面接官の心をつかむ! BtoB企業の志望動機の作り方を徹底解説

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コラムの目次

  1. BtoB企業の志望動機を書くためにはまずはBtoBについて理解しよう!
  2. そもそもBtoBとは?
  3. BtoCとは何が違うの?
  4. BtoBに多い業界はどんな業界?
  5. 学生必見! BtoB企業のここが魅力
  6. 経営基盤が安定している
  7. 社会貢献度が高い
  8. 市場規模が大きい
  9. BtoB企業で求められる3つの能力
  10. 情報収集力
  11. 論理的思考力
  12. 語学力
  13. BtoB企業の面接官は志望動機で何を見ているのか
  14. 学生の入社意欲
  15. 学生が自社の社風に合っているか
  16. BtoB企業を受けるときでも押さえておきたい! 志望動機の基本構成
  17. なぜその業界なのか
  18. その中でなぜ自社なのか
  19. 入社してどんなことがしたいのか
  20. 入社後の展望
  21. 将来的な目標や夢
  22. 3ステップで解説! BtoB企業の志望動機の作成手順
  23. ①自分について整理してみよう
  24. ②志望企業について整理してみよう
  25. ③自分と志望企業の共通項を探してまとめてみよう
  26. 業界別! BtoB企業の志望動機例文4選
  27. ①メーカー
  28. ②コンサル
  29. ③商社
  30. ④IT
  31. こんな志望動機はNG! 学生が陥りやすいBtoB企業の志望動機とは
  32. ①エピソードがなく理由があいまい
  33. ②話に一貫性がない
  34. 面接官に刺さる志望動機を作成してBtoB企業から内定を勝ち取ろう!

BtoB企業の志望動機を書くためにはまずはBtoBについて理解しよう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「BtoB企業の志望動機はどのように書いたらいいですか?」
「BtoB企業は学生の志望動機で何をみていますか?」

といった質問を受けます。たしかに内定を獲得するためにも志望動機で入社への意欲をアピールしたいものですよね。

しかし、志望動機を書くためにはBtoB企業についての理解が必須です。理解が乏しいと内容が薄くなってしまい、結果的に相手にも伝わりにくくなってしまいます。

そのためにはしっかりと業界や志望企業について知る必要があるでしょう。

この記事では、BtoB企業の志望動機を書くためのポイントや作成手順について詳しく解説していきます。面接官から高い評価を得るためにも内容の濃い志望動機を作成しましょう。

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そもそもBtoBとは?

みなさんはBtoBについてどのくらい理解しているでしょうか。BtoBとは「Business to Business」の頭文字を取った言葉であり、企業と企業との商取引など、企業が法人向けにおこなっている事業のことをいいます。

BtoB企業の志望動機を書く以前にBtoBについての基本を押さえておかないと面接で質問されたときなど苦戦を強いられてしまう可能性があります。ここではBtoBとBtoCの違いや、BtoBに多い業界について詳しく説明していきます。

BtoCとは何が違うの?

結論、BtoBとBtoCは相手にする顧客が異なります。BtoBは先ほども説明したとおり法人向けにおこなっている事業のことをいいます。一方、BtoCは一般消費者向けにおこなう事業のことをいいます。

また、BtoBとBtoCの大きな違いは商品購入の意思決定者にあります。BtoCの場合は購入の決定は基本的には本人が判断をおこないますが、BtoBの場合は企業にとっての利益貢献や費用対効果の部分で組織が判断をします。

BtoBとBtoCの違いについて詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

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BtoBに多い業界はどんな業界?

BtoBに多い4つの業界

BtoB企業を志望するうえでどんな業界があり、業界ごとにどんな事業内容を展開しているのか知っておく必要があります。事業について正しい理解がないと面接官に刺さる志望動機は作成できません。それぞれの業界や事業内容について押さえておきましょう。

①メーカー業界

メーカー業界の製造工程

私たちの生活にはテレビや衣服、食品に住宅、自動車や医薬品など、身の周りには多種多様な製品であふれています。メーカー業界はこうした「モノ」を生産する企業のことを言います。

また、メーカーと呼ばれる企業は幅広く、素材だけを作るメーカーや、組み立てだけをおこなうメーカーなど、製造工程の一部のみを担当するメーカーも数多くあります。製造工程を上流・中流・下流の3つに分類するので、覚えておくと良いでしょう。

メーカー業界について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

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②コンサル業界

コンサルティング業界は一般的に「企業のさまざまな経営上の課題を明確にし、解決するための助言をおこなう」ことを指し、経営者の意思決定のお手伝いをします。

また、コンサル業界は会社によって提供するサービスは異なります。そのため大きく5つに分類できます。

  • 戦略系
    大手のグローバルカンパニーの経営層に対して、CEOが抱えるCEOアジェンダに対し、戦略面などでコンサルティングをおこないます。
  • シンクタンク系
    民間企業に対してのマネジメントコンサルティングやITコンサルティングをおこないます。
  • 人事系
    顧客企業に対して人事制度設計、評価制度、役員報酬などの人事領域におけるコンサルティングをおこないます。
  • IT系
    業務の効率化や改善を図るために、IT技術の導入やシステム改善をおこないます。
  • 総合系
    特定の一領域だけでなく、戦略、業務、IT、組織人事、財務などのサービスと、製造業、金融、通信、官公庁などあらゆる業界に対して一貫したコンサルティングをおこないます。

③商社業界

商社業界は輸出入貿易や国内の物資販売を中心におこなう「商業を営む」業界です。主な事業内容は仲介業者として売り買いの相手を結び付ける「トレーディング」と資金を必要としている企業や発展している分野に出資や融資などおこなう「事業投資」に分かれます。また、総合商社と専門商社で取引の分野が異なるので、あわせて押させておきましょう。

  • 総合商社
    原料や加工品、サービスなどあらゆる商材を扱って、売りたい相手と買いたい相手を結び付け、取引の仲介をする
  • 専門商社
    医療、医薬、鉄鋼、食品など特定の分野に絞って取引の仲介をする

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④IT業界

IT業界は情報技術を活用したサービスを展開する業界のことを言います。具体的に家電、自動車、ゲームなどにも最新のIT技術が使用され、私たちの生活を豊かにしているような技術やサービスを担っていることを指します。そのなかでもIT業界は5つの業界に分類することができます。

  • インターネット・Web業界
    インターネットやWebのビジネス・サービスを提供している業界
  • 通信業界
    携帯電話やWi-Fiなどの通信サービスに関する仕事をおこなっている業界
  • ソフトウェア業界
    コンピューター上で利用するソフトウェアを開発・販売している業界
  • ハードウェア業界
    電子機器など目に見える機械全般を開発する業界
  • 情報処理サービス業界
    企業の独自のシステム開発を企画から運用まで請け負う仕事をする業界

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学生必見! BtoB企業のここが魅力

BtoB企業には主に3つの魅力があると考えられます。それぞれの魅力について知ることで仕事や働き方の選択肢を広げることにもつながります。どんな魅力があるのか、ひとつひとつ解説していきますね。

経営基盤が安定している

BtoB企業の魅力の一つに経営基盤の安定があります。BtoB企業はBtoC企業に比べて1件の受注単価も高く、1度契約を結ぶと長期間にわたって発注が多くなるのが特徴です。そのため、売り上げが比較的安定し、経営の安定性が高いことがメリットとして挙げられます。

社会貢献度が高い

BtoB企業は社会貢献度が高いといえます。特にメーカーは日本国内だけでなく世界中のメーカーに商品を提供している場合が多く、その高い技術力で世界のモノづくりを支えているとされています。

そのため、BtoC企業のように直接消費者とやりとりすることが少なく、消費者にはわかりにくい側面もありますが、消費者の生活を支えて、国内のみならず世界に貢献しているのです

市場規模が大きい

BtoCとBtoBの市場規模を比べてみると、BtoBの方が圧倒的に大きく、その市場規模はBtoCの約20倍といわれています

なぜなら、BtoB企業は企業の母数が大きく、優良企業も多いからです。また先ほども説明したとおりBtoB企業は、1つの契約の取引額がBtoC企業に比べると高額になることも理由としてあげられます。市場規模が大きい環境で仕事をつうじて高額な取引などをしていきたい学生にはおすすめかもしれません。

キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧プロフィール

就活では倍率が低くなりやすいこともメリット

BtoB企業は、我々のような一般消費者の目が届かない商品・製品を取り扱っています。そのため、BtoC企業に比べると知名度が低いことがあります。就活では1社に対する応募者が少なく選考倍率が低くなることも多いため、学生にとってはメリットに感じる人も多いと思いのではないでしょうか。

ただし、選考のハードルが下がり内定の可能性はあがっても、魅力的なBtoB企業を見つけることは簡単ではありません。非常にニッチな商品を扱っており市場で高いシェアを獲得しているBtoB企業や、シェア率は高くないものの大手企業と取引をおこなっている企業まで多数あります。

内定獲得だけでなく就職後のミスマッチを減らせるように、BtoB企業の特徴をきちんと理解して就活を進めることが大切ですね。

BtoB企業で求められる3つの能力

BtoB企業で求められる3つの能力

BtoB企業では主に3つの能力が求められます。BtoB企業を志望する学生は特に今のうちから求められる能力を知っているだけで、面接や入社するまで自分がすべきことが明確になるはずです。

それぞれ必要な能力について理解し、自分が実際にBtoB企業に入社したときに活かせる能力をアピールしましょう。

情報収集力

BtoB企業は時代の流れやトレンドにより企業の方針や行動がすぐに変わります。また、その変化を迅速にとらえ、自社のマーケティング施策などにも活かしていく必要があります。

そのためにも日々の情報収集が非常に重要となってきます。学生も日頃からさまざまな物事の変化にアンテナを張り、情報収集をしておく習慣を今のうちからつけておくと良いでしょう

論理的思考力

BtoB企業は基本的に消費者に何か商品やサービスを売りつけることがないため、いかに企業側からお付き合いのきっかけをいただくかが肝なのです。

そのためにも論理的思考力を働かせ、市場分析や企業のニーズを深掘りするなど、受注から逆算し、契約にいたるまでのプロセスを考えなければなりません

とはいえ、論理的思考というと難しく感じてしまう学生もいるかもしれませんが、何事においても順序立てて考えることで、論理的思考力を養っていきましょう。

論理的思考に必要な分析力についてもこちらの記事であわせて押さえておきましょう。

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語学力

BtoB企業は世界に進出している企業も多いため、語学力が必要となる場合が多いです。また、比較的グローバルな人材はBtoB企業では重宝されやすい傾向にもあります。英語や中国語を中心としたほかの言語を話せるだけでも企業側から即戦力としての期待値もあがり、他の学生よりも高い評価を得ることが期待できるでしょう

就活の英語についてもあわせてこちらの記事で押さえておきましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

企業のニーズを引き出す傾聴能力がBtoB企業では求められている

説明されているとおり情報収集力を活かして、世の中の変化を捉えることはとても大切です。ですが、仕事でかかわる顧客企業が必ずしも時代の流れと一致しているかどうかはわからないですよね。そのため、企業担当者の本質的なニーズを引き出す傾聴能力がBtoB企業で働くときには特に重視されていますよ。

この傾聴力でニーズを引き出せると、競合他社と提案内容の差別化を図ることができ、大きな金額の契約や長期契約獲得につながります。逆に傾聴力がなく顧客企業が求めていることがわからないと、他の会社と同じような提案になってしまうのです。

また、傾聴力があることで顧客企業の担当者と信頼関係の構築にも役立てることができますよ。信頼関係があると、契約獲得できなかったとしても、将来的に発注をしてくれる可能性が高まります。そのため、短期目線だけでなく長期目線で考えても、BtoB企業には傾聴力が欠かせませんね。

BtoB企業の面接官は志望動機で何を見ているのか

実際に志望動機を作成したり、面接時に話すうえでも面接官が何を見ているのか知っておくと面接対策が大幅にしやすくなるはずです。面接官が重視して見ているポイントについて理解し、志望動機で自分を最大限にアピールしましょう。

学生の入社意欲

面接官は志望動機をつうじてその学生の入社意欲を見ています。いくらその学生に魅力的な強みや学生時代の経験があったとしても、その学生の志望度が低いようでは元も子もありません。

なぜなら、企業側もせっかく内定を出しても辞退されてしまう可能性が高いからです。入社意欲を強くアピールするためにも、自分の目標やビジョンをもとにその会社での目標や成し遂げたいことについて話してみると良いでしょう

学生が自社の社風に合っているか

企業側は学生が自社の社風に合っているのかについても志望動機をつうじて見ています。社風があっていないのに、採用してしまうと学生が入社後にギャップを感じてしまい、早期退職してしまう可能性が高く、企業側にも学生側にもデメリットしかありません。

そのため、企業も入念に学生と自社の社風に合っているのか見ているので、学生も事前に志望企業の社風について知っておく必要があるでしょう

BtoB企業を受けるときでも押さえておきたい! 志望動機の基本構成

面接官に刺さるような志望動機を作成するためには作成手順が重要です。また、ここで紹介する5つの構成についてそれぞれ根拠を添えて話すと説得力が増し、面接官にも伝わりやすいでしょう。設問に対して自身に「なぜ」を問いかけて作成してみると良いかもしれません。

なぜその業界なのか

まずは志望する業界についてです。さまざまな業界があるからこそ、なぜその業界なのか面接官は気になるはず。

たとえば営業活動をする場合、なぜその業界で営業活動がしたいのかなど、その業界でなければいけない理由が問われます。そのため、しっかり業界についての研究をおこない、理解を深めましょう

その中でなぜ自社なのか

次にその業界のなかでなぜその会社なのかについてです。ここは特に社風のマッチ度などの観点からも面接官が一番気にしているポイントになります。その会社の業界のなかでの立ち位置や他の企業と比較したときに魅力的なことについて話してみると業界や自社のことをよくわかっていると認識され、面接官に好印象を与えることができます

入社してどんなことがしたいのか

実際に志望するうえでその会社でどんなことがしたいのかも伝える必要があるでしょう。
その企業に入社するうえで、何かしら働きたい理由があるはずです。自分がどんなことに興味関心があって、入社後どんなことがしたいのか明確にしましょう

入社後の展望

次のパートで説明する将来的な目標や夢から逆算し、入社後の展望を話せると面接官からの評価はグッとあがります。なぜなら、新卒採用は基本的にポテンシャル採用のため、将来的な目標や夢が明確で、そこに向けてひたむきに努力できると評価されやすいからです。

また、企業側も入ってからの展望が明確な学生ほど成長スピードが早いと見込まれるため、期待値もあがります。

将来的な目標や夢

最後に自分の将来的な目標や夢についてです。将来的な目標や夢がまだ明確にない学生も多いかもしれませんが、ある学生は積極的にアピールしましょう

また、将来的な目標や夢はいつまでに叶えたいのか明確にすることで、その目標や夢の計画性や熱意が感じられるので、話すときは心掛けましょう。

3ステップで解説! BtoB企業の志望動機の作成手順

BtoB企業の志望動機の作成手順

学生から「志望動機で話すべき項目はわかっても、いざ作成となるとなにを書いたら良いかわからず、手が止まってしまう」といった相談をいただきます。そんな学生でも自身で志望動機を考え、作成できるような作成手順をここでは解説していくので、最後まで気を抜かずに習得していきましょうね。

①自分について整理してみよう

まずは志望動機を作成するうえで自分について整理することです。面接は自分を売り込む意味でも営業と同じようにたとえられます。そういった意味では商品、サービスについて理解していないと営業できないのと同じで、自分を売り込む際も、まずは自分自身について理解する必要があります。そのため、まずは自分について整理することからはじめましょう。

自分自身を整理するためには「自分史」を使うのが有効です。詳しい「自分史」作成はこちらの記事を参考にしてみてください。

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自分の夢や目標は何か

自分の夢や目標について考えてみましょう。自分の夢や目標が明確にある人は良いかもしれませんが、ない人はどうしたら良いかわからないですよね。そのような学生はまずは自分の過去、現在を振り返ってみましょう。振り返ることで

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就活生

自分は〇〇をずっとしてきたから、その〇〇で培った△△で▢▢をしてみよう。

などなにか思いつくかもしれませんね。

将来についての考え方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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その企業で何がしたいのか

志望するうえでその企業で何をしたいのかは重要項目といえるでしょう。ここでは自分の夢や目標から今何をしなければいけないのか考えることが大切です。また、その企業で何ができるのかについてもあわせて知っておくと良いでしょう。

なぜその企業に魅力を感じているのか

その企業のどこかに魅力があるからこそ入社したい、働きたいと思う学生は多いのではないでしょうか。
そのため、面接官もその学生の主張とともに知りたいのはこの主張に対する理由なのです。ここでは他の競合他社と比較し、そのなかでその企業の良い点について追求してみると良いでしょう。

②志望企業について整理してみよう

自分について整理できたら次は自分の志望動機について整理する必要があります。いくら自己分析ができても、志望企業について知らないと面接時でも質問にも正しく答えられないはずです。ここでは志望企業の知るべき内容についてそれぞれ説明していきます。

商品やサービスについて知ろう

まずは商品やサービスについてです。特にメーカーなどはいち社員として自社の商品やサービスについて理解しておかないと仕事をするうえでも支障をきたしてしまいます。

たとえば、いくら話がうまい営業でも自分が売る商品やサービスについて理解していないことには、顧客に営業するときも相手にその商品やサービスの魅力を伝えられないはずです。

学生においてはそこまで深く理解する必要はありませんが、その商品やサービスの特徴やどんな人が使っているかについては理解しておくと良いでしょう。

事業内容や仕事内容について知ろう

事業内容や仕事内容は会社のことを十分に理解するうえでも押さえておきましょう。そもそも自分の志望企業の事業内容や仕事内容について十分に理解しておかないと入社後のギャップを感じてしまいます。基本的なことですが「自分はこんなことがしたいんじゃなかった」と思わないようにするためにも、改めて志望企業の事業内容や仕事内容について知っておきましょう。

今後の展望について知ろう

会社の方向性や展望をしておくだけでも自分の企業選びの視野が広がるはずです。たとえば医療系の企業がコロナ禍において医療とともに人々の健康にも力を入れたいと考え、中長期的に健康サプリメントの開発をしたいとします。学生は医療には興味がないけど健康にも普段から気をつけていて、いつか自分の実体験をもとに健康サプリメント作りたいと考えていた際には多少なりとも企業選びの選択肢が広がるはずです。

そのためにも、その会社が事業内容をつうじて今後どうしていくのかは確認しておきましょう。

③自分と志望企業の共通項を探してまとめてみよう

最後は自分について整理したことと企業について整理したことの共通項を探すことです。内定獲得の大事なことのひとつに「社風マッチ」があります。ここはいかに学生と企業側で共通項があるかという捉え方もできます。そのため、自分と企業について徹底的に追求していきましょう。

自分のやりたいことと事業内容や仕事内容について

自分のやりたいことと事業内容や仕事内容は入社するうえでもじっくりと考える必要があります。

たとえば、自分は「Web広告をとおして顧客の課題解決をしたい」と考えたときにその会社で経理や人事担当者になろうとは思いませんよね。 おそらくWeb業界で広告の営業職や運用職を希望する学生が多いでしょう。

このように自分のやりたいことから自分はどんな業界でどんな職種で仕事し、活躍したいのか考えてみましょう。

自分のやりたいことをさらに明確にしたい学生はこちらの記事を参考にしてみてください。

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自分の夢や目標と今後の展望について

自分の夢や目標と企業の今後の展望は重要視すべきです。なぜなら、自分の夢や目標と企業の今後の展望がマッチしていることは自分の夢や目標実現のための近道とも考えられるからです。

たとえば、将来的に自分で通販サイトを立ち上げて商品を販売することが夢だったとします。たまたま志望企業が一から商品開発や通販サイトの構築、販売までをこれからおこなおうとしていた場合、これほど魅力的になることはないですよね。

このように常に志望企業の動向を押さえておくと自己実現のためにもその企業を志望する理由がますます明確になるでしょう。

将来の目標で面接官に好印象を与えたい学生はこちらの記事を参考にしてみてください。

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業界別! BtoB企業の志望動機例文4選

①メーカー

例文

私は、社会の根底から支えるものにかかわるような仕事をしたいと思い、メーカー業界を志望しています。特に貴社の「医療と健康をつうじて人々の生活を豊かにする」といった理念には大変共感しました。

コロナ禍において医療と健康というのはなくてはならないものだととても痛感しました。

また、それと同時に私も医療と健康が人々の生活を豊かにするものだと思い、学生時代にはさまざまな参考書で医療と健康についての勉学に励んでいました。

私の将来の夢は医療と健康で世のなかの病気を減らしたり、より良い医療器具やサプリメントを多くのドクターに普及させることです。そのためには貴社で製品のことについて深く学び、持ち前のコミュニケーション力で営業活動に注力していきます。

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キャリアアドバイザー

メーカーは自身の興味のある産業と近いメーカーや、好きな商品が販売されているメーカーなどを選び、それぞれの企業に合わせた志望動機を書くようにしましょう。

ここでは自分の考えと企業理念のマッチをアピールしています。

メーカー業界の志望動機について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください

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②コンサル

例文

私はより多くの企業様の課題を改善し、企業の成長を促進したいと思い御社を志望いたしました。

私は学生時代Web会社のインターンで企業の集客支援をしていました。そこでの経験として「顧客が増えた」「電話での問い合わせが増えた」など自分がおこなったことが顧客の喜びの声として返ってくることにとてもやりがいを感じる反面、もっと会社の経営的なことにも携わりたいと強く思うようになりました。

私は誰からも信頼されるようなコンサルタントになることが目標です。そのためには学生時代のインターンで培った分析力や考察力を存分に活かし、貴社の顧客の満足度向上に貢献します。

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キャリアアドバイザー

過去の経験を踏まえて自分にはどういった力があって、それをどのように活かしていきたいのか明確に答えましょう。

コンサル業界では特に論理的思考力が問われるので、志望動機を話すときは主張に対する根拠をしっかり伝えることが重要です。

コンサル業界の志望動機について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください

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③商社

例文

私は個人と個人や企業とモノのをつなげる架け橋となることで経済を活性化させたいと考え、御社を志望しました。

私は昔から自分の父が「不況だから」と口癖のようにつぶやているのを聞いてきました。特に父は個人経営をしており、不況の影響を直接受けるのだと言われました。そして大学に進学してゼミで地域の活性化に関しての学習をおこなっていましたが、地域や経済を活性化させるにはやはり人間の力が必要であるということや、広範囲な人間同士のネットワークの必要性を知りました。

私は貴社で数多くの人に触れ、ネットワークを構築することで、経済の更なる活性化に携わり、現代社会を変えていきたいと強く考えています。

そのためにも学生時代のサッカーで培った精神のタフさと、接客販売のアルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かして貢献していけると考えています。

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キャリアアドバイザー

この志望動機では自分がなぜ商社を志望したのかを、具体的なエピソードを交えて伝えている部分がポイントです。

過去の経験談をもとに志望動機を作成すると信憑性がグッと増すため好印象を与えることができます。

商社業界の志望動機について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください

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④IT

例文

私は、モノづくりがしたいという思いでIT業界のエンジニアを志望しています。学生時代にはアプリ開発サークルでゲーム系アプリや業務系アプリなどを開発したことがあります。そのときに感じた、自分の考えやアイデアを形にする面白さや、自分が作ったものを誰かに喜んでもらえるやりがいが、今でも忘れられません。

私の目標は自分が作ったアプリがより多くの方に使われ、電車広告になるくらいの知名度高いアプリを開発することです。

そのためには入社後、改めてWebアプリケーションの開発のプロセスについて積極的に学び、周囲と協力して良いプロダクトを作るエンジニアになりたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

今までの経験からなぜエンジニアなのか、どういった目標があるのか明確に答えましょう。

また、そのために入社後の意気込みについても述べるとモチベーションが高く評価され、志望度をよりアピールすることができます。

IT業界の志望動機について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

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こんな志望動機はNG! 学生が陥りやすいBtoB企業の志望動機とは

ここでは志望動機を伝えるうえでの注意点について2点説明します。せっかく考えて志望動機を作成しても評価されるどころかマイナスな印象を与えてしまっては元も子もあります。そのためにも注意すべきことをしっかり押さえて、志望動機を考えましょう。

①エピソードがなく理由があいまい

エピソードがなく理由があいまいだと志望動機で高い評価を得ることができません。たとえば、入社理由の場合、面接官は「なにをしたいのか」ではなく、「なぜしたいのか」が知りたいわけなのです。自分の話す内容に厚みを持たせるためにも、出来事のエピソードや業務をとおしてしたいことの根拠や理由についてはしっかり伝えましょう

②話に一貫性がない

自分の話している内容に一貫性がないのは要注意です。いち例として、将来的に商品やサービスの開発にかかわり、自分の考え、アイデアを形にした学生がその会社に入社したい一心で「コミュニケーション力を活かして営業職で活躍したいです」と話していたら明らかに矛盾が生じてしまうでしょう。

また、面接官は面接をとおして学生の過去、現在、未来の一貫性をみています。だからこそ、ここでの一貫性がずれているとどこかで嘘をついていたり、思ってもいないことを言っていると見抜かれてしまう可能性があるので、一貫性を持たせることは非常に大事なんですね

キャリアアドバイザーコメント

辻 華菜子プロフィール

エピソードが具体的ではないこともBtoB企業の志望動機で陥りがちなので注意しよう

エピソードを書くことは、説明されているとおり重要ですが、自分が経験したことを何でも書けば良いということではありません。やはり採用担当者から志望度の高さを評価してもらえるようなエピソードを伝えなければならないです。そのためには、志望する動機となったエピソードを具体的に語ることが重要です。

たとえば「学生時代に留学を経験してグローバル視点を学び、海外事業を展開している貴社へ興味を持ち志望します」という志望動機ではどうでしょうか。具体的にどのような「グローバル視点を学んだのか」がわからないですよね。また、この内容だけでは「本当に留学経験をしているのか」もわからないと思います。

熱意がアピールできる志望動機の具体例としては「アメリカ留学のホームステイで初めてヴィーガンという文化に触れました。ともに生活をすることで自分が知らない文化の素晴らしさに気づいたと同時に、自分の視野の狭さを痛感しました。この学びを活かしグローバルに活躍する貴社で日本文化を発信する立場になりたいと思っています」と伝えると、前者よりも熱意が伝わりますね。

このように志望動機のエピソードを具体的に書いて、高い志望度をアピールしましょう。

面接官に刺さる志望動機を作成してBtoB企業から内定を勝ち取ろう!

面接官に刺さる志望動機を作成するためには、面接官の「こころ」をつかむことです。志望動機以外にも面接での質問ひとつひとつには必ず相手の聞く意図があります。

そのためにもまずは質問の意図をしっかり理解することです。志望動機で話すべきことを入念に準備して、BtoB企業から内定を勝ち取りましょう。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

志望動機作成ツールを試してみる 志望動機作成ツールを試してみる

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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