目次
- 就活は何から始める? 就活の流れと最初にやるべきことを押さえよう
- まず全体の流れをつかもう! 27卒の一般的な就活スケジュール
- ①【大学2年冬~3年春】情報収集(自己分析・企業分析)
- ②【大学3年7~9月】夏インターン参加
- ③【大学3年12月~】冬インターン参加
- ④【大学3年1月~】早期選考開始
- ⑤【大学4年3月~】本選考開始
- ⑥【大学4年6月~】内定出し
- 最初の一歩! 就活初心者が一番始めにやるべきこと3つ
- ①就活のスケジュールを立てよう!
- ②自己分析で自分を深く理解しよう!
- ③企業研究で受けたい企業のイメージを持とう!
- 何から就活を始めれば良いのか判断できないときは周囲に相談するのもおすすめ
- 就活を始めたら意識したい3つの習慣
- ①常に逆算してスケジュールを考える
- ②こまめに新聞やニュースを見て社会情勢を把握する
- ③社会人としてのマナーを意識する
- 就活は何から始めるかについてよくある質問に回答!
- 27卒です。まず何から始めれば良いですか?
- 就活の流れを教えてください。
- 就活は何から始めるべきか理解して最初の一歩を踏み出そう!
就活は何から始める? 就活の流れと最初にやるべきことを押さえよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活を始めようとする学生から、
「まずは何をすれば良いですか?」
「どうやって進めていけば良いのでしょうか?」
といった相談をよく受けます。いざ就活を始めようとしても、最初の一歩がわからず、気持ちが乗らない……ということもありますよね。
そんなときは、就活全体の流れを知り、自分が今どの位置にいて、次に何をすべきかを把握することが大切です。
この記事では、就活を始めた時期ごとに、取り組むべきことや流れをわかりやすく解説しています。今の自分に合ったステップを見つけ、スムーズに就活を進めていきましょう。
【27卒必見】就活は何から始めるべき?スタート時期別の正解をキャリアアドバイザーが教えます
【完全無料】
大学生におすすめ!
就活準備で使いたい診断ランキング
1位:適職診断
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
2位:業界&職種マッチ度診断
興味のある業界・職種とあなたの相性を診断しましょう
3位:自己分析ツール
あなたの基本的な性格から、就活で使える強み・弱みを診断します
4位:エントリーシート作成ツール
業界特有の質問にも対応! そのまま使えるESが作れます
5位:マナー力診断
あなたのマナーは大丈夫?診断を受けて自分の苦手分野を把握しよう
【併せて活用したい!】
選考前に必ず使ってほしい厳選ツール
①自己PR作成ツール
自己PRがまとまらない人は、ツールを活用して自己PRを完成させよう
②志望動機作成ツール
5つの質問に答えるだけで、受かる志望動機を自動で作成します
まず全体の流れをつかもう! 27卒の一般的な就活スケジュール


就活生

キャリアアドバイザー
その気持ち、よくわかります。まずは、全体の流れを把握しておくことが大事ですよ。やるべきことが明確になると、動き出しやすくなります。
就活は長期戦です。スタートが早いほど有利になることが多いですが、焦る必要はありません。自分のペースで一歩ずつ進めていきましょう。
ここからは、27卒向けの一般的なスケジュールに沿って、いつ・何をすべきかを時期ごとに解説していきます。
①【大学2年冬~3年春】情報収集(自己分析・企業分析)
この時期は、就活の土台をつくる重要な準備期間です。まずは「自分がどんな人間か」「どんな仕事に興味があるか」を整理する自己分析からスタートしましょう。並行して、業界や企業についての基本的な知識を集める企業研究も進めていくことが大切です。
- モチベーショングラフを作成して過去の経験を振り返る
- マインドマップを作成して自分の価値観を知る
- 自己分析ツールを活用する
- 友人・家族・先生など第三者に他己分析をしてもらう
- 企業の公式サイトをチェックする
- 就活サイトの口コミ・社員の声を参考にする
- 業界地図や業界研究本で比較・整理する
- インターンや説明会で直接社員と話す
OB・OG訪問や就活イベントに参加して、社会人の話を聞くのも良い刺激になります。早いうちに動くことで、自分の志向や将来像が少しずつ見えてきますよ。

キャリアアドバイザー
自己分析の方法は「②自己分析で自分を深く理解しよう!」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてくださいね。
企業分析の方法はこちらの記事が参考になるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
企業分析に効果大なフレームワークの活用術を伝授|8つの方法も紹介
周りと差がつく業界研究ノートの作り方|状況別の活用法まで解説
OB・OG訪問について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考を参考にしてください。
OB・OG訪問攻略ガイド|企業理解や選考に役立てるコツを解説
【OB訪問ガイド】やること・おすすめの実施時期・質問内容まで網羅
②【大学3年7~9月】夏インターン参加
夏は、多くの企業がインターンシップを実施する時期です。実際の業務を体験したり、社員と交流できる貴重なチャンスなので、ぜひ参加してみましょう。
人気企業のインターンは早めに募集が始まるため、春のうちから準備を進めておくのが理想です。選考直結型のインターンも増えているため、本選考に向けた第一歩にもなります。

キャリアアドバイザー
「興味があるかどうかわからない」という業界でも、一度参加してみることで新たな発見があるかもしれません。
インターンについてさらに詳しく知りたいという場合は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
関連記事
インターンの選び方5選|Q&Aで自分に合ったインターンを即判断!
インターンの選び方には実はコツがあります。数あるインターンの中でも自分に合ったものを選び抜き、貴重を時間を有意義に使うためのコツをキャリアアドバイザーが詳しく解説します。
記事を読む

キャリアアドバイザーが読み解く!インターン経由で早期選考をおこなう企業の特徴は?
外資系や日系大手企業は早期選考を実施しているケースが多い
就活スケジュールが非常に早期化してきていることから、インターンを早期選考とつなげる企業も増えています。インターンに参加した学生に向けて早期選考を案内し、面接やグループディスカッションなどの選考ルートを一部免除するケースが多いですよ。
早期選考を実施する企業は、外資系のコンサル・金融・メーカー・IT系企業が多く、ほかにも総合商社や日系の金融、テレビ業界、ベンチャー企業などが挙げられます。外資系やマスコミ系企業は以前から早期選考に取り組んでいますが、日系の商社や金融業界でも早期選考の流れが一般化してきていますよ。
こういった背景から、インターンへの参加も含め早めに準備をすることが重要です。
③【大学3年12月~】冬インターン参加
冬インターンは夏よりも日程が短く、1dayや2〜3日のプログラムが中心です。この時期のインターンは、採用を意識した内容になっていることも多く、企業によっては参加者限定の早期選考ルートが用意されている場合もあります。
夏に参加できなかった人も、ここで巻き返すことが可能です。冬インターンではエントリーシート(ES)や面接の練習にもなるため、本選考の準備としても有効です。
インターンと内定の関係についてはこちらの記事が参考になります。
インターンから採用ってあるの? 実は知らない業界別の位置づけも解説
インターンは内定への近道! 内定直結の可能性が高いものも紹介
④【大学3年1月~】早期選考開始
一部の企業では、冬インターンの参加者を対象にした早期選考が始まります。
この時期から徐々に選考が本格化する企業もあるため、ESや面接対策を始めておくと安心です。自己PRや志望動機のブラッシュアップをしておきましょう。

キャリアアドバイザー
早期選考は大手企業だけでなく、ベンチャーや外資系企業でも多く実施されているため、幅広く情報を集めておくことが大切です。
早期選考についての詳しい情報を知りたいという場合はこちらの記事もあわせてご覧ください。
早期選考に勝ち残るには対策が必須! 受ける方法や対策を解説
早期選考がいつからか知って一足先に行動開始! 業界別の時期を解説
⑤【大学4年3月~】本選考開始
経団連に加盟している企業を中心に、大学4年の3月から本選考がスタートします。企業説明会の情報や募集要項が一斉に公開されるのもこの時期です。エントリーラッシュに備えて、スケジュール管理を徹底しましょう。
本選考では、ES、Webテスト、面接などを段階的にクリアしていく必要があります。ここまでの準備が実を結ぶタイミングでもあるので、自信を持って臨んでください。
⑥【大学4年6月~】内定出し
6月頃から、内定を出す企業が増えていきます。
就活を進めていると複数社から内定をもらうこともあるため、「どの企業を選ぶか」という判断が求められる時期でもあります。条件面だけでなく、自分がどんな環境で成長できるかも含めてじっくり比較しましょう。
「まだ内定がない……」と焦る必要はありません。夏以降も選考を続ける企業は多くあるので、自分のペースで最後までしっかりと取り組むことが大切です。
ここまで就活スケジュールを解説しましたが、さらに詳しく知りたいという場合はこちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
関連記事
就活スケジュールは実際と違うことも! 早期の計画と選考対策が重要
早期かしていると言われている就活スケジュール。この記事では実際いつから対策を進めたら良いのかなど卒年に合わせて解説しています。キャリアアドバイザーからのアドバイスや対策のコツなども併せて確認してみてくださいね。
記事を読む

まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます。
自分の適職・適さない職業を今すぐチェックしてみてください。
また、業界も含めてより向いている職業を知りたい場合は「業界&職種マッチ度診断」、業界研究や職種が決まっている場合は「志望動機作成ツール」がおすすめです。
最初の一歩! 就活初心者が一番始めにやるべきこと3つ


就活生
スケジュールは把握できました!それで、具体的に何から手をつければ良いのでしょうか?

キャリアアドバイザー
まずは上で紹介したスケジュールを参考にしながら、あなたの就活スケジュールを立てていきましょう。焦らず、順を追って進めていくことが大切ですよ。
就活の第一歩は、いきなり企業に応募することではありません。土台をしっかり固めておくことで、その後の選考もスムーズに進められます。
ここからは、就活初心者が最初に取り組むべき3つのことを紹介します。
①就活のスケジュールを立てよう!
就活には、「まず全体の流れをつかもう! 27卒の一般的な就活スケジュール」で紹介したように一定のスケジュールがあります。
もちろん、全員が同じ時期に同じ動きをするわけではありませんが、計画的に動くためには、大まかな流れを把握しておくことがとても大切です。
「知らなかった」「気づいたら終わっていた」という事態を防ぐためにも、早い段階でスケジュールを意識し、今後の流れをイメージできるようにしましょう。

キャリアアドバイザー
特に初めて就活に取り組む人は、「いつ何をやれば良いのか」がわかっているだけで、余計な不安がぐっと減りますよ。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへなかなか最初の一歩が踏み出せない人へのメッセージ
手をつけやすい小さなところから始めよう
昨今の就職活動は特に流れが速く、いつ始めても早すぎるということはありません。どの時期であろうと今すぐ動くようにしてください。何から動けば良いかわからないときは、企業を調べるでも、業界・職種を調べるでも、自己分析をするでも良いので、手をつけやすいところから少しずつ始めてみましょう。
何も見つからないのであれば、説明会に参加するのが一番手っ取り早いと思います。業界の話を知ることができ、選考の切符もゲットでき、企業の雰囲気も理解できます。また、質問タイムなどでほかの学生が話している様子も見ることができるので、就職活動の温度感もつかめます。得られる情報量が多いのは説明会なので、とりあえずでも足を運んでみると良いでしょう。
就活のゴールを設定する
まず大事なのは、就活の「ゴール(=内定)」をどう設定するかです。いつまでに内定を取りたいのか、どのような業界や職種を目指すのかによって、必要な準備や行動が変わってきます。
たとえば、「大学4年の6月までに第一志望の企業から内定をもらう」といった明確なゴールを持つことで、やるべきことに優先順位がつけやすくなります。

キャリアアドバイザー
「内定を複数獲得したい」「第一志望がダメでも安心できるように保険も持っておきたい」といった戦略を考えるためにも、ゴール設定は重要です。
就活イベントの時期を把握する
就活では、企業説明会、インターン、エントリー、ES提出、面接など、イベントが時期によって集中します。
- 大学3年の夏(7~9月):サマーインターン
- 大学3年の冬(12~2月):ウィンターインターン・早期選考
- 大学4年の春(3~4月):本選考スタート
- 大学4年の夏前(6月前後):内定ラッシュ
こうした時期を把握しておくことで、「今のうちに何をしておけば良いか」が逆算できます。

キャリアアドバイザー
インターンや説明会は早い段階からエントリーが始まるため、事前準備の時期も必要になりますよ。
ゴールから逆算して今やるべきことを洗い出す
就活で焦らないためには、ゴールから逆算して今やるべきことを洗い出すことが重要です。
たとえば「夏のインターンに参加したい」と思ったら、4〜5月には企業研究と自己分析を始めておく必要があります。「6月にES提出→7月に面接→8月に参加」という流れがあるためです。
このように、ゴールから逆算して「3カ月前から準備しよう」「今月は自己分析に集中しよう」といった行動計画を立てておくと、無理なく進められます。

キャリアアドバイザー
計画を立てることで気持ちにも余裕が生まれます。カレンダーアプリなどを活用して、イベントや締切を見える化するのもおすすめです。
②自己分析で自分を深く理解しよう!
自己分析は、就活のすべての土台になります。自分がどんな人間で、どんな価値観を持ち、どんな仕事に向いているのかを理解していないと、企業選びも志望動機も説得力のないものになってしまいます。
自己分析を「面倒くさい作業」ととらえる人もいますが、自分の過去を振り返ることで思わぬ気づきが得られたり、新たな目標が生まれたりすることもあります。時間をかけてしっかりおこないましょう。
自分の弱み・強みを洗い出す
就活では、企業側から「あなたの強みは?」「どんなことが得意ですか?」と問われる場面が必ず出てきます。そのときに迷わず答えられるよう、自分の強み・弱みを早い段階で明確にしておくことが重要です。
部活やアルバイト、ゼミ活動、趣味など、自分が熱中した経験から振り返ってみましょう。「どう行動したか」「どんな結果を得たか」「周囲からどう評価されたか」を言語化すると、自分らしさが見えてきます。
- 周囲を巻き込む力
- 継続力
- 柔軟な対応力
- 気を遣いすぎる
- 優柔不断
- 集中すると周りが見えなくなる
なかなか思いつかないという場合は、「自分史」や「モチベーショングラフ」などのフレームワークを活用することをおすすめします。詳しくはこちらの記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
関連記事
強み・弱みが必ず見つかる10の自己分析法|OK・NG例文付き
強み・弱みの把握には自己分析が大事 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「自分の強み・弱みを把握する方法を知りたいです」「自己分析の方法っていろいろありますが何が自分に合っているのかわかりません」 エントリーシ […]
記事を読む

自分の興味・関心を考える
自分にぴったりな仕事を見つけるためには、「どんなことにワクワクするか」「つい時間を忘れて取り組んでしまうことは何か」など、自分の内面に目を向けることが大切です。
- 過去を振り返って「夢中になったこと」「頑張った経験」を書き出す
- 「なぜ好きだったのか」「どんな部分に惹かれていたのか」を掘り下げる
また、「どんなときにモチベーションが上がるか」を振り返るのもおすすめです。「誰かの役に立ったとき」「自分のアイデアが形になったとき」など、働くうえでのやりがいや満足感を得られる条件が見つかるかもしれません。

キャリアアドバイザー
難しい場合は他人の視点を借りるのも効果的です。友人や家族、ゼミの指導教員など、あなたをよく知る人に「私ってどんなことに興味ありそう?」「どんな話をしているときに楽しそう?」と聞いてみましょう。
自分が大切にしてきた価値観を明確にする
自己分析では、自分の価値観の明確化も欠かせません。「どんな判断軸で物事を選んできたか」「何を優先して行動してきたか」といった、人生における選択基準を探ることで、自分の価値観が見えてきます。
たとえば、「一人で黙々とやるよりもチームで協力したい」「目の前の成果よりも、長期的な信頼を重視したい」など、日常生活や人間関係のなかにヒントがあるはずです。

キャリアアドバイザー
価値観がわかると、企業選びの際に「自分に合う文化」を見極めやすくなります。結果として、入社後のミスマッチを減らし、長く働ける職場選びにもつながりますよ。
③企業研究で受けたい企業のイメージを持とう!
自己分析を通じて「自分らしさ」が見えてきたら、次は企業を見る目を養うステップに進みましょう。企業研究とは、ただ「どのような企業か調べる」だけではなく、「自分と合う企業かどうかを判断する」ための重要な工程です。
おもな事業内容を知る
まずはその企業が何をしているのかを正しく理解することが大切です。
- 企業のWebサイトや採用ページをチェックする
- IR資料を確認する
- 業界地図を見る
「社名は聞いたことがあるけど、何をやっている企業かわからない」というケースは意外と多いものです。特にBtoB(企業間取引)の企業は、消費者の目に触れる機会が少ないため、事業内容を調べないとピンとこないこともあります。
また、表面的な情報だけでなく、「どのような課題を解決しているか」「顧客にどんな価値を提供しているか」といった視点で見ていくと、企業の特徴をより深く理解することができます。

キャリアアドバイザー
複数の事業を展開している企業も多いため、企業研究の際には「主力事業はどれか」「今後力を入れていきたい分野は何か」にも注目してみることをおすすめします。
業界内での立ち位置・将来性を分析する
その企業が業界内でどのようなポジションにあるのかを知ることで、企業の強みや弱み、将来性が見えてきます。
たとえば、「業界トップのシェアを持つ大手」「成長中のベンチャー企業」「海外展開を強化している中堅企業」など、同じ業界でも立ち位置によって社風や求められる人物像は大きく異なります。
また、その業界自体が今後どうなるかを調べることも重要です。たとえば、人口減少の影響を受ける業界、DXによって大きな変革期を迎えている業界など、それぞれの課題や可能性を理解することで、自分なりに理解・納得したうえで選択することができます。
企業が大切にしている価値観を知る
企業理念やミッション、社長メッセージ、社員インタビューなどから、その企業がどんな価値観を大切にしているかを読み取ることができます。
- 挑戦を恐れない文化
- 若手にチャンスを与える社風
- 社員のワークライフバランスを重視
自分の価値観と近い企業を選ぶことで、「ここで働きたい」という納得感や熱意を持った志望動機を作ることができるうえ、入社後のミスマッチも減らせます。

キャリアアドバイザー
実際にその企業で働くイメージを持つことで、志望動機にもリアリティが出てきますよ。就活は企業が自分を選ぶだけでなく、「自分が企業を選ぶ」場でもあるという意識を持って進めましょう。
何から就活を始めれば良いのか判断できないときは周囲に相談するのもおすすめ

就活生
3月まであまり余裕がないので一刻も早く就活を始めたいのですが、スケジュール例を参考にしても何から始めるのがベストなのかわかりません……。

キャリアアドバイザー
確かに、本当にスケジュール例のとおりに就活を進めるのがベストなのか不安に思ってしまうこともありますよね。そのようなときは、積極的に周囲に相談するのがおすすめですよ。
就活は将来を決める重要な局面なので、どうしても慎重になってしまうことがありますよね。
何から就活を始めるべきなのか不安になってしまったときは、周りの人を頼りましょう。就活に関する知識のある人に自分の状況を伝え、何から始めれば良いのかアドバイスをもらうのがおすすめです。
- 先輩:気軽に相談でき実体験をふまえたアドバイスをもらえる
- 大学のキャリアセンター:同じ大学の学生の情報をふまえたアドバイスをもらえる
- 志望企業のOB・OG:選考スケジュールなどの企業の情報をふまえたアドバイスをもらえる
- 就職エージェント:就活のプロから自分の状況に合った適切なアドバイスをもらえる
第三者から冷静にあなたの状況を見てもらうことで何から始めるべきなのか明確になりやすいほか、同時に情報収集もすることができますよ。

キャリアアドバイザー
誰かに相談することで抱えている不安や悩みを打ち明けることもでき、頭のなかが整理しやすくなります。行き詰まったときは、積極的に周囲を頼りましょう。
就活を始めたら意識したい3つの習慣


就活生
就活では、自己分析や企業分析以外にもしなければならないことってありますよね? たとえばニュースを見るとか……。そういったものはいつ始めれば良いのでしょうか?

キャリアアドバイザー
良い質問ですね! ニュースを見たりマナーを身に付けるのは、就活開始と同時に始めるのがおすすめです。
就活を進めるうえでは、毎日の繰り返しや習慣化が必要な対策もあります。たとえば日々のニュースを確認する、マナーや言葉遣いを意識して体に染み込ませるといった対策は、期間を決めて取り組むよりも就活開始と同時に習慣にしておきたいですよね。
ここからは、就活を有利に進めるために今すぐ意識しておきたい3つの習慣を紹介します。就活に向き合ううえでの土台づくりとして、ぜひ参考にしてください。
①常に逆算してスケジュールを考える
就活は、限られた期間のなかで「準備→選考→内定獲得」というステップを踏んでいく長期戦です。うまく乗り越えるためには、常に「今何をすべきか?」を逆算して考える習慣が必要ですよ。
たとえば、夏のインターンに参加したいなら、エントリー開始時期(例:5月頃)を逆算して、3〜4月には自己分析や企業研究を済ませておく必要があります。あるいは、3月の本選考スタートに向けて、年明けにはESの下書きや面接練習を始めておきたいところです。
- 「ゴール」「中間目標」「今やること」に分けてタスクを洗い出す
- 「今月やること」「来月までに終わらせたいこと」を明確にする

キャリアアドバイザー
いきなり先のことをすべて計画するのは難しくても、時期ごとのタスクを洗い出すことで、就活の進捗が見える化され、迷わず動けるようになりますよ。
②こまめに新聞やニュースを見て社会情勢を把握する
就活をするうえでは、社会情勢に目を向けておくことが重要です。面接で社会情勢に言及するような質問をされる可能性もあるほか、業界研究を進めるうえでも役に立ちますよ。
- 朝の支度をしながらニュース番組を見る
- 1日のうちに30分~1時間と時間を決めて新聞を読み込む
- 隙間時間にニュースアプリを読む
特にニュースアプリはいつでもどこでもニュースを見ることができ、隙間時間を有効的に使うことができるためおすすめです。

キャリアアドバイザー
特にマスコミ系企業の面接では、必ずと言って良いほど社会情勢に関する質問がされます。また志望業界が属する業界のニュースを掘り下げられる場合もあるので、欠かさずチェックしておきましょう。
面接で最近のニュースを聞かれた場合の対処法はこちらの記事で解説しているので、対策に不安がある人は確認しておきましょう。
関連記事
【例文10選】面接で最近の気になるニュースを聞かれたときの答え方
面接で最近のニュースを聞かれたときに、上手く答えるためには日頃の情報収集と回答のコツが肝心になります。 この記事では、面接で最近のニュースが問われる理由や取り上げる内容、ポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 回答例文や解説動画も参考に、考えをまとめておきましょう。
記事を読む

③社会人としてのマナーを意識する
就活では、社会人として志望企業で働く覚悟や心構えがあることを伝えるのも重要です。これは就活に臨む際の姿勢にも現れるので、就活を始めたらマナーについてしっかりと確認しておきましょう。
たとえばスケジュール管理や言葉づかい、メールや電話でのやり取りは基本中の基本です。ここでマナーが意識できていないと「学生気分が抜けていないんだな」「入社後はきちんとしてくれるのかな」と企業側に不安を抱かれてしまう可能性もありますよ。

キャリアアドバイザー
書籍やインターネットを利用し、改めてマナーについて確認をしておきましょう。自分ではわかっているつもりでも、間違って覚えていたり知らなかったマナーがある可能性がありますよ。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!マナーを身に付けるコツ
習慣化することが大切
就活でマナーをわきまえた振る舞いをできるようにするためには、普段の生活のなかでもマナーを意識した行動を習慣付けることが重要です。たとえば敬語や正しい言葉づかいは普段の生活でも意識しやすいマナーですが、使い慣れていない学生も多いため日頃から練習をしておきましょう。特に尊敬語・謙譲語・丁寧語の間違いには注意しておきたいですね。
たとえばコンビニの店員への対応や、歩いていて道を聞かれたときなど、初対面の相手だからこそ言葉づかいも含め丁寧に対応することで、就活でも好印象となるコミュニケーションの取り方を自然に身に付けることができますよ。面識がない人とも緊張せず話せるようになる可能性もあります。普段からできることを意識して、就活に備えましょう。
就活を進めるうえで意識すべきマナーについて、こちらの記事で詳しく解説しています。欠かさずチェックしマナーにのっとった振る舞いを心掛けましょう。
関連記事
「就活マナーくだらない」は危険|状況別の実践方法をすべて解説
就活マナーを身につけておくと面接で好印象を残すことができますよ。 この記事では、就活マナーの要素、心がけ、実践法などをキャリアアドバイザーが解説します。 シーン別・メールの返信の就活マナーも参考にして自信を持って臨んでくださいね!
記事を読む

あなたが受けないほうがいい職業を確認しておこう
就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな時におすすめなのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みを分析したうえで、合う仕事・合わない仕事を診断できます。
早めに自分に合う仕事・合わない仕事を知って、就活を成功させましょう。
就活は何から始めるかについてよくある質問に回答!
就活を始めようと思った時、何から始めれば良いのか、どのような流れで就活を進めれば良いのか疑問に思う人も多いですよね。そのような学生の疑問に、キャリアアドバイザーが回答します。
27卒です。まず何から始めれば良いですか?
何から就活を始めるかは、就活をスタートする時期によって変わります。そのときの状況に合わせ、もっとも就活を効率的に進められるスケジュールを立てることが大切ですよ。
たとえば、まだインターンに行ったことがない場合はまずは夏(2025年7〜9月)のインターンに参加することを一つの目標にしましょう。間に合わない場合は、冬(2025年12月〜2026年2月)のインターン参加を目標に準備を始めてみてください。
実際のエントリーやES提出は大学4年生になってからになりますが、準備に十分な時間を確保するためにも、3年生のうちに自己PRやガクチカの原稿を一通り作っておくと安心です。
就活は、先を見すえて逆算しながら動くことが成功のカギになります。焦らず計画的に、少しずつ準備を進めていきましょう。
就活の流れを教えてください。
就活の基本的な流れはスケジュール設定、自己分析、業界・企業研究、ES作成、Webテスト対策、面接対策です。
企業の選考開始まで余裕がある場合はこの順で進めるのがおすすめですが、もし時間に余裕がないなら今の状況に合わせてスケジュールを組みましょう。たとえばすでに確固とした就活の軸が決まっているなら、業界・企業研究から始めるのも良いですよ。
自分の状況に合わせ、最適なスケジュールで就活を進めることを意識してくださいね。
就活は何から始めるべきか理解して最初の一歩を踏み出そう!
就活を始めるにあたって何から取り組むべきか迷ったときは、まず自分がいつ就活をスタートするのか、そして現時点で何が足りていないのかを客観的に整理することが大切です。
焦る必要はありませんが、状況を正しく把握し、自分に合った準備から始めることで、効率的に就活を進めることができます。
特に、就活は始める時期によって取り組むべきことの優先順位が変わってきます。この記事で紹介したスケジュールを参考に、自分に合った計画を立てて一歩ずつ前に進んでいきましょう。
しっかりと準備を重ねれば、自信を持って本番に臨むことができ、納得のいく結果にもつながるはずですよ。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

就活って、いつから何を始めれば良いんでしょうか?よくわかっていなくて不安です……。