目次
- 手に職がつけられる仕事を探すには「手に職がつく」の定義が重要!
- 定義別に厳選! 手に職がつけられる仕事20選
- 【市場価値が高い】収入・将来性のある仕事
- 【限られた人にしかできない】資格取得で安定できる仕事
- 【AIに代替されない】今の時代に必要とされる仕事
- 【汎用性が高い】就職先に左右されない仕事
- 自分に合った「手に職がつく仕事」の見つけ方4ステップ
- ステップ①譲れないものとNGを書き出す
- ステップ②興味のある仕事をピックアップし情報収集する
- ステップ③実際に仕事にかかわりイメージをつかむ
- ステップ④得意・苦にならないことの観点で適性を判断する
- 「手に職をつける」を軸として仕事を探す際の5つの注意点
- ①知名度やイメージだけで選ばない
- ②労働条件だけで選ばない
- ③どの企業でも役立つスキルが身に付くか見極める
- ④市場価値を高めていける環境か冷静に判断する
- ⑤需要だけでなく適性も考慮する
- 【Q&A】手に職をつけられる仕事についてよくある質問に回答!
- Q.新卒の時点で「手に職がつくか」だけを軸にするのは危険?
- Q.手に職をつけたい際に目指すべきでない仕事はある?
- 手に職をつけたいなら理想の将来像を明確にして後悔のない選択をしよう!
手に職がつけられる仕事を探すには「手に職がつく」の定義が重要!
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「将来が不安だから、手に職をつけられる仕事に就きたい……」
社会に出て長く活躍するため、スキルの習得を目指す学生は増えています。しかし「手に職」と言っても、その定義は人それぞれです。
自分にとっての定義が曖昧なまま選ぶと、入社後に「思い描いていたスキルが身に付かない」と後悔しかねません。
この記事では「手に職がつく」状態を分かりやすく整理し、おすすめの職種や失敗しない選び方を解説します。
なお、「安定思考で就活をすることは問題ない?」と不安な学生はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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定義別に厳選! 手に職がつけられる仕事20選
| 分類 | 特徴 | 具体的な職種 |
|---|---|---|
| 市場価値が高い仕事 | ・高収入な傾向にある ・高い将来性が期待できる | ①ITコンサルタント ②バックエンドエンジニア ③クラウドエンジニア(AWS/Azure) ④データサイエンティスト / アナリスト ⑤M&Aアドバイザー |
| 限られた人にしかできない仕事 | ・安定している ・資格さえあれば職が見つかりやすい | ⑥施工管理 ⑦不動産アセットマネジャー / 総合職(宅建士前提) ⑧労務コンサル・人事労務スタッフ ⑨監査・税理士法人アシスタント ⑩CRA(臨床開発モニター) |
| AIに代替されない仕事 | ・現代において長く活躍できる | ⑪フィールドエンジニア(医療機器・産業機器) ⑫カスタマーサクセス(BtoB) ⑬キャリアアドバイザー ⑭自動車整備士 ⑮サービスディレクター |
| 汎用性の高い仕事 | ・自由なキャリア選択ができる ・自立性が高い | ⑯BtoBソリューション営業 ⑰Webマーケター(運用型広告 / SEO) ⑱人事・採用コンサルタント ⑲UI/UXデザイナー ⑳アカウントプランナー(広告企画・営業) |
一口に「手に職」と言っても、求める将来像や適性によって目指すべき職種は大きく異なります。
ここからは、学生がキャリアを切り拓くうえで狙い目の職種を4つの定義別に紹介します。自分が求める「手に職」に当てはまる仕事を見つけましょう。
なお、安定性が高い仕事はこちらの記事で紹介しているので、あわせて参考にしてください。
安定した職業15選|安定した仕事は7つの基準から見極めよう
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自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。
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【市場価値が高い】収入・将来性のある仕事
時代の変化やテクノロジーの進化にともない、多くの企業から強く求められる専門スキルを身に付けられる領域です。
データ活用やクラウド化といった最新技術の普及スピードに対して、実務に対応できる人材が市場全体で大きく不足しています。そのため若手の段階から高収入を狙いやすい点が特徴です。
さらに、身に付けたスキルや知見は幅広い業界で応用できるため、将来にわたってキャリアの選択肢を広げながら長く活躍し続けられます。
①ITコンサルタント
ITコンサルタントは、企業の悩みを聞き取り、それを解決するためのITシステムの計画や活用法を提案する仕事です。
経営の根幹にかかわる課題を扱うため、社会的なニーズが非常に高い職業として知られています。
- 複雑な問題をわかりやすく整理して解決へ導く論理的思考力
- 企業の経営課題に最適なシステムを見極めて提案するIT活用力
採用ルートは、IT企業やコンサルティング企業が設ける「新卒コンサルタント枠」が一般的です。
文系・理系などの学部を問わず選考を受けられるケースが多く見られます。
選考では、出されたお題に対して筋道の通った解決策を答えられるかという「論理的思考力」がチェックされます。
文系からでも十分に目指せる職種ですが、選考では「なぜITを用いて企業の悩みを解決したいのか」を自分の言葉で説明する準備が重要です。
面接やグループディスカッションで論理的に話せるように、日頃からニュースを見て自分なりの意見をまとめる練習をしておきましょう。
新卒でITコンサルを目指す方法はこちらの記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
新卒でITコンサルを目指すなら5つの仕事内容の理解は必須
②バックエンドエンジニア
Webサービスやスマホアプリがスムーズに動くよう、裏側の仕組みやデータベースを構築・運用する仕事です。
システムが存在する限り必要不可欠なため、将来性が非常に高いと言えます。
- システムを正しく構築するプログラミング技術
- データや処理の流れを効率よく組み立てる構造設計力
自社でWebサービスを作るIT企業や、他社のシステム作成を請け負うIT企業などで新卒採用がおこなわれています。
入社後2〜3カ月間の研修制度が整っている企業が多く、プログラミング未経験からスキルを磨いていける環境が豊富です。
選考では現時点でのプログラミングスキル以上に、自分で調べる姿勢や学習意欲の高さが評価されます。
独学で少しでもコードを書いた経験や、アプリを作った実績があると強いアピールになるため、就活と並行して基礎的な学習を進めておくと良いでしょう。
エンジニアの就活についてはこちらの記事でも解説しています。あわせてチェックしておきましょう。
エンジニア志望の就活はポートフォリオが重要! 頻出質問例も紹介
③クラウドエンジニア(AWS/Azure)
インターネット上でシステムを動かす「クラウドサービス(AWSやAzureなど)」を使って、安全で快適な基盤を作り上げる仕事です。
企業のWebサービスや社内システムを裏側から支える役割を担います。
- 障害に強いサーバー環境を設計・構築するインフラ技術
- サイバー攻撃からシステムを守るセキュリティ技術
インフラ系のIT企業やシステム開発企業の技術職として新卒で入社するのが一般的。
専門知識を持った人材が市場全体で不足しているため、未経験からスタートできる採用枠が非常に多く用意されています。
クラウドの分野は未経験者を歓迎する企業が多いものの、入社への本気度を見せるにはAWS認定資格(クラウドプラクティショナーなど)の入門レベルを取得しておくのが近道です。
入社前に自発的に勉強できる人だと示すことができれば、選考を有利に進められます。
④データサイエンティスト / アナリスト
企業が集めた膨大なデータを分析し、売り上げを伸ばす仕組みや業務の改善案をデータに基づいて導き出す仕事です。
数字や事実に基づいた説得力のある提案ができる力が身に付きます。
- データを正しく計算・整理して法則を見出す統計解析力
- 数字からビジネスの課題や改善策を見つけ出すデータ活用力
大手IT企業やデータマーケティングを専門とする企業で、新卒のポテンシャル採用がおこなわれています。
大学での専攻に限らず、数字に苦手意識がなく、データの変化に興味を持てる人であれば挑戦できる職種です。
選考では単に数学が得意かどうかに加え、「分析した結果をどうビジネスに活かすか」という視点が重視されます。
学生時代の研究やアルバイトなどで、数字やデータを使って課題を改善したエピソードを用意しておくと、説得力のある自己PRになりますよ。
アナリストのなかでも金融分野に特化した金融アナリストに興味がある場合は、こちらの記事をチェックしてみてください。
金融アナリストとは? 仕事内容・必須スキルや目指し方を徹底解説
⑤M&Aアドバイザー
企業の買い取りや合併(M&A)を間に入ってサポートし、事業の引き継ぎや企業の成長を財務面から手助けする仕事です。
経営者の大切な決断を支える存在として欠かせません。
- 企業の価値や決算書を正確に読み解く財務分析力
- 経営者同士の意見をまとめる高度な交渉力
M&A仲介の大手企業などが用意する、新卒専門枠から目指すのが一般的です。
入社後に社内の研修制度や育成アカデミーで基礎から学べる環境が整っているため、専門知識がない状態からでもスタートできます。
経営者と直接対話する機会が多いため、選考では年齢が上の人とも物おじせず話せるコミュニケーション能力や、高い成果を目指す姿勢が大切。
過去にスポーツや学業で厳しい目標をやり遂げた経験をアピールすると、好印象を持ってもらいやすくなりますよ。
【限られた人にしかできない】資格取得で安定できる仕事
法律や社会の制度によって特定の資格を持つ人にしか認められていない業務を中心に、専門的な知識や権利で守られた領域です。
特定の資格や実務経験がないと参入できないため、景気や時代の変化に左右されにくい強みがあります。
一度知識や実績を身に付ければ、転職や復職の際にも大きな武器となり、年齢を重ねても長期にわたって安心して働き続けられるのが魅力です。
⑥施工管理
ビルや住宅などの建設現場において、工事が計画通り安全に進むよう現場全体を指揮・調整する仕事です。
職人や関係業者とコミュニケーションを取りながら、工期の遅れを防ぎ、事故のない現場づくりを支える重要な役割を担います。
- 工事の進行や人員を適切に配分する現場マネジメント力
- 建設現場の安全や品質を保つ施工管理技士レベルの専門知識
ゼネコンやハウスメーカーなどの建設会社において、新卒採用枠が広く用意されています。
文系・理系を問わず未経験から挑戦できる代表的な職種であり、入社後の研修を通じて成長できる環境が整っています。
職人をはじめ多くの人と協力して仕事を進めるため、選考では年齢や立場が違う人と信頼関係を築ける人物かが厳しく見られます。
部活動やアルバイトで周りと協力して成果を上げた経験や、チームをまとめた実績を具体的にアピールできるように整理しておきましょう。
施工管理を目指す場合はこちらの記事も参考にしてください。
施工管理の志望動機の作り方|業態別の例文6選とNG例付き
⑦不動産アセットマネジャー / 総合職(宅建士前提)
ビルやマンションといった不動産の買い取りや売却、運用の提案をおこない、建物の価値を最大化させる仕事です。
市場の動きを見極めながら、オーナーや投資家の利益につながる施策を企画・実行します。
- 法律に基づいて安全な取引をおこなう不動産取引の専門知識
- 土地や建物の収益性を高める資産運用・不動産評価の知識
不動産デベロッパーや大手不動産仲介会社の新卒総合職として採用されるルートが主流です。
業務上で必須となる国家資格「宅地建物取引士(宅建)」は、内定後や入社後に取得を目指すことになります。
学生のうちに宅地建物取引士(宅建)の勉強を始めておくと、志望度の高さをアピールできます。
もし在学中の合格が難しくても、試験に向けて自発的に学習を進めている姿勢を示すだけで、ほかの学生と大きな差をつけることが可能です。
こちらの記事では、不動産業界の志望動機のコツを詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
不動産業界の志望動機の伝え方|差別化のコツと絶対に避けたいNG例
不動産管理の志望動機の書き方|7つのポイントと仕事内容を解説
あなたが受けないほうがいい職業は?
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入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。
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自分に適性のある職業を早めに知って、就活を成功させましょう。
⑧労務コンサル・人事労務スタッフ
企業で働く社員の社会保険手続きや毎月の給与計算、企業内のルールである就業規則の作成などをおこなう仕事です。
社員が安心して働ける環境を整え、組織を裏側から支える重要な役割を担います。
- 法律に沿って適切な職場環境を整える労働法規の専門知識
- 給料や社会保険の手続きを正確におこなう労務管理の実務スキル
社会保険労務士法人や、一般企業の人事・総務部門などで新卒採用がおこなわれています。
将来的に国家資格である「社会保険労務士(社労士)」の取得を目指すうえでも、実務経験を積みながら学べる理想的な環境です。
社員の大切な個人情報や給料を扱う仕事であるため、選考では「真面目さ」や「作業の正確さ」が評価されます。
学生時代に事務作業やコツコツとした継続的な取り組みで成果を出したエピソードを伝えると、適性の高さをしっかり印象づけられます。
人事職を目指す場合はこちらの記事もあわせてチェックしておきましょう。
人事の志望動機の作り方と例文7選|NG例も紹介
⑨監査・税理士法人アシスタント
企業が作成した決算書に間違いがないかチェックしたり、国に納める税金の書類作成をサポートしたりする仕事です。
企業の健全な経営を証明し、社会的な信頼を保つために欠かせません。
- 企業の経営状態を数字から正しく把握する会計の専門知識
- 複雑な税金の仕組みや手続きを理解する税務の専門知識
税理士法人や監査法人において、新卒向けのポテンシャル採用が実施されています。
最初から資格を持っていなくても、業務を手伝いながら実務を学び、将来的に公認会計士や税理士を目指すルートもあります。
入社後に働きながら資格取得を目指すケースが多いため、選考では勉強に対する意欲や地頭の良さが重視されます。
日商簿記3級や2級などを事前に取得しておくか、受検に向けて勉強中であることを伝えると、意欲の証明として非常に有効です。
⑩CRA(臨床開発モニター)
新しい薬が世に出る前に、病院などで安全に試験(治験)がおこなわれているかを観察・管理する仕事です。
データの収集や手続きの内容をチェックし、医療の進歩に貢献します。
- 治験がルール通り安全に進むよう管理する臨床開発の運用力
- 新薬の開発や病気に関する医薬品・医療の専門知識
医薬品の開発を請け負う専門企業(CRO)などの新卒枠から目指せます。
薬学部出身者だけでなく、入社後の丁寧な研修制度を前提として文系学部出身者を積極的に採用している企業も珍しくありません。
医師や看護師といった医療の専門家とやり取りする仕事のため、礼儀正しさや期限を守る誠実さが強く求められます。
面接では清潔感とマナーを意識し、人の命や健康にかかわる仕事に対する責任感の強さを伝えられるように準備しておきましょう。
製薬業界についてさらに理解を深めたい、就職を目指したい場合は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
製薬業界を志望している人必見! 求められるスキルや仕事内容を解説
製薬会社への就職は早めの準備がカギ! 競争を勝ち抜く選考対策を解説
【AIに代替されない】今の時代に必要とされる仕事
AIやロボットによる自動化が進む現代においても、人間の手による繊細な作業や、相手の心情を汲み取ったコミュニケーションは簡単に置き換えられません。
実際の現場で身体を動かして対応する技術や、対面で深い信頼関係を築く力は、どれだけテクノロジーが進化しても強い価値を持ち続けます。
トレンドに振り回されず、長期にわたって世の中から必要とされ続ける強みを手に入れられます。
⑪フィールドエンジニア(医療機器・産業機器)
病院や工場へ直接出向き、医療機器や製造設備の設置、点検、故障時の修理をおこなう仕事です。
現場ごとに異なる機器の状態を見極め、手作業で正しく動く状態へ戻す役割を担います。
- 精密機械の仕組みを理解してトラブル原因を特定する技術
- 機械の設置や定期的な点検を確実におこなう機械・設備メンテナンス技術
医療機器メーカーや産業機械を扱う専門商社などの「サービス技術職枠」として新卒採用がおこなわれています。
文系出身者や機械に詳しくない状態からでも、入社後の自社研修で専門知識をじっくり学べる企業が増えています。
トラブルに焦っている顧客と直接対面するため、相手を安心させる落ち着いた対応力や聞き取る力が求められます。
選考では機械への興味関心に加えて、学生時代にアルバイトなどでトラブルが起きた際に冷静に対処できたエピソードをアピールしましょう。
⑫カスタマーサクセス(BtoB)
自社のWebサービスやシステムを契約してくれた企業に対して、サービスの活用方法を提案し、業務の改善をサポートする仕事です。
問い合わせを待つだけでなく、自分から困りごとを聞き出して解決へ導くことで、解約を防ぐ役割を果たします。
- 顧客の業務上の悩みや課題を根本から見つけ出すヒアリング力
- 悩みに合わせてわかりやすくアドバイスする提案力
SaaSと呼ばれるITサービスを展開する企業を中心に、新卒採用が積極的におこなわれています。
営業職とは異なり「売って終わり」ではなく、導入後の成果に向けて顧客と一緒に走る姿勢が評価される職種です。
顧客の事業を理解し、相手の目標達成のために親身になれる姿勢が重要視されます。
選考では「人のサポートをして成果を出した経験」や「相手の立場に立って行動したエピソード」を具体的に語れるように整理しておくと、高評価につながりやすいです。
⑬キャリアアドバイザー
転職や就職を目指す人の相談に乗り、本人の希望や強みを聞き出しながら、ぴったりの企業を紹介する仕事です。
自分では気づいていない強みを対話のなかで見つけ出し、仕事選びをサポートします。
- 相手の言葉の裏にある本音やニーズを引き出す傾聴力
- 求職者の強みと企業の求める人物像を正しく結びつけるマッチング能力
人材大手や人材系ベンチャー企業の新卒採用枠から目指すのが主流です。
人の人生の転機に深くかかわるため、対人コミュニケーションのスキルを若手から飛躍的に高められる環境が揃っています。
単に話を聞くのが好きという理由だけでなく、相手の課題をどう解決へ導くかという目的意識があるかが試されます。
学生時代に相談に乗って人をポジティブな変化へ導いた実体験や、自分の考えを押し付けずに傾聴した実績をアピールするのが効果的です。
⑭自動車整備士
自動車の車検や定期点検、故障箇所の修理をおこない、車が安全に走れる状態に整える仕事です。
車の仕組みを理解し、工具や測定器を使って点検をおこないます。
- 車の不具合を見つけて修理する自動車整備技術
- 機械を正しく安全に動かすためのメカニックの知識
自動車ディーラーや整備会社で採用がおこなわれています。
最近は人手不足もあり、入社後に自社スクールなどで資格取得を支援する「未経験歓迎」の新卒採用枠が増えているため、新卒からでも目指しやすい職種です。
未経験からスタートできる企業が増えているからこそ、「なぜ自動車なのか」「手作業でモノを直すことが好きか」という意欲が重視されます。
車への興味や、コツコツ作業をやり遂げる継続力を選考でしっかり伝えましょう。
自動車業界に興味がある場合はこちらの記事もチェックしておきましょう。
自動車業界を目指す人必見!これだけは知っておきたい重要知識とは
自動車業界の志望動機の作り方と例文|注意点も解説
⑮サービスディレクター
結婚式やイベント、ホテルでの催し物などの現場で、スタッフ全員の配置や全体の進行を細かく指示する仕事です。
当日の急な変更やトラブルにも素早く対応し、イベントをスムーズに進行させます。
- 現場のスタッフへ指示を出して動かす現場を指揮する力
- 予期せぬトラブルにその場で対応する臨機応変な対応力
イベント制作会社やブライダル・ホテル業界の新卒枠から入社するのが一般的です。
現場のリアルタイムな動きをまとめてコントロールする役割はAIには難しいため、全体を支える要として重宝されます。
多くのスタッフや顧客を動かす立場になるため、リーダーシップや周囲への気配りがチェックされます。
文化祭の実行委員やサークル活動、アルバイトで現場をまとめたりトラブルに対処したりした経験をアピールしましょう。
ホテル業界やブライダル業界、またそれらを含むサービス業全体に興味がある学生はこちらの記事も参考にしてくださいね。
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【汎用性が高い】就職先に左右されない仕事
特定の企業や業界だけでしか使えない知識ではなく、どこへ行っても通用する根本的なスキルを身に付けられる領域です。
社会や企業の状況がどのように変わっても、自分で売上を作ったり集客したりする力があれば、別の業界へ移ってもすぐに活躍できます。
企業に依存せず、自分の力でキャリアを自由に選びながら働き続けられる点が大きな強みです。
⑯BtoBソリューション営業
企業が抱える仕事上の悩みを聞き出し、自社の製品やサービスを使って解決策を提案する仕事です。
決まった商品をただ売るのではなく、相手の課題に合わせて提案を組み立てる役割を果たします。
- 相手の困りごとを見つける課題解決力
- 相手に合わせた解決策を伝える提案力
メーカーや商社、IT企業などの新卒総合職として採用されます。
自分で案件をつくり、成果を出す営業力はどのような業界でも高く評価されるため、将来の選択肢が大きく広がります。
選考では、相手の話を正しく理解する力と、あきらめずに目標へ挑む積極性が評価されます。
学生時代の部活動やアルバイトで、目標達成に向けて工夫したことや、人と協力して問題を解決した経験を話せるように準備しておきましょう。
営業職の選考のポイントはこちらの記事で解説しているので、目指す場合は目を通しておきましょう。
BtoB営業とは? 業界や仕事内容、向いてる人|志望動機例文付き
競争が激しい営業職は志望動機の差別化が重要|アピールのコツも解説
⑰Webマーケター(運用型広告 / SEO)
データ分析をもとにWeb広告を出したり、Webサイトの改善をおこなったりして、企業の集客や売上アップを支える仕事です。
数字を見ながら改善を繰り返し、より多くの人に商品を届ける仕組みをつくります。
- 数字や反応をもとに成果を分析するデータ分析力
- インターネット上で客を集める集客の技術
ネット広告代理店やWebサービス企業の新卒枠から目指すことが可能です。
未経験からでも、入社後の研修や実際の業務を通じて専門的な知識を身に付けることができますよ。
選考では、数字の変化に興味を持てるかや、失敗から改善案を考えられるかが重要視されます。
普段からよく見るWebサイトやSNSの広告に対して「なぜこの表示になっているのか」を考える癖をつけておくと、選考での回答に深みが出ます。
マーケター職の選考のコツはこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。
マーケティング職は新卒では難しい? 3つの差別化で選考突破しよう
マーケティング職の志望動機の作り方|10例文付きでポイント解説
⑱人事・採用コンサルタント
企業の経営計画にあわせて、どのような人を何人採用するかという計画を立て、選考の流れやアピール方法を提案する仕事です。
欲しい人材が集まる仕組みをつくり、企業の人手不足を解消します。
- 企業の魅力を伝える発信力
- 人を採用する仕組みを整える組織づくりの知識
人材コンサルティング会社や、企業の採用活動を代行する企業で新卒採用がおこなわれています。
企業の成長に直結する「人」に関する知識を若手から学ぶことが可能です。
企業ごとの強みや特徴を素早く理解する必要があるため、選考では好奇心の強さや情報収集能力がチェックされます。
就活を通じて触れた企業の印象や、それぞれの違いを自分なりに分析してみる経験がそのまま選考対策になります。
⑲UI/UXデザイナー
スマホアプリやWebサイトにおいて、見た目の美しさだけでなく、使う人が迷わず直感的に操作できる画面をデザインする仕事です。
使う人の気持ちを考えながら、快適に利用できるデザインを作り上げます。
- 画面をきれいに整えるデザイン技術
- 使う人の使いやすさを追求する画面設計の力
Web制作会社やIT企業の新卒デザイナー枠で採用がおこなわれていることが多いです。
専門学校を出ていなくても、独学でデザインを学んだ経験や作品があれば、ポテンシャルを評価して採用する企業も存在します。
選考では、自身が作った作品(ポートフォリオ)に加えて「なぜこのデザインにしたのか」という理由を説明する力が求められます。
学生時代に作った画像や制作物があれば整理し、使う人の使いやすさをどう工夫したか語れるようにしておきましょう。
⑳アカウントプランナー(広告企画・営業)
広告を出したい企業の悩みを分析し、どのような広告で宣伝するかを企画して、制作チームをまとめながら形にする仕事です。
企業とクリエイターの間に立ち、プロジェクト全体を引っ張ります。
- 宣伝のアイデアを形にする企画力
- 全体の進行やチームをまとめるプロジェクト管理力
新卒では、総合広告代理店やネット広告会社などの総合職枠として採用されます。
話題になる広告やヒット商品を生み出す経験を通じて、プロデュース力を磨くことが可能です。
流行への感度の高さや、周りを巻き込んで物事を進めるリーダーシップが選考でのポイントになります。
サークルやイベントの企画で人を集めた経験や、新しいトレンドを積極的に取り入れたエピソードを選考でアピールするのが効果的です。
広告業界に興味がある場合はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
広告業界とは? 仕事内容・仕組み・動向をまるっと解説
広告業界で評価される志望動機の作り方|業態・職種別例文も紹介
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!IT業界は安泰?
AIに代替されやすい観点から安定とは限らない
手に職=AIと考える人は非常に多いですが、現代においてはIT業界であっても単なるプログラマーや下請け業務はAIに代替されやすく、絶対的に安定とは言えません。
とはいえこれから成長が期待できる分野もあります。たとえば、
・セキュリティ関連職
・AIにデータを学ばせる仕事
・ITコンサルタント
・CADオペレーター
が挙げられます。
ITコンサルタントに関しては、顧客のニーズをヒアリングして導入までサポートする必要があります。そこまでの対応はAIには代替できません。
また現場で実際に手を動かす職人的な仕事もしばらくはAIに代替されることはありません。その観点で、CADオペレーターは今後も長く求められ続ける仕事と言えます。
自分に合った「手に職がつく仕事」の見つけ方4ステップ
自分に合う「手に職」をつける仕事を見つけるには、闇雲に求人を探すのではなく、順を追って自己分析と業界理解を進めることが大切です。
いきなり一つの仕事に絞り込むのではなく、自分の価値観の整理から始めて、実際に体験してみるまでの手順をふむことで、入社後のギャップや失敗を防げます。
ここからは、納得のいく仕事選びを進めるための4つのステップを順番に解説していきます。
ステップ①譲れないものとNGを書き出す
まずは、先ほど紹介した4つの分類のなかで、自分がどの働き方や価値観に惹かれるか優先順位を決めます。
それと同時に「絶対に避けたい条件」を整理することで、目指すべき方向性が一気に見えやすくなります。
自分の本音を整理する際、「やりたいこと」よりも「嫌なこと」のほうが明確になりやすいケースは少なくありません。
自分が無理なく続けられる環境を知るためにも、NG条件の明確化は大切です。
- 優先したい価値観の例:20代のうちに高い収入を得て成長したい、変化があっても困らないスキルを身に付けたい
- 絶対に避けたいNG条件の例:一日中誰とも話さずデスクワークだけをするのは嫌だ、転勤や急な現場移動が多い働き方は避けたい
紙を1枚用意し、左側に「惹かれる分類の順位」、右側に「これだけは嫌な環境(3〜5個)」を書き出してみましょう。
学生の多くは「やりたいこと」を探しすぎて迷走しがち。
しかし、長く働き続けて結果を出している人は「嫌なことがない環境」を選んでいるケースが多いです。
自分が生理的に受け付けない環境を排除するほうが、満足度の高い就職先に早くたどり着けますよ。
仕事に対する価値観が思いつかない場合はこちらの記事を参考にしてみましょう。
価値観の例30選×4例文|3段階の絞り込みで価値観は言語化できる
「仕事に対する価値観」の3つの見つけ方|面接での回答方法と例文
ステップ②興味のある仕事をピックアップし情報収集する
ステップ①で整理した軸をもとに、気になる職種をいくつか選び、実際の働き方や求められる人物像について調べます。
ネット上の情報だけでなく、現場で働く人の生の声を集めることが重要です。
ネット広告や求人票の華やかな部分だけを見るのではなく、日々の地道な作業や大変な部分まで把握しておくと、働くイメージが具体的になります。
- OB・OG訪問で希望の職種で1〜3年働いている若手社員に「一番大変な作業」や「活躍している人の特徴」を聞く
- 1日〜数日間の実務体験型のインターンシップに参加して実際の仕事に近い考え方や作業プロセスを体験する
OB・OG訪問で質問する際は「どのような人が成果を出せずに苦しんでいるか」を聞くのもおすすめです。
挫折しやすい人の特徴を聞くほうが、自分の適性と照らし合わせたときに「自分は耐えられるか」をリアルに判断できます。
OB・OG訪問のコツや質問内容はこちらの記事を参考にしてくださいね。
OB訪問の流れ5ステップを解説! おすすめの質問・実施時期も紹介
OB・OG訪問の質問リスト一覧|質問力アップの秘訣やNG例も解説
ステップ③実際に仕事にかかわりイメージをつかむ
自分に合った仕事を知る一番確実な方法は、本番に近い作業を自分でやってみることです。
少しでも手を動かしてみることで、自分がその作業に夢中になれるかどうかを確かめられます。
入社前に実際の作業に触れておくと、自分に向いているかどうかが感覚としてつかめるようになりますよ。
- Web・マーケティング・ライティング:無料の学習サイトでコードを書く、ブログで記事を書いて公開する、SNSアカウントを運用して数値を分析する
- 営業・アドバイザー・コンサル:長期インターンに参加して営業を経験する、接客のアルバイトで売上目標を意識して提案する
- 企画・事務・バックオフィス:サークルや学生団体の管理業務、会計、広報などの役割を引き受ける
完成度は低くて構わないので、実際に手を動かした経験がある人のほうが、選考でも「やってみた上での向き・不向き」を深く語れるため、企業側に良い印象を残せますよ。
ステップ④得意・苦にならないことの観点で適性を判断する
最後に、実際に作業を試した結果をもとに、自分の適性を客観的に判断します。
プロとして仕事を長く続けるためには「好きかどうか」という感情よりも、「苦にならずに続けられるか」という感覚が大切です。
- ほかの人が面倒だと感じる作業でも自分は集中して取り組めたか
- どの作業をおこなっているときに強い疲労感や苦手意識を感じたか
- 体験した作業や過去の経験のなかで人からお礼を言われたり褒められたりした部分はどこか
ステップ③の実践を通して、「時間を忘れて集中できた作業」と「苦痛に感じた作業」をそれぞれリストに書き出してみましょう。
「好き」を仕事にした人は、壁にぶつかったときに情熱が冷めて辞めてしまうことがあります。
一方で「苦にならないこと」を仕事にした人は、無駄なストレスを受けずに淡々と作業をこなせるため、結果的に長続きしてスキルも身に付きやすいです。
「苦なく続けられるか」を仕事選びの基準にしてください。
自分に合った仕事を見つけていざ選考に進むとなった場合は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
志望動機「安定して長く働きたい」の例文|27卒内定者らの例文
「手に職をつける」を軸として仕事を探す際の5つの注意点
就職活動で「手に職をつけたい」という軸を持つことは、将来のキャリアを守るうえで非常に有効な考え方です。
しかし、探す際の視点が偏ってしまうと、入社後に「思い描いていたスキルが身に付かない」「自分には合わなかった」と後悔する原因になりかねません。
納得のいく企業選びをするために、あらかじめ押さえておくべき5つの注意点を確認しておきましょう。
①知名度やイメージだけで選ばない
企業の有名さや華やかなイメージだけで決めてしまうと、実際に働くなかでの地道で泥臭い作業にギャップを感じやすくなります。
CMでよく見かける一般消費者向け(BtoC)の企業だけでなく、知名度は低くても高い技術力やシェアを持つ法人向け(BtoB)の優良企業にも視野を広げることが大切です。
- その企業がどのようなサービスや商品で売上を出しているか調べる
- 若手社員の「具体的な1日のスケジュール」をチェックして日々の業務イメージを持つ
名前の知られた大手企業ほど、業務が細かく分業化されていて、若手のうちは企業独自の限定的な作業しか任されないケースがあります。
一方で、無名に見えるBtoB企業のほうが、若手のうちから幅広い実務経験を積めてスキルが早く身に付く環境も多いため、知名度にとらわれず業務内容に注目してください。
就活で大手企業ばかりにとらわれてしまう「大手病」についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
就活の大手病は内定ゼロの危険! 脱却につながる3ステップを解説
②労働条件だけで選ばない
初任給の高さや年休の多さといった条件面だけで選ぶと、肝心の仕事内容や自分の適性が後回しになってしまいます。
提示されている条件の裏側にある「評価の仕組み」や「手当の内訳」までしっかり確認することが欠かせません。
- 基本給のなかに「固定残業代(みなし残業手当)」が何時間分含まれているか
- どのような成果や行動を出せば給与が上がったり昇格したりするのか
初任給が平均より高く設定されている企業のなかには、みなし残業代があらかじめ多く含まれているだけのケースもあります。
提示された金額だけで判断せず、基本給のベースや昇給・賞与の条件を確認し、納得してスキル習得に集中できる環境を選びましょう。
③どの企業でも役立つスキルが身に付くか見極める
「手に職がついた」と思っていても、その企業オリジナルのシステム操作や、特定の社内ルールしか学べない環境では意味がありません。
新卒で入社した企業を辞めた後や別の企業へ移ったときにも評価される「汎用的なスキル」が得られるか判断する必要があります。
- 汎用的なスキル(目指すべき方向):プログラミング、Webマーケティング、財務知識など、他社でもそのまま使える知識や技術
- 社内ローカルな技能(注意すべき方向):その企業の独自システムでのみ使える入力手順や、社内だけの手続き方法
求めるスキルが身に付くか確かめるにはもしこの企業を5年で辞めた場合、ほかの企業でどのような職種として評価されるかを考えてみてください。
自社内でしか使えない業務が大半を占める企業だと、いざ環境を変えようとしたときに選択肢が狭まってしまいます。
④市場価値を高めていける環境か冷静に判断する
技術の変化が早い現代では、今需要があるスキルが数年後も同じように価値を持ち続けるとは限りません。
単なる作業の技術だけでなく、時代が変わっても腐らない汎用的な力を同時に伸ばせる環境か見極めることが大切です。
- 専門技術(ハードスキル):プログラミング言語の知識や機器の整備技術など時代に合わせて更新が必要な技術
- 普遍的な力(ソフトスキル):課題を発見する力やコミュニケーション能力などどのような環境でも求められる力
マニュアル通りにこなすだけの定型作業は、将来的にAIやツールへ置き換わる可能性が高いです。
専門知識に加えて「課題を見つけて改善する力」や「関係者をまとめて進める力」を同時に磨ける環境を選ぶことが、長期的に市場価値を高めるカギとなります。
⑤需要だけでなく適性も考慮する
「今この職種が稼げるから」「市場の需要が尽きないから」という世間の流行だけで選ぶと、自分の適性と合わなかったときに苦しくなります。
- 一人で集中して作業するのが得意なのに毎日大勢の人を現場でまとめる職種を選んでしまいストレスを感じる
- 人と話すのが好きなのに一日中パソコンに向かってデータと向き合う職種を選んで挫折してしまう
「市場のニーズ」がある領域のなかで、自分の「強み」や「苦にならずに続けられること」が重なる仕事を探す視点が重要です。
どんなに需要が高くて給料が良い仕事であっても、自分にとって強いストレスを感じる環境では継続できず、結局スキルが身に付く前に辞めてしまいます。
市場の成長性を見る前に自分が毎日その作業を続けていて苦にならないかを冷静に問いかけてください。
【Q&A】手に職をつけられる仕事についてよくある質問に回答!
就職活動で「手に職をつけたい」と考えて調べるなかで、不安や疑問を抱く学生は少なくありません。
軸の決め方や避けるべき環境について正しく理解していないと、入社後に思うような経験が得られず遠回りしてしまう恐れも。
そこでここからは、学生からよく寄せられる質問にキャリアアドバイザーの視点で回答します。就職活動において失敗を防ぐために参考にしてください。
Q.新卒の時点で「手に職がつくか」だけを軸にするのは危険?
A.自分の適性や働く環境とのズレから挫折するリスクが高いため危険です。
「手に職がつくか」という条件だけに注目して就活を進めると、実際の業務内容が自分の得意なことや好きなことと離れていた場合に日々の作業が苦痛になり、成長する前に挫折してしまいかねません。
さらに、どれほど魅力的な技術が得られる職場であっても、社風や労働条件が自分に合わなければ働き続けること自体が難しくなります。
「手に職をつけること」はあくまで理想のキャリアをかなえるための手段の一つに過ぎないため、自分の適性や企業風土との相性も合わせて総合的に判断する姿勢が大切です。
Q.手に職をつけたい際に目指すべきでない仕事はある?
A.社内限定の作業やAIに代替されやすい単純業務など、他社で評価される専門性が身に付かない環境は避けるべきです。
自社でしか使えない独自ルールの処理やマニュアル通りの定型業務は、いくら経験を重ねても個人としての汎用的な強みになりにくい傾向があります。
さらに、基礎から学べる教育体制がない放置状態の職場や、技術革新で自動化が進む分野では、長期的に安心してスキルを磨き続けること自体が難しくなってしまいます。
職種名だけに惑わされず、その仕事を通してどんな環境でも通用する問題解決力や実践的な技術が育つかという本質を見極めて選ぶ必要があります。
手に職をつけたいなら理想の将来像を明確にして後悔のない選択をしよう!
「手に職をつける」ことは、将来のキャリアを守り、自分らしく働き続けるための大きな力になります。
しかし、どのようなスキルを身に付け、どのような環境で力を発揮したいのかという「理想の将来像」があやふやなまま仕事を選ぶと、入社後のギャップに悩む原因になります。
自分にとって譲れない軸や適性を丁寧に見極め、他社でも通用する本物の専門性が身に付く環境を選ぶことが大切です。
理想の働き方をしっかりと思い描き、後悔のない納得のいく就職活動を進めていきましょう。

キャリアアドバイザーの体験談手に職をつけたい学生の傾向は?
キャリアアドバイザー
吉川 智也
プロフィールをみるITを志望する学生が多い
「手に職をつけたい」という希望を持つ学生は実際多く、「手に職=IT」と捉えて志望する傾向があります。
とはいえ未経験の場合はそう簡単にはいかないので、実際に私が支援した際はまずプログラミングに触れてもらいました。そのうえで「日常生活で不便に感じていること」を考えてもらい、ITを導入して世の中をどう便利にしていきたいかという具体的なビジョンを作っていくという流れで支援しましたね。
そこに資格取得や勉強などの努力をセットで語れるようにすることで、選考での説得力を高めていきましたよ。