例文16選|履歴書の「私の特徴」欄で個性を伝える書き方3ステップ

この記事のアドバイザー

何を書くべき?「会いたい」と思わせる「私の特徴」の書き方

目次

  1. 自分らしさが際立つ! 履歴書の「私の特徴」欄に書くべき3つの内容を学ぼう
  2. 採用担当者が履歴書の「私の特徴」欄を通じて知りたい3つのこと
  3. ①応募者の性格
  4. ②入社してからどんな働き方をしそうか
  5. ③学生が客観的に自己分析をできているか
  6. まず確認!  履歴書の「私の特徴」欄に書くべき3つの内容
  7. ①自分の性格
  8. ②自分の長所・強み
  9. ③周囲からの印象
  10. 簡単3ステップ! 採用担当者に響く履歴書の「私の特徴」の書き方
  11. ステップ①自分の特徴を書く
  12. ステップ②自分の特徴を表す具体的なエピソードを書く
  13. ステップ③特徴を企業でどう活かすかを書く
  14. カテゴリ別|履歴書で「私の特徴」をアピールする例文10選
  15. ①自分の性格|実直に一つのことに向き合える
  16. ②自分の性格|何事もポジティブにとらえられる
  17. ③自分の長所・強み|協調性
  18. ④自分の長所・強み|計画性
  19. ⑤自分の長所・強み|柔軟性
  20. ⑥自分の長所・強み|責任感
  21. ⑦周囲からの印象|気配り上手
  22. ⑧周囲からの印象|話し上手
  23. ⑨周囲からの印象|ムードメーカー
  24. ⑩周囲からの印象|努力家
  25. 志望職種別! 求められる適性に合わせた「私の特徴」例文6選
  26. ①営業職
  27. ②事務職
  28. ③販売職
  29. ④福祉・介護職
  30. ⑤ITエンジニア
  31. ⑥Webデザイナー
  32. 要注意! 「私の特徴」欄を書くときの4つの注意点
  33. ①ありきたりな内容にならないようにする
  34. ②ネガティブな印象になりうる内容は避ける
  35. ③企業の求める人物像を無視しない
  36. ④長くならないように簡潔にまとめる
  37. 履歴書に書くことがない…「私の特徴」を見つける方法
  38. 自分の日ごろの言動を振り返る
  39. 自分の短所と長所を書き出して短所を長所に言い換える
  40. 周囲にも意見を聞く
  41. 履歴書の「私の特徴」欄では自分だけの特徴をアピールして選考通過を目指そう

自分らしさが際立つ! 履歴書の「私の特徴」欄に書くべき3つの内容を学ぼう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。履歴書を作成している就活生から、

「履歴書の私の特徴欄は、どのように書けば良いのでしょうか?」
「自分の特徴がよくわかりません」

といった質問をよく受けます。自分の特徴を聞かれても、何を書けば良いのか困ってしまう人も多いのではないでしょうか。とはいえ、履歴書の「私の特徴」欄は自己PRの場でもあるため、自分の魅力が伝わる内容を書く必要があります。

この記事では、履歴書の「私の特徴」欄の書き方について解説していきます。内容や志望職種別の例文も紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

履歴書の書き方全般については、以下の記事で詳しく解説しています。

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採用担当者が履歴書の「私の特徴」欄を通じて知りたい3つのこと

採用担当者が「私の特徴」から知りたいこと

「私の特徴」欄に何を書くかについて考えるためにはまず、採用担当者が履歴書の「私の特徴」欄を通じて、何を知りたがっているかを理解することが大切です。採用担当者が求めていないことを長々と書いても、効果的なアピールにはなりません。

そこでまずは、採用担当者が履歴書の「私の特徴」欄を通じて知りたい3つのことについて見ていきましょう。

①応募者の性格

採用担当者が「私の特徴」欄を通じて知りたいこととしてまず挙げられるのは、応募者の性格です。

どの企業も、一緒に気持ち良く働ける人を採用したいと考えています。また、業務への適性があって、ほかの社員と合うであろう人柄の人物を望んでいます。そのため、「私の特徴」の記載内容を通じて、応募者がどのような人柄の人なのかを読み取ろうとしているのです。

企業に求められる学生の個性や特徴の例
  • リーダーシップがある
  • 協調性がありコミュニケーション能力が高い
  • 物事を冷静に論理的に考えられる

なお、企業によっては、チームで足りていない部分を補える個性や性格を持つ人を欲しているケースもあります。たとえば、将来のリーダー候補が足りていなければ、牽引力があるタイプの人材が優遇されることもあります。

②入社してからどんな働き方をしそうか

入社後にどのような働き方をしてくれそうか、という点も採用担当者が「私の特徴」欄を通じて知りたいことの一つです。

スキルや知識については、集合研修やOJT(On the Job Training)などを通じて指導ができますが、入社後のポテンシャルについては、すぐに変わるものではありません。

そこで、履歴書の「私の特徴」欄から見えてくる人柄や行動の特徴により、企業のなかでどのように動くタイプか、見当をつけようとしているのです

特徴から読み取れる行動タイプの例
  • サークルやアルバイトでリーダー経験がある人
    →リーダーシップを発揮してくれそう
  • 地道な作業をコツコツと続けていた人
    →縁の下の力持ちとして企業を支えてくれそう
  • ボランティア活動をしていた人
    →人のために積極的に動いてくれそう

③学生が客観的に自己分析をできているか

採用担当者は学生の特徴から、客観的に自己分析をできているかという点も知ろうとしています。自分の特徴を正確に把握できている学生は、しっかりと自己分析ができていると推測できるからです。

自分をいかに冷静に分析できるかは、社会で働いていくうえで非常に大切なことです。自分の強みを把握していればそれをより強化でき、反対に自分の弱みを認知していれば、努力をしたり仲間に協力を仰いだりして補うことができます

また、自己分析ができる人は周囲や組織、業務についても分析ができる傾向があるため、入社後にすぐに自分の動き方を身に付けられるであろうという意味でも、ポイントが高くなります。

以下の記事では、自己分析の方法やおすすめの本・サイトについて解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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履歴書の「私の特徴」欄では、自分ならではの特徴を記載してアピールにつなげることが重要です。「私の特徴」欄に書くべき3つの内容や、内容別・志望職種別での「私の特徴」の例文など、キャリアアドバイザーが詳しく解説します。

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例文16選|履歴書の「私の特徴」欄で個性を伝える書き方3ステップ

キャリアアドバイザーが読み解く!「私の特徴」欄は次の選考に進むための重要なフック!

酒井 栞里

キャリアアドバイザー

酒井 栞里

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学歴や資格よりも強く印象に残りやすい

採用担当者は履歴書の「私の特徴」欄を読むことで、就活生の持ち味や個性を把握し、どのような人物か想像します。履歴書をぱっと一目見たとき、学歴や資格よりも、まず印象に残るのはこの「私の特徴」だと言えるでしょう。

自分に置き換えて考えてみよう! 初対面の相手の人間性は気になるはず

初対面の人と会ったとき、「この人はどのような人なのだろうか」と、まずその人に興味を抱き、それから自分の性格や価値観と合うのかを考える人が多いのではないでしょうか。これと同じように、採用担当者も就活生の履歴書を見たとき、まずは性格や人柄、何に打ち込んできた人なのかといった人間性が気になるものです。

もし、「私の特徴」が魅力的で、自社の求める人物像と一致していれば、履歴書を隅々まで読み進めようという気になるでしょう。逆に、明らかに自社のニーズと一致していない特徴を持つ人物であれば、履歴書に目を通すのを途中でやめるかもしれません。

だからこそ、自分の長所やこれまでの体験などを「私の特徴」欄で表現し、企業の目に留まることを目標に作成してみましょう。

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まず確認!  履歴書の「私の特徴」欄に書くべき3つの内容

履歴書の「私の特徴」欄に書くべき内容
  1. 自分の性格
  2. 自分の長所・強み
  3. 周囲からの印象

履歴書の「私の特徴」欄に書くべき内容としては、上記の3つが挙げられます。

この中から、自分の特徴に合ったものやアピールしやすいものを選んでいくのがおすすめです。ただし、内容はなんでも良いというわけではなく、志望先に合わせた内容にする必要があります。それぞれの内容について、順に見ていきましょう。

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なお、志望先に合わせるために、嘘を書くのはやめましょう。あくまでも自分の性格をもとに、適していると思うものを選んで書くようにしてくださいね。

就活で嘘をつくリスクについては、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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①自分の性格

1つ目は、自分の性格です。

特徴を聞かれて自分の性格を回答するのは、イメージがしやすいのではないでしょうか。性格はその人の考え方や行動の傾向を表すものであるため、自分を知ってもらうのに適しています

志望先に合わせて性格をアピールする例
  • 接客業を希望する場合→「明るい」
  • チームワークが必要な部署への配属を希望する場合→「チームで力を合わせるのが好き」
  • 事務系や技術系の職種を希望する場合→「細かい作業が得意」

②自分の長所・強み

2つ目は、自分の長所・強みです。

履歴書の「私の特徴」欄は自己PRの場でもあるため、自分の長所や強みを書くのも効果的です。企業の求める人物像に合った長所や強みを書くことで、採用担当者に「会ってみたい」と思わせることができます

志望先に合わせて長所や強みをアピールする例
  • 接客業を希望する場合→「柔軟性がある」
  • チームワークが必要な部署への配属を希望する場合→「協調性がある」
  • 事務系や技術系の職種を希望する場合→「計画的に物事を進められる」

③周囲からの印象

3つ目は、周囲からの印象です。

自分の特徴は意外と自分では把握できていないこともあり、周囲からの印象が自分の特徴を的確に表していることもあります。ただし、企業は「私の特徴」欄を通じて、学生が客観的に自己分析をできているかという点もチェックしているため、自己評価と他己評価の間に極端にギャップが生まれないように注意しましょう

志望先に合わせて周囲からの印象をアピールする例
  • 接客業を希望する場合→「気配り上手」
  • チームワークが必要な部署を希望する場合→「ムードメーカー」
  • 事務系や技術系の職種を希望する場合→「努力家」

キャリアアドバイザーが読み解く!「私の特徴欄」を書く際に大切な心構え

吉田 実遊

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自己PRにおける長所と短所を具体的に記載しよう

履歴書の「私の特徴」欄は、自己PRにおけるあなたの長所と短所を記述する部分だととらえましょう。長所は自己PRと一貫性を持たせながら、簡潔に記述するのが効果的です。弱みについては、現状の弱みを書いたうえで、どのように改善しようと努力しているのか、具体的な行動を示すことが重要です。これにより、単なる弱点ではなく、成長意欲をアピールできますよ。この2点を記述すれば、十分にあなたの魅力や人柄は伝わります。

特に、人柄を重視する企業は、「私の特徴」欄に注目する傾向があります。もし、ほかにアピールポイントがなければ、人となりを知るための重要なポイントとなる可能性も十分にあります。

しかし、「私の特徴欄」以外に自己PR欄などが充実していれば、そこまで重要視しない企業も少なくありません。必要以上に構えすぎず、この欄を「あなたならではの人柄や価値観を伝える項目」だととらえるのがおすすめです。

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簡単3ステップ! 採用担当者に響く履歴書の「私の特徴」の書き方

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就活生

履歴書の「私の特徴」欄に書くべき内容は理解できましたが、ここからどう文章を組み立てていけば良いのでしょうか?

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「私の特徴」を書く際は、これから紹介する手順に沿って進めるのがおすすめですよ。

自己PR欄は比較的自由に書くことができますが、履歴書にふさわしい書き方をする必要があります。

そこでここからは、履歴書の「私の特徴」の書き方を3ステップで解説していきます。この手順に沿って書いていけば、採用担当者に響く内容になりますよ。

ステップ①自分の特徴を書く

まずは、「私の特徴は、○○です」といったように、最初に結論(=自分の特徴)を書くようにしましょう。

結論を最初に書いてから、その後に根拠となるエピソードを盛り込んで話を展開していけば、何について書いてあるかが最初にわかるため、読み手は混乱せずに済みます

また、最初に結論を書くことで、自分自身もその後の文章が書きやすくなり、内容に一貫性を持たせやすくなりますよ。

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文章は出だしが大切です。最初の一文で全体の印象が大きく変わることもあるため、履歴書では常に結論から書くことを心掛けましょう。

ステップ②自分の特徴を表す具体的なエピソードを書く

結論を書いたら、続いて自分の特徴を表す具体的なエピソードを書いていきましょう。

ただ単に「私の特徴は、○○です」と述べるだけでは、説得力がありません。結論(自分の特徴)に説得力を持たせるには、そのことを表す具体的なエピソードを盛り込む必要があります。

自分の特徴を表すエピソードの例
  • リーダーシップがある→サークルや部活でリーダーとして活躍したエピソード
  • 柔軟性が高い→アルバイト中の突然のトラブルに冷静に対応したエピソード
  • 粘り強い→資格取得に向けてコツコツと勉強を続けたエピソード

魅力的なエピソードであれば、面接時にも深掘りしてもらえることもあります。これまでの経験を振り返り、自分の特徴を表すエピソードを掘り起こしていきましょう

エピソードを探すには、自分史を使った自己分析が効果的です。自分史の作り方や分析方法については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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ステップ③特徴を企業でどう活かすかを書く

エピソードを書いたら、最後に自分の特徴をその企業でどう活かすかを書いて、自己PRを締めくくりましょう。

自己PRの締めの一文は、自身をアピールするための重要なまとめです。文章全体をしっかりとまとめると同時に、「入社後にどのような働き方をしたいのか」「自身の特徴を仕事でどう活かしたいか」といった側面から、企業への意欲を伝えることが大切です

入社後の意欲を示すまとめの例
  • 調整力を活かして、周囲の役に立てるような働き方がしたいと考えています
  • 勤勉さを活かして、貴社のさまざまな部署で戦力になれるように精進したいと思います

ただし、「必ず貢献します」というような、根拠のないことを書くのは避けましょう。新卒社員は最初から完璧に働くことはできないため、あたかもすぐに活躍できるような発言をしてしまうと、かえって印象を悪くする可能性があります。

キャリアアドバイザーが読み解く!「私の特徴」を書く際に押さえておきたいポイント

鴨川 未奈

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自分なりの言葉で表現することで差別化を図ろう

以前、ある企業に応募した学生の大半が、「私の特徴」欄の冒頭(結論)にまったく同じ一文を書いていたケースがありました。これは、企業のパンフレットや募集要項に記載されている「新卒採用に求める人物像」を、深く考えずにそのまま引用していたことで起きた事例です。

このような状況では、採用担当者は同じ文章を何度も読むことになり、結果として個々の学生の印象が薄れてしまいます。ほかの就活生との差別化を図るためにも、自己分析を徹底し、自分なりの言葉で表現を工夫することが大切です。

「私の特徴」欄には、自分の長所などポジティブな内容を意識して作成しましょう。そして、その内容が面接の場で「自分らしさ」を自信を持って話せる話題であると、さらに効果的ですよ。

ESで悩んだら「ES回答作成ツール」を活用しよう

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カテゴリ別|履歴書で「私の特徴」をアピールする例文10選

ここからは、履歴書の「私の特徴」欄の例文を内容別に10個紹介します。具体的な文章のイメージが湧かない場合には、例文を参考にしながら全体の流れをつかんでおきましょう。

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ただし、例文をそのまま真似するのではなく、自分らしさを加えることも忘れないようにしてくださいね。

①自分の性格|実直に一つのことに向き合える

例文

私の特徴は、何事にも実直に取り組めることです。

私は大学1年生から現在まで、レストランでアルバイトをしておりますが、一つひとつの仕事を丁寧に実直におこなうことで、今ではアルバイトリーダーとして、備品などの発注、納品のチェックなども任されています。特に、発注については数字を間違えるとレストランに損害を与えてしまうため、慎重で丁寧な作業を大切にしております。

貴社に入社したら、持ち前の実直さを大切にしながら業務に向き合いたいです。

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実際にアルバイトで実直に対応した経験に加えて、自分が心掛けていることも述べている点が良いですね。真面目さにもいろいろなタイプがあるため、どのような真面目さを持ち合わせているのかを伝えることで、相手もイメージしやすくなります。

真面目さをアピールする際のコツや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。

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長所で真面目さをアピールするときは、具体的なエピソードを交えて効果的にアピールしていきましょう。今回はキャリアアドバイザーが、真面目さをアピールする際に必要な3ステップや具体的なアピール方法を紹介していきます。3つの例文も紹介するので、自分に合ったアピール方法を探してみましょう。

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②自分の性格|何事もポジティブにとらえられる

例文

私の特徴は、どんな状況でも前向きにとらえられることです。

大学時代に所属していたゼミでプレゼン大会に出場した際、準備期間中に担当メンバーの一人が体調不良で参加できないという事態に陥りました。多くのメンバーが不安を感じていた状況で、私は「ピンチは成長のチャンス」ととらえ、そのメンバーの担当部分を引き継ぎ、チーム全体の士気を高めるよう積極的に声をかけながら準備を進めました。結果的に発表は成功し、ゼミ内でも高評価を得ることができました。

貴社に入社後も、常に前向きな姿勢を保ち、周囲と協力しながら課題を乗り越えていきたいと思います。

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「ポジティブにとらえられること」は、単にその性格や姿勢をアピールするのではなく、例文のように具体的な行動を起こした経験まで言及するようにしましょう。

下記の記事では前向きさをアピールするコツや例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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③自分の長所・強み|協調性

例文

私の特徴は、協調性があることです。

大学3年生のときには文化祭実行委員を務めましたが、実行委員の仲間やたくさんの学生、学校関係者、地域の方たちとかかわるなかで、常に協調性を大切にしてきました。もちろん、自分の意見を持ち発言することもしてきましたが、一方で相手の話を聞いて理解し合うことの大切さも、文化祭実行委員の活動のなかで私が学んだことです。

文化部とプログラムのスケジュールについて話し合う際も、それぞれの希望が異なり、実行委員との間でも意見が対立しそうになりましたが、決して反発するのではなく、丁寧に話を聞いてコミュニケーションを取ることで解決することができました。

貴社に入社後も協調性を大切にしながら、先輩方のご指導を仰ぎ、一日も早く現場で活躍できる人材になりたいと考えています。

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「協調性がある=人の意見に左右されやすい」と誤解されないように、人の意見を聞きつつも、きちんと能動的な姿勢でいることを伝えている点が良いですね。

協調性をアピールするときは、この記事の例文やアピールのコツを参考にしてみてください。

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④自分の長所・強み|計画性

例文

私の特徴は、物事を計画的に進められることです。

大学時代は学業とアルバイトをこなしながら、簿記の資格取得を目指していたこともあり、効率的に時間を使うことが求められました。そこで私は、1週間単位でのスケジュールを作成し、優先順位を明確にしたうえで毎日の行動を管理しました。特に、簿記検定の受験に向けては、試験日から逆算して学習計画を立て、週ごとの達成目標を設けることにしました。その成果もあり、最後まで挫折せずに学習を継続でき、無事に資格試験を合格することができました。

この計画性を活かして、貴社においてもタスクを着実に管理・遂行し、チーム全体の効率向上や成果達成に貢献したいと考えております。

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エピソードに具体性があり、説得力がありますね。計画性という言葉は抽象的であるため、具体的にどのように発揮したのかをしっかりと説明するようにしましょう。

計画性をアピールする例文やアピールのコツを詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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⑤自分の長所・強み|柔軟性

例文

私の特徴は、柔軟性があることです。

大学時代は、飲食店で3年間アルバイトをしていました。ある日、大型イベントによって予想外の来客があり、通常のシフト体制では回らない状況となりました。私は急きょホール業務からキッチンの補助に回り、ほかのスタッフとも連携を取りながら、お客様をお待たせしないように臨機応変に動きました。その結果、混乱を最小限に抑えることができ、店長からも「対応力が高い」と評価をいただきました。

貴社に入社後もこの柔軟性を活かし、円滑に業務を遂行していきたいと考えております。

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柔軟性があることは、場合によっては優柔不断な印象を抱かれてしまう可能性があります。例文のように、エピソードを通じて主体的に行動できる点をアピールするようにしましょう。

柔軟性をアピールする際には、この記事で紹介している例文を参考にしてみてくださいね。以下の記事では効果的なアピール方法についても詳しく解説しています。

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⑥自分の長所・強み|責任感

例文

私の特徴は、責任感が強いことです。

大学では、学園祭実行委員としてステージイベントの運営責任者を務めました。当初は複数人で進める予定だった企画運営でしたが、メンバーの都合により、途中からは私の主導で計画全体を見直す必要が生じました。限られた時間で、関係者との調整やスケジュール管理、トラブル対応を一手に担い、無事に本番を成功させることができました。

貴社においても、与えられた業務を一つひとつ着実に遂行し、信頼される存在として貴社の業績に貢献していきたいと考えています。

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一口に責任感と言っても、さまざまな種類があります。自分はどのような責任感を発揮できるのかについて、エピソードを通じて具体的に伝えるようにしましょう。

責任感をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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⑦周囲からの印象|気配り上手

例文

私の特徴は、常に周囲に目を配り、相手の立場に立って行動できることです。

大学ではゼミの運営サポートを担当し、発表準備や資料作成などの事務的な作業を任されていました。ある日、発表者の一人が不安を抱えている様子だったため、事前に練習の機会を設けたり、進行スケジュールを共有したりするなどのサポートをおこないました。その成果もあり、その人は無事に発表を終わらせることができ、「安心して発表できた」と感謝の言葉もいただきました。

貴社に入社後も相手の立場を考えた行動を心掛け、周囲との信頼関係を築いていきたいと思います。

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責任感と同様、気配りにもさまざまなタイプがあります。自分はどのような気配りができるのかを、エピソードを通じてなるべく具体的に伝えることがポイントです。

気配り上手を効果的にアピールするには、ほんの少し工夫が必要です。具体的なポイントや例文は、この記事を参考にしてみてください。

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⑧周囲からの印象|話し上手

例文

私の特徴は、相手にわかりやすく伝えるコミュニケーションが取れることです。

大学ではオープンキャンパスの学生スタッフとして、高校生や保護者の方への学部紹介を担当していました。学部を紹介する際は、話す相手の反応に合わせて例を変えたり、質問を促したりすることで、なるべく相手が理解しやすい説明をすることを心掛けました。その成果もあり、「説明が丁寧でわかりやすかった」「話しやすくて安心できた」という声を多数いただきました。

仕事においても、常に正確かつ丁寧な伝達を心掛け、円滑に業務を進められる人材として貴社に貢献していきたいと考えております。

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話し上手という特徴はやや抽象的であるため、例文のように、どのようにその強みを発揮したのか、なるべく具体的に説明するようにしましょう。

⑨周囲からの印象|ムードメーカー

例文

私の特徴は、ムードメーカーであることです。

大学時代にゼミ活動でグループ研究をおこなった際、メンバー間で意見が対立し、話し合いが難航したことがありました。そこで私は、中立の立場からそれぞれの意見を整理し、冗談を交えながら場を和ませることで、前向きな議論ができる雰囲気をつくるよう努めました。その成果もあり、徐々にチームの関係性が改善し、無事に研究発表を終わらせることができました。

ムードメーカーとしての立ち回りは、仕事においても活かせると考えております。貴社に入社後は職場の雰囲気を明るくできる存在として、貢献していきたいです。

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ムードメーカーは、場合によっては「ただのお調子者なのでは」と思われる可能性があります。例文のように、場を和ませたことによる成果についてもしっかりと伝えるようにしましょう。

ムードメーカーをアピールするときの例文は、この記事で紹介しています。

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⑩周囲からの印象|努力家

例文

私の特徴は、目標に向かって地道に努力を重ねられることです。

大学時代は、行政書士の資格取得を目指していました。しかし勉強を始めた当初は専門用語に苦手意識があり、模擬試験で思うような結果が出ない時期が続きました。そこで私は、以前よりも毎日の学習時間を1時間増やし、間違えた問題は原因を分析して必ず復習することを徹底しました。その成果もあり、徐々に模擬試験の結果も良くなっていき、最終的には行政書士の資格を取得することができました。

貴社に入社後も目標に向かって常に努力を積み重ねていき、チームの一員として信頼される存在になりたいと考えております。

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努力家をアピールするには、努力したことをなるべく明確に示すことが必要です。例文の「学習時間を1時間増やした」といったように、努力を定量的に表現すると相手もイメージがしやすくなりますよ。

努力家をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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志望職種別! 求められる適性に合わせた「私の特徴」例文6選

志望職種別「私の特徴」欄の自己PR例文
  1. 営業職
  2. 事務職
  3. 販売職
  4. 福祉・介護職
  5. ITエンジニア
  6. Webデザイナー

職種によって求められる性格にも違いがあるため、「私の特徴」欄は自分の志望職種に合わせて書く内容を決めるのも一つの手段です。

そこでここからは、履歴書の「私の特徴」欄の例文を志望職種別に6個紹介します。自分の希望する職種の例文については、しっかりと確認しておきましょう。

①営業職

例文

私の特徴は、観察力と課題解決力があることです。

学生時代は、居酒屋でアルバイトをしていました。そこではランチ営業もおこなっていたのですが、お客様がとても少なく経営としては赤字の状態でした。ふとその居酒屋の立地を考えたところ、駅前はビジネスパーソンが多いものの、駅から離れると住宅街が広がっていたことから、主婦(夫)層をターゲットにすることを思い付きました。

そこで私は店長に提案して、親子連れの方向けにベビーカー用のスペースの設置や、子ども向けの椅子、キッズメニューを置いてもらうようにしたところ、以前より50%ほどお客様が増えました。

これからも観察力を磨き、顧客の求めるものを提案できる人材を目指します。

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営業職ではコミュニケーション力はもちろん、課題発見力や結果を出す力、ポジティブさなどが求められます。自分で考えながら働きかけをおこなったエピソードを用いることで、営業職への適性を効果的にアピールできていますね。

営業職の志望動機の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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②事務職

例文

私の特徴は、継続力があり物事を丁寧に進められることです。

私は大学2年生から2年間事務のアルバイトをしていましたが、無欠勤ということでボーナスをいただきました。また、伝票の入力や資料作成、ファイリングの手伝い、電話対応、来客の際の対応なども担当していましたが、伝票の入力ではほとんどミスがなかったことに、お褒めの言葉をいただくことが多かったです。また、それらの業務を通じ、営業や販売担当の方たちを縁の下で支える事務の仕事にとても魅力を感じたことから、さらに事務のスキルを高めたいと日商簿記やPC関連の資格も取得しました。

もし、貴社に入社できましたら、一つひとつ丁寧に仕事を覚えながら、第一線で活躍する方たちを縁の下で支えていきたいと思います。

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ただ丁寧なだけでなく、コツコツと継続して仕事ができることをアピールできていますね。自己評価だけではなく他人からの評価も書いているため、説得力が増しています。

事務職を志望している人は、この記事の例文を参考に、自分だけの志望動機を作成してみてくださいね。

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③販売職

例文

私の特徴は、柔軟性が高いことです。

私は大学1年生の頃から、地元のアパレルショップでアルバイトをしていましたが、小さな店舗であったため、棚卸しや在庫管理など幅広い業務に携わっていました。業務のなかで特に大切にしてきたのは、お客様のニーズを的確に汲み取り、一見無理に思える要望にも柔軟に対応してみる、ということです。お客様の好みに合った服をコーディネートすることができ、感謝の言葉をいただいたときは本当にうれしく思いました。

貴社に入社できましたら、柔軟性を大切にしながら、一人でも多くの方に笑顔になっていただけるような働き方ができればと思っております。

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仕事をするうえでの心掛けや、ポリシーを書いている点が良いですね。丁寧にしっかりと仕事をする人物であることが伝わってきます。

以下の記事では、販売職の志望動機の例文を紹介しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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④福祉・介護職

例文

私の特徴は、人の話を聞くのが上手な点です。

これは、祖母との交流で培われたのかもしれません。私の祖母は幼い私を膝に乗せ、いつも熱心に話を聞いてくれました。しかし、私が高校生のときに病気で倒れて寝たきりになってしまいました。母がおこなう介護の手伝いをしながら、今度は私が祖母の話を聞いてあげたいと思い、学校から帰るといつも祖母の昔話に耳を傾けていました。祖母がうれしそうに話をしてくれるたびに、私も暖かい気持ちになりました。

祖母は残念ながら亡くなってしまいましたが、祖母のような人とのつながりを必要としている高齢者の方は世のなかにたくさんいると思います。貴社に入社したら、まずは現場で多くの高齢者の声を聞いていきたいです。

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エピソードを通じて、思いやりがある点が伝わってきますね。福祉や介護職が目指す場合には、実際に高齢の方とかかわった経験や、介護の経験を通じて自分が感じたことを積極的に伝えていくのが良いですよ。

福祉業界や介護業界の志望動機のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
福祉業界の選考に受かるための4つのメソッド|6つの職種を徹底解説
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⑤ITエンジニア

例文

私の特徴は、調整力があることです。

大学ではプログラミングサークルの副部長として調整役をしながら、仲間たちとWebサイトの企画や開発などをおこないました。部員同士の意見が分かれるときもありましたが、双方の話をよく聞き、みんなが納得する方向へ解決に導きました。また、サークルで山中湖湖畔に合宿に行った際は、部屋割りから買い出しの係決めも私が担当しましたが、たくさんの仲間から「楽しかったよ」と言われ、やって良かったと心から思いました。

社会人になってからも、自分の調整力を活かして、周りの人たちの役に立てるような働き方ができたらと考えております。

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ITエンジニアを目指す場合は、ITに関するスキルだけでなく、周りの人を活かす能力やコミュニケーション力、調整力などをアピールすることで、周囲の人と協力し合いながら活躍できる人材として評価されやすくなりますよ。

IT業界やエンジニアを志望する人は、この記事の内容を参考に志望動機を作成してみてくださいね。

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⑥Webデザイナー

例文

私の特徴は、学習意欲が高いことです。

私は高校3年生のときにWebデザインに興味を持ち、大学入学後には独学でプログラミング言語やデザインツールを習得しました。そして、WordPressでWebサイトを立ち上げ、2,500PVまで伸ばすことができました。また、最近は大学とは別にWebデザインのスクールにも通っておりますが、新しいスキルを身に付けることをとても楽しく感じています。

貴社に入社後はWebデザインについてもっと勉強を重ねながら、ユーザーにとって本当に使いやすいデザインを追求していければと思います。

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アドバイザー

個人の成果物が評価されやすいデザイナー職においては、単に「経験があります」と伝えるだけではなく、具体的に使用した環境や実績などについても記載すると説得力が増しますよ。

要注意! 「私の特徴」欄を書くときの4つの注意点

履歴書の「私の特徴」欄は、内容や書き方次第ではかえってマイナスな印象につながってしまうことがあります。

そこでここからは、「私の特徴」欄を書くときの4つの注意点について解説します。これらの点をクリアしているか、下書きを書き終わった段階でしっかりと見返しておきましょう。

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アドバイザー

できれば書いたその日だけでなく、一晩おいてから翌日に再度見直しをしてみることをおすすめします。

①ありきたりな内容にならないようにする

採用担当者は多くの就活生の履歴書を見ているため、ありきたりな内容では印象に残りません。

たとえば、

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就活生

私は粘り強い性格です。

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就活生

私はコミュニケーション力があります。

といった内容は、多くの就活生が似たようなことを書いている可能性が高く、採用担当者の目に留まらない可能性すらあります。

とはいえ、履歴書に書ける性格のバリエーションはさほど多いわけではありません。ほかの就活生と差別化するには、できるだけ印象に残る具体的なエピソードを添えるようにしましょう

上記の例で言えば、粘り強い性格をアピールするのであれば、部活などで粘り強くがんばった思い出を一緒に書くようにしましょう。コミュニケーション力のアピールであれば、アルバイトで積極的にいろいろな人とかかわった体験を書いても良いかもしれません。

②ネガティブな印象になりうる内容は避ける

「私の特徴」欄に限った話ではありませんが、履歴書ではネガティブな印象になりうる内容は避けるようにしましょう。

長所や強みであっても、内容によってはネガティブな印象につながることがあります。

たとえば、

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就活生

どれだけ大きなミスをしても、持ち前の明るさで乗り越えていきます。

といった内容では、むしろ軽い印象が強くなり、仕事をまじめにやらないかもしれないと受け取られかねません。

明るい性格をアピールしたいのであれば、

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就活生

困難にぶつかったときも、持ち前の明るさを発揮して前向きに課題に取り組んでいきます。

といったように、何事もポジティブにとらえられる点を強調するようにしましょう

③企業の求める人物像を無視しない

「私の特徴」欄を書くときは、企業の求める人物像を意識することも必要です。具体的には、志望先の社風や志望職種に合わせた内容を心掛けましょう。

たとえば、チームワークを重視する社風の企業であれば「協調性」、チャレンジ精神を重視する社風の企業であれば「積極性」を押し出したほうがマッチしやすくなります。また、販売職であれば「柔軟性」、企画職であれば「計画性」を押し出すことで、その仕事への適性をアピールしやすくなります。

企業研究を通じて志望先の社風や職種ごとに求められるスキルを理解し、ニーズに合わせた文章を書くようにしましょう

この記事では、企業の求める人物像のリサーチ方法や、自己PRに取り入れるコツを紹介しています。

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④長くならないように簡潔にまとめる

履歴書の記載項目はスペースが限られていることから、文章は長くならないよう簡潔にまとめることが大切です。また、採用担当者は多くの履歴書を見ているため、自分の伝えたいことを明確に伝え、相手にストレスなく読んでもらう意識を持つことも必要です

とはいえ、いきなり簡潔でわかりやすい文章を作るのは難しいため、まずは下書きをしてみて、推敲しながら読みやすい文章にブラッシュアップしていきましょう。

文章を簡潔にまとめるコツ
  • なくても意味が通じる言葉は削る
  • まわりくどい表現は避ける
  • 主語と述語をなるべく近づける

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!履歴書における話題の重複は避けるのが無難

酒井 栞里

キャリアアドバイザー

酒井 栞里

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記入欄ごとに異なるアピールポイントを準備しよう

履歴書には「私の特徴」欄と「自己PR」欄がありますが、それぞれの欄で同じ話題を繰り返すのは避けましょう。履歴書を見る採用担当者が「先ほども同じ話題について読んだな」と感じ、あなたの印象が薄くなる可能性があります。どちらの欄も企業へのアピールという点が共通していますが、それぞれ異なる話題を準備する必要があります。

自己分析で得られた話題を自分なりに使い分けるのがコツ

自己分析で複数の強みや特徴が見つかった場合は、自分の長所や人柄を最も表現できる話題は「自分の特徴」へ記述し、入社後に直接仕事に活かせそうな話題は「自己PR」へ記述するなど、自分なりに使い分けるのがおすすめです。

たとえば、自己分析で以下の3つの視点が見つかったとします。

①対人関係や対人能力(例:気配り、対応、チームワークなど)
②自分自身の努力や特性(例:チャレンジ精神、精神力、探求心など)
③問題を解決できる(例:課題発見、提案力、実行力など)

これらのように、自己分析を進めると、長所や強みは一つだけではなく、いくつかあることに気付くでしょう。「私の特徴」と「自己PR」の各欄で、それぞれの個性や持ち味を効果的に表現し、面接官の興味を引く履歴書を目指しましょう。

履歴書に書くことがない…「私の特徴」を見つける方法

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就活生

自己分析をしてみましたが、自分の特徴がいまいちわかりません……。

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自分の特徴は自分では意外と把握しづらいですよね。その場合は、これから紹介する方法を試してみてください。

ここからは、履歴書に書くことがないと悩んでいる人に向けて、「私の特徴」を見つける方法を3つ紹介します。どれもそれほど難しくはないため、行き詰まった場合はぜひ試してみましょう。

自分の日ごろの言動を振り返る

自分の特徴がわからない場合は、自分の日ごろの言動を振り返るのが効果的です。

たとえば、「待ち合わせに遅刻した友人に対して、どのような言動をとったのか」「アルバイトでミスをしたときに、どう対応したのか」など、直近や些細なことでも良いので、自分の言動を振り返ってみましょう。

特に、褒められたことやうれしかったことなどは詳細に思い出しやすく、特徴として書ける要素が見つかる可能性があります。また、失敗経験についても、乗り越えたり立ち直ったりした経験に、自分の特徴を見つけるヒントが転がっていることがあります。

成功経験の例

アルバイトでお客様のクレームを即座に処理できた

失敗経験の例

部活で自分のミスから失点し負けてしまった

自分の短所と長所を書き出して短所を長所に言い換える

自分の特徴がわからない場合は、自分の短所と長所を書き出して短所を長所に言い換えてみましょう。

自分では短所だと思っていることが、実は長所であることもあります。たとえば、「細かいことが気になってしまうこと」は、裏を返せば「細かいことによく気が付き、慎重に物事を進められること」とも言えますよね。

長所・短所一覧表

まずは自分の過去の言動を振り返り、短所や長所を思いつく限り書き出してみてください。そして、短所を長所に変換していくことで、隠れた自分の特徴が見えてくることもありますよ。

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ただし、仕事に関係のない短所や長所は除外するようにしましょう。たとえば、「足が遅い・速い」は仕事には直接関係ないため、履歴書に記載する内容としては不適切だと言えます。

長所や短所の見つけ方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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自分の長所と短所は、自分に正直に自身と向き合うことが大切になります。 この記事では自分の長所と短所が聞かれる意図や見つけ方、アピール例文をキャリアアドバイザーが解説します。 面接では具体的なエピソードを用いることで説得力が増しますよ。解説動画も参考にしてください。

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長所と短所を見つけるには? 面接で評価される答え方や例文

周囲にも意見を聞く

「やはり自分のことは自分ではよくわからない」という人は、周囲に意見を聞くのも一つの方法です。

たとえば、「自分は神経質だ」と感じていても、周囲からは「気配りができる」とプラスにとらえられていることもあります。

しっかり自己分析をしたつもりでも、実は自分の思う自分と他人から見た自分に誤差があることは珍しくありません。そのような誤差を防ぐためにも、自分のことをよく知っている周囲の人に自分について聞いてみると良いでしょう

周囲の人の例
  • 大学の先輩や友人
  • 家族
  • アルバイト先の先輩や友人

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「自分の特徴」が見つからない場合の2つの対処法

吉田 実遊

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自己分析診断ツールを使うのもおすすめ

「自分の長所」がなかなか思いつかないという人は、インターネットの自己分析診断ツールを活用してみましょう。日常の考えや行動に関する質問に、「はい」か「いいえ」で答えるだけで、自分の長所や短所が言語化された結果が得られます。自分の長所を言葉で表現するのが難しい就活生には特におすすめです。

自力で思い付かなければキャリアセンターを頼るのも効果的

また、なかなか自力で自分の長所を探せない場合は、大学のキャリアセンターへ足を運んでみるのも一つの手です。先ほど周囲の人に意見を聞くことを解説しましたが、そのなかでもキャリアカウンセラーに相談するのはおすすめですよ。なぜなら、キャリアカウンセラーは就職支援の専門家であることに加え、同じ大学内にいるため、部活動やサークル、授業などについても理解が深いからです。

当初「何も思い付かない」と困っていた学生が、キャリアカウンセラーとの対話を通じて、自身の長所や価値観が明確になり、「自分の特徴」欄を書けるようになったケースも少なくありません。

基本的に社会人でも、いきなり「自分の長所は?」と聞かれてすぐに答えられる人は多くはないでしょう。自力で思い付かないのであれば、ツールや周囲の人に頼って、自分の長所を発見するのがおすすめですよ。

履歴書の「私の特徴」欄では自分だけの特徴をアピールして選考通過を目指そう

履歴書の「私の特徴」欄は単なる自己紹介だけでなく、自己PRにもつなげられる重要な箇所です。自己理解を深めたうえで、自分だけの特徴を存分に伝えるようにしましょう。

私の特徴を魅力的に伝えることができれば、ほかの就活生との差別化にもつながります。今回解説した内容を参考にしながら、履歴書の「私の特徴」欄を通じて自分の魅力をしっかりとアピールして、選考の通過を目指してくださいね。

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