目次
- ChatGPTで就活をスムーズに進める方法を知ろう!
- 【自己分析】ChatGPTで自己理解を深める3つの方法とプロンプト
- ①強み・価値観の整理
- ②深掘り質問による分析
- ③他己分析
- 【企業研究】ChatGPTで効率的にリサーチする3つの方法とプロンプト
- ①資料や長文ニュースの要約
- ②求める人物像の洗い出し
- ③競合他社との比較
- 【ESの作成】ChatGPTでES作成を効率化する3つの方法とプロンプト
- ①構成案の作成
- ②文字数の調整
- ③添削
- 【面接対策】ChatGPTで面接の通過率を上げる4つの方法とプロンプト
- ①深掘り想定質問の作成
- ②模擬面接
- ③逆質問のアイデア出し
- ④面接の振り返り
- 【マナー系】ChatGPTでマナーへの不安を解消する2つの方法とプロンプト
- ①メールの作成
- ②OB・OG訪問の依頼文作成
- 【管理系】ChatGPTで管理の手間をなくす4つの方法とプロンプト
- ①スケジュール管理
- ②選考状況の整理
- ③やることリストの作成
- ④面接・就活イベント前のチェックリストの作成
- ChatGPTを就活で活用する際の注意点
- ①ESの文章を一からChatGPTに作らせない
- ②個人情報・機密情報の入力はしない
- ③出力された情報は必ず事実確認をする
- ④Webテストなどでの不正利用はしない
- 【Q&A】就活でのChatGPTの利用についてよくある質問に回答!
- Q.ESの作成にChatGPTを使ったらバレる?
- Q.ChatGPTを使うことが原因で不採用になることはある?
- Q.生成AIのなかで特に就活におすすめなのはどれ?
- Q.ChatGPTは無料版と有料版どちらを使うべき?
- ChatGPTの正しい活用法を理解して就活を一歩リードしよう!
ChatGPTで就活をスムーズに進める方法を知ろう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
近年はChatGPTを活用して就活を進めるのが一般的になりつつありますが、具体的にどう活用すれば良いのかわからない人もいるかと思います。
そこでこの記事では、ChatGPTの就活での活用法について、就活のプロであるキャリアアドバイザーの意見を交えながら解説していきます。
なお、これから解説する活用法はすべて無料版のChatGPTで問題ないため、公式サイトからすぐにでも活用できますよ。
ChatGPTの基本的な使い方は以下の記事が参考になるので、初めて使う人やあまり使ったことがない人はあわせてチェックしてみてください。
ChatGPTでの自己PRの作り方|すぐに使えるプロンプトも紹介
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【自己分析】ChatGPTで自己理解を深める3つの方法とプロンプト
就活をするうえで自己分析は欠かせませんが、ChatGPTは自己理解の材料を集める段階で特に効果を発揮します。
ここからは、ChatGPTで自己理解を深める3つの方法とプロンプトについて解説するので、自己分析がうまく進んでいない人は積極的に取り入れてみましょう。
まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。キャリアアドバイザー監修の診断なので、あなたの強み、価値観、興味を多角的に分析し、最適な職種・業界を提案できます。
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①強み・価値観の整理
ChatGPTは与えられたデータを正しく読み取り、分析をおこなう能力に非常に長けています。
そのため、ChatGPTに過去の経験を箇条書きで入力し、そこから見える自分の強みや価値観を抽出してもらうことで、自分の傾向を把握するのに役立ちます。
以下の私のこれまでの経験から見える、強みと価値観を3つ挙げてください。
その際は、就活で使えるという理由だけで無理に挙げるのではなく、あくまで客観的に分析してください。
【これまでの経験(アルバイト・部活動・ゼミ活動など)のなかで印象に残っている出来事を箇条書きで記載する】
ここでのポイントは、複数の強みと価値観を挙げてもらうことです。
一つに絞るよりも複数の項目を提示してもらったほうが共通点がわかり、より自分らしい強みが見つかりますよ。
②深掘り質問による分析
自己理解を深めるには、ChatGPTに自分の経験について深掘り質問してもらう方法も効果的です。
行動の背景にある考え方を掘り下げる質問を繰り返してもらうことで、自分の強みや弱み、仕事選びで重視したいポイントなどが見えてくるようになります。
あなたは私のメンタルコーチです。
行動の背景にある考え方を明らかにするために、以下の私の経験について一問ずつ深掘り質問をしてください。
最後に、回答全体から考えられる私の「強みと弱み」や「向いている環境と向いていない環境」も整理してください。
【過去の経験(アルバイト・部活動・ゼミ活動など)を一つ記載する】
ここでのポイントは、一問ずつ質問してもらうことです。
まとめて質問を出してもらうよりも、自分の回答を分析したうえで一問ずつ質問してもらったほうが、より深い内容の質問に期待できますよ。
③他己分析
他己分析とは、第三者に自分の特徴や印象について質問することで自己理解を深める方法のことです。
自分では当たり前と思っていることが、周囲には強みとして映っていることは少なくありません。
そこで家族や友人などから得た意見をChatGPTに入力し、それを分析してもらうことで、自分では気づいていない強みなどが見つかることもあります。
以下は私について周囲からもらった意見です。
ここから見える、私の第一印象・強みと弱み・向いている仕事について、企業の採用担当者視点で教えてください。
【周囲から得た意見を箇条書きで記載する】
周囲から得た意見は要約して入力するよりも、実際に言われた言葉や具体的なエピソードを入力したほうがより客観的な情報を得やすくなりますよ。
他己分析のやり方や活用法については、以下の記事で詳しく解説しています。
他己分析のやり方と就活に活かす方法|依頼先別の質問リストつき
【企業研究】ChatGPTで効率的にリサーチする3つの方法とプロンプト
企業研究にChatGPTを活用する場合には、単に企業の情報を集めてもらうのではなく、集めた情報を要約・整理してもらうのが効果的です。
ここからは、ChatGPTで効率的に企業研究を進める3つの方法とプロンプトについて解説するので、自身の目的や状況に応じて活用していきましょう。
①資料や長文ニュースの要約
企業のIR資料(投資家向けの経営状態や財務状況に関する資料)や長文ニュースなどは情報量が多く、すべてを読んで理解するのには時間や労力がかかります。
そこでChatGPTに資料や文章を読み込ませ、それを要約してもらうことで、選考で役立つ情報を効率良く整理することができます。
以下のニュースについて、就活生が企業研究に使いやすいように要約してください。
【ニュースのテキストやURLを貼り付ける】
ここでのポイントは、単に「要約してください」という指示だけで終わらせないことです。
プロンプト例のように「就活の企業研究のため」といった具体的な目的を伝えることで、必要な情報を得やすくなりますよ。
②求める人物像の洗い出し
企業が求める人物像はホームページや求人情報などに記載されていますが、それらの情報だけでは具体的なイメージが湧かないことも多いです。
そこでChatGPTに企業理念や社長メッセージ・社員インタビューなどの複数の情報を入力し、そこから共通する人物像を分析してもらうことで、志望企業が求める人物像をより具体的にイメージできるようになります。
以下の情報をもとに、この企業が求める人物像や評価しそうな人物像を抽出してください。
その際は、「企業が実際に明言していること」と「情報から推測できること」を区別してください。
【志望先の企業理念や社長メッセージ・社員インタビューなどのテキストやURLを貼り付ける】
もしChatGPTの回答が抽象的であった場合には、さらに追加で質問してみましょう。
たとえば、「この企業がいう○○とは、具体的にどのような行動をする人ですか?」と聞くことで、アピールすべきポイントのヒントを得やすくなりますよ。
③競合他社との比較
企業理解を深めるには競合他社との比較も重要ですが、競合他社の情報まで集めるのはかなりの時間と労力を要します。
そこでChatGPTに志望先の3C分析を依頼し、その企業を取り巻く環境を明らかにしてもらうことで、効率的に競合他社との比較をすることができます。
- ①顧客のニーズ(Customer)②競合他社の強みと弱み(Competitor)③自社の強みと弱み(Company)の3つの視点から事業環境を分析する手法のこと
○○業界の現状について、○○社(志望先)を自社とした場合の3C分析の結果を表でまとめてください。
なお、より深い比較がしたい場合には、競合他社の情報を自分で調べたうえでChatGPTに渡し、各社の違いを一覧表にまとめてもらう方法がおすすめです。
競合他社の調べ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
競合他社の調べ方4ステップ! アピールにつながる3つの活かし方
【ESの作成】ChatGPTでES作成を効率化する3つの方法とプロンプト
ESの作成にChatGPTを活用する場合には、一からESを作成してもらうのではなく、構成案の作成や添削といった補助的な形でChatGPTを活用したほうが効率的です。
ここからは、ChatGPTでES作成を効率化する3つの方法とプロンプトについて解説するので、ESの作成で時間を取られている人はぜひ積極的に取り入れてみてください。
生成AI(人工知能)を活用した志望動機やガクチカの作り方については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
志望動機
AIでの志望動機作成は「具体化」がカギ! 作成法4ステップを解説
ガクチカ
ガクチカ作成にAI活用はOK! ベストな活用方法をプロが伝授
①構成案の作成
ESはどれほど内容が良くても、読みづらい文章や伝わりにくい文章ではなかなか高評価を得ることはできません。
そこで最初にChatGPTにESで伝えたい内容を箇条書きで入力し、それをもとに論理的な構成案を作成してもらうことで、伝わりやすいESを効率的に作ることができます。
以下の情報をもとに、STAR法(状況・課題・行動・結果)に沿った論理的な構成案を作成してください。
【ESで伝えたい内容を箇条書きで記載する】
ここでのポイントは、文章案ではなく構成案を作成してもらうことです。
構成案で自分が伝えたい内容のチェックをすることで、自分の経験や企業研究の内容で書き漏れている部分にも気づきやすくなります。
あなたが受けないほうがいい職業は?
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入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが「適職診断」です。40の質問に答えるだけで適性のある職業や受けないほうがいい職業を診断できます。
自分に適性のある職業を早めに知って、就活を成功させましょう。
②文字数の調整
ESでは「400字以内」といった形で文字数が指定されていることもあり、その場合には文字数の調整に時間や労力がかかることも多いです。
そこでChatGPTに作成後のESを貼り付け、内容を維持したまま指定文字数に近づけてもらうことで、作業の負担を大幅に減らすことができます。
以下のESについて、できるだけ内容や表現を維持したまま○○字程度に調整してください。
【作成したESのテキストを貼り付ける】
ESの文字数に関するポイントや注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。
エントリーシートの適切な文字数は? 制限ない場合は300字が目安
③添削
最後の仕上げとして、ChatGPTに自分のESを添削してもらうのも効果的です。
具体的には、完成後のESをChatGPTに貼り付け、客観的な視点でわかりにくい表現や言い回しなどを指摘してもらうことで、ESの完成度を高めることができます。
あなたは○○社の採用担当者です。
以下のESについて、自分について何も知らない前提で伝わりにくい表現や専門用語があれば、指摘・修正してください。
【完成したESのテキストを貼り付ける】
なお、より専門的なアドバイスを受けたい場合には就職エージェントに添削を依頼するのがおすすめです。
キャリアパーク!就職エージェントでは無料のES添削をおこなっているため、プロの意見を参考にしたい人はぜひ利用してみてください。
【面接対策】ChatGPTで面接の通過率を上げる4つの方法とプロンプト
ChatGPTは使い方によっては想定質問や逆質問の作成だけでなく、模擬面接や面接の振り返りにも活用することが可能です。
ここからは、ChatGPTで面接の通過率を上げる4つの方法とプロンプトについて解説するので、面接対策に不安がある人は試してみましょう。
①深掘り想定質問の作成
面接で何を聞かれるかを予測するのは難しいですが、ESの内容をもとに深掘り質問をされる可能性は非常に高いです。
そのため、提出済みのESの内容をもとに、ChatGPTに面接官から追加で聞かれそうな質問を洗い出してもらうことで、自分で質問を考える手間が省けて効率的に対策を進めることができます。
以下のESをもとに、新卒採用の面接で面接官がするであろう深掘り質問を10個作成してください。
【ESの記載項目(志望動機やガクチカなど)を一つ貼り付ける】
深掘り質問に回答する際は、面接官の質問の意図を理解することが重要です。
意図が読めない質問が出てきた場合にはそのまま放置せずに、「この質問の意図は何ですか?」といった形でChatGPTに説明を求めるようにしましょう。
②模擬面接
模擬面接には面接官役が必要ですが、ChatGPTにその役を代行してもらうことも可能です。
ChatGPTに実際の面接のように質問してもらうことで、回答を考える練習だけでなく、その場で考えて話す練習にもなります。
なお、ChatGPTには音声会話モードが搭載されているため、実際に声に出して練習したい場合には積極的に活用してみましょう。
あなたは○○社の面接官です。
以下の情報をもとに、実際の新卒面接を想定した質疑応答を繰り返してください。
・志望する職種
・面接段階(一次・二次など)
・趣旨(とりあえず面接の一連の流れをつかみたい、面接官からの深掘り質問に慣れたいなど)
より本番を想定した練習がしたい場合には、回答するたびにフィードバックをもらうのではなく、最後まで面接官として振る舞ってもらい、最後にフィードバックをもらうのがおすすめですよ。
ChatGPTを相手にした模擬面接では、入退室の作法や話し方の練習などはできません。生身の人間を相手にした模擬面接がしたい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。
質問&チェック項目付き|模擬面接は6ステップのやり方で効果アップ
もし相手が見つからない場合には、一人でできる面接練習をおこなうのもおすすめです。
面接練習はまずは一人で始めよう! 練習の準備物と練習方法も紹介
③逆質問のアイデア出し
面接には逆質問の時間が設けられていることが多く、逆質問の内容によっては志望度や熱意のアピールにもなります。
事前にChatGPTに逆質問のアイデアを出してもらうことで、引き出しが増えてより志望先に合った逆質問を導き出せるようになります。
以下の情報をもとに、入社意欲がアピールできる効果的な面接の逆質問を10個提案してください。
【志望先の情報(事業内容や企業理念など)を箇条書きで記載する】
逆質問の内容は、面接官の立場や役職によって変えたほうがより効果的です。
事前にどのような人が面接官を担当するかわかっている場合には、その情報もあわせてChatGPTに入力することで、より有益な情報の提供に期待できますよ。
面接別のおすすめの逆質問や逆質問の終わり方については、以下でまとめています。
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④面接の振り返り
面接の振り返りはなるべく記憶がフレッシュなうちにしたほうが良いですが、就活が本格化してくると、なかなか振り返りをする時間を確保できないこともあります。
そこで、面接直後に「聞かれた質問と自分の回答」「面接官の反応」などをメモしておき、移動時間などにChatGPTに分析してもらうことで、忙しい人でも効率的に面接の振り返りをすることができます。
以下の情報をもとに、次回の面接に向けた改善点や補強ポイントを整理してください。
【面接で聞かれた質問と自分の回答、それに対する面接官の反応などを箇条書きで記載する】
【マナー系】ChatGPTでマナーへの不安を解消する2つの方法とプロンプト
就活におけるマナーは相手と信頼関係を築くための基本であり、対面時だけでなく連絡を取る際にも配慮する必要があります。
ここからは、マナーに不安がある人に向けて、ChatGPTでマナーへの不安を解消する2つの方法とプロンプトについて解説します。
①メールの作成
就活では、さまざまなタイミングでメールを送る機会があります。
- 説明会・面接のお礼
- 内定のお礼
- 面接日程の変更依頼
- 選考・内定辞退の連絡
これらのメールはビジネスマナーに沿って作成する必要がありますが、ChatGPTに状況と伝えたい内容を渡して、ビジネスメールとして自然な文章に整えてもらうことで負担を軽減できます。
以下の情報をもとに、面接後に採用担当者へ送るお礼メールを作成してください。
・面接の種類:○月○日の一次面接
・面接で印象に残った話:若手社員でも○○の仕事ができるという話
・特に伝えたいこと:面接を通じて入社意欲がさらに高まったこと
就活におけるメールのやり取りは、企業側からすれば「社会人としての基本的なマナーが身に付いているか」を測る重要な判断材料になります。
出力後の文章は入念にチェックし、不安がある箇所は自身でも調べるようにしましょう。
②OB・OG訪問の依頼文作成
OB・OG訪問がしたい場合にはこちらから接触を図る必要がありますが、メールやSNS経由で連絡を入れる際は失礼のない依頼文を作成しなければなりません。
ChatGPTに依頼文のテンプレートを作成してもらうことで、適切な依頼文を効率的に作ることができます。
以下の情報をもとに、大学の先輩にOB・OG訪問を依頼したい場合の失礼のないメール文を作成してください。
【相手の業種や職種、希望する形式(対面orオンライン)などを箇条書きで記載する】
テンプレートでは固有名詞は「○○」などになっているのが一般的です。
伏せ字が残っていたり相手の名前を間違えていたりするメールは非常に失礼に当たるため、実際に送る際は細心の注意を払うようにしましょう。
OB・OG訪問のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
OB訪問の流れ5ステップを解説! おすすめの質問・実施時期も紹介
【管理系】ChatGPTで管理の手間をなくす4つの方法とプロンプト
ChatGPTを活用すれば、企業ごとに異なる締め切りや選考状況などを一元的に整理でき、管理の負担を減らすことができます。
ここからは、ChatGPTで管理の手間をなくす4つの方法とプロンプトについて解説するので、自身に合いそうなものはぜひ試してみてください。
①スケジュール管理
就活においてスケジュール管理は非常に重要ですが、ChatGPTをうまく活用すれば効率的に管理ができるようになります。
ここでは、ChatGPTを使った「スケジュールの土台作成」「締め切りリストの作成」「カレンダーとの紐づけ」の3つの方法を紹介します。
スケジュールの土台作成
就活は常に逆算してスケジュールを組まなければ、「ESの提出期限が過ぎていた」「Webテストの対策が間に合わなかった」といった事態に陥る可能性も高くなります。
そこでChatGPTに現在の時期と期限、やるべきタスクを伝えることで、今から何を優先すべきかがわかる土台を作ることができます。
以下の状況をもとに、提出期限から逆算したスケジュールを組んでください。
・現在:○月○日
・ESの提出期限:○月○日
・やるべきタスク:自己分析、企業研究、ESの作成と添削
締め切りリストの作成
説明会の予約締切日やエントリーの締切日、ESの提出期限や面接の日程などは企業によって異なります。
ChatGPTに志望先の選考スケジュールを入力し、それぞれの締め切りが一覧できるリストを作成してもらうことで、直前で慌てずに済みます。
以下の情報から、エントリー締切・ES提出期限・Webテストの受検期限・面接日程を抽出して、締め切りリストを作成してください。
【企業の採用ページや募集要項のテキストやURLを貼り付ける】
カレンダーとの紐づけ
就活のスケジュールを管理するには、ChatGPTに予定を入力して、カレンダーに登録しやすい形式に整えてもらうのも効果的です。
また、Googleカレンダーなどのツールを使っている人は、連携用のデータを生成してもらいそれを一括インポートすれば、スケジュール管理をさらに効率化できます。
以下の就活スケジュールについて、カレンダーに登録しやすい形式に整理してください。
【自身の就活スケジュール(説明会や面接の予定など)を箇条書きで記載する】
②選考状況の整理
複数の企業の選考を受けていると各企業の選考状況がこんがらがり、「次に何をすべきか」がわからなくなることも少なくありません。
そこでChatGPTに各企業の選考状況を入力し、見やすい一覧表を作成してもらうことで、状況が整理でき適切なリソースの配分ができるようになります。
以下の状況をもとに、全体の選考状況を見やすい一覧でまとめてください。
【応募先企業の全体の選考スケジュールと現在の選考状況を箇条書きで記載する】
各社の選考状況を一覧でチェックすることで、今後の応募の調整もしやすくなりますよ。
たとえば、複数の業界を志望している場合において、これまで一つの業界に応募が集中していたのであれば、今後は別の業界への応募を増やすといった戦略を取ることもできます。
③やることリストの作成
「A社のESを書かなければ」「B社のWebテスト対策をしなければ」と頭のなかだけで管理しようとすると、タスクの優先順位を見誤る可能性も高くなります。
そこでChatGPTに現在抱えているタスクをまとめて伝え、期限・重要度・所要時間などを考慮した「やることリスト」を作成してもらうことで、今優先してやるべきことが明確になりますよ。
以下の私が現在抱えている就活タスクをもとに、「締切」「重要度」「想定所要時間」を考慮したToDoリストを作成してください。
・A社のES作成(締切○月○日)
・B社の企業研究(面接○月○日)
・C社の説明会の予約(締切○月○日)
④面接・就活イベント前のチェックリストの作成
面接や就活イベント前には、当日の持ち物の準備や頭に入れておくべき情報の確認など、やるべきことは山積みです。
そこでChatGPTに直前の「持ち物・準備チェックリスト」を作成してもらうことで、毎回ゼロから準備項目を考える必要がなくなりますよ。
明日、メーカーの一次面接があります。
前日および当日の朝に確認すべき準備・持ち物・マナーのチェックリストを作成してください。
ただし、初めて面接や就活イベントに参加する場合には、ChatGPTのチェックリストだけで準備を進めると抜け漏れが発生する可能性があります。
初回は書籍やインターネットなどでも情報を集め、ChatGPTのチェックリストの精度を確認するようにしましょう。
面接当日に必要な準備については、以下の記事で詳しく解説しています。
面接当日の動き方|出発から面接終了までに「やるべきこと」を解説
ChatGPTを就活で活用する際の注意点
ChatGPTは非常に便利なツールですが、使い方を間違えると評価が大きく下がったり情報が漏洩したりするリスクも潜んでいます。
ChatGPTを就活で活用する際の注意点を4つ紹介するので、思わぬ後悔をしないためにも事前にしっかりとチェックしておきましょう。
①ESの文章を一からChatGPTに作らせない
ChatGPTにESの文章を一から作らせてもそれなりに整った文章は出てきますが、自分の経験や考えを十分に反映させることができません。
そのようなESでは差別化ができずに埋もれやすくなるだけでなく、採用担当者から「本人の言葉ではない」と受け取られて評価が大きく下がる可能性もあります。
ESの作成にChatGPTを活用する場合には、最初から完成文を書いてもらうのではなく、経験や考え方などの材料は自分で用意し、それをもとに構成案を作成してもらうようにしましょう。
②個人情報・機密情報の入力はしない
ChatGPTでは入力したデータがAIモデルの再学習に利用されることがあり、個人情報や機密情報の入力をすると、ほかのユーザーが関連する質問をした際にそれらが漏洩する可能性があります。
そのため、氏名・住所・電話番号などの個人情報や、企業から提供された非公開の選考情報などは、ChatGPTにそのまま入力しないよう十分な注意が必要です。
入力データの学習利用は設定でオフにすることもできますが、それだけで情報漏洩を100%防げるとは限りません。
個人情報は「○○」といった伏せ字に置き換えて質問し、出力された後に自分で元の情報に書き直すようにしましょう。
③出力された情報は必ず事実確認をする
ChatGPTは時おり、もっともらしいトーンで誤った情報や架空の事実を作り出すことがあります。
なぜなら、生成AIは事実を検証して回答しているのではなく、統計的に次に続く確率が高い単語をつなげて回答を作成しているからです。
そのため、ChatGPTで出力された情報は鵜吞みにせず、必ず事実確認をしてから活用するようにしましょう。
実際、ChatGPTを利用した際には、「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」という注意書きが表示されます。
ChatGPTが生成した誤情報によって生じた損害の責任は、原則として利用者が負うことになるため、その点は事前に認識しておきましょう。
④Webテストなどでの不正利用はしない
当然と言えば当然ですが、Webテストなどで高得点を取るためにChatGPTを利用するのは絶対に避けましょう。
WebテストでChatGPTなどの生成AIを活用することは、ほとんどの企業で禁止されており、発覚した時点で即座に不合格となる可能性が高いです。
そもそもWebテストは受検者の本来の能力や適性を測るためのものであるため、必ず自力で回答するようにしましょう。
近年はテスト中の画面切り替えや操作ログ、回答スピードなどから不正を検知するシステムを導入する企業も増えています。
また、仮に試験中に発覚しなくても、その後の面接での受け答えとの矛盾で発覚するケースもあるため、ChatGPTの不正利用は非常に高いリスクがあることを覚えておきましょう。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!就活のプロ目線のChatGPTの立ち位置は?
就活においてはどんどん使っていくべき!
ChatGPTは就活を進めるうえではすごく便利ですよね。使い方さえ間違えなければ、私個人としては絶対に使うべきだと思っています。
作業の効率化はもちろん、回答の深掘りやブラッシュアップもできるので、特に多くの企業に応募する学生にとっては心強い味方になります。
情報のソースの確認はマスト!
ただし、情報をすべて鵜呑みにしないようにしてほしいです。というのもChatGPTも結構根拠のない虚偽の情報を出してくることが多いので、間違っているとは知らず面接で知識を披露した結果印象が悪くなる、なんていうことも。
出力された情報に対して、必ず「ソースのリンクや文面を出して」というプロンプトを付け足して、自分の目で真実かどうか確認するようにしましょう。
【Q&A】就活でのChatGPTの利用についてよくある質問に回答!
最後に参考として、就活でのChatGPTの利用についてのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
ChatGPTをより有効活用するためにも、気になる質問は事前に解消しておきましょう。
Q.ESの作成にChatGPTを使ったらバレる?
A.使い方によってはバレる可能性があります。
近年は生成AIで作成された文章を見抜く技術やツールが発展しているため、ChatGPTで生成された文章をそのままコピペして提出した場合には、バレる可能性が非常に高いです。
一方、アイデアの整理や構成案の作成、添削といった形で補助的にChatGPTを使っただけの場合には、バレる可能性はほとんどありません。
なお、企業によっては生成AIの利用に関してルールを定めているケースもあるため、事前によく確認しておきましょう。
Q.ChatGPTを使うことが原因で不採用になることはある?
A.近年はほとんどありません。
近年は効率化やアイデア出しの手段として、生成AIの利用を容認している企業も増えているため、ChatGPTを使ったことが理由で不採用になることはほとんどありません。
ただし、なかにはAIの利用を全面禁止している企業もあり、そのような企業の選考でChatGPTの使用が発覚した場合には、不採用になる可能性が高いです。
Q.生成AIのなかで特に就活におすすめなのはどれ?
A.目的に応じて最適な生成AIを選ぶのがおすすめです。
生成AIによってそれぞれ得意分野は異なるため、自身の目的に応じて選ぶのが合理的です。
たとえば、おもにESの作成で活用したい場合には文章の作成に優れている「Claude」、おもに企業研究で活用したい場合にはリアルタイムなリサーチに強みがある「Gemini」が適しています。
一方、さまざまな場面で幅広く活用したい場合には、最もバランスの良い「ChatGPT」がおすすめです。
Q.ChatGPTは無料版と有料版どちらを使うべき?
A.就活で活用する場合には、無料版でも十分です。
自己分析や企業研究、ESの作成や面接対策など、基本的な就活対策は無料版でもまったく問題ありません。
ただ、無料版は利用制限があり混雑時には応答速度が落ちるため、制限を気にせず快適に活用したい人は有料版がおすすめです。
迷った場合にはまずは無料版を使ってみて、物足りなさや不都合を感じたら有料版に切り替えるのが良いでしょう。
ChatGPTの正しい活用法を理解して就活を一歩リードしよう!
ChatGPTは就活においても非常に有効であり、うまく活用することでライバルに差を付けることができます。
ただし、ChatGPTにすべて任せるのではなく、より精度を上げたり効率化を図ったりするための補助的なツールとして活用することがポイントです。
今回解説した内容を参考にしながら、ChatGPTの正しい活用法を理解して、就活を有利に進めていきましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!学生はどの程度ChatGPTを使ってる?
キャリアアドバイザー
成瀬 遼
プロフィールをみるほぼ100%の学生が使用した経験あり!
体感ですが、今の学生はほぼ100%と言って良いほど就活にChatGPTを使っていますよ。最近の学生と話していても、使ったことがないという人には今のところ出会ったことがないかもしれません。
よくある使い方としては、
・エントリーシート(ES)の添削
・スケジュール管理
・志望動機や文章作成の叩き台を作ってもらう
といった用途が多いですね。