自己PRと自己紹介の違いはアピールポイント! 3ステップで差別化

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目次

  1. 自己紹介と自己PRの違いを知って自分の魅力を余すことなく伝えよう!
  2. ココが違う! 自己PRと自己紹介の4つの違い
  3. ①聞かれるタイミング
  4. ②見られるポイント
  5. ③伝えるべき要素
  6. ④時間配分
  7. 自己紹介と自己PRそれぞれのアピール法を知って魅力を押し出すことが大切
  8. 3ステップで簡単作成! ライバルと差がつく自己紹介の作り方
  9. ステップ①自己分析をしてこれまでの経験を振り返る
  10. ステップ②アピールになりそうな話題をピックアップする
  11. ステップ③自分のことを一言で表すキャッチコピーを考える
  12. 自己紹介はこの順序で伝えよう! 4段構成で考える伝え方のポイント
  13. ①基本情報|名前・出身校・専門分野をはっきり伝える
  14. ②これまでの経験|人柄が伝わるような情報を添える
  15. ③自己PR|自己PRを一言にまとめて伝える
  16. ④意気込み|面接への意気込みで締めくくる
  17. 面接官の心をつかもう! 人柄をアピールする自己紹介例文3選
  18. 例文①学生時代の活動に言及した自己紹介
  19. 例文②趣味や特技に言及した自己紹介
  20. 例文③性格に言及した自己紹介
  21. 企業にマッチする強みが伝わる自己PRの作り方3ステップ
  22. ステップ①自分の強みを洗い出す
  23. ステップ②企業で活かせそうなものをピックアップする
  24. ステップ③どのように活かせるか具体的に言葉にする
  25. さらに魅力を押し出そう! 自己PRの4段構成とポイント
  26. ①結論|自分の強みを簡潔に伝える
  27. ②理由|強みを発揮したエピソードを伝える
  28. ③結果|強みを発揮した結果得られたものを具体的に伝える
  29. ④将来|強みを活かして企業にどう貢献したいか伝える
  30. マッチ度をアピール! 活躍意欲が伝わる自己PR例文3選
  31. 例文①チャレンジ精神をアピールする自己PR
  32. 例文②勉強熱心な性格をアピールする自己PR
  33. 例文③思いやりのある性格をアピールする自己PR
  34. 自己紹介と自己PRの違いについてよくある質問に回答!
  35. 自己紹介と自己PRのアピール内容の違いを押さえて自分の魅力を押し出そう!

自己紹介と自己PRの違いを知って自分の魅力を余すことなく伝えよう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「自己紹介と自己PRの違いは何ですか?」
「自己紹介と自己PRはどう使い分ければ良いでしょうか。」

といった質問をよくもらいます。自己紹介と自己PRにはそれぞれ違った役割があり、アピールできるポイントも異なります。それぞれどのようなことをアピールできるのか、どのような内容を盛り込めば良いのかを理解することが大切です。

この記事では、自己紹介と自己PRの違いやそれぞれの役割、作成法について解説します。一緒に自己紹介と自己PR作成の極意を理解し、あなたの魅力をしっかりとアピールして選考を突破しましょう。

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ココが違う! 自己PRと自己紹介の4つの違い

自己PRと自己紹介の4つの違い
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就活生

選考対策をしているのですが、自己紹介と自己PRの違いがわからなくなってしまいました。

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キャリアアドバイザー

自己紹介と自己PRには、さまざまな違いがありますよ。たとえば面接で聞かれるタイミングも違いますよね。

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就活生

確かに自己紹介は面接の一番最初に聞かれて、自己PRはそれ以降に聞かれることが多いですよね。

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キャリアアドバイザー

そのとおりです。ほかにも違いはあるので、この先で詳しく解説していきますね。

自己紹介と自己PRには、聞かれるタイミングや見られるポイント、伝える要素、時間配分の4つの違いがあります。

それぞれをきちんと理解することで、自己紹介や自己PRの内容を考えやすくなりますよ。ここからは、自己紹介と自己PRの違いについて詳しく解説していきます。

①聞かれるタイミング

聞かれるタイミングの違い
  • 自己紹介:面接の一番初めが多い
  • 自己PR:面接序盤や終盤が多い

自己紹介と自己PRの違いとしてまず挙げられるのが、面接で聞かれるタイミングです。どのタイミングで聞かれるかがわかれば、それぞれで伝えることを判断する材料にもなるので、しっかり確認しておきましょう

自己紹介:面接の一番初めが多い

自己紹介は基本的には面接の一番初めに聞かれます。学生の緊張をほぐすためや、最初に学生の大まかな印象・人柄を知るために聞かれることが多いからです。

この段階で「印象が良いし、当社と相性が良いかも」と思ってもらうことができれば、その後の面接での受け答えの際にも好印象となる可能性があります。

反対に自己紹介の時点で印象が悪いと挽回するのに時間がかかることもあるので、しっかりと内容を練っておくことが大切ですよ。

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キャリアアドバイザー

自己紹介には、本人確認の意味合いもあります。そのため名前や出身大学、学部は忘れずに伝えるようにしましょう。

川﨑 瑛久

キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる

自己紹介は第一印象を決めるからこそ表情・姿勢・発声法が重要

自己紹介は多くの場合面接の一番初めの質問であり、ここでうまく話せるとその後の面接も流れに乗ってうまくいく可能性があります。「出だしが肝心」という言葉もありますよね。そのため、自己紹介でまず意識してほしいのが表情や姿勢、声の出し方です。

背筋をピンと伸ばして面接官と目線を合わせると、真剣さや誠実さが伝わり好印象が得られます。姿勢が悪いと自信がないイメージにつながりやすいので注意しましょう。

また声のトーンやスピードは、相手が聞きやすいことを意識してくださいね。緊張のせいで語尾が小さくなる人もいますが、最後まではっきり言い切ることが大切です。面接で聞かれるのは、あなたに関する質問です。自分について堂々と語れるようしっかりと自己分析をしたうえで、よく練習しておきましょう。

自己PR:面接序盤や終盤が多い

自己PRは、基本的に面接の序盤や終盤に聞かれることが多いです。自己PRは企業側も学生の大きなアピールポイントの一つとして注目しているので、どの企業であってもほぼ確実に聞かれます。

ただしまれに聞かれない場合もあるので、もし言い残したことがあれば最後の逆質問の時間などに「自己PRのお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と聞いたうえで伝えるのも一つの手です。

②見られるポイント

見られるポイントの違い
  • 自己紹介:第一印象や人柄
  • 自己PR:スキルや将来性

自己紹介と自己PRでは、それぞれに注目されるポイントも違います。自己紹介や自己PRをとおして企業が何を知ろうとしているのかを理解することで、どのような内容にすれば良いのか判断しやすくなりますよ

自己紹介:第一印象や人柄

前にも解説したとおり、自己紹介は一般的に面接の最初の段階で求められることが多くあります。この時点で企業が見たいのは学生の第一印象や、人柄である場合が多いですよ。

もちろん学生の緊張を解す目的もありますが、同時にこれまでどのような経験をしてきたのか、どのような人なのかを大まかに見極める材料にもなるのが自己紹介です。この点を意識して自己紹介で伝える内容を考えましょう。

面接官に好印象を残せるような自己紹介についてよく詳しく知りたい人には、こちらの記事がおすすめです。

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上村 京久

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自己紹介の時点で評価が始まっている意識をしよう

面接での印象評価は第一印象と全体印象があり、自己紹介では第一印象が評価されます。面接官は手元にある応募書類と人物が一致しているかどうかの確認と、応募者の人柄を見抜こうとしていますよ。

心理学の「初頭効果」では、一番初めに得た印象によって相手の全体的なイメージが大きく左右されるということが提唱されています。面接の場面でも、自己紹介での雰囲気がその人の印象を作る大きなポイントになっていますよ。

そのため、「ざっくり自分のことを話せば良い」と軽く考えるのではなく、「すでに評価が始まっている」ということを意識して、自己紹介するようにしてくださいね。

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自己PR:スキルや将来性

自己PRでは、学生がどのようなスキルを持っているのか、それを活かして将来どのように活躍してくれる可能性があるのかを見られる場合が多いですよ。

また自己PRは学生の強みを知ることができるポイントなので、それを活かせる環境が自社にあるのか、自社の雰囲気に合った強みなのかを見極める意図もあります。

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キャリアアドバイザー

自己PRを考えるうえでは徹底的な企業研究をして、志望企業に合わせた自己PRを作成することが大切です。

③伝えるべき要素

伝えるべき要素
  • 自己紹介:経歴や人柄を表す基礎情報・自己PRの概要
  • 自己PR:企業で活かせる強み

自己PRと自己紹介には、伝えるべき要素にも違いがあります。それぞれどのようなことをアピールできるのか、何を伝えれば良いのかを理解することが大切です

また伝えるべき要素の違いをしっかりと意識しておくことで、自己紹介と自己PRを差別化してそれぞれの観点であなたの魅力を伝えることができますよ。

自己紹介:経歴や人柄を表す基礎情報・自己PRの概要

自己紹介では、まずあなたの基本情報を伝えることが求められます。名前や出身大学、これまでの経歴を共有しましょう。

また自己紹介の内容に自分の強みを盛り込むことで、自己PRの概要を簡単に伝えることができます。自己紹介と自己PRに共通点を持たせることで、説得力が上がる場合がありますよ。

自己紹介で趣味について話したいと思っている人は、こちらの記事を参考に自己紹介を作成してみてください。

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自己PR:企業で活かせる強み

自己PRでは、あなたがどのような強みを持っているのかを伝えることが大切です。またその強みを企業でどう活かせるのか、その結果どのように活躍ができるのかまで伝えることで企業からの印象もグッと良くなりますよ。

自己PRの目的はあなたの魅力を企業にわかりやすく伝えることにあると意識して、企業で活かせる強みをしっかりアピールしてくださいね。

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キャリアアドバイザー

魅力的な自己PRであっても、企業で活かせるものでなければアピールにはつながりにくくなってしまうことを覚えておきましょう。

加藤 大智

キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる

自己紹介を「自己PRの導入」として活用するのも一つの手

自己紹介は、大学名や学部名、名前といった基本情報だけを伝えるのではなく、ちょっとした自分の個性を伝える場面でもあります。その後に質問が続くことを意識して、自己紹介では掘り下げてほしいネタを少し盛り込んでおくのがおすすめです。

ただし自己紹介で長々とアピールしてしまうと、面接官から「自己紹介だけで良いのに、最初からアピールが強すぎる」といった印象を持たれてしまう可能性があります。具体的に細かく話すのではなく、あえて抽象的に話すことをおすすめします。

抽象的なアピールを添えることで深堀り質問へと発展し、自己PRのエピソードを話す場面へとつながっていきます。自己紹介を活用して自己PRができれば流れもスムーズになるので、戦略的に自己紹介を考えるのもアリですよ。

掘り下げ質問でしっかりとあなたの魅力を伝えるためにも、自己紹介では最低限の情報で済ませることを意識してみてくださいね。

④時間配分

時間配分の違い
  • 自己紹介:1分以内
  • 自己PR:3分まで

自己紹介と自己PRの違いには、時間配分も挙げられます。それぞれにどの程度時間を取って伝えるかが違うので、面接に向けて練習をする際には時間配分を意識しながら練習をするのがおすすめです

自己紹介:1分以内

自己紹介の目的はあくまで自分の基本情報を伝えることなので、あまり長く時間を取る必要はありません。要点を簡潔に伝えることを意識して、1分以内を目安に内容を組み立てるのがおすすめです。

自己紹介を1分でまとめる方法はこちらの記事で解説しているので、内容に悩んだ人は参考にしてください。

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自己紹介の内容に重点を置いている企業の場合は「3分以内で」とより長い時間を指定される可能性もあります。そのような場合に備えたいときには、こちらの記事がおすすめです。

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自己PR:3分まで

自己PRはあなたの魅力を企業へダイレクトに伝える重要なアピールとなるので、3分ほど時間をもらうようなイメージでいるのが良いですよ。

ただし企業から「1分以内で」と指定される場合もあるので、時間を指定された場合とそうでなかった場合両方に対応できるよう、短縮バージョンの自己PRを作成しておくのもおすすめです。万が一の事態を想定し、しっかりと準備しておきましょう。

自己PRを1分以内と指定された場合の作成法はこちらの記事で詳しく解説しているので、短縮バージョンを作成する際に参考にしてくださいね。

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また、さらに短く30秒での自己PRを求められた際にはこちらの記事が参考になります。入念に準備をしておきたい場合は目をとおしておきましょう。

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自己紹介と自己PRそれぞれのアピール法を知って魅力を押し出すことが大切

前に解説したとおり、自己紹介と自己PRには大きな違いがあります。それぞれで何を伝えるべきか、自分のどのような面をアピールしたいのかを明確にすることで、双方からあなたの魅力を伝えることができますよ。

また自己紹介と自己PRの内容に関連性を持たせることで、自己PRの説得力が増します。自己紹介をうまく使い自己PRをさらに魅力的にする意識で作成することで、ライバルと差をつけることにもつながりますよ

ここからは自己紹介と自己PRそれぞれについてより詳しく解説していくので、しっかりチェックしてあなたの魅力を効果的に伝えられる自己紹介と自己PRを作成しましょう。

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3ステップで簡単作成! ライバルと差がつく自己紹介の作り方

ライバルと差が付く自己紹介の作り方
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就活生

自己紹介と自己PRにはこんなにたくさんの違いがあったのですね。

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キャリアアドバイザー

そうですね。それぞれで何をアピールしたいのかを意識しながら作成することが大切です。

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就活生

でも、自己紹介で自分の魅力をアピールするのって難しいですよね。基本情報しか伝えることがないですし……。

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キャリアアドバイザー

そんなことはありませんよ。自己紹介でも十分にあなたの魅力をアピールできます。ただその前に、自己紹介を作成するにあたって準備が必要です。ここから詳しく解説しますね。

自己紹介でライバルと差をつけるには、これまでの経験をしっかりと振り返りアピールになるようなエピソードを見つけることが大切です。

ここからは効果的なエピソードの見つけ方からライバルと差をつける方法まで解説していくので、しっかりチェックしておきましょう。

ステップ①自己分析をしてこれまでの経験を振り返る

自己紹介を魅力的な内容にするには、あなたの人柄を表すエピソードを盛り込むことが欠かせません。そこで自己紹介を作るための下準備として、まずは自己分析をしてこれまでの経験を丁寧に振り返ってみましょう。

これまでの経験を振り返るのは、就活においては非常に重要な下準備の一つです。自己紹介だけでなく自己PRや志望動機の作成にも役立つので、しっかり振り返っておいてくださいね

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キャリアアドバイザー

自己分析をする際には、自分史を使うのがおすすめです。今まで体験した出来事を時系列順に整理しながら振り返ることができますよ。

自己分析に便利なツール
  • 自分史
  • モチベーショングラフ
  • マインドマップ

自分史を作成し効果的に自己分析するためには、いくつかコツがあります。こちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。

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マインドマップの作成法はこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

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ステップ②アピールになりそうな話題をピックアップする

これまでの経験を振り返ることができたら、次は志望企業に合わせてアピールになりそうな話題を探してみましょう。

企業へのアピールになりやすい話題や出来事例
  • 学生時代に学んだこと
  • 企業での業務に活かせそうな趣味や特技
  • 本社の所在地と出身地が同じ

ここでピックアップする話題は、大きなアピールになるようなことでなくても構いません。自己紹介でのエピソード選びは話題の取っ掛かりを見つけることやアイスブレイクの意味合いもあるので、企業との共通点と言えるようなことがないか考えてみてくださいね

ステップ③自分のことを一言で表すキャッチコピーを考える

自己紹介でライバルと差をつけるポイントの一つとして、自分を一言で表せるようなキャッチコピーを添えるのもおすすめです。

キャッチコピー例
  • 私は文学部内のディベート会や、各イベントのスケジュール管理を一手に引き受けており、いわば学部内の指揮者のような存在です
  • 私は軽音楽部内の関係を取り持つ、いわば潤滑油のような存在です

自分にキャッチコピーをつけることで、面接官の印象に残りやすくなります。また「どんな人なんだろう」と興味を持ってもらえる場合もあるので、思いつくようであれば積極的に使うのが良いでしょう。

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キャリアアドバイザー

キャッチコピーを作るときは、できるだけ簡潔に表せる単語を使いましょう。そのうえで「どういう意味かな」と興味を引くようなキャッチコピーが作れると、一気に印象深くなりますよ。

効果的なキャッチコピーの作成法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。キャッチコピーでライバルと差をつけたいと考えている人は、ぜひ読んでみてください。

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合格率が上がる自己PR〜キャッチフレーズ編〜作成手順や例文20選

キャッチコピーのほかにも、自己紹介でインパクトを残す方法があります。詳しくはこちらの記事で解説しているので、印象的な自己紹介がしたいと思っている人は参考にしてくださいね。

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自己紹介はこの順序で伝えよう! 4段構成で考える伝え方のポイント

4段構成で考える自己紹介の伝え方のポイント
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就活生

入念な自己分析をすることで、自己紹介でライバルと差をつけることができるんですね。

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キャリアアドバイザー

そうですね。ただもう一つ、自己紹介を作成するうえでは重要なポイントがありますよ。何かわかりますか?

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就活生

うーん……自己紹介でどのような情報を盛り込むか、でしょうか?

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キャリアアドバイザー

そのとおりです! 自己紹介で伝える内容とどのような構成で伝えるかをしっかり考えておくことで、面接官に残す印象も変わります。ここから詳しく解説しますね。

自己紹介で伝えるエピソードが整理できたら、次はそれを盛り込んだうえでどのように自己紹介を組み立てるかを考える必要があります。

このとき基本情報、これまでの経験、自己PRの要約、意気込みの4段階の構成を意識して簡潔に伝えることで、印象に残りやすく魅力的な自己紹介になりますよ。この先で4段構成とそれぞれのポイントを解説していくので、一緒に自己紹介を組み立ててみましょう。

自己紹介に盛り込むべき情報についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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自己紹介で絶対に盛り込むべき3項目|第一印象を格段に良くするコツ

①基本情報|名前・出身校・専門分野をはっきり伝える

自己紹介をするうえで欠かせないのが、基本情報を伝えることです。ここで名前や出身校、専攻分野を伝えましょう。このとき大学名や学部名は省略せず、正式名称で伝えてください

ビジネスにおいては、重要なことは省略せずに伝えるのが基本です。特に学部名が長い場合は大学の資料でも省略して記載されていることもありますが、自己紹介の際には正式名称で伝えましょう。

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キャリアアドバイザー

ここは自己紹介の一言目に伝える部分なので、第一印象を良くするためにも笑顔でハキハキと伝えることを意識してくださいね。

②これまでの経験|人柄が伝わるような情報を添える

基本情報を伝えたら、次にあなたの人柄を一言で表せるようなエピソードを添えましょう。ここで盛り込むのが、前に解説したアピールになりそうなエピソードです。キャッチコピーもあわせて伝えることができるとかなり印象的な自己紹介になりますよ。

とはいえこの時点であまり長くなってしまうと自己紹介そのものが間延びしてしまうので、ピックアップするエピソードは1つに絞り、できるだけ簡潔に伝えるのが良いですね

③自己PR|自己PRを一言にまとめて伝える

自己紹介の時点で自己PRの概要を伝えることで、自己PRに説得力が出ます。「私の強みはコミュニケーション能力の高さです」といったように、自己PRでアピールする予定の強みについて言及しましょう

ここでもできるだけ簡潔に伝えることが大切です。あくまで自己PRの概要なので、一言にまとめてくださいね。

④意気込み|面接への意気込みで締めくくる

自己紹介の最後は、面接への意気込みで締めくくりましょう。ここであなたの熱意を伝えることで、より印象的な自己紹介にすることができます。

面接への意気込み例
  • 少し緊張していますが、精一杯頑張ります。
  • 憧れの御社で働きたいという強い思いをお伝えできればと思います。

意気込みを伝える際には、今日の面接にどのような気持ちで臨むのか、志望企業に対してどのような思いを持っているのかを簡潔に伝えるのがおすすめです。一言添えるだけで好印象につながるので、しっかりと意気込みを伝えましょう。

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自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

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面接官の心をつかもう! 人柄をアピールする自己紹介例文3選

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就活生

自己紹介に必要な要素自体は理解できたのですが、実際に伝えるとなるとなかなか難しいですね……。

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キャリアアドバイザー

確かに、自己紹介をうまく組み立てるならお手本となる例文があった方がわかりやすいですよね。ではここからは3つの例文を紹介します。

自己紹介に盛り込む要素は理解できても、完成のイメージがわかないとなかなか作成するのが難しいこともありますよね。ここからは自己紹介の例文を紹介していくので、あなたの場合はどのような内容にできるか、自分に置き換えながら見てみましょう。

例文①学生時代の活動に言及した自己紹介

学生時代の活動に言及した自己紹介例文

●●大学●●学部から参りました■■と申します。

私は、周囲からスマートフォンのような人間だと言われることが多くあります。スマートフォンは生活をするうえで電話やメール、検索など生活をサポートしてくれる存在です。私も縁の下の力持ちとして中学生のころから学級委員長や生徒会役員に立候補して、クラスメイトや全校生徒のために自分のできることを見つけて行動してまいりました。

そのように期待や課せられる役割を自覚して行動することで、友人や組織のサポートをしてきました。

本日の面接では、私がこれまで取り組んできたことをお伝えしながら、これから働くうえでの目標などをお話できればと思っております。

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キャリアアドバイザー

学級委員長や生徒会役員として活躍した事実が簡潔に伝えられていますね。今後の自己PRにも結び付けることで、より魅力的なアピールにできます。

例文②趣味や特技に言及した自己紹介

趣味や特技に言及した自己紹介例文

●●大学●●学部、■■と申します。

私の特技は、失敗を恐れずにとりあえずやってみようという考えで行動を起こすことです。この特技があるからこそ、これまでの学生生活ではスイミングや書道などの習い事、生徒会役員、テニス部の部長、アルバイトの掛け持ちなど「やりたい」と思ったことはすべてやりきってきました。

これからは、お客様の笑顔や幸せに力を尽くすことができる仕事に全力で挑戦したいと考えております。

本日の面接では、私のこれまでやこれからに対する思いをお話できればと思っております。よろしくお願いいたします。

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キャリアアドバイザー

面接でアピールしたいことや、評価につながる内容を紹介できている良い自己紹介ですね。魅力的な人柄であることが伝わってきます。

例文③性格に言及した自己紹介

性格に言及した自己紹介例文

●●大学●●学部の■■と申します。

私は「楽」という漢字が好きです。その理由は、これまでの人生でどのようなことにも楽しく取り組んできたからです。初めて取り組むことや困難なことでも、笑顔で楽しみながら取り組むことができます。

また「楽」という漢字は「楽器の音で人々を喜ばせたり笑顔にさせる」ということから「楽しい」という意味になったとされています。

これから働くうえで私がかかわるすべてのお客様に対し、自分にできることやすべきことは何かを常に考え、実行に移してまいります。

本日の面接では、私の働くうえでの思いや貴社で働きたいと思う理由などをお話できればと思っております。

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キャリアアドバイザー

例のように好きな漢字を紹介するのも、人柄を表すうえではおすすめです。インパクトがあるので、面接官の印象にも残りやすいですよ。

ほかにも自己紹介の例文を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

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企業にマッチする強みが伝わる自己PRの作り方3ステップ

企業にマッチする強みが伝わる自己PRの作り方
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就活生

例文を参考にしながら、自己紹介を作成することができました! あとは自己PRですね!

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キャリアアドバイザー

自己PRも、自己紹介と同様に下準備が重要になります。

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就活生

ということは、自己分析が重要なんですね。

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そうですね。それと志望企業についてよく理解することも大切です。この先で自己PR作成の手順を解説していきますよ。

自己PRを作成する際には、あなたの強みを企業でどう活かせるかを伝えることが重要になります。ここで説得力を上げるために必要なのが、入念な自己分析と企業研究です。この先で手順を詳しく解説していくので、一緒に自己PR作成の準備を進めていきましょう。

面接での自己PRについては、こちらの記事でより詳しく解説しています。自己PRを作成する際には参考にしてくださいね。

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ステップ①自分の強みを洗い出す

まずは、あなたの強みと言える部分を書き出してみてください。自己紹介の際におこなった自己分析が役に立ちますよ。過去の経験を振り返り、そこからあなたならではの強みと言えるものを見つけましょう。

もしなかなか強みが見つからないときは、自分の弱みを言い換えるのも効果的です。たとえば「優柔不断」は「慎重に判断ができる」といったように言い換えることができます。このように自己分析を深め、一つでも多くの強みを洗い出してくださいね。

弱みを強みに言い換える例
  • 優柔不断→慎重に判断ができる
  • 神経質→細かいことに気がつく

自分の強みについてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

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自分の強みがわからない…見つける3つの方法と面接でのアピール方法

ステップ②企業で活かせそうなものをピックアップする

強みを洗い出すことができたら、そのなかから志望企業で活かせそうなものをピックアップしてみましょう。ここで重要になるのが、企業研究です。どのようなスキルや知識が必要とされるのか、どのような人材が求められるのかをリサーチすることが大切ですよ。

志望企業で求められるものをリサーチする方法
  • 採用ページに明記されていないか確認する
  • 社長インタビューや社員インタビューを参考にする
  • 企業の公式SNSで発信している内容をチェックする
  • OB・OG訪問をして聞いてみる
  • 就職エージェントに相談して聞いてみる

どんなに魅力的な強みであっても、それが入社後に企業で活かせないとなると再現性をアピールすることができず、十分に魅力を伝えることができません。仕事内容や社風をしっかりと確認し、そこで活かせそうな強みを選んでくださいね

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企業で活かせる強みやスキルをアピールすることで、マッチ度の高さを伝えることができます。しっかりとリサーチし、入社後に活躍していく意欲があることをアピールしましょう。

効果的に企業研究を進める方法は、こちらの記事で解説しています。参考にしながら企業への理解を深めましょう。

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ステップ③どのように活かせるか具体的に言葉にする

志望企業で活かせる強みをピックアップしたら、最後にどのように企業で活かすことができるのかを言葉にしましょう。

強みの企業での活かし方例
  • PCスキル:PCスキルを活かしいち早くエンジニアとしての知識のキャッチアップをして、開発部の即戦力となる
  • チャレンジ精神:失敗を恐れず何事にもまず挑戦し誰よりも早く成長して企業に貢献する

この点をしっかりと言葉にすることで企業との共通点が明確になり、よりマッチ度の高さをアピールすることができます。企業側もあなたが入社後に活躍するイメージをしやすくなるので、印象アップにつながりますよ

さらに魅力を押し出そう! 自己PRの4段構成とポイント

自己PRの4段構成とポイント
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自己分析を活かして、アピールになる強みを見つけることができました!

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では、それを自己PRのテーマとして組み立てていきましょう。自己PRも自己紹介と同様に、どのような構成で作成するのかが重要ですよ。

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構成を意識することで、相手に伝わりやすくなるからですよね。

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そのとおりです! 構成ごとのポイントも解説していくので、ここから先の内容もしっかりチェックしておきましょう。

魅力的な自己PRに仕上げるには、相手にしっかりと自分の魅力を伝えられるよう構成を意識することが重要です。ここからは魅力をグッと押し出す自己PRの4段構成について解説していくので、先程見つけた強みをもとに一緒にあなたの自己PRを作成してみましょう。

自己PRの構成についてはこちらの記事でも解説しているので、悩んだときは参考にしてくださいね。

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①結論|自分の強みを簡潔に伝える

相手に伝わりやすい文章構成の基本は、結論ファーストです。まずは「私の強みはコミュニケーション能力の高さです」といったように、アピールしたい強みを伝えましょう。

結論を先に伝えておくことで話の主旨がぶれにくくなり、聞き手も「今何の話をされているんだろう」というストレスを感じずに話の要点を理解することができます。自己PRをするうえでは強みが最も重要なポイントなので、必ず最初に伝えてくださいね

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このとき伝える強みは1つに絞りましょう。複数ある場合は、その企業で最も活かしやすい強みをピックアップしておいてください。

自己PRの最初の書き出しについて悩んでしまう人は、こちらの記事を参考にしてください。

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②理由|強みを発揮したエピソードを伝える

強みを伝えたら、次はその根拠となるような強みを発揮したエピソードを添えます。これまでの経験を振り返り、あなたの強みが最もよく発揮できたと思えるようなシーンをエピソードに選んでくださいね。

この時、できるだけ企業での再現性があるエピソードを選ぶことが重要です。「入社後も強みを活かして活躍してくれそうだな」と思ってもらえるような経験をピックアップしておきましょう。

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これまでのモチベーションの推移をグラフで表した「モチベーショングラフ」を使って大学4年間を振り返ることで、強みを発揮したシーンを見つけやすくなりますよ。

モチベーショングラフの作り方や効果的な使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。これからモチベーショングラフを作成する人は参考にしてください。

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③結果|強みを発揮した結果得られたものを具体的に伝える

エピソードでは、強みを発揮してどのような結果を得られたのかを伝えることが重要です。この結果を具体的に説明することで、自己PRに説得力が生まれます

結果を具体的に伝える際に重要となるのが、客観的に見ても「良い結果を得られたんだな」と判断できるような指標をふまえることです。たとえば「目標値を20%上回った」といったように数値で表したり、受賞経験があればそれを伝えるのも良いですよ。

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「コミュニケーション能力が向上した」というようなどうしても主観的な評価になりやすいものは、周りからの意見を取り入れるのがおすすめです。客観的な評価が加わり説得力が増しますよ。

④将来|強みを活かして企業にどう貢献したいか伝える

結果を伝えたら、その強みを今後企業でどう活かしていけるかを伝えましょう。企業が自己PRのなかで最も注目しているのはこの点です。あなたの強みを活かし、将来的にどう企業に貢献していけるのかをしっかりと伝えてくださいね

企業への貢献の仕方例
  • コミュニケーション能力を活かし顧客との関係構築に努め売上アップに貢献する
  • 語学スキルを活かし海外事業部で新規顧客の開拓をする

ここで先程の下準備を活かし、企業への貢献意欲と同時にマッチ度を押し出すことができれば、面接官にも好印象を残すことができるでしょう。

自己PRの締め方について悩んでいる人には、こちらの記事がおすすめです。

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長尾 美慧

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4ステップの応用でどのような質問でも自分の魅力をアピールできる

面接では企業に対して自分の魅力を伝えることが目的のため、さまざまな角度から自分をアピールしましょう。「自己PRをお願いします」といった質問だけではなく、面接官との会話のなかで自分の強みを押し出していくことが大切です。

たとえばガクチカや長所などを質問された場合も、自己PRのチャンスととらえて自分が企業にふさわしい人材であることを理解してもらうようにします。上述の4ステップにある冒頭「結論」をアレンジするのが良いですね。「私が学生時代頑張ったことは~です」から始め、ステップ②理由(エピソード)、③得られたこと、④入社後どのように活かせるのかといったようにつなげていきましょう。

企業が求める人物像と自分の持ち味を照らし合わせ、どのような質問でもアピールする気持ちで挑んでくださいね。

マッチ度をアピール! 活躍意欲が伝わる自己PR例文3選

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自己PRを作ってみたのですが、やっぱりちょっと不安です。お手本が見たいのですが……。

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では、ここからはアピールする強み別の自己PR例文を解説します。活躍の意欲がしっかりと伝わるような内容にするためにも、例文を参考に自己PRを作成していきましょう。

自己紹介と同様に、自己PRも完成イメージがわいていれば作成しやすくなりますよね。ここからは強み別にマッチ度をしっかりと押し出せている自己PR例文を紹介していくので、参考にしながら自己PRをブラッシュアップしていきましょう。

例文①チャレンジ精神をアピールする自己PR

チャレンジ精神をアピールする自己PR例文

私は、いつでもどのようなことでもとらえ方を変えて新たな行動を起こすことができます。

大学生になり高校時代よりも自由な時間が増えたからこそ、将来の自分につながることや今しかできないことに時間を費やそうと考え、通常のアルバイト以外に副業を2つ始めました。

1つ目のWebライターではセールスライティングやSEO知識、2つ目のWebデザインではデザイン作成ツールのノウハウを学びながら、オンライン上で仕事を請け負って活動しております。また、学んだ知識をより自分に定着させるためにSNS上にアウトプットしながら情報発信をしております。

どちらも未経験のためうまくいくかわからず、先行きに不安はありましたが「やってみないとわからない」という思いからチャレンジいたしました。

まだまだ安定的な収入とはなっておりませんが、月に3万円ほどの収益を得ることはできるようになりました。残りの学生生活でも、貴社に入社してからも、常に挑戦することと経験を積み重ねることを大切にしながら、課せられた業務に取り組んでまいります。

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新しいことに取り組む姿勢から、チャレンジ精神をアピールする良い自己PRですね。チャレンジ精神のアピールには、ほかにも自ら掲げた目標に対しての行動過程と結果を話す方法もありますよ。

例文②勉強熱心な性格をアピールする自己PR

勉強熱心な性格をアピールする自己PR例文

私は目標を定め、それを達成するために行動をルーティン化することができます。

高得点で合格することを目標にして取り組んだ国内及び総合旅行業務取扱管理者の国家試験では、日々の授業で学んだことはその日のうちに復習をすることを徹底し、隙間時間には単語帳や要点プリントを見返して知識を定着させることに取り組みました。また、過去問題集を購入して出題傾向の読み取りをし、その後は毎日繰り返し解き続けることを日課としました。わからないところや苦手な分野については、こまめに先生に質問することで苦手意識の克服に努めました。

このような行動習慣を半年間継続したことで、共に取得することができました。残りの学生生活でも知識の習得に取り組み続け、貴社に入社後は蓄積した知識を活用して、お客様の旅がかけがえのない思い出となるように尽力いたします。

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日々の勉強内容や勉強方法が具体的に提示されており、勉強熱心な様子が伝わってきますね。今回のような資格でなくとも、学校の授業や期末試験を取り上げた内容でも効果的なアピールとなります。

例文③思いやりのある性格をアピールする自己PR

思いやりのある性格をアピールする自己PR例文

私は常に自分にできることやすべきことを考え、力を尽くすことができます。

私はホテルスタッフのアルバイトをしています。ビュッフェ会場での業務にあたっている際、お客様との会話のなかから誕生日のお子様がいることを知り、特別にケーキを用意してもらい、直筆でメッセージカードを用意してほかのスタッフを巻き込んでお祝いしたところ、とても喜んでいただくことができました。

この経験からお客様へ最高の一日を提供することに大きなやりがいを覚え、一つひとつの仕事に真摯に向き合ってきました。その結果、大学卒業と同時にアルバイトを辞める際にはこれまで何度かホテルに来てくださったお客様やスタッフから感謝の言葉をいただくことができました。

貴社に入社後は、貴社のホテリエであることを自覚しながら情深仁厚の精神でお客様の思い出作りに携わってまいります。

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思いやりのある人柄がエピソードから伝わってくる、良い自己PRですね。顧客とスタッフから感謝の言葉をもらったことを伝えることで、客観的な評価の高さも伝わります。

自己紹介と自己PRの違いについてよくある質問に回答!

自己紹介や自己PRを作成する際、違いは何なのか、それぞれどのようなことを意識して作成すれば良いのか疑問に感じることもありますよね。そのような学生の疑問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 自己紹介と自己PRの違いは何ですか?

    自己紹介と自己PRには、聞かれるタイミング、見られるポイント、伝える要素、時間配分の大きく分けて4つの違いがあります。タイミングに関しては、自己紹介は面接冒頭で自己PRは序盤か終盤であることが多いですよ。また自己紹介では第一印象や人柄を見られ、自己PRでは企業にマッチしたスキルや強みを持っているかどうかが見られます。

    ほかにも、伝える要素は自己紹介が自分の基本情報なのに対し、自己PRでは強みを企業でどう活かすかです。時間配分に関しては自己紹介が1分、自己PRが長くて3分程度と覚えておくと良いですね。このようにさまざまな違いがあるので、それらをしっかりと意識したうえで自己紹介と自己PRを作成することが大切です。

  • 自己紹介と自己PRを作るときは何を意識すれば良いですか?

    自己紹介と自己PRを作成する際には、それぞれで何をアピールできるのかを意識することが大切です。たとえば自己紹介なら人柄の良さや第一印象をアピールすることができ、自己PRではあなたの持っている強みや企業とのマッチ度をアピールすることができます。両軸からアピールしていくことであなたの魅力がより企業に伝わりやすくなるので、しっかりと意識をしたうえで自己紹介と自己PRの内容を考えてみてくださいね。

自己紹介と自己PRのアピール内容の違いを押さえて自分の魅力を押し出そう!

自己紹介と自己PRを作成する際には、それぞれの違いを押さえたうえで何がアピールできるのかを理解することが大切です。アピールポイントを意識しながら内容を考えることで、企業によりあなたの魅力を伝えることができますよ。

まずは自己紹介と自己PRの4つの違いを正確に理解し、それをふまえたあなたの魅力を押し出せる自己紹介と自己PRを作成して、内定獲得への第一歩を踏み出しましょう。

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