目次
- IT業界は情報・電子の力で生活を豊かにする業界! 全貌を知って適職を見極めよう
- まず押さえておきたいIT業界の基礎知識
- IT業界=情報技術を活かしたサービスを提供する業界
- 大きく分けて5つの業種がある
- 過去・現在・未来で読み解くIT業界の将来性
- 過去|インターネットの普及により急速に成長してきた
- 現在|成長の一方で人材不足に悩まされている企業も多い
- 未来|AI技術の発達により今後ますます成長する見込み
- IT業界を構成する5つの業種! 職種や企業例もあわせて紹介
- ①情報処理サービス:情報の力で企業が抱える問題を解決する
- ②Web・インターネット:インターネットをとおして商品やサービスを提供する
- ③ハードウェア:電子機器などの目に見える機械を扱う
- ④ソフトウェア:パソコンやスマホで使うアプリを設計・開発する
- ⑤情報インフラ:インターネットサービスの利用に必要なサービスを提供する
- モチベーションを維持しやすい! IT業界に就職する6つのメリット
- ①給与水準が高い職種が多く将来の安定が見込める
- ②業界内で幅広く活用できるスキルが身に付く
- ③社会貢献の実感が得やすい
- ④新たな技術を生み出すやりがいを感じられる
- ⑤チームで仕事をする一体感が感じられる
- ⑥自由な働き方がしやすい
- 事前に知っておきたい! IT業界への就職で直面しやすいの3つの現実
- ①1人が請け負う業務量が多くなりやすい
- ②福利厚生が行き届いていない場合がある
- ③トレンドの移り変わりが激しくついていくのが大変なときがある
- おすすめ資格も解説! IT業界への就活でアピールになる5つの力
- ①コミュニケーション能力
- ②課題発見・解決力
- ③論理的思考力
- ④継続力
- ⑤基本的なプログラミングスキル
- 5ステップで就活を成功に導く! IT業界就職までのロードマップ
- ステップ①業界・企業への理解を深める
- ステップ②5つの力から自分のアピールポイントを見つける
- ステップ③最初から絞らず幅広く企業探しをする
- ステップ④アピールポイント×仕事内容への言及で志望動機を作る
- ステップ⑤面接での頻出質問に備える
- IT業界についてよくある質問に回答!
- IT業界は多くの人に豊かさを提供できる! 適性を見極めてベストな選択をしよう
IT業界は情報・電子の力で生活を豊かにする業界! 全貌を知って適職を見極めよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「IT業界について教えてください。」
「IT業界で働くにはどうすれば良いでしょうか?」
などの質問をよくもらいます。一言にIT業界と言っても多くの職種があり、自分の特性を理解したうえで仕事選びをしなければミスマッチにつながってしまいますよ。まずはIT業界の職種に対する理解を深めることから始めましょう。
この記事では、IT業界の職種から魅力、実態まで解説していきます。IT業界に就職するコツについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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まず押さえておきたいIT業界の基礎知識
- IT業界=情報技術を活かしたサービスを提供する業界
- 大きく分けて5つの業種がある
就活生
キャリアアドバイザー
IT業界は最近よく聞く就職先ではあるものの、全貌をつかむのは難しいですよね。
就活生
そうですね。企業研究をするにしても、何から調べれば良いのかわからなくて……。
キャリアアドバイザー
では、ここからはまず知っておきたいIT業界の基礎知識を解説していきます。
近年の人材不足の影響もありIT業界の若手需要が高まっている一方、初心者ではなかなか一歩踏み出しにくい印象もあるかと思います。まずはIT業界に関する基礎知識を身に付けて、苦手意識を緩和することから始めましょう。
IT業界=情報技術を活かしたサービスを提供する業界
「IT」とはInformation Technology(情報技術)を略したものであり、IT業界とは情報技術を活かした商品・サービスを提供する事業を展開する企業を総称したものです。
身近なもので言えばインターネットの利用やメッセージのやり取り、通販サイトなどさまざまなシーンで情報技術が使われています。今では多くの人の生活を便利にするだけでなく、欠かせないものになっていますよ。
IT業界ではITを使ってこれまで以上の便利さを提供したり、その便利さを提供するための仕組みを開発する仕事がメインとなっています。自分が生み出した技術がたくさんの人の生活を豊かにしたり、課題を解決することのできる影響力の大きい仕事です。
IT企業に就職したいものの、未経験では不安……という人は、こちらの記事を見てみてください。新卒でIT企業を目指す際に知っておきたい情報を紹介しています。
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大きく分けて5つの業種がある
- 情報処理サービス
- Web・インターネット
- ハードウェア
- ソフトウェア
- 情報インフラ
IT業界には大きく分けて5つの業種があり、それぞれに業務内容や働き方、必要になるスキルが違います。またこの5業種に該当する職種にもさまざまな種類があり、職種やかかわるプロジェクトによって異なる専門知識が必要です。
こう聞くとハードルが高そうに思えるかもしれませんが、あなたが興味のある職種に必要なスキルを習得していれば幅広く仕事を受けることができます。また特にプログラミング言語についていえることですが、海外でも共通の言語を使用するため場所を問わず働くことができるのです。
キャリアアドバイザー
IT業界といえばプログラミング言語が必須なイメージがあるかと思いますが、職種によってはその必要がないものもあります。ただし知っていれば仕事がしやすくなったり、市場価値が上がりますよ。
IT系の職種について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考に自分に合った職種を探してみてください。
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過去・現在・未来で読み解くIT業界の将来性
就活生
IT業界にはいろいろな仕事があるんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。業界研究を続けていれば、興味がわく仕事が見つかると思いますよ。
就活生
でも、最近IT業界の将来性を不安視する意見もありますよね。実際のところどうなのでしょうか?
キャリアアドバイザー
IT業界で就職するなら、将来性も気になるところですよね。この先で解説していきます。
技術の急速な発展によりIT業界は人手不足とされていますが、一方では将来性がないという意見もあります。今は人手不足でも、近い将来仕事がなくなるのでは? と不安に思う人もいるでしょう。
ここからは、IT業界の過去・現在・未来の視点から将来性を解説していきます。IT業界の歴史に関する知識を深めながらその将来性を理解しましょう。
IT業界のなかでも特にSIの将来性が気になる場合は、こちらの記事から確認してみてくださいね。
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過去|インターネットの普及により急速に成長してきた
パソコンをはじめとするコンピュータを製造する企業が最初に登場したのが1950年代です。日本では富士通や日立などが代表的ですね。それからは急速な発展を遂げ、スマートフォン(スマホ)が普及してからは特に目まぐるしく進歩しています。
スマホが普及することで誰でも気軽に、いつでもどこでもインターネットから情報を仕入れられるようになり、インターネットを利用した事業を展開する企業も続々と増えていきました。
キャリアアドバイザー
インターネットが普及したのが1990年代、SNSや動画配信サービスが普及していったのが2000年代です。こう見るとかなり短期間で技術が発展・普及してきたことがわかりますね。
現在|成長の一方で人材不足に悩まされている企業も多い
現在でもインターネットをはじめとするIT業界のビジネスは急速な発展を続けていますが、その一方で人手不足が深刻化している実情があります。インターネットが普及している分それを管理し支える人材が必要なものの、現時点でも人手が少ないうえに次世代の若手人材も不足しているのです。
経済産業省がIT人材の育成に関する調査結果をまとめた「IT人材育成の状況等について」によると、2030年にはIT人材が約80万人不足するとされています。
キャリアアドバイザー
現在のIT業界の人材不足の実態を見ると、初心者であっても比較的間口を広く開けている企業が多いことが予想できますね。
初心者に間口を広く開けているとはいえ、文系だとさすがに厳しいのでは……? と不安に感じる場合は、こちらの記事をあわせて参考にしてみてください。文系のIT業界への就職について詳しく解説しています。
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未来|AI技術の発達により今後ますます成長する見込み
将来、AI技術は今以上にめまぐるしく発達していくことが予想されます。次々に新しい技術が生まれ、それと同時に人々の生活の多くのものがIT技術と結びついていくでしょう。今後ますますIT業界の仕事は私たちの生活に必要不可欠になる見込みです。
その一方で今後も少子高齢化は進むと考えられており、IT業界の人手不足も深刻になっていくと思われます。どんなに科学技術が発達してもそれを扱うことのできる人手が必要とされるため、IT業界では今後も多くの人材が必要になるはずです。
この点から見ると、IT業界の将来性は決して暗いものではありません。むしろ今後長く必要とされる人材になるには、IT系のスキルを身に付けておくことが有効な手段の1つといえるでしょう。
キャリアアドバイザー
一説ではIT業界の仕事がAIに取って代わられるともいいますが、そのAIを運用するにも人の手が必要です。情報と技術をこまめにキャッチアップし技術を身に付けることで、長く第一線で活躍できますよ。
AI技術の発展として、半導体技術も例に挙げられます。半導体業界についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、興味のある人はぜひ見てみてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
IT業界は私たちの日常とは切っても切れないもので、今後も結びつきは強くなるでしょう。なかでも今後ますます発展が見込まれるのは、人工知能(AI)と機械学習(ML)を扱う業界です。自動運転や医療診断など、時間がかかる予測や分析を素早く正確にできることから、商品やサービスの可能性をどんどん広げています。
またクラウドコンピューティングの分野も成長が著しいですね。あなたも書類や写真、動画などをクラウド上に保存し、いつでもどこでもスマホやパソコンから取り出せるサービスを利用したことがあるのではないでしょうか。企業がクラウドを使ったサービスを採用することが多くなり、私たちの生活を便利にしてくれています。
ほかにも、IoT(Internet of Things)の進化にともなって、エッジコンピューティングの世界も広がりを見せていますよ。家に帰る頃にエアコンが部屋を快適な温度に保っていてくれたり、駐車場の空き状況をリアルタイムで知ることができたりと、人々の暮らしを豊かにする技術で、今後もますます発展していくでしょう。
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就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
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IT業界を構成する5つの業種! 職種や企業例もあわせて紹介
就活生
IT業界の将来は決して暗いわけではないんですね。安心しました。
キャリアアドバイザー
そうですね。現時点ではそう簡単にIT人材の需要がなくなることはないでしょう。また多少需要が減ったとしても、自らスキルアップができる人はこの先も長く必要とされていきますよ。
就活生
確かに、IT業界で働くなら技術を身に付けることが大切ですよね。でも自分の興味のない分野の知識を身に付けるのは大変なので、それぞれの分野についても知りたいです。
キャリアアドバイザー
適職を見極めるためにも業種や職種を理解することは大切ですね。ここからはIT業界の5つの業種について解説していきます。
IT業界の職種研究をするなら、まずは大枠となる5つの業種について知っておきましょう。ここからはそれぞれの特徴や仕事内容、魅力について解説していきます。職種選びの際にぜひ参考にしてみてくださいね。
①情報処理サービス:情報の力で企業が抱える問題を解決する
IT業界の業種のなかに、情報処理サービスがあります。おもに情報システムを作り出し運用する、IT業界の根幹となる仕事です。
幅広い領域で活躍しており、金融機関や公共交通機関などの生活インフラにかかわるシステムから、給料計算や売上管理、勤怠管理などの業務系システムを扱うことが多いですよ。
基本的には規模の大きな仕事が多く、影響力が大きい仕事にかかわりやりがいを持って働くことができるのが魅力の業種です。場合によっては自分が手掛けた技術が業界内で欠かせないものとなることもあり、社会貢献をしている実感も得やすいですよ。
キャリアアドバイザー
自分の技術でたくさんの人の生活を豊かにしたり、社会を動かす実感を得やすい仕事がしたいと思っている人におすすめです。
- プログラマー:プログラミング言語を組み立てコンピュータを動かしさまざまなシステムを作る
- プロジェクトマネージャー:ITシステムを開発する際の企画や達成までのスケジュール管理、完了までを一貫して取りまとめる責任者
- データサイエンティスト:さまざまなデータを解析し意思決定の判断材料を集め企業や社会の課題を解決するために最適な方法を考え出す
- ITコンサルタント:IT業界の技術を使って企業の抱える問題や課題を見つけ解決策を提示する
上記のなかでも特にデータサイエンティストに興味がある人は、こちらの記事を参考に情報収集をしてみましょう。
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新卒でIT系のコンサルタントを目指している人は、こちらの記事を参考にしてコツを押さえた就活を進めてください。
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②Web・インターネット:インターネットをとおして商品やサービスを提供する
Web・インターネットは、ホームページ作成やオンラインショップの運営、SNSやチャットなどのWebサービスの提供、配信サイト運営などインターネット上の幅広い仕事を担う業種です。
この業種では近年のインターネット普及の影響を大きく受けて成長した企業が多く、今後も成長が見込まれますよ。
たくさんの人に便利さを提供するシステムを作ることができ、それを自分自身の生活のなかでも実感しやすい大きなやりがいのある業種です。また職種によってはクリエイティブな仕事もできるので、デザインに関するスキルを活かして働くことができますよ。
キャリアアドバイザー
IT業界のなかでもクリエイティブな仕事がしたい人や、たくさんの人の生活を豊かにすることに喜びを感じる人が向いていますね。
- Webデザイナー:Webサイトをデザインする
- Webマーケター:Webコンテンツを利用した商品・サービスのマーケティングやプロモーションを企画・運用する
- Webライター:Webサイトに掲載する文章を作成する
- Webディレクター:責任者としてWebサイトの企画から運用までを統括する
上記の職種のなかでも特にライター職に興味がある人は、こちらの記事で詳しく解説しています。就活のコツなどもわかるので、参考に対策を進めていきましょう。
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③ハードウェア:電子機器などの目に見える機械を扱う
ハードウェアはパソコンやその周辺機器、ゲーム機、モバイル端末、家電などの形のある電子機器を扱う業界です。また近年は技術が発達しさまざまな機械にITが組み込まれているので、工場で扱う機器や重機もハードウェアとして扱う場合があります。
幅広い知識を必要とされることが多く、電子工学以外にもソフトウェアや品質管理に関する知識を持っていることでより仕事がしやすくなることもありますよ。
目に見える機械を製造するので、仕事の成果が見えやすいことが魅力の1つです。また自分が制作に携わった機器を広告で見かける可能性もあるので、達成感が得やすいですよ。
キャリアアドバイザー
ハードウェアはモノ作りをする仕事なので、機械に触れることが好きな人に向いています。また幅広い知識を必要とされる業種のため、好奇心を持って勉強ができる人も活躍しやすいです。
- ハードウェアエンジニア:ハードウェア機器の開発・設計を担当する
- 組み込みエンジニア:家電や工業機器を正常に動かすシステムを開発・設計する
- テストエンジニア:電子機器にバグやエラーがなく仕様書のとおりに機能するかテストをする
- セールスエンジニア:技術の面から営業の仕事をサポートする
上記のようなエンジニアの仕事についてより深く理解をしたい人は、こちらの記事がおすすめです。
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④ソフトウェア:パソコンやスマホで使うアプリを設計・開発する
ソフトウェアはハードウェアを動かすためのシステムを指し、これを設計・開発するのがソフトウェア業界の仕事です。IT系職種と聞いて一番イメージされやすい仕事かもしれませんね。
普段パソコンやスマホで使うアプリケーションの設計・開発がおもな仕事で、インターネットの普及にともなって大幅に市場が拡大した業界の1つです。日々電子機器を使う多くのユーザーの希望を叶えるため、新しい技術やソフトウェアが開発されていますよ。
キャリアアドバイザー
ソフトウェア業界はあらゆる物事の仕組みを理解するのを楽しめる人に向いています。またゲームアプリの開発などエンターテインメント性の高い仕事もあるので、人を楽しませたい人にもおすすめです。
- システムエンジニア:ソフトウェアの設計・開発をする
- ネットワークエンジニア:快適な通信環境を作り運用する
ネットワークエンジニアについてはこちらの記事で詳しく解説しています。仕事内容やキャリアパスについても紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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⑤情報インフラ:インターネットサービスの利用に必要なサービスを提供する
情報インフラは、インターネットやスマホを使うために必要な通信回線を提供、運用するのがおもな仕事です。音声・データ・情報をやりとりする通信サービスを扱い、この業界の発展があったからこそ現代のIT業界の成長があると言っても過言ではありません。
現代はインターネットが広く普及しており、水道や電気、ガスと並んで生活をするうえで欠かせないものとなっています。それが正常に動作しているかどうかを管理し、トラブルがあればすぐに対応するのがおもな役割です。
キャリアアドバイザー
生活に欠かせないシステムを支える役割を担うことは、大きなやりがいにつながります。また技術の発達が速い分野でもあるので、日々最先端の技術に触れながら第一線で活躍できるのも魅力です。
- サーバーエンジニア:コンピューターシステムを運用するサーバーの設計から運用、管理までを担う
- データベースエンジニア:デジタル化された情報を適切な場所で管理するためのシステムの開発や設計、運用を担う
- セキュリティエンジニア:情報セキュリティを守るシステムの設計や開発、運用を担う
インフラを支えるIT系職種といえば、インフラエンジニアも挙げられます。興味がある人はこちらの記事で基礎知識を身に付けましょう。
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サーバーエンジニアについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。基礎知識やキャリアパスについても詳しく紹介していますよ。
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モチベーションを維持しやすい! IT業界に就職する6つのメリット
就活生
IT業界の業種や職種がかなりわかるようになりました!
キャリアアドバイザー
それは良かったです。企業選びをするうえでは何よりも職種についての理解ができているかどうかがカギになるので、しっかり確認しておきましょう。
就活生
そうですね。でも、IT業界そのものに就職するメリットって何があるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
IT業界に就職するうえではそれも気になるところですよね。ここから詳しく解説していきます。
IT業界のそれぞれの職種の魅力以外にも、すべてに共通していえるIT業界そのものの魅力もあります。IT業界で働く魅力を知ることで就活をする際のモチベーションも上げることができるので、ここでしっかり確認しておきましょう。
①給与水準が高い職種が多く将来の安定が見込める
職種にもよりますが、IT業界の職種は給与水準が高い傾向にあります。そのため将来の安定が期待でき、モチベーションを維持しやすいのも魅力の1つです。
また仮に初任給がそこまで高くなかったとしてもIT業界の企業はノルマ型の昇給制度となっているところが多く、目標を順調に達成することができればその分給与に反映されやすい場合が多いです。努力の結果が評価に直結しやすいのも魅力ですよ。
キャリアアドバイザー
安定した収入が得られれば仕事へのモチベーションが上がりやすく、それがまたスキル習得や仕事の成果につながります。そういった面では実力を発揮しやすい環境といえますね。
②業界内で幅広く活用できるスキルが身に付く
IT業界で身に付けられるスキルは、同じ業界内であれば幅広く役立つものが多くあります。たとえば1つのプログラミング言語を習得すれば、その言語を扱うほかの企業でも活躍できますよ。
また実務経験を積むことでどんどん新しいスキルが身に付く業界でもあるので、自分の思い描いたキャリアビジョンに合わせて仕事を選ぶことで、同時に必要なスキルを積んでいくこともできます。
キャリアアドバイザー
業界内で幅広く活用できるスキルを持っていれば、仕事をしているうちにIT業界の別の分野で活躍がしたいと思ったときにもスムーズに希望を叶えられますよ。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
IT業界で身に付くスキルのなかでも特に汎用性が高く業界内で幅広く使えるのは、やはりプログラミングに関するスキルです。学生のうちからPython、JavaScript、C#など幅広く使われている言語を習得していれば、即戦力になれます。
また資格を取得する機会も多くなるため、継続的に勉強をしていく継続力や、システム開発の仕事を担うようになれば物事を逆算して考える力も身に付きます。
仕事をするうえでは顧客の問題を解決したりコードのバグ修正をすることも多く、問題解決能力や論理的思考能力がもとめられる傾向にありますね。そのためアルバイトやゼミなどの学生生活を送るうえで常に改善意識を持って向き合ったり、数字やデータに基づいて考え動くことを意識してみてください。
③社会貢献の実感が得やすい
今や社会を回していくためにはAI技術が欠かせないものとなっており、IT業界ではその重要な役割に常に携わりながら仕事をすることができます。そのため社会に貢献している実感が得やすく、自分の仕事が多くの人の支えになっているという意識が持ちやすいですよ。
またIT業界の仕事が社会にもたらす影響も大きいため、たくさんの人に笑顔や快適さを届けているという面で非常にやりがいを感じやすい仕事です。
キャリアアドバイザー
IT業界の仕事なしには回らない会社も多く、社会生活はIT業界に支えられていると言っても過言ではありません。そのような重要な仕事に携われるのは大きなやりがいにつながりますよ。
IT業界での就活で志望動機に「社会貢献」を挙げたいと感じたときは、こちらの記事で伝え方のコツや例文を見てみましょう。
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志望動機で「社会貢献」を伝えて高評価を得るコツ|例文5つ付き
志望動機が「社会貢献したい」だけでは評価されない こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「志望動機に社会貢献ってありなんですか」「社会貢献を志望動機にするならどう伝えればいいんでしょうか」 という声を就活生からよ […]
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④新たな技術を生み出すやりがいを感じられる
IT業界は日々進歩しており、流行の移り変わりが非常に激しいものです。そのような業界のなかで人々の生活を豊かにする新たな技術を生み出し、第一線で活躍しているという自覚を持ちながら仕事をすることができます。
企業が抱える問題や人々の日常生活のなかにある課題を見つけ出して解決するための、まだ世のなかにはない新しいものを開発する喜びは、IT業界だからこそ得られるものですよ。
キャリアアドバイザー
自分が生み出した技術が普及し、多くの人の生活をより良くすると思うとやりがいも感じやすいですよね。
⑤チームで仕事をする一体感が感じられる
少し意外かもしれませんが、仕事をするうえでほかの人と協力し一体感を得やすいのもIT業界の魅力です。
職種にもよりますが、IT業界の仕事は複数人で協力して進めていくものが多くあります。小規模なプロジェクトであってもそれぞれの役割を担う人々が少数精鋭で仕事に取り組んでおり、大規模なプロジェクトになればそれだけたくさんの人々がかかわりながら仕事をしていきますよ。
キャリアアドバイザー
周りの人と連携を取り、得意分野を活かしながら協力して1つの仕事を成し遂げることにやりがいを見出すことができる人は、非常に活躍しやすい環境です。
上記の解説をふまえ「自己PRでチームワークが得意なことをアピールしたい」と感じたときは、こちらの記事を参考にして効果的な伝え方を学びましょう。
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⑥自由な働き方がしやすい
IT業界の企業の特徴として挙げられるのが働き方の自由度の高さです。時間や場所にとらわれることなく、自分がもっとも高いパフォーマンスを発揮できる環境で働くことを推進する企業が多いですよ。
- フレックスタイム制
- リモートワーク
- ワークライフバランスを重視した休暇制度の導入
- 私服勤務などカジュアルなスタイルで働くことができる環境整備
IT業界はトレンドの移り変わりが速い分、革新的な制度を積極的に取り入れる企業が多い傾向にあります。従来の働き方にこだわらず、生産性を重視した効率の良い働き方を実現することができるのもIT業界の魅力ですね。
キャリアアドバイザー
自由な働き方ができる傾向にはありますが、就業規則がないわけではありません。また自由な働き方がしやすい分、成果をもとめられる場合が多いことは覚えておきましょう。
上記の働き方のうち、特にフレックスタイム制に興味がある人はこちらの記事も見てみてくださいね。
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フレックスタイム制度とは労働者が働く時間を指定できる制度です。 この記事ではキャリアアドバイザーがフレックスタイム制度のメリットやデメリットを解説します。フレックスタイム制度が向いている人の特徴も紹介しているので、ぜひ企業選びの参考にしてくださいね。
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事前に知っておきたい! IT業界への就職で直面しやすいの3つの現実
就活生
IT業界では働くうえでのモチベーションが維持しやすい面が多いんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです! 働きやすい環境整備が進んでいる企業も多く、仕事に没頭しやすいですよ。
就活生
でも、メリットだけでなくデメリットもありますよね?
キャリアアドバイザー
そうですね。仕事として働く以上は大変なこともあるでしょう。難しい面も適正の判断材料になるので、ここから解説していきます。
IT業界は魅力の多い業界ですが、もちろん仕事をするうえで難しい現実に直面することもあります。企業探しをする前にその点も理解しておき、自分の許容範囲を確認してできるだけ希望を叶えられる企業を探すことが大切ですよ。
ここからはIT業界への就職で直面しやすい3つの現実を解説していきます。
①1人が請け負う業務量が多くなりやすい
IT業界の企業には大手企業のほかに立ち上がったばかりのベンチャー企業やスタートアップ企業も多く、そういった企業では少人数で仕事をしていく場合も多くあります。そのため自然と一人ひとりの業務量が増えやすく、結果として負担が多くなる場合があるのです。
もちろんすべての企業が該当するわけではないものの、長く勤めていればできることが増え、それによって任せられる仕事が増える場合もあります。業務量が増える可能性があることは理解しておきましょう。
キャリアアドバイザー
IT業界は急速に技術が発達する一方で人手不足にも悩まされている業界です。この点もふまえて自分に合った業界かを見極める必要がありますよ。
キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
可能な限り一人ひとりの業務負担が多くなりにくい環境で働きたいと考えている学生もいますよね。自分の理想とする働きができる企業を見つけるためには、それぞれの企業の特徴を知る必要があります。
一般的に大手企業は仕事内容や役割が明確にわけられているため、一人ひとりの業務負担は多くなりにくい傾向にあります。とはいえ企業によって体質は異なるので、入社前によく調べておきましょう。
業務負担の実情を把握するにはインターンシップがおすすめです。実際に社内の様子を体感したり社員へ聞いてみることで、1日の仕事の流れや部署内外の交流を知り、社員個々人の業務負担を理解しやすくなります。またOB・OG訪問もおすすめですよ。ほかにも面接の逆質問で仕事の進め方や業務負担について質問するという手もあります。
ITベンチャーへの就職を考えていたものの、上記の内容から不安になってしまった人はこちらの記事を見てみてください。ITベンチャーの魅力や厳しさについて書いてあるので、企業選択の参考になります。
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ITベンチャーでの仕事に興味があるけど、実際の仕事内容がわからなかったりどのような人が向いているのか気になる……。そのような学生も多いのではないでしょうか。この記事ではキャリアアドバイザーがITベンチャーについて詳しく解説しています。ぜひ企業選びの参考にしてくださいね。
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②福利厚生が行き届いていない場合がある
IT業界は最近になって発展した業界のため、ほかの業界と比べるとまだ歴史が浅く設立後間もない企業が多い傾向にあります。そういった企業は自由度が高いことが多い反面、歴史ある大手企業と比べると福利厚生が十分に整備されていない場合がありますよ。
ただ、すべての企業が福利厚生が行き届いていないというわけではないので「最低限これだけは欲しい」という福利厚生を決めて企業探しをすることが大切です。
キャリアアドバイザー
IT業界の自由さに魅力を感じているものの、手厚い福利厚生も捨てたくないという人はメガベンチャーを視野に入れるのが良いでしょう。
志望企業としてメガベンチャーを考えている人は、こちらの記事を見て就活対策をしてくださいね。
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③トレンドの移り変わりが激しくついていくのが大変なときがある
IT業界は新しい技術が次から次へと生まれるため、この前まで新しかったものがあっという間に古くなるような世界です。そのためついこの間新しい技術を習得したのに、もうそれが時代遅れになっていて次をキャッチアップしなければならない、なんてシーンもあります。
流行の変化についていき、自分が最前線に立つような意識で勉強して技術を取り入れていかなければならない点に苦労を感じることもありますよ。
キャリアアドバイザー
技術のキャッチアップに不安があるときは、まずはニュースサイトを見て時代の流れを把握する癖をつけることから始めるのがおすすめです。
おすすめ資格も解説! IT業界への就活でアピールになる5つの力
就活生
IT業界で働くうえでの大変なことも理解したうえで働きたいと思ったので、就活のコツについて知りたいです!
キャリアアドバイザー
IT業界で就活をするには、能力をアピールすることが大切です。実務経験やIT系スキルのほかにも活かせるアピールはあるので、まずはそれを知りましょう。
IT業界で活きる能力を知ることで、今後どのようなスキルを身に付けていけば良いかもわかるようになります。今の時点で持っているスキルは今以上に伸ばし、足りないスキルはこれから身に付ける意識で取り組むことが大切ですよ。
ここからはIT業界で就活をするうえでアピールになる5つの能力について解説していきます。
①コミュニケーション能力
少し意外かもしれませんが、IT業界の仕事でもコミュニケーション能力は必要不可欠です。IT業界の職種のなかには情報技術を活かして顧客や企業の課題を解決する仕事も多いため、顧客が抱えている課題を正確に理解し周囲に伝える力が必要になりますよ。
また先程お伝えしたとおり複数人で仕事を進めていく機会が多いのもIT業界の職種の特徴なので、一緒に仕事をする仲間と適切なコミュニケーションを取り関係を構築していくことも大切です。
キャリアアドバイザー
コミュニケーション能力に不安があるときは、積極的に人と接するようにしましょう。ちょっとしたことでも繰り返していくうちに抵抗がなくなる場合があります。
上記をふまえ、コミュニケーション能力を長所としてアピールしたい場合はこちらの記事でコツなどをチェックしておきましょう。
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②課題発見・解決力
IT業界で就活をするうえでは、課題発見力と課題解決力もアピールになります。顧客が抱えている課題や社会課題を発見し、その根底に何があり、どうすれば解決できるのかの見極めは仕事をする際に非常に役立ちますよ。
またIT業界で請け負うのはこれまでにないシステムを作り出す仕事のため、完遂までには多くの問題や課題が発生するものです。それを解決する方法をいち早く見つけることも必要になってきますよ。
キャリアアドバイザー
課題発見力と解決力を養うには、身の回りのことを今以上に良くするにはどうすれば良いのかを考えてみることが大切です。まずは課題を見つける視点を身に付けましょう。
上記をふまえて課題発見力を強みとしてアピールしたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。企業へのアピールのコツがわかります。
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③論理的思考力
IT業界の就活では、論理的思考力も良いアピールになります。論理的思考力があれば物事を客観的な視点で見て筋道立てて考えることができるので、課題に対して最適なシステムを考えられるようになるのです。
コストを抑えながら顧客の希望を叶えるにはどうすれば良いのか、どのようなスケジュールが仕事に対して最適なのかをスムーズに考えることができ、IT業界で働くうえでは多くのシーンで役立ちます。
キャリアアドバイザー
論理的思考力を身に付けるなら、言葉を具体的に言い換えてみましょう。たとえば「早めに作業に取り掛かる」ではなくいつから、どれくらいの期間作業をするのか明確にする癖をつけてくださいね。
④継続力
IT業界に就職をするうえでは、何かを継続して根気強く続けていく継続力もアピールになりますよ。というのも、先程お伝えしたとおりIT業界はトレンドの移り変わりが激しい業界です。日々新たな技術が生まれ、その知識を学び続ける必要があります。
これは企業にとっても重要なことですが、IT業界で自分の市場価値を維持するためにも必要です。継続して学び続けた経験や、根気強く努力をした経験がある人は積極的にアピールしましょう。
IT業界の職種には同じ作業を繰り返す仕事もあります。そういった仕事をするうえでも、この継続力が活きますよ。
キャリアアドバイザー
継続力を身に付けるには、何か1つ毎日することを決めてみましょう。小さなことでも構わないので、それを継続することができた成功体験を得ることで少しずつ継続力が身に付きますよ。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
継続力に自信がなかったり、勉強を続けることに抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか。特に文系の学生はIT業界の可能性に魅力は感じつつ、未経験の分野で自信を持てないということもあるかもしれませんね。
けれど未経験の学生でもしっかりと社員教育をしてくれる企業が多くあります。もし採用担当者やOB・OGと話せる機会があれば、過去に同じ悩みを持った人がいなかったか聞いてみましょう。
また勉強を続けていくには目標を明確化することがコツです。そのため自分がどのようなキャリアを積んでいきたいのかを分析することが大切ですよ。入社後同じ志を持った人と一緒になることで勉強を頑張れる場合もあるので、就活はポジティブマインドで挑みましょう。
⑤基本的なプログラミングスキル
入社の時点で何でもできるようになっている必要はありませんが、基礎的なプログラミングスキルがあるかどうかで最初のうちの仕事の学びやすさは大きく変わります。
企業側も教育コストが削減されるので、プログラミングに関する知識が少しでもあることは就活をする際の企業への大きなアピールになりますよ。
プログラミングスキルを身に付けるには、まず簡単な資格に挑戦してみるのがおすすめです。資格の勉強をとおしてプログラミングに関する知識が身に付くほか、スキルがあることの証明にもなりますよ。
キャリアアドバイザー
Web系など、目指す職種によっては自分でホームページを作ってみるのもおすすめです。出来の良し悪しにかかわらず、それだけの意欲があるということのアピールになります。
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就活生
IT業界に必要なスキルは意外と多いんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです。就活でのアピールにもなるスキルを身に付けて、あなたの魅力を押し出すことが大切ですよ。
就活生
そのほかにもIT業界に就職するためのコツはあるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
良い質問ですね! IT業界での就職を成功させるには5つのステップを踏んで対策をしていきましょう。この先で詳しく解説します。
IT業界は業種が多いうえに初心者での挑戦の場合が多いため、就職を成功させるには入念な業界研究とアピールできるスキルを漏らさずに伝えることが大切です。ここからはミスマッチなく希望の企業への入社を叶えるためのロードマップを解説していきます。
ステップ①業界・企業への理解を深める
IT業界への就職を目指すうえで何よりも大切なのは、業界と企業への理解を深めて適職を見極めることです。上の5業種の解説を参考に、あなたにあった職種を探してみましょう。
- インターネット上でリサーチする
- OB・OG訪問を利用する
- IT業界に特化した就職エージェントに詳細を聞く
- 会社説明会に参加する
- インターンに参加する
自分でリサーチをするにも限界があったり、よくわからないことが出てくると思います。そのときは実際に詳しい人に話を聞くのがおすすめですよ。その場で疑問を解決できるので、よりスムーズに理解を深めることができます。
キャリアアドバイザー
業界や企業についてしっかり調べたことは、面接をとおして必ず企業にも伝わります。志望度の高さに説得力が生まれ印象が良くなる可能性もありますよ。
インターンに参加して情報収集をする際には、こちらの記事を参考に参加前に押さえておきたいポイントも知っておきましょう。
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ステップ②5つの力から自分のアピールポイントを見つける
業界・企業研究をとおしてあなたの適職を見つけたら、次は先程解説したIT業界への就活でアピールになる5つの力からアピールポイントになる能力を見つけましょう。些細なことで構わないので、そのスキルを発揮したシーンのエピソードも考えておいてくださいね。
もしどうしてもアピールになるスキルが自分に備わっていないと感じたときは、今からスキルの習得に向けて努力することが大切です。そのあなたの行動力も企業は評価してくれます。
面接では「〇〇のスキル習得に向けて〇〇をしています」とアピールができるとよりいっそうイメージアップを狙えますよ。
ステップ③最初から絞らず幅広く企業探しをする
IT業界での就職を成功させるうえでは、広い視野を持って企業探しをすることも大切です。最初から大手に絞ったり仕事内容を限定的にしすぎず、あなたが実現したいのはどのような働き方なのかを深掘りして考えたうえで、該当する企業は幅広く視野に入れておきましょう。
おすすめはマインドマップを使って、あなたが実現したい働き方を要素として書き出してみることです。たとえば「プログラミングがしたいからプログラマーになる」と思ったとき、そこからさらに細分化してプログラミングの魅力を書き出してみましょう。
「論理的に物事を考えるのが好き」「PCスキルを活かしたい」「プログラミング言語に興味がある」などの要素をピックアップできれば、それに該当する職種がプログラマー以外にも見つかる可能性があります。理想の働き方を要素として書き出すことで、選択肢を広げやすくなりますよ。
キャリアアドバイザー
この方法は選択肢を広げるだけでなく、逆に選択肢が絞り切れないときにも役立ちます。できるだけあなたの興味があることややりたいことを細かく書き出してみてくださいね。
マインドマップの作成法や効果的な使い方をこちらの記事で解説しているので、参考に作成してみてくださいね。
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ステップ④アピールポイント×仕事内容への言及で志望動機を作る
志望動機を作る際にはアピールポイントと、企業研究の結果わかった仕事内容に言及して作成することを意識しましょう。
アピールポイントを漏らすことなく伝えるのはもちろん、その際に仕事内容に言及することでしっかりと職種や企業についての理解を深めていることが伝わります。志望度の高さの裏付けになるので、面接官の印象にも残りやすくなりますよ。
私はコミュニケーション能力を活かし、システムエンジニアの仕事がしたいと思っております。御社では若手のうちから与えられる裁量権が大きく、顧客の要望に応えられるならどのような意見でも採用する文化が醸成されていると伺いました。
御社のような環境で私もコミュニケーション能力を活かして顧客の本音を引き出すヒアリングをおこない、要望を叶える最善策を導き出して御社に貢献したいと思っております。
IT業界の志望動機は、コツをつかむことでグッと魅力的になります。こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
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IT業界を含む技術職の志望動機作成のコツは、こちらの記事で見てみましょう。
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ステップ⑤面接での頻出質問に備える
IT業界で希望の企業への就職成功率を上げるには、IT業界ならではの頻出質問に入念に対策をしておくことが大切です。
- IT業界を志望する理由は何ですか?
- 今はどのような技術に興味を持っていますか?
- 現在何かIT系に関する勉強をしていますか?
面接で聞かれる頻出質問は「IT業界を志望しているなら当然あるだろう」と思えるような知識を問われることもあります。ここで回答に詰まってしまうと志望度の高さに説得力がなくなってしまうので、業界研究をとおして最低限の知識は身に付けておきましょう。
IT業界についてよくある質問に回答!
IT業界への就職を考えた時、職場環境は良いのか、未経験でも就職できるものなのか気になる学生もいますよね。そういった学生のよくある疑問へキャリアアドバイザーが回答します。
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IT業界とはどのような業界ですか?
IT業界は、情報技術の力を駆使して人々の生活を便利で豊かなものにすることを目指す業界です。大きくわけて5つの業種があり、それぞれに必要とされるスキルや知識が違います。どの業種であっても今の社会を支えるなくてはならない仕事で、影響力の大きい非常にやりがいのある業界ですよ。
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未経験でもIT業界で働くことはできますか?
IT業界には未経験でも就職することが可能です。最近のIT人材の不足により、未経験者の受け入れを積極的に進めている企業も多いですよ。ただし入社後にしっかりと教育を受けられる環境かどうかは企業選びの際に見ておきましょう。未経験者の受け入れ経験が少なく、入社後の教育に力を入れられない企業に入社してしまうと、最初のキャッチアップに時間がかかる可能性があります。
IT業界は多くの人に豊かさを提供できる! 適性を見極めてベストな選択をしよう
IT業界は電子の力で多くの人に豊かさを提供できる業界で、魅力的な職種が多くあります。影響力があるので、社会に貢献している意識を持って働きやすい環境ですよ。また新しい技術を学びながら今の社会に欠かせない業界の最前線で働くことができるので、大きなやりがいを感じられます。
ただし職種や働き方が多岐にわたるので、あなたに合った仕事は何かを慎重に見極めることが大切です。5業種の解説や魅力と実態を参考にしながら、適職を見つけて希望の就職を叶えましょう。
IT業界で働きたいと思っているのですが、どのような業界なのかがあまり理解できていません……。