面接対策|入退室のマナーや頻出質問の答え方をご紹介

この記事のアドバイザー

熊野 公俊

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間在籍後、22歳で都内の大学へ入学。大学では心理学・教育学などを学ぶ。卒業後、大手総合人材サービス企業にて人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPOでの勤務を経て現職。将来の目標はキャリアコンサルタントとして幅広い人たちの前向きな一歩をサポートすること。皆さんのより良い一歩を応援できるご支援が出来ればと思います。

村井 俊介

大学時代に社会保障や少子化問題を学んでおり、働き方改革をしたいと考え、人材業界を目指す。大学卒業後、外資系の人材会社でコンサルタントとして、オフィス系からファクトリー系まで幅広い業界のお客様とお取引させえて頂いておりました。そこからポートへ転職をして、キャリアアドバイザーとして、学生さんキャリアの形成のお手伝いをさせていただいおります。一緒に明るい就活にしていきましょう!

長尾 美慧

大学卒業後、アミューズメント業界において3年間店長として従事。年間売上高2億円を超える店舗を2店舗兼任し、新店舗の立ち上げと新卒教育を担当して参りました。店舗開発の経験から組織の課題を解決するには『人』が一番大事だということに気づき、人を扱うプロになりたいという想いで人材業界へ転身、キャリアアドバイザーとして入社2か月後に新人賞・ベストチーム賞獲得いたしました。就活も仕事も『だるいもの』ではなく『楽しいもの』です。一緒に楽しみながら内定を勝ち取りましょう。

コラムの目次

  1. 面接は対策の有無で明暗が分かれる
  2. 面接対策①基本マナーの確認
  3. 面接対策②全体の流れもチェック
  4. 面接対策③応募書類の見直し
  5. 面接対策④よく聞かれる質問を押さえておく
  6. 面接対策⑤逆質問を考える
  7. 面接対策をしていない場合の対処法2つ
  8. 新卒の面接は事前対策が重要

面接は対策の有無で明暗が分かれる

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接ってどんなことをするんですか?」
「面接前にしておくべきことってありますか?

という声を多く聞きます。面接前には対策が必須です。対策をしたからといって100%受かるわけではありませんが、不合格になる確率が下げられるのは確かでしょう。

面接対策ですべきことは大きく5つに分けられ、これらすべてにしっかり取り組むことで、合格率は格段に高められます。反対に言えば、どれかひとつでも怠ってしまうと、失敗する可能性が高くなるため注意しなければなりません。事前にやっておくべき対策を知り、細部までこだわった取り組みによって就活を成功させましょう。

面接対策①基本マナーの確認

面接ではマナーが細かくチェックされており、特に基本的な部分は非常に重要です。細部のマナーまで気を配れるとより好印象になりますが、それらはあくまでプラスアルファの評価にすぎません。

できているならOK、できていなくても大目に見てもらえるのが細かいマナーであり、余裕のある人だけが覚えるものと考えてもいいでしょう。対して基本マナーは、できていて当たり前、できていないと大幅に評価を下げられます。場合によってはそれだけで一発アウトにもなりかねないため、必ず押さえておかなければなりません。

身だしなみ

身だしなみは第一印象を決める重要なポイントであり、清潔感のある服装、格好を心がけなければなりません。確認すべきポイントには、以下が挙げられます。

身だしなみのポイント
  • スーツの着こなし
  • 髪型・髪色
  • ベルト・かばん・靴などの小物

スーツの着こなしは最重要ポイントで、単にスーツを着ているだけでOKなわけではありません。フォーマルスーツを正しく着る必要があり、シャツやネクタイにもこだわりましょう。また、しわや汚れがないかの確認も必要です。

髪型は男性は短髪、女性はショートからロングまでOKですが、綺麗にまとめておかなければなりません。髪色は黒色が基本で、染めているとマイナスの印象を与えやすいです。小物もスーツとの調和が必要で、全てダークカラーで革製品を持つとよいでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

身だしなみを整えることで好印象を与えよう

基本的には人と関わらない仕事はありません。「メラビアンの法則」という法則は知っていますか?これは人が相手の印象を判断する際には「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つで判断をしますが、「聴覚情報」「視覚情報」が9割を占めるというものです。

つまり、声のトーンや身だしなみ、表情で印象がほぼほぼ決まるというわけです。明るいトーンや笑顔で受け答えすることや、サイズに合ったスーツを着ることなど、細かいですが印象に大きな影響を与えるため、細かいところにも気を配ってコミュニケーションを取るようにしましょう。

持ち物

面接時には持ち物を指定されることも多いため、忘れずに持参しなければなりません。企業によって指定するものは違うため、その時々で確認が必要です。履歴書や各種証明書といった選考に直接関係するものを指定する企業もあり、これらを忘れてしまうと選考がスムーズに進められなくなります。

後日持参や郵送で対応してもらえる場合も多いですが、忘れ物をすると印象が悪くなることは理解しておきましょう。また、指定の有無に関係なく、筆記用具やスケジュール帳といった基本的なアイテムは必ず持参しておきましょう。面接に直接関係しなくても、今後の選考スケジュールを聞いた際に使用することも多いため、就活中はこれらを手放さないことが大切です。

 面接で必要な持ち物一覧

面接の持ち物は、必須のものとあると便利なものに分けられます。あると便利な持ち物には、身だしなみを整えるグッズが多く含まれます。家を出てから面接までの時間が長い場合は髪や服装の乱れが気になってくるので、持っておくと安心ですね。

必須の持ち物
  • A4サイズが入るバッグ
  • スマホ
  • 腕時計
  • エントリーシート、履歴書(提出用)
  • エントリーシート、履歴書(コピー)
  • クリアファイル
  • 筆記用具
  • スケジュール帳
  • ノート、メモ帳
  • 現金
  • suicaなどのICカード
  • ハンカチ
  • ティッシュ
あると便利な持ち物
  • 証明写真の予備
  • 印鑑
  • 学生証
  • モバイルバッテリー
  • 折りたたみ傘
  • コンパクトミラー
  • ヘアブラシ、ワックス類
  • 歯磨きセット、口臭ケアグッズ
  • メイク直しの道具(女性)
  • ストッキング(女性)
  • メガネ(コンタクトの方)
  • 常備薬

面接対策②全体の流れもチェック

企業によって面接がどのように進むか、詳細な流れは異なります。しかし、面接全体という大きな枠組みで見た場合、大部分の流れは共通しているでしょう。全体の流れを知っておくと、次に何をすべきか常に考えながら行動でき、余裕も持ちやすくなります。余裕が持てることで実力も発揮しやすくなるため、全体の流れを最初から最後まできちんと把握しておきましょう。

企業の到着は10分前を目安にする

企業に到着するのはなるべく早い方がいいと考える就活生も多いと思います。しかし、早く到着しすぎると企業に迷惑がかかるため注意が必要です。20〜30分前に着いても企業側の準備が整っておらず、仕事を中断させることになるかもしれません。そのため、5〜10分前を目安に到着するといいでしょう

5分前に設定すると企業の入り口や受付を探すのに時間がかかり余裕がなくなってしまう可能性が高いため、10分前の到着を目指すのがおすすめです。10分前より早く到着しそうな場合は、近くを散策しましょう。カフェは志望する企業の社員がいるかもしれないので、あまりおすすめしません。近くの建物などを把握して、話題作りのタネを探しておきましょう。

受付では明るく用件を伝える

企業に到着したら、まずは受付をしましょう。受付の場所は企業によって違い、エントランスのすぐ近くにある場合や、複数社入ったビルならオフィスがある階に設置されている場合もあります。どちらの場合でも受付は通る必要があるため、必ず通って用件を伝えましょう。

受付は単に事務的な手続きをおこなうだけではなく、この時点から面接がスタートしていると考えなければなりません。受付での印象は、後で面接官に伝えられることもあるため、明るく元気に振る舞うことを意識しましょう。受付では「こんにちは。○○大学○○学部の○○です。本日○時より面接のお約束を頂いています。」と用件を伝えます。その後控室に通され、面接に呼ばれるまで待ちます。

入室する際のノックは3回が基本

控室で待機し、順番を呼ばれるといよいよ入室です。入室時、扉が閉まっているならノックをし、声かけをしてから入りましょう。ノックは3〜4回と意見が分かれますが、国内企業では3回、外資系では4回がスタンダードとされています。ノックをした後は「失礼します」と声をかけ、中から返事があったのを確認してから入室します。入室したら面接官の方を向いて「よろしくお願いいたします」と言いましょう。

そして、「大学名とお名前をお願いします」と言われたら「○○大学○○学部の○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と言います。言い終わったら、お辞儀も忘れずにしましょう。「どうぞお座りください」と椅子を勧められてから、「失礼します」と断って座ってください。この時カバンは椅子の横、どちらかに立てて置きましょう。

面接中は姿勢や視線に気をつける

面接中は、背もたれを使わずに背筋を伸ばして座りましょう。視線が泳がないように、面接官の目を見ます。目を見るのが苦手という人は、眉間やネクタイの結び目などに目線を合わせるのがおすすめです。視線があちこちに向いてしまうと、落ち着きのない印象を与えます

また、手元に関しては男性は軽く握りこぶしを作り、女性は両手を重ねましょう。この時、手遊びをしないように注意してください。顔や手をひんぱん触ったり手を何度も組み替えたりしないように注意が必要です。男性は肩幅程度に足を広げてもいいですが、女性はきちんと揃えて座りましょう。

退室は最後まで礼儀正しく対応する

すべての質問が終了すると、「本日の面接は以上です」という内容を伝えられます。面接終了の合図で、まずはその場でお礼を言い、簡単に会釈しましょう。そして、立ち上がってから「本日はありがとうございました。失礼いたします」と言って出口に向かいます。

出口でも再度振り返って「失礼いたします」と言い、扉をゆっくり大きな音がしないように締めます。退室後は長居せず、速やかに企業を去らなければなりません。用もないのに企業内をうろうろしていると、迷惑がかかってしまうため注意しましょう。

面接対策③応募書類の見直し

選考の順番は書類選考、面接となっていることが多いです。事前に提出した書類は、面接時の参考資料として使用され、これを見ながら質問されます。そのため、スムーズに面接を進めるには、応募書類を事前に見直しておくことも大切です。

応募書類は出してしまうとそれっきりになるため、先にコピーをとっておきましょう。面接前に見直しをして内容を頭に入れておくと、よりスムーズにアピールしやすくなります。

面接で話す内容とすり合わせる

面接では、応募書類と同じ内容で質問をされることも多いです。この場合、回答内容も応募書類に合わせる必要があり、全く違うことを言わないよう注意しなければなりません。応募書類でのアピール内容と面接でのアピール内容が全く違っていると、面接官はどちらを信用していいか分からなくなります。

アピールに一貫性がなく、発言に信頼性もないと判断され、マイナス評価にもなりかねないため注意が必要です。一言一句同じことを言う必要はありませんが、アピールの大枠から外れてしまわないようにしましょう。就活では応募書類も数多く提出するため、どの企業のどのような内容を書いたか忘れやすいです。間違った内容を伝えてしまうことも多いため、事前のすり合わせは必須でしょう。

質問された場合の回答を考えておく

履歴書やESと応募書類の形式は複数ありますが、それぞれ記載する項目は大体似ています。これらは就活でも基本的な質問と言え、面接でも聞かれることが多いです。そのため、面接に備えて回答内容を考えておく必要があり、どのようにアピールするか、何となくイメージを持っておきましょう。応募書類に記載した内容を面接で伝える際には、書き切れなかった細部にまで言及することが大切です。

また、ESや履歴書の内容を深掘りされた時の回答も用意しておきましょう。面接官はESや履歴書に書いてある内容を元に質問をするので、内容を把握するだけでなく、質問を想定して回答を考えておくことも大切です。例えば学生時代に頑張ったことに関して、どのようなきっかけで始めようと思ったのか、どうして諦めずに頑張ることができたのかなど、自分なりに答えを持っておきましょう。

面接対策④よく聞かれる質問を押さえておく

面接は質疑応答の形式で進むために、質問に対してどのように答えるかを考えるのは重要な対策です。質問は業界や企業によっても違うため、すべての質問を予想することはできませんが、基本的なものなら重複することも多いです。

どの業界や企業でも聞かれやすい質問はあり、これは確実に答えられるようしっかり対策しておかなければなりません。頻出の質問ほど企業も重要視しているため、評価の割合も大きくなりやすいと考えましょう。

自己紹介

自己紹介は面接の最初で求められることが多く、第一印象に大きな影響を与えます。面接官が自己紹介を求める意図としては「就活生の人となりを知りたい」「コミュニケーションのきっかけ作りをしたい」というのがあります。自己紹介で伝えておきたいのは以下の3つです。

自己紹介の内容
  1. 個人に関する基本情報(大学名、学部、学科、氏名)
  2. 学生時代の取り組み
  3. 面接への意気込み

注意したいのが、自己紹介と自己PRを一緒にしないということです。自己紹介は自分のプロフィールを伝えるためにするものであり、強みや意欲をアピールする自己PRとは異なります。質問の意図を理解していないと判断されるため注意が必要です。

例文

○○大学経済学部から参りました、○○ ○○と申します。大学時代は剣道部に所属し、4年間ひたすら打ち込み続けました。剣道は心技体の全てを磨く修行であり、厳しい修行に耐え抜くことで、忍耐力や精神力を鍛えられました。
本日の面接も最初から最後まで気を抜くことなく真剣に打ち込み、これまでの成果をしっかり発揮していきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

キャリアアドバイザーコメント

村井 俊介

ポジティブな表現で一緒に働きたくなる印象を与えよう

良い点としては、剣道で修行というキャッチフレーズは面白くていいと思います。そして培ってきた経験のアピールが盛り込まれている点もいいですね。改善点としては、厳しい修行に耐えたという部分があげられます。
「耐えた」というのはネガティブな表現なので、「乗り越えた」などのポジティブな表現に変えたほうがいいですね。面接官も今後この人と一緒に働いていくことを考えています。自身に置き換えてもらえばわかると思いますが、ネガティブな人よりポジティブな考えをしている人と一緒に働きたいと思います。ポジティブに就活を楽しんでいきましょう!

自己PR

自己PRは自分の魅力を売り込むものですが、何でもアピールしていいわけではありません。自分の中で誇れるものはもちろん、企業で求められることという前提条件があることは理解しておきましょう。また、本当に身についていると証明することも大切です。提示した能力は根拠も示し、明確性を意識して伝えましょう。最終的には仕事に繋がることが大切であり、再現性も意識しなければなりません。

例文

私の強みはチャレンジ精神があることです。私は学生時代にハンバーガー店でアルバイトをしていたのですが、アルバイトを始めて半年後に接客コンテストが開催されました。私は迷わず参加を決意し、マニュアルの再確認をしたり自分でチェックリストを作成したりしました。
自分の成長だけでなく、スタッフ全員の意識向上に繋がると思い、上位入賞を目指して当日は力を出し切りました。その結果、3位に表彰されました。貴社に入社後は、チャレンジ精神と目標に一直線に向かう姿勢で営業職として努力します。

基本的な文章構成は以上の通りです。能力の提示から明確な根拠付け、仕事での活かし方という3つのポイントを押さえましょう。根拠づけ部分は、納得してもらえるよう、具体的に話すことが大切です。

キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧

仕事内容を把握した上で「自分の経験」と「強み」を伝えよう

自己PRする際は、まずはその企業の事業内容ではなく実際に携わる「仕事内容」をしっかり調べましょう。そして、どのような人がその仕事内容で活躍できそうかを自分なりにイメージしましょう。自己PRのポイントはシンプルにその仕事内容で最も活かせる「自分の経験」と「強み」をお話できるかどうかです。

その結果面接官に「この学生を採用したら活躍してくれそう」と想像させることができれば合格をもらえるはずです。また、自分の経験と強みがなぜその企業で活かせるのかを述べることも大切です。自分を採用するメリットを語れるように考えてみてください。【自分が誰かの役に立ったこと】かつそれをやっていて自分も【やりがいに感じたこと】を選ぶのがいいと思います。

こちらの記事では、面接で上手に自己PRをするためのコツを紹介しています。自己PRの組み立て方を詳しく説明しているので、自己PRの作り方に悩んでいるという就活生にもおすすめです。例文や注意点の記載もあるので、失敗しない自己PR作りができます。

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長所と短所

長所と短所を面接官が聞く意図としては「自己分析ができているかどうか知りたい」「企業とマッチしているかどうか知りたい」というのがあります。長所と短所について答える際は、仕事で活かせることを重点的にアピールしましょう。短所についてはあまり言いたくないという人が多いかもしれません。しかし、コツを掴めば好印象を与えることができます。

短所を伝えるコツは「短所とどう向き合っているのか」「どのように改善しているのか」を盛り込むことです。面接官は短所そのものよりも、向き合い方で人柄を判断しています。短所は誰にでもあるものなので、「改善できた」「改善している」ことを伝えましょう。

例文

私の長所は、責任感が強いところです。飲食店でアルバイトをしていたのですが、店長から「責任感があるから、何でも仕事を任せやすい」と言われ、2年目にはバイトリーダーとして働いていました。特に力を入れていたのは、月のノルマ達成です。売上が伸び悩んでいるときは、POPを作成したり実際にお客様に勧めたりしていました。
一方で、短所は心配性なところです。ノルマに関して過度に心配しすぎて、バイト生に「そんなに頼りないですか?」と言われたことがありました。そのときは根拠もなく心配していたので、数字などで明らかに不安な時だけ心配な旨を伝えるようにしました。その結果、バイト生との信頼関係も深まるようになりました。

この例文では、責任感を長所として取り上げています。店長からの言葉があることで、周囲から見ても責任感のある人物だということをアピールできています。ノルマ達成のために起こした行動も伝えているため、行動が伴っていることがわかります。短所として心配性なことを取り上げており、こちらもバイト生から言われた言葉を伝えています。

バイトリーダーとしての立場で過度に心配をしてしまい、部下マイナスな気持ちを抱かせてしまったという、ビジネスの場でもありそうな事案です。社会人に共感されそうな具体例なので、改善策まで打てていることでアピールになる可能性が高いです。

こちらの記事では、面接で長所と短所を聞かれた際の答え方について紹介しています。例文に加えてNG例文もあるので、ありがちな失敗を確認して防ぐことができます。そもそもの長所と短所選びに悩んでいる人のために一覧も掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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志望動機

面接官が志望動機を聞くのは、数多くある業界や企業の中からなぜ自社を選んだのか知りたいというのと、自社に向いた人材かどうかを知りたいという理由からです。

また、就活生にとって志望動機は志望度の高さをアピールできるものですが、伝え方に工夫が必要です。単に志望した理由を述べて就職したいと伝えるだけでは、意欲のアピールになりません。なぜ志望するのか、その企業でなければならない理由は何か、入社してどのように働くのかといった点まで細かく伝えましょう。

例文

私は住宅の販売を通じて、多くの人の根本的な幸せづくりに貢献したいと考え、住宅業界を志望しました。貴社では多世代向けの住宅販売が強く、業界でもトップシェアを誇っています。私は父母と祖父母3世代で住んでおり、大学になって一人暮らしを始め、家族と一緒に暮らす素晴らしさと幸せに気づきました。
私も営業の一員として働き、多くの人、世代が一緒に住める家を提案したいと考えています。大学時代は居酒屋でアルバイトをしていました。そこで培ったコミュニケーション能力を活かし、お客様一人一人に合った住宅を提案し活躍したいです。

まずは業界を志望した理由、次に企業に興味を持った理由と繋げましょう。この時志望企業にしかない特徴を踏まえて伝えると、他の企業を志望する理由との差別化ができます。最後に企業でどのように活躍できるかに言及して、アピールの締めくくりとしましょう。

キャリアアドバイザーコメント

志望動機にはきっかけや過去の実績、キャリアビジョンを含めよう

採用担当者が志望動機を見る際のポイントは3つです。

①希望職種へのきっかけ
②過去の行動実績
③キャリアビジョン

志望動機を記載する際は、この3点が記載されているかを確認してみて下さい。きっかけがないことには関心を持たないはずなので、①のきっかけの部分は自己分析を念入りにすることで、きちんと書けるようにしましょう。

②については、定量的に記載することを忘れずに書きましょう。目的は何だったのか。そのためにどんなことをしたのか。その結果どうなったのか。の順番で振り返ってくださいね!目的が明確でない行動は、結果含め評価しにくいです。

③のキャリアビジョンについては、入社後に何に挑戦してどうなりたいかです。企業理解をした上で考えてみてください。やりたいことだけ意思表示をしても、企業との関連性がなければ成立しにくいですよね。企業についてさらに詳しく調べるには、IR情報も確認しましょう。HPより細かく企業情報や展望が記載されています。

志望動機を考えるのが苦手という人には、こちらの記事がおすすめです。この記事では志望動機の書き方を紹介していますが、面接においても考え方は同じです。面接官に評価される志望動機の作り方を知り、効果的に志望意欲をアピールしましょう。

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学生時代頑張ったこと

面接官が学生時代頑張ったことを質問するのは、人柄を知りたいという理由があります。学生時代に打ち込んだことから、就活生の性格や周囲との関わりについて知ろうとしているのです。学生時代頑張ったことは、特別な指定がない限り、基本的にはどのような内容でもアピールできます。

学業や部活動・サークル活動はもちろん、アルバイトやボランティア活動も題材にできるでしょう。企業によっては「学業以外で」「学内での活動で」と条件を付けることもあるため、これには注意が必要です。アピールする際には、何をしたか、どのような苦労、学びがあったか、それが仕事にいかに繋がるかという点を意識することが大切です。

例文

学生時代は居酒屋のキッチンでアルバイトをし、チームワークの大切さを学びました。もともと料理が好きで始めたのがきっかけです。最初は忙しさに追われてただ黙々と作業を進めるだけでした。しかし、慣れてくると周りが見えるようになり、周囲と連携しながら取り組んだほうがより効率的だと思うようになりました。
周囲に声掛けをしながらやることでミスも減り、効率も上がりました。御社でもチームワークを大切にし、周囲の人と力を合わせて課題に取り組むことで、チームとしての大きな力を発揮して、仕事を成功に導きたいと考えています。

なぜ始めたか、続けたかというモチベーション部分にも言及すると、より伝わりやすいです。最終的には仕事に絡めることで、高評価も得やすくなるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

熊野 公俊

学生時代頑張ったことは取り組んだ視点や学びを大切にしよう

学生時代頑張ったこととして、サークルや部活、アルバイトの規模や実績の大きさは関係ありません。自分なりに頑張って取り組んだ視点や学びを伝えましょう。就活において大切なのは、企業の仕事にマッチした「考え方」や「経験」をもった人です。

つまり、仕事のモチベーションに繋がり、「その仕事をなぜやりたいのか?」が明確な人を企業は望んでいます。他の学生さんと比較しても目立つ存在になるには、ぜひ「どんな体験・考え方から、なぜその仕事を希望しているのか」が一目で分かる印象深いアピールを心がけましょう。

こちらの記事では、学生時代頑張ったことの書き方について紹介しています。書き方となっていますが、面接でも伝え方は同じなので応用可能です。また、「学生時代に頑張ったことがないなぁ…」という人のために、見つける方法も紹介しています。学生時代に頑張ったことを効果的に伝えるコツを掴み、面接官に好印象を与えましょう。

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面接対策⑤逆質問を考える

面接官から質問されるばかりではなく、「最後に何か質問はありますか?」と質問できる機会をもらえることも多いです。これは逆質問と呼ばれるもので、何を聞くかは事前に考えておかなければなりません。

逆質問は就活生の疑問を解決するために設けられているだけではなく、評価の対象としても見られています。逆質問の内容が後押しになり、合否が決定することもあるため、何を聞くかは注意深く考えましょう。

好印象を与える逆質問

逆質問で好印象を与えるには、以下の内容がおすすめです。

入社を前提とした質問
  • 御社で活躍するためにはどのような能力を身につけるべきですか?
  • 入社までに取得しておいたほうがいい資格はありますか?
企業や面接官への興味を示す質問
  • ○○さんがもっともやりがいを感じた仕事は何ですか?
  • ○○さんから見て、御社で仕事をする上で大切にしていることがあれば教えていただきたいです
面接中気になったこと
  • 先ほどお話していた○○に関することですが、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか
  • 先ほどの○○には~~という意図があるという解釈でよろしいでしょうか?

他にも好印象を与えられる質問は多数ありますが、ポイントは「仕事に繋がること」「就職後に関係すること」です。仕事や就職後について言及することで、企業への興味や志望度の高さをアピールできます

意欲的に見られやすく好印象にも繋がりやすいでしょう。また、面接時の疑問点もおすすめで、これを聞くことで不安なく就活を進められます。面接で感じたことを聞くと、真剣に選考に取り組んでいることが伝わり、これもプラスに働くでしょう。

NGな逆質問

逆質問ではマイナスの印象を与えるNG例もあるため、注意しなければなりません。

NGな逆質問
  • 調べてすぐに分かること
  • 仕事の条件面について
  • 企業に関するネガティブな質問
  • 「特にありません」

これらに共通するのは、準備不足が伺えることや、企業への興味のなさが透けて見える点でしょう。本当に企業に興味があるなら、基本的な情報は事前に調べているはずなので、逆質問の機会を利用して聞く必要はありません。

また、条件面についての質問は、仕事を条件だけで選んでいる印象を与えてしまい、志望度が低いと思われます。質問なしも準備不足や売り込む意欲が足りないと思われやすく、大幅に減点される可能性が高いです。

キャリアアドバイザーコメント

企業について事前に調べた内容をもとに逆質問しよう

逆質問は、自己アピールの時間と同じだと思ってください。企業について事前に調べて質問を用意して来てくれたのか、どこでも使っている質問なのかは聞いてみるとよく分かります。
例えばですが、

・NG例:活躍している人ってどんな方ですか?
→事前調べがない印象になります。

・OK例:HPを拝見し、御社では〇〇な人材が活躍出来そうだと感じました。実際活躍されている人はどんな方ですか?
→事前に調べ、ご自身の見解がはいっています。

企業を知らずして質問はでません。企業のHPは最低3回熟読しましょう。

こちらの記事では、最終面接で好印象を与える質問について紹介しています。最終面接は合否を決める最後の選考なので、面接官に向けた意欲のアピールが重要になってきます。最終面接前の就活生に向けて書いていますが、もちろん一次や二次でも応用可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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最終面接で好印象を与える逆質問|おさえておきたいポイントや例

面接対策をしていない場合の対処法2つ

面接を攻略するには、しっかり対策をしてから臨むことが大切です。しかし、就活は同時並行で選考を進めなければならず、時には対策がままならないまま当日を迎えてしまうこともあるでしょう。

対策をしていないと不安になることも多いでしょうが、それだけで不合格が確定するわけではありません。対策していない場合はどのように取り組むべきか、上手な対処法を知っておきましょう。

①失敗しても落ち込まず続ける

対策なしでも面接は攻略できますが、徹底して準備をしている場合に比べて、失敗することも多いでしょう。面接中の失敗自体は仕方のないことで、やってしまったことをくよくよしてもどうしようもありません。大切なのは、失敗した後にどう挽回するかです。失敗しても必要以上に落ち込まず、巻き返しを図るべく、さらに気合いを入れて面接を続けましょう。

そもそも対策をしていても失敗することはあるため、失敗を恐れず引きずらない前向きな気持ちが必要です。面接はトータルで評価されるものであり、ひとつの失敗だけで不合格が決まることはまずありません。落ち込まずに前向きに続けていると、マイナスがプラスに変わって、より高評価が得られることもあるでしょう。

②ミスはきちんと謝罪する

対策をしていないとミスをすることも多いでしょうが、これは真摯に受け止めることが大切です。ミスをしたなら素直に謝罪し、気を取り直して面接を再開しましょう。ミス自体は誰でもあり、これもそれだけで評価を下げられるわけではありません。よくないのは、ミスをしてもそれを認めなかったり、謝らなかったりすることです

強情な態度を見せてしまうと、ミス以外の部分でもマイナスの印象を与えてしまうため、注意しなければなりません。マナー違反や言い間違い、知らないことがあったなら、自分の非を認め、受け入れる心を持ちましょう。ただし、同じミスを連発するのはNGです。一度間違ったことで同じ失敗をしないよう注意しなければなりません。

新卒の面接は事前対策が重要

新卒の就活では面接に慣れていない人も多く、失敗することも多いでしょう。アルバイトで面接を経験したことがある人でも、就活の面接とは全く様相が異なり、同じ気持ちで参加して面食らってしまうことも少なくありません。細かい流れやマナーが決まっており、緊張度も難易度も高い面接ですが、事前対策次第でハードルはいくらでも下げられます。

念入りに対策をおこなうことで緊張も緩和して取り組むことができ、実力も発揮しやすくなるでしょう。スムーズな攻略を目指すためには、徹底した事前対策をおこない、万全の状態を整えてから臨むことが大切です。事前対策を徹底して不安を取り除き、自信を持って面接に臨みましょう。

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