面接での自己PR例文53選|自分の強みから必ず見つかる例文リスト

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面接での自己PR例文

目次

  1. 自己PRはライバルに差をつけるチャンス
  2. まずは知っておきたい! 面接での自己PRとは
  3. 自己紹介との違い
  4. 自己PRは人柄をアピールする機会
  5. 絶対に押さえておきたい自己PRのポイント
  6. 企業が自己PRを求める4つの理由
  7. 効果的な自己PRにするための4つのポイント
  8. 面接での自己PRの組み立て方
  9. 分かりやすい伝え方にはPREP法を取り入れる
  10. 明るくハキハキとした話し方を意識する
  11. 「積極性をアピールしたい」自己PR例10選
  12. チャレンジ精神
  13. 負けず嫌い
  14. 行動力
  15. 実行力
  16. 探究心
  17. 好奇心旺盛
  18. その他の「積極性をアピールしたい」自己PR例
  19. 「継続力をアピールしたい」自己PR例8選
  20. 継続力
  21. 粘り強さ
  22. やり遂げる力
  23. 追求心
  24. 忍耐力
  25. その他の「継続力をアピールしたい自己PR例」
  26. 「課題に対処する力をアピールしたい」自己PR例17選
  27. 臨機応変に対応する力
  28. 計画性
  29. 責任感
  30. 努力家
  31. プレゼンテーション能力
  32. 分析力
  33. 真面目さ
  34. 慎重
  35. 業務遂行能力
  36. 問題解決力
  37. その他の「課題に対処する力をアピールしたい」自己PR例
  38. 「人とかかわる力をアピールしたい」自己PR例13選
  39. チームワーク
  40. 思いやり
  41. 協調性
  42. 縁の下の力持ち
  43. その他の「人とかかわる力」自己PR例
  44. 「柔軟性をアピールしたい」自己PR例5選
  45. 柔軟性
  46. 適応能力
  47. 器用貧乏
  48. その他の「柔軟性をアピールしたい」自己PR例
  49. 企業にぴったりな自己PRが見つからないときは?
  50. 職種にかかわらずアピールできる点を推す
  51. 自己PRについてよくある質問に回答!
  52. 印象的な自己PRで採用担当者にアピールしよう

自己PRはライバルに差をつけるチャンス

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就職活動において自己PRが重要だという話はよく聞くものの、

「何が自己PRのアピールポイントなのかよくわからない」

と悩んでいる人も多いでしょう。自己PRは採用基準において大きなウェイトを占めるものであり、企業にとっては就活生の人柄を知る貴重な項目です。就活生にとっては、自分がどのような強みを持っているか採用担当者に売り込むチャンスです。

そこで、採用担当者が思わず納得するような、説得力があり、印象に残る自己PRを作るための例文集を用意しました。あなたにぴったりな自己PRを見つけて、ぜひ参考にしてくださいね。

自己PRのテクニックについては、こちらの記事でも紹介しています。

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まずは知っておきたい! 面接での自己PRとは

自己PRとは、エントリーシート(ES)だけでなく面接でも聞かれる重要評価ポイントです。自分の強みを話すだけでは、自己PRとしては不十分です。

採用担当者に自分のことをしっかりアピールするための自己PRを作るために、まずは自己PRについて深く理解しておく必要があります。

自己紹介との違い

自己紹介と自己PRの違い

自己PRと自己紹介は混合されやすいですが、採用担当者に伝えるべきポイントが異なります。自己紹介は、初対面の人向けに、自分のことを簡単に紹介するものです。面接では冒頭で質問されることが多いですね。話の内容よりは、第一印象が重視されるので、表情や喋り方を主に評価される傾向にあります。

一方、自己PRは自分の強みを軸に自分が企業に必要な人材であることをアピールするものです。自分の経験や実績を掘り下げて紹介し、自分がどのような人材であるか知ってもらうための機会です。自己紹介のように第一印象も大事ですが、よりその内容やエピソードが重要視されます。

自己紹介と自己PRの違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。それぞれのアピール法について詳しく紹介していますのであわせて参考にしてみましょう。

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自己PRは人柄をアピールする機会

企業が採用基準で重視している項目

就職みらい研究所の「就職白書2024」によると、企業が採用基準で最重視する項目は学生の人柄で、その割合は93.9でした。

採用担当者は自己PRを通じて、その人の人柄と「入社後にどのような活躍をするか」「会社に合う人材か」を見極めています。そのため、自己PRでは「自分がどう貢献していけるか」を示していかなければなりません。

よく「自分の強みや能力をアピールすればいいんですよね?」という人がいますが、そんなに単純ではありません。企業が自己PRで何を見ているか、その企業で自分の強みがどう活かせるなどを、自分のエピソードとともに伝えることを意識しましょう。

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絶対に押さえておきたい自己PRのポイント

自己PRでは、内容だけでなく伝え方、組み立て方に気をつけることで、印象がガラッと変わります。ライバルに差をつけ、採用担当者に伝わりやすい自己 PRを作るためには以下のようなポイントを意識しましょう。

企業が自己PRを求める4つの理由

企業が自己PRから評価すること
  1. 自己分析ができているか
  2. 人間性が自社とマッチしているか
  3. 目標に向かって努力したことがあるか
  4. コミュニケーションスキルやマナーを確認

企業は自己PRを通じ、上記のようなポイントを確認しています。

自分の強みを経験などを交えて伝えるには、自己分析が不可欠です。自己分析を通じて、自分のことをしっかり理解できているかということも企業が注目する点です。

強みや能力にとどまらず、物事にしっかり取り組む姿勢がある人材か、基本的なマナーができているかといったことを自己PRを通じて判断します。自己PRからわかる4つのポイントを通して、その人と会社とのマッチングを評価するのです。

強みや能力にとどまらず、物事にしっかり取り組む姿勢がある人材か、基本的なマナーができているかといったことを自己PRを通じて判断します。自己PRからわかる4つのポイントを通して、その人と会社とのマッチングを評価するのです。

自己分析についてはこちらの記事を参考にしてください。

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効果的な自己PRにするための4つのポイント

自己PRの評価を上げるためのポイント
  • 仕事にどう活かせるかを意識する
  • アピールポイントを絞る
  • ESの内容に合わせて話す
  • 前向きな姿勢をアピール

次に、どのような自己PRだと企業にアピールできるのかを押さえましょう。まずは企業にマッチング度の高さをアピールするため、「自分の強みがどのように活かせるか」を意識する必要があります。

学生時代で積み重ねた強みや経験は数えきれないことでしょう。しかし、これを全部盛り込めば良いというわけではありません。企業がどのような人材を求めているのかを把握したうえで、それに合うようなアピールポイントを絞って自己PRに盛り込むようにします

相手の納得感を高めるために統一感を持たせることも必要です。面接では、ESで記載した自己PRの内容と合わせるようにしましょう。もちろん、意欲が高いことは必要不可欠。前向きな姿勢は忘れずにアピールするように心掛けましょう。

自己PRのネタとなる経験の見つけ方はこちらの記事で解説しています。

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面接での自己PRの組み立て方

自己PRの組み立て方で、同じアピールポイントでも違った印象となります。以下の要素と組み立て方を意識すると、採用担当者により納得してもらい、強みをより効果的にアピールすることができます

自己PRに盛り込む要素と組み立て方

分かりやすい伝え方にはPREP法を取り入れる

PREP法

PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→まとめ(Point)」の順に話を展開する方法のこと。面接でもこれを取り入れると、まとまりがよく、面接官に伝わりやすくなります。

要点をまとめず、ただダラダラと話続けると、相手に要点を伝えることができません。面接に限らず、聞き手の集中力は3分が限度と言われています。話す長さが3分を超えてしまうと、冗長な印象になってしまいます。

PREP法を取り入れて要点を簡潔に伝えるだけでなく、話す長さを1分〜2分にすることも意識しましょう。

明るくハキハキとした話し方を意識する

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就活生

私の強みは○○です!

面接で自己PRを話すときは、明るくハキハキと話すように意識しましょう。せっかく良い自己PRを用意しても、ぼそぼそと話していては思うように効果が出ません。

自分の良い面をアピールするのですから、話し方も自信を持って、明るくハキハキしていたほうが説得力が高まります。話し方を意識することで、言葉にしなくても「明るさ」や「前向きさ」をアピールすることにもつながります

企業が新卒社員に期待しているのはフレッシュさです。若く前向きな姿勢はそれだけで高く評価されます。自分の良い面を話すことを恥ずかしいと思わずに、明るくさわやかな話し方を心掛けましょう。

面接に成功するための話し方についてはこちらの記事でも紹介しています。

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自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!

自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

そんな就活生に活用してほしいのが最新の「自己PR作成ツール」です。AIが自己PRを自動生成してくれるため、ネタがなく悩んでいたり、忙しい就活生にはぴったりです!

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「積極性をアピールしたい」自己PR例10選

国際競争力の低下、経済の縮小などの背景から、企業の成長を促進させるために自ら考えて行動していく「積極性」を求める企業が増えてきています。同じ「積極性」でも、以下のような要素に分類することでより自分に合った内容を表現することができます。

積極性の基本的なアピール方法はこちらの記事で解説しています。

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例文18選! 自己PRで「積極性」を上手に伝える秘訣

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塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

社会人には積極性や主体性が不可欠!

自己PRで積極性をアピールすると面接官から高評価を得やすい傾向があります。

というのも、社会人になると任された仕事を淡々とこなすのではなく、自分の頭で考えて行動に移すことが求められます。学生の頃は、基本的に親や先生など周囲の大人から教わったことをこなしたり、アルバイトでも任された仕事に励むだけでも問題ありませんよね。

しかし、社会人になると、任された仕事に取り組むことはもちろん、自ら主体的に動き利益を掴みとっていくような姿勢が求められるようになるのです。

積極的に動ける人は早いうちからの成長も期待できる

また、どの企業も仕事に対して前向きに取り組む人材を求めており、積極性が高いと入社後にいち早く活躍してくれそうだと考えます。自己PRに必要なポイントを押さえて積極性をアピールすれば、多くの企業からプラスに評価してもらえるでしょう。

学生時代から自ら仕事を巻き取っていったり、新しいことにどんどん挑戦していった経験があれば、ぜひ自信を持って積極性をアピールしてください。

チャレンジ精神

チャレンジ精神は、前向きな姿勢をアピールするのにぴったりな要素です。特に、ベンチャー企業やコンサルティング職などでは、良いアピールとなります。

単にチャレンジ精神と言っても、新しいことへのチャレンジ、困難に立ち向かうチャレンジ、問題解決に向けたチャレンジなど、そのニュアンスは曖昧となりますので、必要に応じて「向上心」や「成長意欲」などのワードに変換し、伝えたい意味を明確にすると良いでしょう

チャレンジ精神は、企業から前向きに映る一方で、「無計画」や「猪突猛進」なマイナスイメージを持たれる可能性があるので、伝え方には十分注意するようにしましょう。

回答例

例文

私の強みは苦手なことにも挑戦する「チャレンジ精神」です。

私は高校時代からずっと英語が苦手でした。大学では、交換留学で来日している生徒もいるなかで、英語が話せず、彼らとコミュニケーションが取れなかったことに悔しい思いをしました。そこで、英語を克服し、自分も留学をしようと積極的に英語の授業を履修し、英会話教室にも通いました。その結果、大学3年でついに留学を経験し、国籍を問わない幅広い交友関係を築くことができました。

私が御社に入社した際には、自ら高い目標を立て、それを達成できるよう積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

苦手なことを克服するために目標に立て、積極的にチャレンジしていく姿勢をアピールする例文です。苦手を克服した先に自分が培ったものを一緒に伝えることで、成果のアピールも加えられます。

チャレンジ精神をより魅力的に伝えるためにはこちらの記事も参考にしてください。

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負けず嫌い

負けず嫌いをアピールすることにより、へこたれない粘り強さを伝えられます。特に、営業職では負けず嫌いは良いアピールポイントとなるでしょう。

しかし、伝え方によっては、「協調性がない」「ライバル心が強い」「頑固」というイメージになってしまうため注意が必要です

また負けず嫌いの対象を「他者」ではなく「自分」にすることで、「向上心」や「責任感」をアピールすることも可能です。

回答例

例文

私は負けず嫌いであり、それが強みだと思っています。大学ではラグビー部に所属していましたが、体格に恵まれず、試合に出ても結果を残すことができませんでした。それをくつがえそうと、スピードとテクニックをより磨くことに注力しました。

体力作りなど基礎磨きも疎かにせず、練習も2倍の量に増やしました。その結果、ウィングポジションでスタメン入りし、チームを勝利に導くことができました。御社でも、自分が置かれた環境に負けることなく、目標に向かって、できる限りの努力をしていきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

不利な状況でも「自分」に負けず、あきらめずに立ち向かうメンタルの強さをアピールする例文です。人より努力した背景、努力した内容も組み込まれているため、聞き手がイメージしやすい内容ですね。

負けず嫌いを魅力的にアピールするコツについてはこちらでもご紹介しています。

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行動力

行動力は積極性がダイレクトに伝わる強みであり、企業や職種問わず、評価されやすい要素です。行動力をアピールする際はその素質を「チームで活かせるか」「仕事で活かせるか」に区別できます。具体的な表現をした方が相手によりわかりやすく伝えることができますよ。

一方「目的のない行動力」「突発的な行動力」はマイナス評価になります。その点に注意をしながら具体的なエピソードを盛り込んでアピールしましょう。

重要なのはその行動力によってどんな結果をもたらしたかということ。その点を忘れずに加えましょう。

回答例

例文

私の強みは「行動力」です。私は発展途上国への留学経験から、貧困格差の実態を知り、その国の子供達が自由に勉強できるよう、ノートと鉛筆を寄付するためボランティア団体を友人5名と立ち上げました。

ノートと鉛筆を買う資金は、大学で募金を募るだけでなく、SNSを利用して幅広く呼びかけました。その結果、総額で100万円以上の寄付金が集まり、1万点以上の文房具を子供達に送ることができました。お礼として送られてきた写真は、私たち団体の宝物です。

御社へ入社後は、チームで新しいことを生み出すために積極的に行動していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

周りを巻き込み、チームとして行動力を発揮したエピソードは、行動力と一緒に協調性も一緒にアピールすることができます。具体的な数字を用いることで、成果につなげる行動ができたことを強調できます。

こちらの記事でも行動力の自己PR例文を紹介しています。

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ボランティア経験を自己PRでアピールしたい学生はこちらの記事も読んでみましょう。

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実行力

目的のために積極的な行動を起こすことを「行動力」という一方、目標実現のために計画的に行動することを「実行力」といいます。この「行動力」と「実行力」の言葉の使い分けにも注意が必要です。

実行力から責任感の強さをはじめ、倫理思考力や計画性の高さをアピールできます。ディレクター職などプロジェクト推進にかかわる仕事には特に必要な要素といえるでしょう。

自己PRではどのような計画を立て、どのように実行したかを明確に示すようにすると、説得力のある内容となるでしょう。

回答例

例文

私の強みは実行力があることです。

私の所属するテニス部では、毎年怪我人が多く発生する問題がありました。私は、その原因としてメンバーの認識の低さを問題視し、怪我に対する注意喚起や、コート整備と備品整備、整理整頓を徹底するよう、自ら積極的に実行しながら、周りにも声かけを行いました。その結果、メンバー全員の意識改革ができ、怪我人も半数以上減らすことができました。

御社に入社したあとも、問題に直面したときにはその解決のための計画を立案し、自ら積極的に実行していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

自分のアイディアに対し、アイディアを実現するために、どのような行動をしていったのかを具体的に示した例文です。最終的な結果や成果も忘れずに加えましょう。

探究心

探究心は、1つのことを極めることが成長につながるエンジニア職やインフラ領域の職種などで良いアピールとなるでしょう。分業制、業務の専門性が高まっている昨今、多くの企業で求められている要素でもあります。

探究心に限っていえば、結果よりプロセスをみられる傾向にあり、そこに至ったプロセスをより具体的に説明するようにしましょう

また、探究心は伝え方によっては「周りを見ずに没頭する」「頑固」というマイナスイメージとなってしまう恐れがあるので、一緒に柔軟性があることをアピールするとバランスが取れて良い自己PRとなります。

回答例

例文

私の強みは「探究心」があることです。生花店でのアルバイトで、花言葉で相手に気持ちを伝えることに魅力を感じ、それによって人に癒しを与え、花がよりポピュラーになるよう働きかけようと決心しました。

店頭のポップやSNSを利用して花言葉を示し、人に興味をもってもらえるよう働きかけました。本やインターネットから冠婚葬祭などのイベントで花が伝えるメッセージなどの研究も重ねました。その結果、SNSのフォロワーが増え、花の売り上げも徐々に上昇しました。

御社に入社後も持ち前の探究心を生かし、現状に満足することなく、常に学び続ける姿勢をもって働いていけたらと考えております。

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キャリアアドバイザー

目標に向かってどんな工夫をしたのか、プロセスと一緒に結果も伝えた例文。探究心を入社後にどう活かしていくかを加えることで、入社後にも活かせる強みとして評価してもらいやすくなります。

自己PRで探究心をアピールするポイントについて、こちらの記事も参考にしてください。

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好奇心旺盛

好奇心旺盛であることは、新しいものを取り入れ、積極的に取り組める姿勢を持っているとして企業にアプローチができます。

流行を敏感にキャッチする力、イノベーション力があるとされ、アパレル業界、メディア、企業の企画職などで評価されやすい要素であるといえます。好奇心は、受け身ではなく、自ら情報を得ていく積極的な姿勢があるよう伝えられるといいでしょう。

一方、好奇心旺盛であることは「移り気」「飽きっぽい」と見られる場合もあり、1つのことを極めていく「探究心」を求めている企業には不向き。企業が求めている人物像をよく把握することでミスマッチが起こりにくくなります。

回答例

例文

私の強みは「好奇心旺盛」で、気になったことがあればとことん情報を得るために動くことができます。

私は歴史が好きで、歴史書や歴史小説を読むことが趣味なのですが、文章だけではわからないことがどうしてもあります。そんなときは、実際に現地に赴き、書籍に記載されている以上の様々な知識と情報を得るようにしています。本に書かれていない、自分だけの発見や情報を得られたときの喜びはひとしおです。

納得がいくまで情報を集める姿勢は大学でも役立ち、研究発表も成功させることができました。御社へ入社後も、旺盛な好奇心を活かして広くさまざまなことを学び、成長につなげていきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

自ら積極的に動いた能動的な好奇心をアピールしている例文です。好奇心旺盛であることで得られた成果を盛り込みつつ、「入社後にどのように活かせるか」を具体的にすることで、自己満足ではない、説得力のある自己PR文となります。

好奇心旺盛を自己PRにするときの意味や特徴についてはこちらの記事でも紹介しています。

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好奇心旺盛な性格をアピールする場合は、言葉の意味を正確に理解したうえで、ポイントを押さえたアピールが必要です。 この記事では、就活でアピールしたい好奇心旺盛の特徴や注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 例文や解説動画も参考に、働く上で活躍するポテンシャルを伝えましょう。

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好奇心旺盛の意味と特徴|評価される自己PRのポイントと例文を解説

その他の「積極性をアピールしたい」自己PR例

積極性はさまざまな言葉で言い換えることができます。自ら考えて主体的に動くことができる、失敗を恐れず挑戦できるといった表現のしかたも、営業など挑戦が必要な職種では大きなアピールになります。

自分の強みと会社とのマッチングを考えて、もっとも当てはまる表現のしかたを選択しましょう。

その他の積極性をアピールするための自己PR例
  • 自ら考え主体的に動くことができる
  • 情熱
  • 失敗を恐れず挑戦できる
  • 精神的なタフさ
  • 前向き

前向きな姿勢をアピールしたい人にはこちらの記事もおすすめです。

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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

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「継続力をアピールしたい」自己PR例8選

「継続力」は社会人としてとても重要な力です。仕事では業界や職種に関係なく、目標を立ててはそれに向かって取り組みをおこなうことになります。

もちろんそのなかで思い通りに進まないこともありますが、途中で投げ出さずに継続する力が求められます。同じ継続力でも、以下のような表現が考えられます。

北浦 ひより

キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる

継続したことの方法と結果を含めて話そう

どのような仕事でも楽しいことばかりでなく、つらいことやうまくいかないことも多々あります。そのような状況でも、継続力があれば粘り強く頑張って成長してくれるのではないか、と企業は期待しています。

しかし、ただ単に継続力があるとアピールしても、選考ではあまり効果を発揮せず、物事を何も考えずに続けてきたかのように誤解されることもあります。そうではなく、継続力を具体的にどのように発揮できたか「自分の意思と工夫」をエピソードに交えたうえで、何か1つのことをやり通した経験、挫折もあった中で辛抱強く乗り越えた経験などを伝えられると良いですね。

継続的に努力した「結果」まで述べることが重要!

また、継続力をアピールする時は可能な限り、継続的に努力した「結果」まで述べるようにしましょう。社会人になると、ただ仕事をこなすだけでなく、そのうえで成果を残すことも求められます。「大会で成績を残した」「アルバイト先で売上に貢献した」「成績を伸ばした」など、結果の大小は問いません。

ただ努力するだけでなく結果も残せていると、企業から入社後の活躍がイメージできると感じてもらえるでしょう。

継続力

まずは、ゴールが何であれ、そこに向かって継続できる力を表すのが「継続力」です。「継続力」があることをアピールすることで、社会人としての適正があり、真面目で、すぐに辞めたりすることなく働けることが示せるでしょう

「継続力」は、継続した結果に重点を置いてしまう人も多いですが、ただ「継続力があるから達成できた」では説得力に欠けます。

「なぜ継続できたか」、また「継続力をどのように活かせるか」というポイントにフォーカスすると、継続力の高さをよりアピールすることにつながります。

回答例

例文

私の強みは「継続力」があることです。

私は高校時代から英語が好きで、毎日、英会話ラジオを聞いて勉強し、英検2級を獲得しました。大学では外国語学部に進学し、英語でのコミュニケーションにフォーカスした学習を積んで参りました。学習するにつれ、語学だけでなく、それを活かした異文化理解や人とのコミュニケーションに興味を抱くようになりました。

在学中にTOEICのスコアは900点を獲得しました。1年間ではありますが、留学経験も積むことができました。この強みを活かし、海外案件も広く取り扱う御社で、日々目標を持って、業務に取り組みたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

長年の継続力の結果、得た結果を具体的に数字で表した例文です。ただ、闇雲に継続していくのではなく、手法を示したり、その過程で新しい目標を見出し、より高みを目指したというエピソードにより、継続力を印象的にアピールしています。

こちらの記事では継続力のNG例文も紹介しています。

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継続力を自己PRでアピールには2つの落とし穴に注意! 例文付き

粘り強さ

粘り強さは、継続力だけでなく意志の強さもアピールできる強みです。営業職をはじめ、研究職や商品開発などでは評価される要因と言えるでしょう。

1つのことに対し、諦めずに取り組むことで「どのような結果につなげたか」が盛り込めると、より採用担当者の興味を引くことができます

一方、粘り強さは伝え方を間違えてしまうと「頑迷」と捉えられる危険性も。粘り強さをアピールするためには、エピソードに「どのように解決したか」「どう改善したか」を具体的に入れるように心がけましょう。

回答例

例文

私は、粘り強く取り組むことで、目標を達成することに強いこだわりがあります。

長く塾講師のアルバイトをしており、生徒のテストの平均点をあげることが自分のミッションでした。苦手な科目はスタートのエンジンがかかりにくいため、なるべく褒め、楽しい授業をしていくことを心がけました。そして、苦手意識を克服するためには、成功体験を積み重ねることが大事だと考え、自分の生徒にはミニテストなどを頻繁におこない、点数が上がっていくことを短期間で体験してもらうことにしました。

その結果、時間はかかりましたが、全体の平均点を30点上げることに成功しました。私はこの強みを活かし、御社に入社後も粘り強く目標達成に向けて努力したいと考えています。

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キャリアアドバイザー

粘り強さをアピールしながら、目標達成までどのような工夫をしていったのか具体的に示した例文です。自分だけでなく周りも巻き込みながら「どう改善したか」というエピソードはなるべく具体的に示すようにしましょう。

粘り強さを魅力的にアピールする方法についてはこちらの記事もお読みください。

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やり遂げる力

「やり遂げる力」は、目標達成まで執着できることや責任感、メンタルの強さをアピールできます。やり遂げる力は社会人にとって必要不可欠な要素でもあり、職種に問わず、全般的に評価される要因の1つです。

やり遂げる力をアピールする時に注意したいのが、自分の役割を理解し、責任感をもってやり遂げたことを意識することです

結果はどうあれ、やり遂げたことがあれば、成果は必ずついてきます。大きな成果である必要はないので、責任感がわかるようなエピソードを入れるようにしましょう。

回答例

例文

私の強みは、責任感をもって最後まで物事をやり遂げることです。

カフェでのアルバイトでは、朝は通勤客が多く、いかに早くドリンクを提供するかにかかっています。スタッフは息つく暇もないほど多忙になりますが、だからといって、自分が提供するスピードだけにこだわっていては、全体的な作業効率が落ちてしまいます。

使った道具は次の人のために都度整頓し、すぐに使える状態にしておくことで、結局は店にもお客様にも喜ばれるスムーズなサービスができると思い、カフェで働いた4年間は、常に整理整頓を意識して実行しました。

その結果、「このお店はドリンクが出てくるのが早いね」とお客様からお褒めの言葉をいただくことも多く、トラブルもなく無事にアルバイトを終えることができました。御社に入社したあとも、小さいことにも責任をもって取り組み、日々成長していきたいと考えています。

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やり遂げる力にプラスして「責任感」を一緒にアピールした例文です。自分が厳しい状況に置かれたときも責任感を持ってやり遂げたことをエピソードを通して具体的に述べています。どのような成果を得られたかについても、細部まで語ることで説得力のある自己PRになります。

やり遂げる力の自己PRで面接官に評価されるためのポイントについてはこちら。

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追求心

「追求心」を自己PRにすることにより、継続力と一緒に、一つの物事を極めることができる力をアピールできます。

エンジニア職や研究職など、専門的な職種では、この追求力が高く評価されるでしょう。追求心は「チャレンジ精神」や「好奇心旺盛」とも言い換えられます。

追求心とは一つのことを追求していく姿勢を言いますが、伝え方によっては「周りが見えない」「自分本位に頑固に物事を進める人」という印象を与えかねません。企業によっては追求心のエピソードにチームワークの要素をプラスするとさらに好印象につながります

回答例

例文

私の強みは、問題の本質を理解し、その原因を追求することで問題解決に導くことができることです。

3年間、アパレルのアルバイトを通じて、売り上げ管理などの業務に携わってきました。月のノルマは課せられていないものの、売り上げが伸び悩むと、その原因を徹底追求しました。

客入りから分析し、お店のレイアウトを変える提案をするほか、全体的な接客の質の向上を図るため、売り上げが上がっている他の店舗を見学し、自分の店舗と比べることで、スタッフを巻き込みながら改善対策を立てました。

その結果、売り上げは徐々に回復し、店舗売り上げが全店舗中10位から5位に上昇することができました。貴社へ入社後は、この追求心を活かし、多角的な視点をもったプロフェッショナルを目指していきたいと考えています。

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問題解決のための深掘りし、追求していった経験を語った例文です。追求心や問題解決能力だけでなく、チームワークを大事にした姿勢をプラスでアピールすることで、柔軟性を示すことができています。

追求心の自己PR例文はこちらの記事でもご紹介しています。

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忍耐力

ストレス耐性が強く、ストレスコントロールができる人材だということがアピールできます。

現代では全般的に評価される力ですが、特にベンチャー企業や不動産業界、営業職やエンジニア職、コンサルタント職など、ハードワークと言われる業界や職種では高く評価されるでしょう。

ただ我慢を強いられただけのエピソードでは、忍耐力がプラスにアピールされません。困難な環境で、成長へ向けて「どのような努力をしたか」を盛り込んで、忍耐力と共に成長する意思があることをアピールするようにしましょう

回答例

例文

私には、困難な状況であっても目標のために努力を続けていく忍耐力があります。

大学では古来の食文化の研究していましたが、研究資料が思うように見つからず、その資料も日本語に限ったものではなかったので、情報収集から大変困難な研究でした。途中で研究テーマを変えてしまおうかとも思ったこともありますが、自分が始めたことなので、責任をもって最後までやり遂げようという気持ちが強く、2年の歳月を経て、研究結果をまとめることができました。

内容はゼミ内でも高く評価され、粘り強く続けることの大切さを学ぶ機会となりました。御社へ入社後は、この忍耐力を活かし、困難な状況下でも努力を続け、会社へ貢献できるように努めたいと考えています。

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学生時代の研究テーマを元に、忍耐力と探究心、好奇心も一緒にアピールしている例文です。自分の想像とは違った環境でも、めげることなく長期間続けられたことをエピソードに入れることで、忍耐強く会社へ貢献してくれるだろうという印象を与えることができます。

忍耐力を自己PRするときの注意点はこちらの記事で確認してください。

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その他の「継続力をアピールしたい自己PR例」

継続の障害となる要素には、「ストレスが高い」「内容に興味を持てない」といったこともあるでしょう。次のような自己PRにすることで、どんな場合に継続力を発揮できるのか具体的に示すことができます。

その他の継続力をアピールするための自己PR例
  • ストレス耐性
  • あきらめない
  • どんな仕事にも面白味を見出せる
  • 集中力

この中であきらめない性格をアピールしたい人はこちらの記事を読んでみると良いでしょう。

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「課題に対処する力をアピールしたい」自己PR例17選

イノベーションのために組織改変をおこなう企業も増えてきている中、当事者意識を持ち、課題に対し対処していける力を高く評価する会社も少なくありません。課題に対処できる力は、以下のように分類できます。

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なぜそのように対処したのか、思考部分もアピールしよう

課題に対処する力は、面接官から好印象を受ける自己PRの1つです。実際に社会人になっても、課題に対し積極的に解決する能力がある人は「仕事ができる」と高い評価を受けます。

理由はとてもシンプルで、どのような企業・職種でも、根本的に課題解決のために成り立っているからです。たとえば営業職は、クライアントが抱える課題を解決するために商品やサービスを提供しますし、採用人事職は社内の人手不足や経営課題を解決するために適切な人材の採用に従事します。

目の前の課題に対し、目を逸らさずに真摯に向き合う姿勢は、まさに社会人の鏡とも言えます。

「その対処法を取った理由」を述べることがマスト

しかし課題に対処する力といっても、選考で評価される基準を満たしているかどうかも意識する必要があります。たとえば「インターネットで調べて課題を解決しました」と言っても、正直説得力はありません。

インターネットで調べることが悪いのではなく、課題に対し自分自身の頭を使って解決策を考えたか、なぜその解決策が最善だと思ったのか、といった思考の部分が重要になります。 課題に対処する力をアピールするときは、上記を必ず意識するようにしましょう。

臨機応変に対応する力

臨機応変に対応できる力とは、状況に応じて行動できること、気持ちの切り替えが早いこと、アクシデントに強いことなどを表します。どの会社でも柔軟な考えを持ち、臨機応変な対応ができる人材は重宝されるため、業界や職種問わず、評価される力といえます。

臨機応変に対応する力をアピールするために注意したいのは、人に言われたことをやるだけでは魅力に欠けてしまうということ。積極性や自主性をプラスすることで、主体的に臨機応変な対応ができる人材として評価されやすくなるでしょう。

回答例

例文

私の強みは臨機応変な対応ができるところです。

ホテルのフロントでアルバイトをしていたのですが、ビジネスマンからお年寄りのご夫婦、家族連れなど幅広いお客様のニーズに寄り添った対応を心掛けてきました。

お年寄りのお荷物をお部屋まで運ぶ、お子様がいらしたときは小さな枕を探してお渡しするなど、マニュアルには載っていない、お客様のご要望に合ったサービスを自分からお声がけしておこないました。

お客様から「ありがとう」と言われる機会も増え、臨機応変な対応こそ、ホスピタリティで重要であることを肌で感じました。

御社に入社したあとは、この臨機応変に対応する力を生かし、お客様に寄り添った対応をしていきたいと考えています。

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アルバイトを通じ、マニュアルにないことも臨機応変に対応できたことをアピールした例文です。人の立場に立ち、自ら考えることで臨機応変に対応できたという「思いやり」や「自主性」も一緒いアピールすることができています。

臨機応変に対応する力の自己PR例文はこちらの記事でも紹介しています。

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計画性

計画性は、物事に優先順位をつけて実行することができ、同時にリスク管理もできる人材であると評価される力です。

一定の業界や職種に限らず評価される力ですが、金融業界、人材業界、企画職、事務職など、ミスができない職種では、特に高く評価されるポイントです

計画性といってもそれが指しているものは幅広いため「慎重」「効率的」「リスク管理」などの言葉で言い換えた方が伝わりやすい場合もあります。計画性は「計画を立てた」ことで終わらず、計画を立てた後に「どのような行動をしたか」まで自己PRに落とし込むように心がけましょう。

回答例

例文

私の強みは、計画性があり、優先順位をつけて効率的に取り組めることです。

大学では学内イベント企画の代表を勤め、企画してから実行までの半年間、メンバーの適正を考慮したうえで仕事を振り分け、計画的に準備を進めました。その結果、イベントも大盛況のうちに終えることができました。この成功体験を通じ、計画的に進めることの大切さを改めて感じています。

御社へ入社後も、業務を計画的に効率よく進め、大きな目標を達成していきたいと考えています。

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具体的な期間を記載するとイメージがしやすくなります。人を巻き込んでおこなったエピソードを盛り込んだことで、「チームワーク」の高さも一緒にアピールできています。

計画性を魅力的に自己PRする方法についてはこちらの記事を参考にしてください。

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責任感

責任感は、社会人にとって重要な要素。そのため、責任感の強さを求めている企業は業界や職種に関係なく多いといえます。

責任感と一言で言っても、その示す範囲は広いため、責任感を自己PRでアピールするなら、「どのような責任感」なのかを具体的にする必要があります。アルバイトや勉強など小さいことでも良いので、責任持ってやり遂げた経験をエピソードとして語るようにしましょう。

そのとき、当事者意識を持って、主体的に進めたことをエピソードとして盛り込むよう注意してください。周囲に流されておこなった経験だけだと、消極的なイメージにつながってしまいます。

回答例

例文

私の強みは責任感があることです。観光案内のボランティアでは、お客様に自分が直接行ったことのない場所をご案内するのが心苦しく感じました。そこで、その場所の魅力を肌で感じ、詳細な情報まで自信を持ってお伝えできるよう、自ら観光地を巡ることにしました。

また、立ち寄りやすいよう案内所のレイアウトも華やかにし、ボランティア仲間にも声かけをして、お客様にはおすすめスポットを積極的にお話するようにしました。その結果、「ありがとう」の声をいただくことが増え、責任感を持って業務に取り組む大切さを実感しました。

御社に入社後も、一つ一つの業務を責任感を持って取り組みたいと考えています。

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責任感の強さだけでなく、「粘り強さ」や「探究心」をアピールした自己PRの例文です。責任感は「仕事を一人で抱えてしまって周囲にヘルプが出せない」というマイナスポイントにもつながることがあるため、周りと共同でおこなったエピソードがあるとより好印象になるでしょう。

責任感の自己PR例文はこちらの記事も参考にしてください。

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努力家

努力家は、目標に向かって励むことができる人材であるというアピールができます。業界や職種に限らず、全般的に求められる要素であり、評価されやすいと言えるでしょう。

努力家にはコツコツ長期間で頑張るタイプと、集中的に短期間で頑張るタイプの2種類のタイプがあります。どちらが良いというわけではありませんので、企業が求める人物像を把握したうえでアピールしましょう。

自己PRでは結果や成果を組み込むことが大切だとお伝えしましたが、努力家でアピールする際は、結果よりもプロセスや目標に向けて取り組んだ内容がメインになります。

回答例

例文

私は目標を達成するため、継続的に努力をしてくことができます。

大学でテニス部に所属していたのですが、ここぞのときに弱気になり、ポイントを落とすことが多かったため、それを改善しようとメンタルトレーニングをおこないました。

毎日メンタルトレーニングを続け、朝練も積極的に参加することで、自信をつけることができました。その結果、試合で負けることはあっても、「ここぞのときにポイントを失う」ということはなくなりました。

御社に入社したあとも、少しずつでも努力を重ね、目標達成まで粘り強く挑戦していきます。

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どのような努力をしたか明確に示した例文です。試合の勝ち負けではなく、課題が改善できたことをアピールできています。自分の短所を把握しているということも、自分を分析できているという好印象につながります。

企業が求める人物像の調べ方についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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努力家の言い換え表現や例文はこちらの記事で紹介しています。

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プレゼンテーション能力

プレゼンテーション能力は、コミュニケーションスキルの高さも同時にアピールできる力です。企業では、コンサルティング会社をはじめ、営業職や企画職でより高い評価を得ることができます。

プレゼンテーション力をアピールするには、自己PRの内容だけでなく、目線やしゃべり方も意識するようにしましょう。目線は聞き手に移すようにし、明瞭にハキハキしゃべるようにします。

「プレゼンテーション能力があります」と言って、話し方が良くなければ説得力に欠けてしまうので注意しましょう。

回答例

例文

私の強みはプレゼンテーション力があることです。

アパレルショップでアルバイトをしていた際、お客様が迷っていたら、コーディネートのアドバイスなどをして売り上げを伸ばしていました。しかし、先輩から「売り上げに意識がいくあまり、アドバイスが的確でない」という指摘を受け、お客様のニーズをしっかり聞き出し、よりお客様のライフスタイルやトレンドに合った提案をするようにしました。

その結果、特に売り上げを意識しなくても、自然に売り上げがついてきたのです。

御社に入社後も、相手のニーズをしっかりと聞いたうえで適切な提案ができるよう努力したいと考えています。

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一方的に提案をしたのではなく、相手のニーズに沿ったプレゼンテーション力をアピールした例文です。先輩からのアドバイスを聞き入れたという点も、アドバイスを素直に受け入れて成長できる人材だということがアピールできます。

プレゼンテーション形式で自己PRを発表する際は、こちらの記事を参考にしてみてください。

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分析力

分析力の自己PRは、冷静な判断ができ、客観的に物事が見れることをアピールすることにもつながります。営業職や研究職、エンジニア職では特に高く評価される傾向にあります。

分析力は、人とかぶることが少ない強みですが、そのアピール方法には少し工夫が必要。数字的な分析をした経験ではなく、採用担当者の職種によらず共感できるような、問題となる原因を分析、改善に導いたエピソードなどが適切です

その強みとなる分析力を、入社後にどのように生かしていくかも具体的に説明するようにしましょう。

回答例

例文

私は自分の「分析力」に自信があります。

小学生を対象にした英会話教室の講師のアルバイトでは、留学経験があったため、保護者から生きた英語を教えて欲しいという要望がありました。しかし指導しているうちに、生徒一人一人のスキルに差があることに気づきました。

そこで英語力をインプットとアウトプットにわけ、どの点が優れているかを個別に分析し、足りない部分を補うようレッスン内容を分けるようにしました。その結果、私のクラスの生徒は英語力の伸びが高いと学長にお褒めの言葉をいただきました。この分析力を生かし、顧客一人一人に合った提案をすることで、信頼を勝ち取っていきたいと考えています。

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具体的にどのように分析していったのかを明確にすることで納得感を与えることができます。入社後にどのように生かしていきたいのかは、企業が求めている人材にマッチするように意識しましょう。

分析力をアピールしたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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真面目さ

真面目さを強みとする人は、責任感の強さ、一生懸命さ、正義感がある人材であると評価されます。真面目さは社会人の基本として多くの企業で求められていますが、特に公務員や金融業界などでは高い評価を得られるでしょう。

真面目さが指す内容は幅広いため「一生懸命」「責任感」「努力家」など、よりしっくりとくる言葉に置き換えても良いでしょう。

真面目さは、場合によっては融通の聞かないイメージを持たれてしまうため、柔軟性や協調性があることをプラスしてエピソードを組み立てると、真面目さだけでない、自分の個性を一緒にアピールできます。

回答例

例文

私の強みは目標に向かって努力することです。

アルバイトで売上管理をした経験から会計に興味を持ち、簿記検定2級を目指し勉強しました。1日3時間の勉強時間を作り、2ヶ月継続することで、簿記検定2級を獲得しました。会計に関する知識を早速アルバイト先で活かし、大きな達成感を味わうことができました。

現在は、ファイナンシャルプランナーの資格取得に向けて勉強しています。御社に入社してからもこの自分の強みを生かし、中長期的な目標を立てながら、目標達成のため努力してきたいと考えています。

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目標に向かって地道に努力する人柄がわかる例文です。目標達成後に、新しい目標を立てて努力していくことを盛り込むことで、「成長意欲」もアピールしましょう。

真面目さの効果的なPR方法について、こちらの記事でも紹介しています。

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慎重

慎重さを強みとすると、業務の正確性が高い、リスクの先読みができる人材であることをアピールできます。

慎重さは、事務職やコンサルタント、研究職などでは良い評価を得られますが、逆に営業職や接客業では、マイナス評価になってしまうことも。慎重さは、受け身である「行動力に欠ける」といった印象を持たれる可能性もあるのです。

慎重さをアピールする際には「どのような慎重さ」なのかを具体的にエピソードで伝えるようにしましょう。個性も上手に出していけると、採用担当者の印象に残りやすくなります。

回答例

例文

私は、ミスを防ぐ慎重さが強みです。

居酒屋のアルバイトでは、注文に間違いがあるとお客様に不快な思いをさせるだけでなく、食材も無駄になってしまいます。そのため私は、お客様の注文は必ず復唱し、はっきり聞こえなければうやむやにせず、もう1度教えてもらい、確実に注文を取るようにしていました。

その結果、注文ミスはアルバイトの中で一番少なく、結果的に効率的な業務をすることができました。御社に入社後も、ミスを想定してそれを防げるよう、チームを助ける存在になりたいと考えています。

選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう

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ミスを防ぐために、具体的にどのような行動をしたのかをエピソードとして盛り込むことで、人柄を伝えることができます。その慎重さを入社後にどう活かすかは、企業の仕事内容や社風に合わせてアピールしましょう。

慎重さを上手にアピールする方法についてはこちらの記事でも紹介しています。

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業務遂行能力

業務遂行能力には、知識やチームとの協調性、ビジネスマナー、責任感、考察力などの能力が含まれ、仕事を最後までやり遂げる力を示します

社会人として業務遂行能力は不可欠であるため、業界や職種に限らず、どの企業でも評価される強みの1つです。

アルバイトのエピソードであれば、仕事としての遂行能力をダイレクトに伝えることができますが、ボランティアやクラブなどの係を通したエピソードを用いても良いでしょう。業務遂行能力に含まれる要素がわかるようなエピソードにすると良いまとまりが出てきます。

回答例

例文

私の強みは、仕事を最後までやり遂げる行動ができることです。

英会話スクールの事務のアルバイトをしていたのですが、生徒さんの受付から、レッスン教室の案内、担当の先生に生徒さんの到着を知らせるのが私の仕事でした。

この仕事を確実にこなしながら、少しでも生徒さんが気持ちよく学べるよう積極的に話しかけ、不安なことやレッスンで困っていることなどがないか聞くようにしていました。もし、伸び悩んでいるようであれば担当の先生に情報を共有し、不満を解消してくれるようお話もしました。

それを3年間続けたところ、多くの生徒さんが悩みを打ち明けてくれるようになっただけでなく、日常業務もさらにスムーズにいくようになりました。御社に入社後も自分の業務を確実に遂行していくとともに、プラスアルファの工夫をしていきたいと考えています。

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決められた業務を確実にこなすだけでなく、プラスアルファの工夫をしたエピソードによって「積極性」や「思いやり」、「柔軟性」を一緒にアピールした例文です。自分なりの工夫によって、業務をスムーズにこなす方法を見つけていることで好印象につながります。

業務遂行能力をアピールする際はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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問題解決力

学生という立場では、実際の仕事の課題に対してどのように対処したのかを語るのは難しいかもしれません。そんなとき、問題解決能力であれば、勉強や部活、アルバイトなど身近なエピソードを盛り込むことができます。

問題解決能力では、問題を見つけ、それをどう解決したかという過程をしっかりと書くことで説得力のある内容になります

課題の大きさよりも、自分がどう解決まで導くことができたのか、具体的に書くことのできるエピソードを選びましょう。

回答例

例文

私は、物事の原因を分析し、適切な対応をすることで問題解決をすることができます。

家庭教師のアルバイトをしていたのですが、担当した生徒は英語と歴史が苦手で点数が伸び悩んでいました。そこで、何が苦手であるかを徹底的に分析し、英語は文法が、歴史は時系列が曖昧であることがわかり、それに向けた対策方法として苦手を克服するパズルゲームのように教えるようにしました。

その方法が合っていたのか、生徒はみるみる実力をつけ、今では英語と歴史は平均点以上をマークしています。御社へ入社後も、問題解決に向けた原因分析を徹底し、相手の会社が抱えている課題を解決できるよう提案できる営業を目指します。

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問題に対しどのように分析し、どう対処したのかを語り、解決に導いたことまでを書いた例文です。さらに今後の仕事にどう活かすかを示すことで、説得力をつけることができます。

問題解決能力を鍛える方法についてはこちらの記事を読んでみてください。

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その他の「課題に対処する力をアピールしたい」自己PR例

その他、課題に対しどうアプローチするのかによって、さまざまな自己PRが考えられます。想像力で課題に対処する、論理的に対処する、企画力や課題を見つける力に優れていることも含まれるでしょう。

無理に話を大きくするのではなく、自分が本当にアピールできるポイントを見つけると説得力にもつながります。

その他の課題に対処する力をアピールするための自己PR例
  • 想像力
  • 論理的思考力
  • 文章力
  • 企画力
  • 問題解決力
  • 本番に強く度胸がある
  • 課題を見つける力
  • 視野の広さ

「人とかかわる力をアピールしたい」自己PR例13選

会社は組織であり、大勢の力を結集して業務やプロジェクトを進めていきます。そのうえで、人とのかかわりは必要不可欠。人とのかかわり方一つで、プロジェクトの進捗や結果に大きく影響を及ぼします。

人とかかわる力をアピールする際には、具体的に以下のような内容があげられます。

吉田 実遊

キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる

さまざまな人と一緒に成功させたエピソードを選ぶ

社会人になると、社内外問わず多くの人とかかわりを持つようになります。学生とは異なり、自分と相性の良い人だけ仲良くするといったことは難しく、さまざまな考え方の人と交流することで、時には衝突することもあり得ます。

そのような状況下で求められるのは、意見や立場が異なる人ともコミュニケーションを円滑に取り、協働して物事を進めることができる人です。

人とかかわる力をアピールする際は「誰とでも仲良くなれます」「人当たりが良いと言われます」といったことではなく「立場やバックグラウンドが異なる人と協力しながら物事を進め、成功させたエピソード」を具体的に伝えると効果的です。

求められる「人とのかかわり方」を理解したうえでアピールしよう

また、企業の社風や職種により、人とのかかわり方に対して求められる種類も異なります。応募先の社風や仕事内容から、どのようなシーンで最もスキルが求められるか、社外もしくは社内どちらのかかわりがメインなのか、など確認しておき、人とかかわる力の中でも可能な限りダイレクトに活かせそうなものを意識して伝えるようにしましょう。

チームワーク

ほとんどすべての仕事において、人とのかかわりは避けては通れません。つまり、チームワークはどの会社でも必要とされている能力で、一般的ではありますが、安定して高評価が得られやすいポイントといえます。

チームワークを自己PRすることで「コミュニケーション能力」の高さや「業務遂行能力」もあることをアピールすることもできます

チームワークのエピソードを話すときは、チームで自分がどの役割を担っていたか、どのように貢献したかを具体的に説明することで、採用担当者がイメージしやすくなります。また、チームワークが重要だと思った理由を付け加えることで、自分の考えも伝えることがでできるでしょう。

回答例

例文

私の強みは、チームワークを強化できるよう気配りができる点です。

大学では郷土文化についての共同研究を数人の学友と一緒に行いました。共同研究は、それぞれの得意分野を活かし、調査していくことで新しい発見が生まれるものです。

そのため、私はチームでディスカッションする時間を大切にしようと提案しました。そうすれば、お互いに何を考えているのかを知るきっかけにもなると思ったからです。

共同研究は大成功に終わり、何より互いにフォローし合うことで、一人一人が楽しく、より前向きに研究できるというとても大きな発見がありました。御社に入社後もチームワーク力を高め、成果を求めていきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

多くの人を巻き込むことで、品質の高い仕事ができたということをアピールしています。チームをまとめる力があることや、チームワークを大事にする人柄であることも伝えることができています。

チームワークをアピールしたい人はこちらの記事も参考にしてください。

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思いやり

「思いやりは就職での自己PRのアピールポイントになるのでしょうか」と不安に思う人もいますが、これも立派な強みです。思いやりがあるということは、会社組織に適応できる、人に慕われ、円滑な人間関係が築けるという評価につながります

職種を問わず歓迎される強みですが、営業職やディレクター職、販売職など、会社内外のコミュニケーションが必要な職種では特に高い評価が得られるでしょう。

思いやりは、客観的な評価で用いられる言葉です。そのため、自己評価だけではなく第三者からの評価を入れるとより説得力が増すでしょう。

回答例

例文

私の強みは人に対して思いやりを持って行動できることです。

アルバイト先のコンビニエンスストアではアルバイトリーダーのポジションにつき、新しく入るアルバイトの教育を任されています。マニュアルなどを使い、仕事のやり方を教えるのですが、コンビニエンスストアに入るアルバイトは日本人だけでなく、外国人も増えています。

彼らにとっては日本文化は独特であり、困惑することもあったようです。私は、そんな彼らの困惑に気づき、マニュアルを離れて日本文化や日本人の基本的な考え方を丁寧に説明しながらサポートしました。彼らとは、それがきっかけに良い関係を築け、プライベートでも遊びに行く仲になりました。

「なぜそうしたほうがいいのか」という背景を理解したことで彼らの仕事の覚えが早くなり、思いやりの気持ちは仕事に大きく影響することを肌で痛感しました。御社に入社後も、相手の立場に立ち、思いやりを持って行動していきます。

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キャリアアドバイザー

思いやりを持って行動した結果、仕事が円滑にいくようになり、職場の雰囲気が良くなったことをアピールする例文。「プライベートでも仲良くなった」ということで第三者からも評価されたことを示し、思いやりがある人材であることの信憑性を高めています。

思いやりのアピールにはこちらの記事が詳しいです。併せて読んでみてくださいね。

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協調性

異なる立場や環境にいる人々が互いに助け合い目標を達成する協調性は、組織になくてはならない素質です。

しかし、ただ「協調性があります」というだけでは、採用担当者がイメージしにくく、印象の薄い自己PRになってしまう可能性があります。また、ただ周りの人に合わせることができるというだけでは、積極性に欠ける印象を与えます

エピソードを交えてわかりやすく伝えながら、どんな協調性を発揮できるのかを明確に表現しましょう。

回答例

例文

私の強みは協調性があることです。

カフェでアルバイトをしているのですが、調理とホールでは業務の違いから大きな隔たりがありました。しかし、それではトラブルが起きたときに適切な対応が取れないと感じ、積極的に調理場の人とコミュニケーションを取るようにしました。そうしたなかで、お互いにどう考えているかを共有することができ、役割が違っても、お互いにサポートし合える関係性を構築することができました。

御社へ入社後も、人とのコミュニケーションを大事にし、より良い人間関係を構築することで、成果につなげたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

協調性という強みを活かして、人を巻き込んでチームの信頼関係を築いたことを説明する例文です。協調性があるだけでなく、積極性やチームワークができることが印象づけられます。

協調性の自己PR例文はこちらの記事でも紹介しています。

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縁の下の力持ち

縁の下の力持ちは、目立つ強みではないかもしれませんが、組織の中では欠かせない存在です。特に、営業事務や法務など、サポートを中心におこなう業務であれば高く評価される自己PRとなります。

ただし、営業など積極的な売り込みや行動が必要な職種には向かないので注意が必要です。

前に出る仕事が苦手だから消去法で縁の下の力持ちを担っているという消極的な印象を持たれないよう、自ら縁の下の力持ちとなることに喜びを見出し、工夫して取り組んだことを示せるエピソードであると印象が良くなります。

回答例

例文

私は、縁の下の力持ちとして、サポートすることを得意としています。

サッカーサークルではマネージャーを務め、皆が練習に集中できるよう、備品の整備からコートの整備、練習のタイム測定などをサポートしていました。

大会に近づくにつれ、選手のメンタル的なサポートも重要になります。良いプレーには大きい声で褒め、失敗にはフォローする言葉を積極的にかけるようにしていました。サークルのメンバーから感謝され、縁の下の力持ちとしてチームをサポートできたことは私にとっても大きな喜びでした。

御社へ入社後はこの強みを活かし、営業のサポートとして御社へ貢献していきたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

縁の下の力持ちとして、どのような行動をしていったのかを具体的に語るようにしましょう。チームに目標があり、その目標に向けてサポートした経験などをエピソードで語れるとより良いアピールができるでしょう。

縁の下の力持ちがネガティブな自己PRになっていないか、こちらのNG例文も参考にしてください。

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その他の「人とかかわる力」自己PR例

その他、人とかかわる力をアピールするためのポイントを紹介します。気配りや傾聴力も顧客対応にかかわる仕事であればとても重視される力です。相手の意見を聞き入れられる、素直さや誠実さも人とかかわる力といえます。

その他の「人とかかわる力」をアピールするための自己PR例
  • 相手と意思疎通し人間関係を築く
  • 相手の立場に立って考えられる
  • 親しみやすさ
  • 気配り
  • 育成力
  • 周りの人を巻き込んで動かす力
  • 傾聴力
  • 調整・交渉力
  • 素直さ
  • 誠実さ

この中で素直さをアピールしたい学生はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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人を巻き込んで動かす力をアピールしたい人はこちらを読んでみてください。

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「柔軟性をアピールしたい」自己PR例5選

勤務しているうちに、会社の方向性が変わっていくこともあります。社会や市場の移り変わりが激しい昨今では、数年のうちに会社の方向性が180度変わったというケースも少なくありません。

そのため、どんな変化にも対応できる柔軟性を持つ人は職種を問わず高く評価されます。柔軟性は以下のように分類してアピールすることができます。

吉田 実遊

キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる

柔軟性は社会人において重要視されやすい

柔軟性がある人はすぐに新しい環境に適応できるため、企業にとって貴重な人材となります。特に臨機応変な対応が求められる仕事や、部署異動がよくある環境だと、柔軟性は強力な武器になるでしょう。

また、思わぬトラブルや想定外の事態はどのような仕事でも起こりえます。その際、規定のルールに捉われずに状況にあった打開策を考えられると、職場では重宝されるでしょう。

自分自身の考えに加え周りの意見も取り入れたエピソードがあるとベター

そのため、柔軟性の裏付けとなるエピソードでは「マニュアルではない対応で満足度を上げた」「うまくいかないときに新しいやり方を取り入れて打開した」など自分自身の考えをもって状況を打破したものがあると良いですね。

ほかにも、周りの意見を取り入れながら動けることも柔軟性の1つですので「自分の意見に固執せず、異なる意見を取り入れながら良い結果につなげた」といったエピソードも評価されます。

面接中の態度でも柔軟性は見られている!

注意点としては、柔軟性をアピールするのであれば面接中の態度も意識するということ。深掘りされたときに答えられなかったり、しどろもどろになると、いくら素晴らしいエピソードをもっていても信憑性がなくなってしまいます。面接前に準備を万端にしてから臨みましょう。

柔軟性

まずはそのままズバリ、柔軟性を強みとするもの。適応力が高く、素直さがあると評価されやすくなります。柔軟性は、どの会社でも必要としている要素ではありますが、会社の動きがスピーディーなベンチャー企業をはじめ、異文化理解を必要とする外資系企業では、非常に良いアピールとなります。

すぐに環境に馴染める点では評価される一方、「優柔不断」「意見に流されやすい」というイメージを持たれてしまう可能性もあります。自分の意見にアドバイスをもらったことで、より上手くいった経験などがあると、マイナスのイメージを払拭するとができます。

回答例

例文

私の強みは柔軟性があることです。

アメリカへ1年間へ留学していた経験があり、留学中は多国籍の学生と共同生活しながら、お互いに切磋琢磨していました。もちろん、文化の違いや考え方の違いがあり、衝突することもありましたが、話し合うことでお互いに違いを認め合うことができました。日常的にこれを繰り返すことで、相手を尊重する大切さと、自分とは違う意見も聞き入れることの大切さを学びました。

御社へ入社後も、柔軟性を生かし、海外プロジェクトに積極的にかかわっていくことで、会社に貢献していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

実際に異文化に触れることで、柔軟性を発揮したことをアピールする例文です。「どのように柔軟であるか」を具体的に示すことで、業務でも同じように活かせるという説得力を与えることができます。

自己PRのエピソードとして留学経験を用いたい人はこちらの記事も読んでみてください。

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適応能力

適応能力は、環境に合わせて適切な対応をとっていける人材であると評価され、業界や職種に問わず、評価される力です。

強いていえば、会社の変化のスピードの早いベンチャー企業や、多国籍の従業員がいるグローバル企業などで、より高く評価される要素でもあります

適応能力は、空気を読むことも必要になる力であるため、面接中に一方的にしゃべる、人の話を聞かないなどがあると、一貫性がなくなってしまうので、面接時の発言には充分に注意するようにしましょう。

回答例

例文

私の強みは、新しい環境にすぐに馴染む適応力があることです。

小学校時代から両親の転勤が多く、国内外の学校を転々としていました。長くて2年、短くて1年滞在して転校を繰り返していたのですが、いずれの場所でもすぐに馴染むことができました。

人と仲良くなるのが早く、その土地の風土や良さを見つけるのが得意なので、新しい街を好きになるのに時間はかかりませんでした。引っ越しによって国内外の穴場スポットの知識が身についたことで、友人からよく旅行の相談を受けています。

御社に入社後も、この適応力を活かし、他社に客先常駐をする際にもその会社の魅力だけでなく課題や問題を汲み取り、サポートしていきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

適応能力は、ただ、新しい環境に馴染めるというだけでなく、「入社後にどのように活かせるか」を盛り込むことで、自社で活躍してもらえることを面接官にイメージしてもらいやすくなります。

適応能力の高さを自己PRする方法についてはこちらの記事も参考にしてください。

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器用貧乏

「貧乏」とネガティブな単語がついていると、自己PRに使えるのか不安になるかもしれません。しかし、器用貧乏とは言い換えれば、幅広い物事に対応できるマルチさを持っていて、柔軟性と要領の良さがあるということ。

つまり、強みとして十分アピールしていけます。器用貧乏な人材は、特にゼネラリスト、マーケティングやコンサルティングなどのポジションで活躍できるとみなされるでしょう

先ほども述べた通り、「器用貧乏」は、ネガティブな言葉が含まれているため、自然とマイナスイメージを連想させてしまいます。なるべく、「視野が広い」「応用力がある」「柔軟性がある」などのポジティブな言葉に言い換えるようにしましょう。

回答例

例文

私の強みは、視野が広く細かいところに気が回せるところです。

私は学生時代、レストランのホールでアルバイトをしており、教育係として他のアルバイトのサポートもおこなっていました。

私は比較的どんな仕事でもこなせていたので、他のスタッフに新人が多く、皆に余裕がないと感じた場合には、その日のタスクを把握し、1人1人に仕事を割り振り、効率的かつスムーズに仕事が進むよう配慮しました。

新人アルバイトと積極的に会話する場所も設け、不安や心配を払拭することも積極的におこない、チームワークを高めることにも注力しました。

その結果、新人たちも1ヶ月足らずで仕事を覚え、よき戦力となってくれました。御社に入社しても、視野を広く持ち、チームワークを高めることで、会社に貢献していきたいと考えています。

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キャリアアドバイザー

視野を広く持ち、周りに気配りすることで、チームワークや生産性をあげることができた経験をアピールしています。視野がどのように広いのかを明確に示し、どのようなことに気を回したのかを具体的に伝えることで、採用担当者がイメージしやすくなります。

器用貧乏の強みと弱みについて、こちらの記事でも紹介しています。

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器用貧乏は、ポジティブな長所に言い換えることで強みをアピールできます。 この記事では、器用貧乏の強みと弱み、自己PRのポイント、企業での活躍方法をキャリアアドバイザーが解説します。 現代において武器となるスキルなので、前向きに捉えてアピールしましょう。

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その他の「柔軟性をアピールしたい」自己PR例

柔軟性は感情がコントロールできる、状況に対して臨機応変に対処できるというポイントからアピールすることもできます。顧客対応やチームで仕事をする場合は特に重視される力です。

その他の「柔軟性をアピールしたい」ときの自己PR例
  • 感情がコントロールできる
  • 状況を理解し対処する力

企業にぴったりな自己PRが見つからないときは?

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就活生

しっくり来る自己PRがどうしても見つからないのですが…。

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キャリアアドバイザー

自己分析は大切ですが、自分を誇示するのではなく、ありのままを伝えることを意識してみましょう。自分の強みを、その企業でどう活かすかを考えてみるといいですよ。

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就活生

なるほど、それなら見つかりそうな気がします!

企業が求めている人物像にぴったりな自己PRが見つからないときもあるでしょう。そんなときは、まず、自己PRは「自分がどんな人柄であるか」を伝えるためのものであることを理解しましょう。

すごいエピソードや実績は必要ありません。ありのままの自分を知ってもらうことで、本来の自分の姿を評価してもらえるのです。自己分析をより掘り下げていくことで、何かしらアピールできる点が見つかるはずです。

職種にかかわらずアピールできる点を推す

営業職には「チャレンジ精神」、コンサルタントには「分析力」など、職種によって必要な能力は存在するのは確かです。しかし、それに寄せることで自分を偽っては、自己PRの意味がなくなってしまいます。そのため、まずは職種にかかわらず、自分にとってどのような点が強みかをシンプルに考えてみるようにしましょう。

もし、自分の希望している職種に合うアピールポイントでないと感じても、「その強みをどのように活かすか」を考えることができれば大丈夫

たとえば、営業職を希望していて、自分の強みは「計画性」だとします。営業職は時間厳守が大原則、時間に余裕を見て計画的に客先を回ることで、1社1社に集中して対応ができます。このように、自分のアピールポイントをその会社でどのように活かせるのかを考えれば、胸を張って語れるようになりますよ。

自己PRについてよくある質問に回答!

自己PRは面接でほぼ必ず聞かれ、自分を採用するメリットをアピールする大事なチャンスです。だからこそ、何をどう話したら良いのか悩みますよね。ここではそのような悩みをもつ学生の疑問や相談に、自己PR例文を用いながらキャリアアドバイザーが回答していきます。

  • 面接で自己PRを聞かれたときの正しい答え方の例を教えてください。

    面接で自己PRを聞かれたときは、やりたい仕事や職種、志望先企業で役立つ自分の強みやスキルなどを1つに絞ってアピールしましょう。冒頭で「私は〇〇の強みがあると自負しています」や「私の強みは〇〇です」と述べ、次にその根拠となる具体的エピソードや成果を示します。その際、「自分の何を活かしてこのような行動をした結果、このような成長につながった」と話を組み立てていくと面接官にも伝わりやすいでしょう。

    また、具体的な数値や数字、自分以外の客観的な評価もあわせて伝えることができると、より説得力を持たせることができるのでおすすめです。最後にその強みをどのように発揮して業務に貢献していくのかを述べて締めくくると良いでしょう。

  • 面接で自己PRをするときにNGな例は何ですか?

    自分の良さを強くアピールしようと、あれもこれも多くの長所を盛り込み過ぎると、あなたの本当の強みが何でどんな人物なのかが、かえってわかりにくくなります。前置きが長くなりすぎたり、説明が細かすぎても、面接官には何を言おうとしているのかがわかりにくくなるので、要点を絞って簡潔に話すことが重要です。

    また、抽象的で漠然とした表現だけでは、実際の行動や成果が見えてきません。説得力を持たせるためには具体的表現を心がけましょう。さらに、力が入りすぎるあまり、「心血を注いで大きな成果を上げ、周囲から絶大な賞賛を得た」などのように誇張表現をしたり、自慢話の羅列になってしまうと、自意識過剰で自己中心的な人物と思われる可能性もありますので注意が必要ですよ。

印象的な自己PRで採用担当者にアピールしよう

志望動機とともに採用基準として重要視される「自己PR」。面接官は、選考過程で多くの学生の自己PRを聞いています。そのため、ライバルたちと差をつけ、採用担当者の興味を引くような自己PRが必要なのです。

自己PRのエピソードももちろん重要ですが、「強みをその会社でどう活かすのか」を今一度よく考え、印象深い自己PRを語れるように準備することが大切です。さらに、表情や話し方にも注意することで、採用担当者により良いアピールをすることができますよ。

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