インターンシップの志望動機の書き方4ステップ|業界別の例文も紹介

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本選考とはここが違う! インターンシップの志望動機の評価基準は○○

目次

  1. インターンシップの志望動機は「目的意識」がカギ! 書き方のコツを理解しよう
  2. 人気業界のインターンシップの志望動機の例文12選
  3. 【400字】食品業界
  4. 【200字】食品業界
  5. 【400字】メーカー
  6. 【200字】メーカー
  7. 【400字】金融業界
  8. 【200字】金融業界
  9. 【400字】IT業界
  10. 【200字】IT業界
  11. 【400字】商社業界
  12. 【200字】商社業界
  13. 【400字】公務員
  14. 【200字】公務員
  15. インターンシップの志望動機の書き方4ステップ
  16. ①インターンの内容を調べる
  17. ②自己分析で「強み」と「将来やりたいこと」を言語化する
  18. ③自己分析をもとにしてインターンに参加する目的を考える
  19. ④回答の構成に当てはめて組み立てる
  20. インターンシップの志望動機を書く際の3つのポイント
  21. ①企業の求める人物像と逸れたことを書かない
  22. ②自分ならではの具体的なエピソードも加える
  23. ③熱意や意欲を明確な理由とともに伝える
  24. インターンシップの志望動機では目的意識と意欲を具体的に伝えよう

インターンシップの志望動機は「目的意識」がカギ! 書き方のコツを理解しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「インターンに志望動機って必要なの?」
「インターンの志望動機の書き方がわからない……」

初めてインターンの選考を受ける学生から、こんな疑問をよく聞きます。先着順や選考なしのインターンもありますが、参加を希望する学生が年々増えているため、インターンでも選考をおこなう企業が増えています。

このインターンの選考で、必ずといって良いほど聞かれるのが志望動機です。選考を通過してインターンに参加するためにも、志望動機を事前にしっかりと考えておくことが大切ですよ。

この記事では、志望動機の例文や書き方を交えて、魅力的な志望動機にする方法を解説していきます。

キャリアアドバイザーが読み解く!インターンに応募する前に知っておきたい前提

上村 京久

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上村 京久

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インターンの参加経験は本選考でもさまざまな場面でかなり活きる!

早い時期からインターンへ参加しておくことは、非常に重要です。なぜなら、面接が得意な学生のなかにはインターンで実務経験を積んでいるケースがあり、そのような学生は企業側が「入社後に活躍するイメージ」を具体的に描きやすく、選考に有利になる傾向があるからです。

また、インターンで成果を残せば、その後の選考で有利になる可能性もあります。自己PRやガクチカを作成する際にも、強力なアピール材料になるため、これから解説する内容を参考にして、気になる企業のインターンの選考に積極的に挑戦してみましょう。

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人気業界のインターンシップの志望動機の例文12選

はじめに人気業界のインターンの志望動機を見てみましょう。

志望動機を作成するにあたって、まずは志望動機の全体像のイメージをつかんでおくことが大切です。例文を参考にしながら、自分の志望動機にも活かせそうな部分を探してみてくださいね。

【400字】食品業界

例文

貴社のインターンを志望した理由は、食を通じて人々の健康に貢献するという貴社の理念に深く共感したからです。

私の家庭では親が共働きだったので、普段は食事時間が家族バラバラでした。それでも家族の健康を気遣ってくれた母親は、温めるだけですぐに栄養のある食事が摂れるようにと、季節の野菜を取り入れたスープの作り置きをいつも用意してくれていました。

大学に進学して初めて親元を離れて不規則な食生活となり、手軽で栄養価の高い母親のメニューに改めて気付きました。自分も栄養士の資格を活かして、社会人として多くの人の健康に貢献できる仕事をしたいと思うようになりました。

今回のインターンで、貴社が実際に取り組まれている具体的なメニュー開発の業務を体験することで、より実践的な知識を習得したいと考えております。そして、自分の将来のビジョンをより明確にしたいと思っております。何卒よろしくお願いいたします。

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キャリアアドバイザー

過去の経験が具体的に伝えられており、業界の志望理由が非常にわかりやすく好印象です。また、インターンの内容や目的意識が明確なのも良いですね。

なお、食品業界の志望動機の作成方法はこちらでも紹介しているので、参考にしてみてください。

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食品業界の志望動機は個性が重要! 深掘りのコツを例文付きで解説

【200字】食品業界

例文

私は日本食のおいしさを世界に広めたいという思いから、海外展開に注力されている貴社のインターンを志望しました。

大学時代から取り組んでいる東南アジアでのボランティア活動で、現地の人に日本食を振る舞った経験から、多くの人々を笑顔にする日本食の力を実感しました。

貴社のインターンでは、海外の方に日本食の魅力を届けられるメニューの考案をして、日本食を世界に広めるための実践的な方法を学びたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

インターンの参加を通じてどのようなことを学びたいのか、具体的に伝えられている例文です。応募企業の特徴もしっかり調べられていて、企業への興味も感じ取ることができますね。

【400字】メーカー

例文

貴社のインターンを志望した理由は、環境技術と快適な移動体験を両立させるという貴社の経営理念に強く惹かれたからです。

私は幼少期から機械いじりが好きで、大学では機械工学を専攻しております。サークル活動ではソーラーカーの開発プロジェクトにエンジニアとして参加し、環境性能と走行性能の両立の難しさを体感する一方で、技術革新を通じたその可能性を実感しました。

貴社が推進している電動化技術や軽量化技術の研究開発は、私が取り組んできた課題と共通する部分があり、プロフェッショナルな環境でこれらの技術開発に携わる経験を得たいと考えております。

インターンでは、製品開発プロセスや、環境性能と走行性能を両立させる技術的アプローチを学びたいと考えております。将来的には、環境に配慮しながらも人々に感動を与えるモビリティの開発エンジニアとして貢献したいという夢があり、貴社のインターンは、その夢への重要なステップになると確信しております。

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キャリアアドバイザー

これまでの経験を具体的に伝えることで志望理由に高い説得力を持たせています。「感動を与えるモビリティ」という将来ビジョンも明確で、技術者としての情熱が伝わってくる志望動機ですね。

なお、メーカーの志望動機の作成方法については以下の記事でも解説しているので、確認してみましょう。

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例文18個|メーカーの志望動機は「理念×技術」への深い理解が重要

【200字】メーカー

例文

革新的な家電製品の価値をお客様に伝える仕事に魅力を感じ、貴社のインターンを志望しました。

マーケティングを専攻するなかで、製品の機能だけでなく、その価値訴求の重要性を学び、学生団体では広報担当として、イベントの魅力を発信しました。

インターンでは、顧客のニーズを把握して最適な提案をする営業スキルを学び、将来は技術と顧客をつなぐ架け橋として、人々の生活を豊かにする家電製品の価値を広めていきたいです。

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キャリアアドバイザー

マーケティング専攻と学生広報活動の経験が志望動機に説得力を持たせています。ただ、なぜ他社ではなく志望企業の家電製品に惹かれたのかをより具体的に示せると、さらに良くなりますね。

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【400字】金融業界

例文

私は地域の中小企業の支援をしたいという思いがあります。そのため、貴社のインターンで地銀の業務内容、さらには地元企業との関係性の理解を深めたいと考えております。

私は地方出身者ですが、大学でお金の流れについて学ぶなかで、昨今の新型コロナウイルス感染症の流行によって地元の中小企業で資金繰りが大きな問題になっていることを知りました。一方、銀行、とくに地方銀行では、貸出先が見つからず収益維持拡大という大きな課題に直面している現状も知りました。

今回のインターンで扱われる地元製造業からの融資案件は、中小企業が抱える具体的な課題や、それに対して貴行がどのように向き合うのかを学べる貴重な機会だと考えております。融資を引き受けるかどうかの判断過程や、その後の企業との関係構築など、一連の業務を体験させていただくことで、貴行の業務理解を深めるとともに、将来このような業務に携わることの具体的なイメージを描きたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

自分の目的がしっかりと伝えられており、インターンに意欲的に取り組んでくれそうな印象を受けます。「なぜ大手ではないのか」の理由もきちんと述べられているので、意欲も強く感じ取れますね。

なお、銀行や証券など金融業界の志望動機の作成方法はこちらでも紹介しています。一度目を通してみましょう。

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業種別例文11選! 受かる金融業界の志望動機の秘訣5つを徹底解説

【200字】金融業界

例文

財務分析を通じて企業や個人の成長を支援する金融の社会的役割に関心があるため、志望しました。

経済学部での学びと並行して、投資研究会でポートフォリオ分析に取り組み、適切な資金配分が成長機会を生み出すことを実感し、貴社の顧客本位の資産運用サービスに強く共感しております。

インターンでは、リスク分析やお客様のニーズに応じた金融商品提案の実務を学び、将来はお客様の豊かな人生設計をサポートしていきたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

これまでの経験が志望動機に具体性を持たせています。また、「顧客本位の資産運用サービス」への共感も明確です。一方で、自身の強みが金融業界でどう活かせるかを加えるとより良くなりますよ。

【400字】IT業界

例文

Webを通してより多くの人が才能や情熱を発揮し、活躍できる社会を実現したいという思いがあり、貴社のインターンに参加してマーケティングの知識や実践的なスキルを学びたいと考えております。

私は日頃ネットで服やアクセサリーを買うことが多いのですが、さまざまなショップを利用した結果いきついたなじみのECサイトが、個人運営なことに気づきました。大規模なプロモーション活動はされておらず、知名度は低いのに多くのユーザーが利用しており、なぜかと考えていたときに貴社の存在を知りました。

専門知識がなくてもECサイトが作れて、顧客に届ける導線も簡単に作れる、個人が主役になるこれからの社会で、貴社の役割はますます大きくなると感じております。貴社のインターンでは、ユーザーとしての経験を活かしつつ、貴社のマーケティング戦略を吸収し、顧客企業をより盛り上げるECサイトを企画したいと思っております。

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キャリアアドバイザー

就活の軸がすでにできていることで、インターンへの意欲を強く感じられます。さらに、「このインターンで何を学びたいのか」をより具体的に伝えられるとなお良いでしょう。

【200字】IT業界

例文

私は将来、エンジニアとしてアプリ開発に携わり、人々の暮らしを便利にしたいという思いがあるため貴社のインターンを志望しました。

私のアルバイト先のレストランでは、これまで口頭で注文をとっていましたが、タブレットが導入されることで顧客満足度が向上しました。この経験から、情報技術の発展の影響力を実感しました。

貴社のインターンでエンジニアに必要な知識や、コーディングの実践的なスキルを習得したいと考えております。

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キャリアアドバイザー

なぜエンジニアを志望しているのか、実体験を交えて伝えることができています。少ない文字数のなか、志望動機に必要な要素を簡潔にまとめられていますね。

なお、IT業界の基礎知識や職種について気になる人は、以下の記事も見てみてくださいね。
IT業界は情報技術で生活を豊かにする業界! 構成する5業種を紹介
IT系職種21選|「目指したい自分像」からの逆算が適職発見のカギ

【400字】商社業界

例文

将来、新興国向けの新規事業に携わりたいと考えており、貴社のインターンでその秘訣や苦労を体感したいと思い志望いたしました。

私の父は商社マンで世界中を飛び回っていたため、顔を合わせる機会は多くありませんでしたが、「仕事は楽しんでやるもの」という口癖は記憶に残っていました。大学で経済学を学ぶうちに、商社が単にものを移動させるだけでなく、双方のニーズをつなぐ経済発展で重要な役割を果たしていることを知り、ニーズの掘り起こしが新たなビジネスチャンスであると感じるとともに、父の口癖がようやく理解できました。

数ある商社のなかでも、貴社は経済成長が著しいアフリカ地域とのコネクションが強く、新たなニーズを次々と掘り起こしております。今回、アフリカ地域向けの事業コンテストをインターンで実施するということで、実際の業務に取り組むような気持ちで挑戦させていただきたいと思うので、よろしくお願いいたします。

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キャリアアドバイザー

その企業ならではの特徴について触れられているので、意欲はしっかりアピールできていますね。過去の経験が非常にくわしく書かれており、読みやすいのも良いポイントです。

なお、商社業界の志望動機については以下の記事で詳しく解説しています。商社業界が気になっている人は、一度確認してみてください。

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商社業界の志望動機では実体験を盛り込むべし! 例文付きで解説

【200字】商社業界

例文

インターンの志望理由は、環境配慮型プロジェクトを多く手掛ける事業姿勢に共感したからです。

大学では国際経済を専攻し、海外留学時に見学した資源開発現場で貴社のカーボンニュートラル事業に感銘を受けました。また、貴社の若手社員による新興国支援活動の講演を聞き、社会貢献と事業を両立させる企業文化に惹かれました。

インターンでは国際取引実務を学び、将来は貴社の主力事業である資源分野で持続可能な社会実現に貢献したいです。

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キャリアアドバイザー

応募企業の具体的な事業内容の理解や講演会の参加から、企業理解に積極的な姿勢が伝わります。インターンで学びたい具体的な内容や、自身の強みがどう企業で活かせるかを示すとさらに良いでしょう。

【400字】公務員

例文

貴自治体のインターンを志望した理由は、地域に根ざした行政サービスを通じて、住民の方々の生活をより良くすることに貢献したいと考えたからです。

私は地元で育ち、大学では行政学を専攻し、地方分権や持続可能な地域づくりについて学んでおります。学生ボランティアとして地域の高齢者施設や子ども食堂の運営に携わるなかで、きめ細やかな公共サービスの重要性を実感しました。

特に地域の防災訓練に参加した際、自治体職員の方々が住民と一体となって地域の安全を守る姿に感銘を受け、住民の視点に立った行政サービスの提供に携わりたいという思いが強くなりました。

インターンでは、政策立案や住民サービスの現場を経験し、地域課題解決に必要な視点を習得したいと考えております。将来は、人口減少や高齢化などの課題に直面する地域で、住民との対話を大切にしながら、持続可能なまちづくりに貢献できる公務員を目指します。

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キャリアアドバイザー

地元への思いと実践的な経験が志望理由に説得力を与えています。これまでの体験からの気づきが明確に示されており、「住民との対話」重視の姿勢も評価できます。インターンで習得したい具体的スキルをより明確にするともっと良くなりますよ。

なお、以下の記事では公務員のインターンの内容や選考を突破する方法について解説しています。公務員を視野に入れている人は一度見てみましょう。

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公務員のインターンは業務理解に最適! 簡単4ステップで対策開始

【200字】公務員

例文

貴省庁を志望した理由は、政策立案を通じて国全体の課題解決に貢献したいという思いが強いからです。

大学では行政法と政策学を専攻し、少子高齢化問題について研究しております。ゼミでの政策提言コンテストを通じ、エビデンスに基づく政策形成の重要性を学びました。

インターンでは、実際の政策立案プロセスや省庁間連携の実態を学び、将来は専門性と幅広い視野を持ち、国民生活を支える持続可能な社会保障制度の構築に貢献します。

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キャリアアドバイザー

専攻と研究テーマが明確で、政策提言コンテスト経験に説得力があります。インターンでの学びと、「持続可能な社会保障制度」への貢献のつながりをより具体的に示すとさらに良いでしょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!インターンの志望動機の効果的な作り方

酒井 栞里

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就活の軸と企業での仕事内容を結び付けるのがコツ!

インターンの志望動機を作成する際、自身の過去の経験から得た「やりがい」と、応募企業の特徴を紐付けることが重要です。

まず、これまでの経験から就活の軸を明確にしましょう。その軸が、応募企業の事業内容、企業文化、求める人物像のどの部分に当てはまるのかを具体的に考えます。その軸と応募企業の特徴を結び付けることで、自身の強みや価値観が企業に具体的に伝わりますよ。

たとえば、飲食店のホールスタッフのアルバイト経験で、「お客様からの感謝の言葉がやりがいに感じた」とします。この場合、「お客様を笑顔にできて、直接感謝の言葉をもらえる仕事」を就活の軸とし、この軸が応募企業のどの部分に合致するのかを考える、といった流れです。

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インターンシップの志望動機の書き方4ステップ

インターンシップの志望動機の書き方4ステップ

ここまで、インターンの志望動機の例文を紹介しました。しかし、実際に志望動機を作ろうとしてもなかなか書けない……という人も多いのではないでしょうか。

そのような人のために、ここからはインターンの志望動機の書き方を4ステップで詳しく解説します。採用担当者に響く説得力のある志望動機を作るために、一つひとつの手順を学んでいきましょう。

①インターンの内容を調べる

はじめに、自分の参加したいインターンの内容を調べてしっかり理解しておくことが不可欠です。インターンの内容を知らずに志望動機を考えると、実際の内容とは異なる的外れな志望動機になってしまう可能性もあります

同じ企業でも、募集している職種によってさまざまな内容のインターンを開催しています。実際に就業体験ができるインターンもありますし、そもそも開催期間が短期なのか長期なのかでも内容は大きく異なります。

インターンの内容を調べるうえで、次のポイントはしっかりと理解しておくべきです。一社ずつノートなどにまとめるのもおすすめですよ。

インターンの内容で理解しておきたいポイント
  • インターンの期間はどれくらいか
  • インターンの内容は何か
  • ビジネス上のどの工程か
  • 顧客はどのような人か
  • どのような学生が対象か

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!インターンの内容を調べる効果的な方法

塩田 健斗

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さまざまな方法を活用して入念に調べよう

インターンの内容を調べるには、学生向け就職情報サイト、企業サイトインターンに特化した求人サイト、合同企業説明会、キャリアセンター、企業のSNS、先輩や友人から聞く、などの方法があります。

学生向け就職情報サイトや求人サイトは、業種や開催日などで絞り込んで、インターン開催企業を検索することができます。企業の詳細情報をクリックすると、インターンでおこなわれる業務体験の内容を詳しく知ることができますよ。また、合同企業説明会は、1日で複数の企業からインターンの内容を聞くことができるのが魅力です。担当者から直接話が聞けるので、より具体的にインターンの内容が把握できますね。

もし企業が何らかのSNSをやっていれば、インターン情報がSNSで発信されている場合もあるので、まめにチェックしておくと良いでしょう。

また、そもそも「インターンの選び方がわからない……」という人は、以下の記事を見てみましょう。効率的なインターンの選び方やポイントを解説しています。

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インターンの選び方には実はコツがあります。数あるインターンの中でも自分に合ったものを選び抜き、貴重を時間を有意義に使うためのコツをキャリアアドバイザーが詳しく解説します。

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②自己分析で「強み」と「将来やりたいこと」を言語化する

次に、過去についてと将来についての自己分析をしましょう。志望動機を考えるにあたって、「自分の強み」と「将来やりたいこと」を具体化することが不可欠です。自分の強みややりたいことが整理できていないと、説得力のある志望動機にはなりません。

今までの楽しかった経験やつらかった経験を振り返って、「なぜ楽しかったのだろう?」「なぜつらかったのだろう?」と「なぜ?」を繰り返して深掘りしていきましょう。これによって自分の強みや将来やりたいことがわかってきますよ。

なお、以下の記事では、自分の強みを見つける方法などについて紹介しています。自分の強みがわからないと悩んでいる人は、確認してみましょう。

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また、自己分析をする際には、モチベーショングラフを使うのも効果的です。以下の記事ではモチベーショングラフについてや、そのほか自己分析のやり方を解説しているので参考にしてください。

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③自己分析をもとにしてインターンに参加する目的を考える

自己分析で「強み」と「将来やりたいこと」を具体的に考えられたら、次にインターンに参加する目的を具体的に考えましょう。

ここでは、以下のポイントに沿って参加する目的を深掘りしてみてください。

インターンに参加する目的
  • インターンでどのような経験を得たいのか
  • インターンで何を学びたいか
  • どうしてそれを学ぶために、志望企業を選んだのか

参加する目的をはっきりさせることで、「だからうちのインターンを選んだのだな」と企業に納得してもらえる志望動機になります。「手当たり次第にインターンを申し込んでいる」という印象を持たれないように、参加する目的を明確にしましょう。

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同じ業界で複数の企業のインターンに参加したい場合は、それぞれの企業の「ここだけはほかの企業に負けない」という「競合優位性」を調べると参加する目的に活かせますよ。

なお、企業研究の具体的な方法や注意点について、以下の記事で解説しています。企業研究の進め方に自信のない人は、ぜひ確認してみましょう。

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また、企業研究をするうえで企業研究ノートを作るのもおすすめです。以下の記事で作り方を詳しく解説しているので、目を通してみてくださいね。

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④回答の構成に当てはめて組み立てる

最後に、ここまでのステップで考えたことをもとに上記の回答の構成に当てはめて、実際に志望動機を組み立てましょう。

ただ情報を並べるのではなく、各要素が論理的につながり、あなたの熱意と目的意識が伝わるか確認することが大切です。この構成に沿って内容を当てはめることで、論理的で説得力のある志望動機が完成しますよ。

結論としてインターンシップに参加したい理由を書く

志望動機に限ったことではありませんが、就活で何かを伝えようとする場合は最初に結論を伝えるようにします。インターンの志望動機の場合だと、「○○という目的があるから、●●をするためにインターンに参加したい」という結論ですね。

相手からすると、最初に結論があればその後の理由付けやエピソードの終着点がわかるので、全体像がつかめて話が理解しやすくなります。

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結論を後回しにしてしまうと、志望した理由がわかりにくかったり、結局何を言いたいかわからなかったということにもなりかねません。

参加したい理由やきっかけを書く

最初に結論を伝えたら、次に「なぜ志望したのか」という理由や志望したきっかけを伝えましょう。「○○な理由やきっかけがあったから、このインターンに参加しようと思った」という根拠を伝えて、志望動機の説得力を高めます。

このときの伝え方のコツとして「5W1H」という手法も覚えておきましょう。

5W1H
  • Who(だれが)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)の頭文字をとったフレームワーク。情報をわかりやすく整理しながら、漏れなく伝えることができる

また、参加したい理由やきっかけを考える際は、これまでの経験との関連性を意識しましょう。

参加したい理由とこれまでの経験の関連性を深める具体例
  • エンジニアとしてのスキルを学びたいから
    →大学の授業でプログラミングの基礎知識を学び、より実践的なスキルを習得したいと考えたから
  • 広告業界での働き方を詳しく知りたいから
    →OB・OG訪問で広告業界の先輩から話を聞き広告業界に興味を持ち、働き方をより具体的にイメージしたいと思ったから

ほかの学生との差別化にもなるため、具体的なエピソードを交えながら参加したい理由を伝えるのがポイントです。

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キャリアアドバイザー

自分ならではの実体験と紐付けることで、あなたらしい志望動機に仕上がりますよ。

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージさまざまなインターンに参加するうえで大切な心構え

上村 京久

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自分が楽しく働けるかをチェックするつもりで参加しよう

インターンをより充実したものにするためには、「この企業は自分に合うか」という視点を持つことが欠かせません。

「自分はどんな仕事をしたいのか」「この企業で自分のしたいことができそうか」などという視点を持って取り組みましょう。「企業や業界のことが知りたい」という心持ちが企業側にも伝わるものですよ。「この学生は真剣に自社への入社を検討してくれている」と考えられて、高評価につながる可能性もあります。自分が3年後や5年後も楽しく働いている姿を想像できる企業かどうかをチェックするつもりで、取り組んでくださいね。

また、自分と企業が合うかどうかを判断するためには、事前に自己分析をしておきたいところ。少なくとも「自分がやりたいこと」だけでも明確にしておくと良いですね。

インターンで学びたいことや将来のビジョンを書く

インターンは参加することが目的ではないので、志望動機ではインターンで何を学び経験したいのか、その後の就活でどう役立てたいのかという、将来のビジョンも伝えることが大切です。

「貴社のインターンを通じて、○○を学びたいと考えております」というような文章で締めくくりましょう。以下の文章を参考にしてくださいね。

インターンで学びたいことうやビジョンの具体例
  • 特定のスキルを学びたい
  • 業務に取り組む具体的なイメージを描きたい
  • 自分の「○○を成し遂げたい」というビジョンをより明確にしたい
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キャリアアドバイザー

明確な目標やゴールを伝えることで、「インターンの目的意識をしっかり持っている」と企業に好印象を持ってもらえますよ。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!志望動機の作成を進めるにあたって意識すべきポイント

酒井 栞里

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インターン選考では全体を通して基礎能力の高さを伝えよう

なお、志望動機に限らずインターンの選考のポイントは、「この学生は基礎的な能力があるかどうか」という視点で学生を見ているということ。なぜなら企業にとって、インターンは「優秀な学生を早めにおさえる」ための場でもあるからです。

たとえば、企業は「基本的なコミュニケーション能力があるか」「物事をしっかり考えることができるか」「どんなことに力を入れてきたのか」などという評価基準を持っています。技術職の場合は、研究内容などを聞くケースもありますね。インターンに参加する目的を伝えるときに、基礎的能力の高さを感じさせるエピソードを盛り込むようにすると良いですよ。

具体的には、サークルやボランティアなど、チームでの活動経験とそこで得た学びを伝えましょう。「サークルなどでの経験→学び→○○なことに興味を持った→貴社のインターンで○○への理解を深めたい」と組み立てます。そのなかで「サークルなどの経験」で力を入れてきたことを伝え、「学び」ではおもに思考力をアピールします。○○は応募企業の業種や強みを盛り込むと良いでしょう。

なお、将来の目標やキャリアビジョンの考え方や注意点については、以下の記事で解説しています。あわせて確認しておきましょう。
将来の目標で面接官をうならせる回答|評価点やESの書き方も解説
キャリアビジョン例11選|例文から選考で刺さるビジョンを作成!

インターンシップの志望動機を書く際の3つのポイント

ここまででインターンの志望動機の書き方を解説してきました。

ここからは、さらに差がつくインターンの志望動機を書くときのポイントについて解説します。インターン選考の通過率を高めるために、これから解説するポイントを一つずつ押さえましょう。

①企業の求める人物像と逸れたことを書かない

志望動機を作成する際には、まず企業の求める人物像を理解し、その人物像をふまえたうえで自分の強みや経験をアピールすることが大切です

企業の求める人物像と自分の経験が合わない例
  • さまざまなことに活発に挑戦できる人材を求めているベンチャー企業に対して、「私は大学時代に緻密な計画を立て、着実に物事を実行してきた」と伝えた
  • 計画的に緻密な作業を続けることが求められる企業に対して、「私はどのような状況でも考えるよりまず行動することを意識し、臨機応変に対応してきた」と伝えた

上の具体例の場合、企業の求める人物像から完全にずれているとまでは言えませんが、「より自社に合う志望者がいる」と後ろ向きに判断される可能性があります。

インターンでは本選考ほど企業と学生のマッチ度は見られない傾向がありますが、両者の相性が良いに越したことはありませんよ。

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キャリアアドバイザー

インターンの志望動機を作成する前には、企業の求める人物像を必ず確認しましょう。

②自分ならではの具体的なエピソードも加える

インターンの志望動機を書く際に、具体的な実体験を盛り込むとより良いです。インターンで実現したいことや自分のやりたいことを、なぜそう思ったのか、考えたのかという理由やきっかけを具体的なエピソードとして志望動機に盛り込んでいきましょう

インターン時点で具体的なエピソードを盛り込んだ志望動機を作れる学生は多くありません。だからこそ、ほかの学生と差をつけることができますよ。

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自分の経験と志望動機を適切に結び付けるためには、業界・企業理解が土台になります。

③熱意や意欲を明確な理由とともに伝える

インターンでは、志望度よりも目的意識や参加意欲が重視されます。そのうえで志望動機を作るときには、熱意や意欲を具体的な理由とあわせて伝えることが大切です。

単に「学びたいです」「頑張ります」という言葉だけでは、あなたの本気度や、なぜそのインターンでなければならないのかが企業に伝わらないため、不十分です。以下を参考にしてみてくださいね。

熱意や意欲を伝える具体例
  • ○○を学びたいから参加したい
  • ○○という自分の強みを発揮して貢献したい
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キャリアアドバイザー

具体的な理由と結び付けることで、根拠のある熱意や意欲を伝えることができますよ。

インターンシップの志望動機では目的意識と意欲を具体的に伝えよう

この記事では、インターンの志望動機の回答例文や書き方、書く際のポイントについて解説しました。

インターンに参加する際の志望動機を提出するうえでは、なぜその企業のインターンを選んだのか、そこで何を学びたいのかといった目的を明確にすることが重要です。

インターンの参加目的を明確にすることは、この先就活で悩んだり迷ったりしたときの道しるべにもなるでしょう。この記事を参考に目的を明確にして、魅力的な志望動機、充実したインターンにしていきましょう。

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