目次
- 通信制大学卒ならではの就職活動の進め方を理解しよう!
- キャリアアドバイザーに聞いた! 通信制大学卒の学生の就活実態
- 通信制大学の学生ならではの5つの対策
- ①通信制大学ならではのスケジュールを把握する
- ②通信制大学を選んだ理由を明確に伝えられるようにする
- ③ガクチカで通学制大学卒との差別化を図る
- ④通信制大学卒ならではの強みを押し出す
- ⑤就活系のサービスをフル活用する
- 通信制大学卒の学生のおもな就職先
- ①IT業界
- ②福祉・医療業界
- ③教育業界・公務員
- ④サービス業界
- 通信制大学卒の就活で気をつけたいこと
- 履歴書で「通信教育課程」を隠さない
- 企業選びは広い視野を持つ
- 【Q&A】通信制大学卒の学生の就職活動についてよくある質問に回答!
- Q.通信制大学卒だとコミュニケーション能力に懸念を持たれる?
- Q.受験に失敗して通信制大学を選んだ場合正直に理由を言って良い?
- Q.特にガクチカがない場合はどうする?
- Q.通信制大学から大手企業や有名企業への就職は可能?
- 通信制大学卒ならではの就職活動のコツを知って内定を獲得しよう!
通信制大学卒ならではの就職活動の進め方を理解しよう!
「通信制大学卒は就職で不利になるのでは…?」
通学制と学び方のスタイルが異なるからこそ、就職活動をどのように進めるべきか悩む学生は少なくありません。
しかし、通信制大学だからこその強みやアピールポイントを正しく理解し、適切な戦略を立てれば、希望する企業からの内定を勝ち取ることは十分可能です。
この記事では、通信制大学卒ならではの就職活動の進め方や気をつけたいポイントを解説します。
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キャリアアドバイザーに聞いた! 通信制大学卒の学生の就活実態
通信制大学からの就職活動に対して、「本当に企業から評価されるのだろうか」「不利になってしまわないか」と不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日々多くの学生をサポートしているプロのキャリアアドバイザーに、通信制大学出身者の実際の就職事情や、企業が抱くリアルな印象について詳しく話を聞いてみました。
まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう
自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
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通信制大学の学生ならではの5つの対策
通信制大学に通う学生が就職活動を成功させるには、通学制の学生とは異なるアプローチが欠かせません。
自分のライフスタイルや学習環境の特徴を正しくとらえ、強みに変えていく準備を進めましょう。
ここからは、選考を有利に進めるために抑えておきたい5つの具体的な対策を紹介していきます。
①通信制大学ならではのスケジュールを把握する
| 通信制の学習イベント | 開催時期の目安 | 対策 |
|---|---|---|
| 単位修得試験 | 年4回程度(5月・7月・11月・1月など) | 6月の面接ピークと重なりやすいため、4月までにレポートを完成させておく |
| スクーリング(面接授業) | 夏期(8月)・冬期(2月)・土日開催など | 8月の夏インターンシップや直前期の選考と被るため、就活のピーク月には履修を入れない |
| 卒業論文・制作 | 4年次の通年 | 5月〜6月の面接ピークと執筆が重なるため、3年次のうちにテーマ決定や大枠の執筆を終える |
通信制大学では自分で履修ペースを決められる反面、計画的に進めなければ大学の課題や試験に追われて選考の機会を逃してしまう可能性があります。
ポイントは、選考が最も忙しくなる「3年次の3月〜4年次の6月」から逆算し、学業の負担を最小限に抑える履修計画を早期に完成させること。
必要な単位の多くを3年次の前半までに修得しておけば、面接日程が急に入った場合でも慌てる心配がなくなります。
また、急な選考が入った際にも学業と就活を両立できるよう、あらかじめ優先順位を決めたタスク管理を徹底しましょう。
学業のスケジュールを前倒しで調整した経験は、選考でも非常に強いアピール材料になります。
忙しい時期を見越してタスクを前管理できた手順や工夫を振り返り、仕事における「業務管理能力」へとつなげて伝えることができますよ。
②通信制大学を選んだ理由を明確に伝えられるようにする
選考で通信制大学を選んだ理由を聞かれたときは、これまでの経験を前向きに変換して伝える工夫が大切です。
たとえば高校時代の体調不良や不登校といった事情がある場合も無理に隠す必要はなく、「その課題に向き合い、通信制でどう成長できたか」という克服のプロセスを伝えます。
さらに「資格取得やプログラミングの勉強」「長期インターンへの挑戦」など、自由な時間を使って自分から行動した理由も伝えましょう。
仕上げとして、提出したレポート数や毎日の学習時間などの具体的な数字を添えると、自立してやり抜く自己管理能力に説得力が生まれます。
- 高校時代は体調を崩しがちだったため自分のペースで学べる通信制を選び、毎朝7時に起きて毎日3時間の学習スケジュールを徹底することで、4年間で体調管理の習慣と124単位の修得を達成した
- Webデザインの実務経験を早期に積むため通信制を選択し、週3日間の長期インターンで15件のサイト制作に携わりながら、提出レポート40本をすべて期限内に提出して学業と仕事を両立させた
- 難関資格である宅地建物取引士(宅建)の取得に向けた勉強時間を確保するために通信制を選び、毎日4時間の独学を1年間継続した結果、20歳での資格合格とストレートでの単位取得を成し遂げた
企業が評価しているのは、通信制を選んだ理由そのものよりも「目的を持って選択し、計画通りに行動できたか」という主体性です。
「通信制だから」と恐縮するのではなく、時間をどう活用して成果につなげたかを具体的な数字やエピソードで伝えられれば、面接官に自立心の高さをアピールできますよ。
③ガクチカで通学制大学卒との差別化を図る
通信制大学の大きなアドバンテージは、決まった講義時間に縛られず、自分のスケジュールを柔軟に組める点にあります。
通学制の学生が授業やサークルに時間を割いている間、自分はどこに時間を使ってどんな成果を出したのかを示すことで、ほかの就活生との差別化を図りましょう。
- 週3日以上しっかり働ける長期インターンに参加する
→社会人と同様の実務経験や即戦力としてのスキルを提示できる - ITスキルや語学、専門資格などの学習に集中して取り組む
→目標を確実に達成する継続力や実行力を証明できる - 個人でのWeb制作やSNS運用などの実績を作る
→自ら企画して実行まで遂行できる行動力の高さを証明できる
授業以外の時間を何に費やしたかという努力の過程は、通学制の学生との大きな差別化ポイントです。
単に取り組みを伝えるだけでなく、そこで得たスキルや経験が入社後にどう活かせるかまでセットで語りましょう。
ガクチカの基本的な組み立て方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
④通信制大学卒ならではの強みを押し出す
- 自分で計画を立てて進める自己管理能力や計画性
- 目的意識を持って自ら選択・行動する主体性
- 自由な時間を成果に変える実行力
- 文章で正確に伝えるテキストコミュニケーション能力
通信制大学の学びで鍛えられた強みは、企業が求める人材像と非常に相性が良いと言えます。
最近はリモートワークや自律的な働き方を導入する企業が増えており、誰かに指示をされなくても自分で予定を立てて進められる力は大きな魅力です。
さらに、通学時間がかからないメリットを活かして実務経験や専門スキルを身に付けておけば、大学名ではなく個人としての行動力で高く評価してもらえます。
早い段階から実務に慣れている姿を見せることで、入社後もスムーズに活躍できる人材として面接官に安心感を持ってもらいやすくなるでしょう。
通信制の学生が日常的におこなっている「一人で考え、計画を立てて実行する」という行動は、多くの企業で魅力的な強みとして評価されるもの。
課題に対して指示を待つだけでなく自分から行動したエピソードを一つ用意しておくだけで、企業からの評価は大きく変わります。
それぞれの強みの具体的なアピール方法は自分の強みがわからない場合の対処法はこちらの記事で紹介しています。あわせてチェックしておきましょう。
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⑤就活系のサービスをフル活用する
- 新卒向けの就職エージェント
- スカウト型の就活サイト
- 大学のオンラインキャリアセンター
- 通信生同士のSNSコミュニティやサークル
通信制の学生は周りに相談できる相手が少なく、情報から孤立してしまいがちなため、意識的に外部のサポートを活用することが大切です。
上記のサービスを活用し、プロのアドバイザーから面接の指導やフィードバックを受けたり早期にオファーを獲得する機会を増やしたりしましょう。
また、就活における悩みを共有できる仲間や相談相手を周囲に作り、常に新しい情報を得られる環境を整えていく姿勢も内定獲得のためには欠かせません。
一人で就活を進めようとすると、自分が知っている限りの有名な企業や目についた業界だけに選択肢を絞ってしまい、本来向いているはずの優良企業を見落としてしまう危険があります。
就活サービスやキャリアアドバイザーを頼ることは決して甘えではないため、使える手段はすべて使い倒す姿勢で臨んでください。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!通信制大学卒の就活攻略法は?
在学中の経験がものを言う!
通信制の最大の強みは、何と言っても「時間の自由が利きやすいこと」。そのため在学中にプラスアルファの取り組みをしておくと有利になります。
たとえば、
・資格取得
・クリエイティブ系のスキル習得
・インターンシップへの積極的な参加
などですね。
企業の懸念にも先回りした対策を
また、通信制の学生に対して企業が抱きがちな懸念は「コミュニケーション能力」と「協調性のなさ」です。
その懸念を払拭するために、とにかく人と長期にわたってかかわる経験を積んでおくと良いでしょう。
たとえば長期のアルバイトに継続して取り組み、「集団の中で問題なくやっていける」というエピソードを用意しておくなどもおすすめですね。
通信制大学卒の学生のおもな就職先
通信制大学で学んだ学生は、幅広い業界や職種で活躍の場を見つけています。
自分の専門スキルを活かせる分野はもちろん、人物面や実績が正しく評価される環境を選ぶことで、納得のいく就職をかなえることが可能です。
ここからは、通信制大学の卒業生が実際に多く選んでいる4つの業界について、目指せる職種や選ばれる理由をわかりやすく紹介します。
あなたが受けないほうがいい職業は?
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入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが「適職診断」です。40の質問に答えるだけで適性のある職業や受けないほうがいい職業を診断できます。
自分に適性のある職業を早めに知って、就活を成功させましょう。
①IT業界
- システムエンジニア(SE)
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webマーケター
IT業界はコンピュータやインターネットを活用したサービスを扱う分野で、通信制大学の学生から特に人気を集めています。
採用の場面では大学の知名度以上に、自分でプログラミングやデザインを学んだ実績や技術力そのものが重視されるためです。
在学中に作った制作物の作品集(ポートフォリオ)を用意できれば、自身のスキルを直接アピールして内定に近づけます。
IT企業では、わからないことを自力で調べて解決する「自走力」が欠かせません。
通信制で一人で学習を継続してきた経験そのものが、エンジニアやマーケターとしての適性を示す強い根拠となります。
IT業界や各職種の就活のコツを知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
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②福祉・医療業界
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 医療ソーシャルワーカー
- 保育士
- 心理カウンセラー
福祉や医療の業界は、生活の支援や心身のケアを必要とする人々を支える領域です。
この分野では国家資格などの有無が採用に直結するため、通信制か通学制かという学び方の違いがハンデになりにくい特徴を持ちます。
通信制大学で単位や実習を重ねて必要な資格さえ取得すれば、専門職として即戦力で迎え入れられるケースが非常に多く見られます。
資格の取得に向けて計画的に勉強を重ねてきた事実は、誠実さのアピールにもつながります。
人の役に立ちたいという熱意に加え、最後までやり切る責任感の高さをアピールしていきましょう。
医療業界を目指す場合はこちらの記事も参考にしてくださいね。
医療業界への内定に導く志望動機の書き方|文系でも高評価を得るコツ
③教育業界・公務員
- 小・中・高・特別支援学校の教員
- 都道府県庁・市役所職員
学校教育を担う現場や、地域住民の暮らしを支える自治体などの公務員も主要な進路の一つです。
教員採用試験や公務員試験は、筆記試験の得点や面接での人物評価によって公平に合否が判定されます。
そのため学歴による有利不利が存在せず、試験に向けた準備をしっかりとおこなえば通信制大学からでも十分に合格を狙えるのが魅力です。
試験勉強と大学の単位取得を並行させるには高い自己管理能力が必要です。
準備段階で苦労した点や工夫したスケジュール管理の手法を選考で語れると、評価が一段と高まりますよ。
教育業界や公務員の理解を深めたい人、またそれぞれの選考のポイントを知りたい人はこちらの記事もチェックしておきましょう。
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④サービス業界
- 総合職
- 法人営業
- カスタマーサポート
- 事務職
サービス業界は顧客へ快適さや便利さを届ける分野であり、無資格から応募できる求人も豊富にそろっています。
通信制ならではの自由な時間を活用して長期インターンや営業のアルバイトに励んだ学生が、そこで得た実務経験を強みにして内定を獲得する事例が豊富です。
ポテンシャルだけでなく「実際に現場で働いた経験」を示すことで、選考を優位に進められます。
サービス業や営業職では、年齢や立場が異なる相手と円滑にかかわる対人能力が求められます。
在学中のアルバイトやインターンで得た具体的な成果や失敗からの学びを言語化しておきましょう。
サービス業や各職種の選考時のポイントはこちらの記事を参考にしてくださいね。
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通信制大学卒の就活で気をつけたいこと
通信制大学での経験は大きな強みになりますが、就職活動を進めるうえで知っておくべき注意点も存在します。
少しの誤解や知識不足によって、せっかくの努力が評価されないという事態は避けたいところ。
ここからは、選考での失敗を防いで納得のいく結果につなげるために意識しておきたい2つのポイントを解説します。
履歴書で「通信教育課程」を隠さない
履歴書を書く際は、正式名称である「〇〇大学〇〇学部〇〇学科(通信教育課程)」と正しく記載することが基本ルールです。
「通信制だと不利になるかもしれない」という不安から、単に「〇〇大学〇〇学部卒業」とだけ書いて通信制であることを隠そうとする学生がいます。
しかし、経歴の偽りだと受け取られたり、選考で深掘りされた際に動揺して信用を失ったりするリスクにつながりかねません。
通信制大学で学んだこと自体が選考で不利になる心配はありません。
むしろ事実を正直に書き、そこで培った自走力をアピールするほうが企業からの評価は高まります。
隠さずに提示したうえで「通信だからこそ身に付いた強み」を堂々と語り、あなたの魅力を伝えましょう。
企業選びは広い視野を持つ
就職活動を進めるなかで、「通信制だから大手企業は無理だろう」「通信生を歓迎してくれる企業だけに絞ろう」と自分で限界を決めてしまう学生は少なくありません。
特定の業界や企業規模だけに選択肢を狭めてしまうと、自分の能力や適性に合った企業を見落とす原因になります。
知名度や学歴の枠組みにとらわれず、個人の行動力や実績を評価してくれるベンチャー企業や中堅企業など、幅広い視野を持って志望先を探していく姿勢が大切です。
自分で勝手に選択肢を狭めてしまうのは非常にもったいないこと。
学歴という枠組みよりも「個人の実力や自律性」を重視して評価してくれる企業はたくさん存在するため、まずは先入観を捨てて気になる企業へ積極的にアプローチしてみましょう。
【Q&A】通信制大学卒の学生の就職活動についてよくある質問に回答!
通信制大学からの就職活動では、特有の不安や疑問を抱く場面が少なくありません。
そこでここからは、通信制大学卒の学生からよく寄せられる質問に対し、キャリアアドバイザーの視点で回答します。不安を解消し納得のいく形で選考へ臨むために確認しておきましょう。
Q.通信制大学卒だとコミュニケーション能力に懸念を持たれる?
A.対面でのかかわりが少ないイメージを持たれがちですが、学外での経験や実際の対話を通して懸念は十分に払拭できます。
企業側はキャンパスに通う機会が少ない環境に対して、集団でのワークや日常的な対人経験が不足しているのではないかという先入観を抱きがちです。
しかし、アルバイトやインターンで人とかかわった具体的なエピソードを提示できれば、こうした不安はすぐに解消されます。
さらに、日頃のやり取りで培われたメールやチャットでの丁寧なやり取りをアピールするほか、面接の場で相手の質問に明るくわかりやすく応答することで、コミュニケーション能力の高さを示すことができますよ。
Q.受験に失敗して通信制大学を選んだ場合正直に理由を言って良い?
A.問題ないですが、その挫折からどう学び、通信制の環境でどう前向きに成長したかまで語ることが欠かせません。
選考で過去の失敗を隠さずに認める姿勢は、採用担当者に素直で誠実な人柄として好印象につながることが多いです。
しかし単に「受験に失敗したから」と言うだけでなく、自分のペースで専門スキルを身に付けるために通信制へ進む決断をしたという前向きな目的をしっかりと添えることが重要です。
挫折を糧にして自己管理を徹底し、資格の取得や単位取得に向け努力を重ねたプロセスまで伝えることで、課題解決力や粘り強さを兼ね備えた人材として非常に高い評価へとつながります。
Q.特にガクチカがない場合はどうする?
A.通信制で計画的に学習を重ねて単位を取得し続けた日々の過程そのものが立派なアピール材料になります。
サークルやゼミなどの経験や実績がなく、ガクチカがないと考える学生は多いですが、企業がガクチカで見ているのは、華やかな功績そのものよりも「目標に向けてどのように自分で考えて行動したか」という努力の過程です。
挫折しやすいと言われる通信制の環境で、毎日のスケジュールを調整しながら単位を取り続けてきた経験は、企業にとって非常に魅力的な自己管理能力の証明となります。
もし選考までにまだ準備期間がある場合は、短期間で取得できる資格に挑戦したり、単発のボランティアに参加したりして実績を一つ追加するのもおすすめの対策です。
Q.通信制大学から大手企業や有名企業への就職は可能?
A.十分に可能です。通信制大学でも正式な大卒資格(学士)を取得できるため、大手・有名企業の応募条件を満たせます。
大手企業が求める応募要件である「4年制大学卒業(見込み)」を問題なく満たしているため、学歴の形式だけで選考から除外される心配はありません。
むしろ、通信制ならではの時間的な柔軟性を最大限に活用し、長期インターンでの実務成果やITスキル、難関資格などを身に付けている学生は、通学制大学に通う学生以上に頼もしい存在として評価されます。
誰かに指示を受けることなく自力で課題をやり遂げる「自走力」や「計画性」を自信を持って伝えることで、人物や実務能力を重視する大手企業からの内定獲得に大きく近づくことができます。
通信制大学卒ならではの就職活動のコツを知って内定を獲得しよう!
通信制大学での学びを通して培った自己管理能力や主体性は、企業にとっても魅力的な強みとなります。
就職活動を成功へと導くためには、大学のスケジュール管理を前倒しでおこなう意識や、通信制を選んだ前向きな理由を自分の言葉で語る姿勢が欠かせません。
自身の歩んできたプロセスに自信を持ち、適切な戦略を立てて臨むことで、希望する企業からの内定獲得に近づいていきましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!通信制大学卒は就活で不利?
キャリアアドバイザー
加藤 大智
プロフィールをみる不利になるケースもある
もちろん通信制大学だからといって不採用になるということはありません。とはいえ実態として、多少不利になるケースがあるのも確か。
同じレベルなら通学制の大学に通っている学生を選ぼうと考える企業もありますし、先入観が働いてしまうことはどうしてもあるんですよね。
特に歴史のある老舗の日系大手企業などはその傾向が強く、逆にベンチャー企業などではあまり気にされないことが多いです。
通信制を選んだ理由の言語化が必須
私が過去に支援した学生のなかにも通信制大学に通っている学生はいましたが、その際には「なぜ通信制大学を選んだのか」を徹底的に掘り下げて言語化をしました。以下のように整理したので、参考にしてください。
【通信制大学から内定を獲得した学生の体験談】
高校時代にいじめに遭って通信制高校に通っており、対人関係への恐怖から通信制大学を選んだ。しかし教養や勉強自体は好きだったため、通信制を選んで大学で学んだということを明確に伝えた結果、目標に向かって努力できる姿勢や将来のポテンシャルを評価され、人柄採用をおこなう大手企業の販売職で見事内定を獲得した。