目次
- ゲーム業界の志望動機は「好き」を深掘りして差別化を図ろう!
- まず確認! そもそもゲーム業界はどんな業界?
- 志望動機を作るために押さえておきたいゲーム業界の3つの課題
- ①慢性的な人手不足
- ②少子化への対応と海外進出
- ③ゲーム以外のコンテンツとの競争激化
- 超重要! ゲーム業界の志望動機で必ず押さえたい3つの鉄則
- ①「ゲームが好き」はほかの人も考えるので差別化が必須
- ②ハードやソフトなど志望先の強みを理解する
- ③ほかの業界ではできない「ゲーム業界だから」を意識する
- 志望動機に盛り込もう! ゲーム業界で求められる5つの要素
- ①ゲームに対する情熱
- ②最新のトレンドを追う感度
- ③IT関連の知識やスキル
- ④デザインに関する知識やスキル
- ⑤連携してゲームを作るコミュニケーション能力
- 職種別に解説! ゲーム業界の志望動機の例文6選
- ①制作企画
- ②デザイナー
- ③エンジニア
- ④サウンド
- ⑤デバッガー
- ⑥営業・プロモーション
- ゲーム業界の志望動機にはゲーム作りの何に自分の強みを活かせるかを盛り込もう
- 好きの理由を深掘り! ゲーム業界の志望動機を作る5つのステップ
- ステップ①自己分析で自分の強みと活かせるスキルを洗い出す
- ステップ②ゲーム業界を志望するきっかけとなったエピソードを振り返る
- ステップ③志望先企業でなければいけない理由を洗い出す
- ステップ④志望企業で自分の強みをどう活かせるかを整理する
- ステップ⑤ゲーム業界で働くうえでの目標やキャリアビジョンを描く
- これでは落ちる可能性あり? ゲーム業界の志望動機でよくある失敗例
- ①「ゲームが好きだから」だけに終始してしまっている
- ②その企業でなければいけない理由がない
- ③自己中心的な内容が多い
- ゲーム業界の志望動機は具体的なエピソードを交えて好きを仕事にしよう!
ゲーム業界の志望動機は「好き」を深掘りして差別化を図ろう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から、
「ゲーム業界に就職したいのですが、志望動機を書くコツはありますか?」
「ゲーム業界の志望動機には何を盛り込めば良いですか?」
といった質問を受けることがあります。ゲーム業界は好きなことを仕事にできる一面もあり、「就職したい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ただ、「好き」という思いだけではほかの人と差別化が難しくなります。そのため内定を獲得するにはゲーム業界でどのような仕事をしたくて、自分のどの強みを活かせるかを志望動機でアピールする必要がありますよ。
この記事では、ゲーム業界の志望動機の作り方やライバルと差別化するためのポイントについて解説していきます。例文も紹介するので、自分独自の志望動機を作れるように参考にしてください。
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まず確認! そもそもゲーム業界はどんな業界?
- ゲーム機:任天堂のNintendo Switch、SONYのPlayStation
- ゲームソフト:スクウェア・エニックスのドラゴンクエスト
- アーケードゲーム:バンダイナムコの太鼓の達人
- オンラインゲーム:Pearl Abyssの黒い砂漠
まず、ゲーム業界がどのような業界なのかを把握していきましょう。ゲームを作るメーカーはおもに4つの種別に分けられます。
アーケードゲームは、ゲームセンターに設置されているゲーム機です。家庭用ゲーム機と同じソフトのほか、音楽ゲームやクレーンゲームなど、さまざまな種類が開発されています。
オンラインゲームは、インターネットを利用して遊ぶゲームです。インターネットの高速化やスマートフォンの普及、高機能化にともなって成長しているジャンルです。eスポーツとして、国際大会も開かれるなど広がりを見せています。

キャリアアドバイザー
ゲーム業界がどのような業界なのかは、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。具体性のある志望動機を書くためにもあわせて目を通しておきましょう。
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志望動機を作るために押さえておきたいゲーム業界の3つの課題


就活生
ゲーム業界で働いてみたいと興味はあるのですが、仕事が大変でないか不安もあります。

キャリアアドバイザー
そうですね、ゲーム業界に限らず仕事は困難に直面することもあります。まずはゲーム業界がどのような課題を抱えているのか、理解を深めていきましょう。
ゲーム業界には「楽しい」「おもしろい」といったポジティブなイメージもあるかもしれませんが、就職を目指すうえでは課題にも目を向ける必要があります。課題を理解したうえで志望していることを示せば、より強い熱意を示すことにもつながりますよ。
ここからは、志望動機を作るために押さえておきたいゲーム業界の課題について解説していきます。
①慢性的な人手不足
ゲーム業界は慢性的な人手不足という課題があります。常に最先端の技術や知識を追い求めている企業が多いため、若手の育成が追いつかない側面があるからです。
大手のゲームメーカーは毎年のように職種ごとの新卒採用を実施して、社内の研修や教育制度も整えていますが、中小の場合はそこまで手が回らないこともあります。少数精鋭で、実績のある経験者のみ採用するという中小メーカーも少なくありません。

キャリアアドバイザー
大手で研修制度などが整っているところで成長するか、忙しくても中小で仕事の量をこなしてスキルを磨くか、自分で基準を定めるのも企業に合わせた志望動機を作るために大事ですよ。

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ゲーム業界は人手不足だからこそ就職のチャンスがある一方、働く環境は慎重に見極める必要があります。人手不足の理由として業界拡大による需要増加もあれば、過酷な労働環境での離職率の高さが影響している場合もあるためです。安易に飛び込むのではなく、企業の実態をしっかり確認しましょう。
大切なのは、自分にとって避けたい要素を明確にしておくことです。人によっては給料は少なくてもとにかく残業が少ないほうが良いという人もいれば、仕事が忙しく残業があっても成長できるので問題ないが、その分残業代がきちんと出て給料に反映されることが大事だと考える人もいます。
このように、何が自分にとっての「ブラック」となるかは人それぞれなので、まずは自分の考えを明確にしたうえで、そのポイントに焦点を当てて企業研究をしていくようにしましょう。
②少子化への対応と海外進出
ゲーム業界には、「国内の少子化にどう対応するか」「海外にどう市場を広げていくか」という課題もあります。
近年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で外出自粛などがあり、2020年以降にゲーム市場が急拡大しました。ファミ通ゲーム白書2024によると、2023年の国内ゲーム市場は前年比4.6%増の2兆1255億円と好調を維持しています。
しかし、2022年にはゲーム人口が微減となるなど、ゲームで遊ぶ人の数は頭打ちともいえる状況に直面しています。日本の人口減や少子化などから大幅にゲーム人口を増やすのは難しく、各メーカーは拡大する海外市場を狙って試行錯誤しています。

キャリアアドバイザー
グローバル化の流れのなかで、英語を活かしたい、国際的なビジネスにかかわりたい学生にとってもゲーム業界は選択肢となりえますね。
③ゲーム以外のコンテンツとの競争激化
ゲーム以外のコンテンツとの競争激化もゲーム業界が直面している課題です。スマートフォンで手軽にゲームがプレーできるようになり市場を広げた一方で、スマホでほかのコンテンツを楽しむ人も多いからです。
- テレビ番組
- 映画
- ドラマ
- 音楽
- 動画配信サイト
- テーマパーク
- スポーツ観戦
ゲームはアミューズメント産業やレジャー産業の一つでもあるため、ほかのエンターテインメントと競合関係にあります。
新型コロナウイルスが落ち着いてテーマパークやスポーツ観戦など外出をともなうレジャーが復調していることや、動画配信サービスの多様化などによってゲーム業界との競争が激化しています。

キャリアアドバイザー
競争は激しくなっていますが、外出する人が増えてアーケードゲームの需要が戻るなどチャンスが広がっている部分もありますよ。
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超重要! ゲーム業界の志望動機で必ず押さえたい3つの鉄則


就活生
ゲーム業界の志望動機をどう書いたら良いのかわからないです……。

キャリアアドバイザー
最初から完璧を目指す必要はありません。まずは、ゲーム業界の志望動機を作るうえで押さえておきたいポイントから理解していきましょう。
ゲーム業界の志望動機を作成するうえでは、必ず押さえておきたい鉄則があります。これを理解していないと、ほかの人と同じような内容やほかの業界との違いが見えにくい志望動機になってしまう可能性がありますよ。
採用担当者へあなたの熱意を効果的にアピールするために、この先で解説する内容をしっかり押さえておきましょう。
①「ゲームが好き」はほかの人も考えるので差別化が必須
ゲーム業界の志望動機を作成するうえでは「ゲームが好きだから」という理由だけでは熱意が伝わりにくくなると思っておきましょう。ゲーム業界を志望する学生の多くは「ゲームが好き」なので、オリジナリティを出して差別化をする必要があります。
志望動機にオリジナリティを持たせるために、なぜゲームが好きなのか、どのようなきっかけでゲームが好きになったかなど、自分にしかない経験を深掘りして伝えることが重要ですよ。

キャリアアドバイザー
企業が必要としているのはゲームが好きという思いに加えて、企業に貢献してくれる人材です。熱意と同時に自分が会社に利益をもたらすことができると、論理的に伝えることを意識しましょう。

キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
好きなことを仕事にしようとする場合は、事前にメリットと注意点を理解しておきましょう。好きなことを仕事にするメリットとしては、仕事が仕事ではなく趣味の延長となるような感覚で没頭して取り組め、大きな成果を上げやすくなることが挙げられます。
注意点としては、好きなものにかかわってはいても、仕事として好きではない業務をこなす場面もあるということです。「好きなものにかかわるとはいえ、どのような業務でもやりがいを感じて働けるのか」ということを深く考えておきましょう。
たとえばゲーム業界だからといって、直接ゲームにかかわる仕事ができるとは限りません。ゲームを作り出すプログラマーのほかに、ゲームという商品を使って利益を上げるために働く営業や事務など、さまざまな仕事があります。自分にとってどのような状態がやりがいを感じるのかを明確にしておかなければ、好きなものにかかわっているのになぜか楽しく働けないということにもなりかねません。
好きなことを仕事にする方法についてこちらの記事でも紹介しています。あわせて参考にしてくださいね。
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好きなことを仕事にする方法4選|「好き」の具体化が適職発見の近道
好きなことを仕事にすることは可能です。ただ、そのことのメリット・デメリット両面の理解が大切です。この記事ではキャリアアドバイザーが好きなことを仕事にするための方法から、その注意点までを解説します。理想をかなえる就活の役に立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてくださいね。
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②ハードやソフトなど志望先の強みを理解する
ゲーム業界の志望動機を作るうえでは、ハードやソフトなど志望先の強みを理解することが重要です。志望先の強みを理解して、それに自分の強みをリンクさせることで企業に貢献できる人材であるという説得力を高めることができるからです。
- 携帯型ゲーム機でトップのシェアを占める
- 長期的なシリーズのヒット作がある
- スマホゲームで急成長している
たとえば、ハードに強みを持っている会社なのにソフト開発に取り組みたいことをアピールすると、企業に的外れな印象を残してしまう可能性があります。企業研究を深めて、志望先の理念や経営方針を把握することは、志望動機作りに欠かせません。

キャリアアドバイザー
志望先の強みを盛り込むことは「自社についてしっかり調べている」と企業からの評価を高めることにもつながりますよ。
企業の強みを把握するためには、徹底した企業研究が欠かせません。企業研究の方法についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしながら志望企業への理解を深めましょう。
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就活の成功は企業研究が鍵! コツを押さえた6ステップで内定獲得へ
就活では企業研究により自分に合う企業を見つけ、説得力のある志望動機を作成することで内定に近づきます。この記事では企業研究の目的、おすすめの方法、注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 具体的な活用方法も紹介するので、ポイントを絞ったアピールで周囲と差をつけましょう!
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③ほかの業界ではできない「ゲーム業界だから」を意識する
志望動機を作るうえでは、なぜゲーム業界でなければならないのかを明確にすることも大切です。
この点があいまいなまま志望動機を作成すると、採用担当者から「ほかの業界でも良いのでは」「本当にやりたいことはゲーム業界にあるのだろうか」と疑問を持たれてしまう可能性があるからです。
たとえば、「人を楽しませたい」という志望理由の場合、テーマパークやイベント運営などほかの業界でも通用する内容になってしまうことがあります。ゲームのどのような特色を活かして人を楽しませたいかというように、ゲーム業界ならではの志望理由を考えることが重要です。

キャリアアドバイザー
人を喜ばせたいなど、ほかのエンターテインメント業界に通じる志望理由になることもありますが、それをゲームでどのように達成するかを考えることがゲーム業界だけの志望動機を作るヒントになりますよ。
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志望動機に盛り込もう! ゲーム業界で求められる5つの要素


就活生
ゲーム業界は人気があってライバルが多そうな気がして不安です。

キャリアアドバイザー
たしかにゲーム業界は人気がありますね。だからこそ、ライバルと差をつける志望動機が大切ですよ。

就活生
どうすればライバルと差がつく志望動機にできるのでしょうか?

キャリアアドバイザー
大切なのは、ゲーム業界で働くうえで重要な要素を意識することです。志望動機に盛り込むことで、あなたの魅力をより引き立たせることができますよ。
ゲーム業界の志望動機を作成するうえでは、ゲーム業界で求められやすい要素を持った人材であることをアピールすることも大切です。
ここからは、ゲーム業界で求められる5つの要素について解説していきます。自分の強みやスキルを把握したうえで企業に貢献できることを示すために、どの要素を自分の志望動機に盛り込めそうか考えながら見ていきましょう。
①ゲームに対する情熱
ゲームに対する情熱は、ゲーム業界で働くうえでは欠かせません。「好き」という強い思いは、より良いゲームを作り出したりアイデアを生むうえでの活力になるからです。
自分が好きなゲームソフトに携わりたい、ゲームのヒット作を生み出したいといった情熱は、仕事をするための原動力となります。好きなゲームに情熱を傾けて熱中している時間が長ければ、仕事にやりがいを感じられる瞬間も多くあるはずです。

キャリアアドバイザー
「好きこそものの上手なれ」という言葉もあるように、好きという思いや情熱は成長意欲に結びつけることもできますよ。
②最新のトレンドを追う感度
ゲーム業界では最新のトレンドを追う感度も求められます。ヒットするゲームを生み出すには、ゲーム以外の流行も取り入れていく必要があるからです。
- アニメのヒット作や絵の作風 → アニメを原作にゲーム化する際に役立つ
- 流行っている音楽やファッションなどの知識 → ゲームの世界観のアイデア作りに役立つ
企業はおもしろいゲームを作るために斬新なアイデアや発想力を求めるので、流行への感度が高いことや情報収集力があることはアピールポイントとなりますよ。

キャリアアドバイザー
普段からニュースを見たり、多様なカルチャーに触れて情報収集をしておく習慣をつけておきましょう。
③IT関連の知識やスキル
ゲーム業界で働くうえではIT関連の知識やスキルも必要になります。直接ゲーム作りにかかわるクリエイターにプログラミングの技術が求められるのはもちろん、マーケティングなどの技術職以外の場合でもチームでプロジェクトを進めていくための共通知識が求められます。
IT関連の資格を取得してアピールするのも手段の一つです。

キャリアアドバイザー
プログラミング言語はJavaやPythonなど、種類に応じてゲーム機向きやスマホ向きなど分かれるので、志望先の事業内容に合わせて身に付けることが大事ですよ。
基本情報技術者については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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④デザインに関する知識やスキル
ゲーム業界ではデザインに関する知識やスキルも重要です。ゲームの魅力を高めるために、特にディレクターやプランナー、デザイナーには不可欠と言えます。
デザイナーはキャラクターのデザインや背景など、美術的な部分にかかわります。それ以外の職種でも、ディレクターやプログラマーが改善を提案する場合など、デザインについての知識があると意思疎通がスムーズになります。
⑤連携してゲームを作るコミュニケーション能力
ゲーム業界での志望動機では、連携してゲームを作るコミュニケーション能力のアピールも重要な要素となります。ゲームはいくつもの職種の人がかかわって、チームプレーで作り上げるものだからです。
そのため、志望動機にもほかの人と力を合わせて何かを成し遂げたエピソードを盛り込むのが効果的です。
- チームスポーツのキャプテンとしてまとめた
- 文化祭の実行委員として来客対応をした
- サークルの渉外担当として学生とOBのつなぎ役となった
- カフェのアルバイトで顧客の好みを聞いて合うコーヒーを提案してきた

キャリアアドバイザー
ゲーム業界では人の話を聞くコミュニケーション能力に加えて、より良いゲームを作るために相手の意見を尊重する協調性も大事な要素となりますよ。

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
あらゆる職種・業界においてコミュニケーション能力などのソフトスキルは必須です。いくらプログラミングスキルなどのハードスキルがあっても、ソフトスキルがない人は同僚と協力したり、顧客と良い関係を築けないという印象につながる可能性があります。
ゲーム業界においても、たとえプログラマーだとしてもソフトスキルは必須です。特に論理的思考力やコミュニケーション能力は大切で、ここがなければ選考を突破するのは難しくなります。知識や経験が不十分な新卒においては特にこの部分のアピールをしっかり意識しましょう。
一方、中途採用については「業務経験がある」ということがソフトスキルがあることの一定の証明ともなります。そこは大前提として、即戦力としてのハードスキル、つまり業務に直結するスキルや経験がどれくらいあるかが合否を分ける要素になりますよ。
ゲーム業界の志望動機のなかにコミュニケーション能力の高さを盛り込みたい場合は、こちらの記事を参考にして内容を組み立てていきましょう。
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志望動機がまとまらない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ!
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職種別に解説! ゲーム業界の志望動機の例文6選

就活生
志望動機はどのように書けば良いのか例文を見てみたいです。

キャリアアドバイザー
たしかに実際の文章があった方がイメージを膨らませやすいですよね。職種ごとの例文を紹介しますね。
ここからは、ゲーム業界の職種別に志望動機の例文を紹介していきます。職種ごとに求められるスキルや人物像といった盛り込むと良いポイントについても解説するので、興味がある職種と自分が合うかどうかも参考にしてください。
①制作企画
私が貴社を志望するのは、大学の文化祭の実行委員長を担った際、人を楽しませることの喜びを強く感じたからです。この経験を、今度はゲーム作りに活かしたいと思っています。
私の大学の文化祭は期間を通じて数万人の来場者があり、規模が比較的大きなものでした。その実行委員長を務めるなかで、協賛企業との交渉やゲスト出演者との打ち合わせなど、調整すべきことが数多くありました。1年近くを準備に費やし、ときには仲間とぶつかることもありましたが、文化祭が開幕してお客さんが楽しんでいる姿を目にしたときは何物にも変えがたい喜びがありました。
その活動で培った企画力や交渉力を、自分が小さい頃から好きなゲームの制作企画の仕事に活かしていきたいと考えております。
- 周囲と連携して何かを作ったり成し遂げた経験
- アイデアを形にしていく力

キャリアアドバイザー
制作企画の志望動機には、周囲と連携して何かを作ったり成し遂げた経験やアイデアを形にしていく力を盛り込むのがおすすめです。
企画職については、こちらの記事でより詳しく解説しています。興味のある人は参考にしてください。
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②デザイナー
私が貴社のデザイナー職を志望するのは、美大で学んだ日本画の技術をゲーム制作に活かしたいと思うからです。
貴社のゲームキャラクターの特徴として、絵の繊細さがあると思います。その繊細さや描写の細かさは私が学んできた日本画と通じる部分があり、技術的にも役立つ部分が多いと感じております。
また、貴社のゲームを実際にプレイしてきて魅力を知っているからこそ、今度は自分が作り手になって細部にこだわった作品を手掛けたいという思いがあります。
- 絵やイラストを学んできた経験
- 丁寧さや根気強く取り組む力

キャリアアドバイザー
絵やイラストを学んできた経験、丁寧さや根気強く取り組む力を盛り込むと、ほかの候補者と差別化することができますよ。
デザイナーの仕事に興味があり、より詳しく知りたいという人はこちらの記事を参考にしましょう。
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③エンジニア
私が貴社を志望するのは、「常に革新的なゲームの追求」という企業理念に共感するからです。
私は大学の工学部でプログラミングを専攻しています。進学した理由は、自分が小さい頃から好きなゲームの分野で、まだ誰もプレイしたことがない斬新なものを作りたいという夢があるからです。実際に大学の課題でゲーム作りにも取り組んできました。
貴社は理念に基づいて他社とは違うゲームを世の中に発信し続けていると思います。特に注目されているVRゲームにも力を入れており、今後大きな成長が見込まれる領域なので、私もそこにチャレンジしていきたいと考えております。
- プログラミングなど活かせる具体的なスキル
- ほかの人のアイデアを尊重して形にする力

キャリアアドバイザー
エンジニアの志望動機には、プログラミングなど活かせる具体的なスキルを盛り込みましょう。また、ほかの人のアイデアを尊重して形にする力もアピールできるとなお良いです。
特にエンジニアの仕事に興味がある場合は、こちらの記事を参考にして職種への理解を深めましょう。
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志望動機で企業理念について盛り込む場合は、こちらの記事もあわせて参考にしてくださいね。
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④サウンド
私が貴社を志望するのは、これまで学んできた音楽の知識をゲームの世界観で活かしたいと思うからです。
私は音大で舞台芸術を学んでいます。舞台ではその場面ごとに相応しい音楽を考え空間を演出していきます。ゲームもドラマや映画のように、流れる音楽によってプレイする人の感情が動かされるものだと思います。場面に合う音楽が何かを考え、形にしてきた経験が私が好きなゲームの制作現場でも活かせると考えております。
また、舞台を多くの人と協力しながら作り上げてきた経験が私の強みでもあり、貴社の業務のなかで貢献できる点だと考えております。
- 作曲や編曲など音楽関連のスキルや知識
- 試行錯誤しながら何かを作り上げた経験

キャリアアドバイザー
サウンド制作者として活躍するには、作曲や編曲など音楽関連のスキルや知識が欠かせません。また、試行錯誤しながら何かを作り上げた経験は大きなアピールポイントになりますよ。
⑤デバッガー
私が貴社を志望するのは、質が高いゲームを世の中に送り出すことをミッションとしている点に共感し、デバッガーになりたいからです。
私は出版社の校閲のアルバイトをしていて、本や雑誌の誤字脱字を見つける仕事に取り組んでいます。もともと細かい作業が得意な面もありますが、見逃しがないよう独自のチェックリストを作るなど工夫することで、間違いを見つけた回数がバイトの学生のなかで6カ月連続トップを記録しました。
私はこのスキルを、より影響力があり、たくさんの人が喜んでくれる仕事で活かしたいと考えております。一つの物事に集中してきめ細やかな対応ができる強みを発揮して、貴社のゲームの品質向上に貢献したいと考えております。
- 細かな仕事をコツコツ続けられる忍耐力
- 人の役に立つことを喜びに思う気持ち

キャリアアドバイザー
デバッカーとして活躍するためには細かな仕事をコツコツ続けられる忍耐力が必要になるため、積極的にアピールしましょう。人の役に立つことを喜びに思う気持ちをアピールすることも大切ですよ。
⑥営業・プロモーション
私が貴社を志望するのは、営業として貴社のゲームをより多くの人に届け、喜んでもらいたいと思うからです。
私は大学でボランティアサークルの代表を務めています。その役割を通して、ボランティアを必要としている団体と学生をつなぐことや、活動当日にスムーズに作業ができるように仲間をまとめることを経験してきました。
老人ホームのボランティアでゲームをしたときに、お年寄りの方々がとても楽しそうにしてくれたのが私がゲーム業界を志したきっかけでもあります。特に貴社では子どもに限らず、老若男女誰でも楽しめるゲーム開発をおこなっている点で、自分が目指したい姿と合致していると思いました。
学生時代に培った行動力やコミュニケーション能力を活かし、貴社の商品をより多くの人に認知・楽しんでもらえるように努めていきます。
- 多くの人とかかわったコミュニケーション能力
- スケジュールの管理能力

キャリアアドバイザー
営業やプロモーションの仕事では多くの人とかかわることになるため、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力が必要です。具体的なエピソードを盛り込みながらそれらをアピールするようにしましょう。
特に営業の仕事に興味がある人は、こちらの記事を参考に選考対策を進めてくださいね。
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ゲーム業界の志望動機にはゲーム作りの何に自分の強みを活かせるかを盛り込もう
ゲーム業界と一括りに言っても、ゲーム機やソフトができるまではさまざまな職種の人が携わっています。
そのため、ゲーム業界の志望動機を作るうえでは、自分がどの職種を目指していて、その職種に求められるスキルは何なのかを把握し、自分の強みをどのように活かせるのかを整理することが重要です。
ゲーム作りの何に自分の強みを活かせるかを盛り込むことで、企業に貢献できる点や採用するメリットをアピールできます。また、それがほかの人との差別化を図ることにもつながりますよ。
ここからは、ゲーム業界の志望動機を作るステップや失敗例を交えた注意点について解説していきます。オリジナリティの高い志望動機を作れるように、一緒に進めていきましょう。
好きの理由を深掘り! ゲーム業界の志望動機を作る5つのステップ


就活生
志望動機に盛り込むべき内容は理解できたのですが、うまくまとめられる自信がありません。

キャリアアドバイザー
一気に全体を書こうとすると難しいので、一つずつ書きたい内容を積み重ねていくと良いですよ。

就活生
具体的にはどうすれば良いのでしょうか?

キャリアアドバイザー
5つの項目を整理していくことでうまくまとめられるので、これから説明しますね。
ゲーム業界の志望動機を作成するうえでは、押し出すべきポイントをしっかりと段階を踏んで整理していくことが大切です。
ここからは、ゲーム業界の志望動機を作るための5つのステップについて解説していきます。ゲームが好きな理由を深掘りして、自分の強みをゲーム業界で活かせることが伝わる魅力的な志望動機を作りましょう。
ステップ①自己分析で自分の強みと活かせるスキルを洗い出す
まず、自己分析を入念にして自分の強みと活かせるスキルを洗い出すことが重要です。強みやスキルを明確に把握できていないと、志望先でどのように貢献できるかわかりやすく伝えられません。
自分の強みやスキルについて、思いつくものを紙に書いたり、スマホやパソコンに打ち込んだりしていくのがおすすめです。書くことで頭の中の考えが可視化されて思考を整理することができますよ。
- 一つの物事に没頭する集中力がある
- ほかの人と協力してものを作るコミュニケーション能力がある

キャリアアドバイザー
強みをリストアップするときには他人に自分の強みを聞く他己分析をすると、気づかなかった視点を得られることもあるのでおすすめですよ。
自己分析のやり方については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
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他己分析の方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしながら効率良く自分自身への理解を深めていきましょう。
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ゲーム業界への就職を目指して選考対策をするなかで「志望動機はどうやって作成すれば良いのだろう」と悩むこともありますよね。この記事では、ゲーム業界の志望動機の書き方やポイントをキャリアアドバイザーが解説します。
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ステップ②ゲーム業界を志望するきっかけとなったエピソードを振り返る
次にゲーム業界を志望するきっかけとなったエピソードを振り返りましょう。エピソードを具体的に伝えたほうが採用担当者に熱意が伝わりやすいからです。
ほかの人とエピソードが被りそうな場合は、具体的にどのゲームが好きで、なぜそのゲームが楽しかったのか、どのようなゲームであれば多くの人が楽しめると考えるのかなど、深掘りしていくようにしましょう。
- 小学生の頃に友達と集まってゲームをするのが楽しくかったから
- 大学で学んだプログラミングをゲームに活かして人を楽しませたいと思ったから

キャリアアドバイザー
エピソードを掘り起こすときには、時間や場所、かかわった人の数、自分の具体的な行動や心情などをできるだけ細かく思い出すことが、相手に伝わりやすくするためにも大事ですよ。
過去のエピソードを深掘りするなら、自分史の活用がおすすめです。自分史の作り方や活用方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
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ステップ③志望先企業でなければいけない理由を洗い出す
次に志望先の企業でなければいけない理由を洗い出しましょう。ほかの企業でも当てはまるものではなく、志望先の企業に合う志望動機を作ることが重要です。
- 手掛けたいソフトがある
- 新製品の開発を重視する経営方針と自分の思考が合致する
- 常に挑戦という企業理念と自分の性格が合致する
企業理念や開発しているハードやソフトには、その企業の特徴がよく表れます。企業研究を深めて志望先の特徴や強みを理解したうえで、ほかの企業ではなくなぜその企業なのかを説明できるようにすることが大切です。

キャリアアドバイザー
志望先の企業のゲームで、まだ自分が遊んだことがないものを試してみるなど、自分の体験を増やすこともその企業を知るために役立ちますよ。
その企業ならではの強みを見つけるには、競合他社と比較するのもおすすめです。競合他社の調べ方についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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ステップ④志望企業で自分の強みをどう活かせるかを整理する
次に志望企業で自分の強みをどう活かせるのかを整理しましょう。自分がやりたい仕事やなりたい職種を考えて、その仕事と自分の強みを結びつけることが大事です。そうすることで、企業側も採用して働いてからの姿をイメージしやすくなります。
- 大学で学んだプログラミングのスキルで即戦力になれる
- 美大で身に付けた絵の技術をデザイナーに活かせる
- ゼミの代表で培ったリーダーシップをディレクターに活かせる

キャリアアドバイザー
具体的なスキルのほかにも、新しいアイデアを積極的に採用しているといった社風や、会社のビジョンからも強みを活かせるポイントが見つかることがありますよ。
ステップ⑤ゲーム業界で働くうえでの目標やキャリアビジョンを描く
最後に、ゲーム業界で働くうえでの目標やキャリアビジョンを描きましょう。目標やビジョンが具体的なほうが志望先からの「長く勤めてくれる」「成長意欲が高い」という評価につながるからです。
- 5年後までにヒット作を手がける
- 10年後にディレクターとして制作全体を指揮できるようになる
- 10年後までに営業としてゲーム機の世界販売台数1億台を達成する
就職前で働いてからの姿をイメージしづらいときは、OB・OG訪問などで働いている人の生の声を聞くとビジョンを描きやすくなりますよ。

キャリアアドバイザー
知り合いにゲーム業界で働いているOB・OGがいない場合は、大学の就職課やキャリアセンターで相談すると名簿があって紹介してくれることもあります。
キャリアプランが思いつかない人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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これでは落ちる可能性あり? ゲーム業界の志望動機でよくある失敗例


就活生
自分にも志望動機がうまく書けそうな気がしてきました。

キャリアアドバイザー
手応えをつかめたようで良かったです。それでは、実際に志望動機を作成するうえでの注意点も押さえてきましょう。
ここからは、ゲーム業界の志望動機でよくある失敗例について解説していきます。失敗例の問題点を理解しないまま書き進め、同じような内容になると落選するリスクが高まってしまいます。
選考を突破するためにも、注意点をしっかり確認してから志望動機を書き始めましょう。
就活で失敗しないための対策については、こちらの記事を参考にしてください。
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①「ゲームが好きだから」だけに終始してしまっている
ゲーム業界の志望動機のよくある失敗例として、「ゲームが好きだから」に終始してしまっていることが挙げられます。好きという熱意は大事ですが、個人的な思いばかりが強調されてエピソードなどの具体的な内容が乏しいというものです。
前提として「ゲームが好き」はほかの人と重なりやすく、差別化が必須です。ゲームが好きだから何がしたいのか、どういったことを実現したいのかを明確にしてくださいね。

キャリアアドバイザー
他人と違う志望動機を作るためには、強みやエピソードは自分独自のもので具体的か、ほかの人とは何が違うかを常に意識しながら書きましょう。
②その企業でなければいけない理由がない
その企業でなければいけない理由がないことも、ゲーム業界の志望動機のよくある失敗例の一つです。ほかの企業にも当てはまる志望理由だと、企業からは自社に対する志望度が高くないように見えるからです。
また、ゲーム業界でありがちなのが有名作品に携わりたいというものです。有名な会社、ゲームタイトルという理由だけだと、企業研究が浅い志望動機になってしまいます。
その結果、採用担当者には「ゲームにかかわる本気度が足りない」と感じられ、落選の原因になる場合がありますよ。

キャリアアドバイザー
もちろん有名作品にかかわりたいという思い自体を志望動機として伝えるのは問題ありません。ただし、なぜかかわりたいのか、入社後はどのようにその作品に貢献したいのかなど、具体性のある内容にしましょう。
③自己中心的な内容が多い
志望動機に自分中心の内容が多いのも、不採用につながる原因になり得ます。自己中心的な内容が多いと、企業への貢献意欲や周囲と協力する姿勢がないように受け取られてしまう可能性があるからです。
- ゲームクリエイターとして有名になりたい
- ヒット作品を生み出してお金を稼ぎたい
好きなゲームに携わる夢をかなえたい、クリエイターとして有名になりたいなど、ゲーム業界で働くうえでの目標は大切です。
しかしそれが前面に出過ぎていると、企業から「自分の利益にしか興味がないのではないか」「会社で周囲との連携はうまくできるだろうか」と疑問を持たれかねません。

キャリアアドバイザー
自己中心的な志望動機にならないためには、自分が採用担当者になったつもりで企業に貢献できる点が入っているかチェックしながら書くのがおすすめですよ。

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
「◯◯が好き」という思いが強すぎると、その考えだけで頭がいっぱいになり、視野が狭くなってしまうことがあります。その結果、相手目線でものを考えられなくなり、上記にあるような自己中心的な自己PRをして内定を逃してしまうことにもなりかねません。
特に自分が強い思いを持っている業界や職種に挑戦する人は、客観性を見失わないため第三者に協力してもらうことが大切です。たとえば応募書類を作成する際、大学のキャリアセンターや就職エージェントなどに添削してもらうことで、自分が気づかなかった視点を教えてもらえることがあります。
また、面接練習なども同様です。自分のアピールが客観的にみて企業から魅力的なものになっているのか、自己中心的になっていないかなどのフィードバックをもらいましょう。話の内容だけでなく、表情や話し方など表現力の部分においても客観的な意見を取り入れるのは重要ですよ。
ゲーム業界の志望動機は具体的なエピソードを交えて好きを仕事にしよう!
ゲーム業界の志望動機は、「ゲームが好き」であることを深掘りして、自分独自の経験や強みを盛り込むことが大切です。ほかの人と何が違うのか、差別化を意識することが人気が高いゲーム業界の選考を突破するカギになりますよ。
あなたにしか言えないオリジナリティのあるエピソードを交えることで、魅力的な志望動機になります。熱意と企業に貢献できる点をアピールして、好きなことを仕事にするチャンスをつかみましょう。
クレーンゲームをオンラインでプレーして景品を獲得できるなど、従来のゲームの種類を超えて新たなゲームやビジネスモデルで事業をおこなっている企業もありますよ。