目次
- 「責任感が強い」を短所として伝える方法を解説!
- 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文①】26卒 立教大学 出版業界
- 【内定者例文②】26卒 法政大学 自動車業界
- 【内定者例文③】26卒 大手前大学 建設業界
- 3. NG例文|アドバイザー添削付き
- ①長所のように伝えてしまっている
- ②「スピード不足なだけ」になっている
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活中の定番質問として、「短所」があります。
そこで、責任感が強いがゆえになんでも抱え込みすぎてしまうことを短所として答えたい人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に「責任感が強い」を短所として伝えて内定を獲得した26卒学生の例文を紹介。考える際のコツやよくある注意点についても解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
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「責任感が強い」を短所として伝える方法を解説!
内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
【内定者例文①】26卒 立教大学 出版業界
私の短所は、責任感が強いあまり、一人で仕事を抱え込んでしまうことです。
大学の長期休暇に参加した子ども向けキャンプのボランティアでは、参加者30名以上の安全管理やイベント準備を完璧にこなそうと一人でタスクを抱え込み、精神的な余裕をなくしてしまいました。
このままではキャンプの運営自体に支障が出ると気づいた私は、メンバーの得意分野を把握して積極的に仕事を振り分けるようにしました。
その結果、チーム全体の業務が円滑に回り、子どもたちとかかわる余裕も生まれました。
現在は、自分一人で解決しようとせず、周囲と連携してチーム全体で成果を挙げることを意識しています。
キャリアアドバイザーが読み解く!「タスクの量」は定量的に説明すべし
「30人以上の安全管理やイベント準備」など、数字を使って仕事の量を説明できている点が素晴らしいですね。
かなりの仕事量なため、一人でこなせる量を超えていたことが明確に伝わります。
また、「メンバーの得意分野を把握したうえで仕事を割り振る」など、自分なりの工夫をしたうえで事態の改善に動けている点も高評価ポイント。
このように、仕事を抱え込んでしまうエピソードを伝える際は「どの程度の仕事だったのか」「それをどういった施策で改善したのか」をセットで語ると高評価が得られますよ。
なお、以下にボランティア活動をアピールしたい人向けの記事をまとめました。気になる人はぜひ読んでみてくださいね。
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【内定者例文②】26卒 法政大学 自動車業界
私の短所は、責任感が強いあまり、完璧を目指しすぎて作業効率を落としてしまうことです。
ガソリンスタンドでの洗車アルバイトでは、お客様に満足していただきたいという思いから、一台一台の細部にまで時間をかけすぎてしまい、店舗全体の回転率を下げてしまった経験があります。
これではかえってお店に迷惑がかかると反省し、作業工程を見直しました。
具体的には、工程ごとの制限時間を設け、仕上がりの基準を明確にすることで、品質を維持しつつスピードを上げる工夫をしました。
現在は、仕事における質と効率のバランスを常に意識し、優先順位をつけて業務に取り組むよう心掛けています。
キャリアアドバイザーが読み解く!改善策は「仕組み」から考えられると高評価
企業は「完璧を目指しすぎる」という短所を持つ学生に対して、「スピード感に課題があるのでは」という懸念を抱きがち。
そのため、期限を守ってやり切れるかという点を見極めようとしています。
この例文のように時間を短縮するための具体的な工夫を説明できれば、企業は「効率を意識して行動できる人材だ」と安心感を持つでしょう。
また、「時間制限を設ける」「仕上がりの基準を明確にする」など仕組みから改善策を考えられている点も好印象です。
このように再現性のある改善策を考えられる人は、入社後も素早く成長できる人材として期待されますよ。
なお、以下の記事ではアルバイト経験をアピールする方法について解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
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【内定者例文③】26卒 大手前大学 建設業界
私の短所は、責任感が強いあまり、自分の限界を超えて無理をしてしまうことです。
ゼミで地域観光をテーマにした雑誌を制作した際、私は取材から資料作成、校正まで幅広い業務を担当しました。
さらに途中でプロジェクトから離脱する同期が発生したため、その人の分の業務も巻き取ることを決めました。何としてでも業務を終わらせなければと日夜を問わず作業を続けた結果、体調を崩し、チームに迷惑をかけてしまいました。
この経験から、自己管理も重要な責任の一部であると痛感しました。現在は、あらかじめ休憩時間を見積もったうえで余裕のあるスケジュールを立て、キャパシティを超えそうな場合は早めに業務を分担するよう心掛けています。
キャリアアドバイザーが読み解く!自己管理能力を身につけたことを伝えよう
この例文の素晴らしいポイントは、「あらかじめ休憩時間を見積もったスケジュールを組む」といったビジネスに直結する改善策を考えられている点です。
社会人になりたての新人は、すべてが想定通りに進むこと前提で計画を立ててしまいがち。
だからこそ、このように余裕を持ったスケジュールを立てられる人はビジネススキルを身につけた人材として高く評価されるのです。
また、頑張り過ぎて体調を崩してしまったことを美談にするのではなく、「周囲に迷惑をかけてしまった」と冷静に振り返りができている点も高評価ポイント。
自己管理能力は社会人としても非常に重要な力です。だからこそ企業はその重要性をしっかりと理解し、真摯に反省できる人に好感を抱きますよ。
以下、ゼミの経験をアピールする際に便利な記事をまとめました。気になる人は目を通してみてください。
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3. NG例文|アドバイザー添削付き
①長所のように伝えてしまっている
私の短所は責任感が強いことです。
ゼミのグループワークでは、リーダーとしてメンバーのタスク管理から資料の最終チェックまで担うことで、グループの発表を成功に導きました。
入社後もこの責任感を持って、どんな困難な仕事でも絶対に最後まで諦めずにやり遂げる覚悟です。
長所にすり替えるのはNG!
短所を聞かれているにもかかわらず「発表を成功に導いた」という成功エピソードを語っているため、長所のアピールになってしまっています。
このままでは「質問の意図を汲み取れない人」と判断されてしまう可能性も。
「責任感が強い」を短所として伝える際は、企業が混乱しないよう「責任感が強いがゆえのデメリット」に絞って伝えつつ、失敗経験から学んだことを盛り込むようにしましょう。
私の短所は、責任感が強いあまり、一人で仕事を抱え込んでしまうことです。
ゼミのグループワークでリーダーを務めた際、メンバーの遅れをすべて自分でカバーしようとし、タスクが集中して全体の進捗を遅らせてしまうことがありました。
この失敗から、チームの成果を最大化するには、一人で背負うのではなく周囲を信頼して頼ることが重要だと学びました。
現在は、進捗が遅れているメンバーには早めに声をかけて状況を把握し、タスクの再分配や期限の再設定をおこなうなど、チーム全体で課題を解決するよう心掛けています。
②「スピード不足なだけ」になっている
私の短所は、責任感が強すぎることです。
業務を完璧に仕上げなければと思いすぎて、一通メールを書くなどの短時間で終わるタスクでも、何日も時間がかかってしまいます。
ただ遅い人に見えるような書き方は避けよう
「メールを書く」のような単純な業務に時間をかけてしまうのは、責任感が強いというよりもスピードが追いついていないという印象です。
責任感ゆえにタスクを抱え込んでしまうことを伝えたいなら、業務量の多さ、突然のアクシデントなど「自分一人ではコントロールが難しい状況」を伝えるようにしましょう。
私の短所は、責任感が強いあまり、一人で仕事を抱え込んでしまうことです。
学生時代に学園祭実行委員として活動していた際、急な欠員により事務作業が以前の2倍に増えてしまったことがありました。
「私が巻き取らなければ」と考えた私はすべての業務を抱え込んでしまい、自分のタスクの進捗が遅れた結果、全体の進捗を止めてしまった経験があります。
それからは、突発的な業務が発生した際はチーム全体の業務量を把握したうえで、適切な役割分担をするよう意識しています。
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!負担を偏らせないための工夫を語ろう
キャリアアドバイザー
川﨑 瑛久
プロフィールをみる「責任感が強い」は一般的に長所としてとらえられる性質です。
そのため、短所として回答する際はそのまま伝えるのではなく、責任感が強いがゆえのデメリットにフォーカスするようにしましょう。
<責任感が強いがゆえのデメリットの例>
・仕事を抱え込んでしまう
・完璧を目指しすぎて効率が落ちる
・自分に過度に負荷をかけすぎてしまう
また上記のような表現で短所を説明する学生に対して、企業は「仕事の流れを止めてしまうのではないか」という懸念を抱きます。
そのため、責任感の強さゆえの「最後まで自分の手でやり抜こうとするポジティブな姿勢」と「自分一人で抱え込まないための工夫」の両方を盛り込むことが大切です。
自分一人で成し遂げるのではなく、チームで力を合わせて仕事ができることをアピールできれば、誠実に仕事に向き合える人として高く評価されますよ。