目次
- ラストチャンス! 大学3年で就活何もしてない人でもまだ巻き返せる!
- 大学3年の3月までに8割以上が就活をスタートしている? 就活の現状を解説
- 大学4年の4月が内々定のピークになっている
- 就活が長期化している
- 流れを把握! 大学3年の就活スケジュール
- 自分のすべきことを知ろう! スタート時期別やるべきこと
- 大学3年の9月以前にスタート:自己分析・企業分析を入念にしよう
- 大学3年の10~12月にスタート:秋・冬インターンに参加しよう
- 大学3年の1~3月にスタート:就活サービスに登録しよう
- 今すぐ行動しよう! 大学3年のうちにやるべき4つのこと
- ①自分のことを知る
- ②業界・企業のことを知る
- ③選考の準備をする
- ④就活サービスに登録する
- ①自分のことを知る|就活の土台を作ろう
- 自己分析|自分史を作ってみよう
- 性格診断|自分のタイプを知ろう
- ②業界・企業のことを知る|目指す方向性を決めよう
- 業界研究|業界地図・四季報を見よう
- 企業研究|IR情報を見よう
- インターン|働くイメージを膨らませよう
- OB・OG訪問|現場の声を聴こう
- ③選考の準備をする|本番に備えよう
- エントリーシート:ガクチカと自己PRを考えよう
- グループディスカッション:キャリアセンターを活用しよう
- 適性検査:1冊の参考書を読み込もう
- 面接:頻出質問を確認しよう
- 持ち物:就活で必要な6つのものをそろえよう
- ④就活サービスに登録する|選択肢を広げよう
- 就活ナビサイト:多くの企業と出会える
- スカウトサイト:企業からオファーがもらえる
- 就活エージェント:就活のプロに相談できる
- まだ間に合う! 大学3年で就活何もしてない人はやるべきことをやろう
ラストチャンス! 大学3年で就活何もしてない人でもまだ巻き返せる!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「大学3年生なのですが、就活を何もしてないのってまずいですか? 」
「大学3年生の今の時期だと、何から就活を始めたらいいかわからないです……。」
といった質問をよく受けます。大学3年で就活を何もしていなくて焦っている学生もいますよね。就活を始めたいけれど、何から手をつけたらいいかわからない学生もいるかもしれません。
就活は比較的時間に余裕がある大学3年から始めることが、本選考を有利にする秘訣です。この記事では大学3年の就活スケジュールやスタート時期別にするべきことなど、徹底解説していきます。大学3年で就活を何もしてない人は今日から就活を始めましょう。
大学3年の3月までに8割以上が就活をスタートしている? 就活の現状を解説
内閣府が実施した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について」によると、8割以上の人が大学3年の3月までに就活をスタートしたと回答しています。
大学3年のうちに就活を何もしなかった人は、就活に出遅れたといっても過言ではありません。今から就活を始めるためには、いつ何をすべきかを押さえる必要があります。まずは就活の現状を把握しておきましょう。
大学4年の4月が内々定のピークになっている
就活の現状を把握するためには、まずはいつが内々定のピークなのかを押さえておきましょう。内閣府が実施した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について」によると、内々定のピークは大学4年の4月となっています。また大学3年の12~3月に内々定をもらう割合も年々増えていることがわかります。
さらに、大学4年の6月までに約9割の学生が内々定をもらっていると回答。内々定をもらうためにはそれまでに説明会への参加や、複数回の面接、面接対策など、やるべきことがたくさんあるので、早め早めに準備を進めることが大切なのです。
就活生
キャリアアドバイザー
大学4年の4月が内々定のピークということは、大学3年のうちに就活を進めておくのが大事ということですね。
ピークを過ぎると、内定を受ける数は減っていきます。内定のピークに遅れないためにも、大学3年のうちから就活を始めることが重要であると心得ておきましょう。
就活が長期化している
就活の現状として、就活が長期化していることも挙げられます。内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について」によると、4割以上の学生が就活を始めてから就活を終えるまでに9カ月以上かかったと回答し、最も多い割合となっています。
年々その割合が増えていることからも、就活を始めてから終えるまでの期間が伸びていることがわかります。
就活生
就活を終えるまでには長期間要するのですね……。
キャリアアドバイザー
就活が長期化している現状を知り、早めに就活を始めることが大切ですね。
内定の時期が早まっている反面、就活期間は長期化しています。納得のいく就活にするためにも、1日も早く就活を始めることが重要なのです。
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就活では気をつけるべきことが多いです。いざという時に「その対策はしていなかった…」と後悔したくないですよね。
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流れを把握! 大学3年の就活スケジュール
大学3年で就活を始める重要性を学んだあとは、大学3年の就活スケジュールを知りましょう。具体的な内容については後ほど詳しく解説するので、まずは大まかなスケジュールの流れを解説していきますね。
- 大学3年の4、5月:自己分析
- 大学3年6~9月:夏インターン、OB・OG訪問
- 大学3年10~2月:秋冬インターン、選考対策
- 大学3年3月:エントリー
大学3年の4、5月には最初の自己分析をおこないましょう。大学3年の6~9月は夏インターンに参加するのがおすすめです。夏は1年で最もインターンを開催する企業が多い時期なので、積極的に参加して企業を見比べてみてくださいね。
キャリアアドバイザー
大学3年の後半からはより就活が本格化していきますよ。
大学3年の10月~2月は秋冬インターンに参加したり、適性検査やグループディスカッションなどの選考対策を進めましょう。
大学3年の3月には情報が一斉解禁となり、いよいよ企業へのエントリーがスタートです。エントリーが始まると一気に就活は本格化し、忙しくなります。
キャリアアドバイザー
企業の説明会やエントリーシート(ES)の提出期限など、スケジュールの管理も怠らないようにしてくださいね。
スケジュールを管理するには、就活手帳を用意することもおすすめです。就活手帳についてはこちらを読んでおきましょう。
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39点以下は要注意。就活力診断で対策を始めましょう
就活では気をつけるべきことが多いです。いざという時に「その対策はしていなかった…」と後悔したくないですよね。
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自分のすべきことを知ろう! スタート時期別やるべきこと
就活生
大学3年の就活スケジュールは理解できましたが、自分が今何をすべきかまだわからないです……。
キャリアアドバイザー
そうですよね……。では、大学3年のスタート時期別に取り組むべきことを紹介しますね!
大学3年で就活を始める場合は、スタートの時期によって優先して取り組むべき内容が異なります。自分のスケジュールに合わせた対策が必要になるため、一緒に確認していきましょう。
大学3年の9月以前にスタート:自己分析・企業分析を入念にしよう
大学3年の9月以前にスタートする人は、比較的時間があるため自己分析と企業分析を念入りにおこないましょう。
就活は「いかに自分と向き合い、どれだけ企業のことを知っているか」で結果が決まるといっても過言ではないくらい、自己分析と企業分析は時間をかけるに越したことはありません。
また長期インターンに参加して実践的な経験を積むのもおすすめです。実際の仕事を体験することで、より具体的に業界や企業のイメージをつかむことができますよ。
長期インターンを成功させたい人はこちらも読んでおきましょう。
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大学3年の10~12月にスタート:秋・冬インターンに参加しよう
大学3年の10~12月に就活をスタートする人は、秋・冬インターンに参加するのがおすすめです。秋・冬インターンでは夏インターンと比べて短期のインターンを開催している企業が多い傾向があります。
短期インターンでは長期のものと比べると効率よく業界・企業研究をすることができます。インターンに参加できる最後のチャンスだからこそ、10~12月に就活を始める大学3年生はぜひ参加してくださいね。
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大学3年の1~3月にスタート:就活サービスに登録しよう
大学3年の1~3月に就活をスタートする人は、まずは就活サービスに登録しましょう。3月に就活情報が解禁となる企業が多いため、それまでに就活の方向性やエントリーする企業を決める必要があります。就活サービスを活用すると効率的に就活を進められますよ。
秋までに就活をスタートした学生と比べると時間が限られるため、短い時間で企業を見比べることも重要です。合同説明会ではいろいろな企業の説明を聞くことができるため、効率よく業界・企業研究を進めることができますよ。
キャリアアドバイザー
おすすめな就活サービスについてはこのあと紹介していきますよ。
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後述もしていますが、就活でおこなうことの大きな内容は自己分析と企業分析です。就活をいつスタートさせるかによって、これらをどれぐらいのペースで進めていくかが異なってきます。秋から冬にかけて就活を始めることは周囲に遅れを取っているのではないかと感じて焦る気持ちはわかります。しかし、「まずは自己分析と企業分析をする」と考えればやるべきことは明確になるのではないでしょうか。
時間が限られているときほどスケジュール管理が何よりも大切です。急がば回れ。1日ごとや1週間ごとに自分が何をするべきかという予定や成果を可視化して、周囲の人に相談をしながら一歩ずつ進めましょう。
今すぐ行動しよう! 大学3年のうちにやるべき4つのこと
大学3年のうちにやるべきことは大きく4つあります。大学3年でどれだけ準備できるかが就活の結果を左右するので、今すべきことをしっかり押さえておきましょう。
①自分のことを知る
大学3年でやるべきこととしてまず挙げられるのが、自分を知ることです。就活では「自分のことをどれだけ理解しているか」が非常に重要になります。
- 自己分析
- 適性検査
自分のことを知らないと、何に興味をもっていて、何に向いているかわかりません。そんな状態では、面接で志望動機やアピールポイントを説得力をもって伝えることができませんよね。
またもし仮に内定をもらったとしても、仕事をする中で「なんでこの仕事をしているのだろう」「自分に向いてないかも」などと思ってしまう可能性もあります。イキイキと仕事をするためにも、まずは自分のことを知ることが重要なのです。
②業界・企業のことを知る
業界・企業を知ることも、大学3年でやるべきことの1つです。就活では自分のことを知るのと同じくらい、業界・企業について知ることも重要といえます。
- 業界研究
- 企業研究
- インターンシップ
- OB・OG訪問
世の中には約400万社企業があると言われています。自分のことを知っていたとしても、志望する企業について理解ができていないと、「400万社の中でなぜその企業なのか」をうまく伝えることができません。
自分のことを理解し、企業のことも理解して初めて、説得力のある志望動機となるのです。
業界について知りたい人はこちらの記事をチェックしてみましょう。業種・職種との違いや自分に合う業界を知るための分析方法について紹介していますよ。
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③選考の準備をする
大学3年のうちに選考の準備をすることも大切です。「エントリーしたあとにやればいいや」と思っていると、時間が十分確保できず、対策不足から不合格となってしまう可能性もあります。
- エントリーシート
- グループディスカッション
- エントリーシート
- 面接
- 持ち物
就活では面接のほかにも、適性検査やグループディスカッションなど、対策すべきことはたくさんあります。「あのとき準備しておけばよかった」とならないように、大学3年のうちから選考の準備を進めていきましょう。
④就活サービスに登録する
大学3年のうちに就活サービスへの登録も済ませておきましょう。就活サービスにはさまざまな種類がありますが、多くの企業を見つけることができたり、自分の新たな一面を発見できたりと、どれも登録しておくメリットがあります。
- 就活ナビサイト
- スカウトサイト
- 就活エージェント
キャリアアドバイザー
具体的なおすすめの就活サービスについてはこのあと詳しく解説します。
①自分のことを知る|就活の土台を作ろう
- 自己分析|自分史を作ってみよう
- 適性検査|自分のタイプを知ろう
大学3年のうちにすべきことである「自分のことを知る」というのは、就活の土台を作ることです。就活の土台が不安定な状態では、就活を進める中でも「これでいいのかな」と不安になってしまいます。
自分のことを知るには自己分析と性格診断が効果的ですよ。それぞれについても詳しく解説していきます。
自己分析|自分史を作ってみよう
自分のことを知るためには、まずは自分史を作るのがおすすめですよ。自分史とは自分の過去から現在までを振り返った、いわば自分の年表のようなものです。
自分史を作ることで、今まで自分がどんな経験をしてきたかを思い出すことができます。それだけでなく、自分が選択してきた道の共通点を見つけられたり、そこから自分が大事にしている価値観を見出すこともできるでしょう。
キャリアアドバイザー
自己分析は自分の強みを見つけるのにも役立ちますよ。
自分史の作り方についてはこちらを読んでおきましょう。
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就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。
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性格診断|自分のタイプを知ろう
性格診断も自分のことを知るのに効果的です。性格診断はいくつかの質問に答えていくだけで診断ができるため、効率的に自分のタイプを知ることができますよ。
性格診断を受けるときは、飾らない気持ちで正直に受けることが重要です。もし本音ではない回答をしてしまうと、本来の自分のタイプではなくなってしまいます。その診断結果に基づいて就活を進めると、自分に合っていない企業を受け続けることになるでしょう。
キャリアアドバイザー
適性検査は本来自分に合う企業を見つけるためのものです。自分に適性がある仕事を知るためにも、性格診断は正直に回答するようにしてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
性格診断は自分では気が付かなかった自分の特徴を知ることができるため、その点はおすすめです。しかし、中には自分に向いている具体的な職業名まで書かれている場合もあるので、その際は注意してください。
「この職業が向いている」と言われるとどうしてもそのような気持ちになってしまいますが、それだけを見ることにはリスクがともないます。職業名だけを見るのではなく、なぜその職業が向いていると言われているのかという理由に着目することで、自分の視野を広げられるようにしていきましょう。
性格診断はあくまでも「参考」にするための材料であり、絶対的なものではありません。このことを忘れずに、さまざまな角度から物事を見るようにしましょう。
②業界・企業のことを知る|目指す方向性を決めよう
- 業界研究|四季報・業界地図を見よう
- 企業研究|IR情報を見よう
- インターンシップ|働くイメージを膨らませよう
- OB・OG訪問|現場の声を聴こう
業界・企業のことを知ると、就活で目指す方向が決まります。就活の方向が決まらないまま見切り発車をしてしまうと、説明会や面接に参加していく中で「これでいいんだっけ」「なんか違うかも」と自分を見失ってしまう可能性があります。
業界・企業のことを知るのに効果的な4つの方法を紹介するので、理解を深めていきましょう。
業界研究|業界地図・四季報を見よう
業界研究をするためには、業界地図・四季報を見るのがおすすめです。業界地図や四季報は客観的な視点から企業の情報がまとまっています。また、業界研究で押さえておきたいポイントが載っているので、1冊持っているだけで業界研究ができてしまうのです。
- 内容:業界の縮図がわかる
- 見るべきポイント:業界規模/主要企業と業績/業界の展望
- メリット:業界と企業間の関係性を知ることができる
- 内容:企業単位での細かな情報がわかる
- 見るべきポイント:企業の基本情報/採用情報/もとめる人物像
- メリット:就活に必要な情報を網羅することができる
業界地図とはその名の通り、業界ごとに業界の特徴やトレンド、主要な企業の規模や業績などが地図上でわかるようになっているものです。一目で業界の動向を把握することができるため、業界研究に対して苦手意識がある人にもおすすめといえます。
四季報には企業四季報と就職四季報がありますが、就職四季報を見るようにしましょう。就職四季報には企業の基本情報や採用情報など、就活に役立つ情報が掲載されています。
キャリアアドバイザー
業界ごとに話題になってる企業も紹介されてるため、企業研究にも役立ちますよ。
就職四季報の活用方法についてはこちらを読んでおきましょう。
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業界研究には業界研究ノートを作ることもおすすめです。業界研究ノートを作りたい人はこちらを読んでおきましょう。
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企業研究|IR情報を見よう
企業研究をするなら、IR情報を見るのがおすすめですよ。IR情報とは企業が投資家向けに開示している情報を指します。
- 企業が投資家向けに開示している情報。主に経営状況や財務状況、業績、今後の経営戦略などがある。
IR情報には企業の財務状況や中期経営計画など、企業の現状や今後目指す方向について記載されています。またトップメッセージもあるため、企業の代表がどんな考えを持っているのかや、もとめている人材も知ることができますよ。
キャリアアドバイザー
IR情報は企業が発信している情報なので、信憑性が高いのも特徴です。企業分析をする際は積極的にIR情報を活用していきましょう。
IRの簡単な見方についてはこちらを読んでおきましょう。
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インターン|働くイメージを膨らませよう
業界や企業のことを知りたいならインターンに参加するのも積極的に参加しましょう。インターンとは職業体験のことで、実際の業務を体験できたり、社員と一緒に働くことができるのが特徴です。
- 長期インターン:実践的な職業体験ができる
- 短期インターン:効率よく企業を比較することができる
インターンでは入社後に近い環境で仕事をすることができるため、より具体的に働くイメージを膨らませることができます。またそこで働いている社員と一緒に働くことで、社風を感じることもできるでしょう。
キャリアアドバイザー
志望度が高い企業があってその企業について詳しく知りたい人や、働くことへのイメージをつけたい人は、インターンはおすすめといえます。
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OB・OG訪問|現場の声を聴こう
OB・OG訪問も業界・企業のことを知るのに役立ちます。OB・OG訪問とはその会社で働いてる先輩社員と話すことができるものです。
- 具体的な業務や制度を聴くことができる
- 信憑性が高い情報を得ることができる
- 年齢が近い社員の話と話すことができる
実際の業務や企業の制度など、信憑性が高く、具体的な回答を得ることができます。また、実際に働いているからこそ感じるやりがいや、大変なことなど、現場の生の声を聴くこともできるでしょう。
通常OB・OG訪問には、学生と近い年齢の人が参加することが一般的です。自分と年齢が近いからこそ、共感できることやイメージできることもありますよね。そういった人から生きた情報を得ることができるのは、OB・OG訪問の大きなメリットといえます。
キャリアアドバイザー
社会人と話すことができる貴重な機会なので、ぜひ積極的に活用していきましょう。
OB・OGを選考や企業研究に役立たせたい人はこちらも読んでおきましょう。
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就活では自分の選択肢を広げていくことも大切です。学生が知っている業界や企業は、どうしても消費者向け商品を提供している会社などが多くなってしまう傾向があり、志望業界に偏りが生じやすいです。
しかし、世の中には自分が知らない仕事や業界がまだまだたくさんあります。世の中の仕組みを知り、たとえ興味がなかったとしてもさまざまな業界を知ることで、業界ごとの特徴を比較できるようになります。知識を得たら志望度が変わる可能性もありますし、元々自分が志望していた業界に対する志望理由をより根拠のあるものにできるかもしれません。時間のある3年生だからこそ、視野を広げてさまざまな知識を得られるようにしてみてください。
③選考の準備をする|本番に備えよう
- エントリーシート:ガクチカと自己PRを考えよう
- グループディスカッション:キャリアセンターを活用しよう
- 適性検査:1冊の参考書を読み込もう
- 面接:頻出質問を確認しよう
- 持ち物:就活で必要な6つの道具をそろえよう
本選考を準備万端の状態で臨むためにも、大学3年のうちから選考の準備を進めていくことが重要です。大学3年のうちにすべき5つの準備について解説します。
エントリーシート:ガクチカと自己PRを考えよう
選考の準備でまず大事なのが、ESです。ESは多くの選考で必要となるため、ESが通過しないと面接を受けることもできません。いくら面接の対策に力をいれても、ESで落ちてしまったら元も子もないですので、まずはESの準備をしましょう。
ESには企業独自のものや、リクナビが提供しているオープンESなどがあります。企業独自のものは企業ごとに内容が異なりますが、ガクチカと自己PRの記載欄があるのが一般的です。
そのため、まずはガクチカや自己PRの内容をまとめるところから始めましょう。
キャリアアドバイザー
ガクチカと自己PRは就活でよく聞かれる質問の1つなので、入念に準備してくださいね。
ガクチカの例文についてはこちらを読んでおきましょう。
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グループディスカッション:キャリアセンターを活用しよう
大学3年のうちにグループディスカッションの対策もしておきましょう。グループディスカッションとはいくつかのチームに分かれて、お題に沿ってグループで議論をするものです。
初対面の人と限られた時間の中で結論を出さないといけないため、グループディスカッションに対して苦手意識を持っている人もいるのではないでしょうか。グループディスカッションを上達させるには、練習を積むのが効果的です。
キャリアセンターではグループディスカッションの練習を定期的に開催しているところもありますよ。
キャリアアドバイザー
気軽に参加できることから、予約がとれないところもあるので、大学3年のうちから積極的に参加していきましょう。
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適性検査:1冊の参考書を読み込もう
大学3年のうちに適性検査の対策をすることも重要です。適性検査は1日2日で上達するものではないため、早くから準備しておくことが選考を突破するために大切といえます。
適性検査の対策をするときは、多くの参考書に手を出すのではなく、1つの参考書を読み込みましょう。参考書は効率的・効果的に勉強できるようになっているため、1つのものを繰り返し勉強していくことで身につきますよ。
キャリアアドバイザー
適性検査にはさまざまな種類があり、企業によって出題されるものが変わります。志望度が高い企業があるなら、事前に適性検査の種類についても調べておきましょう。
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面接:頻出質問を確認しよう
大学3年のうちに面接でよく聞かれる質問についても確認しておきましょう。3月の情報解禁後は、就活も本格的に忙しくなりバタバタします。「まだ先と思っていたらいつの間にか来週面接だった……」と焦らないように、大学3年のうちに準備を進めることが大切です。
- 自己紹介
- 自己PR
- ガクチカ
- 志望動機
- 長所、短所
- アルバイト経験
- ゼミ、研究室の内容
- 学校で学んでいること
- 将来やりたいこと
面接での回答を考えるときには、長すぎず、短すぎないようにするのもポイントですよ。長すぎても聞いていて疲れてしまいますし、短すぎると物足りなさを感じてしまう可能性があります。
大体1~1分半以内だとちょうどいいと言われているので、それくらいに収めるように調整しましょう。
キャリアアドバイザー
回答を考えたら実際に声に出して読みながら時間を計ってみると、自分の回答の長さがわかりますよ。
面接でよく聞かれることと答え方についてはこちらを読んでおきましょう。
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持ち物:就活で必要な6つのものをそろえよう
大学3年のうちに就活で必須となる6つのものを準備しておきましょう。これらのものは説明会やインターンでも必要になるものなので、なるべく早くそろえるようにしてくださいね。
- リクルートスーツ
- 靴
- 鞄
- 履歴書
- 証明写真
- スケジュール帳
キャリアアドバイザー
就活への意識が出てくる4月ごろや、サマーインターンへの参加が多くなる6~9月、情報解禁される前の1~3月は、就活に関するものを購入する人が多いと予想されます。「必要なものを買いに行ったら欠品してた………」とならないように、早め早めに用意をしましょう。
就活で必要なものに関してはこちらを読んでおきましょう。
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④就活サービスに登録する|選択肢を広げよう
- 就活ナビサイト:多くの企業と出会える
- スカウトサイト:企業からオファーがもらえる
- 就活エージェント:就活のプロに相談できる
大学3年生で就活を何もしていない人は就活サービスに登録することもおすすめです。就活サービスに登録すると今まで知らなかった企業と出会えたり、自分が知らなかった一面が見えたりと、就活の選択肢を広げることもできますよ。
おすすめな就活サービスを紹介していくので、ぜひ有効活用してくださいね。
就活ナビサイト:多くの企業と出会える
就活サービスでまずおすすめなのが、就活ナビサイトです。就活ナビサイトにはさまざまな企業の求人が掲載されているので、多くの企業と出会うことができます。
さらには企業の特徴が詳しく掲載されていたり、エントリーをすることもできますよ。登録しておくだけで企業探しから応募もできる便利なものなので、まず登録してほしい就活サービスの1つです。
スカウトサイト:企業からオファーがもらえる
スカウトサイトも就活サービスを登録するならおすすめです。スカウトサービスとは大学名や自己PRなどを入れるだけで、企業からオファーがくる逆求人サイトのことを指します。
企業が自分の経験やアピールポイントなどを見たうえでオファーを送るので、自分に適性があったり、活躍を期待できる企業を見つけることができます。
就活エージェント:就活のプロに相談できる
就活サービスに登録するなら就職エージェントもおすすめです。就職エージェントは就職のプロと二人三脚で就活を進めることができます。
自己PRやガクチカを一緒に考えたり、自分に合う企業を見つけてくれたり、対策をしたりと、就活エージェントは就活を総合的にサポートしてくれるサービスです。就活エージェントを活用することで、1人で進めるよりも効率的、効果的に就活を進めることができますよ。
キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる
就活を上手に進めるために、ぜひ第三者の協力を仰いでみてください。親や友人だけではなく、就活支援者のプロである就活サービスを用いることで、より選択肢を広げることができるでしょう。
たとえば、自分ではノーマークだったとしてもオファー制度により自分の強みが活かせるかもしれない企業と出会うことができたり、プロのエージェントと話してアドバイスをもらうことで新たな自分を発見できたりするはずです。繰り返しにはなりますが、就活は1人でおこなうものではなく、さまざまな人たちを巻き込むことが大切になってきます。失敗を恐れずに積極的に行動していきましょう。
まだ間に合う! 大学3年で就活何もしてない人はやるべきことをやろう
就活は早めに始めるに越したことはありません。ただ、大学3年で就活を何もしていない人でも起死回生の方法はあります。
大学3年のいつ就活をスタートするかで、やるべきことや時間のかけ方も変わります。自分の置かれている状況をしっかり把握し、自己分析や就活サービスへの登録など、今日からできることを1つずつやっていきましょう。
内々定のピークがそんなに早いとは知らなかったです……。