目次
- 就活に出遅れてもやり方次第で挽回できる
- まずは自分がどれくらい出遅れているのかを把握しよう
- 約6割の学生が3年生の9月以前に就活を始めている
- 約6割の学生が4年生の6月時点で内定を獲得している
- 現状は関係ない! 大切なのは「笑顔で入社式に参加できるか」
- 逆転に必須! 出遅れた人が持つべき4つの心掛け
- ①周りの人の手も借りる
- ②就活情報を積極的に得る
- ③やるべきことを明確にする
- ④就活を諦めない
- 【情報解禁前】出遅れたと感じる人がすぐにやるべきこと
- ①通年:自己分析をする
- ②通年:業界・企業研究をする
- ③10月~:筆記試験の勉強をする
- ④1月~:ESのひな形を作成する
- ⑤1月~:模擬面接をおこなう
- 【情報解禁後】出遅れたと感じる人がすぐにやるべきこと
- ①3月~:エージェントに登録する
- ②3月~:就活の方向性を決める
- ③3月~:第三者からアドバイスを受ける
- ④4月~:まだ募集している説明会や選考に参加する
- 要注意! 就活に出遅れた人にありがちな失敗
- 自己流で就活を進める
- 焦りや不安で精神的に追いつめられる
- やみくもに企業を受ける
- 深く考えずに就職先を決定する
- 出遅れた分を巻き返して就活を成功させよう!
就活に出遅れてもやり方次第で挽回できる
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活に出遅れました……何から始めればいいんですか」
「まだ何にも対策できていないけどどうしよう……」
毎年「就活に出遅れた」と感じる就活生からこのような相談を受けます。周りが就活を進めている中自分だけスタートが遅れてしまうと焦りますし、何から手を付けたらいいのか分からなくなりますよね。「きっともう就活は失敗だ」と諦め気味の人もいるかもしれません。
しかし、就活の出遅れはやり方次第で一気に挽回できます。この記事では出遅れた人が今やるべきことを時期別に解説するので、まずは何をするべきかを明確にして効率よく進めていきましょう。心掛けや出遅れた人にありがちな失敗も紹介しますよ。
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まずは自分がどれくらい出遅れているのかを把握しよう
「就活に出遅れた」と言っても、まずはどれだけ自分が遅れているのかを把握することが大切です。
出遅れを感じる就活生の中には「まだ大丈夫だろう」と就活を先延ばしにしてしまった人もいるかと思います。ここでしっかり周りの状況を知ることで、危機感が生まれて「今すぐ就活しよう」という気持ちになれますよ。
また、周りとの差を知ることで自分が何をどれだけ頑張ればいいのかが見えてきます。就活の方向性を固めるためにも、まずは一般的な就活の状況を押さえておきましょう。
約6割の学生が3年生の9月以前に就活を始めている
リクルートがおこなった就職プロセス調査によると、2022年卒の大学生のうち大学3年生9月以前に就活を開始した学生が59.9%、大学3年生10月以降に開始した学生が40.1%となっています。
少し以前のデータですが、半数以上の学生が大学3年生の9月より前から就活を始めているということです。3年生の夏からはインターンシップが始まる企業も多いため、それくらいの時期から就活に向けて行動し始める人が多いと言えるでしょう。
3年生の夏から就活を始めていればインターンなどの業界・企業研究に時間をかけられますし、選考慣れしている学生も多くなります。まずはそうした学生に追いつく必要があるということです。
約6割の学生が4年生の6月時点で内定を獲得している
次にリクルートがおこなった就職プロセス調査によると、2024年卒者の6月1日時点の就職内定率は79.6%となっています。つまり、8割近くの学生が6月1日の段階で内定を獲得しているということです。
内定を獲得していても就活を続ける学生は少なくないですが、内定があると心に余裕が生まれるため肩の力を抜いて選考を受けられるというメリットもあります。
6月を過ぎても内定がないという人も焦りすぎる必要はありませんが、危機意識を持って就活を進めていく必要がありますね。
現状は関係ない! 大切なのは「笑顔で入社式に参加できるか」
「まだ全然対策できていない」「6月なのに内定が一つもない」という人も落胆する必要はありません。なぜなら、就活の成功とは早期の内定獲得ではなく「笑顔で入社式に参加できること」だからです。
いくら早い時期に内定をもらえていたとしても、それが納得できる企業でなければ意味がないですよね。反対に、自分が納得のいく結果であれば4年生の3月に内定を貰ったとしても問題ありません。
就活は今後の人生を左右する重要な機会です。だからこそ、現状出遅れてしまっていることに落ち込んだり焦ったりするのではなく、笑顔で入社式に参加するために必要な対策をおこなっていきましょう。
逆転に必須! 出遅れた人が持つべき4つの心掛け
具体的な対策の前に、まずは出遅れた人が持つべき心掛けを解説します。
出遅れて就活に失敗する人にありがちなのは、焦りから就活の方向性がブレてしまうことです。それを避けるためにも、基本的な考え方を押さえておきましょう。そうすれば自然とやるべきこととやらなくていいことが見えてきますよ。
①周りの人の手も借りる
就活に出遅れた人が周りに追いつきさらに追い越すためには、地道な努力だけでは間に合いません。周りの人の手も借りながら、効率よく進めていくことが大切です。
自己分析や業界研究、選考対策など就活ではやるべきことがたくさんあります。これらを1人でおこなうにはたくさんの時間が必要です。出遅れたと感じる人は、周囲の力を借りることも意識しながら就活を進めてくださいね。
②就活情報を積極的に得る
就活生
3月からこんなにエントリーが始まるなんて知らなかったです……。
キャリアアドバイザー
就活は情報戦ですから、タイミングを逃さないように情報を積極的にキャッチしていくことが大切ですよ。
就活に出遅れたと感じる人の中には、周りに就活する人が少なかったりと就活の情報が耳に入ってこなかったために乗り遅れたという人もいるのではないでしょうか。
気づいたらインターンが始まっていたり説明会の予約が開始されたりと、就活の状況はどんどん変化していきます。タイミングを逃さないよういつ何をするべきかを把握しておく必要があるのです。
学校やバイト先、インターネットなどから常に就活情報を得ることを心掛けましょう。
- 授業やサークル、バイト先などの友人や先輩
- 就活情報サイト
- インターネットのコラム
- 大学のキャリアセンター
- ニュース
- 就活イベントや説明会
③やるべきことを明確にする
就活に出遅れてしまうと何から手を付けたらいいのか分からなくなりますよね。また、とりあえず周りがやっていることを真似する人も少なくありません。
しかし、出遅れて時間がないからこそ、常にやるべきことを明確にしておくことが重要です。よくわからないままやみくもに行動しても、それが内定への近道になるとは考えにくいでしょう。
自分に足りていないものは何か、何をやるべきかを明確にすることで計画を立てることができますし、どうすれば効率化できるか考えることもできます。出遅れた分を取り返すには事前の計画が不可欠です。
就活でやるべきことについてはこちらの記事も参考にしてくださいね。
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④就活を諦めない
もっとも大切な心掛けは、絶対に就活を諦めないということです。周りの就活が進んでいるのを見ると、自分はきっと上手くいかないと諦めたくなることもあるかと思います。
しかし先ほどお伝えしたように、就活が成功したかどうかは最終的な結果で決まります。現状上手くいってなくても関係ありません。諦めなければ就活失敗にはなりませんから、納得のいく結果になるまで自分にできることをおこなっていきましょう。
キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる
昨今、就活の情報は少し調べるだけで簡単に手に入れることができます。だからこそ不安を煽るような内容や出処がわからない嘘や噂も多く存在しています。
特に「就活に出遅れてしまった」と思う学生はうまくいっている人と比較をしてしまい、就活に関する情報を見て余計に不安になったり「出遅れた自分はもうダメなのではないか」と落ち込んでしまったりする危険性もあります。
しかし、何度も言う通り就活は最終的に自分が納得をする形で終えることができれば問題ないのです。周囲に左右されすぎずに、今やるべきことにきちんと集中をする心構えを大切にしてください。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。
そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけであなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
【情報解禁前】出遅れたと感じる人がすぐにやるべきこと
就活生
もうすぐ情報解禁ですが、周りはインターンとかに参加していたのに何にもできていないんです……。
キャリアアドバイザー
焦る必要はありませんよ。情報解禁までにやるべきことは決まっていますから、できることから始めれば大丈夫です。
多くの就活生は3月の情報解禁より早く就活を進めているため「もう3年生のこんな時期なのに就活を始められていない」と焦る人もいるでしょう。そうした情報解禁前に出遅れを感じている人がやるべきことを時期別に解説していきます。
情報解禁前までにこれらの対策ができていれば早くからスタートしていた人にも追いつくことができるため、今日からすぐに実践してみてくださいね。
こちらの記事では、インターンシップや企業エントリーの時期などの具体的な就活スケジュールについても解説していますので、あわせて確認してみましょう。
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3月も就活において重要な月となります。3月に向けて備えたい学生は、こちらの記事を参考にするとよいでしょう。
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①通年:自己分析をする
就活でまずやるべきなのが自己分析です。これは時期にかかわらず、就活を始めるにあたっては必ずおこなってください。
自分のことを知らないとどんな企業が合っているのかも分かりませんし、選考でアピールするべき強みもはっきりしません。そんな状態で就活を進めてもかえって効率が悪いため、まずは自分と向き合うことから始めましょう。
詳しいやり方はこちらの記事で解説しています。時間がないからこそ正しいやり方でおこなうことが大切なので、ぜひ参考にしてくださいね。
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効率よく自分を知るには他己分析もおすすめ
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就活の軸を明確にしよう
自己分析をおこなうにあたっては、就活の軸を明確にすることも大切です。就活の軸が定まっていないとどんな企業を選べばいいのかが分からず、業界や企業選びに時間がかかってしまいます。
たくさんの企業を見ることでどんな企業が良いか定まってくる場合もありますが、もうそんな時間はないですよね。漠然としたままなんとなく企業を探すのではなく、就活の軸を明確にしたうえで効率よく企業選びをおこないましょう。
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②通年:業界・企業研究をする
業界・企業研究も時期にかかわらずできるだけ早く始めましょう。情報解禁後は説明会の予約やエントリーが次々と始まってきますから、それまでにある程度業界などを絞っておく必要があります。
早くから就活をスタートしていた人はインターンなどで業界・企業研究ができている人も多いです。その差を縮めるためには、情報解禁までに自分から積極的に調べておく必要があるでしょう。今のうちに進めておくことで、選考でも志望動機などを考えやすくなりますよ。
- 企業や業界団体のホームページを見る
- 書籍「業界地図」を読む
- インターネットで業界について検索する
- OB・OG訪問をおこなう
- 合同説明会に参加する
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さらに業界研究をおこなう際はぜひ業界研究ノートを作りながらやってみると良いですよ。
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そのほかに、自分に合った企業を探す方法についてはこちらの記事で解説しています。ぜひ読んでみてくださいね。
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OB・OG訪問をしよう
インターンには間に合わなかったという人にもおすすめの業界・企業研究の方法は、OB・OG訪問をおこなうことです。OB・OG訪問は情報解禁後に申し込みが殺到する傾向にあるため、今のうちからおこなうと社員の都合がつきやすいですよ。
OB・OG訪問では社員の生の声を聞くことができるため、自分で調べるよりも業界や企業への理解が深まります。選考対策についてもアドバイスをもらえることがあるため、効率よく就活を進めるにはおすすめの方法です。
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③10月~:筆記試験の勉強をする
10月以降に就活を始める人は、すぐに筆記試験やWebテストの勉強を始めましょう。特に大手企業や人気企業の場合は、試験の結果で応募者を足切りすることが多く、ここでつまづくと面接さえ受けさせてもらえません。
多くの企業で利用されている試験は「SPI」で、国語に近い「言語」と算数や数学に近い「非言語」がよく出題されます。特に非言語は前々から対策していないと高得点を取ることは難しく、また就活が本格化するとエントリーシート(ES)や面接対策も必要となりますから、早めに対策を始めましょう。
- SPIの参考書を1冊購入する
- 参考書の問題を1周する
- 間違えた問題をもう1周解く
- 1冊が完璧になるまで②~③を繰り返す
SPIの対策方法はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
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④1月~:ESのひな形を作成する
インターンでは参加にあたってESの提出を求める企業も少なくありません。そのため、インターンに参加経験のある人はすでにある程度ESに慣れていると言えるでしょう。
インターンは3年生の冬まで多くの企業で開催されていますが、それを逃してしまった人は情報解禁までにES作成に慣れておく必要があります。頻出する質問については、今のうちに内容を考えておきましょう。
情報解禁までにひな形を作っておけばスムーズに提出できるだけでなく、内容をブラッシュアップすることもできます。内容を考えたら家族や友人、先輩など周りの人にも見てもらって、本選考が始まるまでに内容を仕上げておくことも大切です。
- 学生時代に力を入れたこと
- 自己PR
- 長所と短所
学生時代に打ち込んだことの考え方や例文はこちらの記事を参考にしてください。
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「学生時代に最も打ち込んだこと」は面接で頻出なので、高評価を得るには題材選びが重要です。 この業界では学生時代に最も打ち込んだことの見つけ方、伝え方、例文などをキャリアアドバイザーが解説します。 念入りな対策で面接官の心を掴みましょう!
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自己PRについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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長所と短所の考え方はこちらの記事を参考にしてください。
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面接では、長所は仕事への再現性を提示、短所はマイナスの印象を上手に払拭することで高評価を得られますよ! この記事では面接での長所・短所の答え方や例文をキャリアアドバイザーが解説します。動画も参考に上手に答える方法を身につけましょう!
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⑤1月~:模擬面接をおこなう
ESと同様に、特に人気企業のインターンでは参加にあたって面接を受ける場合もあります。インターンの選考に参加していた学生であれば面接に慣れているため、緊張感のある本選考の面接でも通過しやすいと言えるでしょう。
インターン経験者に追いつくためには、自分で面接練習をおこない慣れておく必要があります。特におすすめなのは模擬面接です。周りの人に面接官役をお願いして、実践的な練習をおこないましょう。
面接の練習方法はこちらの記事を参考にしてください。
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キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる
特に、最初のステップである自己分析を疎かにしないようにしましょう。自分のことを理解するからこそ業界や企業に対して判断ができるようになります。
出遅れてしまったからといってむやみやたらに企業情報を調べたりOB・OG訪問をしたりしてみても「自分のことを知る」という土台がないままではなかなか物事の判断がつかず就活はうまくいきません。
焦る気持ちを抑えて自己分析を進めていくと、自分ができることが明確になり自信にもつながります。急がば回れだと思い、今やるべきことは何かスケジュールを立てて進めていきましょう。
【情報解禁後】出遅れたと感じる人がすぐにやるべきこと
就活生
周りはすでに選考を受けている人もいるのに、まだ全然就活始められていないんです……。
キャリアアドバイザー
それはすぐに始める必要がありますね。
就活生
でももう遅い気がして……。
キャリアアドバイザー
今からでも挽回できますよ! 効率的で正しいやり方を解説するので、一緒に頑張りましょう。
情報解禁となり就活が本格化しつつある中で、まだ対策などを十分にできておらず「就活に出遅れた」と感じている人もいるのではないでしょうか。
時間が限られているからこそ、いかに正しくやるべきことを把握して効率よく進めていけるかが重要です。すぐにやるべきことを4つ解説するので、挽回を目指して今日から実践しましょう。
①3月~:エージェントに登録する
情報解禁後に出遅れたと感じている人がまずおこなうべきなのが、エージェントへの登録です。自分1人で進めていくのでは挽回が難しいため、プロの力を借りましょう。
キャリアパーク!就職エージェントでは、あなたに合った企業を紹介するだけでなく、一緒に選考対策などもおこなっていきます。他の就活生とこれまでの対策に差がある分、プロと一緒に就活を進めることで巻き返しが可能となりますよ。
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企業の選び方やESの添削、面接練習など全面的に就活をサポートするので、出遅れたと感じている人はぜひ利用してみてくださいね。
②3月~:就活の方向性を決める
まだ対策ができていない人はすぐにスタートする必要がありますが、やみくもに行動しても就活成功につながるとは言えません。まずは方向性を決めることで、自分のやるべきことを正しく把握することができます。
エージェントに登録していれば一緒に就活の方向性を決めていけますし、自分でおこなう場合には自己分析をして「どんな仕事をしたいか」「どんな仕事が向いているか」を明確にしていきましょう。興味のある仕事をある程度絞ることで、企業選びがスムーズに進みますよ。
自己分析には自分史を使うこともおすすめです。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
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就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。
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③3月~:第三者からアドバイスを受ける
情報解禁前から選考対策を始めている就活生も多いため、今から他の人と同じような対策をおこなっても追いつきません。そこで、第三者からのアドバイスを受けることで効率よく選考を進めていきましょう。
自分だけで考えても時間がかかりますし、自分では気づかないような課題もあるでしょう。家族や友人、エージェントや大学のキャリアセンターなど、周りの人に頼ることで短期間の対策で選考突破を目指すことができますよ。
ES
ESを作成したら、提出前に必ず第三者に見てもらいましょう。自分の経験や考えを伝えようとしても、他人が見たら意味が伝わりにくいことはよくあります。分かりにくいところはないか、違和感のある箇所はないかを確認してもらってください。
特に、就活を経験した先輩や社員、エージェント、大学のキャリアセンターなどに見てもらうのがおすすめです。企業の視点でチェックしてもらえますよ。
面接
面接対策も周りの力を借りることが大切です。質問の回答内容に加えて、面接では受け答えやコミュニケーションも評価対象となります。これらは自分ひとりでは対策しにくいので、誰かに手伝ってもらってアドバイスを貰いましょう。
エージェントやキャリアセンターでは模擬面接をおこなってもらえることが多いです。家族や友人などでも練習になりますが、プロと練習することで実践的なアドバイスがもらえるためおすすめですよ。
模擬面接の詳しいやり方はこちらの記事を参考にしてください。
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④4月~:まだ募集している説明会や選考に参加する
3月になると説明会や企業へのエントリーが次々と始まっていきます。4月以降になると段々と数が少なくなっていくため、4月以降に就活を始める人はまだ募集している説明会や選考を探して参加してみましょう。
もちろん募集しているものなら何でも良いというわけではありませんが、どんどん募集の数が少なくなってしまうため、抵抗のない業界や職種であれば特別興味がなくても参加してみることも1つの方法です。
説明会であればその業界や企業への理解が深まるだけでなく、他の企業を検討する際の比較材料にもなります。選考であれば練習として利用することもできますよ。
夏・秋・冬採用も検討しよう
一般的な就活の時期としては4年生の春ごろに企業のエントリーが始まることが多いですが、このタイミングを逃してしまった人は夏・秋・冬採用もぜひ検討してみてください。
- 夏採用:6~8月
- 秋採用:9~11月
- 冬採用:12~1月
企業によっては通年で採用活動をおこなっていたり、春では人数が集まらず追加で募集する企業もあります。人気企業や優良企業が募集する場合もあるので、就活情報サイトや企業のホームページでチェックしてみてくださいね。
夏採用についてはこちらの記事を読んでおきましょう。
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就活の夏採用は難易度が高いからこそ対策を入念に こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「夏採用を視野に入れているけど実施している企業はどう調べればよいのでしょうか?」「夏採用は難易度が高いって聞いたことがあるけど […]
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秋採用を続ける企業はありますので最後まで諦めず、念入りに対策をして選考に挑みましょう。 この記事では秋採用をする理由や、導入している企業の特徴、秋採用で内定を獲得するポイントをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に、自分の納得のいく就活にしてくださいね!
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キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
もしも就活のスタートが情報解禁後になった理由が、部活やアルバイトが忙しかったからといった明確なものではなく気持ちの問題である場合には、少しだけ立ち止まることも忘れないようにしましょう。
もちろん周りがどんどん先に進んでいるので焦る気持ちもわかりますが、たとえば「企業に就職する以外にやりたいことがある」「家庭の事情で就活に集中できない」など自分で考えるだけではどうしようもないことを抱えたままでは就活が上手く進まないかもしれません。
問題はすべて解決しないかもしれませんが、まずはエージェントや信頼できる周囲の人々に心のわだかまりをきちんと吐き出した上で就活をスタートさせましょう。
このほかに4月から就活を始めるにあたりやっておくべきことをこちらの記事で紹介しています。ぜひ取り組んでくださいね。
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4月からの就活でも大丈夫! 効率良く対策を重ねて就活を巻き返そう
4月から就活を始めるなら、効率よく動くことが重要です。本記事では4月からの就活スケジュールだけでなく、4月から就活を始める人が押さえておきたい心構えについても紹介します。時期に合わせた対策が効率よく就活を進めるコツですので、是非チェックしてみてください。
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要注意! 就活に出遅れた人にありがちな失敗
ここまで解説した対策をおこなえば就活に出遅れた人も挽回可能です。しかし、せっかく巻き返しのチャンスがあるにもかかわらず、焦りや不安から就活に失敗してしまう人を見かけます。
こうした就活に出遅れて失敗してしまう人には特徴があります。失敗パターンを解説していくので、特徴を押さえて自分に当てはまらないよう注意してくださいね。
自己流で就活を進める
就活に出遅れた人の心掛けとして、周りの人に頼ることや情報収集が大切だと解説しました。反対に、自分の力や考えだけで就活を進めると、出遅れた分を挽回することは難しいと言えます。
就活に出遅れてしまった人には、周りと情報共有していなかったせいでタイミングを逃してしまった人もいるでしょう。こうしたタイプの学生はそのまま自己流で就活を進めてしまい、就活失敗に至るケースが多いのです。
キャリアアドバイザー
周りに就活生がいないという人は、インターネットやSNS、エージェント、キャリアセンターなどを利用するという方法もありますよ。
焦りや不安で精神的に追いつめられる
就活生
もう絶対間に合わない……就活やめようかな……。
就活に出遅れてしまうと誰もが焦ったり不安になったりするものです。そうした精神的なストレスによって追いつめられて、就活が上手くいかなくなる学生も少なくありません。
前向きに就活に取り組めなくなると、就活自体に意味を見い出せなくなったり、面接などで態度や表情に表れてしまったりする可能性があります。とはいえ早めからスタートしていた人でも就活中は精神的に疲れやすいので、こうしたストレスと上手に向き合っていくことが大切です。
こちらの記事で就活中のストレス解消法を紹介しているので、併せて確認してみてください。
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就活のストレスは原因分析で解消できる! 状況別の解決策27選
就活のストレスがなかなか解消されない…。そんな学生のために、就活のストレスの解消方法や原因分析の方法をキャリアアドバイザーが徹底解説します。原因別の解消法を紹介しているので、あなたに合ったストレス解消法を見つけてくださいね。
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就活がしんどいと感じている人はこちらの記事も参考にしましょう。
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就活がしんどい人の特徴は? つらい時期を乗り越える10の処方箋
就活がしんどいと感じるときは、理由を把握し適切な対処をすると早く脱せられますよ。 この記事では、しんどいと感じる原因や乗り越えるための10の処方箋、NG行動をキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に客観分析して乗り越えていきましょう!
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やみくもに企業を受ける
就活に出遅れてしまったからといって、焦ってただやみくもに企業を受ける学生もいます。しかし「なんでもいいから内定がほしい」というような受け方だと企業に志望度が伝わりにくいですし、合格しても入社後に後悔してしまうかもしれません。
時間がない中でも選考中の企業を探して経験を積むことはもちろん大切ですが、企業選びの軸を持ったうえで受けましょう。「どうしてこの企業を受けたのか」と聞かれたときに明確な答えを持てることが重要です。
企業選びの軸を決める際はこちらの記事を参考にしてください。
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「企業選びの軸」回答例40選! 適切な答え方で説得力を持たせよう
企業とのミスマッチを防ぐためにも、企業選びの軸を面接前にしっかりと決めておきましょう。今回は、回答例40選とともに、自己分析によって企業選びの軸を決めるときの手法をキャリアアドバイザーが紹介していきます。企業選びの軸をしっかりと決めることで、ミスマッチを防ぐことができますよ。
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深く考えずに就職先を決定する
周りよりも内定獲得の時期が遅れると、やっと得られた内定が嬉しくて深く考えずに就活を終えてしまう人がいます。しかし、その嬉しさや安心感だけで就職先を決定してしまうと入社後に後悔してしまうかもしれません。
内定を獲得しても就活を続ける学生はたくさんいます。周りが就活を終えているからと言って就職先を決めてしまうのではなく、「この企業に入社していいのか」を慎重に見極めて、場合によっては就活を続行することも1つの方法です。深く考えずに就活を終えてしまうことは絶対に避けましょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
「PDCA」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」を繰り返すことで物事を継続的に改善する手法です。
就活をする上では「C」、つまり「Check」をどれくらい正しくおこなえているかどうかを常に意識しましょう。上記にあるような失敗は「Do」と「Action」の間の「Check」を飛ばしているため、とにかく行動をしてみたけれども何がいけないかがわからない、という堂々巡りに陥ってしまっています。
自分では振り返る必要がないと思っていても周囲に聞くと有意義なアドバイスを貰える可能性があります。どんな些細なことでも「自分はこう思う」「こう行動をしてみた」という考えに周囲からフィードバックをもらえる状態を作っておきましょう。
出遅れた分を巻き返して就活を成功させよう!
就活のスタートに出遅れてしまうと不安や焦りを感じますよね。しかし、今回解説した方法を実践すれば一気に巻き返しが可能です。
今すぐにやるべきことが分かったと思うので、今日から実践していきましょう。そして効率よく就活を進めていくことで、納得のいく結果で就活を終えてくださいね。
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早い段階で内定が出た学生は、そこから実際に入社をするまでに半年以上時間があります。
その間にいろいろな経験をして考えが変わり、結局せっかく内定をもらった最初の企業を辞退して再度就職活動をする人もゼロではありません。しかし、そうなったときにはすでに募集が締め切られている企業が多くてどうしようもなくなってしまうというリスクもあります。
こうした状況を考えても、内定を貰えていることを「早い」「遅い」だけで判断するのではなく、自分のペースで進めることが大切です。全体的な傾向を知っておくことも必要ですが、それだけに捉われて不安になるのではなくて今できることから進めていきましょう。