設計開発職はモノづくりの根幹に携わる仕事! 4つの対策で選考突破

この記事のアドバイザー

求められるスキルを解説! 設計開発職を目指すなら ○○が欠かせない!

目次

  1. 設計開発職はモノづくりの根幹に携われるやりがいのある仕事
  2. そもそも設計開発職とは? 3つの基本情報を理解しよう
  3. ①製品の設計や開発・製造などを担う仕事
  4. ②医療や家電業界など多方面で活躍している
  5. ③IT化の拡大などにより今後もニーズが高まることが予測される
  6. 設計開発職は新卒でも就ける? リアルな就職実態をチェック
  7. 理系専攻の学生を中心に新卒でも就職している
  8. 「組み込み系」の職種は特に新卒者の採用が多い
  9. 「研究開発職」と比較すると学部生の求人が豊富
  10. 好きな仕事で貢献できる! 設計開発職の4つの魅力
  11. ①モノづくりの根幹に携われる
  12. ②作ったモノが社会に貢献している実感を得られる
  13. ③チームで協力して作り上げる達成感を得られる
  14. ④高収入を狙いやすい
  15. 採用の可能性を上げる! 設計開発職で求められる3つの資質
  16. ①モノづくりに対する強い好奇心
  17. ②スキルや知識を自ら吸収しようとする行動力
  18. ③問題点を見つけて解決できる課題解決力
  19. どうやって探す? 設計開発職の求人の見つけ方4選
  20. ①求人サイト上で「設計」「開発」などで検索して探す
  21. ②理系職種専門の特化型就活サービス・アプリを活用する
  22. ③スカウトサイトに開発スキルなどを登録してマッチングを待つ
  23. ④就活エージェントに希望条件を伝えて探してもらう
  24. 「設計開発職がいい」をさらに深掘り! 適職を見出す4ステップ分析
  25. ステップ①そもそもなぜ設計開発職に就きたいのか整理する
  26. ステップ②どんなモノの設計開発に携わりたいのかイメージする
  27. ステップ③必要なスキルや知識に興味が持てるかをリサーチする
  28. ステップ④職種以外の希望条件も整理して求人を選ぶ
  29. 4つの頻出質問別に解説! 設計開発職に就くための4つの必須対策
  30. ①自己PR:過去の経験の活かし方とこれからの成長性を軸にする
  31. ②志望動機:設計開発職のなかでも志望先が良い理由を明らかにする
  32. ③キャリアプラン:志望先で成し遂げたいことをゴールに設計する
  33. ④逆質問:設計開発職として活躍したい熱意を伝えるために活用する
  34. これで差を付けよう! 設計開発職の選考を突破する2つのコツ
  35. 希望する製品の設計開発職で求められるスキルを磨く
  36. 資格取得やインターンへの参加によってアピールポイントを増やす
  37. 後悔しないために! 設計開発職を目指すなら押さえておきたい3つの注意点
  38. ①トラブル対応や短納期などハードな働き方になるケースもある
  39. ②技術の進歩に合わせて常に知識にアップデートが求められる
  40. ③業務範囲が広くやることが多い
  41. 設計開発職についてよくある質問に回答!
  42. 設計開発職はどんな仕事をするのですか?
  43. 設計開発職が向いている人のタイプを教えてください。
  44. 設計開発職としてどの業界で活躍したいのかを具体的にイメージして対策しよう

設計開発職はモノづくりの根幹に携われるやりがいのある仕事

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「設計開発職って具体的にどのような仕事をするのですか?」
「設計開発職を目指す際の就活のポイントを教えてください」

志望企業や職種選びで悩む学生から、このような質問が多く寄せられています。

設計開発職は専門的な知識や創造力を活かし、自動車や家電、スマートフォンなどの多様な製品の開発にかかわる仕事です。仕事内容は多岐にわたるため、どのような魅力がある職種なのかをチェックしていきましょう。

この記事では、設計開発職の仕事内容や就職実態を詳しく解説していきます。働く魅力や就活のポイントも紹介するので、設計開発職に興味がある人はぜひ参考にしてくださいね。

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そもそも設計開発職とは? 3つの基本情報を理解しよう

設計開発職の 3つの基本情報
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就活生

モノづくりに携わる、設計開発職を志望したいと思います。

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キャリアアドバイザー

すばらしいですね。何の、どのようなモノづくりかまでイメージできていますか?

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就活生

ええと……。まだそこまで具体的に考えられていません。

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キャリアアドバイザー

まずは設計開発職について、しっかりと理解しておきましょう。

設計開発職はモノづくりをする仕事だということは知っていても、具体的な仕事内容までは知らない人が多いかもしれません。自分の性格や実現したいこととの相性を見極めるためにも、設計開発職がどのような仕事なのかを押さえておきましょう。

また、設計開発職と関連性の高い職種として「研究開発職」があります。両者の違いについても紹介していきます。

①製品の設計や開発・製造などを担う仕事

設計開発職はアイデアを形にし、顧客や消費者に販売できる製品に仕上げる仕事です。厳密には、設計図を作る「設計職」と製品を作る「開発職」に分かれますが、企業によっては1つの職種として扱うケースもあります。

設計開発職が取り扱う主な製品
  • 自動車
  • 家電製品
  • 電子機器
  • 医療機器
  • 産業機械
  • 航空機器
  • 半導体製品

図面なしで製品を作るのは難しいうえ、品質にもバラつきが出てしまいます。品質を維持しつつ、製造工程を効率化する役割を設計開発職が担っています。

「研究開発職」では製品化以前の技術開発や試作を担う

関連性の高い職種に「研究開発職」がありますが、設計開発職とは役割に少し違いがあります。設計開発職は主に「製品化段階」の仕事を担当するのに対し、研究開発職は「製品化以前」の技術開発や試作を担当していますよ

研究開発職が考案したアイデアや技術をもとに、実際の製品として形にしていくのが設計開発職の仕事です。

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キャリアアドバイザー

アイデア段階からモノづくりに携わりたい人は研究開発職、実際に製品を作る過程に携わりたい人は設計開発職が有力な選択肢になりますよ。

研究職の仕事内容や向いている人のタイプはこちらの記事で詳しく解説しているため、気になる人は参考にしてみてくださいね。

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②医療や家電業界など多方面で活躍している

設計開発職は幅広い製品を扱うため、活躍業界も多岐にわたります。代表的な業界は以下の通りです。

設計開発職の主な活躍業界
  • 自動車業界
  • 家電業界
  • 半導体業界
  • 医療業界
  • IT業界

自動車業界では主に自動車やその部品、医療業界では医療機器といったように、扱う製品は業界によって大きく異なります。志望先を絞り込む際には、設計開発職としてどのような製品の開発に携わりたいのかを明確にすることが大切ですよ

自動車業界を志望している人はこちらの記事もチェックしてみてください。選考を突破するための志望動機の書き方を解説しています。

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③IT化の拡大などにより今後もニーズが高まることが予測される

近年は、ドライバーの判断・操作をサポートする自動車や、スマホで遠隔操作できる家電など、最新の技術を搭載した製品が次々と登場していますよね。

モノづくりでIT化が進んでいることから、その根幹を担う設計開発職のニーズは今後ますます高まっていくと予測されます。

それに伴い、今後の設計開発職に求められるのが高度なITスキルです。取り扱う製品や機械工学、プログラミングの知識に加え、AI(人工知能)やIoTの知識も身に付けていくと活躍の場が広がりますよ

堀内 康太郎

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設計開発職は総じて人材不足

設計開発職にもさまざまな分野があり、特にIT分野の人手不足が深刻だと言われています。たとえば経済産業省がIT業界の人材育成に関して調査した「IT分野について」によると、2030年には約80万人のIT人材が不足すると予測されています。そのため、情報系の設計開発職は今後もニーズが高まっていくと考えられます。

また、機械系や電気系の設計開発についても、2020年にアスタミューゼが理系人材の新規求人数を調査した「理系プロフェッショナルの新規求人票増加数」などを見ると「開発職」や「設計職」の新規求人数が増加していることがわかります。そのため、設計開発職の人材は不足しており、需要が高まっていると考えられるでしょう。

キャリアアップのための転職や多様な働き方を目指せる可能性がある

近年、設計開発職はこうした人材不足による需要が高まってきています。そのため、今後、設計開発の分野に進みたいと考えている人にとっては、その分野において専門知識や技術を身に付ければ、転職のときなどでも仕事を選びやすい状況になってきていると言えそうです。

さらに、高い技術力とともに英語を身に付ければ、将来海外の企業でも働いたり、特に情報系の設計開発職であればリモートワークやフリーランスで働くといった多様な働き方も可能になるかもしれません。

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設計開発職は新卒でも就ける? リアルな就職実態をチェック

設計開発職は専門性の高い職種なだけに、新卒でも目指せるのかは気になるところですよね。

そこで、新卒から設計開発職に就職している学生の専攻分野や、求人の状況を紹介します。設計開発職を目指す際の参考にしてみてくださいね。

理系専攻の学生を中心に新卒でも就職している

新卒でも設計開発職を目指すことは可能です。以下のような企業で、新卒での設計開発職の募集実績があります

設計開発職では機械工学や電子工学、CAD、製品に使用する材料の知識が求められます。高度な専門知識が求められることから、理系専攻の学生が多く活躍しています。

製造分野では機械・電気・電子などの工学系出身者、制御系・組み込み系などのIT分野では情報系出身者が中心です。

そのほかの理系の職業一覧はこちらの記事で解説しているので、理系分野を専攻していて就職先に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。

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「組み込み系」の職種は特に新卒者の採用が多い

組み込み系の職種は、製品の中のシステムを制御するソフトウェアを開発したり、製品そのものを設計・開発したりする仕事です。家電のセンサーやスマホのシステムが担当領域に該当します。

プログラムを組み込む製品全般を扱うことから、モノづくりにおいて組み込み系の職種は欠かせない存在です。そのため、設計開発職の中でも特に、新卒から目指せる求人が多い傾向にあります。

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キャリアアドバイザー

IoTやAIの技術がこれまで以上に進化していくと、専門的な知識を持つ人材の需要はさらに高まっていくと予想されます。

「研究開発職」と比較すると学部生の求人が豊富

どちらも高度な専門知識が求められる職種ですが、学部卒の求人は設計開発職のほうが多い傾向にあります。

研究開発職では、修士以上の学歴を採用条件に含める企業が少なくありません。大学院で研究した人に比べ、学部卒ではアピールできる研究成果や専門知識が少ないためです。

設計開発職も同様に専門性の高い職種ではありますが、研究開発職に比べると消費者に近い立場にあります。0から1を作る研究開発職に対し、設計開発職は1を10や100にしていくイメージです

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キャリアアドバイザー

関連部門や顧客とコミュニケーションを取る機会も多いことから、研究開発職と比較すると設計開発職のほうが学部卒から目指しやすい特徴がありますよ。

上村 京久

キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる

専攻外からの設計開発職はハードルが高いが可能性はゼロではない

設計開発職への就職は専門知識が求められるため、専攻外からの就職は難易度が高いと思った方がいいでしょう。まず応募の段階で学部や専攻などを見て「基礎知識がない」と判断されると、書類選考を通過できません。

応募者の多くは大学で電子工学や機械工学の知識を身に付けてきた人が多く、そのような人たちと比較検討されるのでハードルは高いと言わざるを得ないでしょう。

つまり、大学生活において設計開発という仕事を考えたこともなく、興味も持っていなかった人が、就活の段階で初めて「そういう仕事があるんだ」と気付いてから挑戦しようと思ってもかなり難しいということです。

専門外から設計開発職を目指すためには類似の経験を積むことが大切

しかし可能性はゼロではありません。大学で設計開発と異なる分野の専攻をしていたとしても、設計開発に興味を持ち、サークルや個人的な活動の中で類似した経験を作れば「入社後に伸びるかもしれない」と判断してもらえる可能性があります。

たとえばサークルで3DプリンターやCADを使って設計開発をするとか、知人とアプリを開発してみるなどもいいかもしれません。自分の行きたい会社にかかわりのある内容であるほどアピール材料として強くなりますよ。

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好きな仕事で貢献できる! 設計開発職の4つの魅力

設計開発職の4つの魅力
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就活生

設計開発職はモノづくりができて楽しそうですよね!

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キャリアアドバイザー

そうですね。チームで作り上げる楽しさもありますよ。ほかにも、設計開発職の魅力を見ていきましょう。

設計開発職は、多くの関連部門と協力しながら製品を作り上げていく仕事です。単にモノづくりに携われる以外にも、さまざまな働く魅力がありますよ。

4つの魅力を紹介するので、仕事に求めるものと照らし合わせながら、設計開発職が自分に適しているか考えてみてくださいね。

①モノづくりの根幹に携われる

設計開発職では、研究開発職が開発した技術をもとに設計図を起こし、製品化していきます。アイデアが少しずつ製品として形になっていく工程に携われる点が魅力的ですね。

モノづくりの仕事内容は多岐にわたりますが、開発の段階から携われる職種はそう多くはありません。そのため、「モノづくりの根幹に携わりたい」「実際に製品ができあがっていく様子を間近で見たい」といった人はより魅力を感じるでしょう。

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キャリアアドバイザー

消費者により近い立場で働きたい人は、営業やマーケティングのようにすでに完成した製品を扱う職種が向いている可能性があります。

モノづくり業界の志望動機の書き方はこちらの記事で解説しています。あわせて確認してみましょう。

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②作ったモノが社会に貢献している実感を得られる

どのような仕事もさまざまな形で社会に貢献していることには変わりませんが、その実感を得やすいのが設計開発職の魅力です。

たとえば家電製品を取り扱う企業の場合、自分が開発に携わった製品を実際に消費者に利用してもらえます。便利な製品で人々の負担を軽減させたり、ユニークな製品で生活に楽しさをもたらせることがやりがいにつながるでしょう。

自分の働きが人の生活に役立っていると実感できるのは、誰しも嬉しいものですよね。

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キャリアアドバイザー

設計開発職は、「社会への貢献を実感しやすい仕事」を就活の軸にしている人に向いていると言えるでしょう。

社会貢献の志望動機で高評価を得るコツはこちらの記事で解説しているので、自分の就活の軸に合っているという人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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③チームで協力して作り上げる達成感を得られる

設計開発職の仕事は一人ではなく、多くの人と協力しながら進めるものがほとんどです。営業職や研究開発職などのほかの職種とも連携を図り、チームで製品を作り上げていく過程が魅力的です。

チームでの共同作業は、メンバー個々の強みを活かし、苦手を補完しあえるメリットがあります。困難を共に乗り越えて無事製品を完成させられたときには、一人で何かを成し遂げる以上の達成感を得られるはずです。

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キャリアアドバイザー

設計開発職は、関連部門や企業とコミュニケーションを取る機会が多い仕事です。チームよりも一人で集中して作業を進めるのが得意な人は、相性や適性について再度考え直してみてくださいね。

チームワークで成果を導く力をアピールしたいと考えている人はこちらの記事も参考にしてみてください。

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④高収入を狙いやすい

取り扱う製品や就職する企業にもよりますが、設計開発職は収入が高い傾向にあります。厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、設計開発職の分野別の年収は以下の通りです。

設計開発職の分野別年収(※2024年12月時点)
  • 電子機器技術者:688.2万円
  • 建築設計技術者:632.8万円
  • 機械設計技術者:612.4万円
  • システムエンジニア(組み込み・IoT):557.6万円
  • CADオペレーター:452万円

国税庁が発表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均給与は460万円です。平均給与と比較しても、設計開発職の収入は高水準にあります。

採用の可能性を上げる! 設計開発職で求められる3つの資質

 設計開発職で求められる3つの資質

設計開発職で求められる資質と能力は主に3つあります。持っていないと絶対に設計開発職として活躍できないわけではありませんが、少なからず採用に影響するのは確かです。

現時点で自分に欠けていると感じる人は、学業やアルバイトの中で意識的に磨いていきましょう。

①モノづくりに対する強い好奇心

好奇心は、自分の知らないことや新しいことを主体的に探求しようとする能力です。

モノづくりでは「生産性を高めるにはどう図面を改善すべきなのか」「どうすればコストを削減できるのか」といった多角的な視点が欠かせません。より良い製品に仕上げていくために、好奇心を持って試行錯誤しながら業務に取り組む姿勢が求められます

また、好奇心旺盛な人は、他者とのコミュニケーションが得意な傾向にあります。立場や部門の異なる人と積極的にコミュニケーションを取る姿勢は、チームでの作業が多い設計開発職に欠かせない資質です。

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キャリアアドバイザー

モノづくりに対する強い好奇心があれば、より良いものを仕上げるために積極的にコミュニケーションを取り、試行錯誤しますよね。

好奇心旺盛をアピールする自己PR例文はこちらの記事で解説しています。自己PRで伝えたいと考えている人は参考にしてみてくださいね。

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②スキルや知識を自ら吸収しようとする行動力

自動車業界や家電業界で最新技術を搭載した製品が次々と登場しているように、設計開発職が活躍する業界は変化が激しい傾向にあります。

古い知識やスキルだけでは対応しきれない場面があるため、技術の進歩に合わせて勉強を続ける行動力が求められますよ。

特に、AIやIoT、ロボットなどの技術は驚くほどのスピードで進歩し続けています。こうした変化が苦にならない人や、スキル・知識のアップデートに楽しさを感じられる人に設計開発職の仕事がぴったりです

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好奇心を持ち続け、自分のものにしていく行動力が求められます。

行動力を高評価につなげるコツはこちらの記事で解説しています。行動力をアピールしたいと考えている人は参考にしてみてくださいね。

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③問題点を見つけて解決できる課題解決力

設計開発職では複雑な機械やシステムを多く扱います。故障や不具合によってトラブルが発生するケースも少なくないため、原因をいち早く特定して解決策を提案する課題解決力が必要になります。

課題解決力と合わせて求められるのがコミュニケーション能力と忍耐力です。トラブルが発生した場合は自分一人ではなく、チームで共同して対処することになります。そのため、適切に状況を説明し、連携を図るコミュニケーション能力が欠かせません。

また、トラブルが頻繁に起きればストレスを感じやすくなります。複雑な問題に見舞われてもイライラして投げ出すのではなく、冷静に解決できる人が設計開発職に向いていると言えるでしょう。

吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

実務的なスキルは「絶対に必須」ではないがあった方が有利

新卒であっても、設計開発で役立つ「実務的なスキル」は持っておく方が有利です。たとえばCADやプログラミングなどのスキルがあれば魅力的なアピールポイントになります。もちろんこれらがなければ活躍できないというわけではありませんが、就職後、スムーズに仕事にかかわるためには実務的なスキルがあった方が有利と言えます。

ただし、実務的スキル以上に必要なのは、材料力学や熱力学、流体力学などのモノづくりに関する幅広い知識やコミュニケーション能力です。スキルを身に付ける前に、こういった基礎知識がしっかり身に付けられているか確認をしましょう。

なお、会社によっては新卒であってもスキル的な部分を重視する場合もあります。どこまでのスキルを求めるかは会社によって異なりますが、もし実務的なスキルがある程度必要そうだとわかれば、卒業までの間に必要な経験を積んでおくようにしましょう。

どうやって探す? 設計開発職の求人の見つけ方4選

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就活生

まだ分野を絞り込めていないのですが、設計開発職の求人って、どうやって探したらいいですか?

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キャリアアドバイザー

自動車業界や家電業界、医療業界など幅広い業界で活躍する職種なだけに、自分に合う求人を探すのは大変ですよね。いくつか方法を紹介しましょう。

設計開発職は理系職種特化型のアプリやイベントなどでも探すことができます。ただ、求人を探す方法は他にもあり、1つに絞る必要はありません。それぞれにメリットがあるので、進めやすいと感じる方法を組み合わせて効率的に探していきましょう。

①求人サイト上で「設計」「開発」などで検索して探す

気軽に情報を集めやすいのが求人サイトから探す方法です。PCやスマホさえあれば24時間いつでも利用できるため、自分のペースで求人を探すことができます。

求人サイトのメリット
  • 場所や時間にかかわらず気軽に探せる
  • 幅広い情報を集められる
  • 検索だけなら登録の必要がない

幅広い情報を集められる点が魅力ですが、大手サイトとなると数万社もの企業の求人情報が掲載されています。情報が多すぎて混乱しないよう、検索機能をうまく活用し、「エリア」「業種・職種」「待遇」などを絞って効率的に探すのがおすすめです。

②理系職種専門の特化型就活サービス・アプリを活用する

就活サービスやアプリの中には、理系職種の就職に特化したものがあります。設計開発職に絞って求人を探せるので、求人サイトで検索しても思うような情報が得られなかった人におすすめです

特化型就活サービス・アプリのメリット
  • 設計開発職に絞って効率的に求人を探せる
  • 理系職種の就活イベントやセミナーの情報を得られる
  • 便利な機能が付いている場合もある(応募書類の作成やスケジュール管理など)

設計開発職に興味があるものの、具体的な志望業界までは絞り込めていない人もいると思います。その場合は、まず求人サイトでどのような業界があるのかを把握し、方向性が定まってきてから特化型就活サービスやアプリを活用するのがおすすめですよ。

特化型就活サービス・アプリの例

そのほか、理系就職で必須の対策はこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。

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③スカウトサイトに開発スキルなどを登録してマッチングを待つ

「自分から求人を探して応募する」従来の就活の手法に対し、「企業側から逆オファーしてもらう」のがスカウトサイトの特徴です。スキルを登録しておけば、自分に興味を持った企業からオファーをもらえるので、効率的に求人を探せるメリットがあります

スカウトサイトのメリット
  • 受動的な手法で効率的に求人を探せる
  • 企業からの評価を知ることで、自分の強みを把握できる
  • 自力では見つけられなかった意外な企業と出会える可能性がある
  • 研究内容を登録できるスカウトサイトもある

中には、大学・大学院での研究内容をプロフィールに登録できるスカウトサイトもあります。自分が持つスキルや考え方を企業にアピールしやすくなるので、研究の経験がある人はぜひ活用してみてくださいね。

④就活エージェントに希望条件を伝えて探してもらう

求人サイトや就活アプリを利用しても、なかなか自分に合う求人が見つからない人には就活エージェントがおすすめです。就活に精通したエージェントが在籍しているので、相談に乗ってもらいながら設計開発職の求人を探せます。

就活エージェントのメリット
  • 希望条件に合う求人を紹介してもらえる
  • 適性や強みの深掘りを手伝ってもらえる
  • 求人紹介以外のサポートも受けられる(書類添削、面接対策など)

希望条件が曖昧では、自分に合う求人を紹介してもらえる可能性が低くなってしまいます。大まかでもいいので、設計開発に携わってみたい製品や、仕事に求める環境・待遇などを事前に考えておきましょう。

「設計開発職がいい」をさらに深掘り! 適職を見出す4ステップ分析

 設計開発としての適職を見出す4ステップ分析

一口に設計開発職と言っても、活躍する業界や扱う製品は多岐にわたります。自分に合う求人を見つけるため、設計開発職に就きたい気持ちを4つのステップに沿って深掘りしていきましょう。

気持ちの深掘りは、応募書類の作成や面接対策にも役立ちます。「設計開発職ならどんな業界・製品でもいい」という考えでは志望動機の説得力に欠けるため、具体的に説明できるよう深掘りすることが大切ですよ。

ステップ①そもそもなぜ設計開発職に就きたいのか整理する

なんとなく設計開発職を選んでしまうと、実際に働き始めた際にイメージとの違いに苦しむ場合があります。「やりがいを感じられない」「自分のスキルや性格に合わない」と感じる可能性があるため、なぜ設計開発職に就きたいのかをよく考えておきましょう。

考えを整理する際は、待遇面ばかり重視しないよう注意が必要です。給与や福利厚生は仕事選びの大切な要素ではありますが、それだけでは業務そのものにモチベーションを感じづらくなってしまいます。

考え方の例
  • 過去の経験から考える:例「子どもの頃ブロック遊びが好きで、将来はモノを組み立てる仕事をしたいと思った」
  • 成し遂げたいことから逆算して考える:例「便利な機能を搭載した家電を自分で作ってみたい。モノづくりの仕事に絞って検討するなかで、構想の段階から製品作りにかかわる設計開発職に強い興味を持った」
  • 自分の性格やスキルを基準に考える:例「『モノづくりが好き』『細かい作業が得意』という自分の特徴に最もマッチするのが設計開発職だと感じた」
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「高収入を狙いやすいから」という理由だけでなく、設計開発職の仕事のどんな点に魅力を感じるのかを洗い出すことが大切です。

ステップ②どんなモノの設計開発に携わりたいのかイメージする

同じ設計開発職でも、業界や企業によって取り扱うモノは異なります。扱うモノが違えば仕事内容や社会での役割も異なるため、どんなモノの設計開発に携わりたいのかを考えておきましょう。

たとえば、人の生活への貢献を実感しやすいモノの開発に携わりたいのであれば、家電製品や電子機器が候補になります。スケールの大きな仕事に携わりたいのであれば、プラントやダムのような大規模な設備が選択肢として考えられますよ

イメージ例
  • 人の生活への貢献を実感しやすいモノ
    →家電製品、電子機器
  • スケールの大きなモノ
    →建築物、生産設備、大型機械
  • 最先端技術に触れられるモノ
    →半導体、電子回路
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設計開発職で何をやりたいのかを明確にし、それを実現するにはどんなモノが最適なのかを考えてみてくださいね。

ステップ③必要なスキルや知識に興味が持てるかをリサーチする

専門性の高い設計開発職では、働き始めてからも学び続ける姿勢が求められます。関心のないことを学び続けるのはモチベーションの低下につながるため、必要なスキルや知識に興味を持てそうか考えておきましょう。

必要なスキルや知識を調べる方法
  • 求人情報を確認する
  • 企業ホームページで調べる
  • 社員インタビューを参考にする

おすすめは社員インタビューを参考にする方法です。実際に設計開発職として働く社員の人のリアルな声は、必要なスキルや知識はもちろん、業務の実態や職場環境を把握するのにも役立ちます。

ステップ④職種以外の希望条件も整理して求人を選ぶ

「設計開発職に就きたい」という条件だけでは、選択肢が多すぎて求人を絞り込むのが困難です。効率的に探していくために他の希望条件も整理しておきましょう

希望条件の例
  • 勤務地
  • 通勤手段
  • 給与
  • 雇用形態(正社員、契約社員など)
  • 転勤の有無、頻度
  • 働き方(テレワーク、フレックスタイム制など)
  • その他自分が求める福利厚生

ただし、条件が多すぎても求人探しは行き詰まりやすくなります。すべての条件に完璧にマッチする求人を見つけるのは難しいため、何を特に重視するのか優先順位を考えておきましょう。

4つの頻出質問別に解説! 設計開発職に就くための4つの必須対策

設計開発職に就くための4つの必須対策

研究開発職に比べると学部卒でも目指しやすいものの、それでも就職は簡単ではありません。設計開発職として活躍するには、まず厳しい選考を突破する必要があります。

そこで、エントリーシート(ES)や面接での頻出質問別に対策のポイントを紹介します。選考突破の可能性を高めるため、ポイントを意識しながら入念な対策を進めていきましょう。

①自己PR:過去の経験の活かし方とこれからの成長性を軸にする

自己PRは、応募者の人柄や強みから企業との相性を見極めるための質問です。志望先の設計開発職の仕事内容に沿ったアピールをすることで、採用価値を見出してもらいやすくなります。

自己PRを考える際のポイント
  • アピールポイントは1つに絞る
  • 志望先の仕事内容に沿った強みをアピールする
  • 強みを発揮したエピソードを盛り込む
  • 入社後の活かし方を伝える

自己PRは、志望先の仕事内容との関連性が大切です。魅力的な強みがあったとしても、「仕事内容との関連性が薄い」「再現性がない」ようではアピールに欠けてしまいます。

入社後のどんな業務や場面で強みを発揮できるのかを伝え、自分の活躍を企業にイメージしてもらうことがポイントになりますよ。

学業やおこなってきた研究の自己PRにするコツはこちらの記事でも解説しています。

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②志望動機:設計開発職のなかでも志望先が良い理由を明らかにする

志望動機は、応募者の入社意欲や、企業の方向性とのマッチ度を測るための質問です。企業はただ能力が高いだけでなく、できるだけ長く貢献してくれる人材を求めています。そのため、具体的な志望動機で設計開発職への思いを伝える必要がありますよ。

志望動機を考える際のポイント
  • 設計開発職に就きたい理由を明確にする
  • 根拠となるエピソードを盛り込む
  • 他社との差別化を図る

志望動機では、「設計開発職に就きたい理由」と「志望先を選んだ理由」の2点を明確にすることが大切です

どの業界にも、同じ製品を取り扱うライバル企業が存在します。複数の就職先があるなかで、なぜ志望先の設計開発職を選んだのかを明確にしておくことが、志望動機作成のポイントです。

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面接を突破する志望動機の書き方はこちらの記事で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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③キャリアプラン:志望先で成し遂げたいことをゴールに設計する

キャリアプランは、将来的になりたい姿や成し遂げたいことに関する質問です。応募者の将来設計と企業のビジョンが合っているかを確認するため、ESや面接での頻出質問となっています。

ポイントは、企業理念や経営方針との相性を意識することです。明確なキャリアプランを描けていたとしても、志望先での実現が難しければ、ミスマッチと判断され採用を見送られる可能性があります。

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ただ自分が成し遂げたいことを一方的に伝えるのではなく、志望先の方向性と合っているかをきちんと確認しておきましょう。

キャリアプランの考え方についてはこちらの記事を考にしてください。

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④逆質問:設計開発職として活躍したい熱意を伝えるために活用する

面接では「最後に言いたいことはありますか」「何か質問はありますか」などと逆質問の時間を設けるケースがあります。最後の一押しができるように、事前に質問内容を考えておきましょう

逆質問の例
  • 「御社の設計開発職はどんな点に特徴がありますか」
  • 「設計開発職の仕事でやりがいを感じる場面を教えてください」
  • 「御社で仕事をするうえで、心得ておくべきことはありますか」
  • 「御社の社風は〇〇だと伺いました。それを実感するような場面・取り組みがあれば教えてください」
  • 「これからの設計開発職に求められる役割やスキルを教えてください」

逆質問は、面接の段階に応じて内容を変えるようにしましょう。面接官の立場に沿った質問をすると、的確な回答を得やすくなりますよ。

集団面接で役立つ逆質問についてはこちらの記事で解説しているので、選考フェーズに集団面接が含まれる人はぜひチェックしてください。

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これで差を付けよう! 設計開発職の選考を突破する2つのコツ

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就活生

どうしても設計開発職に就きたいのですが、他に対策できることはないですか?

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キャリアアドバイザー

専門性の高い職種なので、スキルを磨くことで志望度の高さをアピールすることができますよ。

設計開発職を目指すのに必須のスキルや資格はありませんが、持っているとアピールポイントになります。他の応募者と差別化を図って選考を有利に進めるためにも、時間に余裕のあるうちから、スキル磨きや資格取得にチャレンジしてみましょう。

製品に関する基礎知識に加え、開発に用いる機械やシステム、プログラミングなどの実践的な知識があると、活躍を企業にイメージしてもらいやすくなりますよ。

希望する製品の設計開発職で求められるスキルを磨く

取り扱う製品によって求められるスキルは異なります。「どんな製品を扱う設計開発職を目指したいのか」をイメージできたら、そこで求められるスキルを調べ、意識的に磨いていきましょう。一例として、組み込みエンジニアに求められる主なスキルを紹介します。

組み込みエンジニアに求められる主なスキル
  • プログラミングスキル
  • セキュリティに関する知識
  • ハードウェアやソフトウェアの知識
  • マイクロコントローラの知識
  • AIやIoTの知識
  • 英語力(海外企業の製品を扱う場合)

設計開発職では目に見えるハードスキルのほか、「スケジュール管理能力」や「コミュニケーション能力」のような目に見えないソフトスキルも必要になりますよ

コミュニケーション力を効果的にアピールするための言い換え表現はこちらの記事で確認してください。

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資格取得やインターンへの参加によってアピールポイントを増やす

自分の能力を客観的に証明できる資格・経験があると、ESや面接の回答に説得力が生まれます。関連資格の取得にチャレンジしたり、インターンシップに参加したりしてアピールポイントを増やしましょう

以下のような資格を持っていると、設計開発職の仕事に活かせますよ。

インターンへの参加は選考でのアピールポイントを増やすだけでなく、自分と設計開発職の相性を確認できるメリットもあります。

実際に働いてみるとイメージと異なるケースは多々あるため、「自分の性格やスキルとマッチするのか」「やりがいを感じられそうか」などをインターンで確認しておきましょう。

そのほかの理系学生におすすめの資格はこちらの記事で確認してください。

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高橋 宙

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仕事としての設計開発の現実を知ることができる

設計開発職など専門スキルが必要となる職種においてインターンは非常に重要です。なぜかというと、実際の仕事の現場で求められるものがどういうものかを体感できるからです。

たとえば、設計開発職には機械工学や電子工学、情報科学等の専門知識が必要ですが、実際の開発現場ではチームでプロジェクトを進めるため、非常に高度なコミュニケーション能力が求められます。「機械を触るのは好きだけど人と話すのは苦手」という人は、こうした複数の人間がかかわって仕事を進めることにストレスを感じるかもしれません。

また、仕事には必ず納期が存在します。自分のペースで仕事ができるわけではなく、そのような環境も乗り越えられるかどうかも大切です。さらに設計開発は自分の好きなものを作るのではなく、顧客のニーズに答えたり、会社が求めるものを開発しなければならないということも忘れてはいけません。

このように、現実に仕事として設計開発をするとはどのようなことか、というのを経験することができるのがインターンなので、自分がその分野でやっていけるかどうかを見極めるためにとても大切です。

後悔しないために! 設計開発職を目指すなら押さえておきたい3つの注意点

設計開発職は働く魅力の多い仕事ですが、大変な面も少なからずあります。良い点ばかりに目を向けて就職してはイメージとの違いに苦しむ可能性があるため、大変な面を受け入れられるのかをよく考えておきましょう。

設計開発職を目指す際の注意点を3つ紹介します。魅力と大変な面の両方に着目しながら、自分が設計開発職に向いているのか確かめてみてくださいね。

①トラブル対応や短納期などハードな働き方になるケースもある

設計開発職の仕事は、納期に沿って進めるのが基本です。自分のペースよりも納期を優先する必要があるため、プレッシャーと不安を感じやすい点に注意しましょう。

繁忙期やトラブル発生時には、休日出勤や時間外労働の必要性が生まれることも考えられます。ハードな働き方になるケースもあるため、身体面はもちろん、精神面での体力も必要になります

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モノづくりの根幹に携われる点や、高収入を狙いやすい点は魅力ですが、そのぶん仕事が忙しい傾向にあることを理解しておいてくださいね。

②技術の進歩に合わせて常に知識にアップデートが求められる

設計開発職が活躍する業界は変化が激しい傾向にあります。古い知識だけでは最新の開発環境に適応できない可能性があるため、常に勉強し続ける姿勢が求められるのです

変化の激しさは、仕事に新鮮さや刺激を求める人にとっては魅力になりえますが、常にアンテナを張り続けなければならないことにストレスやプレッシャーを感じる人もいるでしょう。

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「継続して勉強するのが苦手」「職場環境や仕事内容の変化を好まない」といった人は、設計開発職の働き方が自分に合うか慎重に考えてみましょう。

③業務範囲が広くやることが多い

設計開発職の仕事は図面作成だけではありません。関連部門や顧客との打ち合わせ、現場調査、計算書・見積書・報告書の作成、トラブル対応なども仕事内容に含まれます

図面の設計だけをやりたくて設計開発職に就いた場合、思いのほか業務範囲が広く、大変に感じる可能性がある点に注意しましょう。

業務範囲は、企業の規模によって異なります。一般的には、部門が細分化されている大企業ほど一人ひとりの業務範囲が狭く、従業員の数が少ない中小企業ほど幅広い業務を任される傾向にあります。

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設計開発職を目指す際は企業の規模にも着目し、入社後にどのような業務まで担当するのかを確認しておきましょう。

設計開発職についてよくある質問に回答!

設計開発職は業務の幅が広い職種なだけに、疑問が尽きない人は多いと思います。設計開発職について就活生からよく寄せられる質問や疑問について回答していくので、理解を深めるのに役立ててくださいね。

設計開発職はどんな仕事をするのですか?

企業が取り扱う製品の図面作成が主な仕事です。図面作成といっても常にデスクに向き合っているわけではなく、営業職や研究開発職との打ち合わせ、図面をもとにした現場作業員への指示なども業務に含まれています。

また、計算書・見積書・報告書の作成や、顧客からの電話対応のような地道な業務も設計開発職の仕事です。設計開発職の仕事といえば図面作成のイメージが強いと思いますが、それ以外にも幅広い業務を担当しています。

設計開発職が向いている人のタイプを教えてください。

主体的に物事に取り組む「行動力」を備えた人が向いている傾向にあります。設計開発職は技術の進歩に合わせて知識のアップデートが必要な仕事です。最新の開発環境に適応するため、現状に満足せずに学び続ける姿勢が求められます

また、設計開発職では複雑な機械やシステムを扱うため、仕事を進めるうえでトラブルが発生することも少なくありません。トラブルの原因をいち早く特定し、適切な解決策を見出す「課題解決力」も設計開発職に求められる能力のひとつです。

設計開発職としてどの業界で活躍したいのかを具体的にイメージして対策しよう

一口に設計開発職と言っても、活躍業界や取り扱う製品は多岐にわたります。業界・製品が異なれば求められるスキルにも違いがあるため、まずは「どの業界でどんなモノの設計開発に携わりたいのか」をよく考えてみましょう。

選考を突破して設計開発職に就くには、自己PR・志望動機・キャリアプラン・逆質問の4つの対策が肝心です。「なんとなくなりたい」ではなく、設計開発職として活かせる強みや成し遂げたいことを明確にしておいてくださいね。

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