IT営業職の種類10選|仕事内容や特徴の理解が選考突破のカギ

この記事のアドバイザー

多岐に渡る!IT営業職を目指すなら○○の理解が欠かせない!

目次

  1. IT営業は種類によって大きく変わる! 仕事内容の違いや特徴を理解しよう
  2. まずはここから! IT営業とは
  3. ITに関連するサービスや製品を販売する営業職
  4. 形のないものを売り込む仕事
  5. IT営業の3つの仕事内容を押さえよう! 
  6. ①顧客の課題をヒアリングする
  7. ②顧客ニーズにあったITソリューションを提案する
  8. ③導入後のアフターケアをおこなう
  9. 特徴や代表企業も解説! IT営業職の種類10選
  10. ①ハードウェア営業
  11. ②SES営業
  12. ③SIer営業
  13. ④クラウド営業
  14. ⑤パッケージ営業
  15. ⑥ITコンサル
  16. ⑦受託開発営業
  17. ⑧SaaS営業
  18. ⑨AIソリューション活用営業
  19. ⑩XR活用営業
  20. 魅力満載! IT営業のやりがいを押さえよう
  21. ITの力を通じて社会課題を解決できる
  22. IT技術などの最先端技術に触れられる
  23. 無形商材を売る営業スキルを高められる
  24. 成長業界の中で仕事ができる
  25. 当てはまるかチェック! IT営業に向いている人の4つの特徴
  26. ①課題解決が好きな人
  27. ②成果が数字で表れる仕事がしたい人
  28. ③ITに関する知識やスキルが豊富な人
  29. ④コミュニケーション能力に長けている人
  30. あわせて確認! IT営業に向いていない人の特徴
  31. 理屈より感情を優先したコミュニケーションが得意な人
  32. 1人で黙々と仕事をしたい人
  33. ノルマのない仕事をしたい人
  34. 押さえておこう! IT営業で活躍するための4つのスキル
  35. ①ITに関する知識やスキル
  36. ②ヒアリング力
  37. ③サービスの説明力やプレゼンテーション能力
  38. ④問題・課題解決力
  39. キャリアイメージを持とう! IT営業のキャリアパス
  40. IT営業からITコンサルタント
  41. IT営業からITエンジニア
  42. プロジェクトマネージャーやリーダー
  43. あわせてアピール! IT営業への就職が有利になる資格
  44. ITパスポート
  45. セールススキル検定
  46. 基本情報技術者試験
  47. 応用情報技術者試験
  48. システムアーキテクト試験
  49. 好印象を狙う!  IT営業に就くための3つの対策方法を理解しよう
  50. ①IT知識の習得:資格の取得を検討する
  51. ②業界・企業研究:IT業界の動向や志望企業の事業の特徴を理解する
  52. ③志望動機:IT営業として活かせるエピソードを盛り込む
  53. IT営業志望の学生からよくある質問に回答!
  54. IT営業は多岐にわたる! IT知識を増やして選考の突破を目指そう

IT営業は種類によって大きく変わる! 仕事内容の違いや特徴を理解しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「IT営業とほかの営業の違いを知りたいです。」
「IT営業に向いている人や必要な資格を教えてください。」

といった質問を受けます。IT営業に興味を持っているものの、具体的な仕事内容や特徴がよくわからないという悩みを抱えている人もいるでしょう。

「IT営業」とひとことにいってもさらに細かく10種類の職種に分類され、それぞれ仕事内容や向いている人の特徴などが異なります。IT業界の営業職を目指すのであればどんな仕事をしたいのかを明確にし、そのうえで業界や企業について深く理解することが欠かせません。

この記事ではIT営業職を目指す方へ選考突破のための鍵について解説します。この記事を読むことで自身の強みや能力を最大限に活かして就活に臨むことができるでしょう。

IT営業は形のないものを売り込む仕事ですが、常に新しい技術やサービスに触れられて顧客の課題を解決できるやりがいのある仕事です。IT営業を目指す学生はまずIT営業の種類と仕事内容を理解し、自分に合った職種かどうかを判断しましょう。

酒井 栞里

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IT営業の中でも自分に合う職種を見つけよう

ITの営業といってもさまざまな種類があります。それぞれが異なるスキルや特性を求められるため、自分に合った職種を選ぶことがとても大切です。自分の興味や得意な分野、そして将来のキャリアビジョンを考えながら、自分にぴったりな職種を見つけましょう。

たとえば、ハードウェアの営業は、IT機器やデバイスの販売を担当します。技術的な知識や製品への理解が必要です。SES営業は、システムエンジニアリングサービスの提案や販売をおこなうため、技術的なスキルや問題解決能力が求められます。

業務内容への理解を深め、自分に合った仕事を選ぶことで、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。

自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう

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まずはここから! IT営業とは

IT営業とは、「IT技術とビジネススキルで顧客の課題を解決する営業職」です。顧客のニーズを深く理解し最適な提案をおこないます。

IT営業には技術とビジネスの両方の知識が求められます。顧客の業務や課題を理解するためにはITの基礎知識や業界のトレンドを学ぶ必要があります。さらに、ビジネスプロセスの最適化やデータ分析のスキル、プレゼンテーション力など幅広い知識とスキルが効果的な提案につながるでしょう。

まずは、IT営業とはどんな仕事なのか、どんな特徴があるのかを見ていきましょう。

ITに関連するサービスや製品を販売する営業職

IT営業は、顧客に対して、ソフトウェア、ハードウェア、クラウドサービス、セキュリティソリューションなどのITに関連する製品やサービスを販売する営業職です。IT営業の役割としては、顧客との関係構築や商談を通したニーズの特定、製品やサービスの説明、価格交渉、契約締結、アフターサービスなどが挙げられます。

このように業務範囲が幅広いIT営業はやりがいのある仕事ですが、同時に難しい仕事でもあります。顧客の問題を解決するためには、常に顧客を上回る知識を持っていなければ解決や提案がおこなえません。そのため、ITに関する幅広い知識やスキルは、IT営業に欠かせないでしょう。

さらに、ITの分野では常に新しい技術やトレンドが次々に登場しています。その分野は多岐にわたるため、異なる分野や業種のITについても理解を深めることが求められます。

形のないものを売り込む仕事

IT営業は形のないものを売り込む仕事です。そのため、顧客にIT商品やサービスのメリットや価値をわかりやすく伝えることが欠かせません

顧客はIT商品やサービスの形がないため、そのメリットや価値をイメージしにくい場合があるので、わかりやすい言葉や表現を使って説明する能力が求められます。たとえば、デモや資料を用意することで顧客が直接、触れたり具体的な事例を見たりすることができるため、より理解しやすくなります。

さらに、経済状況や市場動向についての理解や、競合他社との差別化ポイントを見つけることも必要です。IT営業は単に商品を売るだけではなく、顧客のビジネスに貢献する存在となることが求められます。

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IT営業の3つの仕事内容を押さえよう! 

3つの仕事内容

IT営業は顧客の課題を解決するために製品やサービスで解決策を提案する仕事ということは理解できても具体的な仕事内容についてわからない人も多いでしょう。IT営業の仕事内容を解説するので、IT営業に興味がある学生はぜひ参考にしてくださいね。

①顧客の課題をヒアリングする

IT営業の第一歩は顧客の課題をヒアリングし顧客ニーズに合った解決策を提案することです。顧客の課題をヒアリングするためには念入りな「事前準備」を心掛けましょう。

ヒアリングする際のポイント
  • 顧客のビジネスを理解する
  • 顧客の抱えている課題を明確にする
  • 課題の原因を分析する

さらに、顧客の業界やビジネスモデルについて情報を収集し、顧客のニーズと課題を深く理解することが重要です。そのためにはヒアリングする際に詳細な情報を引き出し、顧客のニーズや要件を把握しましょう。

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キャリアアドバイザー

顧客自身が気づいていない潜在的な課題もあるため、あらゆる角度から検討することが重要です。

②顧客ニーズにあったITソリューションを提案する

顧客の課題を十分に理解した後、ニーズに合った最適な提案をおこないます。提案する際には、以下のポイントを心掛けましょう。

  • 顧客のビジネスニーズをより深く調査し具体的な課題とその背景を明確に把握する
  • 市場のトレンドや新しい技術を追求し最適な提供をおこなう
  • 競合他社の動向を調査し、顧客に差別化された提案をおこなう
  • 顧客の課題解決に適したメリットや価値をわかりやすく説明する
  • 顧客の予算やスケジュールも考慮する

以上を意識しながら顧客に適した提案をおこないましょう。

ハードウェア、ソフトウェア、サービスなどのさまざまな方面から提案する

IT営業は、顧客の課題を解決するためにハードウェア・ソフトウェア・サービスなどのさまざまな方面から提案することが重要です。顧客の課題を解決するためには、さまざまな要素を組み合わせて最適な提案をする必要があるからです。

それぞれの用語の定義
  • ハードウェア=IT機器
  • ソフトウェア=ITプログラム
  • サービス=ITサービス

たとえば、ある企業が業務効率化を課題としている場合、ハードウェアでは最新のパソコンやサーバーを提案し、ソフトウェアでは業務効率化を支援するアプリケーションを提案します。さらに、サービスではクラウドサービスやITコンサルティングなどを組み合わせて提案することができます。

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キャリアアドバイザー

多角的な方面から課題解決案を提示することで、より顧客のニーズを満たすことができますよ。

③導入後のアフターケアをおこなう

導入後のアフターケアこそが、課題解決の提案が成功するか失敗に終わるかを左右する重要な工程です。顧客からのフィードバックを受け取り改善点や追加機能の提案をおこなうことで、顧客満足度を向上させることができます

導入後のアフターケア
  • バグやトラブルへの対応
  • チュートリアルの提供
  • 定期的なメンテナンスの実施
  • 製品やサービスのアップデートの対応

また、アフターケアをしっかりおこなうことで顧客満足度を向上させるだけでなく、顧客との関係を維持し長期的な信頼関係を築くことができるでしょう。

これにより、顧客は導入後に生じるさまざまな課題や疑問に対して、迅速で適切な対応を受けることができます。アフターケアは単なるサポート活動だけでなく、顧客とのコミュニケーションを通じて製品やサービスの改善にもつながる重要な要素です。

高橋 宙

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IT営業はアフターケアも重要! 顧客満足度が信頼や業績につながる

IT営業はサービスや製品を売って終わりではなく、その後のアフターケアも重要です。顧客と継続的な関係を構築していくことで顧客満足度が上がり、自社の製品を今後も選んでもらえる理由となったり、製品そのものの改善に役立てたりすることができます。

顧客満足度を高めるためには、基本的なことですが、サービスや製品に問題が発生した場合に適切な対応をおこなうことが大切です。困りごとを解決することで顧客からの信頼が増し、長期的な関係につながることが期待されます。

アフターケアの機会に顧客の信頼を積み重ねていくことで、高い顧客満足度を継続し、業績の向上にもつなげることができるでしょう。

特徴や代表企業も解説! IT営業職の種類10選

ITの進化により新たなIT営業の職種が増えています。自分に適したIT営業の種類がどのようなものか悩んでしまうかもしれません。

自分のスキルや適性に合った職種を選ぶことが重要なので、ここからはIT営業職の種類と特徴について解説します。種類や企業選びの参考にしてみてください。

①ハードウェア営業

ハードウェアとは形のある機械や装置のことです。具体的にはパソコン、スマートフォン、タブレット、家電、サーバー、ネットワーク機器などが該当します。

一般的にハードウェア製品は、一度導入したら頻繁に入れ替えるものではありません。そのため、仕事のスタイルとしては決まった顧客を回るルート営業が多い傾向があります。

営業担当者は顧客を訪問して情報を提供し、顧客のニーズや要望を把握しカスタマイズや新たな提案をおこないます

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キャリアアドバイザー

ハードウェアは目に見える商材ではあるものの、競合と差別化しにくい商材でもあります。そのため競合他社の動向や市場トレンドなどにも敏感になる必要がありますよ。

②SES営業

SES営業とは、ITエンジニアを企業に提供する営業活動のことです。SESは「System Engineering Service(システムエンジニアサービス)」の略でITエンジニアの提供サービスです

たとえば、企業が一時的にITエンジニアを必要とする場合、適切な人材を確保するのは難しいことがあります。SESを利用することによって、採用活動の手間やコストをかけることなく必要に応じてITエンジニアを迎えることができるのです。

SESで提供されるITエンジニアは「自社のエンジニア」「他社のエンジニア」「フリーランスのエンジニア」の3種類に分けられます。

SES営業のおもな営業先はITエンジニアを必要とする企業です。SES営業の仕事は見込み顧客の獲得でヒアリングと商談、ITエンジニアの紹介、そしてITエンジニアのフォローがおもな仕事になります。

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キャリアアドバイザー

SES営業として活躍するためには、ITに関する知識と顧客対応能力が必要です。企業によって必要なエンジニアの要件が異なるため、顧客のニーズを正確に理解し、適切なソリューションを提案する能力が求められます。

③SIer営業

SIerは顧客の要望に合わせてシステム設計や運用、コンサルティングをおこなう仕事で、簡単に言うと企業が抱える問題を解決するためにシステムを作るIT企業です

SIerは企業のニーズや要件を理解し、それに合わせて最適なソリューションを提供する役割を果たします。幅広い技術スキルを持ったエンジニアがシステムを作り、SIer営業は要件分析から最終的なシステムの提供までを担当します。

また、SIer営業はプロジェクト全体の責任を持ちながら問題解決をリードする意識が大切です。さらに、プロジェクトの人員、時間、予算などが赤字にならないようにすることも重要な役割といえるでしょう。

SI(システムインテグレーション)業界については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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④クラウド営業

クラウド営業はクラウドサービスを提供する企業の営業職です。クラウドとは、インターネットを介してソフトウェアやサーバー環境を提供するサービスのことです。クラウドサービスの具体例を挙げると以下になります。

  • Webメール(Gmail、Yahooメール)
  • SNS(Twitter、Facebook)
  • オンラインストレージ(iCloud、Googleドキュメント)
  • MicrosoftやGoogleのオンラインソフトウェア

クラウドサービスは、わたしたち一般消費者にとってもかなり身近な存在です。クラウド営業は顧客のニーズに合わせてクラウドサービスを提案し導入を支援します。この市場はIT業界において非常に競争力のある分野です。

アップル、マイクロソフト、グーグルなどの世界大手IT企業が市場を独占し、革新的な技術やサービスを提供しています。この市場では技術の進化が速く学習意欲と英語力が求められます。

⑤パッケージ営業

パッケージソフトウェアとは、あらかじめ機能が組み込まれている市販のソフトウェア製品のことです。「Microsoft Office」「Windows Pro」など、家電量販店で箱に入れられて販売されているものをイメージするとわかりやすいと思います。

パッケージ営業は商品をパッケージ化して販売する営業の形態です。カスタム系の製品と比較して安価で製品の数も多いパッケージソフトウェア市場は競争が激しく、顧客のニーズやテクノロジーの進化に合わせた柔軟な営業力が求められます。

営業担当者は商品の特徴や利点を的確に伝え、顧客の信頼を得て販売を成功させる必要があります。そのため、高い営業力と顧客との信頼関係を築く能力が求められるといえるでしょう。

⑥ITコンサル

ITコンサルタントは企業の経営課題に対してITを活用して解決策を提案します。ただし、目標は業務効率化や表面的な問題解決に止まらず、企業の本質的な課題を見極め的確かつ効果的なアプローチが必要になってくるでしょう。

企業の現状やビジネスモデルを理解し、ビジネス目標や戦略に基づいて効果的な改革や変革を推進します。つまり企業の経営課題をITで解決する専門家です。

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キャリアアドバイザー

新卒でITコンサルタントになることは経験が必要なため一般的に難しいとされていますが、将来的なキャリアの選択肢の1つといえるでしょう。

ITコンサルに新卒からなれるのか気になる人は、こちらの記事がおすすめです。新卒から目指す方法を詳しく解説しています。

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⑦受託開発営業

受託開発は顧客専用の情報システムやソフトウェアの開発を請け負う仕事で、いわゆる「オーダーメイド開発」のことです。実際の開発はエンジニアが担当し、営業は顧客への提案や契約手続きをおこないます。

受託開発では顧客専用のソフトウェアを開発するだけでなく、顧客に付加価値を提供することも重要です。ソフトウェア開発の過程で顧客のニーズを理解し、最適なソリューションを提案するために商品やほかのサービスに関する情報を収集する必要があります。

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また、納期や価格の交渉をすることも受託開発営業の仕事の1つです。

⑧SaaS営業

SaaS営業はソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)を提供する企業の営業職で、顧客のニーズに合わせてSaaSサービスを提案し導入の支援をおこないます

ソフトウェアサービスの例としてChatworkやfreee会計、Zoom Meetingsなどがあげられます。またSaaS営業はほかの営業と比べて、役割が細分化されているのが特徴です。

  • インサイドセールス(新規開拓やアポイント獲得を目的)
  • フィールドセールス(顧客への提案や新規導入を目的)
  • カスタマーサクセス(顧客のサービス継続利用を目的)

お客様にストレスなく製品を導入してもらうためには各部門の連携が欠かせません。そのため、SaaS営業には、プロジェクト全体を俯瞰的に見る視点や協調性が必要となります。

こちらの記事では、SaaS業界について解説していますよ。営業職を含めたおもな職種について紹介していますのであわせて参考にしてみてくださいね。

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⑨AIソリューション活用営業

AIソリューション活用営業は、AI(人工知能)を活用したソリューションを企業や自治体などに提案・販売します。AIは画像認識や自然言語処理など、さまざまな分野で活用できる技術です。そうしたAIの可能性を顧客に伝え、その課題解決に役立つソリューションを提案することが求められます。

AIソリューション活用営業はAI技術の進歩や普及にともない、今後も需要が高まっていくことが予想されます。AIに興味があり、AIで顧客の課題解決に貢献したいという人には、おすすめの職種です。

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もちろんAIに関する知識が欠かせないため、さまざまな分野で活用されているAI技術について学ぶことを意識しましょう。

AI企業についてこちらでも解説しているので、チェックしてみてください。

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⑩XR活用営業

XR(VR・AR・MR)を活用して顧客の課題を解決する営業職です。VR(仮想現実)、AR(拡張現実)MR(複合現実)それぞれの略称を総称してXRと呼ばれます

XRは現実世界と仮想世界を融合させた技術です。たとえば、XR技術を使用することで危険な環境や高度な技術を必要とする作業の訓練やシミュレーションが可能になります。また航空機のパイロットや医療従事者の訓練で仮想現実を使用することで、リアルな状況を再現し効果的な訓練が実施されています。

XR活用営業はXR技術を使って顧客に製品やサービスを紹介する仕事です。具体的な業務にはXRデモンストレーションの準備と実施が含まれます。デモンストレーションでは、わかりやすい説明や視覚効果を活用して顧客の理解を深め、購買意欲や興味を高めることが求められます。

魅力満載! IT営業のやりがいを押さえよう

IT営業のやりがい

IT営業はITの力を活用して社会課題を解決し、顧客のビジネスを成功に導くやりがいのある仕事です。そこで、なぜIT営業がやりがいのある仕事なのかを具体的に解説します。

就活で「なぜIT営業を選んだのか」という志望動機にも役立つ内容なので参考にしてみてください。

ITの力を通じて社会課題を解決できる

ITは教育・医療・製造・流通など、さまざまな業界で幅広く活用されています。

教育現場ではオンライン学習や遠隔授業、医療分野では電子カルテや遠隔診療、製造業ではスマートファクトリー、流通業界ではオンラインショッピングが進化しています。ITの進化を通じて、より多くの人々が教育や医療、買いものを便利に利用できるようになりました

ビジネスチャンスを見つけ出し顧客に提案することがIT営業の役割であるため、IT営業の力で社会課題の解決に貢献できるやりがいのある仕事と言えるでしょう。

IT技術などの最先端技術に触れられる

IT営業は仕事の中で最新のIT技術や製品、サービス情報を把握する必要があります。そのため、常に最新の技術の動向に敏感で最新技術に触れる機会も多いです。

IT技術は日々進化し新しい技術が生まれ続けています。常に最新情報にアンテナを張り、技術に触れることで最新技術に精通し能力を高めることができます

そのため、IT営業は自己啓発や情報収集に積極的で常に最新のトレンドや市場動向を把握する努力を惜しまないことが大切です。

無形商材を売る営業スキルを高められる

無形商材は見たり触れたりすることができないためイメージするのが難しいです。他社の商品やサービスとの比較も困難であることも多く、顧客は契約に対して慎重になる傾向があります。

IT営業は商品の魅力や性能、メリットや価値をわかりやすく伝えるスキルが求められます。具体的には提案力、アピール力、コミュニケーション能力、ヒアリング力など、幅広いスキルが必要です

そのため、無形商材を扱う営業は、顧客に商材を購入することで得られるメリットをイメージさせる提案力や相手に魅力を伝える能力が磨かれます。

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キャリアアドバイザー

一般的に有形商材よりも無形商品を売る方が難しいとされています。そのためIT営業で身に付けたスキルはほかの営業職にも応用が可能で、幅広い営業職で活躍することができるでしょう。

成長業界の中で仕事ができる

IT業界は、急速に発展し、常に新しい技術やサービスが生まれています。昨日まで最新だった情報が次の日にはもう古いものになってしまっている、ということも日常茶飯事です。

IT営業として活躍するためには常に新しい情報やトレンドを学び続ける必要がありますが、それだけ成長する機会が豊富であり、自己成長を促進する環境が整っているとも言い換えられます。市場変化が激しいぶん、刺激的でやりがいのある仕事なのです。

さらに、IT業界は世界的にも注目されている分野です。こういった成長産業の中で働くことで、自身のキャリアを発展させるだけでなく、世界のテクノロジーの進化を身近に感じる楽しさを感じることができます。

当てはまるかチェック! IT営業に向いている人の4つの特徴

向いている人の4つの特徴
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就活生

IT営業にはさまざま魅力があるのですね! ますます目指したい気持ちが増してきました!

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キャリアアドバイザー

それは良かったです! では次にIT営業に向いている人の特徴も押さえておきましょう。

IT営業は顧客に対してITソリューションを提案し顧客の課題を解決する仕事です。形がないものを売り込む仕事だからこそ、顧客から信頼されたり説得力のある説明ができるなどの適性も必要となります。

ここからはIT営業に向いている人の4つの特徴を紹介するので、IT営業を目指すか迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。

①課題解決が好きな人

友人の悩み相談に乗ることが多い人や、学校やアルバイト先でうまく進まないことの解決が得意な人に向いています。営業の基本は相手の立場に立って考えることができるかどうかです。そのことにやりがいを感じることができるかが重要です。

また、相手の立場に立って考えることができる人は、顧客のニーズを汲み取り最適なITソリューションを提案することができます

課題解決力をアピールするためには具体的なエピソードを通じて経験した課題の解決や、そのプロセスで得た知見を伝えると良いでしょう。また、アルバイト先での売上改善やサークル活動での目標達成などの経験もアピールポイントとなります。

問題解決能力については、こちらの記事で詳しく解説しています。どのようなスキルかイメージがついていない人は、こちらも読んでみてください。

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問題解決能力が備わっている人は選考でも高評価を得やすいです。 この記事では、問題解決能力が必要とされる理由、向上させる方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画、自己PR例文、おすすめ本も参考に能力を鍛えおきましょう!

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②成果が数字で表れる仕事がしたい人

IT営業は商談の成約率や売上などの成果が数字で表れる仕事です。そのため、成果を上げることにやりがいを感じる人や数字に強い人が向いています

成果を重視する人は目標を達成するために努力し、成果を上げることにやりがいを感じるでしょう。また、数字に強い人は商談の成約率や売上を向上させるための分析や対策を立てることに向いています。

目標達成意欲をアピールするためには、アルバイトやサークル活動で具体的な成果を上げた経験を伝えることが重要です。たとえば、新規顧客を獲得して売り上げを伸ばしたアルバイト経験やイベントの売り上げ目標を達成したサークル活動経験などが効果的と言えます。

③ITに関する知識やスキルが豊富な人

ITに関する知識やスキルが豊富な人や、最新のITトレンドを常にキャッチアップできる人もIT営業に向いています。

ITスキルを身に付けるためにはITに関する情報収集や資格取得、そしてIT関連の勉強会への積極的な参加が求められます。このようなことが苦にならず、むしろ楽しめる人が向いているでしょう。

就活ではITに関する知識やスキルを得た経験をアピールしましょう。たとえば、資格取得や勉強会参加、さらにはITイベントで新しい技術を見てワクワクした経験が効果的です。

④コミュニケーション能力に長けている人

IT営業は顧客と商談が多い仕事です。コミュニケーションに自信があり相手の話をよく聞くことができる人が向いています。逆に極度の人見知りや人と接することが苦手な方は営業職に向いていないかもしれません。

アルバイトやサークル活動などを通じて人と接することに苦手意識がないかチェックしましょう。

就活でのアピールはサークル活動やアルバイト先でのまとめ役の経験や、イベントへの参加により仲間が増えたことなど「相手に合わせて誰とでもコミュニケーションができる」ことをアピールすると効果的です

コミュニケーション能力をアピールする際は言い換えることが大事なので、役に立つ言い換えについてはこちらを参考にしてみましょう。

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あわせて確認! IT営業に向いていない人の特徴

IT営業は向き不向きもあるため、ここからはIT営業に向いてない人の特徴を3つ解説します。IT営業職に向いているかどうかの判断に役立ててくださいね。

IT営業に向いていない人の特徴
  • 理屈より感情を優先したコミュニケーションが得意な人
  • 1人で黙々と仕事をしたい人
  • ノルマのない仕事をしたい人

理屈より感情を優先したコミュニケーションが得意な人

IT営業は論理的に思考して相手にわかりやすく説明する能力が求められます。理屈より感情を優先したコミュニケーションが得意な人は、相手の気持ちを汲み取ることは得意かもしれませんが、客観的に顧客に最適な提案をすることは難しいでしょう

顧客の中には、担当者が自社の課題やニーズを正確に把握しきれていない場合もあります。顧客自身が「いらない」と思っている製品やサービスでも、長期的に見ると提案しておいたほうが良いというケースがあるのです。

理屈より感情を優先したコミュニケーションが得意な人は、そのような場面でストレスを感じたり顧客との関係を築きにくい可能性がある点は理解しておきましょう。

1人で黙々と仕事をしたい人

IT営業は顧客と商談が多い仕事です。そのためコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が求められます。

また、IT営業は社内のエンジニアやデザイナーとも協力し合うことが必須です。社内外問わず日々多くの人とコミュニケーションを取る必要があるため、1人で黙々と仕事をしたい人という人には向いていないかもしれません

また、IT営業は成果主義の仕事のため、目標達成のために、ときには周囲の人と協力して仕事をしなければならない場面もあります。1人で黙々と仕事をしたい人はそのような場面でストレスを感じてしまうでしょう。

ノルマのない仕事をしたい人

IT営業もほかの営業職同様、契約目標やノルマがあるケースが多いです。そのためノルマのない仕事を希望する学生には向いていないでしょう。

もちろん目標やノルマを達成できなければ解雇となるわけではないですが、毎月数字を追う必要はあるので、目標達成意欲や達成するための努力は必要です

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キャリアアドバイザー

IT営業は結果に応じて給与に反映されるインセンティブ制度を設けている場合も多いため、ノルマや目標を前向きに捉えられる力があるとやりがいを感じられますよ。

根岸 佑莉子

キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる

IT営業に向いているかを見極めることも重要

IT営業を目指す場合には、自分に合っているかどうかを慎重に見極める必要があります。特に、IT技術に興味を持てるかと成果を短期的ではなく長期的に考えられるかという部分が大切になります。

IT営業では製品やサービスに関する技術面の理解が欠かせないため、IT技術に興味を持てないと知識が身に付きづらく、顧客の要望や課題をうまく把握することができません。その結果、製品やサービスの価値を十分に伝えることができず、仕事のやりがいを感じにくくなってしまうのです。

また、IT営業では顧客と長期的に信頼関係を構築して製品やサービスを使い続けてもらうことも大切です。信頼関係を築いている段階では成果が見えづらいこともあるため、なかなかやりがいが感じられず、早期退職につながってしまうケースもあります。IT営業が自分に向いているかどうかを慎重に見極めてくださいね。

押さえておこう! IT営業で活躍するための4つのスキル

IT営業で活躍するための4つのスキル
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就活生

IT営業の適性がありそうなので、目指してみようと思います!

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キャリアアドバイザー

わかりました! では選考でアピールすると良いスキルを紹介しますね。

IT営業はITの知識やスキルを活かして顧客の課題を解決する仕事です。ITに関する知識はもちろん、顧客の課題を明確にするヒアリング能力や顧客にわかりやすく説明する提案力なども必要です。

ここからはIT営業として活躍するためのスキルを紹介していきます。どのようにアピールすると効果的かも解説するのでぜひ参考にしてみてください。

①ITに関する知識やスキル

顧客に最適な提案をおこなうためにはITに関する知識やスキルを習得することが不可欠です。ITに関する知識やスキルを身に付けるためには、さまざまな方法があります。

たとえば、ITに関する書籍やWebサイトを読んで勉強することができます。さらに、IT関連の資格を取得することもおすすめです。資格を取得することで自分の専門知識を証明することができます。

また、IT業界は常に進化しているため最新の動向について常にキャッチアップすることも重要です。業界のトレンドやテクノロジーの進歩について情報を収集し、顧客に提案する際には迅速におこなうことが求められます

②ヒアリング力

IT営業は顧客の課題をヒアリングし、その課題を解決できる提案をおこないます。そのため、顧客の話をしっかりと聞き取るヒアリング力が求められます。

ヒアリング力を身に付けるためには、相手の話を最後まで聞くことを心掛けたり質問の仕方を工夫することが重要です。また積極的に質問をすることで相手の意見や要望をより深く理解することができますよ。

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キャリアアドバイザー

相手を理解するには相手を「知ろうとする気持ち」が大切です。表面的な情報ではなく、より深い内容を探ることを意識しましょう。

③サービスの説明力やプレゼンテーション能力

IT営業は顧客にメリットや価値をわかりやすく伝える必要があるため、説明力やプレゼンテーション能力が求められます。言葉遣いや表現方法にも工夫を凝らし、わかりやすく説明することが求められますよ。

専門用語を避けてグラフや図を使って情報を視覚的に伝えることも効果的です。顧客への説得力を高めるためには、サービスの特徴やメリットだけでなく付加価値や競合優位性についても説明する必要があります

プレゼンテーションでは、単にデータや事実を列挙するだけでなく、具体的な事例を交えたり、顧客が不安を感じる可能性のある部分を予測し、それに答える要素を取り入れることで、関心を引きつけることができます。

④問題・課題解決力

問題解決力を身に付けるためには問題を正確に認識し、背後にある要因を理解し客観的に分析する力が必要です。さらに、創造的な思考や分析力を活用して複数の選択肢を検討し、最適な解決策を見つける能力も必要です

また、計画立案や実行、チームとのコミュニケーションなどの調整能力を持つことで、解決策を実行することができるようになるでしょう。これらの力をバランス良く身に付けることで問題解決が可能となります。日常のさまざまな場面で、これらの要素を意識してみることをおすすめします。

キャリアイメージを持とう! IT営業のキャリアパス

どのようなキャリアパスがあるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。IT営業のキャリアパスはITの知識やスキルを身に付けることで、さまざまな選択肢が広がります。

ここからはIT営業の3つのキャリアパスを紹介するので、将来を考えながら確認してみてくださいね。

IT営業のキャリアパス
  • ITコンサルタント
  • ITエンジニア
  • プロジェクトマネージャーやリーダー

IT営業からITコンサルタント

ITコンサルタントは企業のIT分野全般を対象にアドバイスしたり経営戦略を支援する職種です。

「IT分野に力を入れていきたいけど知識やノウハウを持っている人が社内にいない」「そもそも自社にどんなIT課題があるのかわからない」という企業に対し、課題解決のためのアドバイスをおこないます。

ITコンサルタントに必要なスキル
  • 論理的思考力
  • プロジェクト管理スキル
  • コミュニケーションスキル

ITコンサルタントの仕事は、クライアントの課題となっている原因を解明したり、解決するためには何が必要なのかを提案したり、実際に施策の実行を支援するなど、非常に多岐にわたります。IT分野全般の知識はもちろん、高い顧客対応力が必要になるため、営業での経験を活かせる仕事と言えます。

IT営業からITエンジニア

IT業界で技術職として活躍したいと考えているならエンジニアへの転職を検討することも一つの選択肢となります。特にIT営業を経験していれば、顧客のニーズを理解し、それを解決するための最適なITソリューションを提案する能力がすでに身に付いているはずです。これらの経験とスキルは、ITエンジニアとして大いに役立つでしょう。

ITエンジニアに必要なスキル
  • プログラミングスキル
  • 問題解決力
  • 情報収集力

ITエンジニアはその専門知識や技能が高く評価されており、市場での需要が高いです。そのため、IT営業よりも比較的給与がアップしやすいという魅力もあります。

エンジニアの仕事内容についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、興味がある人はこちらもチェックしてくださいね。

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プロジェクトマネージャーやリーダー

IT営業の経験を活かすことでプロジェクトマネージャーやリーダーといったさらに高い役職へ昇進する道が開けます。責任ある役職ではプロジェクトの初期段階から計画立案、交渉遂行、資源管理、進捗監視などの重要な業務を担当し全体の流れをコントロールします。

マネジメント職に必要なスキル
  • プロジェクト管理能力
  • リーダーシップ
  • 意志決定力

また、予期しない問題が発生した場合でも、冷静に解決策を考え関係者との調整をおこなうことが求められるでしょう。プロジェクトに深くかかわることから人間関係の構築や開発スキルの向上など、広範囲にわたるITスキルの習得が必要となります

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キャリアアドバイザー

総合的なスキルを身に付けることでチームをリードし、成果を上げるマネジメント力を高め、マネジメント職としての成功を収めることができるでしょう。

吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

IT営業は業界内での多様なキャリアにつながる魅力的な仕事

IT営業からキャリアをスタートさせると、その後のキャリアの幅は広く、さまざまな業界や領域にかかわることができるのでおすすめです。

たとえば、ソフトウェアやハードウェア、クラウドサービスなど、幅広いIT関連のサービスや製品が存在しています。そのため、自分の興味や適性に合わせてかかわる製品やサービスを選び、キャリアを拓いていくことができるのです。

また、ITの知識やスキルを高めることで、製品開発やマーケティング、エンジニアやコンサルタントになるという選択肢もあります。ITにまつわるさまざまな道に進むことができるので、キャリアの第一歩として魅力的な仕事です。

あわせてアピール! IT営業への就職が有利になる資格

有利になる資格
  • ITパスポート
  • セールススキル検定
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • システムアーキテクト

IT営業への就職を考えている人にとってITに関連する知識や技能を示す資格は大きな強みになります。IT営業を目指す際のおすすめの資格や難易度を紹介するので、受験の順序を決める際の参考にしてください。

IT資格についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。IT資格の分類やおすすめの勉強法などについても紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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ITパスポート

ITパスポートの概要
  • 主催者:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
  • 難易度:★
  • 開催日:随時

ITパスポートはITに関する基礎的な知識とスキルを証明する国家資格です。もっとも難易度が低い「入門レベル」の資格とされています。ITパスポートの試験範囲はITの基礎知識やデータサイエンス、セキュリティなど、ITに関する幅広い分野をカバーしています

そのため、IT営業を志望する人にとっては、ITに関する全般的な知識を問う資格として強力なアピールになるでしょう。実際、大手企業を中心に、ITパスポートの取得を支援している企業も多いです。

ITパスポートの難易度は高くなく、それ単体でアピールするのは少し弱いためこちらの記事を参考にして就活での活かし方を理解しておきましょう。

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セールススキル検定

セールススキル検定の概要
  • 主催者:特定非営利活動法人セールスキャリア開発機構
  • 難易度:★
  • 開催日:随時(二次試験は1月、3月、6月、9月の年4回)

セールススキル検定は、営業職に必要な能力である「行動力」「顧客と仲良くなる力」「論理的なプレゼンテーション力」などをセールス・コンピテンシーとして抽出し、測定・スコア化・認定をおこなうことで、営業力を正確に測定するための検定です

セールススキル検定の受験資格
  • 【1級】2級資格を保持しセールス実務経験が5年以上
  • 【2級】3級資格を保持しセールス実務経験が3年以上
  • 【3級】特に制限なし

1級、2級は実務経験者が応募条件になるため、まずは3級取得を目指しましょう。合格水準はセールスを遂行するために必要な基礎的知識を有すると認められるレベルです。

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キャリアアドバイザー

営業職にとって非常に重要な顧客とのコミュニケーションや人間関係のスキルを客観的に証明します。ぜひ資格取得を目指してみることをおすすめします。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験の概要
  • 主催者:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
  • 難易度:★★
  • 開催日:随時

基本情報技術者試験は、ITに関する基礎的な知識とスキルを証明する国家資格です。IT営業はITに関する知識とスキルが求められるため、基本情報技術者の取得はIT営業への就職で有利になります

基本情報技術者の試験範囲は、ITの基礎知識やネットワーク、データベース、セキュリティなどITに関する幅広い分野をカバーしています。そのため、ITに関する基礎的な知識を身に付けることができるだけでなくIT営業として必要な知識やスキルを身に付けることにも役立つでしょう。

基本情報技術者試験の就活への活かし方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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応用情報技術者試験

応用情報技術者試験の概要
  • 主催者:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
  • 難易度:★★★
  • 開催日:春と秋の年2回

応用情報技術者試験はITに関する応用的な知識とスキルを証明する国家資格です。IT営業はITに関する知識とスキルが求められる仕事です。そのため、応用情報技術者の取得は、「基本情報技術者」よりさらに就職に有利になります。

応用情報技術者の試験範囲は基本情報技術者の範囲に加えて、プログラミングやデータベース設計、システム開発など、より高度なITに関する知識とスキルが求められます

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キャリアアドバイザー

ITに関する知識やスキルをより深く身に付けることができるだけでなく、IT営業として必要なスキルを身に付けることにも役立ちます。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験の概要
  • 主催者:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
  • 難易度:★★★
  • 開催日:年1回(春)

システムアーキテクト試験はシステム開発の上流工程を担当する上級エンジニアの役割です。具体的にはシステムの企画、要件定義、基本設計、詳細設計などシステム全体の設計や機能要件を把握し、それを実現するための技術的な解決策を提案します

システムアーキテクトの資格取得で開発に必要なIT知識やスキルを身に付けることができるでしょう。ITが多様化してきている昨今、スムーズに仕事に対応するためには、あらゆる分野での高度な専門知識が必要になってきました。

そのような背景から、システムアーキテクトが注目されています。システムアーキテクトは専門分野をとことん究めていくエンジニアの人が目指すべきキャリアといえるでしょう。

好印象を狙う!  IT営業に就くための3つの対策方法を理解しよう

IT営業に就くための対策
  1. IT知識の習得:資格の取得を検討する
  2. 業界・企業研究:IT業界の動向や志望企業の事業の特徴を理解する
  3. 志望動機:IT営業として活かせるエピソードを盛り込む

IT営業はITに関する知識とスキル、コミュニケーション能力、営業力など幅広い能力が求められる仕事です。就活で好印象を狙うためには、3つの対策をおこないましょう。

それぞれを詳しく解説します。好印象を狙う対策を理することで、有利に就活を進めてくださいね。

①IT知識の習得:資格の取得を検討する

IT関連の資格は、ITに関する知識とスキルを証明するだけでなく将来のキャリアにも役立ちます。適切な資格を取得することで自分の能力を証明し競争力を高めることができます。

なにより他者と差別化する強力なアピール材料となるでしょう。さらに、資格取得は業界内での信頼性や専門性を高める手段としても活用しましょう

IT関連の資格取得は知識とスキルの証明だけでなく将来のキャリアにおいても、さまざまなメリットをもたらすでしょう。

IT関連以外の就職に活かせる仕方はこちらの記事で紹介していますよ。

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②業界・企業研究:IT業界の動向や志望企業の事業の特徴を理解する

IT業界は常に新しい技術やサービスが生まれ変化が激しい業界です。IT業界の動向を把握しておくことは、IT営業として活躍するためには欠かせません

IT業界の動向を把握する方法
  • IT関連の最新ニュースをチェックする
  • 最新技術の展示会に参加する
  • ITに関する専門書を読む

また企業への熱意を伝えるには企業研究も欠かせません。志望理解を深めるには企業のホームページを確認し、もっとも力を入れている商品やサービスを把握しましょう。

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キャリアアドバイザー

主力商品が明確になれば、事業の戦略が見えてきます。箇条書きの太字で目立っているキーワードに注目し、企業が一番伝えたいことを理解するようにしましょう。

③志望動機:IT営業として活かせるエピソードを盛り込む

IT営業に興味を持ったエピソードを明確に伝えるためには、自分の経験や価値観と関連付けることが大切です。たとえば、以下のようなエピソードを取り入れることで自分のIT営業への熱意をアピールすることができます。

IT営業の志望動機のエピソード例
  • 大学時代にIT系のサークルやゼミに所属しITに関する知識やスキルを身に付けた
  • アルバイト先でITを活用した業務改善に取り組んだ
  • 趣味でITを使って何か新しいことを創造した

さらに、IT営業として活かせる自分の強みや経験をアピールするためには、以下の内容も取り入れましょう。

IT営業に活かせるスキル
  • コミュニケーション能力や交渉力
  • 課題解決力や分析力
  • 学習意欲や向上心

IT営業は競争も激しいので就活で好印象を狙うためには、しっかりと対策を立てて準備を進めてみてください。

IT業界の志望動機の作り方やコツについてこちらの記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください。

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IT業界の選考を突破する志望動機の書き方|求める人物像や例文

IT業界の志望動機を考えるには、自己分析、業界研究、企業研究の3つが大切です。 この記事ではIT業界がもとめる人物像や志望動機の書き方、例文などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に、オリジナルな志望動機で選考を突破しましょう。

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IT業界の選考を突破する志望動機の書き方|求める人物像や例文

例文

志望動機の対策は理解できても実際に、どのように自分の強みをアピールすれば良いか悩む人もいますよね。IT営業の志望動機で効果的にアピールできる例文を用意したので、志望動機を作る際の参考にしてくださいね。

例文

私はIT営業職を志望しており大学で情報工学を専攻し、プログラミングやネットワークなどの技術を学びました。また、サークル活動ではWebサイトの制作や運営に携わり、ITの活用方法について実践的に学びました。

これらの経験からITが社会をより便利で豊かにする力を持っていることを強く感じました。そして、ITの力で社会に貢献したいという思いからIT営業職を志望しました。

貴社はIT業界をリードする企業として新しい技術を開発し、顧客の課題解決に取り組んでいます。私はその姿勢に共感し貴社でIT営業として成長できると考えました。

私の強みは、コミュニケーション能力と向上心です。大学でサークル活動やアルバイトを通じて人とのコミュニケーションと人間関係の構築を学びました。また、大学時代にTOEICで900点を取得し、英語力を向上させる努力を続けています。これらの経験とスキルを活かし、IT営業として貴社の発展に貢献したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

IT業界やIT営業職に対する志望動機を明確に伝えています。また、自分の強みや経験を具体的に挙げることで入社後にIT営業として活躍できる人物であることをアピールしています。

IT営業志望の学生からよくある質問に回答!

IT営業の就職を考えている学生の中にはほかの営業職との違いがわからない学生や、向いている人の特徴を知りたい学生もいるでしょう。そういったIT営業を志望する学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • IT営業はほかの営業と何が異なりますか? 

    IT営業は、情報システムやサービスを提供してITで解決方法を提案する仕事です。ほかの営業と異なる点は、ITの専門知識を活かして顧客に最適なITソリューションを提案することです。一般的な営業とは異なりIT営業は専門的な知識や技術を持っていて顧客に最適なITソリューションを提案することが求められます。

  • IT営業に向いている人の特徴を教えてください。

    営業職全般に向いている人の特徴は課題解決が好きな人、成果が数字で表れる仕事がしたい人、コミュニケーション能力に長けている人です。さらにIT営業職では、さらにITに関する知識やスキルが豊富なことが求められます。IT技術に興味があり常に新しい知識を吸収することができる人が向いていますよ。

IT営業は多岐にわたる! IT知識を増やして選考の突破を目指そう

IT営業は顧客の課題を解決し、ビジネスを成功に導くことで大きなやりがいを感じることができる仕事です。さらに、IT業界は成長産業であり将来性もあるため、キャリアアップの機会も多く存在します。

ただし、IT営業とひとことにいってもさらに10種類の職種に分けられ、それぞれ仕事内容や特徴が異なります。IT営業を目指すためには、自分がどんな分野に関わりたいのかを明確にし、それに沿ったアピール方法を考えることが欠かせません。

IT業界に関する知識やスキル、そして職種それぞれに対する理解を深め、IT営業の選考を突破しましょう。

あなたが受けないほうがいい業界をチェックしよう

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