですが、選考通過した後にESの内容と面接の回答に齟齬があると、事実が分からずに選考落ちになってしまうこともあるのです

ES作成を書類選考のためだけの書類と考えるのではなく、通過後の面接を見すえてES作成することが大切になります。

⑧ひとりで就職活動をしている

就活をひとりだけでおこなっていることも内定が取れない原因になります。ひとりで就活をすると、収集できる情報に限りが出てしまいます。友人やキャリアアドバイザーと就活情報を交換することで、自分ひとりでは知ることができなかった有益な就活情報や企業の情報を知ることができますよ

また、ES添削や面接練習ができずに第三者の意見がもらえないことも、就活にはマイナスになってしまいます。自分では気がつかない選考落ちの原因を見つけてくれるきっかけになるので、内定がとれない原因を見つけやすくなりますよ。

清水 沙也香

キャリアアドバイザーコメント清水 沙也香プロフィールをみる

「選考で落ちた原因を分析していない」パターンに最も陥りやすいので注意しよう


ここまで8つのパターンを紹介しましたが、その中でも内定がとれないと悩む学生の中には「選考で落ちた原因を分析していない」という人が多いため自分に当てはまっていないか確認しましょう。

内定がとれない焦りから、エントリー数を増やすことに力を入れてしまう人が多い印象があります。たしかにエントリー数を増やすことは、最もハードルが低く取り組むことができる対策ですよね。ですが、内定がとれない根本的な課題を解決せずに選考へ臨んでしまうと、選考落ちになってしまい挫折経験が積み重なってしまいます。

選考で落ちた分析は自分軸と企業軸で考えること

選考で落ちた原因は2つの軸で考えるといいでしょう。
たとえば自分軸であれば「ハキハキと話すことができていなかった」ことが原因の1つなのであれば、「ハキハキと話せたかどうか」というチェックポイントが明確になりますよね。

また、企業軸であれば企業が求めている人物像と自分がそもそも合っているか考えることも原因を明確にするためには大切です。

このように原因分析をすることで内定獲得に近づくだけでなく、挫折経験を減らし、面接で振り返るべきポイントも明確になるメリットが多数あります。時間がかかる対策ですが、必ず実践するようにしてください。

自己分析がまだの人は、ツールを活用して今月中に終わらせよう

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就活を成功させるためには、自己分析がとても重要になります。しかし、自己分析を後回しにしている人も多いでしょう。

そんな人は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけあなたの強みや適職を特定できます

自己分析がまだの人は、ぜひツールを活用してみてください。

内定がとれない人がすべき5つの対処法

では、内定がとれない人は何をすれば良いのでしょうか。ここでは、内定が取れずに悩んでいる人が、今すぐにすべき5つの対処法について紹介します。

  • 企業選びの軸を整理しエントリー企業を増やす
  • 自己分析を見直す
  • 企業の情報を収集する
  • 選考対策・事前準備をする
  • 自分ひとりで就職活動をしない

①企業選びの軸を整理しエントリー企業を増やす

まずはエントリーする企業数を増やすことが大切です。そのために、エントリーする企業の判断軸と優先順位を用意するようにしましょう。企業を選ぶ軸にはこのようなものが挙げられますよ。

  • 経営理念・ビジョン
  • 業界・仕事内容
  • 企業風土・人材
  • 待遇・福利厚生

まずは、それぞれ自分にとってどのようなことを重視したいか深堀しましょう。たとえば「企業風土・人材」であれば、「お互いがサポートし合うような風土」や「チャレンジ精神がある人が多く働く環境」などですね。これらは過去の経験と当てはめて、自分がどのような人と協働したときに力を発揮できたかを考えます。そして、自分にはどのような軸があるのかとそれぞれの優先度を決めましょう。

このように企業選びの軸を整理したうえで、自分の軸に当てはまる企業をエントリーすることが大切です。

企業選びの軸について詳しく知りたい人は、こちらで紹介しているので参考にしてください。

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②自己分析を見直す

エントリー企業の数を増やすことは有効な対処法ですが、就活サイトのうえから順にエントリーすれば良いということではありません。自分にあった企業をきちんと見極めて、内定がゴールではなく就職後に納得感を持って働ける企業へエントリーすることが大切です

そのため、「自己PR」と「ガクチカ」の2つに分けて自己分析をすることが大切になります。この2つはどちらともESと面接で頻出の質問なので、深く分析することで選考対策にもなります。ここからは、それぞれの分析方法のポイントを詳しく解説します。

  • 自己PR
  • ガクチカ

自己PR

自己PRの自己分析では、自分の強みを分析しましょう。強みを分析するときは、具体的な経験から逆算して考えることがおすすめですよ。内定がとれずに悩んでいる人の多くは、強みから探して経験を当てはめている人も多いです。

たとえば、企業で求められている人物像に当てはめて、自分の過去の経験を探している人がこれに当てはまります。ですが、このような強みの探し方をすると、自分が本当に強みを発揮した経験から知らないうちに逸れていることが多いのです。一見、企業に当てはめると良さそうに感じるかもしれないですが、採用担当者は「強みのエピソードが弱い」と感じることも多いのです。

自分が活躍したり印象に残ったりしているエピソードから強みを探すようにしましょう。自己分析の方法を詳しく知りたい人は、こちらでエピソードの選び方を解説しているので参考にしましょう。

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ガクチカ

ガクチカは「学生時代に力を入れて取り組んだこと」で、就活ではESと面接ともにほとんどの企業で問われる内容ですね。すでにガクチカを完成させている人が多いと思いますが、内定がとれないと悩んでいる人の多くは、具体的なエピソードが書かれていないことが多いので注意が必要です。

ガクチカは「取り組んだこと」を聞かれているので、「何をどのように取り組んだのか」をはじめて話を聞いた面接官もイメージできるように伝えなければなりません。そのためには、数字を使って説明することも必要ですし、実際にかけたセリフが必要になることもあります。このように具体的にガクチカを伝えてはじめて、入社後に活躍できるかどうかを面接官に判断してもらえるのです。

ガクチカの自己分析が足りていないと感じた人は、こちらでガクチカをうまく伝える方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

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③企業の情報を収集する

3つ目はエントリーした企業の情報収集を徹底的にすることです。企業の情報を知らなければ、自己分析した強みやガクチカをアピールしきれないこともあります。

素晴らしい強みがある人でも、企業で活かすことができなかったら残念ながら面接で評価されません。自分の強みを効果的にアピールするためにも企業の情報は徹底リサーチしましょう。調べるべき内容は以下の内容が挙げられますよ。

  • 企業の基本情報(沿革や従業員数、採用情報など)
  • 業界内での他社との比較
  • 社風・企業理念
  • 事業戦略
  • 働いている人の特徴

これらの調べる方法や具体的に何を調べるべきかもっと知りたい人は、こちらを参考にしてくださいね。

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④選考対策・事前準備をする

自己分析と企業分析ができてはじめて、選考の対策ができるようになります。先に何を伝えたいかを準備しなければ、どんなに伝え方を練習したり準備してもアピールできなくなってしまいますよね。

自己分析と企業分析で考えた「自分が伝えたいこと」が、面接官に伝わるように練習をしておきましょう。ここでは、選考対策の2つの方法を紹介します。

模擬面接をする

1つ目は、本番の面接を想定した模擬面接です。どんなに伝えたいことが明確になっても、面接当日になると緊張をして思うように伝えられなかったという声もよく聞きます。そのため、緊張感がある中でも、うまく話せるように本番を想定した練習をしておくことが重要です。

模擬面接と聞くと「面接をしてくれる相手がいない」と思う人もいますよね。ですが、ポイントさえ押さえれば実はひとりでも模擬面接をすることができますよ。詳しい方法を知りたい人はこちらをチェックしてください。

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よくある質問を調べる

面接で頻出の質問を押さえておくことも重要な事前準備です。中には面接の場で質問の回答を考えられる人もいますが、そうでない人の方が多いですよね。事前によくある質問を把握して考えておくことで、面接の場で想定していない質問に対して焦ってしまうことも避けられますよ。

どのような質問が面接でされるかイメージが湧かない人は、こちらの記事で65個の質問と答え方のポイントを解説しています。面接前には必ずチェックしてくださいね。

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⑤自分ひとりで就職活動をしない

内定がとれない原因として「ひとりで就活をしている」を挙げましたが、自分以外の人を活用することはやはり大切な対処法です。ひとりで就活をしないためには、友人や家族以外にこのような方法がありますよ。

  • OBOG訪問を活用する
  • セミナーに参加する
  • 就活エージェントに相談する

それぞれのポイントを詳しく説明しますね。

OB・OG訪問を活用する

OB・OG訪問とは、興味がある企業で働いている社会人を訪問することです。実際に働いている人から話を聞くことで、企業の情報を事前に知ることができるので、ミスマッチを防ぐことができますよ。さらに、実際に働いている人から面接対策としてすべきことやフィードバックをもらうこともできるので活用しない手はないですね。

また、OB・OG訪問をしたうえで企業にエントリーすると、志望動機などでエピソードをアピールできるので志望度の高さを伝えることもできますよ。OB・OG訪問の方法からポイントまで知りたい人はこちらをチェックしましょう。

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セミナーに参加する

求人サイトや就活エージェントでは、学生向けに無料セミナーを実施していることもあります。セミナーにはこのようなものがありますよ。

  • 特別選考あり! 直接内定につながるシークレットイベント
  • <就活絶対成功させたい学生必見! >プロ人事による自己分析セミナー
  • 基礎から建ち上がりまですべてに携われる総合不動産グループ企業の説明選考会
  • 【※一次選考免除※】大手グループの選考免除オファーへご案内! など

このように内定に直結するようなイベントから、自己分析に特化したセミナーまで幅広い種類のイベントがあります。セミナーによってはグループワークのフィードバックなども得られるので、内定獲得に近づく対策になりますね。

就活エージェントに相談する

3つ目の自分ひとりで就活をしない方法は、就活エージェントに相談することです。就活エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが仕事紹介や、就活のアドバイスをしてくれますよ。就活アドバイスは自己分析やES添削、模擬面接などをプロから指導を受けられるのです。そのため、失敗したくない人は登録がおすすめですよ。

内定とれない人がやってはいけないNG行動

ここまで内定がとれない人が今すぐにすべき対処法について説明しました。紹介した5つの方法を実践するだけでなく、実はよく陥りがちなNG行動について把握することも大切ですよ。

ここからは、内定がとれない人がやってはいけない4つのNG行動を説明します。自分が当てはまっていないか確認しながら読み進めてくださいね。

長期間就職活動をやめてしまう

ひとつ目のNG行動は、就職活動を長期間やめてしまうことです。就活を続けていて内定がとれないと、就活を休みたくなってしまいますよね。ですが、休んでいる間に募集が締め切られてしまう可能性があり、エントリーするチャンスを狭めてしまう可能性があります。

また、企業の中には採用時期が遅く秋採用のみの企業もあります。一定期間、就活をやめてしまうとこのような企業の採用情報を逃してしまいますよね。ペースを落としてでも就職活動を続けることが内定獲得のポイントになりますよ

むやみに多数の企業へエントリーをする

対処法の中で、エントリー数を増やすことを紹介しましたが、むやみにエントリーすることはNG行動になるので注意が必要です。もちろんエントリー数が多ければ多いほど内定の確率は上がりますが、面接を受けるだけでなく原因を分析することも大切です。

スケジュールを埋めてしまうと振り返る時間がなく、就活に消耗してしまう可能性もありますよね。すると、先ほど紹介した就活をストップすることにもつながりかねないです。企業選びの軸ときちんと向き合い、自分のペースを大切にして就活を進めることが必要ですね

1人で就職活動を続けてしまう

対処法の中でOB・OG訪問やセミナー、就活エージェントを利用する方法をお伝えしましたが、調べたり連絡を取ったりすることが面倒で利用していない人がいるかもしれません。ですが、これもNG行動になるので注意してください。

やはり就活は情報収集が大切になるので、面倒に感じても利用することがおすすめです。OB・OG訪問であっても、訪問した社会人から有益情報が流れてくることもあります。セミナーや就活エージェントも同様に、希望する業界や企業の就活情報がメールや電話で入ることもありますよ。そのため自分ひとりで就活をするのではなく、必ず利用できるサービスは利用するようにしましょう

内定が出たら承諾してしまう

就活を進めて内定が出た瞬間に無意識で承諾してしてしまうこともNG行動になります。就職活動はあくまでも安定して働くことを見極める場なので、内定が出ても安心して働けるかどうかきちんと見極めなければなりません。妥協をして内定承諾してしまうと、入社後に働くことができず早期離職にもつながりかねないです。

「就活を終わらせたい」という気持ちもわかりますが、一度落ち着いて考えることが大切です。企業選びのポイントはこちらで解説しているので、参考にしてくださいね。

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就活で一切妥協をしないのは難しいので、条件の優先順位を決めることが重要です。今回は就活で妥協をすることのメリット・デメリットを3つずつ紹介していきます。妥協しないための優先順位の付け方もキャリアアドバイザーが紹介しているので、参考にしてください。

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塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

内定の有無ではなく自分に合う企業があるかどうかが大切

「内定が出たら焦って承諾してしまうこと」をやってはいけない注意点として挙げましたが、頭では分かっていても周りの学生と比較して焦ってしまいますよね。このときに「自分とマッチングする企業と出会えたかどうか」で考えることが大切ですよ。

就職活動は優秀かどうかを判断する場ではなく、就活生が就職後に活躍できるかどうかマッチングを図る場です。そのため、どんなに優秀な成果や結果があっても、強みや経験が活かせない企業であれば選考落ちとなってしまいます。選考落ちは不合格のようなマイナスではなく、あくまでも入社後のミスマッチを防ぐためのむしろプラスの判断とも捉えられますよね。実際に、エントリーした全ての企業に受かる人はほとんどいませんよ。

就職活動を「合格・不合格」のように判断をするのではなく、「自分と合う企業が見つかったかどうか」で判断しましょう。そのためには、紹介したような自己分析と企業分析が大切になります。まだ自信がない人は何度も読み返して、自分に合う企業を見つける準備を進めましょう。

内定がとれなくても就活対策を徹底すれば内定獲得に近づく

内定がとれないときは精神的に辛く、挫折してしまいそうになることもあると思います。ですが、闇雲に就活を続けるのではなく、自己分析や企業分析など一度立ち止まって考えることで、内定獲得に近づくことができます。

また、就活できちんと自分と向き合うと入社後に納得感が大きく変わるため、ミスマッチを起こさずに仕事を続けるきっかけにもなります。今までと同じやり方を続けるのではなく、内定がとれない原因を分析して新しい一歩を踏み出し内定獲得に近づきましょう。

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