目次
- 2分でわかる! 絶対に覚えるべき公式&解き方のコツ
- 1問1分で解いてみよう! SPI推論「平均」の練習問題
- ①合計値から必要な情報を求める問題
- ②どの条件が追加されれば答えが出るかを問う問題
- ③大小関係を求める問題
- もっとSPIの問題を解きたい人は「Webテスト模擬試験ツール」がおすすめ!
- ほかのSPIの単元について知りたい人はこちらから!
SPI非言語の推論分野で出題される「平均」。グループの平均点などの条件をもとに全体の平均を求めたり、それぞれの大小関係を推理したりする問題です。
必要な計算自体はシンプルですが、基本的な平均の求め方や考え方を知らずにいると、誤った解答をしてしまう場合も。
そこでこの記事では、「推論の平均」の解き方のコツを就活のプロであるキャリアアドバイザーが解説。近日中にテスト本番を迎える学生にも役立つよう、出題頻度の高い問題や覚えておきたい公式に絞って解説します。
※本記事の問題は、生成AI(人工知能)を活用しキャリアパーク! 就職エージェントの編集部が作成しています。すべての問題に対し、Webテストに精通した外部パートナーによる一次チェック、Webテスト支援経験を持つキャリアアドバイザーによる最終チェックを実施。出題内容の妥当性と正答性を十分に確認したうえで、就活生の皆様が安心して対策に取り組めるコンテンツとして公開しています。
2分でわかる! 絶対に覚えるべき公式&解き方のコツ
推論の「平均」は、合計点や人数、平均点などの関係を理解しておくと、効率よく解けるようになります。以下の基本的な公式を覚えたうえで、問題文に出てくる数字を整理しましょう。
なおよくあるミスは、グループの平均値同士をそのまま足して計算してしまうこと。人数が違うグループの平均点は、単純に足して2で割っても全体の平均にはなりません。計算する際は、必ず合計値(全員の数を足し合わせた数)に揃える癖をつけましょう。
- 平均値を求める公式
→平均値 = 合計 ÷ 人数(個数) - 合計値を求める公式
→合計値 = 平均値 × 人数(個数) - 合計から平均を求める公式
→全体の平均 = (Aグループの合計 + Bグループの合計)÷ 全体の人数
1問1分で解いてみよう! SPI推論「平均」の練習問題
①合計値から必要な情報を求める問題
問題1
あるチームの5人の営業メンバー、A、B、C、D、Eの先月の契約獲得件数の合計は30件であった。獲得件数について次のことがわかっている。
Ⅰ A、B、Cの3人の獲得件数の平均は6件である。
Ⅱ DとEの獲得件数の平均は、5人全体の平均と等しい。
Ⅲ 5人の獲得件数はすべて異なり、1件以上である。
Ⅳ Aの獲得件数は5人の中で最も少ない。
このとき、必ず正しいといえる推論はどれか。
ア. DとEの合計獲得件数は12件である。
イ. Cの獲得件数はBよりも多い。
ウ. 最も多く獲得したのはDかEのどちらかである。
選択肢
解答・解説を確認する
正解は A(アだけ)です。
ポイントは、平均の数値から合計値を考えることです。
まず、推論アが正しいかどうかを考えましょう。5人の合計が30件なので、全体の平均は 30 ÷ 5 = 6件になります。条件ⅡよりDとEの平均も6件になるため、DとEの合計は 6 + 6 = 12件 となり、アは確実に正しいとわかります。
次に、推論イを考えます。条件Ⅰより、A、B、Cの合計は18件です。ただし合計が18件になる組み合わせは1つではありません。たとえばAが1件、Bが9件、Cが8件となる場合も考えられます。この場合、Cの獲得件数はBより少ないため、イは必ず正しいとはいえません。
推論ウも同様に、Aが1件、Bが2件、Cが15件、Dが4件、Eが8件というパターンも考えられるため「最も多く獲得したのはDかEのどちらかである」とは言い切れません。したがって、Aが正解です。
<ワンポイントアドバイス>
まずは「平均値 × 人数 = 合計値」を計算する癖をつけましょう。合計値を出せると、ほかの情報も整理しやすくなります。
②どの条件が追加されれば答えが出るかを問う問題
問題2
P、Q、R、Sの4人がゲームをした。得点について次のことがわかっている。
Ⅰ 4人の平均点は70点であった。
Ⅱ PはQより10点高かった。
Ⅲ RとSの平均点は60点であった。
次のア、イ、ウのうち、どの情報が加われば4人全員の得点が確定するか。適切な組み合わせを1つ選びなさい。
ア. PとRの得点は同じである。
イ. Qの得点は60点である。
ウ. PとRの平均点は80点である。
選択肢
解答・解説を確認する
正解は E(アかウ)です。
この問題のポイントは、基本条件をよく確認して明確にできる部分を整理しておくこと。
まず、基本条件を整理します。条件Ⅰから4人の合計は280点(70 × 4)、条件ⅢからRとSの合計は120点(60 × 2)であることがわかります。ここから、PとQの合計は 280 - 120 = 160点 です。さらに条件Ⅱの「PはQより10点高い」を当てはめて考えると、Qは75点、Pは85点に決まります。
ここにアを追加してみましょう。するとRも85点となり、Sは 120 - 85 = 35点 となって全員の点数が決まります。よってアは正しいです。
次にイを追加した場合を考えてみると、Qは70点となり、すでに判明している「Qは75点」という事実と矛盾します。そのためイは追加条件として成立しません。
最後にウを追加した場合は、PとRの合計が160点(80 × 2)となり、Rは 160 - 85 = 75点、Sは 120 - 75 = 45点 となって全員確定します(正しい)。
上記から、アかウを追加すれば4人全員の得点が確定するためEが正解です。
<ワンポイントアドバイス>
「どの条件が追加されれば良いか」を問う問題を素早く解くコツは、誰の情報が足りていないかを考えて選択肢を絞ること。
たとえば今回の問題だと、基本条件を整理した時点でPとQは確定し、残っているのはRとSの点数だけですよね。つまり、RやSにまつわる新しい情報を含まない選択肢(推論イ)は、見た瞬間に適切でないとわかります。
このように、不足している情報に触れている選択肢だけに着目して検討すれば、スピーディーに解くことができますよ。
③大小関係を求める問題
問題3
P、Q、R、Sの4人の身長について、次のことがわかっている。
Ⅰ PはQよりも高い。
Ⅱ RはQよりも高い。
Ⅲ SはPとRの平均よりも高い。
このとき、必ず正しいと言える推論はどれか。
ア. SはQよりも高い。
イ. RはPよりも高い。
ウ. QとSの平均はPとRの平均よりも高い。
選択肢
解答・解説を確認する
正解は A(アだけ)です。
今回の問題を解くコツは、平均値の性質を使って大小関係をイメージすることです。
まず推論ア(SはQよりも高い)について考えましょう。条件ⅠとⅡから、PもRもQより高いことがわかります。両方ともQより高いのであれば、その2人のまんなかであるPとRの平均も、当然Qより高くなります。
さらに条件Ⅲから、Sはその平均よりもさらに身長が高いとわかるため、アは確実に正しいと言えます。続いてイ(RはPよりも高い)を考えてみると、これまでの情報だけではPとRのどちらが高いのかはわかりません。そのためイは必ず正しいとは言えません。
最後にウ(QとSの平均はPとRの平均よりも高いか)を考えます。たとえば P=170cm、Q=160cm、R=170cm、S=171cm だった場合、QとSの平均は165.5cm、PとRの平均は170cmとなりウは成り立ちません。したがって、Aが正解になります。
<ワンポイントアドバイス>
大小関係を問う問題は、余白に数直線を描いて考えるのがおすすめです。たとえば今回で言うと一番低いQを下の方に書き、その上にPとRを書きます。そしてその2人の間に「平均」、さらにその上にSを配置していきましょう。
このように視覚化するだけで、「PとRは比べられない」「Sは絶対にQより上」といった事実が一目でわかるようになります。
もっとSPIの問題を解きたい人は「Webテスト模擬試験ツール」がおすすめ!
「もっと数をこなしたい」「スピーディーに解く練習をしたい」という人は、まずキャリアパーク! 就職エージェントの『Webテスト模擬試験ツール』を活用してみるのがおすすめです。
出題頻度の高い問題だけを厳選した、ここだけの模擬試験が受けられます。また時間制限つきであるため、本番さながらの緊張感のある環境で解く練習ができますよ。
効率的にSPIの対策を進めて、点数アップを目指したい人はぜひ試してみてください。
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迷ったら、ひとまず合計値を出してみましょう。また「必ず正しいと言える推論はどれか」で迷ったときは、一度極端な数字を当てはめて考えるのも手です。
たとえば「Qだけが0点でほかの人が全員100点」といった場合で検証してみると、矛盾が見つかりやすくなりますよ。