就職が決まらない理由と解決策3つ|辛い就活を乗り越えるための考え方

この記事のアドバイザー

桑原 翔

大学卒業後、アミューズメント業界にて接客と店舗管理、人材教育を行いました。その後、不動産業界に入社し半年で2億円を売り上げる。人の教育や悩みの相談に乗ることでその人の人生のきっかけになりたいと思い人材業界に転身。1人で抱え込まずに気軽にまずはご相談をしてください。

五反田 誉司

大学卒業後、大手アパレル企業にて販売と人材育成を経験。販売では個人成績で全国1位を獲得。また、店長として店舗のマネジメントも行い、赤字店舗を12か月連続予算達成店舗へと改善する。人材育成において、人の人生に関われる喜びを感じ、より多くの人の人生の選択のお手伝いをしたいと思い、人材業界に転身。 人の無限の可能性を信じ、広げるお手伝いをしております。 人と話すのが何よりも好きなのでまずはお気軽に何でもご相談ください。

増子 航平

大学時代、北海道にてNPO法人の立ち上げ、子供の貧困問題・格差問題に取り組む。その後、新卒でポート株式会社へ入社しキャリアアドバイザーを務める。1年目は新人賞を獲得し、2年目でチーフに就任。仕事には人生の大半を費やすことになります。だからこそ仕事の楽しさを伝えたいです。どんな人にも活躍出来る場はあると思っています。それを見つけていきましょう!

コラムの目次

  1. 就職が決まらないと不安になる就活生は多い
  2. 就職が決まらない理由3つ
  3. 就職が決まらない場合の解決策3つ
  4. 就職が決まらない日々を乗り越えるには
  5. 就職が決まらなくても焦らず自分なりの改善策を見つけよう

就職が決まらないと不安になる就活生は多い

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から、

「就職先が決まらずに友人達に追い越されてばかり」
「また面接に落ちました…。もうだめかもしれないです。」
「どうすれば就職できますか?」

という声を多く聞きます。いつまでも就職が決まらないと、卒業後何もない状態で社会に出なければなりませんし、不安を抱えるのは当然です。しかし、不安や焦りを抱えていると余計に上手くいかず、悪循環を招いてしまうことも少なくありません。

就職みらい研究所の調査によると、2019年卒の就活生の95.9%は3月の卒業時点で内定を獲得しています。今は不安な就活生も、3月までには決まるので心配しすぎる必要はありません。

就職が決まらない不安、このままで本当にいいのかという焦りはあるでしょうが、それに囚われ過ぎないことも大切です。就活は対企業というイメージが強いでしょうが、実は対自分との戦いでもあり、自分自身の気持ち、感情、考えといかに向き合うかも考えなければなりません。上手に向き合い、スムーズな攻略を目指すためにも、自分にとっての就活の答えを見つけましょう。

就職が決まらない理由3つ

就職が決まらないのは当然選考で不合格になるからですが、なぜ不合格になってしまうのか、いつまでも上手くいかないのか疑問に思う人もいるでしょう。就職が決まらない原因は複数あり、人によって理由は違います。まずはなぜ就職が決まらないのか、根本的な原因から知ることが大切です。

①企業で働くビジョンが描けていない

就活生

ビジョンを描くってよく言いますけど、ビジョンって何ですか?

キャリア
アドバイザー

ビジョンは、自分が思い描く将来の姿のことです。多くの企業も「経営ビジョン」を掲げていますよ。

内定がもらえない焦りから、いろいろな業界・企業にエントリーしている就活生は多いと思います。視野を広げて志望する企業の幅を広げるのはいいことですが、きちんと企業について調べた上で、「○○がしたい」というビジョンまで描けていますか?ビジョンが描けている=入社意欲が高いと捉えられ、ポテンシャル採用と言われる新卒採用では面接官からの評価も高いです

自分のこれまでの経験と企業の事業や方向性を掛け合わせて、自分には何ができるか、どのように企業に貢献できるのかを考えてみましょう。実際に働くことを想定して、どの職種に就きたいのか、それはなぜなのかを深めてみるといいですね。どの企業に対しても同じことを伝えていても意味がありません。「この企業でないとダメな理由」をビジョンを通して伝えましょう。

ミスマッチの企業を志望している

スムーズに就職を決めるには、自分に合った志望先を選ばなければなりません。就職意欲が十分で能力が申し分ないほど高くても、志望先を間違えて失敗する人もいるため注意が必要です。学生が就活をしているのと同じで、企業は採用活動をしています。企業としては単に労働力としての人材が欲しいわけではなく、自社で活躍でき、利益を生むことが出来る人材を獲得したいと考えているのです。

つまり、企業が求めるものと、学生が望むもの、持っているものがマッチしている必要があり、これがミスマッチだと合格するのは難しいです。精一杯やっているはずなのに上手くいかないという人は、就職の選択肢から間違えている可能性が高いいでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

増子 航平

志望する企業を感覚的に選ぶのはNG

企業選びにおいて、感覚的に合う・合わないを判断するのはあまりおすすめできません。実際の業務内容よりも、人事担当者の人望や説明会での見せ方に左右されてしまうためです。入社後は説明会で出会った人事と一緒に働かないケースが多いため、ギャップを感じる例が多いです。

感覚的でなく、しっかりとした根拠を持って企業を判断してください。企業の話を聞いていいと思ったのであれば、なぜそれがいいのか、自分にとってのメリットは何か。自身の感情を起点に1つ1つ言語化していくとその企業の何がいいのか見えてくると思いますよ。

②面接前の準備が不足している

就活では、面接を突破しないことには内定を獲得できません。面接前の準備や練習を怠っている人は要注意です。「ありのままの自分」を見てほしいからと練習せずに面接に臨む就活生がいますが、話す内容の確認はしておくべきです。エントリーシートや履歴書の内容を読み返して、面接で一貫した内容を話せるようにしておきましょう

まったく違うことを話すと、面接官が「どっちが本当なのか?」と困惑します。面接で話す場合は、書類に書いた内容を深掘りするイメージがいいですね。面接官は書類を元にいろいろな質問をするため、どのような質問がきても答えられるようにしておくのがベストです。書類に書いていないことまで話そうとすると、逆にテンパってしまいます。面接官の質問に的確に落ち着いて答えられるように準備しておきましょう。

キャリアアドバイザーコメント

増子 航平

わずかな時間で自分のよさを分かってもらうために対策は必須

対策をせずに面接を受けることは非常にリスクの高いことですし、せっかく時間を作ってくださった面接官にも失礼な行為です。たとえ、自分自身の話しかしないとしても、事前にどんなことを伝えるべきなのかを整理しておくことは必要です。面接はお見合いと同じです。

「初めましての相手」に30分〜1時間のわずかな時間で自分自身のことを伝え、相手のことを知らなければいけません。そのわずかな時間の中でどれだけ自分のことを分かってもらえるか?自分の良さを伝えることが出来るのか?これが合否を分けるポイントになります。

そう考えると、対策は必要ですよね。1時間面接をしても「この人のことはよくわからないな」と思われてしまうとお見送りになってしまうケースは多いです。「もっとこの人のことを知りたい」「もう一度話してみたいな」このような印象を持ってもらうためにも、しっかりと対策をして、どうすれば相手に自分の考えを伝えられるのかをしっかりと考えて臨みましょう 。

③見た目の印象や話し方に問題がある

メラビアンの法則を知っていますか?メラビアンの法則とは、話し手が聞き手に与える影響は「言語情報:7%」「聴覚情報:38%」「視覚情報:55%」の3つで構成されるという概念です。視覚情報が最も相手に与える影響が大きいことがわかりますよね。ここでいう視覚情報とは見た目の印象や表情、態度や仕草のことです。

面接において第一印象はとても重要です。面接官の中には、入室からわずか数秒で合否を決定づける人もいます。清潔感のある服装を心がけ、明るくにこやかな表情で挨拶しましょう。受け答えに関しても、相手に聞き取りやすい声でハキハキと話します。

また、見た目や話し方だけでなく、内容にも注意しましょう。面接官との会話を意識し、ひとつひとつの質問の意図を理解して答えることが大切です。結論から話すなど、面接官にわかりやすく話せるとなおいいですね。

面接マナーを確認したいという就活生には、こちらの記事がおすすめです。入退室、面接中のマナーをイラストつきで詳しく紹介しています。最低限のマナーを身につけ、好印象を与えましょう。

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就職が決まらない場合の解決策3つ

①自己分析を念入りにする

就職がなかなか決まらないという就活生の中には、自己分析をしていない、または適当に済ませたという人もいるのではないでしょうか?自己分析は企業選びをはじめ、志望動機や自己PRの作成の基礎とも言える大切なものです。自己分析をして、自分の適性や企業に売り込みたい強みを明確にしましょう。

自己分析ができていないと、自分の適性に合わない企業ばかりを志望するだけでなく、志望動機や自己PRの根拠が薄く面接官からの評価が低くなってしまいます。念入りな自己分析があってこそ、入社意欲を面接官にアピールできるようになるのです。自分史やモチベーショングラフの作成で自己分析を完ぺきにしましょう。

こちらの記事では、自己分析に効果的な自分史やモチベーショングラフの作成方法を見本つきで詳しく説明しています。パソコン、もしくは紙とペンがあればすぐに出来るので、まずは自己分析から始めてみましょう。

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②面接の練習をする

書類選考を突破すると一次面接、二次面接、最終面接と複数回面接があることがほとんどです。そのため、就職が決まらない就活生の中には面接がネックになっている人も多いと思います。書類選考は通るけれど、面接でいつも落ちてしまうという就活生は、面接の練習を念入りにおこないましょう。

面接は内容ももちろん、話し方や態度も重視されるため、友人などにお願いして面接官役をやってもらうことがおすすめです。面接中は緊張していて自分の態度を把握することは難しいですよね。友人との面接練習で欠点を把握し、改善できるよう意識しましょう。面接中の表情や話し方はもちろん、気になる癖はないかなど細かい点まで見てもらってください

キャリアアドバイザーコメント

桑原 翔

弱点を認識した上で面接の練習をすると結果が出やすい

面接練習をしたことで内定を獲得した就活生が過去にいました。その学生は人の目を見て話すことが苦手だったので、志望動機などの対策をする前にそういった所作の部分をお話しました。

相手の目を見て話せなかった原因のひとつに自分に自信がないことがあったため、学生自身が自分のやってきたことを肯定し認めてあげること、そして「これをやってきた」という自信をもって話すことを練習しました。

その結果、以前の何倍も自信をつけた様子で目を見てはっきり話すことができるようになりました。面接当日には目つきも顔つきも自信に満ち溢れた表情になっており、見事内定を獲得することができました。

③課題を見つけ改善する

書類選考や面接で落ちたときは、ダメだった結果をそのままにせずきちんと振り返りましょう。振り返ると言っても「あの質問に答えられなかったな」「緊張して言葉がめちゃくちゃだった」で終わるのではなく、課題を見つけて改善策を打ち出すことが大切です。答えられない質問があったのであれば、その原因を突き止め、それに応じた改善策を考えます。

例えば「5年後何がしたいですか?」という質問に答えられなかった場合、原因としては企業研究が足りていない、自己分析が不足しているなどがあると思います。そこで、企業研究としてIR情報で今後の方向性を確認する、どういった職種があるのかや企業で役立つ資格を調べる、などの改善策を立てて実際に行動に移しましょう。自己分析が不足している場合は、自分史やモチベーショングラフの作成で自分の適性や強みが発揮できる環境について把握しましょう。

こちらの記事では、自分史やモチベーショングラフの作成方法を見本つきで詳しく紹介しています。パソコンまたは紙とペンがあればすぐにできるので、自己分析に自信がないという就活生は参考にしてみてくださいね。

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就職が決まらない日々を乗り越えるには

適度に気分転換をする

就職がなかなか決まらないときは、思い切ってリフレッシュするのもひとつの方法です。焦っているときに気分転換をするのは不安にもなるでしょうが、休んだほうが上手くいくこともあります。無理をして就活を続けても、疲労が溜まり挫折することも少なくありません。

就活はメリハリをつけて続けることが大切なので、頑張りどころと力を抜くところは自分で上手に調整しましょう。映画を見る、ゲームをする、買い物に行く、とにかく寝る、飲みに行く、運動するなど、旅行をする、自分が好きなことを目いっぱい楽しんでください。頑張るほど成果が出るといった単純なものではないため、リフレッシュしてもう一度就活に向き合う活力を得てください。一度休むと就活の見え方や考え方も変わり、余裕を持って仕切り直すことができます。

掲示板やSNSも見ないようにしよう

気分転換をすると決めたら、就活掲示板や就活関係をフォローしているTwitterなどからも距離を置きましょう。それは「自分が頑張っている間に他の人は頑張っている…」という気持ちを持たないようにするためです。他人に左右されて自分を追い詰めないようにしましょう

全員が全員足並みそろえて就活することは無理なので、自分の心の声を聴きながらひとつひとつ取り組んでいくことの方が大切です。それに、友人の内定報告を見るのも辛いはず。お祝いする気持ちもありながら、どうしても自分と比べて落ち込んでしまいますよね。就活から離れて気分転換をするときは、スマホを見るのもやめて心の回復に努めましょう。

キャリアアドバイザーコメント

周りにのまれてモチベーションを失わないようにしよう

就活は自身のキャリアについて未来を描く期間として、自分自身と向き合うものです。周りと比較し、焦る気持ちは必然的に起きやすいですよね、分かります。

しかし、目指している業界、職種、採用人数により選考のスピードは変わりますし、内定を獲得するまでにかかる期間も変わりますよね。周りにのまれてご自身のモチベーションが失せることはもったいないです。周囲を気にしすぎず、自分の課題と向き合って前向きに就活を進めましょう。

就職以外の選択肢を考える

「なんとしても就職しなければ」と考えすぎると精神的につらくなってしまいます。就活以外にも選択肢はあるので「他にもできることはある」という考えを持つことも大切です。留学したり大学院に進学したりと、学問の道を選ぶ道もあります。また、就職を前提にするなら、留年して再挑戦する方法もありますし、卒業して既卒として新たに就活に取り組む方法もあるのです

就活は限られた時間の中で内定をもらわなければならないので、焦ってしまうのも仕方ありません。しかし、自分の納得いく企業で働くためには、焦りは禁物です。心に余裕を持つためにも、進学や留年・既卒として就活などの選択肢があることを忘れないでおきましょう。

就職エージェントを活用しよう

就職が決まらなくて困っている就活生は、就職エージェントの利用も検討してみましょう。就職エージェントには専門のアドバイザーが所属しており、1人ひとりの悩みに向き合います。特に「企業選びに悩んでいる」「内定がなかなかもらえない」という悩みを抱える就活生におすすめです

キャリアパーク!就職エージェントでは、企業選びから応募書類の添削、さらには面接の対策とサポート体制が充実しています。個室の面談ブースも用意されているため、就活の取り組み方や就職、就職した後についての相談が気軽にしやすいのも魅力のひとつでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

エージェントに自分の考えを話してアドバイスをもらおう

エージェントの活用法は「自己分析」と「企業紹介」の2つです。多くの学生さんが自己分析の本を買ったり、適性検査をしたりしているでしょう。しかし、誰かに自分の考えを話して分析している学生さんは少ないです。

そこで、初対面であるアドバイザーに話をすることで自分の考えをアウトプットすることが出来、フィードバックやアドバイスをもらうこともできますよね。自己分析は1人ではなかなか完結しづらいので、その点では面談を通じて自己分析が出来る点が大きなメリットです。

また、その分析結果を元に自分では気づけなかった適性を活かせる企業や、ナビサイトなどではなかなか絞り切れない自分に合った企業を探し出してくれる点が最大のメリットだと思います。

就職が決まらなくても焦らず自分なりの改善策を見つけよう

「就職が決まらない」と、多くの就活生がなかなか内定がもらえない焦りを抱えています。就職が決まらないと焦って不安になるのは仕方ありませんが、それらを必要以上に重たく受け止めるのはよくありません。現状としっかり向き合うことは大切なものの、負の感情に囚われ過ぎると悪循環を招いて余計に上手くいかなる可能性が高いです。

就職が決まらないからといって焦る必要はなく、対処次第で改善を目指すことは可能です。内定の獲得を目指すことはもちろん、就職以外の選択肢を目指しても構いません。焦りはマイナスにはなってもプラスに働くことはないため、ネガティブな感情は上手に切り離し、じっくり自分の将来と向き合いましょう。

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