目次
- 面接での長所と短所の答え方をマスターしよう!
- 長所・短所から企業が見ているポイント
- ①自己理解ができているか
- ②企業で活躍できる人材か
- ③自社にマッチする人となりか
- 【長所】面接での基本的な答え方
- ステップ①結論:端的に長所を伝える
- ステップ②根拠:長所によって上げた成果を伝える
- ステップ③まとめ:企業でどう活かすかを伝える
- 面接で長所を伝える際のポイント
- ①長所やエピソードは一つに絞る
- ②入社後に活かしやすい長所を選ぶ
- ③具体的な表現に言い換える
- 面接での回答に役立つ長所一覧と回答例文
- ①主体性
- ②粘り強さ
- ③リーダーシップ
- ④柔軟性
- ⑤傾聴力
- ⑥論理的思考力
- ⑦計画性
- ⑧素直さ
- ⑨協調性
- ⑩チャレンジ精神
- 【短所】面接での基本的な答え方
- ステップ①結論:端的に短所を伝える
- ステップ②根拠:短所による失敗・挫折経験を伝える
- ステップ③まとめ:今後どう向き合っていくか伝える
- 面接で短所を伝える際のポイント
- ①仕事に大きな影響が出るものは避ける
- ②短所に対する対処法を具体的に伝える
- ③他責的な言い回しをしない
- 面接で使える短所一覧と回答例文
- ①大雑把・雑
- ②優柔不断
- ③マイペース
- ④計画性がない
- ⑤心配性
- ⑥人見知り
- ⑦完璧主義
- ⑧抱え込みがち
- ⑨頑固
- ⑩周囲に流されやすい
- キャリアアドバイザーに聞いた!長所・短所に関する企業からの評価
- 行動系の長所が特に評価されやすい
- 部活動のエピソードが最も評価が高い
- 「あきらめが早い」などの弱みはマイナスにつながる
- 面接で長所・短所を答える際の注意点
- ①一貫性のない回答は避ける
- ②社会人として当たり前すぎる内容は避ける
- ③「短所はない」という回答はしない
- ④成果を並べただけの長所は避ける
- 【Q&A】面接での長所・短所の答え方に関してよくある質問に回答!
- Q.長所と短所は全く無関係な内容でも大丈夫?
- Q.短所を伝えると面接で不利にならない?
- 面接での長所と短所の答え方を押さえて好印象を残そう!
面接での長所と短所の答え方をマスターしよう!
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こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。面接を控えた学生から、よくこのような質問を受けます。

就活生
長所と短所の答え方で良い評価につなげるためには、企業の質問の意図を理解したうえで根拠のある回答を心がけることが大切です。
そこでこの記事では、面接での長所・短所の理想的な答え方についてくわしく解説します。
マイナス評価につながりやすい短所のNG例も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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長所・短所から企業が見ているポイント
企業は、応募者に長所・短所を聞くことでおもに3つのことをチェックしています。
企業側が何を期待して長所・短所の質問しているのか理解しておくと、的を得た回答ができ、好印象につながりやすくなるのでぜひ押さえておきましょう。
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①自己理解ができているか
企業側は面接で長所・短所を聞くことで、応募者が自分の特徴をしっかり理解したうえで就活に取り組んでいるかどうかを見ています。
長所・短所をはっきり答えられないと、「自分のことを客観的に見られていない」と判断されてしまう可能性が高いです。
そうなると、自分に合った適切な企業選びや職業選択もできていないだろうと捉えられて、採用のリスクが高いと判断されてしまう可能性もあります。
長所・短所はただ自分の性格の説明をするのではなく、自分を客観的に見ることができていることを伝え、いかに企業にマッチしているかを示す質問であると捉えておきましょう。
②企業で活躍できる人材か
長所・短所は、応募者の適性を手早く知ることができる質問です。企業は回答内容を受けて、活躍できる人材かどうかをチェックします。
- 長所「協調性が高い」の場合:周りの社員と協力して仕事を進めてくれそう
- 短所「大雑把」の場合: 細かい業務が多い部署は合わなさそう
長所の内容が募集職種や業務の内容とマッチしていれば、より前向きに採用を検討してもらいやすくなりますよ。
反対に、業務にネガティブな影響を与えそうな短所を持っている場合は、適性が低いと判断されてしまう可能性があります。
どのような環境・業務で活躍できそうかをイメージする材料として長所・短所の回答を参考にしていると理解しておきましょう。
③自社にマッチする人となりか
自社の社風や社員との相性をチェックするうえで応募者の長所・短所を聞くこともあります。
たとえば、意思決定の速さが強みの企業に、時間をかけて正確な判断をすることが得意な人材が入った場合、お互いに考え方のギャップを感じてしまう可能性があります。
その結果、企業の業務がうまく回らなくなったり応募者も自分の長所を活かせず不満につながったりなど悪循環になりかねないため、採用面接で自社とのマッチ具合を確かめたい企業は多いです。
ミスマッチを防ぐためにも、自分の長所・短所で嘘を答えるのはNG。等身大の自分の性格を伝えましょう。
【長所】面接での基本的な答え方
面接で長所を聞かれたときは、結論・根拠・まとめの構成に沿って回答するのが基本です。
基本を押さえておけば話をうまく着地させることができ、的を得た回答ができます。ここから具体的な回答方法を解説するので、面接での答え方の参考にしてくださいね。
ステップ①結論:端的に長所を伝える
私の長所は、状況の変化に合わせて臨機応変に対応できる柔軟性です。
聞かれたことに対して最初に結論から話し始める「結論ファースト」を心がけ、まずは自分の長所が何かを端的に説明しましょう。
結論ファーストで話すと、面接官が説明の方向性や着地をイメージしやすく、内容がより伝わりやすくなります。
結論を伝えず具体例や背景から話し始めてしまうと、よほどの話術がない限り面接官は「何が言いたいのかわからない」とモヤモヤした状態で話を聞くことになり、ネガティブな印象につながってしまう可能性が高いです。
ステップ②根拠:長所によって上げた成果を伝える
大学の部活動ではマネージャーを務めていましたが、大会前日の交通トラブルが発生した際に率先して代替手段の手配をおこなった結果、予定通り大会に出場できて部員からとても感謝されました。
次に、自分の長所を発揮できた出来事を説明して、根拠づけをおこないます。数値や他者からの評価など客観的な事実をふまえるのがポイントです。
結論で話した内容の信ぴょう性を持たせるために、根拠の説明は必要不可欠です。
ステップ③まとめ:企業でどう活かすかを伝える
この柔軟性を活かして、営業職としてお客様の状況や希望に合わせて臨機応変に対応し、顧客満足度を高めていきたいと考えています。
最後に、自分の長所を志望先の企業でどのように活かそうと考えているか説明しましょう。面接官に具体的な活躍イメージを持ってもらいやすく、ポジティブな印象につながりやすくなりますよ。
企業での長所の活かし方を説明するには、企業の事業や自分が希望している職種の業務内容を具体的に知っておく必要があります。
長所・短所にかかわらず、面接での受け答えにはコツがあります。くわしくはこちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。
面接での正しい受け答え方|評価を上げる3つのコツを伝授
面接で長所を伝える際のポイント
面接で長所を説明するときは、この3つのポイントを意識しましょう。自分がアピールしたいことがより伝わりやすくなり、面接官に好印象を持ってもらいやすくなりますよ。
①長所やエピソードは一つに絞る
面接で説明する長所は一つに絞りましょう。
企業に良い印象を持ってもらうために自分の長所を何個も説明しようとする学生もいますが、結局どのような性格なのかイメージが湧きにくくなり、逆効果になってしまいます。
また、長所を根拠づけるエピソードも一つに絞ってください。エピソードの話が何個も続くと、自慢しているように聞こえたり、説明がくどく感じられる可能性があります。
具体的に説明しようとしすぎて簡潔さが失われないように、話の要点を絞ることを意識しましょう。
②入社後に活かしやすい長所を選ぶ
面接で説明する長所は、入社後の業務で活かしやすいものを優先的に選ぶのがおすすめです。
入社してからの活躍イメージをより具体的に企業に説明することができ、好印象につながりやすくなります。
- 新規顧客の開拓が求められる営業職:行動力
- 高いスキルを求められる技術職:勤勉さ
③具体的な表現に言い換える
長所の説明をするときは、長所によってどのような行動ができるのか具体的な説明を付け加えると、自分の魅力がより伝わりやすくなりますよ。
長所は協調性です。
↓
周囲の状況に合わせて必要な行動ができる協調性です。
自分の短所はわかるけれど長所がわからないという場合は、短所を長所に言い換えると一貫性のある回答になって説得力が増しますよ。
くわしい言い換えのコツはこちらの記事で解説しているのでぜひチェックしてください。
【言い換え例50選】短所を長所にして好印象を残す方法を解説!
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面接での回答に役立つ長所一覧と回答例文
ここからは、10個の代表的な長所について面接での回答の例文を紹介します。
それぞれの回答の良いポイントも解説するので、自分の回答を考える際の参考にしてくださいね。
①主体性
私の長所は、目の前で起きている課題の解決策を自ら考えて行動に移せる「主体性」です。
たとえばカフェでのアルバイトでは、ランチタイムに商品提供が遅れることが以前から課題になっていました。
そこで私は、混雑する時間帯とその時間帯にオーダーされるメニューを分析し、混雑する前に必要な材料や器具を準備しておく方法を店長に提案しました。ほかのスタッフにも協力を呼びかけて実践した結果、平均の提供時間を3分ほど短縮できました。
入社後も、このように課題の解決に向けて主体的に動く姿勢を持ち、普段の業務の効率化に活かしたいと考えています。
長所を活かしてどのような課題を解決したのか、結果としてどうなったのかが端的にまとめられていて、入社後の活躍イメージがわきやすい構成になっていますね。
主体性をアピールするうえでは、ほかの人がやらないことをいかに率先しておこなったかがポイント。
その点で例文の「混雑する時間帯とその時間帯にオーダーされるメニューを分析した」という行動は、主体性の高さを面接官によくアピールできる内容です。
「主体性」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
「主体性」の例文|26卒内定者の実際の自己PRを公開
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面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
②粘り強さ
私の長所は、自分が決めた目標を実現できるまで試行錯誤を重ねる「粘り強さ」です。
たとえば、私は大学でボート部に入りましたが、周りは高校からの経験者がほとんどで入部当初は大会に出場できませんでした。
しかし入部したときに大会出場メンバー入りを目標にしたので、部活のエースだったOB・OGに個人的に指導をお願いしたり、筋力強化のためにパーソナルトレーナーがいるジムに通ったりして、努力を続けました。その結果、入部から1年半後に大会メンバーに選ばれました。
仕事でもこの粘り強さを発揮して、困難な課題から逃げずに成果を追求したいと考えています。
「1年半かけて目標を達成した」と粘り強さが具体的な数値でわかり、説得力のある内容になっています。
例文のように、粘り強さをアピールするにはあきらめずに頑張った「期間」や挑戦した「回数」などの情報が必要不可欠です。
「粘り強さ」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
10例文|持続力=意志の強さアピール! 4指標で自分に合うか判断
③リーダーシップ
私の長所は、メンバーの事情を考慮して現実的な対応策でチームをまとめる「リーダーシップ」です。
たとえば大学のダンスサークルでは、約20人のチームのリーダーとして、学園祭のステージ発表を担当しました。
当初は練習への参加率にばらつきがあり、完成度を高めることが難しい状況でした。そこで、各メンバーに積極的に声をかけて事情を確認したうえで、月曜・木曜・土曜の3チームに分ける練習方法を提案しました。
また、各チームにも中心となるメンバーを置いて、練習内容の共有や振り付けの確認を任せることで、全員が主体的に練習に取り組める体制を整えました。
その結果、練習時間が限られていたにもかかわらず、本番ではトラブルなく納得できるクオリティのステージ発表を終えることができました。
仕事でもこのリーダーシップを活かして、メンバーが力を発揮できる環境を作って成果に貢献したいと考えています。
リーダーシップといってもチームをリードする方法は人それぞれ。
この例文ではメンバーの都合を考慮して柔軟に対応できるリーダーシップで、人間性が伝わりますね。
リーダーシップをアピールするには、例文のように「練習方法を提案した」「体制を整えた」など、チームに対してどのような働きかけをしたのかを具体的に説明するのがコツです。
「リーダーシップ」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
「リーダーシップ」の例文|26卒内定者の実際の自己PRを公開
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面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
④柔軟性
私の長所は、状況に適した解決策をその都度考えて実行できる「柔軟性」です。
大学3年生の頃から続けているインターンシップでは、企業のInstagram運用を担当しました。あるとき、投稿に使用する予定だった商品画像の準備が間に合わず、当初予定していた内容では投稿できないというトラブルが発生しました。
そこで私は投稿を延期するのではなく、限られた時間と素材を使ってできる代替案として、過去に反応が良かった投稿をまとめる企画を提案しました。その結果、予定どおり投稿を公開することができ、フォロワーからも「知りたい情報をまとめて見られて便利」と好評でした。
大学卒業後もこの柔軟性を活かし、予期せぬ状況にも落ち着いて対応しながら、周囲と協力して最善の方法を考えていきたいと考えています。
柔軟性をアピールするには、どのような問題が発生したのか、その問題にどう対処したかを具体的に説明するのがコツです。
例文では、「当初予定していた内容では投稿できないトラブルが発生した」「過去に反応が良かった投稿をまとめる企画で予定どおり投稿」と、時間が限られたなかで解決策を考えたエピソードを採用していることで、思考の柔軟性がよく伝わる内容になっています。
「柔軟性」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
10例文|柔軟性の自己PRを魅力的にアピールするコツ
⑤傾聴力
私の長所は、相手の立場に寄り添いながら気持ちや情報を聞き出す「傾聴力」です。
飲食店のアルバイトで新人スタッフの教育を担当していたとき、同じミスを繰り返すスタッフがいました。
本人は一生懸命に仕事に取り組んでいる様子だったので、私は「ミスを責めるのではなく、ミスが直らない原因を一緒に探す必要がある」と考えました。
そこでヒアリングで作業の工程を一つひとつ確認したところ、間違えて理解している部分があることがわかり、次の日からはミスがなくなりました。
社会人になってもこの傾聴力を活かして、チームの目標達成や課題解決に貢献したいと考えております。
傾聴力をアピールするには、傾聴が必要だと判断した背景と、傾聴をしたことで起きたポジティブな変化をわかりやすく説明するのがポイントです。
例文では、「ミスを責めるのではなくミスが直らない原因を一緒に探す」という判断をして、「間違えて理解している部分が判明してミスがなくなった」という変化が起きたことがわかり、傾聴力を活かして問題解決につなげられる人であると伝わりますね。
「傾聴力」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
26卒内定者のESを大公開! 傾聴力の自己PR例文
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⑥論理的思考力
私の長所は、さまざまな情報から問題の原因を整理して解決策を考える「論理的思考力」です。
大学のゼミでは、地域に若者の観光客を増やすための施策について研究しました。私は「そもそも若者の観光客が減っている原因を分析する必要がある」と考え、自治体のデータ分析や観光客へ聞き取り調査をおこないました。その結果、交通アクセスの分かりにくさが大きな課題の一つだと分かりました。
そこで研究発表では、観光客向けのアクセス案内を充実させる施策を提案しました。ゼミの担当教員から「課題分析が論理的でわかりやすい」と高い評価をもらいました。
社会人になってもこの論理的思考力を活かし、思い込みだけで判断せず、さまざまな情報をもとに課題の本質を捉え、解決に貢献したいと考えています。
論理的思考力をアピールするには「どのように課題を特定したのか」「原因に対してどのような対策を考えたのか」を明確にする必要があります。
例文では「自治体のデータ分析や観光客への聞き取り調査で交通アクセスの分かりにくさが課題と分析」「観光客向けのアクセス案内を充実させる施策を提案」と具体的に説明していて、課題に対して論理的に解決できる能力があると伝わります。
「論理的思考力」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
【内定者例文付き】「論理的思考力」の自己PRの伝え方|企業からの印象や注意点も紹介
⑦計画性
私の長所は、うまくいかないことも想定して先々を見越した行動ができる「計画性」です。
大学3年生のときに、アルバイトとサークル活動を続けながら、簿記2級の資格試験の勉強も進めました。
その際に、アルバイトの繁忙期で勉強が進められない時期があるため、繁忙期の前後に学習量を増やすようにあらかじめスケジュールを調整しました。
また、季節の変わり目で体調を崩す可能性も考え、定期的に勉強スケジュールにバッファを設けました。その結果、資格試験に一度で合格できました。
〇〇職は突然のトラブルの対応が多い仕事ですが、この計画性を活かして業務のスムーズな進行に貢献したいと考えております。
計画性をアピールするには計画どおりに進めるための具体的な対策が説明されていることが大切です。
例文では繁忙期を見越してスケジュールを調整したり、体調を崩しても問題ないようにバッファを設けたりといった対策が説明されていて、職種との相性が良いこともしっかりアピールできています。
「計画性」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
自己PR「計画性」を差別化する極意|相性が良い職種の一覧表つき!
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⑧素直さ
私の長所は、自分のできていない部分を受け入れて周囲の人のアドバイスを参考に行動できる「素直さ」です。
NPOで半年間のインターンをしていたとき、チャリティイベントの広報チームのメンバーとしてビラのデザインを作成しました。その際に職員の方から「デザインの基本が全然できてない」「もっとこうすべき」と厳しい指摘を受けました。
当初は自分なりに考えて作成したものだったため少し落ち込みましたが、自分に不足している知識や技術を学ぶ絶好の機会だと捉え直しました。
そこから、職員の方に具体的な改善点を積極的に質問して、アドバイスを参考にしながらデザインを何度も修正しました。
その結果、イベント終了後の計測でビラを見て来場した人の割合が例年よりも2割多く、職員の方からも激励されました。
入社後も、周囲からの指摘を成長の機会として受け止めて前向きに行動したいと考えています。
素直さをアピールするうえで大切なのは、周囲からのアドバイスや指摘に対してどのように捉えたのか、当時の心情を説明することです。
例文でも、デザインに対する指摘に対して「ありがたい」と思ったという点に、素直さがよく表れています。
「素直さ」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
自己PR「素直」はOK? 企業からのリアルな評価と伝え方を解説
⑨協調性
私の長所は、周囲の様子を見てその都度必要な立ち回りをする「協調性」です。
大学のサッカー部では、新歓イベントで部長や副部長が部内のとりまとめで余力がない状態だと判断し実行委員会との連絡係を自分が担当することで2人の負担を減らしました。
このような姿勢を大切にしていたら、引退後の打ち上げでは「いろいろな役回りをしてくれて本当に助かった」と部長や多くの部員から感謝されました。
仕事でも、自分の役割に囚われず、必要な役回りをその都度判断して貢献したいと考えています。
協調性の高さを効果的にアピールするには、「周囲がどのような状況だったのか」「周囲をサポートするためにどのような行動を起こしたのか」の2点を具体的に説明する必要があります。
例文では「部長や副部長が部内のとりまとめで余力がない」という状況に対して「実行委員会との連絡係を自分が担当する」ことで協力したことがわかりやすくまとめられていて、周囲の様子に合わせて必要な行動が起こせることがよく伝わります。
「協調性」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
「協調性」をアピールする自己PR例文! 26卒内定者の実例も紹介
⑩チャレンジ精神
私の長所は、未経験の分野でも「とりあえずやってみよう」と前向きにトライできる「チャレンジ精神」です。
大学3年生のとき、アルバイト先の店長から店舗のSNS運用を任されました。
私自身はプライベートのアカウントを含めてSNSで発信したことがなかったのですが、「どのようなことでも、できるようになったらおもしろくなる」という考えを持っているため、チャレンジすることにしました。
3カ月間PDCAを回しながら毎日投稿を続けた結果、アカウントのフォロワーを0人から1,000人に増やすことに成功しました。
入社後も、やったことがないことも楽しみながらチャレンジし、組織に貢献していきたいと考えています。
チャレンジ精神をアピールする場合、未経験のことを指示されたときに前向きに捉えたことを説明するのが効果的です。
例文では、未経験のSNS運用に対して「できるようになったらおもしろくなる」とポジティブに受け止めたことが説明されていて、チャレンジ精神の強さが伝わります。
「チャレンジ精神」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
「チャレンジ精神」の自己PR法|高評価のコツを例文つきで解説!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!企業から高評価な長所とは?
自ら行動ができることが伝わる長所は印象◎
企業から高く評価されがちな長所に共通しているのは、行動力に結びつきやすいもの。たとえば、
・主体性
・素直さ
・周囲を巻き込む力
などが挙げられますね。新卒のうちは特に自ら行動し知識を吸収したり、積極的に行動を起こす力が重視されます。こういった長所を実際に行動を起こしたエピソードとセットでアピールできると強いです。
【短所】面接での基本的な答え方
面接で短所を答えるときは、長所と同じように結論・根拠・まとめの順に説明するのが基本です。
ネガティブな印象を与えすぎないよう、まとめの部分で今後の向き合い方について触れるのが一番のポイントになります。
ここからは、具体的な答え方についてくわしく解説します。
ステップ①結論:端的に短所を伝える
私の短所は、計画的に行動することが苦手な点です。
まずは、結論ファーストで最初に自分の短所を端的に答えましょう。
「短所は〇〇です」「短所は〇〇できない点です」と言い切るよりは、「〇〇することが苦手な点です」「〇〇してしまうことが多い点です」などよりソフトな表現を使ったほうが、ネガティブな印象を抑えられますよ。
どのような人にも短所はあります。大事なのは、ネガティブに見えすぎないように表現を工夫することです。
ステップ②根拠:短所による失敗・挫折経験を伝える
大学のサークル活動で、イベントの計画をしていた際に準備の工程を甘く見積もってしまい、本番前の数日間ほぼ徹夜で準備しなければならなくなったことがありました。
次に、自分の短所が原因で失敗してしまった経験や挫折した経験を一つピックアップして説明しましょう。
例文のように「短所によってどのような状況を招いてしまったのか(準備の工程を甘く見積もった)」「その結果どうなってしまったのか(数日間ほぼ徹夜で準備した)」の2点を伝えると、聞き手が状況をイメージしやすい説明になりますよ。
「〇〇してしまった」「〇〇すべきだった」など、後悔している気持ちが伝わる表現を使うと失敗を真摯に受け止めている印象になり、ネガティブな印象を軽減できます。
ステップ③まとめ:今後どう向き合っていくか伝える
現在は、準備の工程を細かく分けてスケジュールを組んだり計画が遅れてしまったときのためのバッファを事前に設けたりして、計画的に行動できるように工夫しています。仕事でもこの対策は継続していきたいと思っています。
最後に、エピソードのような失敗を今後防ぐためにどのように短所と向き合っていくのかを説明します。
「失敗を経て〇〇に気をつけるようになった」など現在進行形で対策をしていると伝えると、「改善に向けてすぐに行動できる人だ」と好印象につながりやすくなりますよ。
短所の説明において、今後の対策はもっとも重要な部分です。
ポジティブな印象で回答を終われるように説得力のある内容を考えましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!短所を伝えるうえでの落とし穴に注意!
短所の改善方法が精神論止まりだと印象ダウン!
短所を伝えたうえでは、その短所にどう向き合っていくか、今後どのようにして短所をカバーしていくのかといったところが何よりも重要ですが、ここが「頑張ります」「ミスをしないよう意識します」などの精神論で終わってしまっていると、かなり印象が下がります。
単なる精神論で終わらせず、どういった仕組みを作り、どのように短所をカバーしていくのかを明確に伝えることが重要です。
回答した時点で印象が悪くなる短所もある!?
またどんなに明確に対処法や改善法を伝えたとしても、短所として挙げただけで企業側に「採用して大丈夫かな」と不安を持たれてしまうものもあります。たとえば、
・業務を進めるうえで重大な問題が起きそうな短所(遅刻癖がある、嘘をついてしまうなど)
・対人関係に大きく支障が出そうな短所(人と話すのが嫌い、チームで行動できないなど)
こういった短所は、社会人として顧客との信頼関係の構築や社内でのスムーズな業務の遂行に大きな悪影響を出してしまいます。伝える際には慎重になり、できるだけ別の短所を選ぶのが良いでしょう。
面接で短所を伝える際のポイント
面接で短所を聞かれたときに、もっとも注意すべきなのが、短所の「選択」と「説明の仕方」です。
これらを間違えてしまうと、場合によっては内定の可能性が大幅に下がってしまうことがあります。
意図せず自分から内定の可能性を下げてしまうことがないように、これから紹介する3つのポイントを必ず守りましょう。
①仕事に大きな影響が出るものは避ける
| 職種 | 伝えるべきでない短所 |
|---|---|
| 営業職 | 初対面の人と話せない / 共感力が弱い / すぐにあきらめてしまう |
| 接客・販売・サービス | 感情が表に出やすい / 会話が苦手 / 柔軟な対応ができない |
| 事務・経理・法務 | ミスが多い / 時間にルーズ / ルールを守るのが苦手 |
| 人事・総務 | 秘密が守れない / 人に寄り添いすぎて冷静な判断ができない / 感情的になりやすい |
| 企画・マーケティング | 論理的に考えるのが苦手 / 挑戦心がない / 批判されると深く落ち込む |
| エンジニア・デザイナー | 現状維持を好む / 周りに合わせられない / 規律が守れない |
希望職種の業務にネガティブな影響を与えてしまうような短所を挙げるのは避けましょう。「適性がない」と判断されて不採用になる可能性が非常に高くなります。
自分には応募職種に必要不可欠な要素がないと思ったら、職種選択から考え直すのも一つの手です。
②短所に対する対処法を具体的に伝える
自分の短所について聞かれたときは、普段実践している具体的な対処法を必ず説明して、短所を改善しようとしている姿勢を伝えることが大切です。
対処法について触れなかったり、対策の内容に具体性がなかったりすると「短所を改善する気がない」「仕事でも短所が原因で問題が発生するかも」などと思われてしまい、ネガティブな印象につながる可能性があります。
「気をつけるようにしています」は具体性に欠ける回答です。意識ベースではなく行動ベースで回答するようにしましょう。
③他責的な言い回しをしない
短所の説明をするときに、環境や周囲の人のせいにする表現や自分に落ち度がないような表現は使わないようにしましょう。
「失敗したら周囲のせいにする人」という印象になってしまい、一緒に働きたいと思ってもらえない可能性があります。
- 「受けた指示があいまいで、うまくいかなかった」
- 「忙しい環境で〇〇ができなかった」
- 「周りが〇〇してくれず、失敗した」
他責的な言い回しをしないためには、「失敗の原因は自分の短所にある」という前提で説明に一貫性を持たせることが大切です。
自分で気づかないうちに他責的な表現になってしまっていることも。
家族や友人などに一度回答を聞いてもらって印象を確認するのも対策としておすすめです。
面接で使える短所一覧と回答例文
ここからは、代表的な短所10個を題材にした回答の例文を紹介します。ネガティブな印象を抑えるための表現にも注目して参考にしてください。
こちらの記事では50個の短所を一覧で紹介しています。どのような短所を面接で答えるか迷ったときはぜひチェックしてみてくださいね。
50の短所一覧と回答例文|選考で伝えるべき短所は3ステップで発見
①大雑把・雑
私の短所は、細かい部分の確認が甘くなってしまう大雑把な点です。
たとえば飲食店のアルバイトでは、忙しいランチタイムでトッピングの付け忘れが多くなり、クレームが増えてしまったことがありました。
そこから「忙しいときほど手順を省略しないことが大事だ」と考えるようになり、アルバイト以外でも基本の手順やマニュアルを写したメモを常に持ち歩き、気になったときにすぐ確認できるようにしています。
入社後も基本やルールを大切にし、営業担当として高いクオリティの仕事をして顧客との信頼関係を築きたいと考えています。
大雑把さ・雑さが短所の場合、仕事のクオリティに悪影響が出ないような対策をしていると伝えることでネガティブな印象を避けることができます。
例文でも「手順やマニュアルの確認を徹底する」という具体的な対策で大雑把さをカバーしていて、短所を改善しようという前向きな姿勢が伝わりますね。
大雑把に対応してしまう人の多くは、楽観的な思考を持っているケースが多いです。こちらの記事では楽観的な部分をアピールにつなげるコツを解説しているので、あわせてチェックしてくださいね。
楽観的な短所をアピールにつなげるコツ|言い換え表現・回答例文付き
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
②優柔不断
私の短所は、さまざまな意見が出る場面で決断に時間がかかってしまう優柔不断な点です。
大学のサークルでイベント企画を担当した際は、メンバー10人の意見をすべて取り入れようとしてしまい、内容が決められずに準備時間が短くなってしまったことがありました。
この経験から、決断に迷う内容ほど期限を決めて前に進めなければいけないと学び、現在は「今日中に結論を出そう」「1週間以内に大枠を固めよう」など、最初に決断の期日を決めることにしています。
仕事でもこの方法を継続して、優柔不断な部分が業務に影響しないようにしたいと考えています。
優柔不断な部分がある人は「仕事のスピードが遅そう」と思われる可能性も。
ネガティブな印象にならないよう、どのように意思決定を工夫しているのか説明することが大切です。
例文では「決断の期日を最初に決める」という方法を説明していて、短所を改善しようとする姿勢が伝わります。
「優柔不断」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
短所「優柔不断」を上手に伝える方法|要注意なNG例も徹底解説!
③マイペース
私の短所は、自分の好きな分野になると深くのめり込んでマイペースに取り組んでしまうことがある点です。
大学のグループ課題では、自分の発表部分を完成させるのにほかの人の2倍時間がかかってしまい、全体の進捗が遅れて課題の評価も低くなってしまったことがありました。
この出来事で、チームワークが必要な場面でマイペースさを貫いてしまうと、結果的に全体の完成度を下げてしまうと学びました。
現在では、自分が納得できるかどうかにかかわらず期日よりも早めに課題を提出して、周りに相談しながら進めるようにしています。
社会人になってもこの姿勢でチームと足並みを揃えて仕事に取り組みたいと思っています。
マイペースは悪いことではありませんが、周囲の状況に合わせる意思が見えないと「チームでうまくやっていけなさそう」という印象になる可能性も。
そのため、チームで活動しているときに大切にしていることを説明するのがおすすめです。
例文では「期日よりも早めに課題を提出する」「周りに相談しながら進める」などの具体的な対策が説明されていて、チームワークを意識して行動していることが伝わります。
「マイペース」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
マイペースは短所としてアリ? 評価につなげる方法とNG例を紹介!
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
④計画性がない
私の短所は、やりたいことを詰め込みすぎてしまって計画的に進められないことがある点です。
大学では、学業とアルバイトとサークル活動に加えて資格試験の対策を同時並行で進めていた時期がありました。
しかし現実的な時間配分を考えていなかったことで結果的に資格の勉強が計画通りに進められず、試験に落ちてしまったことがありました。
この経験から、現在は新しいことを始めるときに必ず1週間ごとの時間割を組んでどのように時間を捻出するか事前に考えるようにしています。
仕事においてもこのスケジュールの立て方を活用し、限られた時間で最大の成果を出せるように頑張りたいと思っています。
計画性のなさは、特に長期スパンで取り組む職種や仕事内容の場合、業務に直接的な悪影響が出るのでネガティブな印象につながりやすいです。
印象を悪くしないためには、例文の「必ず1週間ごとの時間割を組む」対策のように、計画の立て方で普段から工夫していることをなるべく具体的に説明しましょう。
「計画性がない」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
「計画性がない」短所は危険!? 企業の本音と伝え方のコツを解説
⑤心配性
私の短所は、失敗することを心配しすぎて本来の実力を発揮できないことがある点です。
大学のサークルでイベントの司会を担当した際、「失敗したらどうしよう」と考えすぎて、練習でできていたことが本番でできなくなり、進行が止まってしまう場面がありました。
この失敗から、練習の段階から本番を想定したイメージトレーニングをするようにして、本番で過度に不安にならないように対策をしています。
仕事においてもこの方法を活用して、重要な場面でしっかり実力を出し切れるようにしたいと考えています。
心配性は必ずしも悪いことではありませんが、それが原因で仕事が遅れたり失敗につながってしまう可能性を危惧されることもあります。
そのため、心配しすぎないために普段から気をつけていることを説明するようにしましょう。
例文では「練習と本番のギャップをなくすことで心配を減らす」という具体的な対策が説明されていて、説得力があります。
「心配性」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
心配性な短所はどう伝える? 企業の本音とマイナス評価を避けるコツ
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
⑥人見知り
私の短所は、初対面の人と打ち解けるまでに時間がかかる点です。
長期インターンに参加した当初、自分から周りの学生に話しかけなかったことで必要な業務を正確に理解できず、後々のインターン活動でトラブルにつながってしまったことがありました。
この経験から、円滑に仕事を進めるには恥ずかしさや不安を気にせず積極的にコミュニケーションをとることが大事だと学び、現在は自分から積極的に話しかけるようにしています。
社会人になっても、自分から意識的にコミュニケーションをとるようにし、周囲と深い信頼関係を築きながら働きたいと考えています。
人見知りが短所の場合、ネガティブな印象を避けるには、積極的に周囲とコミュニケーションをとろうという前向きな意志を伝えることが大切です。
例文では人見知りによる失敗経験をもとに自分から積極的に話しかけるという対策を講じていて、短所を改善する姿勢を持っていることが伝わりますね。
「人見知り」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
短所「人前で話すのが苦手」を伝える例文|26卒内定者らの実例
⑦完璧主義
私の短所は、何事も完璧に仕上げたいという気持ちが強く、妥協して取り組むのが苦手な点です。
長期インターンでSNS運営を担当したとき、一つひとつの投稿内容にこだわるあまり更新頻度を維持できず、思うような結果につながらなかったことがありました。
この経験から、細部にこだわるあまり全体が疎かになるのは本末転倒だと身をもって理解しました。
今では更新の期限を決めたり投稿の基準を設けたりして、自分が納得するかどうかにかかわらず行動し続けることを大切にしています。
仕事においてもこの姿勢を継続して、成果につながる働きをしたいと考えています。
完璧主義は「こだわりすぎて仕事が遅そう」という印象につながりかねないため、適度なタイミングで区切りをつけるために普段どのような工夫をしているかを説明しましょう。
例文では「更新の期限を決める」「投稿の基準を設ける」などの具体例が説明されていて、意識的に区切りを設けていることが伝わります。
「完璧主義」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
短所「完璧主義」を伝える例文|26卒内定者の実例を紹介
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
⑧抱え込みがち
私の短所は、問題を解決するまで一人で抱えこんでしまうことが多い点です。
企業のインターンでInstagram運用を任されていましたが、学業との両立が難しくなっても無理して一人で管理を続けた結果、投稿内容の質が下がってしまい、結果的に投稿への反応が減ってしまったことがありました。
このことから早めに周囲へ相談することの大切さを学び、現在は周囲に自分の状況を定期的に共有して、一人で抱えこむ前に相談できるようにしています。
社会人になってもこの対策を続け、チームで課題を乗り越えて目標を達成できるよう尽力したいと考えています。
問題を一人で抱え込む人は「仕事でトラブルが起きたら隠そうとするのでは」という印象につながることも。
それを避けるためには、周囲に相談することの重要性を理解していると伝えることが大切です。
例文では、周囲に自分の状況を定期的に共有しているという対策を説明することで、ネガティブな印象にならないまとめ方になっています。
「抱え込みがち」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
短所「1人で抱え込む」を伝える例文|26卒内定者らの実例
⑨頑固
私の短所は、自信のある分野に関して自分の考えに固執してしまうことがある点です。
大学のサークル活動で展示イベントをおこなった際、アルバイトでのイベント管理の経験があったことから周囲に自分の考えを押し付けるような態度をとってしまい、一時期サークル内の雰囲気が悪くなったことがありました。
今でもこのときのことを反省していて、現在は周囲の意見を聞き出したうえでチーム全体が納得できる折衷案がないか考えるようにしています。
仕事でもこの姿勢を大切にし、自分の意見に固執しすぎずチームワークで課題に取り組みたいと思っています。
頑固さを短所として挙げる場合、「周りの意見をまったく聞かなそう」という印象をいかに和らげるかが重要です。
例文の「チーム全体が納得できる折衷案を考える」対策のように、自分の考えに固執しすぎないために気をつけていることを具体的に述べると、ネガティブな印象を避けることができます。
「頑固」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
例文6選! 面接で頑固な短所を伝えて好印象を残すコツ
⑩周囲に流されやすい
私の短所は、自信のない分野の話になると周囲の意見に流されてしまう場面がある点です。
大学のグループ課題が自分にあまりなじみのないテーマだったため、少し疑問に思うことがあっても周囲に確認することなく、周りの学生の意見に流されてしまったことがありました。
しかし、課題を進めていくうちに最初に疑問に感じていた点がネックになってやり直しになってしまいました。
この経験から、自信の有無にかかわらず自分の意見はその都度周りに伝えたほうが良いと思うようになり、今は気づいたことがあれば「後でトラブルにならないようにしたいから」と前提を伝えたうえで意見を言うようにしてます。
社会人になってもこの姿勢を大切にし、全体最適のために意見を伝えるようにしたいと考えています。
周囲に流されやすい性格の場合、「自分の意見をしっかり伝えられなさそう」「主体性がなさそう」と思われる可能性が高いです。
そのため、意見を出す場で普段からどのような工夫をしているのかを具体的に説明して積極性を示しましょう。
例文では「トラブル回避という前提を伝えたうえで意見を言う」と、自分なりの意見の出し方を説明していて、短所の改善に普段から向き合っている印象を受けます。
「周囲に流されやすい」の回答のコツや例文については、こちらの記事でさらにくわしく紹介しています。
短所「周りに流されやすい」を伝える例文|26卒内定者の実例
キャリアアドバイザーに聞いた!長所・短所に関する企業からの評価
面接での長所・短所の答え方についてキャリアアドバイザー87名にアンケートをとったところ、評価されやすい長所やエピソード、マイナス評価につながりやすい短所などが見えてきました。
これらを参考にすれば、企業目線で高評価につながる回答を用意することができますよ。
| 【自己PRに関する調査】 ・調査方法:アンケート調査 ・調査日:2025年12月10日~17日 ・調査元:「キャリアパーク就職エージェント」を運営するキャリアパーク就職エージェント編集部 ・調査対象者:「キャリアパーク就職エージェント」のキャリアアドバイザー87人 |
行動系の長所が特に評価されやすい

企業から評価されやすい強みについてアンケートをとったところ、87人中80人のキャリアアドバイザーが「行動・推進系」を選択しました。
次に回答が多かったのが「対人・組織系」で、半数以上の65人が選択しました。
このことから、「組織のなかで自ら行動を起こして状況を変えられる」ことを長所としてアピールできると高評価につながりやすいと考えることができますね。
自分のどのような点を長所として説明するか迷ったときは、行動力やチーム活動に関係する長所を探してみましょう。
部活動のエピソードが最も評価が高い

面接で企業から評価されやすいエピソードに関する質問では、「部活動」にもっとも多く回答が集まりました(87人中66人)。
次に多かったのが「長期インターン」で、50人以上のキャリアアドバイザーが選択しています。
部活動や長期インターンは仕事と同じように、一つの目標に向かってチームで協力する機会が多いため、応募者が組織のなかでどのように考えて行動するタイプなのか面接官が想像しやすいという面があります。
特に評価につながりやすい長所の説明では、部活動や長期インターンなどのエピソードを優先的に話すようにしましょう。
「あきらめが早い」などの弱みはマイナスにつながる

アンケートでは、面接で避けたほうが良い弱みについてもキャリアアドバイザーに質問しました。
その結果、「あきらめが早い」「主体性がない」「計画性がない」「感情的になりやすい」などに回答が分散する形になりました。
回答が集まった弱みを見ると、長く働き続けるうえで支障になりそうな短所といえます。
仕事ではすぐに結果が出ないことも多く、周囲と協力しながら、長期的な視点で地道に努力を続ける姿勢が求められます。
そのため、面接でこれらを短所として挙げるのは避けたほうが安全です。
これらを短所として挙げる場合でも、ネガティブな印象になりすぎないよう表現をソフトにして言い回しを工夫することが大切です。
面接で長所・短所を答える際の注意点
長所・短所の回答を考えるのに一生懸命になりすぎて肝心な部分を忘れてしまい、面接官に「求めていた答えと違う」と思われてしまうケースもあります。
そのため、面接で長所・短所の回答を準備するときは、これから紹介する4つの点を守れているかチェックしながら内容を考えましょう。
①一貫性のない回答は避ける
面接の長所・短所の回答でよくある失敗の一つが、内容の矛盾です。長所と短所が矛盾していると、説明した内容の信ぴょう性が一気に下がってしまいます。
たとえば「長所は行動力、短所は主体性のなさ」と答えた場合、「主体性がないのに行動に移せるの?」など疑問に思われてしまう可能性が大きいです。
そのため、長所・短所の回答を考えるときは、両方の内容の辻褄が合っているか必ず確認するようにしましょう。
長所・短所の切り取り方や言葉選びが適切でないことで内容が矛盾しているように聞こえることもあるので、説明の表現も含めて確認することが大切です。
②社会人として当たり前すぎる内容は避ける
長所に関しては、社会人として当たり前すぎることを長所として挙げてしまうと、「それは長所ではなく普通のこと 」「常識がわかっていなさそう」などと思われてしまい、良い印象にはつながりません。
- 時間や規律を守れる
- 挨拶ができる
- 報告・連絡・相談ができる
- 任されたことを最後までやり切れる
面接官は、ほかの人よりも得意なことや自信を持ってできることを知りたいと思っているので、自分の個性が伝わる長所をアピールするようにしましょう。
自分の長所が見つかっていない場合や、自分に自信が持てない場合によく見られる回答です。
改めて自己分析をして、過去のエピソードから具体的な長所を探すことから始めましょう。
③「短所はない」という回答はしない
面接で短所を聞かれた際に、自信の強さを伝えたりインパクトを出したりするために「短所はありません」と回答する人もいますが、この回答はおすすめしません。
「自分を客観的に見れていない」「自分の弱い部分を受け入れられていない」と捉えられる可能性が高いためです。
自己分析を通して自分の短所をしっかり受け入れ、素直に答えるようにしましょう。
短所は、自分の等身大の人間性や個性が伝わる部分でもあります。
「そういうこともあるよね」と面接官から共感を得られることもあるので、しっかりとした回答を用意しましょう。
④成果を並べただけの長所は避ける
自分の魅力をアピールしようとして、長所を聞かれたときに「アルバイトで売上を上げた」「部活でチームをまとめた」など過去の成果を次々と並べる人もいます。
これは単なる自慢に聞こえてしまう可能性が高いので避けましょう。
長所の説明で大切なのは、 成果そのものではなく、数々の成果を実現させた背景にある「内面の強み」をわかりやすく伝えることです。
紹介する成果は一つだけに絞り、自分の長所は何なのか、長所を仕事にどう活かしたいかに重点を置いた回答をしましょう。
成果ばかり並べてしまうケースは、自己PRを求められたときにもよく起こります。
面接ではこの質問ではどのような回答を求められているのかを考え、そこからブレずに答えることがとても重要です。
【Q&A】面接での長所・短所の答え方に関してよくある質問に回答!
ここからは、面接での長所・短所の答え方に関してよく質問される内容に、キャリアアドバイザー目線で回答します。
自信を持って面接に臨めるように、今のうちに疑問を解消しておきましょう。
Q.長所と短所は全く無関係な内容でも大丈夫?
A.無関係な内容でも大丈夫ですが、一貫性があると自分の人物像が伝わりやすくなります。
長所と短所は表裏一体なので、関連性のある内容にすると回答に深みが出て、より自分らしさや人間味を伝えることができますよ。
しかし、長所と短所の回答で同じ内容の繰り返しになってしまうリスクもあります。
それが心配な場合は、まったく関係のないものを選ぶほうが安心して面接を受けられると思います。
Q.短所を伝えると面接で不利にならない?
A.仕事に関連する致命的な内容でない限り、不利になることはありません。
どのような人にも短所はあるので、短所を聞かれて答えたからといって、それだけで面接で不利になることはありません。
むしろ「短所がない」と答えるほうが、信ぴょう性がなく不利になる可能性が高いです。
とはいえ「キャリアアドバイザーに聞いた! 長所・短所に関する企業からの評価」で紹介したように、仕事に直接悪影響がありそうな短所は採用の可能性を下げてしまうリスクがあるので避けましょう。
面接での長所と短所の答え方を押さえて好印象を残そう!
面接で長所・短所を答えるときは、結論・根拠・まとめの基本構成を押さえつつ、簡潔さと具体性のバランスを意識しながら説明しましょう。
また、長所や短所の内容は企業の事業や希望している職種の内容などを考慮して、入社後の活躍イメージを持ってもらえるように工夫することが大切です。
今回紹介したさまざまな答え方のポイントや注意点を参考に、面接までに好印象を残せる回答を準備しましょう。
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