目次
- 就活準備はやり方が重要! スケジュールと要点を押さえて選択肢の幅を広げよう
- 就活準備不足で起きがちな6つの失敗
- ①企業/業界の選択肢の幅が狭まる
- ②書類選考の通過率がさがる
- ③他の就活生とアピール内容で差別化ができない
- ④インターンに参加できず早期選考の対象外となる
- ⑤志望業界の応募締切が終わって応募できなくなる
- ⑥早期離職の原因となることもある
- 就活準備を実際にする時の大切な6つの心構え
- ①業界/企業の選択肢を絞りすぎない
- ②周囲の意見に流されすぎない
- ③過度に焦らない
- ④1週間早く動くつもりでいる
- ⑤情報の裏付けをする
- ⑥正しい就活準備の方法を知る
- 就活の準備スケジュール
- 5ステップ! 自己分析のやり方
- ①面接でアピールできる強みを理解しミスマッチングを防ぐことが目的と知る
- ②できるだけ早く始めて繰り返し実施する
- ③まずは過去の経験を10個並べてみる
- ④経験から得た学びや強みを結びつける
- ⑤自分に合った自己分析を探す
- 自分に合った企業選びをするための業界・企業研究のやり方
- まずは幅広く業界/企業の全体像を把握する
- ニュースや本でトレンドを知る
- 会社説明会に参加して実際の雰囲気を知る
- インターンシップに参加する前に知っておくべき3つの大切な知識
- ①インターンシップで得られるメリット
- ②インターンシップの参加の仕方
- ③インターンシップの種類は多種多様! 自分に合ったインターンはどれ?
- OB・OG訪問を就活生が最大限活かすための3ステップ
- ①OB・OG訪問で得られるメリットを知る
- ②自分に合ったOB・OG探す方法を知る
- ③実際にOB・OG訪問をする前に質問を考える
- 最初の関門ES対策! 今からやると選考がスムーズになる3つのコツ
- ①対策のポイントを知る
- ②志望企業や所属大学のESを入手し頻出質問を知る
- ③OpenESでひな形を作っておく
- 足きりに合わないための筆記試験! 知っておくべき3つのこと
- ①筆記試験をおこなう目的は学生をふるいにかけるため
- ②筆記試験の種類は数多くある
- ③勉強時間を知り逆算して勉強を開始する
- いまのうちにやっておきたい面接対策の基礎的な5つのステップ
- ①企業が求める人物像と自分の強みをすり合わせる
- ②結論ファーストで自分の言葉で話すことを意識する
- ③面接練習をして流れをつかむ
- ④良い第一印象を与えるためにTPOに合わせた身だしなみにする
- ⑤本選考前にインターンシップの面接に参加する
- イレギュラーな就活の流れ
- 外資系企業:3年生の11月ごろに選考開始
- ベンチャー企業:3年生の1月~3月に選考開始
- 一部マスコミ:3年生の10月~12月に選考開始
- 早期選考にのれたとき:サマーインターンシップ中から選考開始
- Web面接前に知っておくべき就活準備4選!
- ①家の中の環境を整える
- ②表情や声に注意する
- ③身だしなみを整える! 下もスーツを着よう
- ④オンラインコミュニケーションアプリに慣れる
- 今からでも大丈夫! 就活のエピソード作りの目安
- 大学3年生の6月までにできるエピソード作り
- 大学3年生の6月以降のエピソード作り
- 大学1~2年生の就活準備
- 単位をしっかり取る
- 授業以外の勉強に励む
- 就活中の先輩の様子を見たり話を聞く
- 私生活を充実させる
- 全体スケジュールを確認して早めに就活準備に取り掛かろう!
就活準備はやり方が重要! スケジュールと要点を押さえて選択肢の幅を広げよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活の準備っていつ何から始めたら良いですか? 」
「どの準備をどれくらいすればいいでしょうか?」
就活が本格化する時期を控え、多くの学生からこういった悩みの声が上がります。就活は誰もが初めての経験で、いつから何を準備するべきなのか正解ややり方がわからずに不安に感じるのは当然です。
一方で、初めてだからといって間違った準備をしてしまい、「就活を意識し始めたあの時、正しく準備を始めていれば失敗しなかったのかな」と後悔の残る形で就活を終えるのは絶対に避けたいですよね。
この記事では、就活を成功させるための正しい準備の方法についてはもちろん、持っておくべき心構えなどマインド面についても解説しています。
今すぐにできる準備も紹介しているので、できることからすぐに行動する気持ちを持って読み進めてくださいね。
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就活準備不足で起きがちな6つの失敗
「就活の準備ってエントリーシートと面接対策くらいでしょ」と考えている就活生も多いかもしれませんね。
しかし就活準備は多種多様で、想像以上に時間を要します。就活準備不足で起きがちな6つの失敗を確認して、就活準備の大切さを認識してみましょう。起きがちな失敗を理解できれば、その失敗を避けるための行動が見えてきます。
また時間が十分にあると思うと、就活の準備を少し甘く考えがちになることは誰しもあることです。しかし後悔したくないという思いが芽生えれば、いつもよりもより計画的に就活準備に取り組めるはずですよ。
①企業/業界の選択肢の幅が狭まる
約264万社もの企業が国内にはあります。上場企業だけに絞ったとしても3000社を超えています。準備の時間が足りないと数ある企業のほんの1部分しか見ることができませんよね。
準備不足で起きる代表的な失敗は、企業/業界の選択肢の少なくなってしまうことです。選択肢の幅が狭まると、自分により合った企業が選べないという弊害が起きてしまい、後悔してしまう可能性もあります。
知らない業界だけどもしかしたら自分に適性がある業界かもしれません。就活準備が不足するとこういった業界リサーチに時間をかけることができませんよね。
- 内定獲得の可能性が減る
- 本当は自分に合っていない業界を選んでしまう
- 他業界を通しての志望業界への理解が深まる機会を逃す
②書類選考の通過率がさがる
準備が不足している就活生は、書類通過率が下がる特徴もあります。
それは自分の強みやスキルをうまく言語化できてないからです。また自分を伝えたいという気持ちが先走って、企業が求める人物像を調べる時間が足りなくなることも書類通過率が下がる理由の1つですよ。
- さまざまな企業に対応した内容が書けないため
- 深掘りが少なく一貫性がないため
- 具体的なエピソードとの結びつきがなく説得力がないため
- 締め切り前日に慌てて書き中途半端な内容のため
また多くの就活生は自分の人となりを書類だけでは伝えきれず、面接で最大限魅力をアピールするはずです。面接官に会う前に不合格になることは非常に大きな機会損失と言えますね。
③他の就活生とアピール内容で差別化ができない
準備不足により自分らしいエピソードを熟考することができないと、自分が伝えたい強みだけを伝えることになり他の就活生とは差別化ができません。
どうにか書類選考を通過して面接に行ったとしても、準備不足でよくある例文のままエピソードだけを自分の内容にしてもそれは上辺だけの言葉になってしまいますよね。
- 面接官の印象に残らない
- 一般論でしか語れず意表を突く質問に答えられない
- 面接官にあまり準備をしてきていないと思われる
また「協調性があります」「粘り強いです」といった言葉だけで面接官は納得をしたり、あなたらしい特徴が伝わるのでしょうか。せっかくの自分らしいエピソードをアピールできず他の就活生と差別化をできないという失敗をしてしまうでしょう。
- 自分独自の経験を盛り込む
- 自分の価値観を盛り込む
④インターンに参加できず早期選考の対象外となる
そろそろインターンシップに行くかなと考えたときには「時すでに遅し」かもしれませんよ。準備不足だとインターンの書類選考や面接を突破することは難しいですよね。
- 早期選考の対象外となる
- 企業の実際の雰囲気を掴めない
- 企業によってはインターンの回数が選考に関係する
- 志望動機のアピール材料
就活の準備というのはなにも本選考に限った話ではありません。インターンも本選考につながっている場合も少なくないのです。
もうインターン募集が始まっていることを知らなかった、締め切りを知らなかった、書類が作れなかった、面接でうまく話せなかったといった失敗が起きてしまいます。
- 内定の時期が遅くなる
- 心に余裕がなくなる
- 練習をすることができない
⑤志望業界の応募締切が終わって応募できなくなる
インターンに参加できないだけでなく、「本選考」の応募締め切りが終わっていることもあり得ます。就活の準備が不足していると、就活に関する情報をうまく入手できないため応募が開始していることに気づけないですよね。
業界や企業によってはESの締め切りが異なります。
たとえば、「自分はメーカー業界が1番良い」と思って就活を進めていても就活準備を進める中で「やっぱりマスコミ業界に行きたい」となった際、応募締め切りが終わっていることもあるということです。
また3年生の4~6月時点ですでに本選考が始まっている企業もあります。さらに言うと11月には本選考の応募締め切りとなる企業もあります。
就活の準備不足だと「本選考に応募ができなかった」という失敗もあります。
⑥早期離職の原因となることもある
就職先に求めることはもちろん人それぞれ異なりますが、やはり自身が希望する業界や職種、社風の元でキャリアを積みたいですよね。
就活の準備不足は望まない企業への就職をすることになってしまう一因です。準備不足だと時間が足りず企業の情報をあまり知らないまま入社をしてしまったり、自分自身についての理解が足りず思い込みで業界を絞ったりしてしまいますよね。企業や自分に対する認識不足によって、早期離職の原因となることがあります。
- 自身の希望と業務内容のミスマッチ
- 待遇や福利厚生に対する不満
- キャリア形成が望めない
準備不足により入社後、「やりたい事ができない」「イメージしていた業務内容じゃなかった」「思わぬ土地に配属されてしまった」「社風が自分に合わない」「産休育休などの休暇制度などを使いにくい環境でキャリアを積むことが難しそう」などとギャップが生じてしまいます。
就活準備を実際にする時の大切な6つの心構え
多くの人が就活は初めての経験になり不安も多いですよね。そんな不安の中、闇雲に動くのではなく大切な心構えを知ってから就活の準備を始めてみましょう。
就活準備で悩み不安になったときはこの心構えを振り返ることをおすすめします。
- 業界/企業の選択肢を絞りすぎない
- 周囲の意見に流されすぎない
- 過度に焦らない
- 1週間早く動くつもりでいる
- 情報の裏付けをする
- 正しい就活準備の方法を知る
①業界/企業の選択肢を絞りすぎない
就活において強い意志や熱意は大切です。しかし知っている情報が少ない中での思い込みや盲信は危険です。絞りすぎないために、業界の全体像を見ることを意識してみましょうね。
- 業界地図で全体を見る
- 身近に働いている人がいない業界こそよく見る
- 一度憧れの感情を忘れてフラットな視点で見る
「私は絶対商社が良いんだ! 」「メーカー以外考えられない! 」などとこういった考えを持つ際には、なぜその業界なのか、なぜその会社なのか、自分がやりたいことは何なのかと自問自答をしてみましょう。
最初は業界/企業の選択肢を絞りすぎないで俯瞰することが大切ですよ。
業界の全体像を知りたい学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
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②周囲の意見に流されすぎない
就活生の皆さんはさまざまなコミュニティに所属しているでしょう。
しかし大切なのは自分自身の気持ちです。もちろん周囲の意見を聞く必要がある場面もありますが、周囲の意見ばかりに翻弄されないようにしましょう。
人に言われて入社を決めた企業で辛いことがあった時、「あの時、あの人が言ったから」とならないためにも自分の意見を持つことが大切です。自分自身で選択をすることで就活を後悔のない形で終えられるようにしましょうね。
- 選択に後悔を少なくするため
- 他責思考ではなく自責思考でより良い選択をするため
③過度に焦らない
就活の準備を始めるときっと焦りを感じる人もいます。初めての経験は誰もが不安になり焦りを感じます。過度に焦るのではなく、客観的に自分を見つめ自分を信じて就活を進めましょう。
就職活動は人それぞれのペースがあります。「あの人はもう面接まで進んでいるのに自分はまだ書類選考だ」なんて過度に不安にならないで大丈夫です。志望業界や企業が違うだけで選考スピードは異なります。
内定をいつもらうかは就活のゴールではありません。内定後、いかに活き活きと働くことが就活のゴールですよ。自分を信じて就活準備をコツコツと進めてみましょうね。
- 焦ったところで何も生まれない
- 自分が想像している以上に高評価をされることもある
- 業界や企業によって選考スピードは異なる
- 合否連絡が遅いからと言って不合格なわけではない
- 内定をもらう時期ではなく内定後活き活きと働くことがゴール
④1週間早く動くつもりでいる
思い通りに行かないことが多いのが就活です。イレギュラーな事態にも対応できるように何事も1週間早く動くつもりで行動を起こしてみましょう。
1週間早めに自己分析を始める、業界研究を始めるなど早め早めに動けば心の余裕にもつながります。
- 心に余裕が持てる
- 不測の事態に対応することができる
- より万全な準備をすることができる
⑤情報の裏付けをする
就活は情報戦と言われたりもしています。的確な情報を入手するか否かで、後々に影響が及ぶといった考えもあるからです。
就活準備を進める中で真偽の分からない噂レベルの情報も飛び交うこともあるかもしれません。そんなときは情報の裏付けをして惑わされないようにしましょう。
また情報の裏付けというのは自分自身にも当てはまります。自分が話したい強みには具体的なエピソードが伴った裏付けがあるのかと意識することが大切です。
- 選考:噂に惑わされないため
- 準備:アピール内容に一貫性と納得感を持たせるため
⑥正しい就活準備の方法を知る
間違った方法やタイミングで就活準備を進めることは、効率的でないだけでなく無駄になってしまう可能性も否めません。
正しい情報の元、然るべきタイミングかつ目的意識をもって就活準備をおこなうことが大切です。
- 効率的に就活準備を進めるため
- 自分の可能性を最大限高めるため
こちらの記事ではあっさり内定を獲得するのに役立つ準備について紹介しています。内定を獲得できる人の特徴についても紹介していますのであわせてチェックしてみましょう。
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就活の準備スケジュール
こちらは一般的な就活スケジュールです。就活準備を進めるために、まずは就活の全体スケジュールを知ることが求められます。
就活全体のスケジュールを知ることでいつまでに何の準備をすれば良いのか逆算して効率的に考えることができるからです。
- 大学3年生の6月~2月:インターンシップ
- 大学3年生の3月:企業エントリー開始
- 大学3年生の3月、4年生の4~5月:ES締め切り
- 大学4年生の6~9月:筆記試験、面接、内々定
- 大学4年生の10月:内定式
大学3年生の6月~2月にかけて「自己分析」や「業界・企業・仕事研究」、インターン申し込み・参加をします。
大学3年生の3月に企業のエントリーを開始し、大学3年生の3月、4年生の4~5月にES締め切り、大学4年生の6~9月に筆記試験、面接、内々定、そして大学4年生の10月に内定式といった流れです。
あくまでも一般的な流れのため自分の志望業界や企業の選考スケジュールは要チェックです。
この記事の後半でもイレギュラーな就活の流れを解説しているので、参考にしてくださいね。
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5ステップ! 自己分析のやり方
自己分析によって、実際の選考でアピールする内容をまとめることができます。自己分析で過去の経験や思考を整理することで、自分の能力や性質、強み、今後のキャリアについて考えることができるためです。
そんな重要な自己分析ですが、就活準備で今すぐ始めることができます。むしろ就活を意識した瞬間自己分析開始することをおすすめします。
自分のことを知ることが就活を進めるうえで非常に重要です。自己分析をするにあたって5つのポイントを押さえましょう。
自己分析の質もあげたい人は以下の記事もおすすめです。
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①面接でアピールできる強みを理解しミスマッチングを防ぐことが目的と知る
- 面接でアピールできる強みを理解すること
- 企業と自分とのミスマッチングを防ぐこと
就活準備をする際にはその行動の目的を理解するとモチベーションが上がるだけでなく、より効率的に準備を進められるでしょう。
自己分析の目的は、面接でアピールできる強みを理解することと、自分自身の適性を知り企業と自分とのミスマッチングを防ぐことにあります。
この2つの目的を理解することで自己分析をする目的がわかりましたね。目的を理解したうえで自己分析をすることは求める内容が明確になり効率的に進めることにつながります。
強み弱みの探し方がわからないという学生はこちらの記事も参考になりますよ。
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強み・弱みの把握には自己分析が大事 こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「自分の強み・弱みを把握する方法を知りたいです」「自己分析の方法っていろいろありますが何が自分に合っているのかわかりません」 エントリーシ […]
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②できるだけ早く始めて繰り返し実施する
自己分析は1回だけで終わらせないことが得策です。
- より深く自分自身について知ることができるため
- なぜなぜと問うことで想定外の質問に回答しやすくなる
まず最初に自己分析をおこなうタイミングは就活について考え始めた今この瞬間です。自己分析を始めるのに早すぎることはありません。
自己分析で自分のスキルや興味、適性を知らなければ今後のステップである業界/企業選びを進めることが難しくなってしまうからです。
その後は就活準備を進める中でおこなったり、実際の選考がうまくいかないときにおこなったりします。
自己分析が深くできていると、面接で答えづらい質問が来ても答えられたり、より一貫した人物像となり面接官の印象に残りやすくなります。
- ①就活を意識し始めた時
- ②選考中で意識や価値観が変わった時
- ③選考がうまく進まないとき
- ④内定後よりフラットな視点を持てるようになった時
③まずは過去の経験を10個並べてみる
自己分析と言われても難しく感じる就活生もいるかもしれませんね。まずは過去の経験を10個並べてみるという簡単な手法から自己分析を広げていけば簡単に取り掛かれますよ。
ひとまず小学時代から現在にかけての経験を10個ほど並べてみましょう。
あんなこともあったな、こんなこともあったなと過去の経験を挙げていくと今まで見えていなかった自分の価値観や共通点が見えてきます。
- 辛かったこと
- 楽しかったこと
- 挑戦したこと
- 悲しかったこと
- 感動したこと
④経験から得た学びや強みを結びつける
過去の経験を洗い出せたでしょうか。経験を洗い出せたら、その経験から得た学びや強みを結びつけていきましょう。
経験から得た学びや強みを結びつける意味は選考でアピールする内容に根拠を持たせるためです。ただ「強みは粘り強いところです」と伝えても面接官は納得するでしょうか。実際の経験があるからこそ強みに具体性や根拠を持たせることができます。
その経験から何を感じたのか、どんな学びがあったのかなど当時の心情を思い返します。過去から現在にかけて似たような特徴や学び、共通して大切していた価値観などが自分自身の核となります。
- チームで成し遂げた経験が豊富→協調性
- 常に新しい環境に飛び込んだ→好奇心旺盛
- 仮面浪人をした→粘り強さ
⑤自分に合った自己分析を探す
自己分析の目的や基本的な考え方がわかってきたら次は自分に合った自己分析を探してみましょう。自己分析のやり方は多種多様です。
- 自分史→気軽に始めたい人
- マインドマップ→経験を沢山洗い出したい人
- モチベーショングラフ→自分に合った環境を分析したい人
- ジョハリの窓→自分を客観的に見たい人
- 自己分析ツール→効率的に自己分析をしたい人
- キャリアドバイザーに相談する→就活のプロに相談したい人
自己分析という名前だから自分自身でやることも多いのですが、「ジョハリの窓」は人から見た自分を分析する「他己分析」の手法が取り入れられいます。
より客観的に自分を見つめなおすためにも多角的に自分を見つめなおすことが自己分析の1つの意義でもあります。
ジョハリの窓についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。成功するためのポイントについても紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
関連記事
ジョハリの窓活用5ステップ|本当の自分を見極めるワーク術を伝授
「ジョハリの窓」は自己分析として効果的な手法です。自分では気づいていない強みや、他人からの見られ方など、就活で役立つ情報を網羅的にチェックできます。キャリアアドバイザーのアドバイスを交えつつ、具体的なワークの進め方や成功のためのポイントも解説していくので、ジョハリの窓を使おうと考えている人は、ぜひチェックしておいてくださいね。
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自分史が気になる学生はこちらの記事を見てくださいね。
関連記事
簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう
就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。
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自分に合った企業選びをするための業界・企業研究のやり方
就活生がやりがちなのは自分が知っている範囲のみで業界や企業を研究をしてしまうことです。もちろん身近な企業に興味をもって調べることは最初の取っ掛かりとしては有効です。
しかしより自分に合った企業を選ぶためには、より多くの業界や企業を見たほうが視野も広がり自分の適性を判断しやすくなります。
普段かかわりのある企業や業界から一歩視野を広げて社会を見ると、私たち消費者が知らないだけで世界的に有名な企業や世の中になくてはならない企業は数多くあります。
そんなさまざまな業界や企業を研究するやり方を見ていきましょう。
まずは幅広く業界/企業の全体像を把握する
時間は限られているため気になる業界や企業を見ることはもちろん大切です。
しかし就活準備に余裕をもって始めたみなさんであれば、まずは業界の全体像に焦点を当ててみましょう。全体像が見えてきたら企業がどのようにかかわりあって社会が成り立っているか見えてくるはずです。
全体を把握することは、後々に調べていく業界や企業の成長性や安定性を知る際に理解がしやすくなります。
業界全体に焦点をあてたい学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
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就職活動で失敗しない業界選び|8業界の特徴や適性を完全網羅
就職では業界の種類や特徴を知って、自分に合った業界を選ぶことが重要です。 この記事では、8業界の特徴、自分の適性を知る秘訣、業界選びのポイントなどをキャリアアドバイザーが解説します。 動画や業界選びの注意点も参考に、ミスマッチを防ぎましょう!
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ニュースや本でトレンドを知る
普段何となく見ているニュースには就活に役立つヒントがたくさん隠されています。
ただ流し見をするのではなく、「このニュースの影響を受けるのはどの業界かな」「今ってこんなビジネスが流行っているのか」などと考えてみましょう。
また本はどのようなものが出版されているのか、気になる企業の社長が出版している本はあるのかなど、アンテナを高く持ち業界や企業に関連する物事を見てみましょう。
今世の中で何が起こっているのか、その事象の中にはどんな業界が絡んでいるのかなどが少しずつ見えてきます。トレンドを知り、自分の興味の幅を広げ、そして深掘りをしていきましょう。
- ゲーム機や自動車が品薄に→半導体不足
- 輸入品がなかなか届かない→コロナで商船が減便
会社説明会に参加して実際の雰囲気を知る
- 企業がアピールしたいポイントがわかる
- 企業の実際の雰囲気がわかる
- 選考時に志望度をアピールできる
自分で調べることは重要です。しかし実際の雰囲気は会社説明会でより知ることができます。
企業説明会では、その企業が就活生に1番アピールしたい部分を語るため魅力がダイレクトに伝わってくるでしょう。
- 合同企業説明会に参加する
- 企業のHPを見る:新卒採用ページや中期経営計画、決算報告書
会社説明会の服装が分からない学生はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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会社説明会の服装の正解は? 服装自由・指定ありなしパターン別に解説
会社説明会の服装はビジネスシーンに適したものを選ぼう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 皆さんが参加する会社説明会で「服装自由でお越しください」と指示があった場合、なにを着ていけばいいか悩んだことはありません […]
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インターンシップに参加する前に知っておくべき3つの大切な知識
インターンってよく聞くけど参加は必須なのかわからないという悩みもありますよね。
インターンに関する知識を得ることは、数多くあるインターンの中で自分に合ったインターンを取捨選択することができ、よりインターンが実りあるものとなります。またそれだけでなくインターンでの学びを効率的に就活準備に反映し進めることができます。
就活準備の一環としてインターンに関する知識を身に着けてみましょう。
- インターンシップで得られるメリット
- インターンシップの参加の仕方
- インターンシップの種類は多種多様!
そもそもインターンってなんだろうと疑問に思う学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
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インターンとは? 就活への活かし方や種類・目的を徹底解説
インターン経験で就活が有利になる こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「インターンに参加すると就活に有利なの?」 「何のためにインターンに参加するの?」 インターンシップに参加するか迷っている学生の中には、この […]
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①インターンシップで得られるメリット
インターンとは就業体験を通じて、仕事や企業についての理解を深めることができる制度です。「そもそもインターンって参加するとどんなメリットがあるのか」そんな疑問を解消するべく解説していきますね。
メリットを知ることは目的意識を持つことにつながります。目的意識を持つことはただインターンに参加して終わりという状況にならず、今後の就活に活かすためインターンで見るべきポイントがわかってきます。
インターンシップは早期選考に乗ることもできる
意外と知らない人も多いのがこれ、早期選考に乗ることができるということです。
インターンの早期選考とは、企業へのインターン参加を経て通常よりも早く本選考の案内が来たり、書類選考が免除になったりすることです。もちろんインターンに参加したから誰でも早期選考に乗れるわけではありません。
しかし少しでも優位に選考を進めたい人であれば、志望企業のインターンに参加しない手はありませんよね。
興味のある企業の内部を見ることができる
企業説明会を聞いただけや、企業ホームページを見ただけでは企業で働く自分の姿を具体的に想像するのは難しいですよね。
インターンでは就業体験をするだけでなく、実際に働く人と話す機会が設けられていることも少なくありません。
年の近い社員の方がどんな思いで入社して、どんな思いで働いているのかを知るチャンスがインターンに参加することで手に入ります。
自分を見つめなおすことができる
インターンではさまざまな課題を解決していくことになるでしょう。
グループワークであったり、個人ワークであったりインターンにより異なりますが、うまくできないこともあるはずです。
またインターンにも選考が設けられており、その選考に通らないということもあります。そんなときは落ち込むのではなく自分を見つめなおすチャンスです。自己分析が甘かったのか、面接での話し方が悪かったのか振り返り、本選考で成功させることにつながります。
インターンの目的が気になる学生は以下の記事を読んでくださいね。
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インターンの目的とは|持つべき心構えや充実度アップのコツを解説
インターンは目的を明確にして参加することで、格段に有意義なものになります! この記事ではインターンの目的、確認しておきたいこと、充実度を上げるコツをキャリアアドバイザーが解説します。 貴重な機会を活かして今後の就活に良い影響を与えましょう。
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②インターンシップの参加の仕方
インターンは必須ではないと言いつつも、インターンに参加することはいかに就活を優位に進めることができるかわかってきたでしょうか。
インターンに参加する方法は大きく3つあります。1つ目が就活サイトから応募する、2つ目が企業ホームページから直接応募する、3つ目が大学を経由して応募する方法です。
- 効率的に探したい人→就活サイトから応募する
- より志望度が高いと思われたい人→企業HPから応募する
- 採用実績のある企業が気になる人→大学から応募する
「就活サイト」からでも「企業ホームページ」からでも「大学」から応募するのでも自分に合った方法で応募しましょう。
注意点として、企業によっては就活サイトに載っていない企業もあります。就活サイトの希望する企業の募集がない場合は企業公式ホームページを見てみましょう。
また大学からのインターン募集は時期が限られていることも多いため、事前に応募開始時期や締め切りを確認することが大切ですね。
インターンの持ち物がわからないという人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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インターンシップに参加するときは持ち物を準備しておくと充実したインターンが過ごせますよ。 この記事では、インターンシップに必要な持ち物をチェックリストを交えキャリアアドバイザーが解説します。 おすすめの持ち物も紹介しますので、有意義な期間にしてくださいね。
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③インターンシップの種類は多種多様! 自分に合ったインターンはどれ?
- 2~6day→業界に興味を持った人向け
- 1week→企業に興味を持った人向け
- 2week→長期よりは気軽に実務スキルを身につけたい人向け
- 長期→ビジネススキルを養いたい人向け
インターンの種類は多種多様です。自分がどういう目的でインターンに参加するのかを明確にして選択しましょう。
事前にどのようなインターンかを理解するとともに参加する業界や企業の知識を身に着けておくことも就活準備の一環と言えるでしょう。
- 講義セミナー型
- 業務体験型
- 課題突破型
- 実践型
キャリアアドバイザーコメント乾 花穂子プロフィールをみる
就活においてインターンシップは欠かせないものとなっています。そのため1~2年生のときに参加する人も増えていますよ。参加の目的は、企業研究や社員との交流などさまざまあります。中でも夏のインターンシップでは「ちょっと興味を持ったから」といった気軽な気持ちで参加する人も多いです。
夏のインターンシップは5日~2週間と長期に開催されることも多く、業務体験を深く取り組む内容を実施する企業もあります。事前にビジネスマナーやビジネスコミュニケーションをある程度、習得しておくと良いでしょう。礼儀が備わっていると、インターンシップ先で実際に社員の方々と交流する際などに好印象を持たれ人間関係も築きやすくなります。
秋冬インターンは事前準備がポイント
逆に秋冬インターンシップは、夏に比べ開催期間が短いです。そのため学生の受け入れ人数も限られることが一般的です。短期間で業界や仕事内容の知識を深めるために、事前にその業界や企業について大まかな内容を調べておきましょう。説明を聞く際など、知識があった方が理解度が高くなり、より有意義な時間を過ごせますよ。
インターンシップ参加にあたり、応募書類の提出を求める企業もあります。早めに準備しておきましょう。また夏と秋冬の両方のインターンシップに参加することをおすすめします。複数のインターンシップに参加することで、視野が広がり、ビジネスコミュニケーションのスキルが高まるなど、参加のメリットは大きいですよ。
インターンのより具体的な準備が気になる人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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OB・OG訪問を就活生が最大限活かすための3ステップ
インターンと同じく「+@でしょ」と考えられがちなOB・OG訪問ですが、その必要性を知ったらきっとみなさん驚きますよ。
OB・OG訪問に関する就活準備としてまずは以下の3ステップを意識して、選考に最大限意識しましょう。
- OB・OG訪問で得られるメリットを知る
- 自分に合ったOB・OG探す方法を知る
- 実際にOB・OG訪問をする前に質問を考える
①OB・OG訪問で得られるメリットを知る
OB・OG訪問を軽く考えがちな学生も多い傾向にあるからこそ、気持ちを引き締めるためにもOB・OG訪問のメリットを知りましょう。
メリットを知ることで積極的にOB・OG訪問をしたくなり、OB・OG訪問をするためにも就活の準備を早め早めに取り掛かろうという気持ちになります。またメリットを知ることで今後の選考にOB・OG訪問で得た知識を活かすことができますよね。
- OB・OG訪問で得られるメリット
- 人事には聞けない情報を聞ける
- 社風など雰囲気を知ることができる
- 具体的な仕事内容を聞き想像しやすくなる
- どの話に興味があるか知ることができる
- 実際の選考で志望度をアピールすることができる
- →企業によってはOB・OG訪問の回数や評価が選考につながることも
OB・OG訪問では実際に企業で働く「その人」ならではの考え方を知ることができます。また普段あまり社会人とかかわる機会がない学生であれば、社会人の考え方を知る1つの手段ともなり得ます。
②自分に合ったOB・OG探す方法を知る
OB・OG訪問のやり方はさまざまありますのでまずは自分に合った方法を知りましょう。最初は大学のキャリアセンターから探すとOB・OG訪問の流れや手順を説明してくれたりもするためおすすめですよ。
- 大学のキャリアセンターから探す
- 就活専門マッチングアプリを使う
- インターンシップ時に人事から紹介してもらう
- 会社説明会や合同説明会で頼む
- 企業の退社時間にビルの付近で出待ちをする
- OB・OG訪問した人からさらに人を紹介してもらう
OB・OG訪問の方法を知らない就活生も、これだけ方法があると知ったら安心ですね。
企業に応募すると選考マイページから同じ大学の人ではありませんが、OB・OG訪問の案内が来ることもあります。
③実際にOB・OG訪問をする前に質問を考える
OB・OG訪問は対応してくれる社会人の善意で成り立ってるといっても過言ではありません。
時間がない社会人がわざわざあなたのために時間を作って会ってくれるのです。短い時間でOB・OGも就活生のあなたも最高の時間にするために、必ず事前に何を聞きたいのか質問を考えておきましょう。
- 具体的な1日の仕事の流れ
- 繁忙期など1年間の仕事の流れ
- なぜ入社を決めたのか
- 仕事が面白いと感じるのはどんな時か
- 仕事で辛いと感じるのはどんな時か
- 入社前と入社後のギャップはあるか
- どんな人材を求めていると感じるか
- 社内で活躍している人の特徴
- 直近において目指していること
より詳しくOB・OG訪問の概要を知りたい人はこちらの記事を読んでくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
OB・OG訪問は、企業のリアルな雰囲気や具体的な仕事内容を聞くことができるため積極的に参加することをおすすめします。企業説明会とは違い、自分の疑問や不安を事細かに払拭できることも就活生にとっては魅力的ですね。
OB・OG訪問は面接で伝える内容の準備となる
またOB・OG訪問で得られた情報は、志望動機に活かせます。先輩社員から仕事のやりがいやキャリアステップを聞くことで、入社後の自分を具体的にイメージすることができ、他の就活生と差別化を図れますね。企業からするとOB・OG訪問をした就活生は志望度の高さを感じることができ、とても好印象です。担当学生の中には、面接で「御社で働く〇〇さんから話を聞いて」や「〇〇さんのように、なりたい」とOB・OG訪問で会った社員の名前を挙げる就活生もいましたよ。
OB・OG訪問は、初めは少し緊張をするかもしれません。しかしリアルな情報やアドバイスなどがもらえることもあり、有意義な時間になるでしょう。就活生の皆さんには多くのOB・OGに会い行ってみてくださいね。
最初の関門ES対策! 今からやると選考がスムーズになる3つのコツ
ESは重要です。ESが通らなければ面接官に会うことができず、自分自身の魅力を最大限伝えることはできませんよね。いざESを作成し始めてうまく進まず、企業に応募した際にほとんどのESが通過しなかったなんてことがないように今から対策をおこない心に余裕を作りましょう。
ESの締め切りはまだ先と思っていませんか。夏のインターンでESの提出が求められることも多々あることを念頭に置いておきましょう。
ESは選考の最初の関門です。後々の就活をスムーズにするためにも今からES対策のコツをしり準備を進めていきましょう。
- 対策のポイントを知る
- 志望企業や所属大学のESを入手し頻出質問を知る
- OpenESでひな形を作っておく
①対策のポイントを知る
- 面接官が知りたいのは一貫性と再現性
- 読まれやすいESは結論ファースト
- 質問の意図を理解し正しく答える
就活において相手の立場に立って、相手の目線から物事を考えることが求められます。
そのためESを書く前に、「このESを読む人は何を知りたいのか」という観点を忘れないようにしましょう。
また面接官は数多くのESを読まなければなりません。
そんな中、ダラダラと要点を掴まない内容がESに書かれていては最後まで読まれないかもしれません。結論ファーストを大切にしてくださいね。
そして質問には正しく回答しましょう。なぜその質問をするのか面接官の意図を汲み取ることが大切です。
書類の通過率をあげたい学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
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②志望企業や所属大学のESを入手し頻出質問を知る
- 実際のES作成時に慌てなくて済む
- 余裕をもって企業に合わせた回答を作成できる
- 質問内容をどう記載するか考えながら就活イベントに参加できる
志望企業の昨年のESを入手してみましょう。ネットの就活口コミサイトに投稿されていたりしますし、大学の先輩からデータをもらう事もできますね。
また所属大学専用のESも用意されていたりします。ESは早めに入手し、よく聞かれる質問には何があるのか確認してみましょう。
中には珍しい質問が用意されていることもあり、直前に焦らないためにも事前準備としてまずは是非行動を起こしてみてくださいね。
- 動画選考
- あなたらしい写真
③OpenESでひな形を作っておく
OpenESとは1つのESを複数の企業に使いまわせるリクナビのサービスです。OpenESでなくても良いのです。
要するにESのひな形(原型)となるものを作成しておき、企業に合わせてアレンジしたり、ブラッシュアップしていくということです。
- 企業に合わせてアレンジしやすくなる
- こまめにブラッシュアップできる
- 突発的な事態に対応しやすくなる
ESのひな形を作成しておけば、突発的にES提出をしなければならない状況に陥ったときでも少し手直しをしたら出せなくもないですよね。
就活ではある程度似たような質問がされることも多いです。企業ごとに求める人物像は違うため、まったく一緒というわけにもいきませんが、ある程度言いたいことをまとめるという意味合いでESのひな形を作っておきましょう。
足きりに合わないための筆記試験! 知っておくべき3つのこと
就活において筆記試験が用意されている意味は企業によって異なります。「学力で学生を絞り込みたいため」と「学力という目に見えないものを可視化したいため」の2つに大別されます。
いずれにせよ筆記試験をクリアしないと面接には進めないですよね。筆記試験の勉強時間や種類を知り、勉強を計画的に進めましょう。
①筆記試験をおこなう目的は学生をふるいにかけるため
繰り返しになりますが筆記試験をおこなう理由は主に「学力で学生を絞り込みたいため」と「学力という目に見えないものを可視化したいため」です。
つまり学生をふるいにかけているということですね。企業は応募してきた1人1人すべての学生に時間を割くことは難しいです。そのため学力で絞り込んでいます。学力という言葉に心配になった就活生は安心してください。
基本的に高校生でも解けるレベルの問題のためきちんと準備をすれば大丈夫です。
ただし業界や企業によって筆記試験の合格ラインは異なります。そのため自分の志望企業がどのような合格ラインを設けているか確認しましょう。
- 金融業界
- 商社業界
②筆記試験の種類は数多くある
一口に筆記試験といっても企業によって筆記試験の種類は異なります。
- SPI
- 玉手箱
- GAB・CAB
- 企業が作成した一般常識問題
- クレペリン検査
いざ筆記試験を受けようとしたら、今まで自分が勉強していたものと種類が違ったなんてことも起きないとは限りません。
事前に志望企業がどの筆記試験を設けているのか確認してくださいね。
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③勉強時間を知り逆算して勉強を開始する
勉強時間を知れば逆算して勉強を開始することができますね。筆記試験の勉強をいつから始めたら良いのかについては必要な勉強時間を知り、逆算して考えましょう。一般的に勉強時間は50~60時間と言われています。
1日1時間勉強するなら2か月前から勉強開始するイメージを持っておきましょう。もちろん苦手意識があるのであればもっと早くから勉強を開始しましょう。
筆記試験の合格ボーダーは企業ごとにことなります。ボーダーが高い企業を受ける際には綿密に勉強を進めましょうね。
いまのうちにやっておきたい面接対策の基礎的な5つのステップ
面接は就活と切っても切れない関係にあります。フォーマルな場で話し慣れてないからこそ緊張してしまいますよね。
面接の日程が決まってから練習を始めようと思うと、ESの締め切りや企業説明会、インターン、OB・OG訪問など他の予定があって思うように面接練習に取り組めない可能性もあります。
面接の対策というと身を構えてしまう就活生もいるかもしれませんが、まずは思考から、そして行動への移していく基礎的な5つのステップを参考に取り組みやすい内容です。是非参考にしてくださいね。
- 心に余裕ができる
- 1~3次面接の違いも対策できる
- インターンの面接にも対応できる
①企業が求める人物像と自分の強みをすり合わせる
せっかく自分の強みを伝えたいのに、企業が求めていることとズレた内容を語ってしまってはもったいないです。
自分が伝えたいことだけを伝えないように、企業が求める人物像をしっかりと把握しましょう。
企業が求める人物像と自分の強みをすり合わせることで、面接官は「今まで粘り強く頑張ってきた根拠も十分にあるし、入社後も活躍をしてくれそうだな」と就活生の再現性を見出しやすくなります。
- 会社説明会
- OB・OG訪問
- 公式ホームページ
- 書籍
面接のポイントが知りたい学生は以下の記事が参考にしてくださいね。
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②結論ファーストで自分の言葉で話すことを意識する
結論ファーストで話すことは、伝えたい内容が明確になります。それによって面接官があなたを「ハッキリとした人物」として良い印象で捉えます。だからこそ結論ファーストは重要ですよ。
想定していた質問であれば、結論から回答できるかもしれません。しかし回答に深掘りをされたりと想定外の質問がされた際に、結論を述べずにダラダラと回答しがちになってしまいます。
最初に結論を答えたら、話が逸れてしまったときにも結論が頭にあるため話の軌道修正をしやすくなります。焦ったときこそ「結論ファースト」を思い出しましょう。
- 意見を明確に、効果的に伝えることができるため
- 論理的に整理する力が身につくため
- 内容が明確になりはっきりした人柄にみられるため
③面接練習をして流れをつかむ
いかに具体的に面接を想定し、回答を考えても実際に練習することには勝りません。実際に声に出してみると変な回答内容になっていたり、話すスピードが早すぎたなどといった発見をすることができるからです。
ある程度回答を自分の中でまとめられたら、練習をしてみましょう。練習をすることで自分に足りない部分が見えてくるためおすすめです。
また面接の練習といっても1次面接や2次面接、3次面接、最終面接など求められることは違います。面接のフェーズごとの練習をすると本番で焦らず落ち着いて面接に臨めますねよ。
- 大学のキャリアセンター
- ハローワーク
- 友達や先輩にお願いする
- キャリアアドバイザーにお願いする
面接練習の具体的なやり方はこちらの記事を見てくださいね。
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④良い第一印象を与えるためにTPOに合わせた身だしなみにする
第一印象は重要です。せっかく良い内容を話せたとしても見た目に清潔感がなかったり、だらしない雰囲気が出ていると魅力が半減してしまいますよね。
清潔感をもった身だしなみになるように日ごろから意識してみましょうね。
服装ももちろん大切ですが、髪型も見られています。普段あまり髪型をセットしない人はあらかじめ練習をしておくと、面接当日の朝バタバタしないですむためおすすめですよ。
- 基本は黒髪
- おでこをみせる
- 耳を見せる
- お辞儀をしても崩れないようにスプレーで固める
就活にける身だしなみをチェックしたい学生はこちらの記事を見てくださいね。
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⑤本選考前にインターンシップの面接に参加する
まずは実践あるのみです。もちろん突然本選考の面接に臨むのではなく、インターンの選考に参加してみましょう。「あのときの回答はもっとこうするべきだったな」などブラッシュアップするべき問題を発見することができるからです。
不完全でも練習だと思って是非参加してみてくださいね。面接の受け答えをブラッシュアップできるだけでなく、あまり志望していなかった企業の魅力に気づかされるなど思わぬ発見もあるはずですよ。
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に頑張ったこと
- インターンに期待すること
- ゼミの内容
- 趣味
もっと具体的に面接の準備をする際にはこちらの記事も読んでみると良いでしょう。
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イレギュラーな就活の流れ
一般的な就活スケジュールと乖離がある業界や企業もあります。
一般的なスケジュールを想定していたら、いつの間にか選考が終わっていたなんてことも。
そんな悲しい事態に陥らないためにもイレギュラーな就活の流れを確認しましょう。
また周囲の流れを見るだけでなく、確かな情報の元動けるようアンテナを高く持ってくださいね。企業によって異なるため志望企業のスケジュールも要確認です!
外資系企業:3年生の11月ごろに選考開始
外資系企業が漠然と気になっている就活生は今すぐにでも志望企業のスケジュールの確認をしてみましょう。
一般的に外資系企業は3年生の10月~11月にES・筆記試験が始まります。そして11月~1月に面接が始まります。早ければ11月に内定をだす企業もあります。
インターンのことも考えると外資系企業の就活は夏から冬にかけてが勝負の時です。
ベンチャー企業:3年生の1月~3月に選考開始
ベンチャー企業では選考直結型のインターンが開催されたりもします。インターンは3年生の5月~11月にかけて行われる傾向にあります。
そのためベンチャー企業においてはインターン参加が必須というケースもあるため要確認ですよ。
内定は大学3年生の11月ごろから出始める企業も少なくありません。
一部マスコミ:3年生の10月~12月に選考開始
- 放送業界
- 出版業界
- 新聞業界
- 広告業界
インターン選考が3年生の6~7月に行われるという点では経団連に所属している一般的な企業と同じ流れと言えるでしょう。
しかし選考が行われる時期が少し異なります。3年生の10月~12月に選考が行われ、内定が12月~出始めます。
アナウンサー職の場合、さらに早い傾向にあり大学3年生の9月ごろから本選考のエントリーが開始されるところもあります。
マスコミ業界での選考スケジュールは企業によってはもちろん、職種によっても異なることが多いです。
早期選考にのれたとき:サマーインターンシップ中から選考開始
早期選考とは通常の選考よりも早いスケジュールで開始される選考のことです。
早期選考は3年生の秋ごろに選考が開始されることが多くあります。
上記で挙げた外資系企業、ベンチャー企業、マスコミ系企業以外の日系企業においても早期選考が行われることもあります。
日系企業においては、商社業界や金融業界で実施している企業が多い傾向にあります。
しかしメーカーや不動産でも早期選考をおこなう企業もあるため、業界限らず自分が死亡している企業が早期選考の可能性があるのか調べる必要があるでしょう。
- インターンシップで高評価をしてもらう
- 早期選考の募集に応募する
- ダイレクトリクルーティングを受ける
キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
近年の就活では、インターンシップと選考が直結している企業も多くなっています。インターンシップに参加する就活生の中から、優秀な学生に目星をつけ、早期選考へのエントリーを促す企業もあるほどです。
就活生の中にはインターンシップに参加した後、企業から個別で早期選考の案内メールが届いた人もいます。また実際の面接でも採用担当者から「〇〇さんは、インターンシップで積極的に社員ともコミュニケーションを図り、グループワークでは人柄の良さが伝わってきて好印象でしたよ」と言われることもあります。企業は、就活生のインターンシップの様子を観察し「この学生は、うちの企業にふさわしいのか」といった視点で見ています。そのため、志望度の高い企業のインターンシップでは「評価されている」ことを意識しつつ、積極的に企業とかかわることがおすすめです。
技術職・研究職の採用は「即戦力になること」をアピールしよう
また技術職・研究職の採用についても早期選考を実施する企業が多く、早いうちに優秀な学生を確保しようとする傾向にあります。そのためエントリーの際は、自分の研究が入社後「即戦力になること」を具体的に記述すると良いでしょう。
年々、企業の新卒採用の動きは早期化、多様化してきています。そのため就活生もインターンシップの参加や応募の準備など、早いうちに取りかかることをおすすめします。
Web面接前に知っておくべき就活準備4選!
就活準備で忘れがちになってしまうことがWeb面接に関することです。近年、Web面接が取り入れられる企業が少なくありません。
せっかく自分の魅力を最大限アピールするように準備をしても、慣れないWeb面接では十分にアピールできないかもしれませんよね。
就活準備としてWeb面接の知識を身に着けておきましょう。
- 家の中の環境を整える
- 表情や声に注意する
- 身だしなみを整える! 下もスーツを着よう
- オンラインコミュニケーションアプリに慣れる
①家の中の環境を整える
Web面接は通常自宅でおこないます。家の中の環境によってあなたの印象が左右されることもありえます。
自分が話したことが通信環境のせいでうまく伝わらない事がないように、事前に家の中のWi-Fi環境を整え、音声チェックをしたヘッドホン(もしくはマイク)を用意しておきましょう。
またより第一印象を残すために表情が見えるように光の位置を考えてみましょうね。
逆光になっていないか、部屋の中が暗すぎないか等を勘案してもし顔が見えづらいのであればリングライトを用意してもいいでしょう。
事前準備を怠らず、万全を期して面接の臨んでくださいね。
- 家のWi-Fi環境
- ヘッドホン
- リングライト
②表情や声に注意する
Web面接だと面接官の姿は画面の中にしかいないため、つい相手が人だということを忘れかねません。機械と話をしている訳ではないため、通常の面接同様、表情を豊かにすることを意識しましょう。
また声の大きさに注意が必要です。通常よりも少し大きめに、そしてはきはきとした声を意識すると良いでしょう。
かと言って大きすぎる声では、面接官が内容に集中して聞くことが難しくなるため、声の大きさは事前にどの程度が丁度良いのか実際にWeb面接の練習をすることをおすすめします。友達や先輩、キャリアセンター、キャリアアドバイザーにお願いをしてみましょう。
- 普段より大きな声ではっきりと話す
- 表情を豊かにするよう意識する
- 状況に応じてジェスチャーをする
- 目線が下がらないようにカメラを見る
③身だしなみを整える! 下もスーツを着よう
家の中だからと言って普段と同じで良いわけではありません。あくまでも面接の場です。
髪型や服装、身だしなみは通常の面接と同じく整えましょう。
そして気を付けるべき点は画面に映らない部分にも気を使うことです。下半身は移らないから「ジャージで良いや」といい加減な対応をすると何かの拍子に下半身が移りこみ評価が下がることにつながりかねません。
- 前髪が光で陰にならないようにする
- 女性は普段より少し濃くなるイメージでメイクをする
Web面接で始めて使用するオンラインコミュニケーションアプリもあるかもしれません。
④オンラインコミュニケーションアプリに慣れる
面接前日に慌ててダウンロードをしたり、当日つなぎ方が分からなずあたふたすることがないように、Web面接が決まったら事前にダウンロードをして操作方法に慣れておきたいところです。
- Zoom
- Skype
- Microsoft Teams
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今からでも大丈夫! 就活のエピソード作りの目安
みなさんご存知の通り、就活において就活生は「今まで何に挑戦し、何を学びえたのか」といった内容を伝える必要がありますね。
もちろん就活のためだけにエピソードを作るわけではありませんが、「何もしてきてない、何も話すことがない」といったことが無いように日々の行動を意識することも求められるかもしれません。
あくまで就活のエピソード作りの目安のため、いつからでも物事に挑戦することは可能ということを念頭に置いておいてくださいね。
大学3年生の6月までにできるエピソード作り
大学3年生の6月ごろからインターンや早期選考などが始まり忙しくなってきます。
就活はある一点だけを伝えるわけではありません。学生の過去から現在にかけての流れを面接官は見ています。
そのため大学3年生の6月までに長期的に取り組めるようなことに挑戦することがおすすめです。
ボランティア活動に参加する
ボランティア活動は他者とのかかわりがあるためコミュニケーション能力や協調性などさまざまな強みのアピールにつながります。ただ参加すれば良いのではなく、なぜ参加するのか目的意識をもって参加しましょう。
面接では何を考え、どう行動し、何を学んで、今後に活かしているかを聞かれます。ボランティアは就活のためでなく、多くのことを考えるきっかけをあなたに与え非常に為になる行動です。
- NPO団体に所属し海外で学校建設
- 非行少年に対する就労支援
- 災害地域への炊き出し
- 地域の清掃活動
アルバイトをする
アルバイトは大学生にとって社会経験の場となります。学生は普段あまり社会人とかかわることがなかったり、提供者側になる機会が少ないです。そのため面接官はアルバイトを通して学生の社会性を見ることがあります。
アルバイトは労働力を提供することで対価を得るという要素が強いです。その労働力を提供する、すなわち提供者側になることは実際に企業で働く姿勢を面接官は学生のアルバイトの経験の中から見出します。
就活では人から任された仕事に対して、どのような課題意識を持ったのか、自分の考えをどのように反映させたのかという点を見られます。
また長期インターンであれば賃金が支払われることもあります。アルバイトの代わりに長期インターンでより社会人と触れ、ビジネススキルを身に着けておくことも良いですね。
- SNSで募集している企業を探す
- 長期インターン専門のサイトで探す
- 大学のキャリアセンターで探す
- 企業の公式HPで探す
資格取得をする
資格取得は基本的に就活において必須というわけではありません。しかし1つの目標に向かってアカデミックな努力をする姿勢を面接官は評価をします。ここでの注意点は応募条件にTOEICの点数を設けている企業もあるため要確認ですよ。
自分が興味のあることや、将来役に立ちそうな内容、また志望業界が決まっているのあれば業界で使う資格に挑戦することもいいですね。
面接官は資格そのものを見ることは少なく「なぜその資格を取ろうと思ったのか、取り組む際にどのように感じ、何を工夫したのか」といった視点から見てきます。
- TOEIC
- 日商簿記
- MOS
- ITパスポート
- FP技能検定
- 公認会計士
- 税理士
- 宅地建物取引主
- 行政書士
- 社会保険労務士
就活に有利な資格が気になる学生は以下の記事を参考にしてくださいね。
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サークルや部活に励む
人と協力して目的を成し遂げた経験は多くの面接官に評価されます。それは企業は人とのかかわりの中で働いていくものだからです。
ただ参加するのではなく、どんな課題があり、それをどう捉え、どう解決したかというフローです。
また「チームで何かを成し遂げた」という経験があると、人付き合いができる学生に見えて好印象につながります。個人競技の部活だとしても、役職を通して周囲に影響を与えられるような行動をすればチームへの貢献していると言えるでしょう。
積極的に人とのかかわりを持つことを意識してみましょう。
大学3年生の6月以降のエピソード作り
就活もいよいよ忙しくなってくるのは大学3年生の6月以降ですね。付け焼き刃のようにエピソード作りのためだけに何かに参加するのではなく、アカデミックな部分にコミットすることがいいかも知れませんね。なぜならば、昨今サークルやバイトをアピールする学生が多いためアカデミックな要素をアピールするとより良い差別化になるからです。
もちろん、大学3年生の6月以前にもアカデミックな部分に注力することは重要です。
ここでの「大学3年生の6月以降はアカデミックな部分にコミット」と言っている意味は、大学3年生の6月以降に就活で語ることのできるエピソードを探している就活生に向けてです。
本業である勉学に励む
選考が進むにつれ、学業に関する深掘りをされます。もちろん成績だけで合否を判断されることは少ないです。
しかし本業である勉学を聞かれた際に、自信をもって答えられるように積極的に取り組みましょう。
せっかく志望企業の内定をもらえたのに単位が足りず留年をすることが無いようにしましょうね。
また近年企業の面接では「履修履歴データベース」というサービスを利用している場合もあります。企業側は応募してきた学生の成績と、登録している同じ大学の学部生の成績の平均値を比べることができるサービスです。
ここでしっかりと良い成績を見てもらえるように頑張りましょうね。
ゼミに意欲的に参加する
ゼミは集団で活動をするアカデミックな場です。繰り返しになりますが企業は人とのかかわりの中で仕事をします。そのためゼミのような集団の中でうまく立ち回り、努力ができる学生は良い印象となります。
集団でおこなうゼミは、ESでも面接でも聞かれることが少なくありません。卒業論文についても詳しく聞かれることもあります。
自分の専門分野でどのように学びを得たかアピールするチャンスです。
- 学業にしっかりと取り組んでいたか知りたい
- 学んだ内容をどのように第三者に説明するのかを試す
- 集団での学びをどのように取り組んでいたか知りたい
大学1~2年生の就活準備
就活の早期化に伴い、大学1~2年生から就活準備をしたいという学生もいますよね。
就活準備に早すぎるということはありませんが、就活のためだけに学生生活を送ってしまわないように注意して就活準備を進めてくださいね。
- 余裕を持てる
- 選択肢が増える
- 就活の早期化や通年化に対応できる
- 視野が広がる
単位をしっかり取る
大学3年生から就活のインターンが本格化して授業に行けない日も出てくるかもしれません。その際に絶対にぬけられない授業だらけという事態に陥らないよう、また留年をしないよう単位をしっかりと取りましょう。
「もっと真面目に勉強しておけば良かった」と後悔しないためにぜひ意欲的に取り組んでくださいね。
先に述べた通り近年、企業の面接では「履修履歴データベース」というサービスを利用して学生の成績を知ることができます。1~2年生のときから良い成績を取ることでアカデミックな部分にもコミットできた学生であると面接官に良い印象を持ってもらえるでしょう。
授業以外の勉強に励む
個人で取り組む授業だけではなく、アクティブラーニング形式の授業やゼミなど集団で取り組む勉強に取り組みましょう。なぜ集団で取り組む勉強が良いのかというと、人とのかかわりの部分を面接官は見たいからです。というのも企業は必ず人と人がかかわって成り立っているからです。
就活で学生がアピールする内容としては「アルバイト」「サークル・部活」が多い傾向にあります。そのためアカデミックな学生生活に集中することが差別化にもつながります。
また大学1~2年生であれば価値観は今後大きく変わってくるでしょう。企業に普通に就職するのではなく、資格を取得し専門職として働きたいとなるかもしれません。
どんな資格があるのか意識して生活を送るとより視野が広がってきますよ。
- 弁護士(法科大学院):6,000時間程度
- 公認会計士:3,000時間程度
- 司法書士:3,000時間程度
- 弁理士:3,000時間程度
- 税理士:2,500時間程度
- 国家公務員I種:2,000時間程度
- TOEIC800点:1,000時間程度
- 社会労務保健師:1,000時間程度
就活中の先輩の様子を見たり話を聞く
身近にいる大学3~4年生の先輩の就活の動きを見ておきましょう。何月が忙しいのか、どこで苦戦しているのかなど就活生のリアルが見えてきます。
また実際にどんな思いで就活を進めているのか話を聞いてみましょう。就活は基本的に誰もが初めての経験です。
そんな中、一連の流れを見聞きすることは、実際に自分が就活を進める際に次どのように動くのかということが想像しやすくなり有利に働いてきますよ。
- 大学1~2年生対象の選考型インターンシップを探す
- 長期インターンシップに参加する
- 就活カフェで情報収集をする
大学2年生からインターンに参加するメリットが気になる人はこちらの記事を見てくださいね。
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私生活を充実させる
大学1~2年生で就活を意識できていることは非常に優秀です。しかし就活のためだけの学生生活にならないように気を付けてくださいね。
私生活を充実させる中で視野が広がり、新たにやりたいことが見つかるかもしれません。視野を広げる意識で、日々挑戦の意識をもって生活を送ることが就活を成功させる1つのポイントかもしれません。
- サークルや部活に励む
- ボランティア活動をする
- 留学に行く
全体スケジュールを確認して早めに就活準備に取り掛かろう!
ほとんどの学生にとって就活は初めての経験です。当然、就活準備はいつ何もやれば良いのかと不安に陥りがちですよね。
わからないからこそやみくもに準備を進め、肝心な準備が整っていないなんてことや、逆に不安を直視したくないからと準備を後回しにしがちになったりすると就活を後悔の残る形で終えることになってしまいます。
正しい就活の準備を知り、1つ1つ焦らず押さえていけば就活を優位に進めることができます。最後は笑えるように、目的意識をもって就活準備を進めてくださいね。
就活準備はやり方が重要!自己分析や企業研究についてもポイントを解説!
キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
就活準備では、上述にもある「①業界/企業の選択肢を絞りすぎない」ということが特に重要です。特定の業界に絞りすぎてしまうと、視野が狭くなってしまい、自分にとって魅力的な企業との出会いが断たれてしまう可能性があります。
今の世の中、企業は異分野への進出や異業種同士の事業連携などが当たり前となり、多角化戦略が主流になっています。たとえば、とある化学メーカーは写真関連の事業が有名ですが、他にも化粧品や健康食料の製造販売、近年では医療機器の開発にも取り組んでいます。そのため「自分は化粧品にしか興味がないから化学メーカーは見ない」など自分のイメージだけで事業内容を決め、選択肢から外してしまわないよう注意しましょう。それでは出会える企業の数は減ってしまい、もったいないですよね。
幅広い選択肢を持つことは内定後にも影響を及ぼす
また、せっかく内定を得たにもかかわらず「本当にこの企業でいいのか不安になってきた」と相談を受けることがあります。このような学生の多くは、就活準備をする際に業界や企業を幅広く見てこなかった特徴があるように感じています。業界や企業をあまり見なかったにもかかわらずトントン拍子に内定が決まったことで、急に不安に陥っているのでしょう。
業界や企業との出会いは、社会人になるための心積もりにもつながっています。視野を広く持ち、多くの業界や企業と接点を持つ経験が後に「さまざまな企業を見て、自分はこの企業が1番合っている」といった自信をもたらしてくれますよ。