目次
- 業界とは何かを知ることが就活の第一歩! 特徴から自分に合う業界を知ろう
- 業界とは携わる産業ごとに企業を分類したもの
- 違いから「業界」を理解しよう! 業種・職種との違い
- 業種|扱う商品やサービスによって企業を分類したもの
- 職種|仕事の種類
- 業界を一覧で知ろう! 8大業界の特徴と有名企業24選
- ①メーカー:生活に必要なあらゆるモノを作る
- ②商社:貿易や製品のやり取りをとおして経済を動かす
- ③流通・小売:製品を各地に行き渡らせる
- ④金融:企業や個人と結び付き経済を循環させる
- ⑤サービス:形のないものを提供する
- ⑥ソフトウェア・通信:情報技術を活かして生活を支える
- ⑦広告・出版・マスコミ:情報を多くの人に提供する
- ⑧官公庁・公社・団体:利益を目的とせず人々の生活を支える
- 自分に合う業界を見つけるための5段階の分析法
- ①業界研究でそれぞれの業界についての理解を深める
- ②興味を持てる業界をピックアップする
- ③自己分析で自分の強みを棚卸しする
- ④働くうえで大切にしたいことに優先順位を付ける
- ⑤強みと大切にしたいことが両立できる業界を探す
- 業界研究の際にチェックしておきたい4つのポイント
- ①仕事内容|興味や関心を持てるか
- ②ビジョン|業界全体の将来性に不安がないか
- ③キャリア|その業界の人が積んでいるキャリアは希望に近いか
- ④平均収入|業界の収入の相場は自分が納得できる程度か
- 業界研究はこの流れで進めよう! 業界理解を深める3ステップ
- ステップ①志望業界を絞り情報収集する
- ステップ②業界内の企業について理解を深める
- ステップ③関連業界について調べる
- 業界についてよくある質問に回答!
- 業界とは事業ごとの企業の分類! 8大業界への理解を深め希望の業界を見つけよう
業界とは何かを知ることが就活の第一歩! 特徴から自分に合う業界を知ろう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「業界とは何ですか?」
「業界の種類を教えてください。」
といった質問をよく受けます。就活をするうえではまず自分に合った業界を見つけることが大切なので、そもそも業界とは何かを理解しておく必要があります。各業界の特徴を知って、どの業界が自分の希望に合うかを知りましょう。
この記事では、業界という言葉の意味や業界の種類を解説します。また自分に合った業界を見極める分析法も解説しているので、ここで自分の希望に合う業界を見つけて就活への第一歩をふみ出しましょう。
業界とは携わる産業ごとに企業を分類したもの
就活において業界とは世の中に存在する企業を、携わる産業ごとに分類したものを指します。その企業はおもに何を扱っているのか、社会のなかではどのような役割を担っているのかに注目して業界を分類しますよ。
またそれぞれの業界は互いに深くかかわっています。たとえば製品を作る業界があるとしたら、作られた製品を店頭で販売する業界もあれば、それぞれの店頭に流通させる業界もありますよ。
キャリアアドバイザー
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違いから「業界」を理解しよう! 業種・職種との違い
就活生
そろそろ就活を始めようと思うのですが、業界と似たような言葉があって違いがよくわからないです……。
キャリアアドバイザー
確かに、就活を進めるうえでは業界と似たような言葉も頻繁に見かけますよね。
就活生
はい。たとえば業種や職種なども、違いがよくわかっていません。
キャリアアドバイザー
就活をスムーズに進めるためには、それぞれの言葉の違いもしっかりと理解しておく必要があります。ここからは業界と似たような言葉との違いを解説していきますね。
就活をするなかで、業界と同様に「業種」「職種」といった言葉もよく聞きますよね。就活を進めるうえでは、それぞれの言葉の違いもしっかりと理解しておく必要があります。違いを知ることで、業界の意味もより深く理解することができますよ。
業種|扱う商品やサービスによって企業を分類したもの
業界と似たような言葉の一つに、「業種」があります。これはその企業が扱っているサービスや商品によって企業を分類したものです。
たとえばメーカーのなかでも食料品を扱う「食料品メーカー」や、薬を扱う「医薬品メーカー」といったように、どのような商品を製造しているかによって分類が変わりますよ。
キャリアアドバイザー
企業によっては複数の商品やサービスを扱っているところもあるので、1つの企業につき1つの業種、というわけではない点に注意しましょう。
職種|仕事の種類
- 営業職
- 経理職
- 企画・管理職
- 事務職
- 販売・サービス職
- 専門職
- 金融系の専門職
- 公務員
- 農林水産関連職
- 技術職
- 医療系専門職
- クリエイティブ職
職種とは、仕事の種類を指します。たとえば事務職や営業職など、実際にしている仕事の内容によって職種を分類することができますよ。1つの企業のなかにも営業職や企画職、人事職のように多くの職種があり、企業内での自分の役割を示すものとも言えますね。
就活のために自己分析をするうえでは、どの業界・業種で、どの職種に就きたいかまで明らかにする必要があります。特に職種によって働き方や仕事内容が大きく変わるので、希望を明確にしておきましょう。
上記の職種の種類について、こちらの記事でより詳しく解説しています。職種について知りたい人は参考にしてください。
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業界を一覧で知ろう! 8大業界の特徴と有名企業24選
就活生
業種・職種と業界との違いがわかりました! ただ、業界には種類があるんですよね。どういったものがあるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
良い質問ですね! 業界の意味が理解できたら、次はどのような業界があるのかを解説します。それぞれの業界の特徴を知って、自分に合う業界を探してみましょう。
業界は大きく分けて8つの種類があります。それぞれの特徴や役割を知り、あなたに合うのはどのような業界なのかを明確にすることが大切ですよ。ここからは、8つの業界の解説とそれぞれの業界を代表する有名企業24選を紹介していきます。
①メーカー:生活に必要なあらゆるモノを作る
- 食品
- 農林
- 水産
- 建設
- 住宅
- インテリア
- 繊維
- 化学
- 薬品
- 化粧品
- 鉄鋼
- 金属
- 鉱業
- 機械
- プラント
- 電子
- 電気機器
- 自動車
- 輸送用機器
- 精密
- 医療機器
- 印刷
- 事務機器関連
- スポーツ
- 玩具
- その他メーカー
業界の一つに、メーカー業界があります。メーカー業界では食べ物や衣類、車、薬など、目に見えるモノを作るのが仕事で、生活に必要なあらゆるモノはこのメーカー業界内の企業が生産しています。
一言にメーカーと言っても非常に多くの種類があるため、メーカー業界を志望する場合は自分は何に携わりたいのか、何を作りたいのかを明確にすることが大切です。
- 日本ハム:食料品メーカー
- ファーストリテイリング:衣料品メーカー
- トヨタ自動車:自動車メーカー
キャリアアドバイザー
モノづくりが好きな人や、自分が作ったモノによって多くの人の生活を豊かにしたいと思う人におすすめの業界です。
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②商社:貿易や製品のやり取りをとおして経済を動かす
- 総合商社
- 専門商社
商社はメーカーが作り出した製品を国内外の企業とやり取りすることで、経済を動かす役目を担う業界です。
たとえば車を作りたい企業があったとしたら、自動車部品を生産している企業と車を作りたい企業をつなぎ、双方が最も良いと思える形で契約を成立させるのが商社の仕事ですよ。
キャリアアドバイザー
商社での仕事は営業がメインのため、営業スキルを活かした仕事がしたい人におすすめです。また海外進出している企業も多いため、グローバルに活躍したい人にもおすすめですよ。
商社は難易度の高いイメージがあり、どのように就活をすれば良いかわからない人もいますよね。そのような場合は、こちらの記事で商社に就職するためのポイントをチェックしておきましょう。
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特別な動機がなくても、ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます
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③流通・小売:製品を各地に行き渡らせる
- 百貨店・スーパー
- コンビニ
- 専門店
- 運輸
- 物流
流通・小売業界では、メーカーが生産した製品を仕入れて保管・管理した後、販売店や各家庭に行き渡らせる仕事を担います。配達業務を担当する配送業者が流通業界、スーパーやコンビニエンスストアといった商品を販売する店舗が小売業界に分類されますよ。
流通・小売業界は消費者との距離が近いので、仕事内容をイメージしやすい人も多いですよね。顧客と笑顔で接し、活き活きと仕事をする姿からこの業界に憧れを抱く学生も多くいます。
- 日本郵政:流通業務としては郵便物の引受・交付をする
- 日本通運:自動車輸送、鉄道利用輸送、海上輸送など
- ヤマトホールディングス:宅急便やDM便などの集配など
- セブン&アイ・ホールディングス:コンビニエンスストアやスーパー、フードサービスを扱う
- イオン:スーパー、ディベロッパー、金融事業を展開する
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス:管理業務受託や不動産管理を担う
キャリアアドバイザー
顧客と直接かかわり、たくさんの人に笑顔や豊かさを届けられるような仕事がしたい人には、この流通・小売業界がおすすめです。
物流業界を志望しているものの、志望動機が思いつかないという人はこちらの記事を見て対策をしましょう。
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④金融:企業や個人と結び付き経済を循環させる
- 銀行
- 保険
- 証券
- クレジット
- 信販・リース
- その他金融
金融業界は、あらゆる企業や社会で生活する人々に欠かせないお金を動かす業界です。それぞれと密接に結び付き、経済を循環させる役割を担っていますよ。
金融業界の仕事には営業や事務も多い一方、職種によっては統計学や投資に関する高度な専門知識が求められるものもあり、知識を身に付けていくことでより専門性が高くレベルの高い仕事を任せてもらえるようになります。
キャリアアドバイザー
金融業界は、日本の経済を支える仕事がしたい人におすすめの業界です。また多くの人のお金を預かる仕事でもあるので、誠実さを持って仕事に向き合える人も活躍しやすいですよ。
金融業界への就職を目指しており、もっと詳しく知りたいという人はこちらの記事を見てみましょう。
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⑤サービス:形のないものを提供する
- 不動産
- 鉄道
- 航空
- 電力
- ガス
- エネルギー
- フードサービス
- ホテル
- 旅行
- 医療
- 福祉
- アミューズメント
- レジャー
- コンサルティング・調査
- 人材サービス
- 教育
サービス業界は、エネルギーやエンターテインメント、不動産など、形のないものを提供する業界です。メーカー業界と同じく提供するサービスは多種多様にあり、どのような産業にかかわりたいかを明確にすることが大切ですよ。
電力供給やガス供給、水道整備、交通のようなインフラにかかわる仕事もサービス業界に含まれるので、社会生活をするうえでは欠かせない仕事です。
- リクルートホールディングス:人材紹介
- 楽天グループ:各種インターネットサービス
- 電通グループ:広告、マーケティング
- NEXCO東日本:インフラ整備
キャリアアドバイザー
形のないものをとおして多くの人々に豊かさを提供したい人や、たくさんの人の生活を支える仕事がしたい人におすすめの業界です。
サービス業界についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。
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⑥ソフトウェア・通信:情報技術を活かして生活を支える
- ソフトウエア
- インターネット
- 通信
ソフトウェア・通信業界はいわゆるIT系業界のことで、情報技術を駆使して多くの人の生活を支える役割を担っています。普段使用しているインターネットはもちろん、今では多くの仕事がIT技術と結び付いており、ソフトウェア・通信業界なしには仕事が回らない企業も多くあります。
また近年はIT技術の発展が目覚ましく、その技術は今後もますます発展していく見通しです。将来性の高さが期待できるのも、この業界の特徴の一つですよ。
ソフトウェア業界については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。興味のある人は参考にしてくださいね。
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通信業界については、こちらの記事で詳しく解説していますよ。
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⑦広告・出版・マスコミ:情報を多くの人に提供する
- 放送
- 新聞
- 出版
- 広告
広告・出版・マスコミは、多くの人に正確な情報を届けることが仕事です。それぞれの業界によって担う役割が違うので、区別して覚えておく必要がありますよ。
- 広告:依頼主の利益を伸ばすための広告を作成する
- 出版:書籍を作成する
- マスコミ:情報を速やかに多くの人に届ける
広告・出版・マスコミは華やかなイメージのある業界で、毎年学生からの人気を集める業界の一つです。社会への影響力が高く大きな責任のともなう仕事ですが、その分やりがいも得やすいですよ。
- サイバーエージェント:広告
- 集英社:出版
- フジ・メディア・ホールディングス:マスコミ
キャリアアドバイザー
広告・出版・マスコミの仕事は質とスピードの両立を求められる仕事なので、スピーディーかつ臨機応変に対応ができる人や、情報感度が高い人におすすめです。
広告業界についての業界研究を深めたい人は、こちらの記事も見てみましょう。
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上記の業界を志望しており、特に出版社への就職を希望する人はこちらの記事を参考に就活対策を進めましょう。
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上記のなかでも、特にマスコミ業界に興味がある人にはこちらの記事がおすすめですよ。
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⑧官公庁・公社・団体:利益を目的とせず人々の生活を支える
官公庁・公社・団体は、利益を仕事の目的としておらず、たくさんの人が生活していくためのサービスを提供する機関を指します。これもそれぞれに意味が違う仕事なので、区別して覚えましょう。
- 官公庁:市役所や町役場といった各地域の役所
- 公社・団体:公立の学校、病院のような地方公共団体や独立行政法人
この仕事には公務員が当てはまり、役所の職員や医師、教師といった仕事を担います。日本の社会に必要不可欠な仕事であり、多くの人の役に立てる点にやりがいがありますよ。
キャリアアドバイザー
たくさんの人の役に立てる仕事がしたいと考える人におすすめです。
官公庁に就職するコツとして、インターンシップに参加するのもおすすめです。詳しくはこちらの記事で解説していますよ。
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志望動機がまとまらない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ!
「この仕事に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのかを上手く説明できないと悩む就活生は多くいます。
そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう!5つの質問に答えるだけで、AIがあなたの志望動機を言語化します。
・志望動機を上手く文章にできない人
自分に合う業界を見つけるための5段階の分析法
就活生
一言に業界と言っても、たくさんの種類があるんですね!
キャリアアドバイザー
そのとおりです! それぞれの業界の特徴を知り、自分に合った業界を見つけることが大切ですよ。
就活生
でも、自分に合う業界が何なのかわかりません……。
キャリアアドバイザー
その業界で仕事をしていけるかどうかは、よく考えて見極める必要があります。ここからは自分に合う業界を見つけるための自己分析法を解説していきますよ。
興味がある業界はあっても、それが本当に自分に合っているのか、その業界で力を発揮できるのか不安になることもありますよね。
業界選択を後悔のないものにするには、徹底した自己分析で自分に合う業界を見極めることが大切です。ここからは、5段階でできる自己分析法を解説します。
①業界研究でそれぞれの業界についての理解を深める
自分に合う業界を見つけるための第一歩として、まずは業界について幅広く理解することから始めましょう。自分に合うイメージがない業界でも、その業界のことを深く知れば新たな魅力に気が付くこともありますよ。
すべての業界について調べるのが難しい場合は、自分が最も興味がある業界と、その業界に密接にかかわっている業界を調べてみてください。たとえば出版業界に興味があるなら、その周辺の広告やマスコミ、また書籍の販売をおこなう小売業界についても調べてみるのが良いですよ。
キャリアアドバイザー
業界研究をする際には、業界研究ノートを作成するのがおすすめです。各業界についてまとめながら効率的に業界研究を進めることができます。
業界研究ノートの作り方は、こちらの記事で解説していますよ。上手な活用法もわかるので、ぜひ参考にしてください。
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周りと差がつく業界研究ノートの作り方|状況別の活用法まで解説
業界研究ノートは就活成功に近づくツールです!今回は周りと差をつける業界研究ノートの作り方を紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、業界研究ノートに書くべき7つの項目や業界研究ノートの例も紹介しているので、業界研究ノート作成の参考にしてください。
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②興味を持てる業界をピックアップする
それぞれの業界研究ができたら、各業界を理解したうえで少しでも興味を持てる業界をピックアップしてください。扱う商品でも仕事内容でも、興味を持っているポイントはどこでも良いので「この仕事に携わりたい」と思える業界を見つけましょう。
メーカーやサービス業界は非常に幅広い仕事があるので、そのなかでもどの業種に興味があるのかまで明らかにしておいてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
なかなか興味の持てる業界が見つからない原因として、業界に関する情報が不足していることが考えられます。そのような場合は、「〇〇業界協会」「〇〇業界団体」などの各業界に属する企業が加盟している団体のHPを見てみるのがおすすめです。業界の特徴や動向を知ることができますよ。
また「製造業を巡る動向と今後の課題(経済産業省)」「情報通信白書(総務省)」など、各業界の監督官庁が出している白書やプレスリリースをインターネットで見ることができます。これらをチェックすることで、政府の業界への期待度や将来性、各業界の現状を知ることができますよ。
ほかにも東洋経済新報社の「会社四季報 業界地図」は業界ごとに主要な企業の順位、業績、提携関係などが地図になっていて、視覚的にわかりやすくなっています。各企業を取り巻く状況、業界規模、今後予想される動向を知ることができますよ。ツールをうまく利用し、業界への理解を深めましょう。
③自己分析で自分の強みを棚卸しする
興味を持てる業界がピックアップできたら、次は自己分析をしてあなたの強みを棚卸ししましょう。現時点であなたが持っている強みが活かせる業界を選ぶことで、その業界で活躍しやすくなりますよ。
- コミュニケーション能力が高い
- 語学力がある
- 継続的に勉強することができる
些細な強みであったとしても、必ず働くうえでは活かせる強みになります。これまでの経験やあなたの長所を深掘りし、一つでも多くの強みを見つけてくださいね。
キャリアアドバイザー
もちろん今の時点で業界で活かせる強みがなくとも、これから身に付けていくことができます。そういった目標を明らかにするためにも、自分の強みを理解しておきましょう。
自分の強みがなかなか自己分析で見つけられないときは、こちらの記事を参考にしてください。
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④働くうえで大切にしたいことに優先順位を付ける
自分の強みがわかったら、次に働くうえで何を大切にしたいかを考えてみましょう。ある程度書き出すことができたら、それらに優先順位を付けてみてください。
- 仕事内容が自分の興味に合っている
- 今持っている自分のスキルを活かせる
- 自宅で働きたい
- 収入への納得感
- ワークライフバランスの両立
この時、仕事に関することだけでなくプライベートに関することも挙げておきましょう。プライベートのことも含めて、自分が納得感を持ってできる仕事を見つけることが大切ですよ。
⑤強みと大切にしたいことが両立できる業界を探す
最後に、あなたの強みと働くうえで大切にしたいことの両立がしやすい業界を見つけましょう。もちろんすべての希望をかなえることは難しいので、④で付けた優先順位に沿って業界を探してみてくださいね。
業界を見ただけでは両立が難しくとも、業界内の企業まで探してみれば自分の希望に合った働き方ができるところが見つかる可能性もあります。両立できないからといって選択肢をなくさないようにしましょう。
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
働くうえで大切にしたい価値観に優先順位を付けたものの、その両立が可能な業界を見つけられない場合は、もう一歩自己分析や業界研究を深めてみましょう。あなたの強みが活かせる職種は何でしょうか。営業や経理、事務職はどの企業にもある職種ですが、技術職やデザイナー、その他の専門職であれば、ある程度業界は絞られます。
また、金融、商社、広告・出版・マスコミ業界などは共通した人物像を比較的イメージしやすいですが、メーカーや流通・小売、サービス業界は多種多様な業種が属しているので、業種ごとに求められる人物像をチェックし、自分の強みとの共通点を探してみてください。
就活サイトでは業種と職種で企業の絞り込みができ、各企業の情報はもちろん先輩社員の声が掲載されているサイトもあります。複数の同業他社の情報を見ているうちにどういう働き方ができるのか、各業種の特徴が見えてくることがありますよ。それでも業界の絞り込みが難しいようなら、大学や就活エージェントのキャリアカウンセラーに相談してみましょう。
業界研究の際にチェックしておきたい4つのポイント
就活生
自分に合う業界を見つけるには、希望と照らし合わせて探していくことが大切なんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです! 自分の希望と強みを明確にし、それに合った業界を探しましょう。
就活生
でも、業界研究の仕方がわからなくて……。具体的には何を調べれば良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
確かに、やみくもに業界について調べているのではなかなか理解を深めるのは難しいですよね。ここからは業界研究の際に重点的にチェックしたいポイントを解説します。
業界研究をする際には、基本的な企業に関する情報のほかにも仕事内容や業界の将来性、キャリアの積み方など、最低限調べておきたい項目があります。ここからは必ずチェックしておきたい4つのポイントについて解説しますよ。
①仕事内容|興味や関心を持てるか
業界研究をするうえで必ずチェックしておきたいのが、仕事内容です。業界内にも多くの職種があり仕事内容は多種多様ですが、そのなかに興味を持てる仕事内容のものがあるかを調べてみましょう。
同じ職種でも、業界が違えば扱う商品・サービスや業務形態は大きく変わります。その業界では希望に合った働き方ができるのかを確認してみてくださいね。
②ビジョン|業界全体の将来性に不安がないか
その業界に将来性はあるのか、長く働いていくビジョンが立てられるのかも業界研究をするうえでは欠かさずに確認しておきたい項目の一つです。興味を持っている業界の動向は順調なのか、衰退の傾向があるのか、大まかで構わないので情報を仕入れておきましょう。
- 四季報を参考にする
- 新聞やニュースで業界に関する情報を収集する
- その業界の大手企業の業績が上がっているか確認する
業界そのものの将来性は、社会情勢によっても変わるものです。普段からニュースに気を配り、自分の業界に影響が出そうな出来事が起きていないかアンテナを張っておくことも大切ですよ。
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
興味がある業界の将来性に不安を感じた場合、就職を目指すべきか迷うところですよね。ただ、業界の将来性がどうなるかは正直なところ誰にも予測ができません。近年の出来事として挙げるなら、ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響により航空業や旅行業、ホテル業などは大打撃を受けました。それでも今は海外からの旅行客が増え、再び業績が上向いています。現在は変化の激しい時代です。経済学者や社会学者などの専門家でさえ、各業界の将来を正しく予測することは困難でしょう。
大企業も永遠に安泰とは限らず、現在は業績が低くても数年後には成長し続ける企業もあります。どの企業も確約された安定性はないことを念頭に置きつつも、先のことを心配しすぎず、「自分が将来どうありたいのか」を中心にキャリアプランを考え、業界を選ぶことが大切ですよ。
ただし、時代の変化に伴い、新事業開拓や業務改善が着々と進められていたり、離職率が低い企業は成長が期待できる傾向にあるので、この点はチェックしておきましょう。
③キャリア|その業界の人が積んでいるキャリアは希望に近いか
興味を持っている業界で働いている人たちは一般的にどのようなキャリアを積んでいるのかも、業界研究をするうえでチェックしておきたい項目の一つですよ。
たとえば将来的に海外で仕事がしたいと思った場合、メーカーのような海外にも拠点を持つ企業が多い業界や、商社のような海外の企業とのやり取りが多い業界がおすすめです。長い目で見たときに自分の希望に合った働き方ができそうかどうかは、事前に調べておきましょうね。
④平均収入|業界の収入の相場は自分が納得できる程度か
業界研究をするうえでは、平均収入を把握しておくことも大切です。特にワークライフバランスを重視する人は、しっかりと平均収入についても調べておいてくださいね。
業界の平均収入は調べればすぐに出てきますが、情報にはばらつきがあります。業界によっては限られた大手企業が平均収入を押し上げている場合もあるので、1つの情報を鵜吞みにするのではなく複数の情報源から情報収集することが大切ですよ。
- Yahoo! ファイナンス:株価に関する情報がわかる
- EDINET:上場企業の年収が記載されている「有価証券報告書」を見ることができる
業界研究はこの流れで進めよう! 業界理解を深める3ステップ
就活生
業界研究では、仕事内容やビジョン、キャリアパス、収入について重点的にチェックするのが良いんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです! 最低限その4つは調べておきたいところですね。
就活生
ただ、これを調べたうえでどのような流れで業界研究を進めれば良いのかがわかりません……。
キャリアアドバイザー
業界について徹底的に調べるためには、ただ情報収集をするのではなく流れに沿って知識を深めていくのがおすすめです。ここからは業界を徹底的に調べる方法を3ステップで解説しますね。
いざ業界研究をしようとなった時、まずは何からすれば良いのか、どのように業界研究を進めていけば良いのか悩んでしまうこともありますよね。
ここからは、徹底的な業界研究をするための3ステップを解説します。8大業界の概要をチェックしてからステップを進めてくださいね。
ステップ①志望業界を絞り情報収集する
まずは志望する業界を絞り、その業界に関してしっかりと情報収集をしましょう。情報を得る手段はインターネットだけではないので、可能な限り多くの方法で情報を集めるのがおすすめです。
- インターネットで業界について検索する
- 気になる業界内の企業をピックアップしOB・OG訪問をする
- 業界研究セミナーに参加する
- 合同企業説明会で業界内の幅広い企業に関する情報を集める
- 新聞やニュースから情報収集する
最近は通年採用の企業が増えているので、時期を問わず就活系のイベントが実施されています。特に説明会やセミナーには積極的に参加し、業界への理解を深めましょう。
キャリアアドバイザー
就活系イベントの情報は大学のキャリアセンターから得ることができます。時間があるときに聞きに行ってみてくださいね。
ステップ②業界内の企業について理解を深める
志望業界についての知識を身に付けたら、次はその業界内の企業をいくつかピックアップして仕事内容や働き方に関する理解を深めましょう。
- 社員の1日のスケジュール
- 具体的な業務内容
- やりがいや大変なこと
- おもなキャリアプラン
ここでピックアップするのは、志望企業でなくても問題ありません。いくつかの企業をモデルとして調べ、その業界で働くイメージを膨らませてみてください。
キャリアアドバイザー
大企業や中小企業、ベンチャー企業など、違った環境にある企業から何社かピックアップして調べるのがおすすめですよ。
キャリアアドバイザーコメント
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
1つの業界のなかには多種多様な事業をおこなっている企業が存在するため、1社をリサーチしたとしても、その情報が業界全体に共通しているわけではありません。たとえば金融業界には銀行、証券会社、保険会社などがあり、事業内容も企業の特色も異なります。また同じ業界内でも顧客が企業か個人か、どの年代を対象にしているかによっても戦略は異なりますよ。
そのため業界研究をする際は、興味のある業界のトップ企業と提携関係にある会社、競合会社などの複数の企業をチェックしましょう。また関連性のある業界をチェックするのもおすすめです。企業理念や経営方針などに共通点が見つかったり、当初は興味のなかった業界に魅力を感じられる可能性もあります。
銀行や百貨店など実店舗がある企業なら、複数の店舗を訪れイベントやキャンペーンなど同業他社の取り組みの比較検討をすることも有効です。またメーカーであれば、見本市や展示会、工場見学に参加してみると、今後の業界の動向やそれに向けての各社の取り組み、時代の流れを知ることにもつながりますよ。
ステップ③関連業界について調べる
最後に、志望する業界と密接に関連している企業についても調べておきましょう。仕事内容によってはほかの業界と直接かかわる機会が多い場合もあるので、関連業界への理解を深めておくことで入社後にも役立ちます。
- メーカー:流通・小売、商社
- 商社:メーカー、流通・小売、サービス、金融
- 流通・小売:メーカー、商社
- 金融:商社
- サービス:商社
- ソフトウェア・通信:広告・出版・マスコミ
- 広告・出版・マスコミ:ソフトウェア・通信
企業によってはほかの業界と独自の関係性を築いている場合もあるので、それぞれのつながりを把握しておくことも大切です。
業界についてよくある質問に回答!
業界について調べる時、そもそも業界とは何か、具体的にはどのような業界があるのか知りたい学生も多いですよね。そのような学生の疑問に、キャリアアドバイザーが回答します。
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業界とは何ですか?
業界とは、さまざまな企業を携わる産業ごとに分類したものです。その企業が取り扱う商品・サービスは何か、社会でどのような役割を担っているのかに注目して分類しますよ。業界にはさまざまな種類がありますが、それぞれの業界同士は密接にかかわり合っています。業界研究をするうえでは、あなたが希望する業界の特徴や、その業界はどの業界とかかわっているのかを知ることが大切です。
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業界にはどのような種類がありますか?
業界には大きく分けて8つの種類があります。おもな分類として形あるモノを作り出す「メーカー」、製品のやり取りをとおして経済を動かす「商社」、製品を行き渡らせる「流通・小売」、経済を循環させる「金融」、形のないものを提供する「サービス」、情報技術を駆使して社会を支える「ソフトウェア・通信」、情報を提供する「広告・出版・マスコミ」、利益を目的とせず社会貢献を目的とする「官公庁・公社・団体」がありますよ。
業界によって仕事内容も働き方も大きく変わるので、業界研究をする際には、自分にはどのような業界が合っているのか、その業界で何がしたいのかを明確にしましょう。
業界とは事業ごとの企業の分類! 8大業界への理解を深め希望の業界を見つけよう
業界とは世の中の企業を携わる産業ごとに分類したものであり、就活はそれぞれの業界についての理解を深めることから始まります。ここで紹介した8大業界の特徴をつかみ、あなたに合っているかどうかを慎重に見極めることが大切です。
業界への理解を深めたうえで5段階の自己分析で自分に合った業界を見極め、就活のゴールを定めましょう。
あなたが興味を持った業界は社会のなかでどのような立ち位置なのか、どのようにほかの業界とかかわっているのかを知ることで、業界研究を深めていきましょう。