目次
- 自分の内向型な性格を深く理解して仕事選びに活かそう!
- そもそも「内向型」ってどんな人? 3つの特徴を押さえよう
- ①興味関心の矢印が外より内に向かいやすい
- ②チーム戦より個人プレーの方が得意
- ③慎重で一つのことに黙々と取り組める
- 内向型の人が就活を成功させるための2つのマインド
- 内向型ならではの苦手を強みに変えることが大切
- 自分が無理なくいられる環境選びに全力を注ぐ
- 内向型ならではの苦手を強みに変換! アピールしたい4つの強み
- ①マルチタスクが苦手→1つのことに集中して取り組める
- ②優柔不断→冷静な分析力がある
- ③チームワークが苦手→自分でペースを管理して取り組める
- ④周りに気を遣いすぎる→傾聴力や課題解決力がある
- 志望先の参考にしよう! 内向型な人に向いている仕事タイプと職種例12選
- 1つのことに集中して取り組みやすい仕事
- 冷静な分析力が活かせる仕事
- 自分のペースで取り組めやすい仕事
- 傾聴力や課題解決力が求められる仕事
- 適職はどう見つける? 内向型な自分に合う仕事を見出す4ステップ
- ①「これだけは避けたい」という要素をリストアップする
- ②書き出した要素に優先順位を付けて求人を精査する
- ③OB・OG訪問などで「生の声」を集めて解像度を高める
- ④「その職場で働く自分」を想像して無理なく働けるかを判別する
- 要チェック! 内向型の人がマストで取り組むべき就活対策5選
- ①自己分析で強みを見つけて自分に自信を付ける
- ②将来のキャリアプランを描いてモチベーションを上げる
- ③最初こそ広い視野でさまざまな求人をチェックする
- ④頻出質問対策を徹底して回答の形式に慣れる
- ⑤模擬面接を繰り返して「アドリブ力」を上げる
- 内向型な人が自分に合う仕事を探す3つのコツ
- ①求人サイトで内向型向けの仕事の特徴を条件に絞り込む
- ②キャリアセンターで自分に合う求人がないか相談する
- ③就職エージェントに希望条件を伝えて探してもらう
- 内向型な人に向いた仕事についてよくある質問に回答!
- 内向型な人に合う仕事の見極め方と就活対策を押さえて動き出そう!
自分の内向型な性格を深く理解して仕事選びに活かそう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
「内向型な性格に合う仕事を教えてください」
「どうすれば自分に合う仕事を見つけられますか?」
といった質問が多く寄せられています。人と話すことがあまり得意でない、自分以外のことに興味をもちづらい、そういったように「自分は内向型な性格だ」ということは自覚していても、その性格に合う仕事についてはイメージがわきにくいかもしれませんね。
そこでこの記事では、内向型の人の特徴や就活のポイントを解説します。向いている職種例も紹介するので、あなたの性格にはどんな仕事が合いそうなのか、一緒に考えていきましょう。
そもそも「内向型」ってどんな人? 3つの特徴を押さえよう
自分の性格を正しく理解するため、まずは「内向型」と呼ばれる性格がどんな人なのかを確認しておきましょう。
「あまり他人に助言を求めない」「人とのかかわりを好まない」などとネガティブな印象を持たれがちですが、内向型は必ずしも悪いものではありませんよ。内向型にこそ向いている仕事もあるため、まずは内向型の特徴を理解しておきましょう。
①興味関心の矢印が外より内に向かいやすい
内向型の人は、興味関心の矢印が内に向かいやすい傾向にあります。「他の人がどうしているか」「世間で何が流行っているのか」などにはあまり興味を示さず、自分の考えや感情を優先して行動するのが特徴です。
そのため、モチベーションの源は自分自身にあります。「他者に促されたから」「周りがそうしているから」というよりも、自分自身の意思が行動を起こすきっかけになります。
一方、外向型の人は、周りの人や出来事に強い興味を示します。周囲の働きかけに影響されやすく、時に自分の価値観よりも優先してしまいやすいのが特徴です。
キャリアアドバイザー
②チーム戦より個人プレーの方が得意
内向型の人は、チーム戦より個人プレーが得意な傾向にあります。人の行動や状況を観察するよりも、自分の内面と向き合うことに長けているためです。
たとえば、研究職やエンジニアのように、少人数でコツコツと高い集中力を発揮できる仕事に向いていますよ。
反対に、「自分のペースを保ちづらい仕事」には、ストレスを感じやすい点に注意が必要です。
キャリアアドバイザー
人とのかかわりが多い環境や、納期・ノルマが厳しい環境は、内向型の人に向いていない可能性がありますね。
エンジニアの就活の頻出質問や、就活を有利に進めるためのポートフォリオの作り方はこちらの記事で解説しています。
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③慎重で一つのことに黙々と取り組める
1つのことに黙々と取り組めるのも、内向型な人の特徴です。長時間にわたって集中力をキープできるため、正確性や分析力が求められる仕事に向いていますよ。
内向型の人の中には、突発的な対応が求められる仕事を苦手とする人もいます。いろいろなことを考えすぎると行動に移すまでに時間がかかってしまうため、1つのことに集中できる仕事がぴったりです。
キャリアアドバイザー
たとえば、フォトグラファーや翻訳家など、やるべきことがはっきりとした仕事を選ぶと能力を発揮しやすくなりますよ。
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
人間は大きく「内向型」と「外向型」に分けられるという見方もありますが、なんとなく「外向型」の人の方が明るい雰囲気のイメージで、就活に有利と思っている人もいるのではないでしょうか。そのため「内向型」が不利にならないか気にしている人もいるかもしれませんね。
でも、そのような心配をする必要はありませんよ。「内向型」と「外向型」は、能力の差を示すものではなく、いわばエネルギーの源を説明するための言葉なので、どちらが良い・悪いということにはならないからです。
ただし、職種では向き不向きもあるため、もし内向型の自分には向いていないかもと思える職種を志望する場合は、心配になるかもしれませんね。そのようなときは、内向型だからこそ言える強みをアピールしましょう。
たとえば営業職の場合、一般的には外向型の人が向いていると言われていますが、内向型の人は分析力や計画力、顧客とじっくり向き合う姿勢など、内向型ならではのアピールをすることができますよね。自分らしさを大切に就活に挑むようにしましょう。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
内向型の人が就活を成功させるための2つのマインド
就活生
内向型で口下手なので、就活で不利になりそうで不安です。
キャリアアドバイザー
内向型の人は確かにそういった不安を抱えやすい側面があります。ただ、あなたのその性格は弱みではなく、自分ならではの個性だと考えてみましょう。
社会人になるには「こんな性格であるべき」ということはありません。内向型の性格は無理に直そうとするのではなく、どうやったら性格を仕事に活かせるのかを考えてみましょう。内向型の人が就活を成功させるには、以下の2つのマインドが重要になりますよ。
内向型ならではの苦手を強みに変えることが大切
自分では苦手、弱みだと感じている特徴でも、視点を変えてみると強みになる可能性があります。たとえば、人とのコミュニケーションが苦手と感じているなら、「個人プレーが得意」「人の感情の動きに敏感」などの強みに言い換えられますよ。
苦手なことから仕事を探すのも1つの方法ですが、それだけでは志望動機の根拠が弱くなってしまいます。「コミュニケーションが苦手だからこの仕事を選びました」というネガティブな志望動機では、仕事に対する熱意を感じづらいですよね。
それよりも、「○○が得意だから」「自分の強みを活かせるから」などを志望動機にするほうが好印象につながりやすいですよ。
キャリアアドバイザー
選考で前向きな姿勢を見せるためにも、内向型ならではの苦手を強みに変えてみましょう。
履歴書でアピールできる志望動機の書き方はこちらの記事で確認してください。
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自分が無理なくいられる環境選びに全力を注ぐ
周りの意見ばかり気にして仕事を選んでしまうと、ミスマッチにつながる可能性が高まります。内向型の人こそ、他人軸だけでなく自分軸も大切にして仕事を選びましょう。
他人軸と自分軸の考え方には、次のような違いがありますよ。
- 周りから進められた、ネームバリューのある会社を選ぶ
- 世間からの評価が高い企業を志望する
- 自分のペースで働きやすい職場を選ぶ
- 性格と能力にマッチした企業を志望する
環境の変化などにストレスを感じやすい内向型の人が就活を成功させるには、いかに自分の性格と能力にマッチした仕事を選ぶかが重要です。
周りの意見はアドバイスとして受け止めつつも、「周りがこう言っていたから」という軸で動かず、あなた自身が興味をもてて、無理なく自然体でいられる環境選びに力を入れましょう。
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
「他人軸」と「自分軸」の違いは理解できても、どちらを優先させて企業選びをするべきか悩む人もいるかもしれませんね。内向型の人は、まずは「自分軸」を優先させたほうがマッチング度は高くなるでしょう。
内向型の人が自分の性格や能力に合わない職場を選ぶと、長期的にはストレスや疲労が蓄積し、仕事や企業に対する不満が増える可能性があります。しかし、自分軸で選んだ仕事であれば、自分のペースで無理なく続けられるため、自分らしい働き方の実現ができ長期的なキャリア形成にも役立ちます。
ただし、他人軸を完全に無視するわけではなく、社会性や将来性など自分が大切にしたいことがあれば、それらも考慮しつつ自分にとってベストな選択をしていくことも大切です。自分軸をベースにしつつ、気になる他人軸も取り入れて、自分らしく長く働ける職場を探すようにしましょう。
内向型ならではの苦手を強みに変換! アピールしたい4つの強み
自分が弱みだと思っている性格が、実は裏返せば強みになることはよくあります。内向型だからこそ苦手に感じやすい部分も、これから紹介するような強みに言い換えられますよ。
自分の強みを整理することは企業選びや対策にも役立つので、苦手や弱みをうまく強みに言い換えて、就活に役立てていきましょう。
①マルチタスクが苦手→1つのことに集中して取り組める
内向型の人は高い集中力を備えているケースが多く、それが逆に一度深く集中すると切り替えることに負担を感じてしまうことがあるため、マルチタスクを苦手に感じる人が多い傾向にあります。
だからこそ、さまざまなことに活発に取り組むことが苦手というのは、一点に集中する能力の裏返しであるケースもあります。
集中力の高さは仕事でも活かせる性質となり、多くの企業が魅力的に感じる強みですよ。
複数のことを同時にこなすのが苦手だったとしても、その反面一つのことに黙々と取り組むことはどう感じるか考えてみましょう。
キャリアアドバイザー
マルチタスクよりも1点への集中力を求められる仕事を選べば、弱みを強みに変えられますよ。
②優柔不断→冷静な分析力がある
自分が優柔不断な性格だと感じる人は、「冷静な分析力」に言い換えてアピールしましょう。何事も注意深く観察し、多角的な視点から分析できる能力は、主にデータ分析やマーケティングの仕事で活かせますよ。
優柔不断な性格を強みに言い換えてアピールする際は、仕事のスピードへの不安を払拭できるように伝えるのもポイントです。
たとえば、判断に迷ったときの基準や、期限を守るための工夫を伝えると、「優柔不断で仕事が遅い」というイメージを持たれにくくなります。
キャリアアドバイザー
判断に迷ったときには、自分なりの分析結果と併せて人に相談する、というのも1つの方法ですよ。
優柔不断な短所の効果的な伝え方はこちらの記事で解説しています。
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面接で短所を聞かれた時の「優柔不断」の答え方|上手に伝える例文
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③チームワークが苦手→自分でペースを管理して取り組める
内向型の人は自分の内面に興味関心のベクトルが向きがちなこともあり、周りのペースに合わせることが苦手な傾向にあります。
しかし、見方を変えるとそれは「自分のペースを保てる」強みとも捉えられます。周囲に流されず、自分をきちんと管理しながら仕事に取り組める能力をアピールしましょう。
ただし、チームワークが重視される仕事で、個人プレーの能力を伝えてもあまりアピールにならない場合があります。強みを伝える際は、志望先が求める人物像を考慮するようにしてくださいね。
キャリアアドバイザー
自己管理が必要な仕事であれば、個性が強みになりますね。
自己PRでチームワークをアピールする際の伝え方はこちらの記事で確認してください。
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④周りに気を遣いすぎる→傾聴力や課題解決力がある
周りのことを考えすぎて疲れてしまうなど、周りに気を遣いすぎる人が多いのも内向型の特徴です。
逆にいえば、それは傾聴力や課題解決力の高さを裏付けているとも言えますよ。相手の意図を正確に理解したり、悩みの解決をサポートしたりする能力は、カウンセラーのように人の心に寄り添う仕事で活かすことができます。
ただ、周りに気を遣いすぎる性質は、ストレス耐性に不安を持たれてしまうケースもあります。選考で質問されることを想定し、「どのような環境でストレスを感じやすいのか」「ストレスにどう向き合っているのか」を明確にしておくことが大切です。
傾聴力を効果的にアピールするための言い換え表現はこちらの記事で確認してください。
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傾聴力をアピールする際は言い換えることが重要です。この記事ではキャリアアドバイザーが傾聴力の言い換え例やアピールする際の注意点を解説します。言い換えを含めた傾聴力の自己PRの例も紹介するので、傾聴力をアピールしたい学生は参考にしてください。
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キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
面接対策の場面で、「弱みは隠したほうが良いですか」と聞かれることがよくありますが、無理に隠す必要はありません。ビジネスパーソンでも誰しも強みと弱みがあり、強みは活かし、弱みは克服しようとすることで成長できます。
そのため就活においても弱みを隠すより、自己理解したうえで日々どのように克服しようとしているのかを伝えることが大切です。採用担当者は学生から具体的に努力しているエピソードを聞きながら、入社後のイメージをしています。
弱みを聞かれたら向上心や誠実さ、成長のポテンシャルをアピールするチャンスと思って自信を持って話しましょう。また、面接では「強み」と「弱み」両方を確認されるので、自分の特徴をそれぞれ伝えられるように準備しておくことも大切ですよ。
志望先の参考にしよう! 内向型な人に向いている仕事タイプと職種例12選
社会にはさまざまな個性を持った人が活躍しています。どのような個性でも、自分にマッチした職業を選ぶことができれば、十分に力を発揮することができますよ。
そこで、内向型の人の特徴を踏まえ、向いている職種例を紹介します。各職種の仕事内容と役立つ資格も紹介するので、ぜひ志望先選びの参考にしてくださいね。
1つのことに集中して取り組みやすい仕事
1つのことに集中して取り組みやすい仕事は、「文章を書く」「写真を撮る」など、やるべきことが明確なのが特徴です。マルチタスクよりも、一点に集中して能力を発揮するのが得意な人に向いていますよ。
①Webライター
Webライターは、Webサイトに掲載される文章を書く仕事です。案件によっては文章を書く以外に、画像の挿入や入稿作業を伴う場合もありますよ。
クライアントや編集者との擦り合わせ以外は基本的に1人で作業にあたるため、集中して作業に取り組める点が魅力です。また、インターネット環境さえ整えればすぐに始められるので、未経験からでもチャレンジしやすいのも特徴です。
必須資格はありませんが、得意分野があると仕事を受注しやすくなります。たとえば金融系ライターを目指すなら、ファイナンシャルプランナーの資格を持っておくと、クライアントからの評価が高まりますよ。
②フォトグラファー
- 写真技能士(実務経験が必要)
- フォトマスター検定
- Photoshopクリエイター能力認定試験
フォトグラファーは、新聞や雑誌、広告などに使われる写真を撮る仕事です。広告代理店や出版社で働いている人もいれば、フリーランスとして自分で依頼を受けて収入を得ている人もいますよ。
自分の趣味をそのまま仕事にできる点や、写真を通じて人の心を動かせる点が魅力です。
役立つ資格には、写真技能士、フォトマスター検定、Photoshopクリエイター能力認定試験などがあります。フォトグラファーを目指すのに必須ではありませんが、持っておくと専門スキルの証明になりますよ。
③翻訳家
翻訳家は、海外の原文を日本語にわかりやすく置き換える仕事です。小説や雑誌を翻訳する「文芸翻訳」、ビジネス用の文書を翻訳する「実務翻訳」、映像作品に字幕をつける「映像翻訳」などがありますよ。
活躍先は翻訳会社や外資系企業、法律事務所などが代表的です。そのほか、フリーランスとして活躍する人も見られます。
必須の資格はありませんが、翻訳家として活動するには語学力が欠かせません。勉強の指針にするためにも、英語や翻訳に関連する資格の取得を目指すのがおすすめです。
就活での英語力のアピール方法はこちらの記事で解説しています。
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冷静な分析力が活かせる仕事
冷静な分析力が活かせる仕事は、業務のなかでデータや数値を用いる場面が多くあります。複数のデータを比較するのが好きな人や、数字に強い人はぜひチェックしてみてくださいね。
分析力の自己PRでのアピール方法はこちらの記事で確認してください。
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④ITエンジニア
ITエンジニアは、システムやITインフラの設計・運用に携わる技術者です。代表的な職種に、システムエンジニア、プログラマー、ネットワークエンジニア、Webエンジニアがありますよ。
ITエンジニアの仕事では、日々トラブルに直面することになります。問題に対して的確な対処をしていく必要があるため、分析力に長けている人が向いていますよ。
役立つ資格は、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITパスポート試験などです。文系や未経験から目指す場合は、まずは入門レベルにあたる試験の合格を目指しましょう。
文系でもITエンジニアの就活を成功させるコツはこちらの記事で解説しています。
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ITエンジニアは文系出身でも就職することができます。そのためには、まずITエンジニアのにもとめられるスキルや向いている人の特徴を確認する必要があります。この記事では、キャリアアドバイザーがわかりやすく解説しているため、是非参考にしてみてください。
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⑤Webマーケター
Webマーケターは、Web上のマーケティング全般にかかわる仕事です。Web広告を利用して自社の商品・サービスの知名度を高める業務や、サイト訪問者のニーズを分析する業務を担当しています。
インターネット利用率の増加に伴って、Webマーケティングに関する知識のニーズはどんどんと高まっています。そのため、マーケティング職のなかでも、特に将来性が高い分野で働きたい人にぴったりです。
Webマーケターに必須の資格はありません。マーケティング・ビジネス実務検定やネットマーケティング検定、Web検定などは基礎知識を体系的に学べるため、文系や未経験から目指す人におすすめです。
⑥データアナリスト
データアナリストは膨大なデータを分析し、企業の課題解決や意思決定をサポートする仕事です。Webマーケターと似た部分が多い職種ですが、データアナリストはよりデータ分析の仕事に特化しています。
データ分析には統計学やプログラミングのほか、ビジネスの知識も必要になります。求められるスキルの専門性は高めですが、数字やデータを眺めるのが好きな人にはぴったりな仕事です。
統計検定やオラクルマスター、データベーススペシャリスト試験など、データベース関連の資格を持っておくと就活でアピールできますよ。
⑦コンサルタント
コンサルタントは、クライアント企業の課題解決や目的達成に向けたアドバイスをする仕事です。専門分野によって、経営コンサルタント、ITコンサルタント、人材コンサルタントなどの種類がありますよ。
社内外の多様な人たちとかかわりながら、課題解決に導くのがコンサルタントの役割です。自分の貢献によって課題解決に繋がったときには大きなやりがいを感じられますが、人とのかかわりが多い仕事である点には注意してくださいね。
役立つ資格は専門分野によって異なります。たとえば経営コンサルタントを目指すのであれば、中小企業診断士や公認会計士の資格を持っておくと強みになりますよ。
コンサルティング業界への就活を成功させるコツはこちらの記事で確認してください。
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コンサルティング業界は就活生から高い人気を誇る業界です。業界内に含まる企業も世界中に拠点を持っている企業が多く、グローバルな働き方を実現しやすいのも魅力の1つです。しかし、その分選考難易度も高いものとなるため、目指すなら入念な対策が必要です。この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、押さえておきたい対策に加えて、具体的な企業例を27社紹介しています。ぜひチェックしておきましょう。
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自分のペースで取り組めやすい仕事
自分の内面に興味関心のベクトルが向きやすい内向型の人には、自分のペースで取り組みやすい仕事もおすすめです。
ここからは一人でコツコツと作業に向き合う仕事など、周りと協力して進める場面よりも、自分のペースで進められる場面が比較的多い仕事を紹介します。
⑧ドライバー
ドライバーは、人やモノを指定の場所に運ぶ仕事です。代表的な例に、タクシードライバーやデリバリースタッフ、長距離ドライバーが挙げられます。
モノを運ぶドライバーであれば、人とかかわる機会が限られているため、黙々と自分のペースで働きたい人に向いていますよ。
各種自動車免許のほか、フォークリフトや危険物取扱者の免許・資格を持っていると就職に役立ちます。フォークリフトは18歳以上であれば実務経験がなくても誰でも取得できるので、ドライバーの仕事に興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね。
⑨警備員
警備員は、安全を確保するために、危険の早期発見や事故の対応にあたる仕事です。施設や人を警備する以外に、機械を監視・管理したり、モノを運搬したりする場合もありますよ。
正社員を目指す場合は、警備会社が主な就職先になります。特別なスキルが必要ないため、未経験からでも目指しやすい点が魅力ですね。
また、施設警備や交通誘導の仕事では夜勤が珍しくありません。日勤よりも、夜勤でしっかりと働きたい人にとってはメリットになりますよ。
必須の資格はありませんが、警備や機械管理に関連する資格を持っておくと就職先の幅が広がります。上級救命講習は日常生活でも役立つ可能性が高いため、警備員を目指す人に限らずおすすめの資格です。
傾聴力や課題解決力が求められる仕事
傾聴力や課題解決力が求められる仕事は、業務を通して人の生活をサポートするのが役割です。人の悩みを解決することにやりがいを感じる人や、直接感謝される機会が多い仕事に興味がある人におすすめですよ。
⑩カウンセラー
カウンセラーは心理的な専門知識を活かし、悩みを抱える人を相談援助する仕事です。医療施設や社会福祉施設、教育施設、一般企業などで活躍しています。
心の悩みを抱えた人をサポートしていくため、相談に乗るのが好きな人や、課題を解決するのが得意な人にぴったりです。
カウンセラーとして働くのに必須の資格はありませんが、公認心理師、臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士などを持っていると信頼性が高まります。
⑪栄養士
- 食を通じて人の健康に貢献したい人
- 料理好きな人
- 勉強熱心な人
栄養士は、栄養バランスの管理や栄養指導を通じて人の健康をサポートする仕事です。食品業界や医療業界はもちろん、福祉業界、教育業界などでも幅広く活躍していますよ。
栄養士としての仕事は、栄養士の専門学校などで既定の過程を履修することで取得できる「栄養士」と、その後国家試験に合格することで取得できる「管理栄養士」の2つで大きく分かれます。
どちらも栄養面の指導・管理をおこなうエキスパートであることには変わりませんが、管理栄養士はより高度な専門知識が必要な施設などでも活躍できるなど、働けるフィールドが広くなる点が特徴です。
栄養士に向いているのは、料理好きな人や勉強熱心な人です。仕事に欠かせない医療や栄養学の知識は日々アップデートされているため、常に学び続ける姿勢が求められますよ。
管理栄養士に人気の就職先はこちらの記事で解説しています。
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人気の職業である管理栄養士の就職先は幅広く、仕事内容も異なります。 この記事では、管理栄養士の就職先ランキングや3つの選び方、仕事内容、年収などをキャリアアドバイザーが解説します。 現場体験やOB・OG訪問をおこない、自分に合う就職先を選びましょう。
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⑫薬剤師
- 几帳面な性格の人
- 責任感が強い人
- 傾聴力や提案力に長けた人
薬剤師は、処方箋に基づいて薬を調合したり、患者に服薬の説明をしたりする仕事です。主な活躍先には、病院や薬局、製薬会社、ドラッグストアが挙げられます。
ただ薬を処方するなど、薬剤師として働くためには薬剤師の国家資格を取得する必要があります。取得に向けてはハードルの高い資格となりますが、この職種を目指すにあたっては第一の目標となりますね。
専門課程などを履修する必要もあるため、気になる人は目指すにあたって何が必要となるのか一度調べてみましょう。
キャリアアドバイザー
処方ミスや誤投薬があれば、重大な事故につながる恐れがあります。そのため、薬剤師には几帳面な性格の人や、責任感が強い人が向いていますよ。
医療業界の志望動機の書き方はこちらの記事を参考にしてください。
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医療業界への内定に導く志望動機の書き方|文系でも高評価を得るコツ
医療業界の志望動機を作成する際には、まずは医療業界を詳しく知ってから書き始めましょう。今回は医療業界に属する企業と仕事内容を押さえ、志望動機作成のコツをキャリアアドバイザーが解説します。職種別の例文も紹介しているので是非参考にしてください。
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適職はどう見つける? 内向型な自分に合う仕事を見出す4ステップ
職種例を参考にしても、内向型な自分に合う仕事がなかなか見つからない人もいるかもしれませんね。
そこで、内向型な自分に合う仕事を見つける方法を4ステップでまとめました。漠然と考えるだけではイメージが湧きづらいため、ステップに沿ってじっくりと考えてみましょう。
①「これだけは避けたい」という要素をリストアップする
やりたいことが見つからないなら、視点を変えて、「これだけは避けたい」を基準に考えてみましょう。NGな条件を洗い出すことで、自分が仕事に求めるものが明確になります。
- 体力に自信がないから肉体労働は避けたい
- 部署異動やジョブローテーションが頻繁にある企業は嫌だ
- 社内行事が多い職場は面倒くさい
NGな条件を決めず、なんとなくで仕事を選んでしまうとミスマッチのリスクが高まってしまいます。仕事に求めるものは人によって異なるため、自分の性格や価値観と照らし合わせながらよく考えてみましょう。
②書き出した要素に優先順位を付けて求人を精査する
書き出した要素のすべてに当てはまる求人に出会えるのが理想ですが、見つからない可能性も十分考えられます。条件が細かすぎると、なかなか求人が見つからずに行き詰まってしまうため、優先順位を付けておきましょう。
- 最も避けたい◎⇒肉体労働
- できれば避けたい○⇒部署異動、ジョブローテーション
- 多少は許容できる△⇒社内行事
たとえば体力に自信がなく、肉体労働は避けたいという条件を付けたとします。しかし、オフィスワークであっても、肉体労働を完全に避けるのは難しい場合があります。
そのようなケースを想定して、どの程度なら許容できるのかを考えておくことも大切ですよ。
③OB・OG訪問などで「生の声」を集めて解像度を高める
志望先がある程度固まったら、OB・OG訪問で情報を集めましょう。実際に働く人たちの生の声は、自分が働くイメージを膨らませるのに役立ちます。OB・OG訪問には、以下のようなメリットがありますよ。
- 具体的な仕事内容を把握できる
- 職場の雰囲気を肌で感じられる
- 気になることを直接質問できる
- 就活に関するアドバイスをもらえる
- 選考での話の材料にできる
大学の教授や知人、キャリアセンターなどで紹介してもらうのがおすすめです。すぐには条件に合う人が見つからないことも考えられるので、早めに相談しておきましょう。
OG・OB訪問で質問したい内容はこちらの記事で解説しています。
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OB・OG訪問では何を質問すべき? 目的や注意点についても解説
OB・OG訪問は質問を準備しておくことで、充実した時間になりますよ。 この記事ではOB・OG訪問の目的、充実させるコツ、質問すべきこと、よくある質問などをキャリアアドバイザーが解説します。 OB・OG訪問で得たリアルな情報は企業選びや選考対策に役立ちますよ!
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④「その職場で働く自分」を想像して無理なく働けるかを判別する
仕事内容や人間関係に不満を抱えたままでは、モチベーションを保ちづらくなってしまいます。長く働ける適職を見つけるためにも、その職場で「無理なく」働けるかを事前によく確認しておきましょう。
特にやりがちな失敗は、条件面だけを見て仕事を選ぶことです。給与や勤務時間は大切な要素ですが、条件の良さだけに惹かれて入社すると、予想以上に仕事が大変に感じる可能性があります。
仕事を選ぶ際は条件面だけでなく、仕事内容や働く人たちの雰囲気など、いろいろな要素を踏まえて総合的に判断することが大切です。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
適職を見つけるのは「大変だな」と不安に思う人もいるかと思いますが、そもそもマッチした仕事を探す作業は、内向型に限らずどんな人にとっても手間のかかる作業です。しかし、その過程を経て適職を見つけることには大きなメリットがあります。
就活は試験のように正解・不正解のある世界ではなく、自分にとっての幸せや成功を探し当てるのが最終的な目的です。Aさんにとっては快適な職場でも、Bさんにとっては合わないといったことは、よくあることですよ。
自己理解と仕事理解を深めて、合致する企業を探し当てていくのが就職活動です。面倒くさがらず、上述の4ステップのように丁寧に企業選びを進めていくと、自分が活き活きと過ごせる職場とめぐり合えるでしょう。
要チェック! 内向型の人がマストで取り組むべき就活対策5選
ここからは、具体的な就活対策を5つピックアップして紹介します。
内向型の人の中には、「自分に自信を持てない」「漠然とした不安がある」といった人が多く見られます。自信を持って就活を進めるためにも、念入りな準備を心掛けましょう。
キャリアアドバイザー
自己分析で自分自身の強みや弱みを理解し、頻出質問対策などをおこなうことで、内向型の弱みをカバーすることができますよ。
①自己分析で強みを見つけて自分に自信を付ける
まずは自己分析で自分の強みを見つけましょう。何が強みなのかがわかれば、それをどんな仕事で活かせるのか、どの業務で特に発揮できそうなのかをイメージしやすくなりますよ。
- 自分史やモチベーショングラフを作成して過去の出来事を整理する
- 弱みから強みを逆算してみる
- 自己分析ツールを活用する
- 第三者に意見をもらう
自分で強みを見つけるのが難しい場合は、家族や友人に意見をもらうのがおすすめです。周りの人の客観的な意見は、自分の新たな側面を知るきっかけになることもありますよ。
自分史を使った自己分析の方法はこちらの記事で解説しています。
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簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう
就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。
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②将来のキャリアプランを描いてモチベーションを上げる
キャリアプランは、仕事における将来の理想像です。数年後の自分を具体的にイメージすることで、実現に向けて取り組むべきことや、就くべき仕事が明確になりますよ。
- 商品企画として新しい食品を商品化したい
- ゲームプロデューサーとしてゲーム開発全体を統括してみたい
- 入社10年以内に海外勤務に挑戦したい
内向方の人ほど、環境の変化や仕事に就くために自ら動き出すことに抵抗感やストレスを感じることもあるかもしれません。
そうしたときこそ、将来のゴール、つまりはキャリアプランを描くと、目標が定まりモチベーションを見出しやすくなります。
キャリアプランが思いつかないときの対策はこちらの記事で解説しています。
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③最初こそ広い視野でさまざまな求人をチェックする
自分では考えてもみなかった仕事が、実は適職だったと気づくこともあります。最初から条件を付けすぎると自らの可能性を狭めてしまうため、まずは広い視野で求人をチェックしてみましょう。
たとえば「体力がない自分に建設業界は合わない」と考えていても、建設業界のすべての仕事に合わないとは限りません。
現場仕事は難しくても、作業員をサポートする仕事には向いている場合もありますよね。
キャリアアドバイザー
同じ業界・企業にもさまざまな仕事があるため、「あの業界は向いていない」「あの企業は仕事が大変そう」などの偏見で、視野を狭めないように注意しましょう。
④頻出質問対策を徹底して回答の形式に慣れる
自分に合う仕事が見つかっても、選考を突破しないことには入社できません。志望動機や強みを自分の言葉で説明できるように、 面接を想定した練習をおこないましょう。特に、頻出質問への対策は不可欠です。
- 自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 学生時代に頑張ったこと
- 過去の失敗談
- 長所と短所
- 入社後にやりたいこと
- 将来の目標
内向型はコミュニケーションに苦手意識を持ちやすい傾向にあるからこそ、事前準備なしで面接に臨んでしまうと、緊張で頭が真っ白になる可能性があります。
緊張の中でもできる限り落ち着いて話せるよう、頻出質問への回答をあらかじめ考えておきましょう。
一言一句完璧に用意する必要はありませんが、話の流れと要点を覚えておくだけでも面接に役立ちますよ。
面接での頻出質問に対する回答例はこちらの記事で確認してください。
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⑤模擬面接を繰り返して「アドリブ力」を上げる
頭の中でのイメージトレーニングだけでは、本番でいざ面接官を前にするとうまく話せないかもしれません。予想外の質問へのアドリブ力を上げるためにも、模擬面接を繰り返してコツをつかんでおきましょう。
- 大学の教授や先輩、友人などに面接官役を依頼する
- キャリアセンターや就職エージェントを活用する
- スマホを使って自分で撮影してみる
- AIによる模擬面接サービスを活用する
最近は、スマホやパソコンを使って質問に答えると、AI(人工知能)がフィードバックしてくれる模擬面接サービスも登場しています。いきなり対人の模擬面接に臨むのはハードルが高いと感じる人は、ぜひ試してみてくださいね。
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内向型な人が自分に合う仕事を探す3つのコツ
自分の強みやキャリアプランが明確になったら、実際に仕事を探してみましょう。内向型な人が自分に合う仕事を探すには、主に3通りの方法がありますよ。
自分で探すのが難しい場合は、キャリアセンターや就職エージェントを上手に活用しましょう。
①求人サイトで内向型向けの仕事の特徴を条件に絞り込む
希望条件や避けたい要素をもとに、求人サイトで仕事を探してみましょう。
検索の際に以下のようなキーワードを含めると、自分のペースで進めやすかったり、一つのことに集中して取り組めるような内向型向けの仕事を見つけやすくなりますよ。
- フルリモート
- リモートワーク中心
- 自分のペースで
- 黙々と
- 単純作業
- 個人プレー
求人サイトには、幅広い求人を扱う「総合型」と、特定の業種・職種に絞った求人を扱う「特化型」があります。広い視野で仕事を探すため、まずは総合型の求人サイトを利用するのがおすすめです。
②キャリアセンターで自分に合う求人がないか相談する
求人サイトで探してみてもなかなか自分に合う仕事が見つからない場合は、キャリアセンターに相談しましょう。キャリアセンターには、求人を紹介してもらえる以外に次のようなメリットもありますよ。
- 就活に関する個別相談に応じてもらえる
- 就活セミナーや企業説明会に参加できる
- 応募書類を添削してもらえる
- 模擬面接を受けられる
- 業界研究や企業研究に役立つ資料を閲覧できる
キャリアセンターは各大学内に設置されており、在学生・卒業生であれば無料で利用可能です。就活の困りごとがあれば、まずはキャリアセンターに相談しましょう。
③就職エージェントに希望条件を伝えて探してもらう
就職エージェントを活用するのも一つの方法です。経験豊富なキャリアアドバイザーに希望条件を伝えれば、内向型な性格に合う仕事を紹介してもらえますよ。
希望条件を伝える際のポイントは、具体的かつわかりやすく伝えることです。「内向型な性格に合う仕事を紹介してほしい」と伝えるだけでは、業界や業種の選択肢が広がりすぎてしまいます。
仕事選びが非効率になってしまうため、希望条件は明確に伝えましょう。
キャリアアドバイザー
条件の優先順位もあわせて伝えることで、より自分に合う求人を提案してもらいやすくなりますよ。
内向型な人に向いた仕事についてよくある質問に回答!
最後に、内向型の人に向いている仕事について、学生からのよくある質問にキャリアアドバイザーがお答えします。疑問や不安をそのままにせず、しっかりと解消してから就活に臨みましょう。
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内向型な人に向いている仕事はありますか?
「一つのことに集中できる」「分析力を活かせる」「自分のペースで取り組める」「傾聴力や課題解決力が求められる」などの特徴に当てはまる仕事が、内向型な人に向いていますよ。内向型な人は興味関心の矢印が内に向かいやすく、自分が興味を持つことに対して高い集中力を発揮できるのが強みです。そのため、やるべきことが明確で、一点に集中して取り組める仕事がおすすめです。
たとえば、Webライターなら「文章を書く」、ドライバーなら「車を運転する」というように、一つのことに集中して取り組めますよ。
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内向型な人が就活を成功させるためにすべきことはありますか?
まずは、弱みに感じている特徴を強みに言い換えてみましょう。強みの把握は、仕事選びにはもちろん、選考対策にも欠かせません。たとえば、優柔不断な性格は「冷静な分析力がある」とも捉えられます。分析力が強みだとわかれば、それを活かせるような仕事が有力な選択肢になりますよね。このように、弱みを強みにうまく言い換えて、仕事選びの基準にしてみてください。
また、就活を成功させるためには面接対策も肝心です。強みが明確になったら、模擬面接を繰り返してアドリブ力を上げていきましょう。
内向型な人に合う仕事の見極め方と就活対策を押さえて動き出そう!
内向型な性格はネガティブな印象を持たれがちですが、「一つのことに高い集中力を発揮できる」「傾聴力に長けている」など、強みも多く備えています。自分にどんな強みがあるのかを明確にし、内向型な性格にぴったりの仕事を探していきましょう。
内向型な人は、突発的な対応やチームワークが求められる仕事よりも、個人プレー中心で黙々と取り組める仕事に向いている傾向にあります。合う仕事は人それぞれ異なるため、今回紹介した職種例を参考にしながら、適職を探してみてくださいね。
興味の対象が内に向くか外に向くかの違いであり、どちらが良いとは一概には言えませんよ。