「実習経験」をアピールする自己PR例文|26卒学生の実例を公開

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり
    中学から大学までバスケットボールに熱中。大学では教員を目指していたものの、自分を見つめ直し新しいことに積極的にチャレンジしたいという思いから就活をスタート。自身も就活ではエージェントを利用していたことで人材業界に興味を持ちポートに入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230308002-05631)
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  • #面接官経験あり
    幼少期からボーイスカウト活動をおこない、大学時代には子供たちを指導する立場を経験。思うように就活を進められなかった自身の経験から、自分と同じようにつらい就活を送る学生を1人でも少なくしたいという思いでポートに入社。主に文系学生の支援を担当。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230215001-05641)
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  • #面接官経験あり#理系学生支援
    大学ではアメフト部のマネージャーとして、練習やチームの運営をサポート。この経験を通して、自身のサポートにより相手が目標を達成する姿を見ることにやりがいを感じ、人材業界を目指す。ポートに新卒入社し、理系学生をメインに支援。キャリアコンサルタント(登録番号23034402)/全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230123001-05662)
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  • #面接官経験あり
    大学時代は、サッカー部のマネージャーとして選手のサポートに取り組む。選手に加えて、監督やコーチ、保護者からも頼りにしてもらうことにやりがいと感じ、多くの人々をサポートできる企業・業界を軸に就活をおこなう。ポートに新卒入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02862)
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目次

  1. 「実習経験」をアピールする自己PRの作り方|アドバイザーが解説
  2. 実習経験別! 内定者の自己PR例文3選
  3. 【内定者例文①教育実習】26卒 熊本大学 出版業界
  4. 【内定者例文②介護実習】26卒 帝京科学大学 介護業界
  5. 【内定者例文③看護実習】26卒 日本福祉大学 介護業界
  6. NG例文|アドバイザー添削付き
  7. ①実習で実務を知り尽くした気になっている
  8. ②ただの実習内容の紹介になっている
  9. ③受け身な印象になっている

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

「実習経験」は、社会に出る前の一歩として非常に価値のある経験です。しかし、ポイントをしっかり押さえて自己PRしないと採用担当者には評価されません。

本記事では、実際に「実習経験」を自己PRの題材にして内定を獲得した26卒学生の例文を紹介。実習経験を正しくアピールする方法を、NG例とともに詳しく解説していきます。

例文について

※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。

「実習経験」をアピールする自己PRの作り方|アドバイザーが解説

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!単なる「感想文」にならないように注意しよう

堀内 康太郎

キャリアアドバイザー

堀内 康太郎

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実習経験は入社後の業務に直結するため、採用担当者に非常に評価されやすい題材です。しかし、だからと言って慢心は禁物。注意すべきポイントをしっかり押さえて自己PRしないと、評価にはつながりません。

たとえば、実習を題材に選ぶ学生の自己PRに非常に多いのが、「○○をしました」「○○と感じました」といった、単なる感想文や報告書になってしまっているもの。これでは自己PRとして少し心もとありません。

なぜなら、企業が実習経験から読み取りたいのは、「あなたが実際の現場で、どのような課題に直面し、どう思考し、どう行動したか」という過程の部分だからです。

厳しいようですが、実習に参加するだけであれば誰でもできます。大切なのは、実習のなかで、どのように強みを発揮したのかということ。「主体性」「傾聴力」「課題発見力」など、実習経験を通して必ずあなたの強みを発揮したエピソードを盛り込みましょう。

最後に、その強みを「入社後にどう活かすか」で結ぶことで、単なる感想文から、入社後の活躍を感じさせる自己PRへと昇華させることができますよ。

実習経験と紐づけやすい代表的な強みについて、効果的にアピールする方法は以下の記事で詳しく解説しています。

主体性:
主体性の自己PRで評価される方法|就活のプロの本音も大公開!
「主体性」の例文|26卒内定者の実際の自己PRを公開

傾聴力:
傾聴力は言い換えが大事! 自己PR作成のポイントや例文を紹介
26卒内定者のESを大公開! 傾聴力の自己PR例文

課題発見力:
「課題発見力」の自己PRを魅力的に伝える方法|企業の印象も紹介

実習経験別! 内定者の自己PR例文3選

【内定者例文①教育実習】
26卒 熊本大学 出版業界

内定者例文(ハイライトはグッドポイント)

私の強みは、相手の状況に寄り添い、自発的に課題解決をサポートする行動力です。この強みは、教育実習で授業についていけない生徒の学習支援に活かされました。

実習中、授業に参加せず図書室へ向かう生徒の存在に気がつきました。私は休み時間に個別で声をかけ、「授業内容が理解できず逃げ出したくなる」という根本的な悩みを引き出しました。

そこで、実習の通常業務外ではありましたが、放課後にその生徒と予習・復習を一緒におこなう時間を設けました。

単に教えるだけでなく、生徒が自ら理解できるような問いかけを意識した結果、図書室へ逃げ込む回数が減り、「授業が楽しくなった」と前向きな言葉をもらうことができました。さらに、放課後に自主学習をする習慣も定着させることができました

この経験から得た、相手の潜在的な課題を見抜き、寄り添いながら解決へ導く行動力を活かし、貴社の〇〇事業においても顧客の真のニーズに応える提案をおこなっていきたいです

キャリアアドバイザーが読み解く!「入社後どう活かせるか」の言語化が最重要

石川 愛

キャリアアドバイザー

石川 愛

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一般企業の選考で「教育実習」の経験を伝えると、必ず採用担当者の脳内には「なぜ教員にならないの?」という疑問が浮かびます。そのため、「教育実習」のエピソードを話す際は、そこでの学びや培ったスキルが、「入社後どのように活かせるのか」をしっかりと言語化することが特に求められます。

この例文であれば、放課後の自主的なサポートによって生徒の気持ちを前向きに改善した経験を、「寄り添いながら解決へ導く行動力」として定義し、それが「入社後の提案業務」に活かせるという流れが論理的でわかりやすいです。

「実習での経験」「そこで得られたスキル」「入社後の活かし方」、これらすべてを可能な限り解像度を上げて伝えることで初めて採用担当者に刺さる自己PRになります。「なぜ教員にならないの?」という疑問が浮かぶ余地を残さないよう伝えることを意識してみてください。

▶「行動力」をアピールする人が参考にしたい記事(クリックして開く)

【内定者例文②介護実習】
26卒 帝京科学大学 介護業界

内定者例文(ハイライトはグッドポイント)

私の強みは、相手の潜在的なニーズを汲み取る観察力と、それに基づいた柔軟なコミュニケーション能力です。

福祉施設での実習において、当初は利用者様との心の距離を縮めることに苦労しました。そこで私は、単なる会話だけでなく、表情や視線の動き、指先の動作など非言語情報を細かく観察することを徹底しました

また、職員から利用者様の生活歴や趣味をヒアリングし、一人ひとりに適した話題選びや接し方を模索しました。その結果、最終日には「あなたで良かった」との言葉を多くの人からもらうことができました

この「利用者様の言葉にされない思いや要望を汲み取った経験」を活かし、貴社においても、利用者様やご家族と深い信頼関係を築き、心から安心していただけるような温かいケアを提供したいと考えております。

キャリアアドバイザーが読み解く!「感謝された」の裏にある工夫を語れるか

北浦 ひより

キャリアアドバイザー

北浦 ひより

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介護実習の経験を伝える際に「利用者とコミュニケーションを取りました」は、少しありきたりな印象です。ほかの学生と差をつけるには、コミュニケーションを取るうえで「どのような工夫をおこなったのか」というプロセスの部分に焦点を当てることを意識しましょう。

この例文は、「非言語情報の観察」や「職員へのヒアリング」といった、具体的なアプローチを明確に言語化できている点が素晴らしいです。入社後も再現性のあるスキルとして高く評価されます。

介護実習の自己PRにおいて、「利用者の方に感謝された」というエピソードで満足してしまう学生が多いですが、採用担当者が知りたいのは「なぜあなたは感謝されるに至ったのか」という過程の部分です。そこまで盛り込むことで初めて、評価される自己PRに仕上がりますよ。

▶介護業界を志望する人が参考にしたい記事(クリックして開く)
▶「観察力」「コミュニケーション能力」をアピールする人が参考にしたい記事(クリックして開く)

【内定者例文③看護実習】
26卒 日本福祉大学 介護業界

内定者例文(ハイライトはグッドポイント)

私の強みは、多角的な視点から相手の背景を理解し、適切な対応を導き出す力です。

私は看護を学ぶなかで、疾患の知識だけでなく、患者様一人ひとりの社会的背景を理解することの重要性に気がつきました。そこで、他学部の講義にも積極的に参加し、認知症の方や障害を持つ方々が抱える生活上の課題について知見を広げました

実際の看護実習では、気難しい態度をとる患者様を担当しました。私は表面的な態度に惑わされず、これまでの学びを活かして患者様の生活や家族背景をカルテや会話から丁寧に紐解きました。

不安の根本原因が「退院後の生活環境」にあると推測し、ご家族も交えた面談を提案・同席した結果、患者様の態度が軟化し、前向きに治療に取り組んでいただけるようになりました

この「多角的な情報から真の課題を特定し、周囲と連携して解決を図る力」は、貴社のチーム医療・多職種連携においても必ず貢献できると確信しております。

キャリアアドバイザーが読み解く!実習のなかでの「学び」を伝えよう

酒井 栞里

キャリアアドバイザー

酒井 栞里

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実習経験を自己PRで話す際は、実習を通して得られた自身の「学び」に言及するのもおすすめです。

この例文であれば、看護の現場においては「疾患の知識だけでなく患者の社会的背景を理解することも重要」という独自の視点での学びを盛り込めています。さらに、その学びに基づいて実際に担当患者にアクションを起こし、成果に結び付けた経験までセットで伝えられている点が非常に素晴らしいです。

看護など専門性の高い実習を題材にする場合、経験値をアピールするあまりそのなかでの「学び」や「行動」に言及できていない自己PRをよく目にします。しかし、採用担当者が知りたいのは、この「学び」や「行動」の部分。自己PRが単なる「実習経験の紹介」になってしまわないよう、注意してくださいね。

▶看護業界を志望する人が参考にしたい記事(クリックして開く)

NG例文|アドバイザー添削付き

①実習で実務を知り尽くした気になっている

例文

私の強みは、医療現場における的確な判断力と即戦力レベルの実務スキルです。

3週間の急性期病棟での看護実習では、複数の患者様のバイタルサイン測定や清潔ケアを担当しました。その際、ある患者様の容態が急変する場面に直面しましたが、私はこれまでの座学で培った知識を活かし、一切慌てることなく冷静に状況を把握し、必要な処置を的確に判断しました。

看護師の方々も忙しそうにしていたため、私が率先して初期対応をおこなった結果、患者様は事なきを得ました。この実習を通じて、私は急性期医療の現場における一連の業務を完全に把握しました。

入社後も、現場を知り尽くした即戦力として、貴院の医療提供に大きく貢献できると確信しています。

謙虚さに欠けていると傲慢な印象に映る

堀内 康太郎

堀内 康太郎

実習での頑張りは素晴らしいですが、「完全に把握した」「即戦力」といった表現は、現場の厳しさを知る採用担当者からするとネガティブに映る危険性があります。

実習はあくまで「学生としての学びの場」です。「何を深く学び、どう行動したのか」を謙虚な姿勢でアピールしましょう。

アドバイザーならこう添削する!

私の強みは、状況を冷静に観察し、先回りして行動する力です。3週間の急性期病棟での看護実習では、多重課題に直面するなかでこの強みを発揮しました。

当初は業務に追われ、患者様個別のニーズに応え切れないことが課題でした。そこで私は、翌日の行動計画を立てる際、指導教員や担当看護師の方の動線を観察して学んだ「優先順位の付け方」を取り入れました

具体的には、ケアの準備を前倒しでおこない、患者様の容態変化のサインを見逃さないよう観察項目を事前に整理しました

結果として心に余裕が生まれ、患者様の不安な声に耳を傾ける時間を確保できるようになりました。貴院でも、冷静な観察と準備を怠らず、チーム医療に貢献したいです。

②ただの実習内容の紹介になっている

例文

私の強みは、真面目にコツコツと取り組むことです。

大学2年時の特別養護老人ホームでの介護実習では、施設利用者の皆様へのさまざまなケアを経験しました。1日のスケジュールとしては、まず朝の申し送りから始まり、午前中は入浴介助と排泄介助をおこないました。

昼食の時間には食事介助をおこない、誤嚥に気をつけながらサポートしました。午後は、利用者の方々と一緒に折り紙や体操などのレクリエーションをおこない、その後はおやつのお手伝い、そして夕方の記録業務までをおこないました。

この経験を貴社でも活かしたいです。

単なる事実の羅列では評価されない

石川 愛

石川 愛

厳しいようですが、これは自己PRではなく「活動報告書」です。実習の内容を羅列しているだけで、あなた自身の「強み」がまったく見えてきません。

実習のなかで直面した課題に対し、あなたが「どういう役割で、どう動いたか」という具体的な行動にフォーカスして書き直す必要があります。

アドバイザーならこう添削する!

私の強みは、相手の立場に立ってニーズを汲み取り、主体的に提案する力です。特別養護老人ホームでの介護実習において、レクリエーションの企画・運営に注力しました。

当初、全員参加型の体操をおこなっていましたが、一部の利用者様が退屈そうにされていることに気がつきました。そこで私は、一人ひとりの生活歴や趣味を職員の方にヒアリングし、過去の記録を分析しました

その結果をもとに、手先を動かすのが好きな方に向けた「折り紙コーナー」と、お話し好きな方に向けた「回想録コーナー」を新たに提案し、実施しました

結果として、利用者様の笑顔が増え、職員の方からも「参加率が上がった」と評価していただきました。貴社でも顧客の真のニーズを引き出し、最適な提案をおこないたいです。

③受け身な印象になっている

例文

私の強みは、素直にアドバイスを吸収し成長できる点です。

中学校での3週間の教育実習では、多くのことを先生方から教えていただきました。最初の1週間は指導教員の先生の授業を見学させていただき、授業の進め方や生徒への声掛けのコツを学ぶことができました。

実際に自分が教壇に立つようになってからは、授業が終わるたびに先生から「もっと声の抑揚をつけたほうが良い」「板書は見やすく工夫しよう」など、たくさんの丁寧なご指導をいただくことができました。

先生方から教えていただいたことを一つひとつノートにまとめ、知識として吸収することができました。貴社に入社後も、先輩方からしっかりと業務を教えていただき、成長していきたいです。

「自発的に動いたエピソード」が求められる

北浦 ひより

北浦 ひより

「教えてもらった」「学べた」という受け身の姿勢ばかりでは、自己PRとしては不十分です。社会人になると、自ら課題を見つけて解決していく「主体性」が求められます。

指導を受けて「どのような行動を起こしたのか」という能動的なアクションを必ず盛り込みましょう。

アドバイザーならこう添削する!

私の強みは、課題に対して自ら試行錯誤し、改善策を実行する力です。中学校での教育実習では、生徒の学習意欲向上に努めました。

最初の授業では、指導案通りに進めることに必死で、生徒の反応が薄いことが課題でした。指導教員から「生徒の目線に立つこと」の重要性を指摘された私は、単に次のアドバイスを待つのではなく、自らほかの先生方の授業を見学に行き、生徒が惹きつけられる話法や板書を研究しました

そして、生徒の興味を惹く身近な具体例を授業に盛り込み、小グループでのディスカッション形式を自ら提案・導入しました。その結果、生徒からの積極的な発言が増え、最終アンケートでは「授業が楽しかった」という声を多数得られました。

貴社でも、自ら学び、考え、改善を繰り返す姿勢で業務に取り組みたいです。

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